JPH083374Y2 - スライドユニット - Google Patents

スライドユニット

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Publication number
JPH083374Y2
JPH083374Y2 JP1990058275U JP5827590U JPH083374Y2 JP H083374 Y2 JPH083374 Y2 JP H083374Y2 JP 1990058275 U JP1990058275 U JP 1990058275U JP 5827590 U JP5827590 U JP 5827590U JP H083374 Y2 JPH083374 Y2 JP H083374Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
slide unit
moving body
main body
axial direction
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990058275U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0416720U (ja
Inventor
豊 稲葉
達也 廣畑
Original Assignee
太陽鉄工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 太陽鉄工株式会社 filed Critical 太陽鉄工株式会社
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Publication of JPH0416720U publication Critical patent/JPH0416720U/ja
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  • Reciprocating Conveyors (AREA)
  • Actuator (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、往復直線駆動するスライドユニットに関
し、自動組み立て装置などにおける部品搬送装置などに
利用される。
〔従来の技術〕
従来より、自動組み立て装置などにおいて部品や工具
などの搬送物を搬送するために、往復直線駆動するスラ
イドユニットがしばしば用いられている。
従来のスライドユニットは、本体ハウジングと、本体
ハウジングに設けられたガイドレールと、ガイドレール
に沿って移動可能に支持された移動体と、前記ハウジン
グに対してガイドレールと平行にロッドが取り付けられ
た空気圧シリンダとから構成されており、空気圧シリン
ダに圧縮空気を供給することによって、移動体が軸方向
に往復直線移動するようになっている(例えば実開昭62
−6508号)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来のスライドユニットでは、移動体が空気
圧シリンダの移動駆動部材に固定されていたため、移動
体は、ガイドレールと空気圧シリンダのロッドとの両方
に案内されて移動することとなり、移動体が円滑に移動
するためにはガイドレールと空気圧シリンダのロッドと
が互いに平行となるように高精度の心合わせを行ってお
く必要があった。
そのため、スライドユニットの設計、加工、及び組み
立てにおいてそれぞれ多くの時間を要し、スライドユニ
ットの価格を上昇させる要因となっていた。
また、移動体と空気圧シリンダの移動駆動部材とを互
いに固定せず、移動駆動部材に設けた長穴に移動体の側
から連結ピンを挿入することが提案されているが、その
ような連結ピン及び連結ピンの抜け止めのための部材な
ど多くの部品が必要であり、これらの部品の組り立てに
時間を要することとなる。
本考案は、上述の問題に鑑み、ガイドレールと流体圧
シリンダのロッドとの平行度が高精度でなくても移動体
が円滑に移動可能であるとともに、組み立てが容易なス
ライドユニットを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係るスライドユニットは、上述の課題を解決
するため、本体ハウジングと、前記本体ハウジングに設
けられたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って移
動可能に支持された移動体と、前記ハウジングに対して
前記ガイドレールと平行にロッドが取り付けられた流体
圧シリンダとを有し、前記移動体は互いに対向する2つ
の係合面を有しており、前記流体圧シリンダの移動駆動
部材の軸方向に両端面が、前記係合面と軸方向に互いに
係合し且つ軸方向と直角方向に互いに係合しないように
前記2つの係合面の間に嵌入されるよう構成する。
〔作用〕
流体圧シリンダに圧流体が供給されることによって、
移動駆動部材が往復直線移動する。
移動体は、係合面によって移動駆動部材の両端面と係
合しているため、移動駆動部材とともに軸方向に移動す
るが、軸方向と直角方向には互いに係合していないた
め、ガイドレールと流体圧シリンダのロッドとの平行度
が悪くても逃げることができ、移動体は円滑に移動す
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本考案に係るスライドユニット1の断面正面
図、第2図はスライドユニット1のII−II線矢視断面図
である。
スライドユニット1は、本体ハウジング11、本体ハウ
ジング11に設けられたガイドレール12、ガイドレール12
に沿って移動可能に支持されて移動体13、本体ハウジン
グ11に対してガイドレール12と平行に取り付けられた空
気圧シリンダ14、本体ハウジング11の両端に取り付けら
れた端部ブロック15,16、端部ブロック15,16に取り付け
られたショックアブゾーバ18,19などから構成されてい
る。
ガイドレール12は断面形状が矩形であり、ガイドレー
ル12の両側面に設けられた図示しないV字形の溝に嵌ま
り込んで循環転動する多数のボールを有した軸受け部材
21によって、上述の移動体13が軸方向にのみ移動可能に
支持されている。
移動体13は、正面視で略コ字形を呈しており、互いに
対向する2つの係合面22a,22bが設けられている。
空気圧シリンダ14は、両端部が端部ブロック15,16に
固定されたロッド31、及びロッド31に沿って移動する移
動駆動部材32からなっている。
ロッド31には、軸方向のほぼ中央にピストン33が取り
付けられている。
移動駆動部材32は、ピストン33に対して摺動可能なシ
リンダ34、及び、ロッド31が摺動可能に貫通するととも
にシリンダ34の両端面を閉塞するように取り付けられた
カバー35,35を有している。
シリンダ34の内部には、ピストン33によって仕切られ
たシリンダ室41a,41bが形成されている。各シリンダ室4
1a,41bは、流路42,43を介して供給口44,45に接続されて
いる。供給口44,45には、速度調整用の絞り弁46,47が接
続されており、ここから圧縮空気が切換え弁などによっ
て選択的に供給される。
シリンダ34の両端面、すなわち移動駆動部材32の両端
面は、上述した移動体13の係合面22a,22bの間に僅かの
クリアランスを有して嵌入しており、これによって移動
駆動部材32と移動体13とが軸方向に互いに係合してい
る。
なお、24は移動体13に負荷を取り付けるための螺子穴
である。また、空気圧シリンダ14やその他の所要箇所に
はシールのためのパッキンが装着されている。
次に、上述のように構成されたスライドユニット1の
作用を説明する。
スライドユニット1は、第1図に示す状態では移動体
13が下方のストローク端にあるが、絞り弁46の側から供
給口44及び流路42を介してシリンダ室41aに圧縮空気を
供給すると、移動駆動部材32は上方へ移動駆動し、これ
にともなって移動体13も上方へ移動し、ショックアブゾ
ーバ18に当接して停止する。
これと逆に、絞り弁47の側から供給口45及び流路43を
介してシリンダ室41bに圧縮空気を供給すると、移動駆
動部材32は下方へ移動駆動し、これにともなって移動体
13も下方へ移動し、ショックアブゾーバ19に当接して停
止する。
この間において、移動体13はガイドレール12に案内さ
れて移動するが、移動体13と移動駆動部材32とは係合面
22a,22bによって軸方向にのみ互いに係合し、軸方向と
直角方向には互いに係合していないため、ガイドレール
12とロッド31との平行度が悪くても、その誤差によるズ
レを係合面22a,22bにおける横スベリによって逃げるこ
とができ、そのため移動体13は円滑に移動する。
上述の実施例によると、ガイドレール12とロッド31と
の平行度が高精度でなくても、移動体13が円滑に移動可
能である。
したがって、本体ハウジング11、ガイドレール12及び
ロッド31などの加工が容易であり、また、移動体13の係
合面22a,22bが移動駆動部材32を挟み込むようにして取
り付ければよいから、スライドユニット11の組み立てが
容易である。
上述の実施例において、本体ハウジング11、ガイドレ
ール12、空気圧シリンダ14、軸受け部材21など、各部の
構造、形状、寸法、個数、材質などは上述した以外の種
々のものとすることができる。
〔考案の効果〕
本考案によると、ガイドレールと流体圧シリンダのロ
ッドとの平行度が高精度でなくても移動体が円滑に移動
可能であるとともに、組み立てが容易なスライドユニッ
トを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスライドユニットの断面正面図、
第2図はスライドユニット1のII−II線矢視断面図であ
る。 1…スライドユニット、11…本体ハウジング、12…ガイ
ドレール、13…移動体、14…空気圧シリンダ(流体圧シ
リンダ)、22a,22b…係合面、32…移動駆動部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ハウジングと、 前記本体ハウジングに設けられたガイドレールと、 前記ガイドレールに沿って移動可能に支持された移動体
    と、 前記ハウジングに対して前記ガイドレールと平行にロッ
    ドが取り付けられた流体圧シリンダと を有し、 前記移動体は互いに対向する2つの係合面を有してお
    り、 前記流体圧シリンダの移動駆動部材の軸方向の両端面
    が、前記係合面と軸方向に互いに係合し且つ軸方向と直
    角方向に互いに係合しないように前記2つの係合面の間
    に嵌入されてなる ことを特徴とするスライドユニット。
JP1990058275U 1990-05-31 1990-05-31 スライドユニット Expired - Lifetime JPH083374Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990058275U JPH083374Y2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 スライドユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990058275U JPH083374Y2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 スライドユニット

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Publication Number Publication Date
JPH0416720U JPH0416720U (ja) 1992-02-12
JPH083374Y2 true JPH083374Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=31583739

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JP1990058275U Expired - Lifetime JPH083374Y2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 スライドユニット

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2586451Y2 (ja) * 1993-03-19 1998-12-09 エヌオーケー株式会社 流体圧アクチュエータ

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JPH0416720U (ja) 1992-02-12

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