JPH08327831A - 光ファイバ巻取ボビン、光ファイバの巻取方法及び光ファイバ巻取パッケージ - Google Patents
光ファイバ巻取ボビン、光ファイバの巻取方法及び光ファイバ巻取パッケージInfo
- Publication number
- JPH08327831A JPH08327831A JP13499495A JP13499495A JPH08327831A JP H08327831 A JPH08327831 A JP H08327831A JP 13499495 A JP13499495 A JP 13499495A JP 13499495 A JP13499495 A JP 13499495A JP H08327831 A JPH08327831 A JP H08327831A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- bobbin
- optical fiber
- notch
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバをボビンに連続的に巻取る際に、
巻始めの透過性評価用光ファイバを容易かつ効率的に確
保できる巻取ボビンと、それを使用する巻取方法の提
供。また、運搬時あるいは保管時に巻始めの透過性評価
用光ファイバのループ状集束体を損傷しないようにする
光ファイバ巻取パッケージを提供する。 【構成】 光ファイバ巻取ボビンは、巻取胴６の両端に
フランジ１を設け、該フランジの少なくとも一方に外周
縁から内径方向に延びる切欠２を設けてボビン本体Ａを
構成し、該切欠を有するフランジ側の端部に補助ボビン
Ｂを着脱自在に連結した構成である。巻取方法は、上記
巻取ボビンを使用し、巻取開始時に巻始めの光ファイバ
を補助ボビンＢの巻取胴７に一定長巻取ったのち、巻取
り位置を切欠２，５を介してボビン本体Ａの巻取胴６側
へ移行させて本巻取りする。光ファイバ巻取パッケージ
は、ボビン本体Ａの巻取胴６に巻いた光ファイバ巻層の
最内層の巻始め部分を、切欠２を経由して最外層の上面
側に延長させ、その延長部分をループ状の集束体１３ａ
にしてフランジ１内壁に貼着した構成にする。
巻始めの透過性評価用光ファイバを容易かつ効率的に確
保できる巻取ボビンと、それを使用する巻取方法の提
供。また、運搬時あるいは保管時に巻始めの透過性評価
用光ファイバのループ状集束体を損傷しないようにする
光ファイバ巻取パッケージを提供する。 【構成】 光ファイバ巻取ボビンは、巻取胴６の両端に
フランジ１を設け、該フランジの少なくとも一方に外周
縁から内径方向に延びる切欠２を設けてボビン本体Ａを
構成し、該切欠を有するフランジ側の端部に補助ボビン
Ｂを着脱自在に連結した構成である。巻取方法は、上記
巻取ボビンを使用し、巻取開始時に巻始めの光ファイバ
を補助ボビンＢの巻取胴７に一定長巻取ったのち、巻取
り位置を切欠２，５を介してボビン本体Ａの巻取胴６側
へ移行させて本巻取りする。光ファイバ巻取パッケージ
は、ボビン本体Ａの巻取胴６に巻いた光ファイバ巻層の
最内層の巻始め部分を、切欠２を経由して最外層の上面
側に延長させ、その延長部分をループ状の集束体１３ａ
にしてフランジ１内壁に貼着した構成にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ製造工程で
光ファイバを連続巻取るための光ファイバ巻取ボビン
と、そのボビンを使用する光ファイバの巻取方法と、最
終的に取得される光ファイバ巻取パッケージに関する。
光ファイバを連続巻取るための光ファイバ巻取ボビン
と、そのボビンを使用する光ファイバの巻取方法と、最
終的に取得される光ファイバ巻取パッケージに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、光ファイバの製造は、加熱によ
り可塑状態にした石英のプリフォームを線引きし、その
線状体の外周に紫外線硬化樹脂を塗布して硬化すること
によりクラッド又はポリマ被覆層を形成して光ファイバ
を得、最後にボビンに巻取って最終製品にしている。こ
の光ファイバ巻取ボビンは、光ファイバの製造工程だけ
に使用されるとは限らず、光ファイバの収納、線材化、
ケーブル化、或いは巻直しの工程にも使用され、また光
ファイバを輸送する場合にも使用されている。
り可塑状態にした石英のプリフォームを線引きし、その
線状体の外周に紫外線硬化樹脂を塗布して硬化すること
によりクラッド又はポリマ被覆層を形成して光ファイバ
を得、最後にボビンに巻取って最終製品にしている。こ
の光ファイバ巻取ボビンは、光ファイバの製造工程だけ
に使用されるとは限らず、光ファイバの収納、線材化、
ケーブル化、或いは巻直しの工程にも使用され、また光
ファイバを輸送する場合にも使用されている。
【０００３】従来、上記のように光ファイバをボビンに
巻取る際には、その巻始めの一定長（約１〜３ｍ）をボ
ビンには巻取らずに、透光性評価のために別途確保する
ようにしている。このように巻始めの一定長を確保する
ため、図７に示すようなボビンが使用されていた。すな
わち、この巻取ボビンは、巻取胴１０の両端にフランジ
１１，１１を設け、さらにそのフランジ１１の外周縁部
に近いところに２個の小孔１２，１２を１８０°の間隔
で設けるようにしていた。
巻取る際には、その巻始めの一定長（約１〜３ｍ）をボ
ビンには巻取らずに、透光性評価のために別途確保する
ようにしている。このように巻始めの一定長を確保する
ため、図７に示すようなボビンが使用されていた。すな
わち、この巻取ボビンは、巻取胴１０の両端にフランジ
１１，１１を設け、さらにそのフランジ１１の外周縁部
に近いところに２個の小孔１２，１２を１８０°の間隔
で設けるようにしていた。
【０００４】この巻取ボビンに光ファイバを巻き取るに
は、図７に示すように、巻始めの光ファイバ１３をフラ
ンジ１１の外周近傍に設けた小孔１２の何れか一つに内
側から外側に通して約１〜３ｍを透光性評価のために別
途確保し、しかるのちガイド１４によってボビンの軸方
向に往復トラバースしながら巻取胴１０に巻き上げるよ
うにしていた。そして、巻取胴１０に巻取りを開始した
後、小孔１２からフランジ１１の外側に飛び出した透光
性評価用の光ファイバ１３を、手早く手元で小さな円形
のループ状集束部１３ａにまとめ、それをフランジ１１
の外壁に粘着テープ１５で仮止めるようにしていた（図
８参照）。
は、図７に示すように、巻始めの光ファイバ１３をフラ
ンジ１１の外周近傍に設けた小孔１２の何れか一つに内
側から外側に通して約１〜３ｍを透光性評価のために別
途確保し、しかるのちガイド１４によってボビンの軸方
向に往復トラバースしながら巻取胴１０に巻き上げるよ
うにしていた。そして、巻取胴１０に巻取りを開始した
後、小孔１２からフランジ１１の外側に飛び出した透光
性評価用の光ファイバ１３を、手早く手元で小さな円形
のループ状集束部１３ａにまとめ、それをフランジ１１
の外壁に粘着テープ１５で仮止めるようにしていた（図
８参照）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ボビンが高速
回転している時にフランジ１１外周縁部の小孔１２に光
ファイバを通し、一定長を確保するようにするには相当
の訓練が必要であり、誰にも簡単にできるというもので
はない。しかも、この作業時に光ファイバには不必要な
応力や側圧などがかかるため透光性を悪化することがあ
り、ひいては断線に至ることもある。また、フランジ外
側に取り出した光ファイバを手元で小さなループ状の集
束体にまとめるには相当の訓練と時間を要し、非効率的
である。
回転している時にフランジ１１外周縁部の小孔１２に光
ファイバを通し、一定長を確保するようにするには相当
の訓練が必要であり、誰にも簡単にできるというもので
はない。しかも、この作業時に光ファイバには不必要な
応力や側圧などがかかるため透光性を悪化することがあ
り、ひいては断線に至ることもある。また、フランジ外
側に取り出した光ファイバを手元で小さなループ状の集
束体にまとめるには相当の訓練と時間を要し、非効率的
である。
【０００６】また、ボビン運搬時には、フランジ１１の
外側面に仮止めされた光ファイバのループ状集束体１３
ａは、隣接するボビンと擦れあうなどし易く、運搬輸送
後に品質悪化を生じて正確な透光損失測定が困難となっ
たり、また断線に至ったりする問題があった。本発明の
目的は、光ファイバをボビンに連続的に巻取る際に、巻
始めの透過性評価用光ファイバを容易かつ効率的に確保
することができる光ファイバ巻取ボビンと、それを使用
する巻取方法を提供することにある。
外側面に仮止めされた光ファイバのループ状集束体１３
ａは、隣接するボビンと擦れあうなどし易く、運搬輸送
後に品質悪化を生じて正確な透光損失測定が困難となっ
たり、また断線に至ったりする問題があった。本発明の
目的は、光ファイバをボビンに連続的に巻取る際に、巻
始めの透過性評価用光ファイバを容易かつ効率的に確保
することができる光ファイバ巻取ボビンと、それを使用
する巻取方法を提供することにある。
【０００７】また、本発明の他の目的は、巻始めに一定
長を確保した透過性評価用光ファイバのループ状集束体
を、運搬時あるいは保管時に損傷する恐れのないように
した光ファイバ巻取パッケージを提供することにある。
長を確保した透過性評価用光ファイバのループ状集束体
を、運搬時あるいは保管時に損傷する恐れのないように
した光ファイバ巻取パッケージを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の光ファイバ巻取ボビンは、巻取胴の両端にフランジ
を設け、該フランジの少なくとも一方に外周縁から内径
方向に延びる切欠を設けてボビン本体を構成し、前記切
欠を有するフランジ側の端部に補助ボビンを着脱自在に
連結したことを特徴とするものである。
明の光ファイバ巻取ボビンは、巻取胴の両端にフランジ
を設け、該フランジの少なくとも一方に外周縁から内径
方向に延びる切欠を設けてボビン本体を構成し、前記切
欠を有するフランジ側の端部に補助ボビンを着脱自在に
連結したことを特徴とするものである。
【０００９】また、本発明の光ファイバ巻取方法は、上
記構成の光ファイバ巻取ボビンを使用し、巻取開始時に
巻始めの光ファイバを前記補助ボビンの巻取胴に一定長
を巻取ったのち、該光ファイバの巻取り位置を前記切欠
を介して前記ボビン本体の巻取胴側へ移行させ、該ボビ
ン本体の巻取胴に光ファイバを本巻取りすることを特徴
とするものである。
記構成の光ファイバ巻取ボビンを使用し、巻取開始時に
巻始めの光ファイバを前記補助ボビンの巻取胴に一定長
を巻取ったのち、該光ファイバの巻取り位置を前記切欠
を介して前記ボビン本体の巻取胴側へ移行させ、該ボビ
ン本体の巻取胴に光ファイバを本巻取りすることを特徴
とするものである。
【００１０】また、本発明の光ファイバ巻取パッケージ
は、巻取胴の両端にフランジを設け、該フランジの少な
くとも一方に外周縁から内径方向に延びる切欠を設けた
ボビン本体を使用し、前記巻取胴に光ファイバを巻回し
て巻層を形成し、該巻層の最内層の巻始め部分の光ファ
イバを前記切欠を経由して最外層の上面側に延長させ、
その延長部分をループ状の集束部にして前記フランジの
内壁に離脱自在に貼着したことを特徴とするものであ
る。
は、巻取胴の両端にフランジを設け、該フランジの少な
くとも一方に外周縁から内径方向に延びる切欠を設けた
ボビン本体を使用し、前記巻取胴に光ファイバを巻回し
て巻層を形成し、該巻層の最内層の巻始め部分の光ファ
イバを前記切欠を経由して最外層の上面側に延長させ、
その延長部分をループ状の集束部にして前記フランジの
内壁に離脱自在に貼着したことを特徴とするものであ
る。
【００１１】以下、図に示す実施例を参照して本発明を
具体的に説明する。図１は本発明の実施例からなる光フ
ァイバ巻取ボビンを斜視図で示したものであり、図２は
正面図である。図１及び図２に示すように、本発明の光
ファイバ巻取ボビンは、ボビン本体Ａに補助ボビンＢが
着脱自在に連結されて構成されている。
具体的に説明する。図１は本発明の実施例からなる光フ
ァイバ巻取ボビンを斜視図で示したものであり、図２は
正面図である。図１及び図２に示すように、本発明の光
ファイバ巻取ボビンは、ボビン本体Ａに補助ボビンＢが
着脱自在に連結されて構成されている。
【００１２】ボビン本体Ａは、巻取胴６の両端にフラン
ジ１，１をそれぞれ設け、そのうち補助ボビンＢ側のフ
ランジ１に、外周縁から巻取胴６の巻取面に達する深さ
の切欠２が形成されている（図３(A) 参照）。他方、補
助ボビンＢは、その巻取胴７の軸方向長さと外径とがボ
ビン本体Ａ側の巻取胴６よりも小さい寸法に形成されて
いる。かつ、その巻取胴７の両端に、大きさの異なるフ
ランジ４ａと４ｂが設けられている（図３(B) 参照）。
ジ１，１をそれぞれ設け、そのうち補助ボビンＢ側のフ
ランジ１に、外周縁から巻取胴６の巻取面に達する深さ
の切欠２が形成されている（図３(A) 参照）。他方、補
助ボビンＢは、その巻取胴７の軸方向長さと外径とがボ
ビン本体Ａ側の巻取胴６よりも小さい寸法に形成されて
いる。かつ、その巻取胴７の両端に、大きさの異なるフ
ランジ４ａと４ｂが設けられている（図３(B) 参照）。
【００１３】補助ボビンＢに設けた二つのフランジ４
ａ，４ｂのうち、ボビン本体Ａに対面する側のフランジ
４ａは、反対側のフランジ４ｂよりも大きな外径をも
ち、かつボビン本体Ａ側のフランジ１とほぼ同じ大きさ
になっている。かつ、このフランジ４ａには外周端から
内径方向に延長する切欠５が設けられ、かつこの切欠５
はボビン本体Ａのフランジ１に設けた切欠２よりも幅や
深さが大きく、しかもこの切欠２に対面するようになっ
ている。この切欠５を設けたフランジ４ａについては、
これを設けずに省略するようにしてもよい。
ａ，４ｂのうち、ボビン本体Ａに対面する側のフランジ
４ａは、反対側のフランジ４ｂよりも大きな外径をも
ち、かつボビン本体Ａ側のフランジ１とほぼ同じ大きさ
になっている。かつ、このフランジ４ａには外周端から
内径方向に延長する切欠５が設けられ、かつこの切欠５
はボビン本体Ａのフランジ１に設けた切欠２よりも幅や
深さが大きく、しかもこの切欠２に対面するようになっ
ている。この切欠５を設けたフランジ４ａについては、
これを設けずに省略するようにしてもよい。
【００１４】ボビン本体Ａのフランジ１の外側面には、
１８０°の間隔で２個の凹孔３，３が設けられ、またこ
の凹孔３，３に対応して、補助ボビンＢのフランジ４ａ
の外側面には凸部８，８が同じく１８０°の間隔で設け
られている（図４参照）。この補助ボビンＢ側の凸部
８，８は、ボビン本体Ａ側の凹孔３，３に着脱自在に嵌
合することにより、ボビン本体Ａの切欠２と補助ボビン
Ｂの切欠５との位相を合わせると同時に、両者を連結す
るようになっている。
１８０°の間隔で２個の凹孔３，３が設けられ、またこ
の凹孔３，３に対応して、補助ボビンＢのフランジ４ａ
の外側面には凸部８，８が同じく１８０°の間隔で設け
られている（図４参照）。この補助ボビンＢ側の凸部
８，８は、ボビン本体Ａ側の凹孔３，３に着脱自在に嵌
合することにより、ボビン本体Ａの切欠２と補助ボビン
Ｂの切欠５との位相を合わせると同時に、両者を連結す
るようになっている。
【００１５】図５は、上述のように構成された本発明の
光ファイバ巻取ボビンを使用して光ファイバを巻取る状
況を示す。石英のプリフォームから線引きされ、その表
面に紫外線硬化樹脂などを塗布して硬化処理されて出来
た光ファイバ１３は、トラバースガイド１４を経て高速
回転するボビンに巻き上げられる。この巻始めにおい
て、トラバースガイド１４は、まず補助ボビンＢの巻取
胴７に対面する位置に置かれ、ここで光ファイバ１３を
透光性評価用として巻取胴７に約１〜３ｍの長さを巻き
上げる。次いで、トラバースガイド１４がボビン本体Ａ
の巻取胴６に対面する位置にシフトされると、光ファイ
バ１３はフランジ４ａの切欠５とフランジ１の切欠２と
を経由して、ボビン本体Ａの巻取胴６側に移り、この巻
取胴６に巻き上げられながら巻層を形成する。
光ファイバ巻取ボビンを使用して光ファイバを巻取る状
況を示す。石英のプリフォームから線引きされ、その表
面に紫外線硬化樹脂などを塗布して硬化処理されて出来
た光ファイバ１３は、トラバースガイド１４を経て高速
回転するボビンに巻き上げられる。この巻始めにおい
て、トラバースガイド１４は、まず補助ボビンＢの巻取
胴７に対面する位置に置かれ、ここで光ファイバ１３を
透光性評価用として巻取胴７に約１〜３ｍの長さを巻き
上げる。次いで、トラバースガイド１４がボビン本体Ａ
の巻取胴６に対面する位置にシフトされると、光ファイ
バ１３はフランジ４ａの切欠５とフランジ１の切欠２と
を経由して、ボビン本体Ａの巻取胴６側に移り、この巻
取胴６に巻き上げられながら巻層を形成する。
【００１６】上述した本発明の巻取ボビンによると、巻
始めの光ファイバを透光性評価用として確保する場合、
従来のようにフランジに設けた小孔に通す必要がなく、
ガイド１４を補助ボビンＢの巻取胴７に対向させるだけ
で自動的に採取される。したがって、ボビンが高速回転
していても容易に必要な長さの透光性評価用光ファイバ
を確保することができる。また、ボビン本体Ａの巻取胴
６に本巻取りするときは、フランジに設けた切欠を介し
て簡単に移行させることができる。したがって、作業効
率が向上し、光ファイバの透光損失悪化を引き起こした
り、また作業中の応力、側圧及び断線を減らすことがで
きる。
始めの光ファイバを透光性評価用として確保する場合、
従来のようにフランジに設けた小孔に通す必要がなく、
ガイド１４を補助ボビンＢの巻取胴７に対向させるだけ
で自動的に採取される。したがって、ボビンが高速回転
していても容易に必要な長さの透光性評価用光ファイバ
を確保することができる。また、ボビン本体Ａの巻取胴
６に本巻取りするときは、フランジに設けた切欠を介し
て簡単に移行させることができる。したがって、作業効
率が向上し、光ファイバの透光損失悪化を引き起こした
り、また作業中の応力、側圧及び断線を減らすことがで
きる。
【００１７】また、ボビン本体のフランジの切欠と補助
ボビンのフランジの切欠の位置合わせを容易にするた
め、ボビン本体Ａと補助ボビンＢとが対応する位置に凸
部８と凹孔３とを対向するように設けたため、巻取終了
後に補助ボビンＢを外し、その巻取胴７に巻かれた光フ
ァイバを解除して小さなループ状集束体１３ａにするこ
とができる。したがって、このループ状集束体１３ａ
を、図６に示すように、切欠２を経由して糸巻層の表面
側に引き上げ、フランジ１の内壁面に粘着テープ１５で
貼着することができる。
ボビンのフランジの切欠の位置合わせを容易にするた
め、ボビン本体Ａと補助ボビンＢとが対応する位置に凸
部８と凹孔３とを対向するように設けたため、巻取終了
後に補助ボビンＢを外し、その巻取胴７に巻かれた光フ
ァイバを解除して小さなループ状集束体１３ａにするこ
とができる。したがって、このループ状集束体１３ａ
を、図６に示すように、切欠２を経由して糸巻層の表面
側に引き上げ、フランジ１の内壁面に粘着テープ１５で
貼着することができる。
【００１８】ループ状集束体１３ａは、このようにフラ
ンジ１の内壁側に仮止めされているので、運搬時あるい
は保管時にボビン同士の衝突等により損傷を受けること
がなくなる。また、本発明の巻取ボビンを使用すると、
従来のようにフランジの外側に取り出した透光性評価用
光ファイバを小さなループ状集束体に巻くのに要してい
た時間が必要無くなるだけでなく、取り出し作業時に何
らかの外力を受けて品質悪化に至るようなこともなくな
る。
ンジ１の内壁側に仮止めされているので、運搬時あるい
は保管時にボビン同士の衝突等により損傷を受けること
がなくなる。また、本発明の巻取ボビンを使用すると、
従来のようにフランジの外側に取り出した透光性評価用
光ファイバを小さなループ状集束体に巻くのに要してい
た時間が必要無くなるだけでなく、取り出し作業時に何
らかの外力を受けて品質悪化に至るようなこともなくな
る。
【００１９】
実施例１および比較例１ 図１，図２の構成からなる本発明の巻取ボビンを高速回
転させて光ファイバを巻取るに当たり、その巻取開始時
に補助ボビンＢに透光性評価用光ファイバを３ｍ巻取
り、次いで切欠を経由させてボビン本体Ａに巻取った。
転させて光ファイバを巻取るに当たり、その巻取開始時
に補助ボビンＢに透光性評価用光ファイバを３ｍ巻取
り、次いで切欠を経由させてボビン本体Ａに巻取った。
【００２０】その結果は、補助ボビンＢへの透光性評価
用光ファイバの巻取り開始から、本体ボビンＡへの本格
巻取りに移行するまでの作業時間は３０秒であり、その
間に断線は発生しなかった。比較のため、図７，図８に
示した従来の巻取ボビンを使用して同じ作業を行なっ
た。その結果は、本格巻取りを開始するまでに３分間を
要し、その間に２回の断線が発生した。
用光ファイバの巻取り開始から、本体ボビンＡへの本格
巻取りに移行するまでの作業時間は３０秒であり、その
間に断線は発生しなかった。比較のため、図７，図８に
示した従来の巻取ボビンを使用して同じ作業を行なっ
た。その結果は、本格巻取りを開始するまでに３分間を
要し、その間に２回の断線が発生した。
【００２１】実施例２および比較例２ 図７，図８の光ファイバ巻取ボビンに光ファイバを巻取
った後、１箱４個詰めにして５０箱を輸送した。その結
果、フランジの外側面に貼着させていたループ状集束体
がボビン間の摩擦によって損傷を受け、全体の約１％に
断線不良が生じ、透光損失の測定が出来なくなってい
た。
った後、１箱４個詰めにして５０箱を輸送した。その結
果、フランジの外側面に貼着させていたループ状集束体
がボビン間の摩擦によって損傷を受け、全体の約１％に
断線不良が生じ、透光損失の測定が出来なくなってい
た。
【００２２】一方、図１，図２の本発明の光ファイバ巻
取ボビンを使用した場合は、ループ状集束体をフランジ
の内壁面に貼着させているため、上記と同様の運搬を実
施してもボビン間の摩擦から守られ、断線不良は全く確
認されず、透光損失測定に支障はなかった。
取ボビンを使用した場合は、ループ状集束体をフランジ
の内壁面に貼着させているため、上記と同様の運搬を実
施してもボビン間の摩擦から守られ、断線不良は全く確
認されず、透光損失測定に支障はなかった。
【００２３】
【発明の効果】上述したように、本発明の光ファイバ巻
取ボビンによると、巻始めの透光性評価用光ファイバの
採取および確保が容易になって作業効率を向上すること
ができる。また、その結果として作業中の応力、側圧に
よる透光損失悪化や断線も減らすことができる。
取ボビンによると、巻始めの透光性評価用光ファイバの
採取および確保が容易になって作業効率を向上すること
ができる。また、その結果として作業中の応力、側圧に
よる透光損失悪化や断線も減らすことができる。
【００２４】また、本発明の光ファイバ巻取パッケージ
は、ループ状の集束体をフランジの内壁側に貼着するの
で、ボビン運搬時に外力により損傷することがなく、か
つ運搬時の断線も軽減することができる。
は、ループ状の集束体をフランジの内壁側に貼着するの
で、ボビン運搬時に外力により損傷することがなく、か
つ運搬時の断線も軽減することができる。
【図１】本発明の実施例からなる光ファイバ巻取ボビン
の斜視図である。
の斜視図である。
【図２】図１の光ファイバ巻取ボビンの正面図である。
【図３】(A) は図１の光ファイバ巻取ボビンにおける本
体ボビンを示す斜視図、(B) は同じく補助ボビンを示す
斜視図である。
体ボビンを示す斜視図、(B) は同じく補助ボビンを示す
斜視図である。
【図４】図１の光ファイバ巻取ボビンにおける本体ボビ
ンと補助ボビンの嵌合状態を示す説明図である。
ンと補助ボビンの嵌合状態を示す説明図である。
【図５】図１の光ファイバ巻取ボビンに光ファイバを巻
取る途中の状態を示す斜視図である。
取る途中の状態を示す斜視図である。
【図６】図５の巻取終了後に補助ボビンを外して得た本
発明の光ファイバ巻取パッケージを示す斜視図である。
発明の光ファイバ巻取パッケージを示す斜視図である。
【図７】従来の光ファイバ巻取ボビン上に光ファイバを
巻始める時の状態を示す斜視図である。
巻始める時の状態を示す斜視図である。
【図８】従来の光ファイバ巻取ボビンから得た光ファイ
バ巻取パッケージを示す斜視図である。
バ巻取パッケージを示す斜視図である。
Ａ ボビン本体 Ｂ 補助ボビン １ （ボビン本体の）フランジ ２ 切欠 ３ 凹孔 ４ａ，４ｂ （補助ボビンの）フランジ ５ 切欠 ６ （ボビン本体の）巻取胴 ７ （補助ボビンの）巻取胴 ８ 凸部 １３ 光ファイバ １３ａ ループ状集束体
Claims (7)
- 【請求項１】 巻取胴の両端にフランジを設け、該フラ
ンジの少なくとも一方に外周縁から内径方向に延びる切
欠を設けてボビン本体を構成し、前記切欠を有するフラ
ンジ側の端部に補助ボビンを着脱自在に連結した光ファ
イバ巻取ボビン。 - 【請求項２】 前記切欠を前記フランジ外周縁から前記
巻取胴の巻取面に達する深さにした請求項１に記載の光
ファイバ巻取ボビン。 - 【請求項３】 前記補助ボビンを巻取胴の両端にフラン
ジを設けた構成にし、この両フランジのうち前記ボビン
本体連結側に対面するフランジに切欠を設けると共に、
該切欠を前記ボビン本体のフランジに設けた切欠に対向
させるようにした請求項１または２に記載の光ファイバ
巻取ボビン。 - 【請求項４】 前記ボビン本体側の切欠と前記補助ボビ
ン側の切欠とを互いに対向させて、前記ボビン本体と補
助ボビンとの一方に凹孔を設け、他方に該凹孔に着脱自
在に嵌合する凸部を設けた請求項３に記載の光ファイバ
巻取ボビン。 - 【請求項５】 前記補助ボビンの巻取胴の前記ボビン本
体連結側の端部にはフランジを設けず、反対側にフラン
ジを設けた請求項１に記載の光ファイバ巻取ボビン。 - 【請求項６】 請求項１〜５のいずれか１項に記載の光
ファイバ巻取ボビンを使用し、巻取開始時に巻始めの光
ファイバを前記補助ボビンの巻取胴に一定長を巻取った
のち、該光ファイバの巻取り位置を前記切欠を介して前
記ボビン本体の巻取胴側へ移行させ、該ボビン本体の巻
取胴に光ファイバを本巻取りする光ファイバの巻取方
法。 - 【請求項７】 巻取胴の両端にフランジを設け、該フラ
ンジの少なくとも一方に外周縁から内径方向に延びる切
欠を設けたボビン本体を使用し、前記巻取胴に光ファイ
バを巻回して巻層を形成し、該巻層の最内層の巻始め部
分の光ファイバを前記切欠を経由して最外層の上面側に
延長させ、その延長部分をループ状の集束部にして前記
フランジの内壁に離脱自在に貼着した光ファイバ巻取パ
ッケージ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13499495A JPH08327831A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 光ファイバ巻取ボビン、光ファイバの巻取方法及び光ファイバ巻取パッケージ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13499495A JPH08327831A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 光ファイバ巻取ボビン、光ファイバの巻取方法及び光ファイバ巻取パッケージ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08327831A true JPH08327831A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15141461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13499495A Pending JPH08327831A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 光ファイバ巻取ボビン、光ファイバの巻取方法及び光ファイバ巻取パッケージ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08327831A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002534339A (ja) * | 1998-12-30 | 2002-10-15 | コーニング インコーポレイテッド | 巻回された光ファイバの内端にアクセス可能な光ファイバスプール |
| WO2015030188A1 (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-05 | 株式会社フジクラ | 光ファイバ巻取り用ボビンおよび光ファイバ |
| KR101535634B1 (ko) * | 2015-02-05 | 2015-07-09 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 케이블 릴 |
| CN104891018A (zh) * | 2014-03-06 | 2015-09-09 | 深圳市共进电子股份有限公司 | 配有线缆的产品的包装件 |
| WO2016174368A1 (fr) * | 2015-04-29 | 2016-11-03 | Conductix Wampfler France | Dispositif et procede d'enroulement d'une sur-longueur de fibre optique sur une bobine |
| WO2016174365A1 (fr) * | 2015-04-29 | 2016-11-03 | Conductix Wampfler France | Dispositif et procédé d'enfilage d'une fibre optique sur une bobine |
| WO2017095160A1 (ko) * | 2015-12-04 | 2017-06-08 | 김한성 | 필라멘트 자동 교환 방법 |
| WO2020041201A1 (en) * | 2018-08-21 | 2020-02-27 | Corning Research & Development Corporation | Apparatus and method for winding tail section of optical fiber cable onto a spool |
-
1995
- 1995-06-01 JP JP13499495A patent/JPH08327831A/ja active Pending
Cited By (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002534339A (ja) * | 1998-12-30 | 2002-10-15 | コーニング インコーポレイテッド | 巻回された光ファイバの内端にアクセス可能な光ファイバスプール |
| JP2010018443A (ja) * | 1998-12-30 | 2010-01-28 | Corning Inc | 光ファイバスプールおよび光ファイバスプールに光ファイバを巻回する方法 |
| CN105492357B (zh) * | 2013-08-30 | 2017-08-04 | 株式会社藤仓 | 光纤卷绕用线轴以及光纤 |
| US9745166B2 (en) | 2013-08-30 | 2017-08-29 | Fujikura Ltd. | Bobbin for winding optical fiber and optical fiber |
| CN105492357A (zh) * | 2013-08-30 | 2016-04-13 | 株式会社藤仓 | 光纤卷绕用线轴以及光纤 |
| WO2015030188A1 (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-05 | 株式会社フジクラ | 光ファイバ巻取り用ボビンおよび光ファイバ |
| JP2015048177A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 株式会社フジクラ | 光ファイバ巻取り用ボビン |
| CN104891018A (zh) * | 2014-03-06 | 2015-09-09 | 深圳市共进电子股份有限公司 | 配有线缆的产品的包装件 |
| KR101535634B1 (ko) * | 2015-02-05 | 2015-07-09 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 케이블 릴 |
| WO2016174365A1 (fr) * | 2015-04-29 | 2016-11-03 | Conductix Wampfler France | Dispositif et procédé d'enfilage d'une fibre optique sur une bobine |
| JP2018523145A (ja) * | 2015-04-29 | 2018-08-16 | コンダクティクス ヴァンプフラー フランス | 光ファイバの余分な長さをボビンに巻き取るための装置及び方法 |
| WO2016174368A1 (fr) * | 2015-04-29 | 2016-11-03 | Conductix Wampfler France | Dispositif et procede d'enroulement d'une sur-longueur de fibre optique sur une bobine |
| US10618769B2 (en) | 2015-04-29 | 2020-04-14 | Conductix Wampfler France | Device and method for winding an excess length of an optical fiber onto a bobbin |
| FR3035653A1 (fr) * | 2015-04-29 | 2016-11-04 | Conductix Wampfler France | Dispositif et procede d'enfilage d'une fibre optique sur une bobine |
| FR3035654A1 (fr) * | 2015-04-29 | 2016-11-04 | Conductix Wampfler France | Bobine pour fibre optique, dispositif et procede d'enroulement d'une sur-longueur de fibre optique sur une telle bobine |
| JP2018517639A (ja) * | 2015-04-29 | 2018-07-05 | コンダクティクス ヴァンプフラー フランス | 光ファイバをボビンの上に挿入するための装置及び方法 |
| KR20170142190A (ko) * | 2015-04-29 | 2017-12-27 | 컨덕틱스 웜프러 프랑스 | 광섬유의 초과 길이를 보빈에 권취하는 장치 및 방법 |
| US10338333B2 (en) | 2015-04-29 | 2019-07-02 | Conductix Wampfler France | Device and method for inserting an optical fiber onto a bobbin |
| US10315883B2 (en) | 2015-12-04 | 2019-06-11 | Han Sung Kim | Automatic filament exchanging method of 3D printers |
| CN108430744A (zh) * | 2015-12-04 | 2018-08-21 | 金翰成 | 自动更换打印丝的方法 |
| CN108430744B (zh) * | 2015-12-04 | 2020-09-29 | 金翰成 | 自动更换打印丝的方法及装置 |
| WO2017095160A1 (ko) * | 2015-12-04 | 2017-06-08 | 김한성 | 필라멘트 자동 교환 방법 |
| WO2020041201A1 (en) * | 2018-08-21 | 2020-02-27 | Corning Research & Development Corporation | Apparatus and method for winding tail section of optical fiber cable onto a spool |
| US11434100B2 (en) | 2018-08-21 | 2022-09-06 | Corning Research & Development Corporation | Apparatus and method for winding tail section of optical fiber cable onto a spool |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4806062B2 (ja) | 光ファイバスプールおよび光ファイバスプールに光ファイバを巻回する方法 | |
| JPH0744739U (ja) | 直交異方性の制御された熱膨脹特性のボビンを持つ光ファイバー・カニスター | |
| NZ245404A (en) | Optical fibre cable making: multifibre compressible core sheathed with slit metal tube | |
| US4763785A (en) | Center-pull fiber package and method for producing the package | |
| JPH08327831A (ja) | 光ファイバ巻取ボビン、光ファイバの巻取方法及び光ファイバ巻取パッケージ | |
| JPH02294604A (ja) | 光ファイバテープ構造体および筒 | |
| JP5568071B2 (ja) | 光ファイバケーブル | |
| US10859780B2 (en) | Optical fiber unit, optical fiber cable, and method for manufacturing optical fiber unit | |
| JP6593001B2 (ja) | 光ファイバの巻取り方法および光ファイバ | |
| WO2020145129A1 (ja) | 光ファイバケーブル、ケーブルコアの製造方法 | |
| JP2015099314A (ja) | スロット型光ファイバケーブル | |
| JP7426873B2 (ja) | 光ファイバケーブル | |
| JP2001146365A (ja) | ボビン用着脱式アタッチメント及びそれを取付けたボビン | |
| US3934767A (en) | Textile package of a cellular plastic core with wound yarn | |
| JP5117155B2 (ja) | 光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの製造方法 | |
| JP7200639B2 (ja) | 光ファイバケーブル、光ファイバケーブルの製造方法、及び、光ファイバケーブルの製造装置 | |
| TWI818525B (zh) | 光纖纜線及光纖纜線製造方法 | |
| JP2012088359A (ja) | 光ケーブル | |
| WO2022092019A1 (ja) | 光ファイバケーブルおよびコネクタ付きケーブル | |
| JP2002293370A (ja) | ロービング巻回体のシュリンク包装体 | |
| JP2002357751A (ja) | 光ファイバケーブル | |
| JPS6148126B2 (ja) | ||
| JP4034138B2 (ja) | 分散補償ファイバモジュール | |
| JP3467386B2 (ja) | 光ケーブルの製造方法 | |
| JPH10212070A (ja) | 強化繊維パッケージおよびその収納物 |