JPH08321488A - ドライエッチング方法及びマグネトロンrie装置 - Google Patents

ドライエッチング方法及びマグネトロンrie装置

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JPH08321488A
JPH08321488A JP12819695A JP12819695A JPH08321488A JP H08321488 A JPH08321488 A JP H08321488A JP 12819695 A JP12819695 A JP 12819695A JP 12819695 A JP12819695 A JP 12819695A JP H08321488 A JPH08321488 A JP H08321488A
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JP
Japan
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electrode
etched
distance
etching
area
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JP12819695A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Gocho
哲雄 牛膓
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被エッチング面積が小さいコンタクトホール
エッチング等を良好になし得、かつ同一装置で、被エッ
チング面積が大きいラインアンドスペースのエッチング
や全面エッチバック等を、被エッチング面内において均
一性良くエッチングできるドライエッチング方法及びマ
グネトロンRIE装置を提供する。 【構成】 マグネトロンRIE装置を用い、複数個の
上部電極11,12を設け、かつ、各上部電極と下部電
極2との距離を可変できる構成としたドライエッチング
方法。例えば被エッチング面積が小さい時には上部中央
電極を上部周辺電極より下部電極に近づけ、被エッチン
グ面積が大きい時には上部中央電極と上部周辺電極が下
部電極から同距離になるように電極距離を変える。複
数個の上部電極11,12を持ち、各々の上部電極1
1,12と下部電極2との距離を可変できるマグネトロ
ンRIE装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドライエッチング方法
及びマグネトロンRIE装置に関する。本発明は、例え
ば、半導体装置製造の際に用いるドライエッチング方法
及びマグネトロンRIE装置として利用できるものであ
り、特に例えば、高度に微細化・集積化された半導体装
置の製造に利用することができ、更に特に、例えば微細
集積化が進行したメモリー素子等の集積半導体回路の製
造に利用することができる。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、エッチング技術に
おいては、例えばシリコン系絶縁材であるSiO2 やS
3 4 等のドライエッチングは、通常、並行平板プラ
ズマエッチャーにて行われてきた。しかし、微細化が進
むにつれ従来装置では微細な溝に十分にエッチャントを
供給できないため、広い溝と狭い溝でエッチングレート
が異なる、いわゆるマイクロローディング効果が発生し
てしまう。
【0003】そこで、微細な溝に十分にエッチャントを
供給できるように低圧化を行い平均自由行程を延ばすエ
ッチングの開発がなされてきた。単に低圧化をするだけ
では十分なプラズマ密度を得ることができずエッチング
レートが低下してしまうので、低圧領域でも十分なプラ
ズマ密度を得られるようなマグネトロンエッチャーが近
年は主流である。
【0004】しかし、現行のマグネトロンエッチャー
は、被エッチング面積が小さい例えばコンタクトホール
エッチングの場合は、被エッチング材3であるウエハー
の面内均一性を良好にするために図3に示すように上部
電極を凸形状にする必要がある。凸形状部を符号1bで
示す。ところがこの電極形状のまま被エッチング面積が
大きい例えばラインアンドスペースのエッチングや全面
エッチバックを行うと、ウエハー周辺部のエッチングレ
ートが中心部より早くなり、エッチングレートのウエハ
ー面内均一性は±20%程度と非常に悪い。そのため、
コンタクトホール用とその他のエッチング用に別々の装
置を用意しなければならず、資産コストが増加するう
え、クリーンルーム面積の有効活用をも妨げる。そこ
で、同一装置でコンタクトホールエッチングのみならず
ラインアンドスペースのエッチングや全面エッチバック
をウエハー面内均一性良くエッチングできる技術が望ま
れていた(なお、図3中、符号2は下部電極、4s、4
nは磁石、5はRF電源である。他の各図においても同
じ)。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記従来技術の問題点を解決
すべく創案されたもので、その目的とする所は、被エッ
チング面積が小さい例えばコンタクトホールエッチング
を良好になし得るとともに、同一装置でそれのみなら
ず、被エッチング面積の比較的大きい例えばラインアン
ドスペースのエッチングや全面エッチバックを、被エッ
チング面内において均一性良くエッチングできるドライ
エッチング方法及びマグネトロンRIE装置を提供する
ことにある。
【0006】
【目的を達成するための手段】本発明に係るドライエッ
チング方法は、マグネトロンRIE装置を用いるドライ
エッチング方法であって、複数個の上部電極を設け、か
つ、各々の上部電極と下部電極との距離を可変できる構
成としたドライエッチング方法であって、これにより上
記目的を達成するものである。
【0007】この場合、被エッチング面積が小さい時に
は上部中央電極が上部周辺電極より下部電極に近づくよ
うに電極距離を変え、被エッチング面積が大きい時には
上部中央電極と上部周辺電極が下部電極から同じ距離に
なるように電極距離を変える構成とすることができる。
【0008】本発明に係るマグネトロンRIE装置は、
互いに対向する上部電極部と下部電極とを有し、上部電
極は複数個の上部電極を備え、かつ、各々の上部電極と
下部電極との距離を可変できる構成としたマグネトロン
RIE装置であって、これにより上記目的を達成するも
のである。
【0009】この場合、上部電極部は、被エッチング材
と対向する上部中央電極と、その周辺の上部周辺電極と
を備え、被エッチング面積が小さい時には上部中央電極
が上部周辺電極より下部電極に近づくように電極距離を
変え、被エッチング面積が大きい時には上部中央電極と
上部周辺電極が下部電極から同じ距離になるように電極
距離を変える機構を備えたマグネトロンRIE装置とす
ることができる。
【0010】
【作用】本発明によれば、マグネトロンRIE装置を用
いてドライエッチングを行う際、複数個の上部電極を設
け、かつ、各々の上部電極と下部電極との距離を可変で
きる構成としたので、当該距離を変えることによって、
被エッチング面積が小さい例えばコンタクトホールエッ
チングのみならず、同一装置で被エッチング面積の比較
的大きい例えばラインアンドスペースのエッチングや全
面エッチバックを、被エッチング面内において均一性良
くエッチングすることができる。
【0011】例えば具体的には、被エッチング面積が小
さい時には上部中央電極が上部周辺電極より下部電極に
近づくように電極距離を変え、被エッチング面積が大き
い時には上部中央電極と上部周辺電極が下部電極から同
じ距離になるように電極距離を変えることによって、同
一装置を用いて、いずれの場合でも、良好なエッチング
を実現できる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例について具体的に説明す
る。但し、当然のことではあるが、本発明は以下の実施
例により限定を受けるものではない。
【0013】実施例1 この実施例は、本発明を、半導体デバイス製造の際に利
用することができるウエハーエッチング用ドライエッチ
ング方法及びマグネトロンRIE装置として具体化した
ものである。図1及び図2を参照する。
【0014】本実施例においては、複数個の上部電極1
1,12を持ち、各々の上部電極11,12と下部電極
2との距離を可変できるマグネトロンRIE装置を使用
し、これを用いたドライエッチングを実施する。これに
より、従来の技術の問題を解決する。つまり、被エッチ
ング面積が小さいコンタクトホール等のエッチング時に
は上部中央電極11が上部周辺電極12より下部電極2
に近づくように電極距離を変え(図1)、被エッチング
面積が大きいラインアンドスペースのエッチングや全面
エッチバック等の時には上部中央電極11と上部周辺電
極12が下部電極2から同じ距離になるように電極距離
を変える(図2)手段を用いる。
【0015】この結果、同一の装置の使用について、被
エッチング面積が小さいコンタクトホールエッチングの
みならず被エッチング面積が大きいラインアンドスペー
スのエッチングや全面エッチバック等のエッチングに対
しても、良好な面内均一性を得ることが可能となる。こ
れによりマグネトロンRIE装置を用いてドライエッチ
ングを行っているSRAMやASIC等の半導体デバイ
スの製造において、資産コストの低減やクリーンルーム
面積の有効利用が行える。
【0016】更に具体的に、図1及び図2を参照して、
本実施例を説明する。ここでは、コンタクトホール用S
iO2 エッチング及びLOCOS酸化用マスクSi3
4 エッチングを同一装置にてエッチングする場合を示
す。
【0017】コンタクトホール用SiO2 エッチングを
行う場合は、被エッチング面積が小さいので、図1に示
すように、上部中央電極11が上部周辺電極12より下
部電極2に近づくように電極距離を変える。例えば上部
中央電極11と下部電極2の距離を5cmとし、上部周
辺電極12と下部電極2の距離を6cmとする。エッチ
ング条件は以下のようにする。
【0018】 ガス:CHF3 =60sccm,CO=240sccm 圧力:5.3Pa RFパワー:1200W
【0019】LOCOS酸化用マスクSi3 4 エッチ
ングを行う場合は、被エッチング面積が大きいので、図
2に示すように、上部中央電極11と上部周辺電極12
が下部電極2から同じ距離になるように電極距離を変え
る。例えば上部中央電極11も上部周辺電極12も下部
電極2との距離を6cmとする。エッチング条件は以下
のようにする。
【0020】ガス:C4 8 =5sccm,O2 =4s
ccm,Ar=100sccm 圧力:2.7Pa RFパワー:800W
【0021】従来装置では、コンタクトホール用SiO
2 エッチングレートのウエハー面内均一性は±3%で、
LOCOS酸化用マスクSi3 4 エッチングレートの
ウエハー面内均一性は±20%であったのに対し、この
装置では、コンタクトホール用SiO2 エッチングレー
トのウエハー面内均一性は±3%で、LOCOS酸化用
マスクSi3 4 エッチングレートのウエハー面内均一
性も±3%と、どちらのエッチングレートについてもウ
エハー面内均一性は良好であった。
【0022】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、被エッチ
ング面積が小さい例えばコンタクトホールエッチングを
良好になし得るとともに、同一装置でそれのみならず、
被エッチング面積の比較的大きい例えばラインアンドス
ペースのエッチングや全面エッチバックを、被エッチン
グ面内において均一性良くエッチングできるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の説明図であり、被エッチング面積
が小さい場合を示す。
【図2】 実施例1の説明図であり、被エッチング面積
が大きい場合を示す。
【図3】 従来構造のマグネトロンRIE装置の構成を
示す図である。
【符号の説明】 1 上部電極部 11 上部中央電極 12 上部周辺電極 3 被エッチング材(ウエハー)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マグネトロンRIE装置を用いるドライエ
    ッチング方法であって、 複数個の上部電極を設け、かつ、各々の上部電極と下部
    電極との距離を可変できる構成としたドライエッチング
    方法。
  2. 【請求項2】被エッチング面積が小さい時には上部中央
    電極が上部周辺電極より下部電極に近づくように電極距
    離を変え、被エッチング面積が大きい時には上部中央電
    極と上部周辺電極が下部電極から同じ距離になるように
    電極距離を変える構成とした請求項1に記載のドライエ
    ッチング方法。
  3. 【請求項3】互いに対向する上部電極部と下部電極とを
    有し、上部電極は複数個の上部電極を備え、かつ、各々
    の上部電極と下部電極との距離を可変できる構成とした
    マグネトロンRIE装置。
  4. 【請求項4】上部電極部は、被エッチング材と対向する
    上部中央電極と、その周辺の上部周辺電極とを備え、被
    エッチング面積が小さい時には上部中央電極が上部周辺
    電極より下部電極に近づくように電極距離を変え、被エ
    ッチング面積が大きい時には上部中央電極と上部周辺電
    極が下部電極から同じ距離になるように電極距離を変え
    る機構を備えた請求項3に記載のマグネトロンRIE装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006511059A (ja) * 2002-12-20 2006-03-30 ラム リサーチ コーポレーション 半導体チャンバ、及びプラズマ処理チャンバ内のプラズマの制御方法
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