JPH0834229A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH0834229A
JPH0834229A JP19102794A JP19102794A JPH0834229A JP H0834229 A JPH0834229 A JP H0834229A JP 19102794 A JP19102794 A JP 19102794A JP 19102794 A JP19102794 A JP 19102794A JP H0834229 A JPH0834229 A JP H0834229A
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JP
Japan
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electrode
electrodes
rainwater
condensed water
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP19102794A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Hara
慎一 原
Yukihiro Komagata
幸博 駒形
Shinji Okuhara
伸二 奥原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対向電極やプレート電極上に雨水や凝縮水が
溜ることのない空気清浄機を提供する。 【構成】 アイオナイザ3及びコレクタ5を有する空気
清浄機1において、アイオナイザ3の対向電極15及び
/又はコレクタ5のプレート電極21,22を水平面に
対して傾けて配置したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用空気清
浄機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アイオナイザにより帯電された
塵埃をコレクタのプレート電極に吸着して補集する自動
車用空気清浄機は知られている(例えば、特開平3−2
70744号公報)。この種のものでは、アイオナイザ
の対向電極やコレクタのプレート電極などは水平面に対
して平行に配置されるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば雨天
で自動車を走行させたり、自動車用空気調和機で車内を
冷房しながら走行させたりすると、雨水やエバポーレー
タの凝縮水が空気清浄機に浸入するという問題がある。
【0004】従来のものでは、対向電極やプレート電極
などの各電極が水平に配置されるので、雨水や凝縮水が
浸入するとそれが電極上に溜り、それが原因で電気的に
ショートしたり、異常放電したりする問題が生じる。こ
れら問題が生じると、通常、安全装置が作動して、一時
的にも通電が停止されるので、集塵効率が低下するとい
う問題が生じる。また、雨水や凝縮水が電極上に溜る
と、それらの存在が原因で通気抵抗が増大して、全体風
量が低下したり、更には、雨水や凝縮水が凍結して電極
が破損したりなどの問題が生じる。
【0005】そこで、本発明の目的は、対向電極やプレ
ート電極上に雨水や凝縮水が溜ることのない空気清浄機
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、プレート状の電極を有し、この電極
を水平面に対し傾けて配置したことを特徴とするもので
ある。
【0007】第2の発明は、プレート状の電極を有し、
この電極に水排出孔を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、かりに空気清浄機に雨水
や凝縮水が浸入したとしても、それら雨水や凝縮水は各
電極の傾きに沿って流出するので、排水性が向上し、電
極の上に溜ることはない。
【0009】第2発明によれば、雨水や凝縮水などは水
排出孔を通じて排水されるので、排水性が向上し、雨水
や凝縮水などが電極の上に溜ることはない。
【0010】従って、電気的にショートしたり、異常放
電したり、或いは雨水や凝縮水の存在が原因で通気抵抗
が増大して、全体風量が低下したり、雨水や凝縮水が凍
結して電極が破損したりすることはない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0012】図3において、1は電気集塵式の空気清浄
機を示し、この空気清浄機1は、塵埃100を例えばプ
ラス極に帯電させるためのアイオナイザ3と、帯電され
た塵埃100を補集するためのコレクタ5とで構成され
ている。
【0013】アイオナイザ3は、例えば6KVの高圧電
源11につながる線状の放電極13と、グランド接地の
プレート状の対向電極15とからなり、両電極間でコロ
ナ放電させることにより塵埃100をプラス極に帯電さ
せる。
【0014】17は例えば金網製のフロート電極17を
示し、このフロート電極17には、アイオナイザ3の放
電極13からイオン電流がながれて、これによってフロ
ート電極17には自動的にバイアス電圧が生じる。当然
に、フロート電極17は高圧電源11からもグランドか
らも絶縁される。
【0015】コレクタ5はフロート電極17につながる
プラスのプレート電極21と、グランド接地のマイナス
のプレート電極22とからなり、プラス極に帯電された
塵埃100はこのグランド接地のマイナスのプレート電
極22にクーロン引力によって吸着、補集される。
【0016】これによれば、空気清浄機1に送り込まれ
る塵埃100を含む空気Aは、そのうちの塵埃100だ
けが取り除かれた状態になって、清浄化された空気Bと
なって空気清浄機1から送り出される。
【0017】以上の構成の空気清浄機1を、例えば自動
車に搭載する場合には、図1に示すように、自動車用空
気調和機ケース200に収容される。このケース200
は通常、運転席の足元に配置される。
【0018】このケース200には外気導入口31と内
気導入口33が設けられ、且つ導入口31,33のいず
れかを択一的に閉じるダンパ35が設けられる。ダンパ
35の下流には送風機37が設けられ、この送風機37
の下流には冷媒管(図示せず)につながるエバポレータ
39が設けられ、このエバポレータ39と送風機37と
の間に、上述の空気清浄機1が設けられる。
【0019】しかして、この実施例によれば、上述の空
気清浄機1を配置するに際し、アイオナイザ3の対向電
極15と、コレクタ5のプレート電極21,22とが水
平面に対して傾くように配置される。
【0020】例えば雨天で自動車を走行させたり、自動
車用空気調和機で車内を冷房しながら走行させたりする
と、雨水やエバポーレータ39の凝縮水が空気清浄機1
に浸入して、それらが各電極上15,21,22に溜
り、それが原因で電気的にショートしたり、異常放電し
たり、或いは雨水や凝縮水の存在が原因で通気抵抗が増
大して、全体風量が低下したり、更には、雨水や凝縮水
が凍結して電極15,21,22が破損したりなどの問
題が生じることは上述の通りである。
【0021】しかして、この実施例によれば、浸入する
雨水や凝縮水は、各電極15,21,22の傾きθに沿
って流出し、ケース200の底に設けられる穴201か
ら外部に排出されるので、上述の問題は解消される。
【0022】各電極15,21,22の傾きはθ=5〜
10°が好ましい。5°以下だと排水性が悪くなるし、
10°以上だと排水性は向上するが、通気抵抗が増大し
て、全体風量が低下するからである。
【0023】なお、この実施例によれば、各電極15,
21,22の配置される部分のケース200の壁200
aは、各電極15,21,22の傾きθとほぼ等しい傾
きを持つように形成される。これによればケース200
内を流れる空気の通気抵抗が少なくなるので、各電極1
5,21,22を傾けたとしても、全体風量の低下を未
然に防止することができる。
【0024】図2a、bは別の実施例を示している。
【0025】これによれば、アイオナイザ3の対向電極
15と、コレクタ5のプレート電極21,22とが水平
面に対して傾くように配置されるとともに、各電極1
5,21,22には水排出孔203が設けられる。
【0026】この水排出孔203を設ける位置について
は、アイオナイザ3の対向電極15の場合、どの位置に
設けてもよい。
【0027】ただし、対向電極15に設ける場合、水排
出孔203の面積を、対向電極15の面積の10%以下
にすることが望ましい。10%以上にすると、塵埃の帯
電性能が低下して、集塵率が低下するからである。
【0028】プレート電極21,22であれば、図2b
に示すように、導電部21a,22aにまず導電材料の
ない部分21b,22bを設け、その部分21b,22
bに水排出孔203を設けることが望ましい。
【0029】水排出孔203の周辺部に導電材料のない
部分21b,22bを設けるのは、電圧の漏れを防止す
るためである。
【0030】以上の構成によれば、浸入する雨水や凝縮
水は、各電極15,21,22の傾きθに沿って流出す
るだけでなく、水排出孔203を通じても排水されるの
で、より効果的な排水を行うことができる。
【0031】なお、水排出孔203を設けるのであれ
ば、各電極15,21,22は必ずしも傾ける必要はな
い。水排出孔203を設ければ、各電極を水平に維持し
たまゝでも、十分に排水することができるからである。
【0032】以上、一実施例に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は、これに限定されるものでないことは明
らかである。
【0033】例えば、図1において、各電極15,2
1,22は前下がりに配置したが、後下がりに配置して
も効果は同じである。
【0034】また、フロート電極17を備えるオートバ
イアス式空気清浄機について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、フロート電極17を備えない単なる
2電源2段式の空気清浄機にも適用することができる。
【0035】ここで2段式とは、アイオナイザ3とコレ
クタ5を有するものであるが、この発明は2段式に限定
されるものではなく、1段式の空気清浄機にも適用する
ことができる。更に、この発明は、いわゆるコットレル
タイプの空気清浄機にも適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1〜
第2の本発明によれば、かりに空気清浄機に雨水や凝縮
水が浸入したとしても、それら雨水や凝縮水は各電極の
傾き、或いは水排出孔に沿って流出するので、排水性が
向上し、電極の上に溜ることはないので、電気的にショ
ートしたり、異常放電したり、或いは雨水や凝縮水の存
在が原因で通気抵抗が増大して、全体風量が低下した
り、更には、雨水や凝縮水が凍結して電極が破損したり
などの問題は解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気清浄機の一実施例を示す断面
図である。
【図2】aは別の実施例を示す側面図、bはプレート電
極の斜視図である。
【図3】空気清浄機の機能を説明する図である。
【符号の説明】
1 空気清浄機 3 アイオナイザ 5 コレクタ 13 放電極 15 対向電極 17 フロート電極 21,22 プレート電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレート状の電極を備え、この電極を水
    平面に対し傾けて配置したことを特徴とする空気清浄
    機。
  2. 【請求項2】 プレート状の電極を備え、この電極に水
    排出孔を設けたことを特徴とする空気清浄機。
JP19102794A 1994-07-21 1994-07-21 空気清浄機 Pending JPH0834229A (ja)

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JP19102794A JPH0834229A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 空気清浄機

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