JPH08322194A - アキシャル磁気浮上回転モータ及びこれを用いた回転機器 - Google Patents

アキシャル磁気浮上回転モータ及びこれを用いた回転機器

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JPH08322194A
JPH08322194A JP7148297A JP14829795A JPH08322194A JP H08322194 A JPH08322194 A JP H08322194A JP 7148297 A JP7148297 A JP 7148297A JP 14829795 A JP14829795 A JP 14829795A JP H08322194 A JPH08322194 A JP H08322194A
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stator
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axial magnetic
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Yoji Okada
養二 岡田
Takashi Yamane
隆志 山根
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    • F16C2360/44Centrifugal pumps
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浮上巻線を不要として構造が簡素化され、ま
た位置制御が簡単で、さらに磁気飽和があっても浮上力
の方向に影響がない磁気浮上回転モータおよびそのモー
タを用いた回転機器を提供する。 【構成】 端面に回転磁界を発生させる固定子1と、固
定子1の端面とアキシャル方向に一端面が対向して配置
され固定子1の回転磁界によって回転される回転子2
と、回転子2の位置を検出する位置センサ5と、位置セ
ンサ5から入力された検出値と設定値とを比較して固定
子1の回転磁界の振幅を変える位置コントローラ6とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工心臓、超高速回転
機、真空ポンプ、IC製造装置、工作機械用の高速スピ
ンドル、その他広く種々の回転機器に適用される磁気浮
上回転モータに関する。更に詳しく述べると、固定子と
回転子とが互いにアキシャル方向に対向して設けられ、
回転子が固定子に対して磁力により浮上しながら回転す
るアキシャル型の磁気浮上回転モータおよびこのモータ
を用いた回転機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来公知のモータとして、主軸の回りに
モータ巻線を設け、この主軸の両端部に磁気軸受を設け
て非接触状態で回転させるものが知られている。
【0003】しかしながら、このような従来公知のモー
タによると、主軸の両端に磁気軸受を設けているため、
軸長が長くなってしまう。したがって、高速回転時に振
動が生じやすくなるという問題が生じる。
【0004】この問題を解消するため、モータと軸受と
の一体化を図ったものとして、磁気浮上回転モータが提
案されている。
【0005】この磁気浮上回転モータとして、従来、図
8に示すような、ラジアル方向に浮上回転するものが知
られている。この従来公知のラジアル磁気浮上モータ
は、回転子51と、この回転子51の外周側にギャップ
52をおいて設けられた円筒状の固定子53とを備えて
いる。
【0006】このラジアル磁気浮上モータでは、一つの
固定子53に、モータ巻線の他に、浮上巻線が設けられ
る。モータ巻線は、回転磁界をつくって回転子51に回
転力を付与するために設けられている。これに対して、
浮上巻線は、回転子51を中心位置に定めるために設け
られている。また、回転子51は、例えば永久磁石から
なる。
【0007】そして、浮上巻線がつくる磁束と回転子5
1がつくる磁束との不平衡に起因して吸引力の不平衡を
生じさせ、この吸引力の不平衡により浮上力を生じさせ
るものである。つまり、回転子51が偏心したとき、中
心に戻そうとするラジアル方向の力が作用するのであ
る。
【0008】これを図8に示すモータで説明すると、浮
上巻線の極数がN,Sの2つ、回転子の極数がN,S,
N,Sの4つ設けられている。今、回転子51が矢印J
方向に偏心したとすると、ギャップ52のK域で回転子
51と浮上磁界の磁束が強め合い、L域で弱め合う。し
たがって、回転子51に中心に戻そうとするラジアル方
向の力Fが作用する。
【0009】なお、このラジアル磁気浮上回転モータ
は、図8の例にもあるように、回転子2の極数をPとす
ると、(P−2)又は(P+2)の極数の浮上巻線によ
る浮上磁界を加え合わせ、その線形和(ベクトル和)が
成立するとき、浮上力が発生することを利用している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】さて、図8に示したラ
ジアル型の磁気浮上回転モータによると、固定子にモー
タ巻線とは別に浮上巻線を設けなければならず、構造が
複雑となる、大型化する、重量が重くなる、というよう
な問題が生じてしまう。
【0011】また、回転子51を位置制御するために、
ギャップ52を全周にわたって均一幅にするように制御
しなければならないので、制御系が複雑になるという問
題もあった。
【0012】更に、回転子51の極数Pの磁界と浮上巻
線の極数(P−2)又は(P+2)との浮上磁界を加え
合わせて、線形和が成立するときに浮上力が発生する
が、磁気飽和があると、この二つの成分の線形和が成立
せずに、浮上とは違った方向の力が発生するという問題
があった。
【0013】本発明の目的は、浮上巻線を不要として構
造が簡素化され、また位置制御が簡単で、さらに磁気飽
和があっても浮上力の方向に影響がない磁気浮上回転モ
ータを提供することにある。
【0014】また、本発明の他の目的は、小型で、構造
簡単、軽量、制御系が簡単、低故障率であり、高信頼性
の人工心臓、超高速スピンドル、真空ターボ分子ポンプ
その他の回転機器を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のアキシャル磁気浮上回転モータおよび回転
機器は、次のように構成されている。
【0016】(1)請求項1のアキシャル磁気浮上回転
モータは、端面に回転磁界を発生させる固定子と、固定
子の端面とアキシャル方向に一端面が対向して配置され
固定子の回転磁界によって回転される回転子と、回転子
の位置を検出する位置センサと、位置センサから入力さ
れた検出値と設定値とを比較して固定子の回転磁界の振
幅を変える位置コントローラとを備えている。
【0017】(2)請求項2のアキシャル磁気浮上回転
モータは、回転子における固定子端面と反対側の端面に
対向して配置された回転子を吸引する吸引用磁石を備え
ている。
【0018】(3)請求項3のアキシャル磁気浮上回転
モータは、回転子がその回転軸方向を重力方向と同一に
設けられている。
【0019】(4)請求項4のアキシャル磁気浮上回転
モータは、回転子として固定子端面と対向する端面に永
久磁石が設けられている永久磁石回転子が用いられてい
る。
【0020】(5)請求項5のアキシャル磁気浮上回転
モータは、回転子として固定子端面と対向する端面に固
定子の回転磁界により誘導力を生じる導体が設けられて
いる誘導回転子が用いられている。
【0021】(6)請求項6のアキシャル磁気浮上回転
モータは、回転子として固定子端面と対向する端面の表
面の高さを変えて形成された可変リラクタンス回転子が
用いられている。
【0022】(7)請求項7の人工心臓は、請求項1な
いし6いずれか1項記載のアキシャル磁気浮上回転モー
タを回転ポンプの駆動源とした。
【0023】(8)請求項8の人工心臓は、請求項1な
いし6いずれか1項記載のアキシャル磁気浮上回転モー
タの回転子に遠心型の羽根を設けて遠心型ポンプのイン
ペラとした。
【0024】(9)請求項9記載のアキシャル磁気浮上
回転モータは、回転子の両端面に対向してそれぞれ固定
子が配置され、コントローラに一対の固定子のそれれぞ
れに入力される電流の振幅を可変とする電流調整機能が
付加された高速・高精度回転機構とされている。
【0025】(10)請求項10記載のアキシャル磁気
浮上回転モータは、コンローラに、一対の固定子に入力
される電流の和が一定にする機能がさらに付加された高
速・高精度回転機構とされている。
【0026】(11)請求項11記載の微少往復動作機
構は、請求項9又は10記載のアキシャル磁気浮上回転
モータを駆動源としている。
【0027】(12)請求項12記載の工作機械用スピ
ンドルは、請求項9又は10記載の高速・高精度回転機
構をスピンドルに適用した。
【0028】
【作用】したがって、本発明のアキシャル磁気浮上回転
モータおよび回転機器によると、次のように作用する。
【0029】(1)請求項1記載のアキシャル磁気浮上
回転モータによると、固定子に形成された回転磁界によ
り回転子との間に吸引力と回転力が発生し、回転子を固
定子と非接触状態で回転させる。この回転子の位置を位
置センサが検出し、その検出信号を入力した位置コント
ローラにて検出値と設定値とを比較し、両者間の偏差を
解消する操作信号を出力する。そして、固定子の回転磁
界の振幅、つまり吸引力を増減し、回転子を所定位置に
戻し、もって回転子の位置を一定に制御する。
【0030】(2)請求項2のアキシャル磁気浮上回転
モータによると、回転子が固定子と吸引用磁石とにより
反対方向に吸引され、固定子と吸引用磁石との間に浮上
する。
【0031】(3)請求項3のアキシャル磁気浮上回転
モータによると、回転子が固定子による吸引力と重力つ
まり回転子の自重とにより、反対方向に引張られ、固定
子端面とギャップをおいて浮上する。
【0032】(4)請求項4記載のアキシャル磁気浮上
回転モータによると、回転子における固定子に対向する
端面に永久磁石が設けられているので、固定子と永久磁
石との間の力により、回転子が回転する。このとき、回
転子に発熱が生じることがない。
【0033】(5)請求項5記載のアキシャル磁気浮上
回転モータによると、固定子の回転磁界により、回転子
に設けられた導体に誘導磁界が生じ、両磁界の間の力に
より回転子が回転する。
【0034】(6)請求項6記載のアキシャル磁気浮上
回転モータによると、回転子は、表面の高さが変化して
いるので、周方向の吸引力変化により、固定子の回転磁
界に吸い付き、同期回転する。
【0035】(7)請求項7記載の人工心臓によると、
本発明のアキシャル磁気浮上回転モータにより回転ポン
プを駆動し、血液を送る。
【0036】(8)請求項8記載の人工心臓によると、
アキシャル磁気浮上回転モータの回転子と一体的に回転
する羽根により、血液を送る。
【0037】(9)請求項9記載のアキシャル磁気浮上
回転モータによると、コントローラが回転子の両端面側
に配置された一対の固定子のそれぞれに入力される電流
の振幅を変えることにより、一対の固定子のそれぞれの
回転磁界の強さつまり吸引力を変えて、高速回転する回
転子を高精度に位置制御する。
【0038】(10)請求項10記載のアキシャル磁気
浮上回転モータによると、コンローラが一対の固定子に
入力される電流の和を一定にして、回転トルクを一定に
制御する。
【0039】(11)請求項11記載の往復動作機構
は、請求項9又は10記載のアキシャル磁気浮上回転モ
ータを駆動源として、回転体の微少往復動作制御、又は
これに併せてその回転トルクを一定に保持するように制
御する。
【0040】(12)請求項12記載の工作機械用スピ
ンドルは、請求項9又は10記載の高速・高精度回転機
構によりスピンドルを高速回転させると共に高精度に位
置制御し、これに併せて回転トルクを一定に保持するよ
うに制御する。
【0041】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図1〜図7を参照
して説明する。
【0042】図1に本発明のアキシャル磁気浮上回転モ
ータの一実施例が示されている。このアキシャル磁気浮
上回転モータは、端面に回転磁界を発生させる固定子1
と、この固定子1とアキシャル方向に一端面が対向して
配置された回転子2と、この回転子2の他端面に対向し
て固定配置された吸引用磁石3とを備えている。そし
て、位置センサとして回転子2と吸引用磁石3との間の
ギャップ4を検出するギャップセンサ5が設けられ、こ
のギャップセンサ5に接続され固定子1の磁界を調整す
る操作信号を出力する位置コントローラとしてのギャッ
プコントローラ6とを備えてなる。
【0043】ここで、固定子1には、三相巻線が設けら
れている。なお、図1には三相巻線のうち一相分のみが
示されている。即ち、符号7は導線、符号8は下向きの
断面コの字状の芯と、符号9は巻線部分である。
【0044】今、三相交流が流されると、それぞれの巻
線に生ずる磁界の和が一つの回転磁界となる。この回転
磁界は、固定子1の下端面の水平面に沿って形成され
る。
【0045】しかしながら、回転磁界を形成するもの
は、三相交流に限らず、例えば二相交流、その他でもよ
いことは勿論である。
【0046】一方、回転子2は、本実施例では、固定子
1に対向して配置された永久磁石10と、この永久磁石
10を上端面に固着し且つ金属や磁性樹脂などの磁性素
材からなる吸引片11とからなっている。
【0047】回転子2の上端側は、励磁した固定子1に
より矢印Aで示す上方向に吸引される一方、下端側が吸
引用磁石3により矢印Bで示す方向に吸引される。した
がって、回転子2は、この反対方向の2力の間の均衡に
より、固定子1と吸引用磁石3との間で非接触状態にて
浮上する。
【0048】このように吸引用磁石3を設けると、回転
子2の回転軸が重力方向に限定されることがなく、どの
ような姿勢でも可能であるという利点がある。なお、吸
引用磁石3として、本実施例では永久磁石が用いられて
いるが、これに限らず、例えば誘導子又はリラクタンス
子などを用いてもよい。
【0049】そして、固定子1の回転磁界と回転子2に
設けられた永久磁石10の磁界との間でZ軸まわりの回
転力(トルク)が発生する。これにより、回転子1は、
浮上しながら回転される。本実施例のモータは、同期モ
ータとして、つまり固定子1の回転磁界と同速度で回転
する。
【0050】また、固定子1と回転子2との間のギャッ
プ12の大きさは、回転子2の永久磁石10の磁束が一
定だから、固定子1の磁束の大きさに依存する。固定子
1の磁束は起磁力(巻線数×電流)に比例し、この起磁
力は三相交流の電流の振幅に依存する。したがって、三
相交流の振幅を増減すれば、固定子1の回転磁界の振幅
を増減することにより、ギャップ12の大きさを制御で
きる。
【0051】このように、この実施例の発明によると、
固定子1にはモータ巻線を設けるだけでよく、浮上巻線
を設ける必要がないので、構造が簡単、小型軽量であ
る。また、Z軸の一軸だけ位置制御(浮上量制御)すれ
ばよいので、制御が簡単である。さらに、固定子1と回
転子2との間に磁気飽和が生じても、吸引力に飽和(上
限)が生じるだけで、Z軸方向以外の別方向に向かう力
が発生することはない。
【0052】ここで、固定子1の導線7には、例えば三
相アンプ13が接続されている。この三相アンプ13
は、三相交流の振幅を増減するものである。すなわち、
ギャップコントローラ6からの操作信号により三相交流
の振幅を増減して、固定子1の吸引力を増減させるもの
である。
【0053】また、回転子2の位置を検出する位置セン
サとして、本実施例では、ギャップセンサ5を用いてい
る。このギャップセンサ5は、回転子2と吸引用磁石3
との間のギャップ4を検出している。しかしながら、こ
れ以外に、固定子1と回転子2との間のギャップ12を
検出するようにしてもよい。ギャップ4,12は、互い
に相関関係にあるので、一方を検出すれば、回転子2を
所定位置に浮上させるように制御できる。
【0054】ギャップセンサ5として、本実施例では、
周知の渦電流センサが用いられている。この渦電流セン
サは、ギャップ4が変動するとき、磁束変化により渦電
流が発生するので、この渦電流を検出信号として出力す
るように設けられている。しかしながら、ギャップセン
サ5として、渦電流センサに限らず、例えば光電式セン
サ、その他のセンサを用いてもよい。
【0055】また、ギャップコントローラ6は、ギャッ
プセンサ5から入力した検出値と設定値とを比較し、両
者間の偏差を解消する操作信号を三相アンプ13に向け
て出力するように設けられている。
【0056】以上のように構成されたアキシャル磁気浮
上回転モータによると、次のように回転子2が浮上しな
がら回転する。
【0057】三相電流を固定子1に入力すると、固定子
1に回転磁界が形成される。回転子2は、永久磁石10
の磁束と固定子1の磁束との間に発生した吸引力により
A方向(Z軸方向)に吸引される一方、吸引用磁石3に
よりB方向に吸引される。したがって、回転子2は、固
定子1と吸引用磁石3との間に非接触状態で浮上する。
【0058】また、固定子1の回転磁界と回転子2の永
久磁石10の磁界との間でZ軸まわりの回転力が発生す
る。したがって、回転子2は浮上しながら回転する。
【0059】今、回転中の回転子2の浮上位置がA方向
又はB方向にずれた場合、所定位置に戻す動作が次のよ
うに行われる。
【0060】回転子2の浮上位置がずれたときのギャッ
プ4の変動をギャップセンサ5が検出し、その検出信号
をギャップコントローラ6に向けて出力する。次いで、
ギャップコントローラ6は、ギャップセンサ5から入力
した検出値を設定値と比較し、両者間の偏差を解消する
操作信号を三相アンプ13に向けて出力する。三相アン
プ13は、操作信号に応じた分だけ、固定子1に流す三
相交流の振幅を増減する。三相交流の電流の振幅の大き
さにより、固定子1の回転磁界の大きさ、ひいては吸引
力が変更される。この固定子1による吸引力の増減によ
り、回転子2の上下位置が所定位置に調整される。
【0061】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、種々の変形例が実施可能である。
【0062】例えば、上述の実施例では回転子2におけ
る固定子1対向面に永久磁石10を設けたものを示した
が、これに限らず、例えば、誘導型のものとすることも
できる。この誘導型は、固定子1の回転磁界による電磁
誘導作用で回転子2に誘導電流を発生させ、固定子1の
磁束と回転子2の磁束との間に回転力を発生させるもの
である。
【0063】この誘導型回転子の一例が図2に示されて
いる。図示するように、回転子2は、通常のかご型ロー
タをリング状に平面化したものである。この回転子の一
端面部分は、リング状のディスク21が電気抵抗の高い
素材からなり、そこに放射状の溝を形成し、この溝の中
と内・外周面に導体22を埋め込んで構成されている。
【0064】この誘導型にすると、コンパクトな割に大
きな動力を得ることができるので、一般産業用のモータ
として好適である。
【0065】また、図1の実施例では回転子2に永久磁
石10を設けたが、回転子の端面の表面の高さを変えて
形成し、リラクタンストルクを発生させるようにしても
よい。この可変リラクタンス型回転子の一例が図3に示
されている。図示するように、可変リラクタンス回転子
2の端面に、点線Dで示す平坦面よりも低い部分を形成
している。このように表面の高さが変化していると、周
方向の吸引力変化により、固定子の回転磁界に吸い付
き、同期回転する。
【0066】また、図1の実施例では回転子2における
固定子1と反対側に吸引用磁石3を設け、固定子1によ
る吸引力と、それと反対方向の吸引用磁石3による吸引
力との均衡とで回転子2を浮上させている。これに対し
て、図4に示すように、吸引用磁石を設けずに、回転子
の回転軸方向を重力方向と一致させて、矢印Gで示す重
力方向に働く回転子2の自重と固定子1の吸引力との均
衡により回転子2を浮上させるようにしてもよい。この
図4の実施例の場合、回転子2が磁気軸受51により非
接触状態で支持され、振れが防止されている。磁気軸受
51は、回転子2側の永久磁石52と、その周囲に配置
した永久磁石53とからなる。なお、この図4では位置
センサと位置コントローラとの図示が省略されている。
【0067】図5および図6に本発明のアキシャル磁気
浮上回転モータを応用した人工心臓の一例が示されてい
る。
【0068】本発明のアキシャル型の磁気浮上回転モー
タは、人工心臓の回転ポンプの駆動源として好適であ
る。その理由は、構造が簡単、制御系が簡単、小型、軽
量、低故障率であり、磁気飽和に強く高信頼性であるか
らである。
【0069】さらに、アキシャル型の磁気浮上回転モー
タのなかでも、前述した図1に例示したような永久磁石
10を設けた回転子2を持つ永久磁石型モータが人工心
臓用モータとして最適である。その理由は、回転子2に
発熱がないので、血液その他人体に熱が及ぼす悪影響を
極力抑えることができるからである。
【0070】まず、図5に示した人工心臓は、ケーシン
グ41と、このケーシング41の内部に形成された血液
流路42と、この血液流路42中に配置されたアキシャ
ル磁気浮上回転モータを駆動源として用いた回転ポンプ
43とを備えている。符号46は、吸引用磁石3および
ギャップセンサ5を支持する支持部材を示している。
【0071】なお、回転ポンプ43を構成するアキシャ
ル磁気浮上回転モータにおいて、図1と同一符号で示す
部分については、図1と構成部材と同様でなので、詳し
い説明を省略する。符号44は、回転子2の外周に設け
られた遠心型の羽根を示している。回転子2の回転によ
り、遠心型の羽根44が回転し、矢印Cに示すように血
液を送る。
【0072】また、この例では、ギャップコントローラ
6として、PD(比例+微分)コントローラを用いてい
る。このようにPDコントローラにすると、ギャップ量
が急変した場合、その変化を微分動作により制御するの
で、回転子を即時に所定位置に戻すことができる。
【0073】また、この例では、三相アンプ13の上流
側に電池45が接続されている。この例の三相アンプ1
3は、直流を三相交流に変換する三相インバータ機能
と、三相交流の振幅を増減する増幅機能とを有する。
【0074】また、図6に示した他の例の人工心臓で
は、回転子2の端部が磁気軸受51により非接触状態に
て支持され、振れが防止されている。この磁気軸受52
は、回転子2側に設けた永久磁石52と、ケーシング4
1側に設けた永久磁石53との間の磁気的反発力によ
り、回転子2を非接触状態で支持している。吸引片11
は、個々の羽根44と一体的に設けられている。
【0075】なお、この図6において上述した図1およ
び図5と同一符号の構成は、図1および図5と同様であ
るので、ここでは説明を省略する。また、図5および図
6に示した人工心臓は、回転子2に遠心型の羽根44を
設けて遠心型ポンプのインペラとしたものである。しか
しながら、本発明は、これに限らず、アキシャル磁気浮
上回転モータを回転ポンプの駆動源としたもの一般に適
用可能である。
【0076】図7に本発明の本発明のアキシャル磁気浮
上回転モータを応用した工作機械用の高速スピンドル装
置の一例が示されている。この高速スピンドル装置は、
ケーシング61と、このケーシング61の中に高速回転
可能に配置されたスピンドル62と、このスピンドル6
2の先端に取り付けられた工具例えばドリル63と、ス
ピンドル62の上下面に設けられた導体64A,64B
と、この上下の導体64A,64Bに対向して上下に配
置された一対の固定子1A,1Bと、一対の固定子1
A,1Bのそれぞれの上流に接続された三相アンプ13
A,13Bと、この一対の三相アンプ13A,13Bの
それぞれの上流に接続された電流調整機能を有するコン
トローラ6と、スピンドル62とケーシング61とに設
けられたスピンドル振れ防止用の磁気軸受65とを備え
ている。
【0077】ここで、スピンドル62と導体64A,6
4Bとから回転子が構成されている。このように誘導回
転子とした理由は、前述のように、コンパクトな装置で
大きな回転力を出すスピンドル装置とするためである。
なお、この図7において上述した図1と同一符号の構成
部材は、図1と同様であるので、ここでは説明を省略す
る。
【0078】また、スピンドル62の上下に設けられた
一対の固定子1A,1Bと、この固定子1A,1Bのそ
れぞれに接続した三相アンプ13A,13Bと、三相ア
ンプ13A,13Bに接続され電流調整機能を付加され
たコントローラ6とから、高速回転するスピンドル62
をプッシュ・プル動作で高精度に位置制御するように構
成されている。すなわち、コントローラ6を操作してそ
れぞれの三相アンプ13A,13Bの増幅量を変えるこ
とにより、それぞれの固定子1A,1Bに入力される電
流幅を変え、それぞれの固定子1A,1Bの回転磁界の
強さつまり吸引力を変える。これにより、スピンドル6
2は、図の上下方向にプッシュ・プル動作で高精度で位
置制御される。
【0079】また、コントローラ6に電流調整機能に併
せて、一対の固定子1A,1Bに入力される電流の和を
一定にする機能を付加するようにしてもよい。これによ
ると、上下一対の固定子1A,1Bの回転磁界の強さの
和が一定となるので、スピンドル62の回転トルクを常
に一定に保持できる。すなわち、プッシュ・プル制御に
よって回転トルクが影響を受けることがないという利点
がある。なお、本発明のアキシャル磁気浮上回転モータ
を適用した高速回転機構として、図7に工作機械用の高
速スピンドル装置を示したが、高速回転機構一般に適用
可能なことは勿論である。
【0080】また、本発明のアキシャル磁気浮上回転モ
ータを用いた回転機器として人工心臓とスピンドル装置
を図示したが、これに限らず、超高速回転機、真空ポン
プ、IC製造装置、その他広く種々の分野の回転機器に
適用できることは勿論である。
【0081】
【発明の効果】以上説明した本発明のアキシャル磁気浮
上回転モータ及びこれを用いた回転機器によると次のよ
うな効果を奏する。
【0082】(1)請求項1記載のアキシャル磁気浮上
回転モータによると、固定子と回転子とがアキシャルに
配置され、固定子の回転磁界と回転子との間に回転力お
よび吸引力の両方が作用するので、固定子に浮上専用巻
線を設ける必要がなく、全体の構造が簡素化される。
【0083】また、回転子の位置制御を固定子および回
転子のアキシャルの一軸制御だけ行えばよいので、位置
制御が簡単となる。
【0084】さらに、磁気飽和があっても回転子の位置
制御に影響がないので、位置制御の点での信頼性を向上
させることができる。
【0085】したがって、人工心臓、あるいは高性能の
真空ターボ分子ポンプや超高速スピンドルなど広く回転
機器一般を、小型、構造簡単、軽量、制御系が簡単、低
故障率の高性能にできる。
【0086】(2)請求項2記載のアキシャル磁気浮上
回転モータによると、吸引用磁石が固定子の吸引力とは
反対方向に回転子を吸引し、回転子を固定子と吸引用磁
石との間に浮上させる。したがって、回転子の回転軸方
向が重力方向に限定されることがなく、どのような姿勢
でも可能である。
【0087】(3)請求項3のアキシャル磁気浮上回転
モータによると、回転子が固定子による吸引力と重力と
により、反対方向に引張られ、固定子端面とギャップを
おいて浮上する。したがって、吸引用磁石を特別に設け
る必要がない分、構造が簡単で、製造コストを低減でき
る。
【0088】(4)請求項4記載のアキシャル磁気浮上
回転モータによると、固定子と回転子に設けられた永久
磁石との間で回転力が生じるので、回転子に発熱が生じ
ない。したがって、熱を嫌う回転機器、例えば人工心臓
のようなもののモータとして好適である。
【0089】(5)請求項5記載のアキシャル磁気浮上
回転モータによると、固定子の回転磁界により回転子の
導体に誘導磁界が生じ、両磁界の間の力により回転子が
回転する。これによると、コンパクトなモータで、大き
な動力を得ることができるので、一般産業用として好適
である。
【0090】(6)請求項6記載のアキシャル磁気浮上
回転モータによると、表面の高さを変えて形成された可
変リラクタンス回転子が用いられているので、部品点数
が少なく、故障率を低減できる。
【0091】(7)請求項7記載の人工心臓によると、
本発明のアキシャル磁気浮上回転モータを回転ポンプの
駆動源としている。したがって、小型で、構造簡単、軽
量、制御系が簡単、低故障率であり、高信頼性の人工心
臓を実現できる。
【0092】(8)請求項8記載の人工心臓によると、
本発明のアキシャル磁気浮上回転モータの回転子に遠心
型の羽根を設けて遠心型ポンプのインペラとしている。
したがって、小型で、構造簡単、軽量、制御系が簡単、
低故障率であり、高信頼性の人工心臓を実現できる。
【0093】(9)請求項9記載のアキシャル磁気浮上
回転モータによると、回転子の両端面に対向して配置さ
れた固定子に入力される電流の振幅をコントローラが変
えて、両固定子の回転磁界の強さつまり吸引力を変える
ことにより、回転子を高精度位置制御できる。
【0094】(10)請求項10記載のアキシャル磁気
浮上回転モータによると、さらにコントローラが一対の
固定子に入力される電流の和を一定にして回転トルクを
一定に制御する。したがって、位置制御によって回転ト
ルクが影響を受けることがないようにできる。
【0095】(11)請求項11記載の微少往復動作機
構によると、請求項9又は10記載のアキシャル磁気浮
上回転モータを駆動源とするので、微少往復動作制御、
又はこれに併せて回転トルクを一定に保持するように制
御することができる。
【0096】(12)請求項12記載の工作機械用スピ
ンドルによると、請求項9又は10記載の高速・高精度
回転機構によりスピンドルを高精度にて高速回転させ、
又はこれに併せて回転トルクを一定に保持するように制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアキシャル磁気浮上回転モータの一実
施例の全体を示す概略図である。
【図2】本発明のアキシャル磁気浮上回転モータの回転
子の他の変形例を示す斜視図である。
【図3】本発明のアキシャル磁気浮上回転モータの回転
子の更に他の変形例を示す斜視図である。
【図4】本発明のアキシャル磁気浮上回転モータの他の
実施例の全体を示す概略図である。
【図5】本発明のアキシャル磁気浮上回転モータを用い
た人工心臓の一実施例を示す概略図である。
【図6】本発明のアキシャル磁気浮上回転モータを用い
た人工心臓の他の実施例を示す概略図である。
【図7】本発明のアキシャル磁気浮上回転モータを用い
た工作機械用高速スピンドル装置の一実施例を示す概略
図である。
【図8】従来例であるラジアル型の磁気浮上回転モータ
の横断面概略図である。
【符号の説明】
1 固定子 1A,1B 固定子 2 回転子 3 吸引用磁石 5 ギャップセンサ(位置センサ) 6 ギャップコントローラ(位置コントローラ) 10 永久磁石 13 三相アンプ 13A,13B 三相アンプ 22 導体 43 回転ポンプ 44 遠心型の羽根 G 重力方向 62 スピンドル 64A,64B 導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02K 7/14 H02K 7/14 B 21/24 21/24 M

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端面に回転磁界を発生させる固定子と、
    該固定子の端面とアキシャル方向に一端面が対向して配
    置され固定子の回転磁界によって回転される回転子と、
    該回転子の位置を検出する位置センサと、該位置センサ
    から入力された検出値と設定値とを比較して前記固定子
    の回転磁界の振幅を変える位置コントローラとを備えて
    いることを特徴とするアキシャル磁気浮上回転モータ。
  2. 【請求項2】 前記回転子における固定子端面と反対側
    の端面に対向して配置され回転子を吸引する吸引用磁石
    を備えていることを特徴とする請求項1記載のアキシャ
    ル磁気浮上回転モータ。
  3. 【請求項3】 前記回転子は、その回転軸方向が重力方
    向と同一に設けられていることを特徴とする請求項1記
    載のアキシャル磁気浮上回転モータ。
  4. 【請求項4】 前記回転子として、固定子端面と対向す
    る端面に永久磁石が設けられている永久磁石回転子が用
    いられていることを特徴とする請求項1ないし3いずれ
    か1項記載のアキシャル磁気浮上回転モータ。
  5. 【請求項5】 前記回転子として、固定子端面と対向す
    る端面に固定子の回転磁界により誘導力を生じる導体が
    設けられている誘導回転子が用いられていることを特徴
    とする請求項1ないし3いずれか1項記載のアキシャル
    磁気浮上回転モータ。
  6. 【請求項6】 前記回転子として、固定子端面と対向す
    る端面の表面の高さを変えて形成された可変リラクタン
    ス回転子が用いられていることを特徴とする請求項1な
    いし3いずれか1項記載のアキシャル磁気浮上回転モー
    タ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6いずれか1項記載のア
    キシャル磁気浮上回転モータを回転ポンプの駆動源とし
    たことを特徴とする人工心臓。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6いずれか1項記載のア
    キシャル磁気浮上回転モータの回転子に遠心型の羽根を
    設けて遠心型ポンプのインペラとしたことを特徴とする
    人工心臓。
  9. 【請求項9】 前記回転子の両端面に対向してそれぞれ
    固定子が配置され、前記コントローラに一対の固定子の
    それれぞれに入力される電流の振幅を可変とする電流調
    整機能が付加されて高速・高精度回転機構とされている
    ことを特徴とする請求項1記載のアキシャル磁気浮上回
    転モータ。
  10. 【請求項10】 前記コンローラに、一対の固定子に入
    力される電流の和を一定にする機能がさらに付加されて
    高速・高精度回転機構とされていることを特徴とする請
    求項9記載のアキシャル磁気浮上回転モータ。
  11. 【請求項11】 前記請求項9又は10記載のアキシャ
    ル磁気浮上回転モータを駆動源とした微少往復動作機
    構。
  12. 【請求項12】 前記請求項9又は10記載の高速・高
    精度回転機構をスピンドルに適用したことを特徴とする
    工作機械用スピンドル。
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