JPH08324689A - 回転式キャッパーおよびその制御方法 - Google Patents

回転式キャッパーおよびその制御方法

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JPH08324689A
JPH08324689A JP13623795A JP13623795A JPH08324689A JP H08324689 A JPH08324689 A JP H08324689A JP 13623795 A JP13623795 A JP 13623795A JP 13623795 A JP13623795 A JP 13623795A JP H08324689 A JPH08324689 A JP H08324689A
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JP
Japan
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rotary
rotating
rotation
rotating body
detecting
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JP13623795A
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English (en)
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Hideo Tsuchiya
秀夫 土屋
Mitsuharu Hamataka
光治 浜高
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SHIZUKOU KK
Seiko Corp
Original Assignee
SHIZUKOU KK
Seiko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転体の回転速度に変化に応じてあるいは関係
なく、任意に選択可能な所定の回転速度で施蓋手段を制
御することができる回転式キャッパーおよびその制御方
法を提供する。 【構成】回転体4の回転時あるいは、回転体4の回転状
態の変化に対応して作動手段5の回転状態を制御し、施
蓋手段6の回転状態を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器への液体等の充填
包装業界において用いられる回転式キャッパーおよびそ
の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、容器への液体等の充填包装業界に
おいて用いられる一般的な巻締めキャッパーは、図4に
示すように、固定部80へ回転自在に取り付けた回転体
81へ容器82へキャッピングするチャックスピンドル
83を多数設けて、このチャックスピンドル83へ、固
定部80に固着したサンギア84に噛み合うピニオンギ
ア85を取り付けてある。
【0003】これより、モータ86により回転体81が
回転すると、それに伴い、サンギア84の周りをピニオ
ンギア85が回転する、すなわち、チャックスピンドル
83が公転しつつ、ピニオンギア85が自転することで
該チャックスピンドル83が回転して、容器82へキャ
ップが巻締められる。
【0004】したがって、回転体の運転中に、該回転体
の回転速度が変化すれば、それに伴って、チャックスピ
ンドルの回転速度も必然的に変化することになるもの
で、この機構にあっては、該チャックスピンドルの回転
速度を所定に保持することはできない。
【0005】この現象は、例えば、キャッピングの処理
スピードを上げるために、回転体を通常より早く回転さ
せると、前記したようにチャックスピンドルも早く回転
するもので、チャック機構における回転部品の慣性力が
高くなり、これに起因して、巻締めトルク値が高くなっ
て開栓トルク値が上昇するという不都合を生ずる。
【0006】このことから、容器へのキャッピングは、
常に安定した最適の巻締めトルクでの巻締めができない
欠点があった。
【0007】そのため、回転体とチャックスピンドルと
の回転とを、別々の駆動源により行なう技術が提供され
ている。(特公平2−27235号公報参照)このもの
は、回転体へ多数取り付けられたチャックスピンドルに
対して、それぞれに専用の巻締めモータを設けること
で、回転体の回転速度に関係なく一定の回転を維持させ
ることができる。
【0008】しかしながら、この個々のモータには、そ
の回転速度を任意に制御する機構を備えていないため、
個々のモータの特性の違いや各チャックスピンドル回転
の摺動抵抗の違いによって、回転体に取り付けられたす
べてのチャックスピンドルの回転を同一速度に設定する
ことができず、これにより、各チャック間に巻締めトル
クのバラツキを生ずる。
【0009】更に、各チャックスピンドルへそれぞれ専
用のモータを取り付けるときは、回転体が大重量となる
上、装置が高価となる。
【0010】一方、処理するキャップや容器の種類によ
って巻締めるねじの巻数が異なるため、チャックスピン
ドルの回転速度を、単に、一定回転に維持させるだけで
は、巻締め作業にあって、回転体の回転に伴うチャック
スピンドルの移動範囲である決められた巻締めセクショ
ン内において巻締めが完了しなかったり、適正な巻締め
トルク値が得られない不都合を生ずる。等の様々な問題
点を有するものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、回転体の回転時
あるいは、回転体の回転状態の変化に対応して作動手段
の回転状態を制御し、施蓋手段の回転状態を変化させる
ことにより、回転体の回転速度に関係なく、任意に選択
可能な所定の回転速度で施蓋手段を制御することができ
る回転式キャッパーおよびその制御方法を提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段において、第一の例の回転式キャッ
パーは、固定の支持本体へ、駆動手段により回転自在に
取り付けた回転体と、この回転体へ環状をなすように、
かつ、作動手段により回転自在に設けた多数の施蓋手段
と、前記駆動手段および作動手段の回転状態を検出する
第一および第二検出手段と、これら第一および第二検出
手段と連係させて前記作動手段を制御する制御手段とか
らなり、前記作動手段は、それぞれの施蓋手段に設けた
受動ギアと、これら受動ギアに噛合して支持本体へ回転
自在に取り付けた駆動ギアと、支持本体に固着して前記
駆動ギアを回転させる回転手段とを備えさせる。
【0013】第二の例の回転式キャッパーは、固定の支
持本体へ、駆動手段により回転自在に取り付けた回転体
と、この回転体へ環状をなすように、かつ、作動手段に
より回転自在に設けた多数の施蓋手段と、前記作動手段
の回転状態を検出する第二検出手段と、この第二検出手
段と連係させて前記作動手段を制御する制御手段とから
なり、前記作動手段において、それぞれの施蓋手段に設
けた受動ギアと、これら受動ギアに噛合して支持本体へ
回転自在に取り付けた駆動ギアと、回転体に固着して前
記駆動ギアを回転させる回転手段とを備えさせる。
【0014】また、第一の例の方法は、固定の支持本体
へ、駆動手段により回転自在に取り付けた回転体と、こ
の回転体へ環状をなすように、かつ、作動手段により回
転自在に設けた多数の施蓋手段と、前記駆動手段および
作動手段の回転状態を検出する第一および第二検出手段
と、これら第一および第二検出手段と連係させて前記作
動手段を制御する制御手段とからなり、前記作動手段
は、それぞれの施蓋手段に設けた受動ギアと、これら受
動ギアに噛合して支持本体へ回転自在に取り付けた駆動
ギアと、支持本体に固着して前記駆動ギアを回転させる
回転手段とを備えさせた回転式キャッパーにあって、回
転体の回転状態の変化に対応して作動手段の回転状態を
制御し、施蓋手段の回転状態を変化させる。
【0015】第二の例の方法は、固定の支持本体へ、駆
動手段により回転自在に取り付けた回転体と、この回転
体へ環状をなすように、かつ、作動手段により回転自在
に設けた多数の施蓋手段と、前記作動手段の回転状態を
検出する第二検出手段と、この第二検出手段と連係させ
て前記作動手段を制御する制御手段とからなり、前記作
動手段は、それぞれの施蓋手段に設けた受動ギアと、こ
れら受動ギアに噛合して支持本体へ回転自在に取り付け
た駆動ギアと、支持本体に固着して前記駆動ギアを回転
させる回転手段とを備えさせた回転式キャッパーにあっ
て、回転体の回転時、作動手段の回転状態を制御して、
施蓋手段の回転状態を変化させる。
【0016】
【作用】前記のように構成される本発明の回転式キャッ
パーおよびその制御方法は以下に述べる作用を奏する。
【0017】第一の例の方法は、キャップを把持した施
蓋手段は、回転体の回転によりその回転軌道を移動する
と共に、作動手段により一定速度で回転される。
【0018】そして、回転体の回転中に、該回転体の回
転を速くして、例えば、その巻締め能力を上げようとし
たときは、施蓋手段は、その受動ギヤと駆動ギアおよ
び、この駆動ギアに連係させた固定の支持本体に取り付
けられた回転手段の結合によって、回転体の増速と共に
増速する不都合を生ずる。
【0019】したがって、このとき、施蓋手段を一定回
転に補正するもので、回転体の駆動手段に連係させた第
一検出手段により駆動手段の回転数を、また、作動手段
に連係させた第二検出手段により回転手段の回転数をそ
れぞれ検出してこれらを制御手段へ送信する。
【0020】これら検出信号を制御手段において比較す
ると、その補正信号は回転手段に送られ、施蓋手段があ
らかじめ定められた回転数に補正されかつ保持される。
【0021】また、第二の例の方法は、施蓋手段の駆動
にあって、その受動ギヤと駆動ギアおよび、この駆動ギ
アに連係させた回転手段は、施蓋手段と同一に移動する
回転体に取り付けられているものであるから、回転体の
回転速度に変化を生じても作動手段の回転速度になんら
変化を与えないので、制御手段にあらかじめ入力したデ
ータ通りの回転が得られる。
【0022】または、回転体の運転途中に、施蓋手段の
回転を該回転体の回転に関係なく任意に変換し得る。
【0023】
【実施例】次に本発明に関する回転式キャッパーおよび
その制御方法の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0024】本発明の一実施例装置Aが採用されるキャ
ッパーは、例えば、薬品や洗剤,食品等の液体を容器b
に対して充填包装する業界において、容器bの口元へキ
ャップcを取り付けるもので、図2に示すような、充填
ラインに用いられるものであって、水平のベルトコンベ
アとスクリューコンベア等からなる移送手段1により送
られる容器bを、本発明実施例装置Aの一側へスターホ
イール等の供給手段2により一本づつタイミングを合わ
せて送り込み、この装置Aの他側からスターホイール等
の排出手段3によりキャップcが巻締められた容器bが
一本づつ取り出される。
【0025】そして、この装置Aの第一の例は、図1に
示すように、回転体4と、作動手段5により回転される
施蓋手段6と、第一検出手段7と、第二検出手段8と、
制御手段9とにより基本的に構成される。
【0026】前記した回転体4は、その基部をフレーム
(図示せず)等の固定部材に取り付けた中空円筒状の支
持本体10へ回転自在に取り付けてあって、供給手段2
および排出手段3へ載置面を一致させた容器bのテーブ
ル11を下部に設け、この上部に、後記する施蓋手段6
を支承する取付体12を設けてあり、駆動手段13によ
り回転される。
【0027】この駆動手段13は、回転体4の下側にお
いて取り付けたリングギア14へモータ15のギア16
を連結してあって、このモータ16を駆動することによ
り回転体4の全体が所定回転により回転される。
【0028】前記した施蓋手段6は、回転体2の取付体
12においてその外周部へ、回転体4の回転軌跡上にお
いて環状をなすように、かつ、作動手段5により回転自
在に多数設けてあって、下端部には、公知の開閉手段
(図示せず)によりキャップcを保持する把持部材17
を設けてある。
【0029】そして、この施蓋手段6は、昇降手段18
によりテーブル11上の容器b口元部と、その上方の待
機位置とを所定のタイミングにより昇降運動される。
【0030】また、前記した作動手段5は、それぞれの
施蓋手段6の上端部に設けた受動ギア19と、これら受
動ギア19に噛合して支持本体10へ軸受20等を介し
て回転自在に取り付けた駆動ギア21と、支持本体10
に固着して駆動ギア21を回転させる回転手段22とよ
りなる。
【0031】この回転手段22は、支持本体10に取り
付けたモータ等の回転部材23と、この回転部材23の
出力軸24に設けたギア25を、駆動ギア21と一体的
に取り付けた連係ギア26へ噛合させてある。
【0032】前記した第一検出手段7は、駆動手段13
の回転状態、例えば、回転速度や回転数を検出するもの
で、この検出信号を後記する制御手段9へ送信するもの
であって、ロータリーエンコーダーやパルスカウンター
等の検出器や、サーボモータ等のその内部に内蔵された
ものを使用するものであり、この駆動手段13の回転状
態を検出されるものであれば任意のものが用いられる。
【0033】前記した第二検出手段8は、作動手段5の
回転状態、例えば、回転速度や回転数を検出するもの
で、この検出信号を後記する制御手段9へ送信するもの
であって、ロータリーエンコーダーやパルスカウンター
等の検出器や、サーボモータ等のその内部に内蔵された
ものを使用するものであり、この作動手段5の回転状態
を検出されるものであれば任意のものが用いられる。
【0034】前記した制御手段9は、第一および第二検
出手段7,8と連係させて作動手段5を制御するもの
で、慣用のコンピュータを用いる。
【0035】したがって、この第一の例によれば、駆動
手段13により回転体4を回転させると、把持部材17
によりキャップcを把持した施蓋手段6は、該回転体4
の回転によりその回転軌道を公転移動する。
【0036】また、この施蓋手段6自体は、回転体4が
回転することで、作動手段5によるその、施蓋手段6の
上部に取り付けた受動ギア19と支持本体10へ回転自
在に取り付けた駆動ギア21と回転手段22との噛合に
より、回転体4において自転するもので、一定速度で回
転されるため、テーブル11上に載置された容器bの口
元に、回転体4の回転中、その巻締めセクション内にお
いて、施蓋手段6と容器bとが同期移動しつつキャップ
cが巻締められる。
【0037】しかし、容器bの型換等により、容器bへ
のキャップcの巻締め条件が異なる場合には、回転体4
の回転中において、作動手段5の回転状態を変化させる
ことでこの変化するキャップcの巻締め条件に対応でき
る。
【0038】すなわち、回転体4の回転速度が先の処理
速度より速くなった場合、回転体4の回転速度は、その
駆動手段13に連係させた第一検出手段7がその検出信
号を制御手段9へ送られる。
【0039】また、同時に、作動手段5に連係させた第
二検出手段8からも回転手段22の回転速度、最終的に
は施蓋手段6の回転速度が検出されてその検出信号が制
御手段9へ送られる。
【0040】すると、制御手段9において、これら検出
信号が演算され、あらかじめ定めたデータ値と異なると
きは、その補正信号は回転手段22に送られるので、こ
れに伴って、駆動ギア21を介して受動ギア19の回転
速度が変化し、施蓋手段6が設定された回転速度に補正
されかつ保持されるため、容器bの口元にはキャップc
が理想的な巻締めトルク値で巻締められる。
【0041】次に、図3においてAは、第二の実施例に
おける回転式キャッパーを示すものであって、回転体4
と、作動手段5により回転される施蓋手段6と、第二検
出手段8と、制御手段9とからなるもので基本的な構成
は、前記した第一実施例と略同様であるが、検出手段
は、回転手段22の回転速度を検出する第二検出手段8
のみを有する。
【0042】したがって、この例は、第一実施例装置A
の構成と同一符号を付すもので詳細な説明は省略する。
【0043】この例で異なる構成は、施蓋手段6を回転
駆動する作動手段5が第一実施例と異なるもので、該作
動手段5は、回転体4へそれぞれの施蓋手段6に設けた
受動ギア19と、これら受動ギア19に噛合して支持本
体10へ回転自在に取り付けた駆動ギア21と、回転体
4に固着して駆動ギア21を回転させる回転手段22と
を備えるものであって、すなわち、この例では、回転手
段22が回転する回転体4へ取付部材30により取り付
けられている点である。
【0044】したがって、この例は、施蓋手段4自体の
回転駆動にあって、その受動ギヤ19と駆動ギア21お
よび、この駆動ギア21に連係させた回転手段22は、
施蓋手段6と同一に移動運動する回転体4に取り付けら
れているものであるから、回転体4の回転速度に変化を
生じても作動手段5の回転速度になんら変化を与えな
い。
【0045】そのため、キャップcの巻締めにあって、
常に、該施蓋手段6には、制御手段9にあらかじめ入力
したデータ通りの回転が得られる。
【0046】また、回転体4の運転途中に、施蓋手段6
の回転を変換する場合は、制御手段9へ希望する数値を
入力すれば、この数値に基づいて制御手段9から施蓋手
段6における作動手段5の回転手段22へ送信されるも
ので、第二検出手段8による施蓋手段6の回転速度を検
出しつつ、常に一定の回転速度が得られるものであっ
て、回転体4の回転に関係なくこの施蓋手段6の任意に
変換し得る。
【0047】この例にあっては、特に、図2において矢
印pで示す方向から、すなわち、通常の容器移送と逆方
向から容器bを送って巻締め処理を行なう場合であって
も、施蓋手段6の駆動系の部品を変更する必要がない。
【0048】すなわち、従来の装置では、キャップcの
巻締め方向は、一般的に右ねじ方向であり、回転体4の
回転方向が左回転の場合は、駆動ギア(サンギア)と受
動ギア(ピニオンギア)との間にアイドルギアを入れな
いと、巻締め方向が左回転となって容器bへのキャップ
cの巻締めができない。
【0049】しかし、この実施例装置Aでは、作動手段
5における回転手段22の回転方向を変換させるだけで
これに対応できるため、回転方向の変換用部品を左右二
種類用意する必要がなく、装置を標準化しやすくて、品
質およびコストダウン上大きな効果を発揮する。
【0050】更に、第一実施例装置Aのように、施蓋手
段6の回転手段22を固定されている支持本体10へ取
り付けた場合と比較して、この第一例のように、回転体
4の回転速度に変化があったとき、その変化情報を逐次
施蓋手段6における回転手段22の第二検出手段8から
の信号により制御手段9へ伝え、演算・補正信号により
回転手段22の回転を制御して、施蓋手段6の回転速度
が常に所定の速度に維持させるという制御方法が不要と
なる。
【0051】
【発明の効果】前述のように構成される本発明の第一の
構成および第一の方法では、回転体の回転が、その回転
中に変化を生じても、第一および第二検出手段により回
転体と施蓋手段との回転数が検出されて、その信号をも
とにして制御手段により演算・補正され、再び、施蓋手
段の作動手段に送信されるので、あらかじめ制御手段に
入力された設定値で施蓋手段が回転されて、キャップや
容器の種類によって、最適の回転速度を選択でき、機械
の精度や安定性が飛躍的に向上する。
【0052】また、各ヘッドに可変速モータを取り付け
た構成より装置が簡略化されて小型となる上、大幅なコ
ストダウンが計れる。
【0053】第二の構成および第二の方法では、キャッ
プや容器,施蓋手段の種類の違い、あるいは、指定トル
ク値、実際の運転速度等の違いがあっても、それらに適
応した最適な施蓋手段の回転を得て、かつ、回転体の回
転数の変化にかかわらず、施蓋手段の回転数を所定の回
転速度に保ち、最も安定的に最適の巻締めトルク値を得
ることができる。
【0054】作動手段における回転手段が一個のため、
各施蓋手段にモータを取り付ける場合と比較して、複雑
にならず非常に安価で、各施蓋手段間の回転数のバラツ
キもない。
【0055】構造が従来の標準的な機構に近く、実績の
ある標準機構や標準部品が多く流用できて、信頼性の高
い装置の製造が低コストに行なえる。等の格別な効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する回転式キャッパーおよびその制
御方法の第一の実施例を示す要部の縦断正面図である。
【図2】本発明に関する回転式キャッパーおよびその制
御方法を採用した容器巻締めラインの概略的な平面図で
ある。
【図3】本発明に関する回転式キャッパーおよびその制
御方法の第二の実施例を示す要部の縦断正面図である。
【図4】従来のキャッパーを概略的に示す説明図であ
る。
【符号の説明】
4 回転体 5 作動手段 6 施蓋手段 7 第一検出手段 8 第二検出手段 9 制御手段 10 支持本体 15 駆動手段 19 受動ギア 20 駆動ギア 22 回転手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定の支持本体へ駆動手段により回転自
    在に取り付けた回転体と、この回転体へ環状をなすよう
    に、かつ、作動手段により回転自在に設けた多数の施蓋
    手段と、前記駆動手段および作動手段の回転状態を検出
    する第一および第二検出手段と、これら第一および第二
    検出手段と連係させて前記作動手段を制御する制御手段
    とからなり、前記作動手段は、それぞれの施蓋手段に設
    けた受動ギアと、これら受動ギアに噛合して支持本体へ
    回転自在に取り付けた駆動ギアと、支持本体に固着して
    前記駆動ギアを回転させる回転手段とを備えさせたこと
    を特徴とする回転式キャッパー。
  2. 【請求項2】 固定の支持本体へ駆動手段により回転自
    在に取り付けた回転体と、この回転体へ環状をなすよう
    に、かつ、作動手段により回転自在に設けた多数の施蓋
    手段と、前記作動手段の回転状態を検出する第二検出手
    段と、この第二検出手段と連係させて前記作動手段を制
    御する制御手段とからなり、前記作動手段は、それぞれ
    の施蓋手段に設けた受動ギアと、これら受動ギアに噛合
    して支持本体へ回転自在に取り付けた駆動ギアと、回転
    体に固着して前記駆動ギアを回転させる回転手段とを備
    えさせたことを特徴とする回転式キャッパー。
  3. 【請求項3】 固定の支持本体へ駆動手段により回転自
    在に取り付けた回転体と、この回転体へ環状をなすよう
    に、かつ、作動手段により回転自在に設けた多数の施蓋
    手段と、前記駆動手段および作動手段の回転状態を検出
    する第一および第二検出手段と、これら第一および第二
    検出手段と連係させて、前記作動手段を制御する制御手
    段とからなり、前記作動手段は、それぞれの施蓋手段に
    設けた受動ギアと、これら受動ギアに噛合して支持本体
    へ回転自在に取り付けた駆動ギアと、支持本体に固着し
    て、前記駆動ギアを回転させる回転手段とを備えさせた
    回転式キャッパーにあって、回転体の回転状態の変化に
    対応して作動手段の回転状態を制御し、施蓋手段の回転
    状態を変化させることを特徴とする回転式キャッパーの
    制御方法。
  4. 【請求項4】 固定の支持本体へ駆動手段により回転自
    在に取り付けた回転体と、この回転体へ環状をなすよう
    に、かつ、作動手段により回転自在に設けた多数の施蓋
    手段と、前記作動手段の回転状態を検出する第二検出手
    段と、この第二検出手段と連係させて前記作動手段を制
    御する制御手段とからなり、前記作動手段は、それぞれ
    の施蓋手段に設けた受動ギアと、これら受動ギアに噛合
    して支持本体へ回転自在に取り付けた駆動ギアと、回転
    体に固着して前記駆動ギアを回転させる回転手段とを備
    えさせた回転式キャッパーにあって、回転体の回転時、
    作動手段の回転状態を制御して、施蓋手段の回転状態を
    変化させることを特徴とする回転式キャッパーの制御方
    法。
JP13623795A 1995-06-02 1995-06-02 回転式キャッパーおよびその制御方法 Pending JPH08324689A (ja)

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