JPH0832895A - 受信機 - Google Patents
受信機Info
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- JPH0832895A JPH0832895A JP18665594A JP18665594A JPH0832895A JP H0832895 A JPH0832895 A JP H0832895A JP 18665594 A JP18665594 A JP 18665594A JP 18665594 A JP18665594 A JP 18665594A JP H0832895 A JPH0832895 A JP H0832895A
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- Japan
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- amplifier
- circuit
- agc
- control voltage
- output
- Prior art date
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スプリアスレスポンスに優れたＡＧＣ回路を
備えた受信機を提供する。 【構成】 従来から使用されているＡＧＣ回路としての
増幅部７及びＲＦＡＧＣ部８の回路のほかに、並列に、
差動増幅器からなる差動増幅部９、ダイオード１０、コ
ンデンサ１１、そしてＤＣ増幅部１２で構成されるバイ
パス的なＡＧＣ回路を付加し、それから得られるＡＧＣ
制御電圧をＲＦ増幅部２に加えることで、スプリアス増
加時に発生する微小なＡＣ成分を検出増幅して制御電圧
とし、ＲＦ増幅部２の利得を効果的に制御する。
備えた受信機を提供する。 【構成】 従来から使用されているＡＧＣ回路としての
増幅部７及びＲＦＡＧＣ部８の回路のほかに、並列に、
差動増幅器からなる差動増幅部９、ダイオード１０、コ
ンデンサ１１、そしてＤＣ増幅部１２で構成されるバイ
パス的なＡＧＣ回路を付加し、それから得られるＡＧＣ
制御電圧をＲＦ増幅部２に加えることで、スプリアス増
加時に発生する微小なＡＣ成分を検出増幅して制御電圧
とし、ＲＦ増幅部２の利得を効果的に制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特にＴＶ受像機のＡＧ
Ｃ回路（自動利得制御回路）を備えた受信機に関するも
のである。
Ｃ回路（自動利得制御回路）を備えた受信機に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】ＴＶ受像機を含む受信機に入力する電波
には、諸事情により強弱があり、ＴＶ受像機において
は、チャンネルを切り換えるとチャンネル毎に画面のコ
ントラストが変わったり、航空機が付近を通過すること
で受信点の電界強度が変動し、画面が不安定になったり
する。そこで受像機では、受信電波の強弱やその変動に
応じてチューナやＶＩＦ増幅回路の利得を自動的に制御
し、常に一定のレベルの映像検波出力を得られるように
していて、これをＡＧＣ回路（自動利得制御回路）と呼
んでいることは公知である。
には、諸事情により強弱があり、ＴＶ受像機において
は、チャンネルを切り換えるとチャンネル毎に画面のコ
ントラストが変わったり、航空機が付近を通過すること
で受信点の電界強度が変動し、画面が不安定になったり
する。そこで受像機では、受信電波の強弱やその変動に
応じてチューナやＶＩＦ増幅回路の利得を自動的に制御
し、常に一定のレベルの映像検波出力を得られるように
していて、これをＡＧＣ回路（自動利得制御回路）と呼
んでいることは公知である。
【０００３】このＡＧＣ回路に使用される制御電圧は、
ＴＶ受像機においては、検波した映像信号から有害なパ
ルス性の雑音を除去し、その出力からＡＧＣ電圧を作り
出し、この制御電圧をＲＦ増幅段あるいはＶＩＦ段に加
えてその利得を制御しているものである。
ＴＶ受像機においては、検波した映像信号から有害なパ
ルス性の雑音を除去し、その出力からＡＧＣ電圧を作り
出し、この制御電圧をＲＦ増幅段あるいはＶＩＦ段に加
えてその利得を制御しているものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】一方、受信時の妨害波
の中に、いわゆるスプリアスがあり、大入力信号を受信
した場合等に生じやすいことも公知であるが、極端な場
合には本来同調していないはずの局を受信したり、また
オートシーク等の局検出の動作が誤動作を起こしたりす
る問題があり、特に車載用機器においては、機器を載せ
た車両が移動する関係で送信側に接近する可能性、すな
わち、大入力信号を受信する機会が多く、良好なスプリ
アスレスポンスが必要となる。
の中に、いわゆるスプリアスがあり、大入力信号を受信
した場合等に生じやすいことも公知であるが、極端な場
合には本来同調していないはずの局を受信したり、また
オートシーク等の局検出の動作が誤動作を起こしたりす
る問題があり、特に車載用機器においては、機器を載せ
た車両が移動する関係で送信側に接近する可能性、すな
わち、大入力信号を受信する機会が多く、良好なスプリ
アスレスポンスが必要となる。
【０００５】しかるに従来のＡＧＣ回路では、時定数に
よって特性が規定され、スプリアスが発生する状態にな
っても効果的にこれを除去することが困難なものであっ
た。本発明は、このような問題を解決し、スプリアス除
去に効果のあるＡＧＣ回路を提供することを目的として
いる。
よって特性が規定され、スプリアスが発生する状態にな
っても効果的にこれを除去することが困難なものであっ
た。本発明は、このような問題を解決し、スプリアス除
去に効果のあるＡＧＣ回路を提供することを目的として
いる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、後段の出力を検波し処理して制御電圧を得て、該
制御電圧を前段の増幅器に加え、該前段の増幅器の利得
を増減させるＡＧＣ回路を備えた受信機において、前記
系列の回路と並列に、前記検波出力を入力される差動増
幅器と、前記差動増幅器の出力を整流する整流回路と、
前記整流回路の出力を増幅する直流増幅器とよりなる直
列回路を設け、前記直流増幅器の出力を制御電圧として
前記前段の増幅器の利得を増減させるＡＧＣ回路を備え
たことで解決する。
れば、後段の出力を検波し処理して制御電圧を得て、該
制御電圧を前段の増幅器に加え、該前段の増幅器の利得
を増減させるＡＧＣ回路を備えた受信機において、前記
系列の回路と並列に、前記検波出力を入力される差動増
幅器と、前記差動増幅器の出力を整流する整流回路と、
前記整流回路の出力を増幅する直流増幅器とよりなる直
列回路を設け、前記直流増幅器の出力を制御電圧として
前記前段の増幅器の利得を増減させるＡＧＣ回路を備え
たことで解決する。
【０００７】
【作用】従来のＡＧＣ回路と並列に設けられた、検波出
力を入力される差動増幅器は、受信信号中のスプリアス
成分の増加を、ＡＧＣ制御電圧の微小なＤＣ成分の変
動、即ちＡＣ成分の増加として検出し、これを増幅して
付加されたＡＧＣ制御電圧として前段の増幅器に加え、
その利得を増減させ、混信、誤動作を防止する。
力を入力される差動増幅器は、受信信号中のスプリアス
成分の増加を、ＡＧＣ制御電圧の微小なＤＣ成分の変
動、即ちＡＣ成分の増加として検出し、これを増幅して
付加されたＡＧＣ制御電圧として前段の増幅器に加え、
その利得を増減させ、混信、誤動作を防止する。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の回路のブロック構成図であ
る。１はアンテナ、２はＲＦ増幅部であり、アンテナ１
で受けた信号を増幅するとともに後述のＡＧＣ制御電圧
を加えられてその利得を制御されている。３は局部発振
器４の出力を加えられてＩＦ信号を出力する混合部、５
はＩＦ増幅部、６はＩＦ信号を検波する検波部である。
該検波部６の出力はビデオ或いはサウンド信号として、
図示しない次段へ送られる。
る。１はアンテナ、２はＲＦ増幅部であり、アンテナ１
で受けた信号を増幅するとともに後述のＡＧＣ制御電圧
を加えられてその利得を制御されている。３は局部発振
器４の出力を加えられてＩＦ信号を出力する混合部、５
はＩＦ増幅部、６はＩＦ信号を検波する検波部である。
該検波部６の出力はビデオ或いはサウンド信号として、
図示しない次段へ送られる。
【０００９】前記検波部６の出力は、前記次段へ入力さ
れるのと並行して、以下のＡＧＣ回路に送られる。即
ち、７は検波出力を増幅する増幅部、８は前記増幅部７
の出力を処理してＡＧＣ制御電圧を作り出すＲＦＡＧＣ
部であり、受信機がＴＶ受像機の場合には、同期信号を
利用する先頭値形ＡＧＣ、或いはキード形ＡＧＣなどが
目的によって使用され、この出力は直流のＡＧＣ制御電
圧として前記ＲＦ増幅部２に加えられて、その利得を制
御している。以上の回路部分は公知であり、従来より使
用されている。
れるのと並行して、以下のＡＧＣ回路に送られる。即
ち、７は検波出力を増幅する増幅部、８は前記増幅部７
の出力を処理してＡＧＣ制御電圧を作り出すＲＦＡＧＣ
部であり、受信機がＴＶ受像機の場合には、同期信号を
利用する先頭値形ＡＧＣ、或いはキード形ＡＧＣなどが
目的によって使用され、この出力は直流のＡＧＣ制御電
圧として前記ＲＦ増幅部２に加えられて、その利得を制
御している。以上の回路部分は公知であり、従来より使
用されている。
【００１０】９は前記検波部６の出力を入力とする差動
増幅器からなる差動増幅部で、微小信号を検出し増幅す
る特性を有する。１０はダイオード、１１はコンデンサ
であり、前記差動増幅部９の出力を整流し平滑化する。
１２は前記平滑化された直流電圧を増幅するＤＣ増幅部
であり、その出力は前記ＲＦ増幅部２へ加えられて、そ
の利得を制御する。
増幅器からなる差動増幅部で、微小信号を検出し増幅す
る特性を有する。１０はダイオード、１１はコンデンサ
であり、前記差動増幅部９の出力を整流し平滑化する。
１２は前記平滑化された直流電圧を増幅するＤＣ増幅部
であり、その出力は前記ＲＦ増幅部２へ加えられて、そ
の利得を制御する。
【００１１】以上の構成の回路において、受信信号中の
スプリアス分が増加すると、図２に示したようにＩＦ信
号を検波して得られた、本来ＤＣ成分のみであるべきＡ
ＧＣ制御電圧中に、非直線成分のＡＣ成分が増加する。
このＡＣ成分を前記差動増幅器９は検出して増幅し、ダ
イオード１０、コンデンサ１１により整流、平滑化し
て、さらにＤＣ増幅部１２によって増幅した上で、ＲＦ
増幅部２に対し、ＡＧＣ制御電圧として加え、その利得
を制御する。
スプリアス分が増加すると、図２に示したようにＩＦ信
号を検波して得られた、本来ＤＣ成分のみであるべきＡ
ＧＣ制御電圧中に、非直線成分のＡＣ成分が増加する。
このＡＣ成分を前記差動増幅器９は検出して増幅し、ダ
イオード１０、コンデンサ１１により整流、平滑化し
て、さらにＤＣ増幅部１２によって増幅した上で、ＲＦ
増幅部２に対し、ＡＧＣ制御電圧として加え、その利得
を制御する。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来のＡ
ＧＣ回路に加えて本発明のバイパス的なＡＧＣ回路を付
加することにより、受信信号中にスプリアス成分が増加
した場合に、従来からあるＡＧＣ回路よりも利得の大き
いＡＧＣ制御電圧を得ることが可能であり、この制御電
圧をＲＦ増幅段に加え、その利得を減少させることで、
混信、オートシークの誤動作等を防止しうるもので、特
に車載用機器等、送信側に接近することの多い機器に使
用して、効果が大きいものである。
ＧＣ回路に加えて本発明のバイパス的なＡＧＣ回路を付
加することにより、受信信号中にスプリアス成分が増加
した場合に、従来からあるＡＧＣ回路よりも利得の大き
いＡＧＣ制御電圧を得ることが可能であり、この制御電
圧をＲＦ増幅段に加え、その利得を減少させることで、
混信、オートシークの誤動作等を防止しうるもので、特
に車載用機器等、送信側に接近することの多い機器に使
用して、効果が大きいものである。
【図１】本発明の実施例の回路のブロック構成図であ
る。
る。
【図２】ＡＧＣ制御電圧の波形図である。
１ アンテナ ２ ＲＦ増幅部 ３ 混合部 ４ 局部発振部 ５ ＩＦ増幅部 ６ 検波部 ８ ＲＦＡＧＣ部 ９ 差動増幅部 １０ ダイオード １１ コンデンサ １２ ＤＣ増幅部
Claims (1)
- 【請求項１】 後段の出力を検波し処理して制御電圧を
得て、該制御電圧を前段の増幅器に加え、該前段の増幅
器の利得を増減させるＡＧＣ回路を備えた受信機におい
て、前記系列の回路と並列に、前記検波出力を入力され
る差動増幅器と、前記差動増幅器の出力を整流する整流
回路と、前記整流回路の出力を増幅する直流増幅器とよ
りなる直列回路を設け、前記直流増幅器の出力を制御電
圧として前記前段の増幅器の利得を増減させるＡＧＣ回
路を備えていることを特徴とする受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18665594A JP3355040B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18665594A JP3355040B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 受信機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0832895A true JPH0832895A (ja) | 1996-02-02 |
| JP3355040B2 JP3355040B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=16192376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18665594A Expired - Fee Related JP3355040B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3355040B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006067316A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Nippon Antenna Co Ltd | 増幅装置 |
| JP2009122204A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 音量調整装置、方法及びプログラム |
| JP2018148322A (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-20 | 古河電気工業株式会社 | 送受信システム |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP18665594A patent/JP3355040B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006067316A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Nippon Antenna Co Ltd | 増幅装置 |
| JP2009122204A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 音量調整装置、方法及びプログラム |
| JP2018148322A (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-20 | 古河電気工業株式会社 | 送受信システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3355040B2 (ja) | 2002-12-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020910 |
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