JPH08324893A - 巻回される薄いフィルム用の紙製コア及びこれを作る方法 - Google Patents

巻回される薄いフィルム用の紙製コア及びこれを作る方法

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JPH08324893A
JPH08324893A JP20858595A JP20858595A JPH08324893A JP H08324893 A JPH08324893 A JP H08324893A JP 20858595 A JP20858595 A JP 20858595A JP 20858595 A JP20858595 A JP 20858595A JP H08324893 A JPH08324893 A JP H08324893A
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JP
Japan
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paperboard
tube
film
coating
paper
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Application number
JP20858595A
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English (en)
Inventor
Robert H Mullen
エイチ ムーレン ロバート
Larry M Thompson
エム トンプソン ラリー
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Newark Group Ind Inc
Original Assignee
Newark Group Ind Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/04Kinds or types
    • B65H75/08Kinds or types of circular or polygonal cross-section
    • B65H75/10Kinds or types of circular or polygonal cross-section without flanges, e.g. cop tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31CMAKING WOUND ARTICLES, e.g. WOUND TUBES, OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31C3/00Making tubes or pipes by feeding obliquely to the winding mandrel centre line
    • B31C3/04Seam processing

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  • Making Paper Articles (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム、ホイルなどのロールのコアを形成
できる筒を作る方法を提供する。 【解決手段】 溶融可能な材料が一枚の紙の上に押し出
される。紙は、次いで切断されて、リボンになる。複数
の未塗工紙リボンは巻回されて筒の内側層12を作る。
コーティングされたリボンは、次いで、未塗工のリボン
によって形成された層の回りに巻回され、筒の外側層1
8を作る。筒は全体的に熱処理され、外側コーティング
を溶かす。フィルムは、板紙筒に固定され、その回りに
巻回されて、筒12はロールのコアを作る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、薄いフィルムが
巻回されるコアを形成する方法に関し、より詳しくは、
コアを板紙筒として形成することに関する。
【0002】
【従来技術】従来、頑丈な紙製積層シートを用いて、合
成樹脂ラップ、ホイルなどのような一巻きのフィルムの
コアを形成する板紙筒を作ることが知られている。しか
しながら、フィルムが巻回されると、筒の表面の不連続
部がフィルムの印象を作り、フィルムの各層が、単に、
不連続部に基礎を置くことから、フィルムは、筒の回り
に巻回されたフィルムの各層として増幅される。したが
って、できるだけ滑らかな外側表面を備えることが望ま
れる。従来、マンドレルの回りに紙製のリボンを巻回す
ることによって、螺旋状に層を重ね合わせた筒を作るこ
とが知られている。リボンの層は互いに積層される。筒
状コアの表面の不連続部の一つの源は、2つのリボンの
縁が互いに当接して板紙筒の各層に合わせ目を作る部分
にある。従来、スカイビング仕上げ(skiving)によって
合わせ目の不連続部を除去することが知られている。ス
カイビング仕上げは、最も上のリボンの層の縁を削っ
て、このような不連続部を除去することである。熱硬化
性樹脂で外側層を含浸することによって、更に滑らかに
する改善がなされている。この含浸した筒は、加熱ダイ
に押し通されて、筒の外径を縮径させ、樹脂を硬化させ
る。最も一般的な樹脂は、筒の回りで堅くなって堅い外
表面を作るフェノール樹脂である。外表面を水研ぎする
ことによって、より一層滑らかにされる。
【0003】製造業者が筒を直ちに用いることができる
ようにするため、時には、テープの層を筒の上に置き、
筒の回りにフィルムを巻回するための始点となるよう
に、このフィルムを筒にくっつける。この筒は全体的な
ロールのコアを形成する。この従来の方法は満足のいく
ものであった。しかしながら、ダイの熱、樹脂の調整お
よび塗布中の湿度の存在、品物の寸法のような多くの変
動要因に敏感な非常に複雑な方法であるという欠点があ
る。というのは、樹脂の硬化および熱の使用のために処
理中に外径が変化する。第2に、この方法は、樹脂、化
学品のような多くの材料、ヒータおよびダイを必要とす
るので資本が必要である。更に、樹脂、化学品を、相当
な技術で、混合しなければならない。この困難性のため
に、コストを要する方法となっている。最後に、筒の上
のテープは、筒の表面に不連続部を作るが、このことは
全工程で回避すべきことである。したがって、不連続部
を除去しながら工程を簡素化し、その回りに薄いフィル
ムをくっつけることのできる筒状の板紙製コアを作るの
が望まれる。
【0004】
【発明の概要】未塗工のチップボ−ドが複数のリボンに
切断される。押し出し可能であり、溶けることができ、
また静電荷を維持することのできる材料で紙ウエブがコ
ーティングされ、また、この紙ウエブは複数のリボンに
切断される。この未塗工のチップボードのリボンは、マ
ンドレルの回りに巻回されて、この筒の壁の内側層を作
る。次に、コーティングされた紙のリボンが上記内側層
の回りに巻回されて、板紙筒の外面を作る。筒は、全体
として、上記外側層のコーティングを柔らかくして隣接
する層の当接縁で作られる合わせ目で層を結合するよう
に処理される。この処理は、高分子コーティングの表面
を変えるための種々の非接触の方法の一つである。例え
ば、ポリエチエン又はポリプロピレンへのコロナ放電、
又は、エチレンビニルアセテート熱溶融コーティングへ
の火炎処理である。次いで、被覆層が静荷電され、筒に
向けての静電引力によってフィルムが筒に直接付けられ
る。このフィルムは、次いで、筒の回りに巻回される。
本発明の目的は、筒状板紙コアの回りに一巻きのフィル
ム又はホイルを作る改善された方法を提供することにあ
る。
【0005】本発明の他の目的は、コアとして用いるこ
とのできる板紙コア筒を形成する簡単な方法を提供する
ことにある。本発明の他の目的は、化学的なサンダ仕上
げ又はスカイビング仕上げを必要としないで表面の不連
続部を更に除去する板紙コアを提供することにある。本
発明の他の目的は、テープ又は他の粘着剤を必要としな
いでフィルムのロールを支持することのできる板紙コア
を提供することにある。本発明の他の目的および利点
は、一部は明らかであり、また、一部は詳細な説明から
明らかになろう。本発明は、したがって、幾つかの工程
および互いに関して、一以上のこのような工程の関係を
有し、この特徴、特性および要素の関係を有する品物
は、次の詳細な説明に例示され、本発明の範囲は特許請
求の範囲によって示される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の理解を完全なものにする
ため、添付した図面に関連して以下に詳細に説明する。
図1、図2において、板紙のコアの回りに形成された一
巻のフィルムを全体的に10で示す。未塗工紙は、マン
ドレルの回りに巻回される複数のリボンに切断される。
リボンは巻回されて、板紙筒10の壁14の内側層を形
成する2ないし40の層12を形成する。層12の当接
する縁同士に合わせ目が形成される。押し出し又は他の
方法によりポリプロピレン又はポリエチレンで一枚の紙
をコーティングすることによって、第2の群のリボンが
形成される。これらシートは、次いで、幅狭のリボンに
分割され、これらリボンはマンドレルによって層12の
回りに巻回されて、外表面にコーティング20を有する
筒10の外側層18を作る。また、外側層18の当接縁
同士の間に形成される合わせ目16を、スカイビング仕
上げ又はサンダ仕上げして、不連続部を取り除いてもよ
い。外側層の不連続部を更に取り除くために、外側コー
ティング20が柔らかくなりくっついて、合わせ目16
によって形成されるどのような不連続部をも取り除くよ
うに板紙筒10を処理する。
【0007】好ましい実施の態様では、層12、18
は、 0.009インチ(0.02cm)ないし 0.040インチ(0.10cm)
の範囲内の厚さを有する。壁14は、0.02インチ(0.05c
m)ないし1インチ(2.54cm)の全体的な厚さを有する。壁
14の内径は、筒のサイズ及び用途によるが、0.50イン
チ(1.27cm)ないし12インチ(30.48cm) の範囲である。
この範囲は、例示であり、決して限定するものではな
い。コーティング20は、これをポリプロピレン又はポ
リエチレンで作ったならば、静電荷を受け入れて保持す
ることができる。したがって、一巻きの合成樹脂フィル
ムが筒10で支持される実施の態様では、筒の外側層2
0が静電的に帯電される。フィルム22は、静電荷によ
る引き付けによって板紙筒10に添着されて板紙筒10
の回りに巻回され、筒10は、フィルムの全体的なロー
ル用のコアを形成する。溶融可能な押し出し材料で被覆
された紙リボンからなる板紙筒の外側層を形成すること
によって、合わせ目の不連続部を満たすために外側層を
溶かしてこの外側層を滑らかにすることによって合わせ
目の縁を結合させるために、板紙筒の全体を熱処理する
ことにより板紙の合わせ目に形成された不連続部を除去
することが可能である。静電荷を保持することのできる
外側層を利用することによって、静電引力により合成樹
脂フィルムを筒に直接付けてもよく、不連続部の更なる
源を取り除くテープを必要としない。上述した説明は、
一巻きのフィルムに関連していた。しかしながら、筒自
身を形成する方法は、静電帯電ということを除けば、上
記筒をホイル或いは他のロールに等しく適用することが
できる。
【0008】かくして、上述の説明から明らかになった
ことの中で、上述した目的が効果的に達成されることが
分かるであろう。また、本発明の精神および範囲から逸
脱することなく、上記の方法を実施することにおいて、
また上述した品物において変更することができるので、
上述の説明に含まれ、また、添付の図面に示された全て
の事項は、例示として解釈すべきであり、限定的な意味
で解釈すべきでない。特許請求の範囲は、ここに述べた
本発明の包括的な特徴および特定の特徴の全て及び文言
上入ると言われるかも知れない本発明の範囲の全ての陳
述を包含する意図であることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により形成された筒状の板紙コアおよび
一巻きのフィルムの斜視図。
【図2】板紙コアの部分断面図。
【符号の説明】
10 板紙筒 12 内側層 18 外側層 20 外側コーティング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 75/50 7620−3F B65H 75/50

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の板紙層として形成された壁を有す
    る、一巻きのフィルムを支持するための板紙筒であっ
    て、 前記板紙層の少なくとも外側の層がコーティングされ、
    該コーティングされた板紙層が、押し出し可能または溶
    融可能な材料でコーティングされている、ことからなる
    板紙筒。
  2. 【請求項2】 前記コーティングが、ポリプロピレンお
    よびポリエチレンのいずれかである、請求項1に記載の
    板紙筒。
  3. 【請求項3】 前記コーティングが、静電的に帯電可能
    である、請求項1に記載の板紙筒。
  4. 【請求項4】 板紙筒の回りに一巻きのフィルムを形成
    する方法であって、 一枚の紙に溶融可能なコーティングを押し出す工程と、 該コーティングした紙を複数のリボンに切断する工程
    と、 未塗工のチップボードのリボンを巻回して、前記板紙筒
    の内側層を形成する工程と、 前記コーティングされた紙のリボンを前記未塗工層の回
    りに巻回して、前記板紙筒の外側層を作る工程と、 前記筒の全体を加熱処理して前記コーティングを溶かす
    工程と、 前記板紙筒にフィルムを固定させる工程とを有する方
    法。
  5. 【請求項5】 前記コーティングを静電的に帯電させて
    前記フィルムを前記板紙筒に固定させるコーティングを
    更に有する、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記コーティングが、ポリプロピレン、
    ポリエチレンおよび熱溶融エチレンビニルアセテート(E
    VA) のいずれかである、請求項4の方法。
JP20858595A 1994-08-17 1995-08-16 巻回される薄いフィルム用の紙製コア及びこれを作る方法 Pending JPH08324893A (ja)

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US29256294A 1994-08-17 1994-08-17
US08/292562 1994-08-17

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GB9516255D0 (en) 1995-10-11
FR2723727A1 (fr) 1996-02-23
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