JPH08332469A - サーマルサイクル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設備 - Google Patents
サーマルサイクル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設備Info
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- JPH08332469A JPH08332469A JP7141878A JP14187895A JPH08332469A JP H08332469 A JPH08332469 A JP H08332469A JP 7141878 A JP7141878 A JP 7141878A JP 14187895 A JP14187895 A JP 14187895A JP H08332469 A JPH08332469 A JP H08332469A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特に小規模で効率、採算のよいエネルギーを
有効活用する。 【構成】 都市ごみなどの廃棄物Ｇは固形物燃料製造装
置３で固形物燃料ＲＤＦに製造される。すなわち、前記
廃棄物Ｇが第１破砕機１３で粗破砕された後、混合加熱
反応機１５で物理化学的反応が促進され、第２破砕機１
７で細破砕される。次いで圧縮成型機１９で圧縮成型さ
れた後、乾燥固化機２１で乾燥固化されて固形物燃料Ｒ
ＤＦが製造される。固形物燃料ＲＤＦは一時的に固形物
燃料貯留場５に貯留された後、適量の固形物燃料が燃焼
機７で燃焼される。この燃焼されて発生した燃焼ガスＥ
Ｇがボイラー９へ送られて蒸気Ｓ、温水Ｗが発生され
る。この発生された蒸気Ｓがスチームエンジン発電機１
１へ送られて電力Ｐが発生される。したがって、サーマ
ルサイクル・環境保全型複合システムによる小型都市ご
み処理設備１を構築することができる。
有効活用する。 【構成】 都市ごみなどの廃棄物Ｇは固形物燃料製造装
置３で固形物燃料ＲＤＦに製造される。すなわち、前記
廃棄物Ｇが第１破砕機１３で粗破砕された後、混合加熱
反応機１５で物理化学的反応が促進され、第２破砕機１
７で細破砕される。次いで圧縮成型機１９で圧縮成型さ
れた後、乾燥固化機２１で乾燥固化されて固形物燃料Ｒ
ＤＦが製造される。固形物燃料ＲＤＦは一時的に固形物
燃料貯留場５に貯留された後、適量の固形物燃料が燃焼
機７で燃焼される。この燃焼されて発生した燃焼ガスＥ
Ｇがボイラー９へ送られて蒸気Ｓ、温水Ｗが発生され
る。この発生された蒸気Ｓがスチームエンジン発電機１
１へ送られて電力Ｐが発生される。したがって、サーマ
ルサイクル・環境保全型複合システムによる小型都市ご
み処理設備１を構築することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、都市ごみなどの廃棄
物を固形物燃料に製造し、この製造された固形物燃料を
基にして蒸気、温水、電力などのエネルギーを発生させ
ることが一貫してできるサーマルサイクル・環境保全型
複合システムによる小型都市ごみ処理設備に関する。
物を固形物燃料に製造し、この製造された固形物燃料を
基にして蒸気、温水、電力などのエネルギーを発生させ
ることが一貫してできるサーマルサイクル・環境保全型
複合システムによる小型都市ごみ処理設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】都市ごみの衛生的な処理処分を目的とし
て発達した従来の都市ごみ焼却方式は、市町村単位で行
われるのが通例である。このためにわが国では、１日当
りの処理量５０ｔ以下の都市ごみ焼却施設が、施設数で
は５０％以上を占める。これらの施設は一般的に、一括
混合収集したごみを直接炉の中に投入し、焼却するのに
適しているバッチ炉またはセミバッチ炉を採用してい
る。しかしこれらの炉では、まず燃えやすく通気性の良
い木くずや大型のごみを投入し、その上に一般の都市ご
みを投入して焼却する方法が採られてきた。特にわが国
の場合は、欧米に比べて２倍近い高水分ごみがでること
から、バーナーを付けて石油やＬＰＧで助燃する方法も
最近まで採られていた。
て発達した従来の都市ごみ焼却方式は、市町村単位で行
われるのが通例である。このためにわが国では、１日当
りの処理量５０ｔ以下の都市ごみ焼却施設が、施設数で
は５０％以上を占める。これらの施設は一般的に、一括
混合収集したごみを直接炉の中に投入し、焼却するのに
適しているバッチ炉またはセミバッチ炉を採用してい
る。しかしこれらの炉では、まず燃えやすく通気性の良
い木くずや大型のごみを投入し、その上に一般の都市ご
みを投入して焼却する方法が採られてきた。特にわが国
の場合は、欧米に比べて２倍近い高水分ごみがでること
から、バーナーを付けて石油やＬＰＧで助燃する方法も
最近まで採られていた。
【０００３】近年、わが国の都市ごみには、１０％にも
及ぶ大量のプラスチックが含まれ、紙や繊維などの混合
率も高くなっている。このために、従来の大型焼却方式
に頼ることが難しくなってきた。第一に、不均一な投入
によって、部分的にプラスチックなどが激しく燃えてク
リンカーを発生させたり、焼却炉を過熱してレンガなど
を損傷させている。一方では、燃えにくい生ごみによっ
て未燃分が生じ、そのために排ガス中にも未燃ガスが多
く、ダイオキシン発生の一因ともなっている。
及ぶ大量のプラスチックが含まれ、紙や繊維などの混合
率も高くなっている。このために、従来の大型焼却方式
に頼ることが難しくなってきた。第一に、不均一な投入
によって、部分的にプラスチックなどが激しく燃えてク
リンカーを発生させたり、焼却炉を過熱してレンガなど
を損傷させている。一方では、燃えにくい生ごみによっ
て未燃分が生じ、そのために排ガス中にも未燃ガスが多
く、ダイオキシン発生の一因ともなっている。
【０００４】こうした従来技術を改善するために、最近
ではストーカー型の小型炉やキルン炉なども採用されて
いるが、基本的な問題解決には至っていない。また、流
動床炉を採用する市町村も増えてきているが、小型で安
定した操業を維持することが難しく、公害防止装置等に
要する費用がかさむことから、極めて費用効果の低い焼
却処理方式となっている。
ではストーカー型の小型炉やキルン炉なども採用されて
いるが、基本的な問題解決には至っていない。また、流
動床炉を採用する市町村も増えてきているが、小型で安
定した操業を維持することが難しく、公害防止装置等に
要する費用がかさむことから、極めて費用効果の低い焼
却処理方式となっている。
【０００５】更に現在は、法が定める分別収集方式が多
くの市町村で採用され、普及しようとしている。この場
合に、缶やビンなどの不燃物の混入が少なくなるため、
ごみの通気性が悪くなり、燃焼性能が著しく損なわれる
傾向が、バッチ炉に限らずストーカー炉でも見られる。
くの市町村で採用され、普及しようとしている。この場
合に、缶やビンなどの不燃物の混入が少なくなるため、
ごみの通気性が悪くなり、燃焼性能が著しく損なわれる
傾向が、バッチ炉に限らずストーカー炉でも見られる。
【０００６】このように、従来技術は都市ごみの衛生的
処理処分の方法として限界に達してきていると同時に、
発生するエネルギーを全て大気中に放出するという非効
率性ももたらしている。大型の焼却施設においては、余
熱を利用して発電を行ったり、蒸気や温水を利用した様
々な施設を周辺に設けることができるようになったが、
小型の施設では燃焼させることで精一杯で、余熱を発生
させることができない。この点でも、小型炉の多いわが
国では、エネルギー資源をリサイクルすべき時代に大い
なるエネルギーロスを来している。理論的には、流動床
炉等によりこれらの問題を解決する可能性が検討されて
いるが、建設費が膨大であり、実現性は殆どない。
処理処分の方法として限界に達してきていると同時に、
発生するエネルギーを全て大気中に放出するという非効
率性ももたらしている。大型の焼却施設においては、余
熱を利用して発電を行ったり、蒸気や温水を利用した様
々な施設を周辺に設けることができるようになったが、
小型の施設では燃焼させることで精一杯で、余熱を発生
させることができない。この点でも、小型炉の多いわが
国では、エネルギー資源をリサイクルすべき時代に大い
なるエネルギーロスを来している。理論的には、流動床
炉等によりこれらの問題を解決する可能性が検討されて
いるが、建設費が膨大であり、実現性は殆どない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術が
抱える諸問題をすべて技術的に解決し、小型設備でも都
市ごみから高い効率でエネルギーを回収し、発電等によ
って有効に利用できる技術を開発することが課題であ
る。即ち、ごみ質を均一化し、安定かつ均一に連続フィ
ードし、均一な温度分布で安定した燃焼を可能とするこ
とである。更にこのためにも、ごみのフィード量や送風
量を自在にコントロールして、排ガス及びアッシュの中
に未燃分が残らないように完全燃焼すること、特に排ガ
ス中のＨclやＳＯx を除去し、熱回収ボイラーなどの腐
蝕を防ぐことなどが重要な課題となる。また、発生する
蒸気によって発電が可能となることなどで、都市ごみの
エネルギーを有効に利用することである。しかも従来の
焼却方式に対して建設コストを引き下げることも課題と
なる。
抱える諸問題をすべて技術的に解決し、小型設備でも都
市ごみから高い効率でエネルギーを回収し、発電等によ
って有効に利用できる技術を開発することが課題であ
る。即ち、ごみ質を均一化し、安定かつ均一に連続フィ
ードし、均一な温度分布で安定した燃焼を可能とするこ
とである。更にこのためにも、ごみのフィード量や送風
量を自在にコントロールして、排ガス及びアッシュの中
に未燃分が残らないように完全燃焼すること、特に排ガ
ス中のＨclやＳＯx を除去し、熱回収ボイラーなどの腐
蝕を防ぐことなどが重要な課題となる。また、発生する
蒸気によって発電が可能となることなどで、都市ごみの
エネルギーを有効に利用することである。しかも従来の
焼却方式に対して建設コストを引き下げることも課題と
なる。
【０００８】この発明の目的は、ごみの固形燃料化技
術，固形燃料燃焼機，ボイラーおよび発電装置を利用し
て、特に１日当り処理量１０ｔ／日前後の小規模で効
率，採算のよいエネルギーを有効活用し、また、１日当
り処理量４０ｔ／日程度までの中規模施設にも効果的に
適用できるサーマルサイクル・環境保全型複合システム
による小型都市ごみ処理設備を提供することにある。
術，固形燃料燃焼機，ボイラーおよび発電装置を利用し
て、特に１日当り処理量１０ｔ／日前後の小規模で効
率，採算のよいエネルギーを有効活用し、また、１日当
り処理量４０ｔ／日程度までの中規模施設にも効果的に
適用できるサーマルサイクル・環境保全型複合システム
による小型都市ごみ処理設備を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１によるこの発明のサーマルサイクル・環境保
全型複合システムによる小型都市ごみ処理設備は、都市
ごみなどの廃棄物を第１破砕機、混合加熱反応機、第２
破砕機、圧縮成型機を経て乾燥固化機で乾燥固化して固
形物燃料を製造する廃棄物による固形物燃料製造装置
と、この固形物燃料製造装置で製造された固形物燃料を
貯留しておく固形物燃料貯留場と、この固形物燃料貯留
場に貯留された固形物燃料を基にして燃焼せしめる燃焼
機と、この燃焼機で燃焼された燃焼ガスを基にして蒸気
・温水を発生させるボイラーと、を備えてなることを特
徴とするものである。
に請求項１によるこの発明のサーマルサイクル・環境保
全型複合システムによる小型都市ごみ処理設備は、都市
ごみなどの廃棄物を第１破砕機、混合加熱反応機、第２
破砕機、圧縮成型機を経て乾燥固化機で乾燥固化して固
形物燃料を製造する廃棄物による固形物燃料製造装置
と、この固形物燃料製造装置で製造された固形物燃料を
貯留しておく固形物燃料貯留場と、この固形物燃料貯留
場に貯留された固形物燃料を基にして燃焼せしめる燃焼
機と、この燃焼機で燃焼された燃焼ガスを基にして蒸気
・温水を発生させるボイラーと、を備えてなることを特
徴とするものである。
【００１０】請求項２によるこの発明のサーマルサイク
ル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設
備は、請求項１によるサーマルサイクル・環境保全型複
合システムによる小型都市ごみ処理設備において、前記
燃焼機で発生した燃焼ガスを前記固形物燃料製造装置の
乾燥固化機の乾燥用熱源に使用すべく、燃焼機と乾燥固
化機を燃焼ガス用連結管で連結せしめてなることを特徴
とするものである。
ル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設
備は、請求項１によるサーマルサイクル・環境保全型複
合システムによる小型都市ごみ処理設備において、前記
燃焼機で発生した燃焼ガスを前記固形物燃料製造装置の
乾燥固化機の乾燥用熱源に使用すべく、燃焼機と乾燥固
化機を燃焼ガス用連結管で連結せしめてなることを特徴
とするものである。
【００１１】請求項３によるこの発明のサーマルサイク
ル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設
備は、請求項１，２によるサーマルサイクル・環境保全
型複合システムによる小型都市ごみ処理設備において、
前記ボイラーで発生した蒸気または温水を、前記固形物
燃料製造装置の混合加熱反応機の反応促進のための加熱
用熱源に使用すべく、ボイラーと混合加熱反応機とを加
熱用連結管で連結せしめてなること特徴とするものであ
る。
ル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設
備は、請求項１，２によるサーマルサイクル・環境保全
型複合システムによる小型都市ごみ処理設備において、
前記ボイラーで発生した蒸気または温水を、前記固形物
燃料製造装置の混合加熱反応機の反応促進のための加熱
用熱源に使用すべく、ボイラーと混合加熱反応機とを加
熱用連結管で連結せしめてなること特徴とするものであ
る。
【００１２】請求項４によるこの発明のサーマルサイク
ル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設
備は、請求項１，２，３によるサーマルサイクル・環境
保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設備におい
て、前記ボイラーで発生した蒸気を基にして電力を発生
させる蒸気駆動式発電機を備え、前記各装置における電
力の電源として使用し、あるいは固形物燃料製造装置が
休止時には周辺地域施設に電力，蒸気，温水を供給する
ことを特徴とするものである。
ル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設
備は、請求項１，２，３によるサーマルサイクル・環境
保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設備におい
て、前記ボイラーで発生した蒸気を基にして電力を発生
させる蒸気駆動式発電機を備え、前記各装置における電
力の電源として使用し、あるいは固形物燃料製造装置が
休止時には周辺地域施設に電力，蒸気，温水を供給する
ことを特徴とするものである。
【００１３】
【作用】請求項１によるこの発明のサーマルサイクル・
環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設備で
は、都市ごみなどの廃棄物は固形物燃料製造装置で固形
物燃料に製造される。すなわち、都市ごみなどの廃棄物
が第１破砕機で粗破砕された後、混合加熱反応機で物理
化学的反応が促進され、第２破砕機で細破砕される。次
いで圧縮成型機で圧縮成型された後、乾燥固化機で乾燥
固化されて固形物燃料が製造される。
環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設備で
は、都市ごみなどの廃棄物は固形物燃料製造装置で固形
物燃料に製造される。すなわち、都市ごみなどの廃棄物
が第１破砕機で粗破砕された後、混合加熱反応機で物理
化学的反応が促進され、第２破砕機で細破砕される。次
いで圧縮成型機で圧縮成型された後、乾燥固化機で乾燥
固化されて固形物燃料が製造される。
【００１４】この固形物燃料製造装置で製造された固形
物燃料は一時的に固形物燃料貯留場に貯留された後、適
量の固形物燃料が燃焼機で燃焼される。この燃焼されて
発生した燃焼ガスがボイラーへ送られて蒸気、温水が発
生される。
物燃料は一時的に固形物燃料貯留場に貯留された後、適
量の固形物燃料が燃焼機で燃焼される。この燃焼されて
発生した燃焼ガスがボイラーへ送られて蒸気、温水が発
生される。
【００１５】請求項２によるこの発明のサーマルサイク
ル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設
備では、燃焼機と乾燥固化機とが燃焼ガス用連結管で連
結されているから、燃焼機で発生した燃焼ガスは燃焼ガ
ス用連結管を経て乾燥固化機へ送られて乾燥用熱源とし
て再利用される。
ル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設
備では、燃焼機と乾燥固化機とが燃焼ガス用連結管で連
結されているから、燃焼機で発生した燃焼ガスは燃焼ガ
ス用連結管を経て乾燥固化機へ送られて乾燥用熱源とし
て再利用される。
【００１６】請求項３によるこの発明のサーマルサイク
ル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設
備では、ボイラーと混合加熱反応機とが加熱用連結管で
連結されているから、ボイラーで発生した蒸気または温
水は加熱用連結管を経て混合加熱反応機へ送られて加熱
用熱源として再利用される。
ル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設
備では、ボイラーと混合加熱反応機とが加熱用連結管で
連結されているから、ボイラーで発生した蒸気または温
水は加熱用連結管を経て混合加熱反応機へ送られて加熱
用熱源として再利用される。
【００１７】請求項４によるこの発明のサーマルサイク
ル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設
備では、蒸気駆動式発電機が備えられているから、前記
ボイラーで発生した蒸気が蒸気駆動式発電機へ送られて
電力が発生される。また、各装置における電力の電源と
して使用されるし、あるいは固形物燃料製造装置が休止
時には周辺施設に電力，蒸気，温水が供給される。
ル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設
備では、蒸気駆動式発電機が備えられているから、前記
ボイラーで発生した蒸気が蒸気駆動式発電機へ送られて
電力が発生される。また、各装置における電力の電源と
して使用されるし、あるいは固形物燃料製造装置が休止
時には周辺施設に電力，蒸気，温水が供給される。
【００１８】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
に説明する。
【００１９】図１を参照するに、サーマルサイクル・環
境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設備１
は、都市ごみなどの廃棄物Ｇより固形物燃料ＲＤＦを製
造する固形物燃料製造装置３と、この固形物燃料製造装
置３によって製造された固形物燃料ＲＤＦを貯留してお
く固形物燃料貯留場（ＲＤＦ貯留場）５と、この固形物
燃料貯留場５に貯留された固形物燃料ＲＤＦを基にして
燃焼せしめる燃焼機７と、この燃焼機７で燃焼された燃
焼ガスＦＧを基にして蒸気Ｓ、温水Ｗを発生させるボイ
ラー９およびこのボイラー９で発生した蒸気Ｓを基にし
て電力Ｐを発生させる蒸気駆動式発電機１１などで構成
されている。
境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設備１
は、都市ごみなどの廃棄物Ｇより固形物燃料ＲＤＦを製
造する固形物燃料製造装置３と、この固形物燃料製造装
置３によって製造された固形物燃料ＲＤＦを貯留してお
く固形物燃料貯留場（ＲＤＦ貯留場）５と、この固形物
燃料貯留場５に貯留された固形物燃料ＲＤＦを基にして
燃焼せしめる燃焼機７と、この燃焼機７で燃焼された燃
焼ガスＦＧを基にして蒸気Ｓ、温水Ｗを発生させるボイ
ラー９およびこのボイラー９で発生した蒸気Ｓを基にし
て電力Ｐを発生させる蒸気駆動式発電機１１などで構成
されている。
【００２０】前記固形物燃料製造装置３は、第１破砕機
１３、混合加熱反応機１５，第２破砕機１７，圧縮成型
機１９および乾燥固化機２１で構成されている。前記第
１破砕機１３，第２破砕機１７はそれぞれ第１選別機、
第２選別機を含んでいるものである。
１３、混合加熱反応機１５，第２破砕機１７，圧縮成型
機１９および乾燥固化機２１で構成されている。前記第
１破砕機１３，第２破砕機１７はそれぞれ第１選別機、
第２選別機を含んでいるものである。
【００２１】前記燃焼機７で発生したアッシュＡを貯留
しておくアッシュ貯留場２３，前記乾燥固化機２１やボ
イラー９で発生した排ガスＥＧを処理する排ガス処理設
備２５が前記小型都市ごみ処理設備１に付設されてい
る。
しておくアッシュ貯留場２３，前記乾燥固化機２１やボ
イラー９で発生した排ガスＥＧを処理する排ガス処理設
備２５が前記小型都市ごみ処理設備１に付設されてい
る。
【００２２】上記構成により、例えば一般家庭あるいは
事務所から排除される都市ごみなどの廃棄物Ｇは、紙、
ダンボール、繊維類などの可燃物と、鉄、アルミ、ガラ
ス、土、石、などの不燃物と、これらに含まれる水分な
どで構成されており、例えばトラック、バッカー車など
の運搬車などで運ばれてきて、必要な量だけ、必要な時
期に廃棄物Ｇが第１破砕機１３に投入されると共に、例
えばＣａＯなどのアルカリ土類金属酸化物である添加剤
Ｐが必要な量だけ添加される。
事務所から排除される都市ごみなどの廃棄物Ｇは、紙、
ダンボール、繊維類などの可燃物と、鉄、アルミ、ガラ
ス、土、石、などの不燃物と、これらに含まれる水分な
どで構成されており、例えばトラック、バッカー車など
の運搬車などで運ばれてきて、必要な量だけ、必要な時
期に廃棄物Ｇが第１破砕機１３に投入されると共に、例
えばＣａＯなどのアルカリ土類金属酸化物である添加剤
Ｐが必要な量だけ添加される。
【００２３】この第１破砕機１３は、例えば油圧低速駆
動型の引裂き粗破砕機で、具体的な構造は公知であるた
め、詳細な説明は省略するが、回転数がそれぞれ異なる
２または３軸を有し、各軸の外周にはそれぞれ複数の刃
が備えられている。而して、投入された廃棄物Ｇと添加
剤Ｔを、回転数がそれぞれ異なる２または３軸の回転引
裂刃によりくわえ込み、引裂き、強固なものまで突き破
って、低速、高トルクの油圧駆動によりゆっくり引裂か
れ、本体下部の排出口から排出される。この第１破砕機
１３の駆動は油圧駆動方式となっており、可変吐出アキ
シャルピストンポンプを使用することにより、通常負荷
時は、高速、低速トルクにて、負荷増大時に低速、高速
トルク運転と負荷の必要に応じて軸回転数を可変とする
ことができるため、破砕負荷については、常時最適状態
にて運転制御が可能となっている。
動型の引裂き粗破砕機で、具体的な構造は公知であるた
め、詳細な説明は省略するが、回転数がそれぞれ異なる
２または３軸を有し、各軸の外周にはそれぞれ複数の刃
が備えられている。而して、投入された廃棄物Ｇと添加
剤Ｔを、回転数がそれぞれ異なる２または３軸の回転引
裂刃によりくわえ込み、引裂き、強固なものまで突き破
って、低速、高トルクの油圧駆動によりゆっくり引裂か
れ、本体下部の排出口から排出される。この第１破砕機
１３の駆動は油圧駆動方式となっており、可変吐出アキ
シャルピストンポンプを使用することにより、通常負荷
時は、高速、低速トルクにて、負荷増大時に低速、高速
トルク運転と負荷の必要に応じて軸回転数を可変とする
ことができるため、破砕負荷については、常時最適状態
にて運転制御が可能となっている。
【００２４】この第１破砕機１３で粗破砕かつ選別され
た第１廃棄物Ｇ１は混合加熱反応機１５に投入される。
この混合加熱反応機１５は例えば回転式６角ミキサ、リ
ボンミキサ、移動スクリュ式撹拌機あるいは堅型多段撹
拌機などからなっていて、貯留されながら一定時間加熱
して混合される。この混合加熱反応機１５における加熱
手段としては、熱風や加熱チューブ、蒸気または温水の
ジャケットで行なうことにより、反応速度を早くさせる
ことができる。密閉状態下、例えば５０℃以上８０℃以
下で１時間程度行なうのが好ましい。この混合加熱反応
機１５においては混合貯留反応と混合脱気反応が行われ
るものである。
た第１廃棄物Ｇ１は混合加熱反応機１５に投入される。
この混合加熱反応機１５は例えば回転式６角ミキサ、リ
ボンミキサ、移動スクリュ式撹拌機あるいは堅型多段撹
拌機などからなっていて、貯留されながら一定時間加熱
して混合される。この混合加熱反応機１５における加熱
手段としては、熱風や加熱チューブ、蒸気または温水の
ジャケットで行なうことにより、反応速度を早くさせる
ことができる。密閉状態下、例えば５０℃以上８０℃以
下で１時間程度行なうのが好ましい。この混合加熱反応
機１５においては混合貯留反応と混合脱気反応が行われ
るものである。
【００２５】この混合加熱反応機１５で反応された第２
廃棄物Ｇ２は、鉄、非鉄などの金属が除去されると共に
有害危険物などが除去される。また、ビン、ブロックな
どの中粒形無機物が選別されて除去された後、第２破砕
機１７に送られる。この第２破砕機１７は例えばハンマ
ミルなどからなっており、この第２破砕機１７で第２廃
棄物Ｇ２はさらに細かく粉砕されると共に選別される。
廃棄物Ｇ２は、鉄、非鉄などの金属が除去されると共に
有害危険物などが除去される。また、ビン、ブロックな
どの中粒形無機物が選別されて除去された後、第２破砕
機１７に送られる。この第２破砕機１７は例えばハンマ
ミルなどからなっており、この第２破砕機１７で第２廃
棄物Ｇ２はさらに細かく粉砕されると共に選別される。
【００２６】この第２破砕機１７で細かく粉砕された第
３廃棄物Ｇ３は、圧縮成型器１９に投入される。この圧
縮成型器１９においては圧縮作用によって密度を高めた
上で、押出して粒状に成型される。この圧縮成型器１９
で粒状に成型された第４廃棄物Ｇ４は乾燥固化機２１に
投入される。この乾燥固化機２１では温度を例えば１３
０〜２３０℃まで上げ、殺菌を行ない、熱化学変化を完
了させると共に、水分を除くと同時に含有しているアル
カリ（ＣａＣｏＨ）2 などをＣＯ2 ガスで中和し固化さ
せることによって固形物燃料ＲＤＦが得られる。
３廃棄物Ｇ３は、圧縮成型器１９に投入される。この圧
縮成型器１９においては圧縮作用によって密度を高めた
上で、押出して粒状に成型される。この圧縮成型器１９
で粒状に成型された第４廃棄物Ｇ４は乾燥固化機２１に
投入される。この乾燥固化機２１では温度を例えば１３
０〜２３０℃まで上げ、殺菌を行ない、熱化学変化を完
了させると共に、水分を除くと同時に含有しているアル
カリ（ＣａＣｏＨ）2 などをＣＯ2 ガスで中和し固化さ
せることによって固形物燃料ＲＤＦが得られる。
【００２７】この乾燥固化機２１で得られた固形物燃料
ＲＤＦは、乾燥固化機２１と燃焼機７の近くに配置され
た固形物燃料貯留場（ＲＤＦ貯留場）５に貯留される。
この固形物燃料貯留場５に貯留された固形物燃料ＲＤＦ
は必要な時期に必要な量だけ燃焼機７に投入されて燃焼
されることにより燃焼ガスＦＧが発生して、この燃焼ガ
スＦＧがボイラー９に送られる。このボイラー９では蒸
気Ｓまたは温水Ｗが発生する。この発生した蒸気Ｓは蒸
気駆動式発電機１１に送られて電力Ｐが得られることに
なる。
ＲＤＦは、乾燥固化機２１と燃焼機７の近くに配置され
た固形物燃料貯留場（ＲＤＦ貯留場）５に貯留される。
この固形物燃料貯留場５に貯留された固形物燃料ＲＤＦ
は必要な時期に必要な量だけ燃焼機７に投入されて燃焼
されることにより燃焼ガスＦＧが発生して、この燃焼ガ
スＦＧがボイラー９に送られる。このボイラー９では蒸
気Ｓまたは温水Ｗが発生する。この発生した蒸気Ｓは蒸
気駆動式発電機１１に送られて電力Ｐが得られることに
なる。
【００２８】前記燃焼機７で発生したアッシュＡはアッ
シュ貯留場２３に送られて容易に処分することができ
る。前記固形物燃料製造装置３の乾燥固化機２１や燃焼
機７で発生した排ガスＥＧは排ガス処理設備２５に送ら
れて容易に処分することができる。
シュ貯留場２３に送られて容易に処分することができ
る。前記固形物燃料製造装置３の乾燥固化機２１や燃焼
機７で発生した排ガスＥＧは排ガス処理設備２５に送ら
れて容易に処分することができる。
【００２９】また、前記燃焼機７で発生した燃焼ガスＦ
Ｇは燃焼機７と乾燥固化機２１とに連結された燃焼ガス
用連結管２７を経て乾燥固化機２１に送られて乾燥用熱
源として再利用することができる。さらに、前記ボイラ
ー９で発生した蒸気Ｓまたは温水Ｗはボイラー９と混合
加熱反応機１５とに連結された加熱用連結管２９を経て
混合加熱反応機１５へ送られて反応促進のための加熱用
熱源として再利用することができる。
Ｇは燃焼機７と乾燥固化機２１とに連結された燃焼ガス
用連結管２７を経て乾燥固化機２１に送られて乾燥用熱
源として再利用することができる。さらに、前記ボイラ
ー９で発生した蒸気Ｓまたは温水Ｗはボイラー９と混合
加熱反応機１５とに連結された加熱用連結管２９を経て
混合加熱反応機１５へ送られて反応促進のための加熱用
熱源として再利用することができる。
【００３０】前記蒸気駆動式発電機１１で発生した電力
Ｐは、固形物燃料製造装置３における各種装置すなわち
第１破砕機１３，混合加熱反応機１５，第２破砕機１
７，圧縮成型機１９および乾燥固化機２１や、燃焼機
７，ボイラー９あるいは排ガス処理設備２５などの設備
全体で消費する電力の電源として再利用することができ
る。その他に設備全体におけるコンプレッサ、照明の蛍
光灯、移送コンベアなどの電力として再利用することが
できる。前記固形物燃料製造装置３が休止しているとき
には周辺地域の施設に供給することができる。
Ｐは、固形物燃料製造装置３における各種装置すなわち
第１破砕機１３，混合加熱反応機１５，第２破砕機１
７，圧縮成型機１９および乾燥固化機２１や、燃焼機
７，ボイラー９あるいは排ガス処理設備２５などの設備
全体で消費する電力の電源として再利用することができ
る。その他に設備全体におけるコンプレッサ、照明の蛍
光灯、移送コンベアなどの電力として再利用することが
できる。前記固形物燃料製造装置３が休止しているとき
には周辺地域の施設に供給することができる。
【００３１】さらに、ボイラー９で発生した蒸気Ｓ、温
水Ｗは常時外部へ供給することができる。
水Ｗは常時外部へ供給することができる。
【００３２】したがって、一般家庭あるいは事務所から
排出される都市ごみなどからなる廃棄物が高水分でも固
形物燃料製造装置３で安定した品質の固形物燃料ＲＤＦ
を製造することができる。燃焼ガスＦＧの乾燥固化機２
１への利用、蒸気Ｓ，温水Ｗの混合加熱反応機１５への
利用および電力Ｐの自家設備への利用を行うことができ
るので、エネルギーの浪費を避けるばかりでなく、有効
に利用できる。
排出される都市ごみなどからなる廃棄物が高水分でも固
形物燃料製造装置３で安定した品質の固形物燃料ＲＤＦ
を製造することができる。燃焼ガスＦＧの乾燥固化機２
１への利用、蒸気Ｓ，温水Ｗの混合加熱反応機１５への
利用および電力Ｐの自家設備への利用を行うことができ
るので、エネルギーの浪費を避けるばかりでなく、有効
に利用できる。
【００３３】また、要求処理が少量でも安定した運転が
できる。排ガス中の有害成分が少ないので、排ガス設備
のコストを低減できる。均一な燃焼が得られ、灰の中の
未燃分、有害成分が少ないので環境負荷を低減できると
共に燃焼材の耐用年数を増すことができる。
できる。排ガス中の有害成分が少ないので、排ガス設備
のコストを低減できる。均一な燃焼が得られ、灰の中の
未燃分、有害成分が少ないので環境負荷を低減できると
共に燃焼材の耐用年数を増すことができる。
【００３４】固形物燃料化することで、燃焼において必
要な通気特性を確保できる。均一な燃焼が得られ、排ガ
ス中の有害物質の生成を抑制できると共に、高効率ボイ
ラーとの組合せが可能となる。
要な通気特性を確保できる。均一な燃焼が得られ、排ガ
ス中の有害物質の生成を抑制できると共に、高効率ボイ
ラーとの組合せが可能となる。
【００３５】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
【００３６】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、請求項１〜４の発明によれば、一般家庭ある
いは事務所から排出される都市ごみなどからなる廃棄物
が高水分でも固形物燃料製造装置３で安定した品質の固
形物燃料を製造することができる。燃焼ガスの乾燥固化
機への利用、蒸気，温水の混合加熱反応機への利用およ
び電力の自家設備への利用を行うことができるので、エ
ネルギーの浪費を避けるばかりでなく、有効に利用でき
る。
るように、請求項１〜４の発明によれば、一般家庭ある
いは事務所から排出される都市ごみなどからなる廃棄物
が高水分でも固形物燃料製造装置３で安定した品質の固
形物燃料を製造することができる。燃焼ガスの乾燥固化
機への利用、蒸気，温水の混合加熱反応機への利用およ
び電力の自家設備への利用を行うことができるので、エ
ネルギーの浪費を避けるばかりでなく、有効に利用でき
る。
【００３７】また、要求処理が少量でも安定した運転が
できる。排ガス中の有害成分が少ないので、排ガス設備
のコストを低減できる。均一な燃焼が得られ、灰の中の
未燃分、有害成分が少ないので環境負荷を低減できると
共に燃焼材の耐用年数を増すことができる。
できる。排ガス中の有害成分が少ないので、排ガス設備
のコストを低減できる。均一な燃焼が得られ、灰の中の
未燃分、有害成分が少ないので環境負荷を低減できると
共に燃焼材の耐用年数を増すことができる。
【００３８】固形物燃料化することで、燃焼において必
要な通気特性を確保できる。均一な燃焼が得られ、排ガ
ス中の有害物質の生成を抑制できると共に、高効率ボイ
ラーとの組合せが可能となる。
要な通気特性を確保できる。均一な燃焼が得られ、排ガ
ス中の有害物質の生成を抑制できると共に、高効率ボイ
ラーとの組合せが可能となる。
【図１】この発明のサーマルサイクル・環境保全型複合
システムによる小型都市ごみ処理設備を実施する一実施
例の構成説明図である。
システムによる小型都市ごみ処理設備を実施する一実施
例の構成説明図である。
１ サーマルサイクル・環境保全型複合システムによる
小型都市ごみ処理設備 ３ 固形物燃料製造装置 ５ 固形物燃料貯留場 ７ 燃焼機 ９ ボイラー １１ 蒸気駆動式発電機 １３ 第１破砕機 １５ 混合加熱反応機 １７ 第２破砕機 １９ 圧縮成型機 ２１ 乾燥固化機 ２３ アッシュ貯留場 ２５ 排ガス処理設備 ２７ 燃焼ガス用連結管 ２９ 加熱用連結管
小型都市ごみ処理設備 ３ 固形物燃料製造装置 ５ 固形物燃料貯留場 ７ 燃焼機 ９ ボイラー １１ 蒸気駆動式発電機 １３ 第１破砕機 １５ 混合加熱反応機 １７ 第２破砕機 １９ 圧縮成型機 ２１ 乾燥固化機 ２３ アッシュ貯留場 ２５ 排ガス処理設備 ２７ 燃焼ガス用連結管 ２９ 加熱用連結管
Claims (4)
- 【請求項１】 都市ごみなどの廃棄物を第１破砕機、混
合加熱反応機、第２破砕機、圧縮成型機を経て乾燥固化
機で乾燥固化して固形物燃料を製造する廃棄物による固
形物燃料製造装置と、この固形物燃料製造装置で製造さ
れた固形物燃料を貯留しておく固形物燃料貯留場と、こ
の固形物燃料貯留場に貯留された固形物燃料を基にして
燃焼せしめる燃焼機と、この燃焼機で燃焼された燃焼ガ
スを基にして蒸気・温水を発生させるボイラーと、を備
えてなることを特徴とするサーマルサイクル・環境保全
型複合システムによる小型都市ごみ処理設備。 - 【請求項２】 前記燃焼機で発生した燃焼ガスを前記固
形物燃料製造装置の乾燥固化機の乾燥用熱源に使用すべ
く、燃焼機と乾燥固化機を燃焼ガス用連結管で連結せし
めてなることを特徴とする請求項１記載のサーマルサイ
クル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理
設備。 - 【請求項３】 前記ボイラーで発生した蒸気または温水
を、前記固形物燃料製造装置の混合加熱反応機の反応促
進のための加熱用熱源に使用すべく、ボイラーと混合加
熱反応機とを加熱用連結管で連結せしめてなること特徴
とする請求項１，２記載のサーマルサイクル・環境保全
型複合システムによる小型都市ごみ処理設備。 - 【請求項４】 前記ボイラーで発生した蒸気を基にして
電力を発生させる蒸気駆動式発電機を備え、前記各装置
における電力の電源として使用し、あるいは固形物燃料
製造装置が休止時には周辺地域施設に電力，蒸気，温水
を供給することを特徴とする請求項１，２，３記載のサ
ーマルサイクル・環境保全型複合システムによる小型都
市ごみ処理設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7141878A JPH08332469A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | サーマルサイクル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7141878A JPH08332469A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | サーマルサイクル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08332469A true JPH08332469A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15302270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7141878A Pending JPH08332469A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | サーマルサイクル・環境保全型複合システムによる小型都市ごみ処理設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08332469A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100314835B1 (ko) * | 1999-07-01 | 2001-11-23 | 노수영 | 농산물 전용 폐기물 감량 시스템 |
| WO2007093117A1 (fr) * | 2006-02-16 | 2007-08-23 | Shen Zhen A-Mart Industrial Co., Ltd | Procédé de génération d'électricité par incinération de déchets urbains |
| KR101129583B1 (ko) * | 2011-10-26 | 2012-03-26 | 고대우 | 음식물류 폐기물의 소멸화 방법 |
| JP2015073666A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 株式会社エム・アイ・エス | 使用済み紙オムツのリサイクルシステム |
| GB2476937B (en) * | 2010-01-13 | 2016-01-27 | Michael Oluwaseun Bamidele | Dual power source combined domestic recycling system |
| JP2017131799A (ja) * | 2016-01-25 | 2017-08-03 | 環境パートナーシップ株式会社 | リサイクルシステム |
| JP2020169743A (ja) * | 2019-04-01 | 2020-10-15 | 王子ホールディングス株式会社 | 汚泥熱回収装置、汚泥熱回収システムおよび汚泥熱活用型工場 |
| CN113864787A (zh) * | 2021-09-24 | 2021-12-31 | 河南中成环保科技股份有限公司 | 生活垃圾热源多级处理装置 |
-
1995
- 1995-06-08 JP JP7141878A patent/JPH08332469A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100314835B1 (ko) * | 1999-07-01 | 2001-11-23 | 노수영 | 농산물 전용 폐기물 감량 시스템 |
| WO2007093117A1 (fr) * | 2006-02-16 | 2007-08-23 | Shen Zhen A-Mart Industrial Co., Ltd | Procédé de génération d'électricité par incinération de déchets urbains |
| GB2476937B (en) * | 2010-01-13 | 2016-01-27 | Michael Oluwaseun Bamidele | Dual power source combined domestic recycling system |
| KR101129583B1 (ko) * | 2011-10-26 | 2012-03-26 | 고대우 | 음식물류 폐기물의 소멸화 방법 |
| JP2015073666A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 株式会社エム・アイ・エス | 使用済み紙オムツのリサイクルシステム |
| JP2017131799A (ja) * | 2016-01-25 | 2017-08-03 | 環境パートナーシップ株式会社 | リサイクルシステム |
| JP2020169743A (ja) * | 2019-04-01 | 2020-10-15 | 王子ホールディングス株式会社 | 汚泥熱回収装置、汚泥熱回収システムおよび汚泥熱活用型工場 |
| CN113864787A (zh) * | 2021-09-24 | 2021-12-31 | 河南中成环保科技股份有限公司 | 生活垃圾热源多级处理装置 |
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