JPH08331042A - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JPH08331042A
JPH08331042A JP15242595A JP15242595A JPH08331042A JP H08331042 A JPH08331042 A JP H08331042A JP 15242595 A JP15242595 A JP 15242595A JP 15242595 A JP15242595 A JP 15242595A JP H08331042 A JPH08331042 A JP H08331042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control signal
signal
unit
delay circuit
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP15242595A
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English (en)
Inventor
Shigeru Hiroki
茂 廣木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線電話装置の子機の使用者、および、その
通話相手に、通話中の制御信号送信による不快音を聞か
せないようにすることにある。 【構成】 無線電話装置の親機101に、無線受信部で
受信した信号を制御信号を検知するのに必要な時間遅延
させる遅延回路106と、無線受信部で受信した信号中
の制御信号を検知した場合に、前記遅延回路106を経
た信号をミュートするミュート回路107とを設けた。
無線電話装置の子機301に、無線受信部で受信した信
号を制御信号を検知するのに必要な時間遅延させる遅延
回路306と、無線受信部で受信した信号中の制御信号
を検知した場合に、前記遅延回路306を経た信号をミ
ュートするミュート回路307とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線電話装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の無線電話装置では、通話中に音声
情報以外の制御情報を送信しようとする場合、コード化
された制御情報をアナログ信号に変調して送信してい
る。しかしながら、前記制御情報の送信は、音声情報と
同じチャネルを使用して送信するため、通話中に前記制
御信号が送信されると、通話者に『ビュッ』という不快
な音が聞こえてしまう。
【0003】そこで、この不快な音を避けるために、従
来の無線電話装置では、制御情報を検知すると、受信し
た音声情報を一旦ミュートしている。この場合、受信し
た信号が自局への制御信号である確率が高い時点で検知
しないと、制御信号でない信号を制御信号であると誤検
知する確率が高くなるので、通話中にミュートがしばし
ば起こり、通話に支障を来す。
【0004】例えば、制御信号の送受信に2400bp
sのMSK信号を用いた場合、制御信号中の呼出信号を
検出した時点で、自局への制御信号であると検知する
と、誤検知の確率が0となる。そして、呼出信号の検出
までは、約70ビット(約30msec)必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線電話装置では、自局への制御情報を検知すると
ミュートを行うので、制御信号を検知するまでの時間は
ミュートされず、通話中に前記制御信号が送信される
と、制御信号を検知するまでの時間分、通話者に『ビュ
ッ』という不快な音が聞こえてしまうという欠点があっ
た。
【0006】本出願に係る第1の発明の目的は、無線電
話装置の子機の使用者の相手に、制御信号送信時の不快
音を聞かせないようにすることにある。
【0007】本出願に係る第2の発明の目的は、無線電
話装置の子機の使用者に、制御信号送信時の不快音を聞
かせないようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
は、親機と子機とにより構成される無線電話装置におい
て、前記親機に、無線受信部で受信した信号を少なくと
も制御信号を検知するのに必要な時間遅延させる遅延手
段と、無線受信部で受信した信号中の制御信号を検知す
る検知手段と、前記検知手段によって前記制御信号を検
知した場合に、前記遅延手段を経た信号をミュートする
ミュート手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】また、本出願に係る第2の発明は、親機と
子機とにより構成される無線電話装置において、前記子
機に、無線受信部で受信した信号を少なくとも制御信号
を検知するのに必要な時間遅延させる遅延手段と、無線
受信部で受信した信号中の制御信号を検知する検知手段
と、前記検知手段によって前記制御信号を検知した場合
に、前記遅延手段を経た信号をミュートするミュート手
段とを設けたことを特徴とする。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例における無線電
話装置の親機101の構成を示すブロック図である。
【0011】本実施例の親機101は、この親機101
を制御するCPU102と、アンテナ103と、このア
ンテナ103を介して図示しない子機と無線の送受信を
行う無線送受信部104と、音声信号のスクランブルや
制御信号の送受信を行う音声処理回路105と、アンテ
ナ103→無線送受信部104→音声処理回路105を
通ってきた受信信号を遅延させる遅延回路106と、C
PU102の制御により、遅延回路106から回線イン
タフェース部108へ出力される信号のオン/オフを行
うミュート回路107と、電話回線109とのインタフ
ェースを行う回路インタフェース部108とを有する。
【0012】アンテナ103と無線送受信部104を介
して受信した音声信号は、音声処理部105を経て遅延
回路106へ入力される。遅延回路106では、音声処
理部105より入力された信号を常に後述する遅延時間
(制御信号検知時間≒27msec)だけ遅延させてミ
ュート回路107へ出力する。
【0013】音声処理部105では、入力した音声信号
中の制御信号の検出を行う。本実施例では、制御信号と
して、図2に示すようなフレームフォーマットによる2
400bpsのMSK信号を用いる。制御信号の検出方
法を以下に説明する。
【0014】まず、音声処理部105では、「0」と
「1」が交互に並んだビット同期信号(法令では12ビ
ット以上)を検出する。そして、このビット同期信号検
出後、音声処理部105では、フレーム同期信号を検出
する。本実施例では、フレーム同期信号は、法令で定め
られている子機の16ビットのフレーム同期信号「1100
010011010110」を用いる。
【0015】そして、フレーム同期信号検出後、音声処
理部105では、37ビットの呼出信号を検出する。上
記呼出信号が自局の呼出信号と一致した場合、受信した
制御信号が、自局に対する制御信号であると判断する。
つまり、本無線電話装置の親機101への制御信号であ
ると判断するためには、呼出信号の一致を確認するまで
に受信するビット数が必要で、ビット同期信号を12ビ
ットとしても、65ビット必要である。本実施例で使用
する制御信号は2400bps(1ビット≒417μs
ec)であるので、制御信号検知時間は約27msec
である。よって、上述の遅延時間は27msec以上と
なる。
【0016】音声処理回路105が呼出符号の一致を確
認した時点で、CPU102はミュート回路107を制
御して、遅延回路106から回線インタフェース部10
8への出力をオフする。遅延回路106から回線インタ
フェース部107への出力をオフにしている時間は制御
信号の最大送信時間(例えば、100msec)であ
る。
【0017】以上の第1実施例によれば、ミュート回路
107より後方で、制御信号受信中はミュートされるの
で、通話中に電話回線108側へ制御信号の『ビュッ』
という不快な音が送出されない。つまり、本無線電話装
置を使用して通話を行っている場合に、子機から親機へ
制御信号で情報の送信を行っても、通話相手に制御信号
の『ビュッ』という不快な音が全く聞こえないという効
果がある。
【0018】図3は、本発明の第2実施例における無線
電話装置の子機301の構成を示すブロック図である。
【0019】本実施例の子機301は、この子機301
を制御するCPU302と、アンテナ303と、このア
ンテナ303を介して図示しない親機と無線の送受信を
行う無線送受信部304と、音声信号のスクランブルや
制御信号の送受信を行う音声処理部305と、アンテナ
303→無線送受信部304→音声処理回路305を通
ってきた受信信号を遅延させる遅延回路306と、CP
U302の制御により、遅延回路306から受話部30
8に出力される信号のオン/オフを行うミュート回路3
07と、受話部308と、送話部309とを有する。
【0020】アンテナ303と無線送受信部304を介
して受信した音声信号は、音声処理部305を経て遅延
回路306へ入力する。遅延回路306では、音声処理
部305より入力された信号を常に後述する遅延時間
(制御信号検知時間≒30msec)だけ遅延させて、
ミュート回路307へ出力する。
【0021】音声処理部305では、入力した音声信号
中の制御信号の検出を行う。本実施例では、制御信号と
して、図2に示すようなフレームフォーマットによる2
400bpsのMSK信号を用いる。制御信号の検出方
法を以下に説明する。
【0022】まず、音声処理部105では、「0」と
「1」が交互に並んだビット同期信号(法令では12ビ
ット以上)を検出する。ビット同期信号検出後、音声処
理部305では、フレーム同期信号を検出する。本実施
例では、フレーム同期信号は、法令で定められている親
機の16ビットのフレーム同期信号「100100110011011
0」を用いる。
【0023】そして、フレーム同期信号検出後、音声処
理部305では、37ビットの呼出信号を検出する。上
記呼出信号が自局の呼出信号と一致した場合、受信した
制御信号が、自局に対する制御信号であると判断する。
つまり、本無線電話装置の子機301への制御信号であ
ると判断するためには、呼出信号の一致を確認するまで
に受信するビット数が必要で、ビット同期信号を12ビ
ットとしても、65ビット必要である。本実施例で使用
する制御信号は、2400bps(1ビット≒417μ
sec)であるので、制御信号検知時間は約27mse
cである。よって、上記遅延時間は27msec以上と
なる。
【0024】音声処理回路305が呼出符号の一致を確
認した時点で、CPU302はミュート回路307を制
御して、遅延回路306から受話部308への出力をオ
フする。遅延回路306から受話部308への出力をオ
フにしている時間は制御信号の最大送信時間(例えば、
100msec)である。
【0025】以上の第2実施例によれば、ミュート回路
307より後方で、制御信号受信中はミュートされるの
で、通話中に受話部308側へ制御信号の『ビュッ』と
いう不快な音が送出されない。つまり、本無線電話装置
を使用して通話を行っている場合に、親機から子機へ制
御信号で情報の送信を行っても、子機の使用者に制御信
号の『ビュッ』という不快な音が全く聞こえないという
効果がある。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1の発
明によれば、無線電話機を使用して通話を行っている場
合に、子機から親機へ制御信号で情報の送信を行って
も、通話相手に制御信号による不快音が聞こえないとい
う効果がある。
【0027】また、本出願の第2の発明によれば、無線
電話機を使用して通話を行っている場合に、親機から子
機へ制御信号で情報の送信を行っても、子機の使用者に
制御信号による不快音が聞こえないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例で使用する制御信号のフレーム
フォーマットを示す説明図である。
【図3】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
101…親機、 102、302…CPU、 103、303…アンテナ、 104、304…無線送受信部、 105、305…音声処理回路、 106、306…遅延回路、 107、307…ミュート回路、 108…回線インタフェース部、 109…電話回線、 301…子機、 308…受話部、 309…送話部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と子機とを有して構成される無線電
    話装置において、 前記親機に、無線受信部で受信した信号を少なくとも制
    御信号を検知するのに必要な時間遅延させる遅延手段
    と、無線受信部で受信した信号中の制御信号を検知する
    検知手段と、前記検知手段によって前記制御信号を検知
    した場合に、前記遅延手段を経た信号をミュートするミ
    ュート手段とを設けたことを特徴とする無線電話装置。
  2. 【請求項2】 親機と子機とを有して構成される無線電
    話装置において、 前記子機に、無線受信部で受信した信号を少なくとも制
    御信号を検知するのに必要な時間遅延させる遅延手段
    と、無線受信部で受信した信号中の制御信号を検知する
    検知手段と、前記検知手段によって前記制御信号を検知
    した場合に、前記遅延手段を経た信号をミュートするミ
    ュート手段とを設けたことを特徴とする無線電話装置。
JP15242595A 1995-05-26 1995-05-26 無線電話装置 Pending JPH08331042A (ja)

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JP15242595A JPH08331042A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 無線電話装置

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JP15242595A JPH08331042A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 無線電話装置

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JPH08331042A true JPH08331042A (ja) 1996-12-13

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ID=15540241

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JP15242595A Pending JPH08331042A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 無線電話装置

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JP (1) JPH08331042A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0903914A1 (fr) * 1997-09-23 1999-03-24 Koninklijke Philips Electronics N.V. Méthode et système de téléphonie sans fil

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0903914A1 (fr) * 1997-09-23 1999-03-24 Koninklijke Philips Electronics N.V. Méthode et système de téléphonie sans fil
FR2768884A1 (fr) * 1997-09-23 1999-03-26 Philips Electronics Nv Systeme de telephone comportant un dispositif de base et au moins un dispositif de combine, procede mis en oeuvre dans un tel systeme, dispositif d'abonne et dispositif de base convenant a un tel systeme

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