JPH0836420A - 流量制御装置 - Google Patents

流量制御装置

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JPH0836420A
JPH0836420A JP17401594A JP17401594A JPH0836420A JP H0836420 A JPH0836420 A JP H0836420A JP 17401594 A JP17401594 A JP 17401594A JP 17401594 A JP17401594 A JP 17401594A JP H0836420 A JPH0836420 A JP H0836420A
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JP
Japan
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flow rate
servo valve
opening
difference
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP17401594A
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English (en)
Inventor
Takeshi Araya
猛 荒谷
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Hitachi Information Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Information Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テーブル情報の誤差,弁の開度の経時的変化
やばらつき等が発生しても、的確に補正することができ
る流量制御装置 【構成】 CPU17が圧力センサ7,8からの検出圧
に基づきサーボ弁3に対する開度を選定するが、その
際、加算回路9は、実際に負荷側に流れる流量と目標流
量F1とに差がない場合には選定した開度でサーボ弁3
を制御し、また負荷側に流れる流量と目標流量F1とに
差がある場合には、その差を吸収するよう前記選定した
サーボ弁3の開度を補正し、補正した開度でサーボ弁3
を制御し、従って、誤差やばらつきに拘ることなく流量
制御を的確に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所望の流量が得られるよ
うに制御する流量制御装置に係り、特に、所望量の空気
やガスをガス燃焼炉内に規定量流入させるガスタービン
等の空気,燃料制御装置、或いは空気圧力を自動制御す
る圧力制御装置等に利用するのに好適な流量制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の流量制御装置の従来技術とし
て、特開昭59−225411号公報に示される技術の
ものがある。この従来技術では、コントローラが流量設
定信号と移動パターン設定信号に基づきドライバを介し
デジタル弁を作動することによって流量を制御し、その
際、コントローラがデジタル弁の前後の差圧に応じ、該
デジタル弁の開度を補正することにより、流量を補正す
るように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来技術
は、上述した如く、コントローラがデジタル弁の前後の
差圧に応じデジタル弁の開度を演算し補正するように構
成している。しかしながら、この制御構成は、コントロ
ーラのソフトウエハによるオープンループ制御のみであ
るため、制御指令信号が瞬時に出力され応答時間が短い
ものの、テーブル情報自体の誤差、デジタル弁の開度の
経時的変化やばらつき、さらにはその他の外乱等による
誤差を生じた場合、これを補正することについて配慮さ
れていない問題がある。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑み、テーブル情報の誤差,弁の開度の経時的変化やば
らつき等が発生しても、的確に補正することができる流
量制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、配管を通る
流体の供給量を制御するサーボ弁と、流体の前記サーボ
弁より上流側及び下流側の圧力を夫々検出する検出器
と、夫々の検出器からの検出圧に基づきサーボ弁の開度
を制御する手段とを有する流量制御装置において、流体
の前記サーボ弁を通過した下流側の流量を計測する計測
手段と、夫々の検出器からの検出圧の差圧を求めると共
に、その差圧に応じサーボ弁の開度を選定する選定手段
と、測定手段によって計測された流量と目標流量との差
を求め、該求めた差と前記選定されたサーボ弁の開度と
に基づいてサーボ弁の開度を補正する補正手段とを有す
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明では、上述の如く、流体の前記サーボ弁
を通過した下流側の流量を計測する計測手段と、夫々の
検出器からの検出圧の差圧を求めると共に、その差圧に
応じサーボ弁の開度を選定する選定手段と、測定手段に
よって計測された流量と目標流量との差を求め、該求め
た差と前記選定されたサーボ弁の開度とに基づいてサー
ボ弁の開度を補正する補正手段とを有し、選定手段が双
方の圧力センサからの検出圧に基づいてサーボ弁に対す
る開度を選定するが、その際、補正手段は実際に負荷側
に流れる流量と目標流量とに差がある場合には、その差
を吸収するよう前記選定したサーボ弁の開度を補正し、
補正した開度でサーボ弁を制御することとなる。その結
果、予めメモリされた差圧とサーボ弁の開度との関係か
らなるテーブル情報自体に誤差があった場合は勿論の
他、サーボ弁の開度の経時的変化やばらつきがあって
も、それを吸収するようサーボ弁の開度を補正するの
で、上記誤差やばらつきに拘ることなくサーボ弁を制御
することができ、流量制御を的確に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1及び図2により
説明する。図1は本発明による流量制御装置をガスター
ビン用空気流量制御装置に適用した一実施例を示す要部
の配管図である。図1に示す実施例の流量制御装置は、
配管1の一端に供給源2aが接続されると共に、配管1
の他端に負荷2bが接続され、その配管1の途中位置に
サーボ弁3が設けられ、供給源2aからの空気がサーボ
弁3を介し負荷2b側に供給される。このサーボ弁3は
三方弁で構成され、その一方の弁4の開度を調節するこ
とにより、負荷2b側に供給される空気量を調節するよ
うにしている。また、配管1においてサーボ弁3より上
流側及び下流側の位置には、内部を通る空気の圧力を検
出する圧力センサ7,8が設けられ、これら各圧力セン
サ7,8の出力部がA/D変換器13,16を介しCP
U17に接続されている。該CPU17は、圧力センサ
7がサーボ弁3より上流側の空気圧(P1)を検出する
一方、圧力センサ8がサーボ弁3より下流側の空気圧
(P2)を検出すると、その差圧P3(=P1−P2)を求
める。その際、CPU17には、予め差圧の大きさに基
づきサーボ弁3の開度情報がメモリされている。例え
ば、10リットル/毎分の流量を得ようとした場合、双
方の検出センサ7,8による検出差圧が1kg/cm2
のときに、サーボ弁3の開度が50%というようなデー
タがメモリされている。従って、CPU17は、前記求
めた差圧P3に応じサーボ弁3の開度を選定するように
している。
【0008】しかして、CPU17とサーボ弁3との間
にD/A変換器14,加算回路9が夫々接続され、CP
U17が選定した開度信号10をD/A変換器14を介
し後述する加算回路9に出力する。また、配管1におい
てサーボ弁3より下流側にはサーボ弁3を通過した空気
の流量を計測するフローメータ6が設けられ、サーボア
ンプ5の入力部に対し、該フローメータ6の出力部と、
CPU17に接続されたD/A変換器15の出力部15
とが夫々接続されている。フローメータ6によって計測
された実際の計測信号12と、目標流量F1となるCP
U17からの目標流量信号11とがサーボアンプ5に入
力されると、サーボアンプ5は、実際の計測信号12と
目標流量信号11とを比較してその差を求め、求めた差
信号18を、サーボアンプ5に接続された加算回路9に
出力する。
【0009】そして、加算回路9は、CPU17からの
開度信号10とサーボアンプ5からの差信号18とを加
算し、その加算した値を信号としてサーボ弁3に出力す
ることにより、サーボ弁3に対する開度を補正するよう
にしている。即ち、CPU17が圧力センサ7,8から
の検出差圧によってサーボ弁3の開度を求め、開度信号
10として加算回路9に出力するが、その際、フローメ
ータ6による実際の計測信号12と目標流量信号11と
に差が発生したとき、加算回路9は、その差信号18
(e2)とCPU17で求めた開度信号10(e1)と
を加算した信号19でサーボ弁3の開度を補正するよう
に構成している。従って、サーボ弁3より下流側を通過
する空気の流量を計測するフローメータ6と、該フロー
メータ6による計測信号12と目標流量信号11との差
を求めるサーボアンプ5と、CPU17からの開度信号
10とサーボアンプ6からの差信号18とに基づきサー
ボ弁3の開度を制御する加算回路9とを有して補正手段
を構成している。
【0010】実施例の流量制御装置は、上記の如き構成
よりなるので、次にその動作について述べる。CPU1
7に対し目標流量F1が指令されると、該CPU17
は、サーボ弁3より上流側及び下流側に設けられた圧力
センサ7,8の検出圧を、A/D変換器13を介して取
込み、両者の差圧P3(P1−P2)を求め、該求めた
差圧P3の大きさに応じた開度を選定し、該開度信号1
0をA/D変換器14を介し加算回路9に出力する。一
方、フローメータ6がサーボ弁3を通過した空気の流量
を計測し、その計測信号12と、CPU17によりD/
A変換器15を介し出力された目標流量信号11とがサ
ーボアンプ5に出力されると、該サーボアンプ5は、そ
の差を求めると共に、該差信号18を加算回路9に出力
する。加算回路9は、CPU17からの開度信号10
と、サーボアンプ5からの差信号18とを加算し、その
加算した信号19によりサーボ弁3の開度を制御する。
即ち、CPU17が圧力センサ7,8からの検出圧に基
づいてサーボ弁3に対する開度を選定するが、その際、
加算回路9は、実際に負荷側に流れる流量と目標流量F
1とに差がない場合には前記選定した開度でサーボ弁3
を制御することとなり、また実際に負荷側に流れる流量
と目標流量F1とに差がある場合には、その差を吸収す
るよう前記選定したサーボ弁3の開度を補正し、補正し
た開度でサーボ弁3を制御する。その結果、CPU17
に予めメモリされた差圧とサーボ弁の開度との関係から
なるテーブル情報自体に誤差があった場合は勿論の他、
サーボ弁3の開度の経時的変化やばらつきがあっても、
それを吸収するようサーボ弁3の開度を補正しかつ制御
するので、上記誤差やばらつきに拘ることなくサーボ弁
3を制御することができ、流量制御を的確に行うことが
できる。しかも、配管1を流れる空気が周囲温度によっ
て変化し、その温度変化等によってサーボ弁3の開度が
ばらついてもそれに拘ることもなく、同様に制御でき
る。
【0011】図2は本発明による流量制御装置の他の実
施例を示している。この場合は、CPU17が圧力セン
サ7,8からの検出によって差圧を求め、その差圧に応
じサーボ弁3の開度を選定する一方、フローメータ6に
より負荷側に流れる実際の流量を計測すると、その流量
信号12がA/D変換器19を介しCPU17に取り込
まれる。このとき、CPU17は、目標流量F1のデー
タとフローメータ6による流量信号12のデータを比較
して差を求め、該差と前記選定したサーボ弁3の開度デ
ータとを加算し、加算したデータ20でサーボ弁3の開
度を制御するようにしている。従って、この実施例で
は、CPU17が圧力センサ7,8からの検出圧の差圧
に応じサーボ弁3の開度データを選定する選定部17A
と、フローメータ6による計測流量データと目標流量デ
ータとの差を求め、求めた差と前記選定した開度データ
に基づきサーボ弁3の開度を補正する補正部17Bとを
有している。
【0012】この実施例によれば、基本的には図1に示
す前記一実施例と同様の作用効果がある。これに加え、
本例では、CPU17が全ての演算処理を行い、その結
果に基づいてサーボ弁3を制御するので、前記一実施例
に比較すると、サーボアンプ5,加算回路9のハードウ
エアを用いることが不要になり、そのため、ハードウエ
アが経年変化することによる誤差,或いはそれにばらつ
きがあることに起因する誤差をいっそう解消することが
できるばかりでなく、それだけスペースを省略化できる
と共に、廉価にすることもできる。しかもCPU17が
ソフトウエハ上でのみ制御するので、前記一実施例に比
較し、制御上の信頼性を上げることもできる。なお、何
れの実施例とも、空気を取り扱う流量制御装置を例示し
たが、空気以外の流体を用いるものに適用しても、同様
の作用効果を得ることができるのは勿論である。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、流
体の前記サーボ弁を通過した下流側の流量を計測する計
測手段と、夫々の検出器からの検出圧の差圧を求めると
共に、その差圧に応じサーボ弁の開度を選定する選定手
段と、測定手段によって計測された流量と目標流量との
差を求め、該求めた差と前記選定されたサーボ弁の開度
とに基づいてサーボ弁の開度を補正する補正手段とを有
し、選定手段が双方の圧力センサからの検出圧に基づい
てサーボ弁に対する開度を選定した際、実際に負荷側に
流れる流量と目標流量とに差がある場合、補正手段によ
りその差を吸収するよう前記選定したサーボ弁の開度を
補正し、補正した開度でサーボ弁を制御するように構成
したので、予めメモリされた差圧とサーボ弁の開度との
関係からなるテーブル情報自体に誤差があった場合は勿
論の他、サーボ弁の開度の経時的変化やばらつきがあっ
ても、これらに拘ることなくサーボ弁を制御でき、流量
制御を的確に行うことができる結果、長期的な高信頼性
を維持することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による流量制御装置をガスタービン用空
気流量制御装置に適用した一実施例を示す要部の配管
図。
【図2】本発明による流量制御装置の他の実施例を示す
配管図。
【符号の説明】
1…配管、3…サーボ弁、5…サーボアンプ、6…フロ
ーメータ、7…上流側の圧力センサ、8…下流側の圧力
センサ、9…加算回路、17…CPU、17A…選定
部、17B…補正部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管を通る流体の供給量を制御するサー
    ボ弁と、流体の前記サーボ弁より上流側及び下流側の圧
    力を夫々検出する検出器と、夫々の検出器からの検出圧
    に基づきサーボ弁の開度を制御する手段とを有する流量
    制御装置において、流体の前記サーボ弁を通過した下流
    側の流量を計測する計測手段と、夫々の検出器からの検
    出圧の差圧を求めると共に、その差圧に応じサーボ弁の
    開度を選定する選定手段と、測定手段によって計測され
    た流量と目標流量との差を求め、該求めた差と前記選定
    されたサーボ弁の開度とに基づいてサーボ弁の開度を補
    正する補正手段とを有することを特徴とする流量制御装
    置。
JP17401594A 1994-07-26 1994-07-26 流量制御装置 Pending JPH0836420A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17401594A JPH0836420A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 流量制御装置

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JP17401594A JPH0836420A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 流量制御装置

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JPH0836420A true JPH0836420A (ja) 1996-02-06

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ID=15971154

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JP17401594A Pending JPH0836420A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 流量制御装置

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JP (1) JPH0836420A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003186543A (ja) * 2001-11-23 2003-07-04 Siemens Ag 操作弁の位置調節方法
JP2013196607A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Kayaba System Machinery Kk 流量制御装置、及びそれを用いた流量試験装置

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