JPH08339855A - 電気コネクタ及びその使用方法 - Google Patents

電気コネクタ及びその使用方法

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JPH08339855A
JPH08339855A JP8078796A JP7879696A JPH08339855A JP H08339855 A JPH08339855 A JP H08339855A JP 8078796 A JP8078796 A JP 8078796A JP 7879696 A JP7879696 A JP 7879696A JP H08339855 A JPH08339855 A JP H08339855A
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JP8078796A
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Mark G Hopson
ジー． ホプソン マーク
Scott C Roland
シー． ローランド スコット
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ABB Installation Products Inc
Original Assignee
Thomas and Betts Corp
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Publication date
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    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/405—Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting
    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70—Coupling devices
    • H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
    • H01R12/716—Coupling device provided on the PCB
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T29/49218—Contact or terminal manufacturing by assembling plural parts with deforming

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトをコネクタハウジング内で保持す
るための改良された電気コネクタを提供する。 【解決手段】 電気コネクタハウジングは電気コンタク
トを収容するための変形可能なコンタクト保持プレート
を含んでいる。コンタクトテールは保持プレート内にお
いてスロットの閉口端部において且つそれに沿った中間
位置において支持されている。コンタクト保持プレート
はコンタクトの回りで変形されてコンタクトテールがス
ロット内で係留的に保持される。このような変形はコン
タクトテールの回りでコンタクト保持プレートを形成す
るプラスチックを超音波的に成形することで行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、電気
コネクタに関するものであり、特に、改良されたコンタ
クト整列および直角の電気コネクタのための保持システ
ムに関するものである。
【０００２】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】直角の、
Ｄ面付けされた（Ｄ−ｆａｃｅｄ）電気コネクタは電気
業界においてはコンピュータを外部周辺機器に相互接続
するための入力／出力（Ｉ／Ｏ）デバイスとして使用さ
れている。この種のコネクタは、導電性の電気コンタク
トを収容する絶縁性のハウジングを有している。電気コ
ネクタのコンタクトは一般的にはコンピュータの背壁な
いしパネルにおいてプリント回路基板上の導電性のトレ
ースに半田つけされる。コネクタの前面は、分極のため
のＤ面を有することに加えて、周辺機器に取り付けられ
た相補形の電気コネクタに整合されている。電気コネク
タはコネクタの絶縁性のハウジング内の開口内で直角に
曲げられたコンタクトの後端で支持されている。各コン
タクトは、続く半田付けのためにプリント回路基板（Ｐ
ＣＢ）内のメッキされたスルーホール内への挿入のため
のコネクタハウジングから下方に延在する半田ポストの
形のコンタクトテールを含んでいる。ＰＣＢ内の予め成
形されメッキされたスルーホール内への挿入の便宜のた
めに突出した半田ポストの位置および整列を維持するこ
とはこれらのコネクタの好ましい特徴として認識されて
いる。
【０００３】コンタクトの半田ポストを予め決定され
た、整列された位置に維持するための種々の提案がなさ
れている。例えば、一般的に知られている技術として、
コネクタハウジングをスロット付きのロケータないし保
持プレートを有するように形成することであり、スロッ
トは、電気コネクタのＵ形状の、可撓性の保持部を摩擦
的な係合で支持する真っ直ぐな平行壁のチャネルとして
形成されている。このような技術の一例として米国特許
第３、４９３、９１６号（Ｈａｎｓｅｎ）がある。
【０００４】米国特許第４、４９１、３７６号（Ｇｌａ
ｄなど）には、コネクタのロケータプレート内のスロッ
トが、半田ポストよりも狭く形成されており、またこの
スロットがその内部に半田ポストを保持するために戻り
止め（ｄｅｔｅｎｔ）を提供する凹部を有するように形
成されている、他の提案が例示されている。他のスロッ
ト付きのロケータプレート技術としては、米国特許第
４、７８９、３４６号（Ｆｒａｎｚ）および米国特許第
４、８４２、５２８号（Ｆｒａｎｚ）に開示されたもの
があり、ロケータプレートのスロットはそれらの間に偏
向可能なビームを設けた特別な形状であり、この特別な
形状のスロットは内部のコンタクトのＵ形状の部分を支
持している。
【０００５】コンタクトのテールをロケータプレート内
部に保持するための改良された技術として、本明細書に
組み入れられる米国特許第５、１１２、２３３号（Ｌｙ
ｂｒａｎｔ）に示されたものがある。´２３３特許に示
されたコンタクトテールは、ロケータプレート内部でコ
ンタクトテールを保持するために挿入した際にロケータ
プレートのスロットの壁と摩擦的に係合するために延在
するバーを含む保持部を有するように構成されている。
【０００６】´２３３特許に開示された技術はその目的
に十分適合したものであるが、コンタクトのハウジング
内への取り付けを簡易化するためにスロットの壁との実
質的な係合なしにコンタクトがロケータ内部で挿入する
ための機能を設けることがさらに好ましい。
【０００７】他の公知技術としてはロケータプレートに
その内部に半田ポストを非摩擦的に収容するように形成
された細長いスロットを設けるものがある。半田ポスト
はその開口端を通ってスロット内に自由に挿入される。
各ポストはそれがスロットの対向する閉じた端に触れる
まで挿入される。次いで支持された超音波ホーンのよう
な固着デバイスが半田ポストをスロットの閉じた端に対
して固定するためスロットを変形するために使用され
る。この技術により半田ポストをスロットの閉じた端に
十分に固着することができるが、半田ポストをスロット
に沿った中間位置で支持して固着するための技術が開発
されていない。
【０００８】
【目的】本発明の目的は、コンタクトをコネクタハウジ
ング内で保持するための改良された電気コネクタを提供
することにある。
【０００９】本発明の別の目的は、コンタクトテールを
内部に収容して保持する改良されたコンタクト保持構造
を提供することにある。
【００１０】本発明のさらに別の目的は、電気コンタク
トのテールをコネクタハウジング内に保持的に含ませる
ための方法を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記および他の目的を達
成するため、本発明は、それを通してスロットを収容す
る細長いコンタクトを規定する変形可能なコンタクト保
持プレートを有する絶縁性の電気コネクタハウジングを
含む電気コネクタを提供する。電気コンタクトはハウジ
ングにより支持され、また中間位置においてスロット内
部に収まった保持延在部を含んでいる。コンタクト保持
プレートは、コンタクトの保持延在部をスロットの中間
位置の内部に非係留的に保持するために保持延在部を実
質的に囲繞するその変形された部分を含んでいる。好ま
しい実施の形態によってより詳しく説明する通り、コン
タクト保持プレートは、保持プレートの一部をコンタク
トの回りで変形するために保持プレートに超音波力を印
加することにより変形される。
【００１２】本発明の方法においては、電気コンタクト
および電気コネクタを保持的に支持するための方法が提
供される。コネクタハウジングは細長いコンタクト収容
スロットを内部に規定するコンタクト保持プレートを有
するように設けられる。スロットは、開口した、閉口し
た端部およびそれらの間の中間スロット部を含んでい
る。コンタクト保持延在部を有する電気コンタクトも設
けられる。コンタクトはコネクタハウジング内に挿入さ
れてその保持延在部が中間スロット部内に非係留的に収
まる。保持プレートは次いでコンタクトの保持延在部を
係留的に閉じ込めるためにコンタクトの保持延在部の回
りで変形される。保持プレートの変形は保持プレートを
コンタクトの保持延在部の回りで超音波的に成形（ｓｗ
ａｇｉｎｇ）することにより行われる。
【００１３】
【実施例】図１を参照して、直角のＤサブミニュチュア
の電気コネクタ１０が示されている。コネクタ１０は絶
縁性のハウジング１２およびハウジング内で支持された
複数の直角の電気コンタクト１４を含んでいる。電気コ
ネクタ業界で良く知られたように、コネクタ１０はコネ
クタを電磁ないし無線周波数干渉（ＥＭＩ／ＲＦＩ）か
らシールドするためにその回りに位置した外側の導電性
のシェル（図示せず）を含んでいる。図１のコネクタ１
０はプリント回路基板（図示せず）に取り付けるために
設計されたものである。
【００１４】ハウジング１２は適当な絶縁性のプラスチ
ック（可塑性）材料から形成され、また前面１８と背面
２０を有する略細長い本体１６を含んでいる。前面１８
は相補形のコネクタとの整合された接続のための従来の
Ｄ形状で形成されている。前面１８は、後で詳しく説明
するように、コネクタハウジング１２内での電気コンタ
クト１４の収容を許容する、複数の開口２２を含んでい
る。ハウジング１２はさらに、開口２２と連絡するとと
もに電気コンタクト１４を収容する機能を果たす空隙２
６をそれらの間に規定した、対向する上壁２８と底壁３
０を含んでいる。底壁３０はさらに、その内部にコンタ
クト１４を位置的に閉じ込めるためのロケータないし保
持プレートとしても機能する。
【００１５】図２から図４に示したように、底壁３０
は、それぞれハウジング１２の後面２０において開口端
部４１およびその反対側に閉口端部４３を有する複数の
軸方向に延在するスロット４０を含んでいる。中間スロ
ット部４５は開口端部４１と閉口端部４３の間に規定さ
れている。スロット４０は底壁３０を通って延在し、ま
た上壁２８と底壁３０の間の空隙２６と連絡している。
スロット４０は通常は２つの形状を有している。長いス
ロット３６は短いスロット３８とは横方向に交互に離間
している。各スロット４０は一対の対向する軸方向に略
平行である側壁４２により規定されている。各側壁はそ
の末端部にテーパ面４４を有している。隣接するテーパ
面４４はハウジング１２の背面２０において開口するよ
り広いスロット開口端部４１を規定している。このよう
なより広い開口によりコンタクトの内部への挿入が容易
となる。
【００１６】コネクタハウジング１２は複数の電気コン
タクト１４を支持している。各コンタクト１４は、好ま
しくはソケット形状に形成される図１に示した相互接続
端部４６およびその反対側端に対向するコンタクトテー
ル４８を有する細長い部材である。コンタクトテール４
８は、プリント回路基板のメッキされたスルーホール
（図示せず）内に挿入され、そこで電気接続をするため
に半田付けされるように設計される。好ましい形態で
は、コンタクトテール４８は、コンタクトテールのメッ
キされたスルーホール内への挿入を容易とするためのよ
り狭くテーパ処理された末端部４８ａを除いて、略直角
な均一な断面領域４９を有している。コンタクトテール
４８の領域４９の四角形状は一対の対向するコンタクト
面４８ａと４８ｂを規定している。コンタクト１４の特
別な構造は、上記の組み入れた米国特許第５、１１２、
２３３号に開示されているタイプのものである。
【００１７】図１と図３に示されたように、コンタクト
１４はコンタクト１４の相互接続部４６を開口２２内に
挿入することでコネクタハウジング１２内に装填ないし
挿入される。相互接続部４６をハウジング１２内に挿入
することで、コンタクトテール４８が底壁３０のスロッ
ト４０内に挿入される。前方の対向する面４８ａは閉口
端部４３と対面し、また対向する面４８Ｂは開口端部４
１に対面する。本発明の電気コネクタ１０の構造は本明
細書中に組み入れられる上記で参照した´２３３特許に
開示されている。本発明の電気コネクタ１０がコンタク
トテールをメッキされたスルーホールに半田付けするこ
とでプリント回路基板に固着されるように設計されてい
るので、コネクタをプリント回路基板へ固着するために
は、コンタクトテールをコネクタハウジング内で保持的
に固着することが好ましい。
【００１８】図２から図４を参照して、本発明のコネク
タハウジング１２内にコンタクトテール３８を固着する
ための技術が開示されている。特に図３を参照して、本
発明のスロットの構造が示されている。上記した通り、
スロット４０は、略線形であり互いに平行な対向するス
ロット側壁４２により規定されている。対向する側壁４
２は与えられた寸法Ｗ1 のスロット幅を規定するように
構成される。コンタクト領域４９は、スロット４０の横
の広がりＷ1 よりも小さい、略横の広がりＷ2を有して
いる。よって、図３に図示したように、コンタクト１４
をコネクタハウジング１２内に挿入する際には、コンタ
クト領域４９は対向する壁４２と干渉ないし係合するこ
となしに、スルーホール４０を通過する。コンタクト１
４のコンタクト領域４９はよってスロット４２内に閉じ
込められずに収められる。好ましい構成では、コンタク
ト領域４９は、スロット４０の幅Ｗ1 よりも僅かに小さ
い幅Ｗ2 を有している。しかしながら、製造誤差によ
り、コンタクト１４をハウジング１２内に挿入した際に
はスロット４０の壁４２とコンタクト領域４９の間には
多少の干渉はある。しかしながら、この最小の係合によ
ってコンタクト１４のハウジング１２内への挿入が妨げ
られたり制限されたりすることはない。よって、コンタ
クトの挿入はコンタクト領域４９とスロット４０の側壁
４２の間の干渉する係合なしに行われる。
【００１９】図２に示したように、本発明のコネクタ１
０の使用の際にはこのような種々のコンタクトパターン
（つまり、ハウジング１２内のコンタクト１４の位置）
が適用されることが必要となる。この例示した実施の形
態においては、コンタクト１４は少なくとも２つのコン
タクトテール４８が各スロット４０内に位置するように
コンタクト１４が位置される。１つのコンタクトテール
４８はスロット４０の閉口端部に対してより前方に位置
される一方、他のコンタクトテール４８は閉口端部４３
と開口端部４１の間の中間スロット部４５に位置され
る。
【００２０】コンタクトテール４８をコネクタハウジン
グ１２内に係留的に保持するため、底壁３０により規定
されるロケータプレート４８はコンタクトテールをその
内部に係留的に保持するためにコンタクト領域４９の回
りで変形される。上記したように、コンタクトテール４
８を底壁３０により規定されるロケータプレートのスロ
ット４０内に挿入した際には、コンタクトテールは対向
するスロットの側壁４２に実質的に非係合となる。本発
明はコンタクトテール４８の回りで形成されるプラスチ
ック材料の変形を意図したものである。このような変形
によりテール４８の回りでのロケータプレートのプラス
チックの流れが起こってプラスチックがその回りで再形
成されコンタクトテールを内部に位置的に閉じ込めて固
着する。
【００２１】本発明は、超音波装置により接触されるプ
ラスチックに流れを起こすために底壁３０に超音波エネ
ルギーを印加するように機能する超音波装置を使用して
このようなプラスチックの流れを起こすようにしたもの
である。典型的な超音波装置には、底壁３０にプラスチ
ックの流れを起こすために十分である適当な振動エネル
ギーを印加する、電気的に駆動される超音波ホーンが含
まれる。超音波装置には、ホーンに支持面を提供するた
めのコネクタに隣接して位置する支持体も含まれる。超
音波エネルギーはコンタクトテール４８に隣接したプラ
スチックを溶融するように印加されて、溶融した材料が
その回りを流れる。ホーンはプラスチックが再成形のた
めに流れるようになるのに十分な時間間隔だけ静止さ
れ、これによりコンタクトテールが底壁３０のスロット
４０内にしっかりと支持される。ホーンおよび支持体は
容易に取り外すことができる。
【００２２】プラスチック材料の超音波成形は、超音波
分野において良く知られている従来の超音波装置で行う
ことができる。しかしながら、本発明のコネクタを組み
合わせて使用するのに特に適した装置の１つのタイプに
ついて図５から図７を参照して説明する。超音波成形組
立体５０は超音波ホーン５２と支持体５４を含んでい
る。超音波ホーン５２は、本体５５から延在した複数の
金属製のフィンガー５６を超音波的に振動するために適
当な電源に接続された本体５５を含んでいる。シンガー
５６はコネクタ１０のコンタクトテール４８の列の間で
位置決め可能に構成され配列される。フィンガー５６の
末端チップ５６ａは図７に示したように底壁３０に対し
て接触して位置させている。支持体５４は、四角形の本
体５８とこれから延在する複数の垂下する櫛状の歯部５
９を有する金属製の櫛状部材である。支持体５４はコネ
クタ１０の空隙２６内に挿入可能であり、櫛状の歯部５
９はコンタクトテール４８の間で挟まれる。支持体５４
は底壁３０の内面に対向して位置しており、底壁はホー
ン５２のフィンガー５６と支持体５４の櫛状の歯５９の
間に位置している。
【００２３】従来の方法では、超音波ホーン５２が振動
し、これによりフィンガー５６のチップ５６ａと接触す
る底壁３０のプラスチックがコンタクトテール４８の回
り流れる。超音波ホーン５２が振動しながらプラスチッ
ク材料６０がテール４８のコンタクト領域４９の回りを
再度流れるようになる。ホーン５２はコンタクト領域を
スロット４０内に位置的に閉じ込めて固着するためにプ
ラスチックを再形成することができる適当な時間の間だ
け固定される。中間スロット部４５に位置するコンタク
トテール４８は対向する面４８ａと４８ｂのいずれかに
隣接する流れたプラスチックを含んでおり、コンタクト
はいずれかの方向へ移動することが阻止される。スロッ
ト４０の閉口端部４３に隣接したコンタクトテールに関
しては、閉口端部４３がコンタクトテールの移動を阻止
することから、プラスチックの流れはコンタクトの面４
８ｂに隣接することだけが必要である。よって、本発明
では、スロット４０の閉口端部４３に対する位置および
中間スロット部４５の位置の両方においてコンタクトテ
ール４８の保持ができる。中間スロット部４５に位置す
るコンタクトテール４８のいずれかの側の回りでのホー
ン５２のフィンガー５６の位置決めによってそこでのテ
ール４８の保持ができる。
【００２４】以上、本発明の好ましい実施の形態を説明
したが、当業者にはこれらの構成において種々の変更が
可能であることは自明である。よって、本発明の特別に
開示された範囲は請求の範囲に述べた通りである。
【００２５】
【効果】本発明の電気コネクタによれば、コンタクトテ
ールをハウジング内の中間位置に保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】コネクタから外された２つのコンタクトを示す
ために一部を破断した本発明の好ましい実施の形態の電
気コネクタの後部の斜視図である。
【図２】コンタクト保持プレートを示した本発明のコネ
クタの実施の形態の底部の平面図である。
【図３】内部の電気コンタクトの位置の回りで成形する
前の図２の保持プレートの一部を示した説明図である。
【図４】内部の電気コンタクトの位置の回りで成形した
後の図２の保持プレートの一部を示した説明図である。
【図５】本発明の接続に組み合わせて使用される超音波
成形デバイスの平面図である。
【図６】本発明の接続に組み合わせて使用される超音波
成形デバイスの側面図である。
【図７】保持プレートを成形するために本発明のコネク
タと組み合わせて使用される図５と図６の超音波成形デ
バイスを示した説明図である。
【符号の説明】
１０ コネクタ １２ ハウジング １４ コンタクト ２６ 空隙 ４０ スロット ４１ 開口端部 ４３ 閉口端部 ４５ 中間スロット部 ４８ コンタクトテール

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 電気コンタクトを電気コネクタハウジン
    グ内に保持して支持するための方法において、 内部に細長いコンタクト収容スロットが規定されたコン
    タクト保持プレートを有するコネクタハウジングを設
    け、前記スロットは開口端部、対向する閉口端部および
    それらの間の中間スロット部を有し、 対向する延在面を含む保持延在部を有する電気コンタク
    トを設け、 前記コンタクトを前記コネクタハウジング内に挿入して
    前記保持延在部が前記中間スロット部内に非係留的に収
    まり、 前記コンタクトの前記保持延在部を前記中間スロット部
    内に係留的に閉じ込めるために前記中間スロット部に隣
    接する前記保持プレートを前記コンタクトの前記保持延
    在部の対向する両面の両方の回りで変形させる、各ステ
    ップからなる方法。
  2. 【請求項２】 前記変形させるステップが、前記プレー
    トを前記コンタクトの前記保持延在部の回りで成形する
    ことを含む、請求項１記載の方法。
  3. 【請求項３】 前記変形させるステップが、前記プレー
    トを前記コンタクトの前記保持延在部の回りで超音波的
    に変形させることを含む、請求項１記載の方法。
  4. 【請求項４】 前記コネクタハウジングを設けるステッ
    プが、前記スロットを規定する一対の細長い、実質的に
    平行な側壁を有する前記保持プレートを設けることを含
    む、請求項１記載の方法。
  5. 【請求項５】 前記挿入するステップが、前記保持延在
    部を前記スロット内に前記保持延在部と前記スロットの
    前記側壁との間で実質的な非係合で挿入することを含
    む、請求項４記載の方法。
  6. 【請求項６】 前記コネクタハウジングを設けるステッ
    プが、それへのエネルギー源の印加によりプラスチック
    の流れができるプラスチック材料で作られた前記保持プ
    レートを設けることを含む、請求項１記載の方法。
  7. 【請求項７】 前記変形するステップが、前記保持延在
    部の回りでプラスチック材料の流れを起こして前記保持
    プレート内で前記保持延在部を係留的に保持するために
    前記プラスチックの保持プレートにエネルギー源を印加
    することを含む、請求項６記載の方法。
  8. 【請求項８】 前記印加するステップがさらに、前記プ
    ラスチックの保持プレートに超音波力を印加することを
    含む、請求項７記載の方法。
  9. 【請求項９】 前記挿入するステップが複数のコンタク
    トを前記スロット内に挿入することを含む、請求項１記
    載の方法。
  10. 【請求項１０】 前記複数のコンタクト挿入ステップが
    前記複数の前記コンタクトを前記中間スロット部内に収
    まっている前記コンタクト保持延在部の少なくとも１つ
    を備えた前記スロット内に挿入することを含む、請求項
    ９記載の方法。
  11. 【請求項１１】 それを通してスロットを収容する細長
    いコンタクトを規定する変形可能なコンタクト保持プレ
    ートを含む絶縁性の電気コネクタハウジング、並びに前
    記ハウジングにより支持されるとともに前記スロットの
    中間位置内に収まった保持延在部を有する電気コンタク
    トからなり、 前記保持延在部を前記スロットの中間位置の内部に非係
    留的に保持するために前記コンタクト保持プレートが前
    記保持延在部を実質的に囲繞するその変形された部分を
    含む、電気コネクタ。
  12. 【請求項１２】 前記変形された部分が超音波的に形成
    される請求項１１記載の電気コネクタ。
JP8078796A 1995-03-30 1996-04-01 電気コネクタ及びその使用方法 Pending JPH08339855A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US41366295A 1995-03-30 1995-03-30
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