JPH08330792A - コネクタ圧入機 - Google Patents

コネクタ圧入機

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JPH08330792A
JPH08330792A JP7155327A JP15532795A JPH08330792A JP H08330792 A JPH08330792 A JP H08330792A JP 7155327 A JP7155327 A JP 7155327A JP 15532795 A JP15532795 A JP 15532795A JP H08330792 A JPH08330792 A JP H08330792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
fitting
connector
printed circuit
circuit board
Prior art date
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Pending
Application number
JP7155327A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Aoki
省一 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ando Electric Co Ltd filed Critical Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧入作業の定量的な判定ができ、圧入作業時
に不良が発生した際の原因を追求できるコネクタ圧入機
を提供する。 【構成】 圧入ヘッド8にコネクタ1を吸着保持した状
態で、シリンダ2を駆動し、圧入ヘッド8を下方に押し
下げ、コネクタ1のピン1Aがプリント基板3のスルー
ホール3Aに圧入する。シリンダ2と圧入ヘッド8の間
には圧力センサ4が配置し、センサ4からピン1Aがス
ルーホール3Aに圧入するときの圧入力に相当する電気
信号を圧入制御部6に出力する。圧入制御部6により圧
力センサ4の出力に対応してサーボ弁5を制御し、シリ
ンダ2を適宜駆動される。外部出力装置7は、圧入制御
部6を通じて圧力センサ4の出力情報を受け取り、その
情報を外部の計測機器等に出力する。この情報は圧入作
業の定量的な判定に供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無はんだ圧入型のコ
ネクタをプリント基板に圧入するコネクタ圧入機に係
り、特に圧入状態の確認方法の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】「プレスフィットコネクタ」と呼ばれる
無はんだ圧入型コネクタをプリント基板に圧入するコネ
クタ圧入機としては、例えば、特開平06−224597号公報
に開示されている。
【0003】ここに開示されるコネクタ圧入機は、スト
ッカからコネクタをチャックで取り出し搬送して挿入部
に挿入してピンを整列させ、挿入部を移動してコネクタ
を圧入ヘッドに吸着させ、圧入部が押下してコネクタを
プリント基板に圧入することで、コネクタをプリント基
板に仮挿入する作業を省略して、コネクタの圧入を自動
化したものである。
【0004】ところで、従来の装置において、圧入作業
を完了後の圧入状態の確認方法としては、目視で検査
し、プリント基板とコネクタの間に隙間が無いか、コネ
クタの保持力は適正か等をチェックし、その良否を判定
していた。
【0005】しかし、圧入作業完了後の検査では、圧入
されたプリント基板上のスルーホールの内径、コネクタ
ピンの径等のワークの状態を測定することは不可能であ
る。このため、圧入不良のワークを発見したとしても、
どの程度の圧入不良なのかといった定量的な判定が不可
能であり、また、その原因を追求し、結果を前工程へフ
ィードバックしてワーク精度の改善を図る等といったこ
とも不可能であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のコネクタ圧入機では、圧入作業完了後の検査しかで
きないため、ワーク状態の測定、圧入不良発生時の定量
的な判定、ワーク精度の改善を図ることができなかっ
た。
【0007】この発明の目的は前記の問題を解決し、圧
入作業の定量的な判定が可能で、圧入作業時に不良が発
生した際の原因を追求することが可能なコネクタ圧入機
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明のコネクタ圧入機は、コネクタ圧入時にか
かる圧入力変化を検出する圧入力変化検出手段と、前記
圧入力変化検出手段の検出結果を外部に出力する外部出
力手段とを備えることを特徴とする。
【0009】特に、前記圧入力変化検出手段は、各プリ
ント基板毎、各圧入ポイント毎に圧入力変化を検出し、
前記外部出力手段は、前記圧入力変化検出手段の各プリ
ント基板毎、各圧入ポイント毎の検出結果について統計
データを作成するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】前記構成によるコネクタ圧入機では、コネクタ
圧入力時の圧入力変化を検出して外部に出力すること
で、圧入不良の定量的な判定を可能にし、また、その原
因を追求、結果を前工程へフィードバックしワーク精度
の改善をするといったことも可能にしている。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
詳細に説明する。
【0012】図1はこの発明に係るコネクタ圧入機の構
成を示すもので、1はコネクタ、2はシリンダ、3はプ
リント基板、4は圧力センサ、5はサーボ弁、6は圧入
制御部、7は外部出力装置、8は圧入ヘッドである。
【0013】図1において、圧入ヘッド8はコネクタ1
をピン上端が挿入された状態で吸着保持する。シリンダ
2は油圧シリンダであり、シリンダ2を駆動することで
圧入ヘッド8を下方に押し下げることができる。
【0014】圧入ヘッド8の下方にはプリント基板3が
配置され、圧入ヘッド8が下がると、圧入ヘッド8に吸
着保持されたコネクタ1のピン1Aがプリント基板3に
形成されるスルーホール3Aに圧入される。
【0015】圧力センサ4は、シリンダ2と圧入ヘッド
8の間に配置され、コネクタ1のピン1Aがプリント基
板3のスルーホール3Aに圧入する際の反力(以下、圧
入力と称する)を電気信号に変えて出力する。
【0016】圧入制御部6は圧力センサ4の出力を受け
てサーボ弁5を制御することでシリンダ2を駆動制御す
るものである。外部出力装置7は、圧入制御部6を通じ
て圧力センサ4の出力情報を受け取り、その情報を外部
の計測機器やプリンタに出力する。
【0017】すなわち、前記構成によるコネクタ圧入機
では、圧入作業開始が指示され、圧入制御部6によりサ
ーボ弁5が開くと、シリンダ2が駆動して圧入ヘッド8
が下方に移動し、これによってコネクタ1のピン1Aが
プリント基板3のスルーホール3Aに圧入されていく。
【0018】このとき、圧入制御部6は圧力センサ4の
出力値を監視しており、圧入力値が基準値に達した時点
でサーボ弁5を閉じる。このため、シリンダ2の駆動が
停止され、圧入ヘッド8の移動が止まる。これによっ
て、コネクタ圧入操作が完了する。
【0019】この一連の処理過程において、外部出力装
置7は圧入制御部6から圧力センサ情報を受取り、その
情報を例えばRS−232C等の通信ポートを通じて外
部へ出力する。その出力先としては、主としてプリン
タ、計測機器等があげられる。ここで、コネクタ1の圧
入作業における圧入不良の原因としては、コネクタピン
1Aの精度不良、プリント基板3におけるスルーホール
3Aの内径の精度不良等がある。
【0020】図2はプレスフィットコネクタ1を圧入す
る際のスルーホール3Aの内径と圧入完了時の圧入力値
との関係を示したものである。同図から明らかなよう
に、圧入力値はスルーホール径が小さいと大きくなり、
大きいと小さくなるといった特性がある。つまり、圧入
完了時の圧入力値からプリント基板3上のスルーホール
内径の精度を考察することができる。
【0021】そこで、この装置においては、実際に圧入
作業を行っている際の圧入力変化を、各プリント基板
毎、各圧入ポイント毎に外部へ出力することによって、
圧入不良の定量的な判定を可能にし、また、その原因を
追求、結果を前工程へフィードバックしワーク精度の改
善を図っている。
【0022】図3は前記外部出力装置7の出力例を示す
もので、図中のグラフは、各圧入ポイント毎の圧入力値
の時間的な変化を出力したものである。
【0023】例えば、グラフ中の圧入力の傾きが変わる
点はプリント基板上面にコネクタの底がついたことを示
しているので、この点での圧入力値が他のデータと比較
して高い圧入力値であれば、プリント基板のスルーホー
ル内径が小さいことがわかる。反対に低い圧入力値にあ
ればスルーホール内径が大きいことがわかる。
【0024】一般的に、プレスフィットコネクタの場
合、スルーホール内径の公差は60μm程度といわれてい
る。図2に示した関係から、スルーホール内径1.00mmの
時は、1.55tonから2.10tonの圧入力値ならば正常
な圧入できたと判断できる。つまり、定量的に不良の判
定ができる。
【0025】また、図3において、MAX値は圧入完了
時の圧入力値を示している。そして、プリント基板1枚
の全ポイントの圧入状態を出力した後に、圧入力値の平
均値、標準偏差等の統計処理の結果を出力している。こ
のように、同ロットのプリント基板の結果を互いに比較
することによって、そのばらつきを管理することもでき
る。
【0026】したがって、前記構成によるコネクタ圧入
機は、圧入作業の定量的な判定が可能であり、また、圧
入作業時に不良が発生した際に、その原因を追求するこ
とも可能になり、作業方法、工程の改善に役立つ。さら
に、圧入されたプリント基板の品質保証データとして活
用することができ、クレーム発生時の状況を確認するこ
ともできる。
【0027】なお、前記実施例では、外部出力装置7の
機能として、圧入制御部6から圧入情報を受け取って出
力するのみとしたが、当該装置7にプリンタ機能や計測
機能をもたせるようにしてもよいことは勿論である。そ
の他、この発明は種々変形可能であることはいうまでも
ない。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
圧入作業の定量的な判定が可能で、圧入作業時に不良が
発生した際の原因を追求することが可能なコネクタ圧入
機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコネクタ圧入機の一実施例の構
成を示す構成図である。
【図2】同実施例のコネクタ圧入機によりプレスフィッ
トコネクタを圧入する際のスルーホール内径と圧入完了
時の圧入力値との関係を示す特性図である。
【図3】同実施例における外部出力装置の圧入状態出力
例を示す図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 1A ピン 2 シリンダ 3 プリント基板 3A スルーホール 4 圧力センサ 5 サーボ弁 6 圧入制御部 7 外部出力装置 8 圧入ヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ圧入時にかかる圧入力変化を検
    出する圧入力変化検出手段と、 前記圧入力変化検出手段の検出結果を外部に出力する外
    部出力手段とを備えるることを特徴とするコネクタ圧入
    機。
  2. 【請求項2】 前記圧入力変化検出手段は、各プリント
    基板毎、各圧入ポイント毎に圧入力変化を検出し、前記
    外部出力手段は、前記圧入力変化検出手段の各プリント
    基板毎、各圧入ポイント毎の検出結果について統計デー
    タを作成するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    のコネクタ圧入機。
JP7155327A 1995-05-30 1995-05-30 コネクタ圧入機 Pending JPH08330792A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7155327A JPH08330792A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 コネクタ圧入機

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JP7155327A JPH08330792A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 コネクタ圧入機

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