JPH08325997A - 非塩化ビニル壁紙裏打ち用無機質紙 - Google Patents

非塩化ビニル壁紙裏打ち用無機質紙

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JPH08325997A
JPH08325997A JP13633995A JP13633995A JPH08325997A JP H08325997 A JPH08325997 A JP H08325997A JP 13633995 A JP13633995 A JP 13633995A JP 13633995 A JP13633995 A JP 13633995A JP H08325997 A JPH08325997 A JP H08325997A
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JP
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inorganic
paper
vinyl chloride
glass fiber
coating agent
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JP13633995A
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English (en)
Inventor
Isao Morikawa
勲 森川
Yoshiaki Kabayama
佳明 椛山
Mina Yoshida
美奈 吉田
Hiroyoshi Sato
博義 佐藤
Yasuyuki Yamaji
安之 山地
Takehiko Yoshida
健彦 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nittetsu Mining Co Ltd
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Nittetsu Mining Co Ltd
New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】塩素を含有しないで防炎性能に優れ、しかも強
度の高い非塩化ビニル壁紙裏打ち用無機質紙を提供す
る。 【構成】有機繊維、ガラス繊維、無機粉体およびウエッ
トエンド添加剤からなる無機質紙の表面に表面塗布剤を
塗布してなる壁紙裏打ち用無機質紙であって、(1) 前記
ガラス繊維の含有量が全原料の絶乾重量に対して2〜7
重量%であり、(2) 前記ガラス繊維と前記無機粉体とを
合計した無機物質の含有量が全原料の絶乾重量に対して
67〜82重量%であり、(3) 前記表面塗布剤として非
塩素系のエマルジョン塗布剤を片面当たり固形分重量で
2〜3g/m2 の塗布量で両面に塗布し、(4) 前記ウエ
ットエンド添加剤として非塩素系ウエットエンド添加剤
を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非塩化ビニル壁紙裏打ち
用無機質紙に関する。更に詳しくは、本発明は塩素を含
有しないで難燃性に優れ、シート強度が強く、従って製
品の風合いもよく、加工適性のある非塩化ビニル壁紙裏
打ち用無機質紙に関する。
【0002】
【従来の技術】無機質紙は無機質壁紙の基紙として広く
用いられており、さらには塩化ビニル化粧層を有するビ
ニル壁紙の裏打ち紙としても多用されている。無機質紙
としては、セルロースパルプのごとき有機繊維と難燃性
の無機繊維と無機粉体とを湿式抄紙して、無機繊維と無
機粉体とを合計した無機物質を50〜90重量%含有さ
せたものが一般に使用されている。特に難燃性を重視す
る場合には、無機物質は70〜90重量%の高含有率と
した上に、更に内添樹脂および表面塗布剤に塩素系の難
燃性樹脂を併用している。
【0003】このように高含有率で無機物質を含有し難
燃性に優れる無機質紙は、ビニル壁紙の裏打ち紙として
はなんら問題点を有しない。しかしながらビニル壁紙は
燃焼時に塩酸が発生するため焼却処理が出来ず、廃壁紙
は埋立て処理をせざるをえない。更に火災時に塩素系の
有害ガスが発生するという問題点を有している。
【0004】このようなビニル壁紙の有する環境、安全
に対する問題点を解決すべく、近年非塩化ビニル壁紙が
開発されつつある。非塩化ビニル壁紙としては従来の塩
化ビニル層の代りにアクリルペースト、あるいはエチレ
ン・酢酸ビニルペーストを塗布したもの、更には発泡性
フィルムあるいは不織布を貼合したもの等、各種技術体
系により開発が進められており、化粧層の非塩化ビニル
化は着実に進められているが、裏打ち紙のほうは防炎性
能を維持すべく塩素系の難燃性樹脂が併用されたままで
ある。即ち特開昭61−28081号公報で開示されて
いる壁紙の裏打ち紙として使用できる難燃性複合シート
においては、塩素含有量が30〜65重量%のバインダ
ーを使用している。また特願平6−235306号に開
示されているビニル壁紙裏打ち用難燃紙においても、防
炎性を発現すべく塩化ビニル系エマルジョンを添加して
いるため燃焼時に塩酸が発生することが容易に推察でき
る。更に特開昭60−239598号公報には、繊維物
質と難燃剤と塩化ビニル/酢酸ビニル/エチレン共重合
体エマルジョンからなる難燃紙が開示されているが、エ
マルジョンとして塩化ビニル系を用いるためこれもまた
燃焼時に塩酸が発生するものと考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等はかかる現
状に鑑み、有機繊維と無機粉体からなる非塩化ビニル壁
紙裏打ち用無機質紙について、前記した従来技術の有す
る問題点を解決すべく鋭意検討した結果、塩素系の難燃
性樹脂を併用せずに無機質紙の防炎性能を上げるために
は、単に無機粉体の含有率を上げるだけでは効果が少な
いと言う結論を得るに至った。
【0006】そこで本発明は、防炎性能および強度が高
く、従って壁紙加工適性の高い非塩化ビニル壁紙用裏打
ち紙として好ましく使用できる塩素を含まない無機質紙
を提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の非塩化ビニル壁
紙裏打ち用無機質紙は、有機繊維、ガラス繊維、無機粉
体およびウエットエンド添加剤からなる無機質紙の表面
に表面塗布剤を塗布してなる壁紙裏打ち用無機質紙であ
って、(1) 前記ガラス繊維の含有量が全原料の絶乾重量
に対して2〜7重量%であり、(2) 前記ガラス繊維と前
記無機粉体とを合計した無機物質の含有量が全原料の絶
乾重量に対して67〜82重量%であり、(3) 前記表面
塗布剤として非塩素系のエマルジョン塗布剤を片面当た
り固形分重量で2〜3g/m2 の塗布量で両面に塗布
し、(4) 前記ウエットエンド添加剤として非塩素系ウエ
ットエンド添加剤を用いることを特徴とするものであ
る。
【0008】本発明に用いられる無機物質としては、ガ
ラス繊維と無機粉体である。無機粉体としては、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウム等を挙げることがで
き、これらの無機粉体は、加熱により結晶水を放出し、
吸熱分解するために自己消火性を紙に付与することがで
きる。無機粉体とガラス繊維を合計した無機物質の含有
量は、全原料の絶乾重量に対して67〜82重量%の範
囲とする。無機物質の含有量を82重量%を超えて多く
しても無機質紙の防炎性能はそれ以上向上せず、むしろ
無機質紙の強度の低下が起こるので無機物質の含有量は
82重量%以下とする。一方、無機物質の含有量が67
重量%未満では所望の難燃性が得られない。
【0009】本発明の非塩化ビニル壁紙裏打ち用無機質
紙を構成する有機繊維としては、針葉樹クラフトパル
プ、広葉樹クラフトパルプおよびその他の木材パルプの
単独パルプあるいは二種類以上を配合した混合パルプ、
またはリンターパルプを挙げることができ、更にはポリ
エチレン、ポリエステル等の合成繊維を挙げることがで
き、これらの中から適宜必要に応じて選択して使用すれ
ばよい。製造コストの面からは針葉樹クラフトパルプを
主成分としこれに必要に応じて少量の合成繊維を併用す
ることが好ましい。
【0010】本発明では防炎性を高めるためにガラス繊
維を配合する。ガラス繊維の無機質紙中の含有量は、無
機質紙の全原料の絶乾全重量に対して2〜7重量%、好
ましくは3〜6重量%の範囲とする。ガラス繊維が2重
量%より少ないと着火後の炎の延焼を止めることができ
ず、7重量%より多くすると地合の崩れが起こり抄紙上
好ましくない。またガラス繊維としては一般的にガラス
ペーパーに使用されるチョップドストランドが好ましく
用いられる。ガラス繊維は着火後の炎の延焼を止める目
的で添加することから繊維長は長く、繊維径は細く繊維
本数の多いガラス繊維が望ましい。しかし繊維長を長く
し、繊維径を細くしていくと地合の崩れが生じやすくな
るため、本発明には繊維径が5〜10μm、繊維長が2
〜5mm程度のガラス繊維が好ましく使用できる。
【0011】本発明の無機質紙を抄紙するに際して用い
られるウエットエンド添加剤としては、カチオン性高分
子化合物からなる紙力増強剤、アニオン性高分子化合物
からなる歩留向上助剤、ベントナイトクレーの様な無機
化合物からなる歩留向上助剤、サイズ剤、繊維状熱溶融
型ビニロンの様なバインダーおよびその他の抄紙薬品が
適宜選択して用いられる。前記カチオン性高分子化合物
としてはカチオン化デンプン、カチオン性ポリアクリル
アミド、ポリエチレンイミン、カチオン変性グアーガ
ム、カチオン変性ポリビニルアルコール等を挙げること
ができ、非塩素系であるならば特に限定されない。また
前記アニオン性高分子化合物としては、ポリアクリルア
ミド、ポリメタクリルアミド、酸化デンプン等を挙げる
ことができ、非塩素系であるならばどれを用いてもよ
い。アニオン性高分子化合物は、全原料の絶乾重量に対
して0.005〜0.050重量%の範囲で添加され
る。
【0012】本発明の無機質紙は常法により製造するこ
とができる。例えば、有機繊維およびガラス繊維の繊維
スラリーに紙力向上剤としてカチオン性高分子化合物を
適宜選択して添加し、繊維スラリーと無機粉体スラリー
を混合した後、さらに歩留向上剤、サイズ剤、バインダ
ー等の上記非塩素系ウエットエンド添加剤を適宜選択し
て添加して調成した紙料を用いて抄造する。
【0013】このようにして得られた無機質紙には更に
表面塗布剤が塗布されるが、その際に塗布剤が無機質紙
の中に過剰に浸透しないようにするため、アルキルケテ
ンダイマー、スチレンアクリル系エマルジョン、スチレ
ンアミド系エマルジョン等のような内添サイズ剤をウエ
ットエンド添加剤として添加して抄造することが望まし
い。表面塗布剤が無機質紙の中に過剰にしみ込むと、無
機質紙の層間剥離強度が上がるため、壁紙に加工して施
工した場合に、壁紙の再剥離性が悪くなる。また、表面
塗布剤が無機質紙中に過剰にしみ込むと、無機質紙表面
に塗布剤が留まらないため、表面強度の向上に寄与する
程度が軽減され、そうすると無機質紙中の無機粉体の脱
落の防止効果が減少する上、非塩化ビニル化粧層と裏打
ち用無機質紙表面との密着性も悪化する。また、表面塗
布剤の塗布量が増えてコスト高にもつながる。
【0014】本発明においては前記のようにして製造さ
れた無機質紙に表面塗布剤を用いて表面塗布を行うが、
その目的は、無機質紙の表面から無機粉体の脱落を防
ぎ、同時に非塩化ビニル化粧層の加工をする際の化粧層
と裏打ち用無機質紙との密着性をよくするためである。
本発明に用いる表面塗布剤としては、デンプン、ポリビ
ニルアルコール、スチレン−ブタジエンゴム系ラテック
ス、ポリアクリル酸エステルエマルジョン、スチレン−
アクリル酸エステルエマルジョン等の非塩化ビニル系の
塗布剤を挙げることができる。
【0015】これらの表面塗布剤は、上記化合物を適宜
選択して増粘剤と併用し、表面塗布剤の濃度を10〜5
0重量%の水溶液として公知のゲートロールコーター、
サイズプレス等によるオンマシン塗布や、公知のオフマ
シンコーターによる塗布により前記無機質紙表面に塗布
される。表面塗布剤を塗布する方法は、無機質紙の表面
に均一に塗布できれば特に限定されない。この時の塗布
量は、無機質紙の片面当たり固形分重量として2〜3g
/m2 として両面に塗布する。片面の塗布量が2g/m
2 未満のように少ないと無機粉体の脱落を防ぐことがで
きず、塗布量を3g/m2 を超えて多くしても無機粉体
の脱落防止の効果は頭打ちとなり、防炎性が低下するの
みならずコスト高を招くため適さない。
【0016】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、勿論本発明はこれによって限定されるものでは
ない。尚、以下において%および部とあるのはそれぞれ
重量%および重量部を示す。
【0017】実施例1〜8 パイン、スプルース木材を主原料とした針葉樹晒クラフ
トパルプ(NBKP)を離解後、実験室用ビーターでフ
リーネス300mlcsfまで叩解してパルプ原料を調成
し、これにビニロンバインダー(「VPB101」、ク
ラレ製)を全原料絶乾重量当たり1%添加し、更に繊維
直径6μm、繊維長3mmのガラス繊維(「ECS−0
3−1−33DE」、日本電気硝子製)を含有率が全原
料絶乾重量当たり2%および7%となるように添加し、
カチオン性高分子化合物としてカチオン性ポリアクリル
アミド(「ポリストロン619」、荒川化学工業製)を
全繊維重量当たり0.1%添加して繊維スラリーを用意
した。
【0018】次に、無機粉体として粒子径1μm と17
μm の比率が1μm :17μm =28:72の水酸化ア
ルミニウム(「ハイジライト」、昭和電工製)を、無機
粉体とガラス繊維を合わせた無機物質の含有率が無機質
紙の全原料絶乾重量当たり67%および82%となるよ
うに前記繊維スラリーに添加した。更に中性サイズ剤と
してアルキルケテンダイマー(「CS−280」、荒川
化学工業製)を全原料絶乾重量当たり0.25%、アニ
オン性高分子化合物としてポリアクリルアミド(「パー
コール173」、アライドコロイド製)を0.01%添
加、混合して紙料を調成した後、実験室用手抄マシンで
坪量114〜116g/m2 の無機質基紙を作成した。
【0019】次いで、スチレン−ブタジエンゴムラテッ
クス(「T−2418C」、日本合成ゴム製)とポリア
クリルアミド(「PC−305」、荒川化学工業製)と
を絶乾重量比で4:1となるように混合し、固形分濃度
15%の表面塗布剤の水溶液を調製した。この表面塗布
液を実験室サイズプレスにより上記で得られた無機質基
紙の両面に全体で4g/m2 (片面2g/m2 )および
6g/m2 (片面3g/m2 )塗布し、120℃に設定
したドラム型乾燥機で乾燥した。
【0020】このようにして得られた無機質紙の防炎性
能をJIS A 1322に従って評価し、引張強度を
JIS P 8113に従って測定した。更に表面強度
はJIS L 1023の9、燃焼時HCl発生量はJ
IS K 7217 Aの条件に従って測定した。
【0021】比較例1〜2 ガラス繊維の含有率を1%および8%にした以外は、実
施例1と同様にして無機質紙を作成し、防炎性能、引張
強度、表面強度及び燃焼時HCl発生量を測定した。
【0022】比較例3〜4 ガラス繊維の含有率を2%とし、無機物質(ガラス繊維
+無機粉体)の含有率を85%および60%にした以外
は、実施例1と同様にして無機質紙を作成し、防火性
能、引張強度、表面強度及び燃焼時HCl発生量を測定
した。
【0023】比較例5〜6 表面塗布剤の塗布量を両面に全体で2g/m2 (片面1
g/m2 )および8g/m2 (片面4g/m2 )塗布し
た以外は、実施例1と同様にして無機質紙を作成し、防
炎性能、引張強度、表面強度及び燃焼時HCl発生量を
測定した。
【0024】比較例7 難燃性樹脂エマルジョンである塩化ビニル・エチレンエ
マルジョン(「SE−1310」、住友化学製)を全原
料絶乾重量当たり1%含有するように添加した以外は、
実施例1と同様にして無機質紙を作成し、防炎性能、引
張強度、表面強度及び燃焼時HCl発生量を測定した。
【0025】比較例8 表面塗布剤のスチレン−ブタジエンゴムラテックスに代
えて塩化ビニル・エチレン・酢酸ビニルエマルジョン
(「S−850」、住友化学製)を用いた以外は、比較
例1と同様にして無機質紙を作成し、防炎性能、引張強
度、表面強度及び燃焼時HCl発生量を測定した。
【0026】実施例および比較例の無機質紙の性能評価
結果 表1に示す通り本発明の無機質紙は燃焼時HCl発生量
が少なく、防炎性に優れる上、強度も高いので加工適性
に優れる。これに対して無機質紙を製造する際に、ガラ
ス繊維を2%より少なく添加すると、残炎をカットでき
ず、炭化長が防炎2級の規準をオーバーする(比較例
1)。またガラス繊維が7%より多いと防炎性には優れ
るが、原紙の地合が悪化するので実用には適さない(比
較例2)。また、無機物質の含有率が82%を越えると
紙力が低下し(比較例3)、一方、67%より少ないと
難燃性が低下し防炎2級不合格となる(比較例4)。一
方、表面塗布剤の塗布量が片面2g/m2 より少ないと
表面強度の発現ができず(比較例5)、片面3g/m2
より多いと防炎性が低下する(比較例6)。更に内添難
燃剤として塩化ビニル系のエマルジョンを使用すると燃
焼時HCl発生量が増大し(比較例7)、表面塗布剤に
塩化ビニル系樹脂を使用するとHCl発生量はますます
増大する(比較例8)。
【0027】
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、繊維原料中に無機粉体とガラス繊維を添加すること
によって着火後の延焼を防ぎ、塩素を含まないウエット
エンド添加剤および表面塗布剤を用いることによって、
燃焼時に塩酸を発生せず、なおかつ防炎性能に優れ強度
も高い非塩化ビニル壁紙裏打ち用無機質紙を提供すると
いう効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 美奈 東京都江東区東雲1丁目10番6号 新王子 製紙株式会社東京商品研究所内 (72)発明者 佐藤 博義 広島県呉市広末広2丁目1番1号 新王子 製紙株式会社呉工場内 (72)発明者 山地 安之 東京都西多摩郡日の出町平井字欠下2−1 日鉄鉱業株式会社内 (72)発明者 吉田 健彦 東京都西多摩郡日の出町平井字欠下2−1 日鉄鉱業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機繊維、ガラス繊維、無機粉体およびウ
    エットエンド添加剤からなる無機質紙の表面に表面塗布
    剤を塗布してなる壁紙裏打ち用無機質紙であって、(1)
    前記ガラス繊維の含有量が全原料の絶乾重量に対して2
    〜7重量%であり、(2) 前記ガラス繊維と前記無機粉体
    とを合計した無機物質の含有量が全原料の絶乾重量に対
    して67〜82重量%であり、(3) 前記表面塗布剤とし
    て非塩素系のエマルジョン塗布剤を片面当たり固形分重
    量で2〜3g/m2 の塗布量で両面に塗布し、(4) 前記
    ウエットエンド添加剤として非塩素系ウエットエンド添
    加剤を用いることを特徴とする非塩化ビニル壁紙裏打ち
    用無機質紙。
JP13633995A 1995-06-02 1995-06-02 非塩化ビニル壁紙裏打ち用無機質紙 Pending JPH08325997A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006257627A (ja) * 2005-02-18 2006-09-28 Nippon Paper Industries Co Ltd 壁紙用裏打ち紙
JP2007077526A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Nippon Paper Industries Co Ltd 壁紙用裏打ち紙

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