JPH08321346A - 端子係止具を備えたコネクタ - Google Patents

端子係止具を備えたコネクタ

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JPH08321346A
JPH08321346A JP12631495A JP12631495A JPH08321346A JP H08321346 A JPH08321346 A JP H08321346A JP 12631495 A JP12631495 A JP 12631495A JP 12631495 A JP12631495 A JP 12631495A JP H08321346 A JPH08321346 A JP H08321346A
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JP
Japan
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terminal
connector
terminal locking
connector housing
connecting member
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12631495A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Okabe
敏明 岡部
Yuuji Hatagishi
祐至 畑岸
Toshihiko Masuda
敏彦 増田
Kimihiro Abe
公弘 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、自動車等の電気配線に使用される
コネクタに関し、端子係止具とコネクタハウジングとを
連結するヒンジが突出することがなく、ヒンジの破損を
防止することのできる端子係止具を備えたコネクタを提
供することを目的とする。 【構成】 コネクタハウジング1と端子係止具3(3
A、3B、3C)とを折畳み可能な連結部材2を介して
連結し、端子係止具3をコネクタハウジング1の開口部
1bに嵌入して端子を係止する際に、連結部材2が折畳
まれてコネクタハウジング1の外壁1cより内側に連結
部材2が収納されるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の電気配線に
使用され、コネクタハウジング内に収容する端子を確実
に係止し得る端子係止具を備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、端子係止具を備えたコネクタとし
ては、たとえば、実開昭61−119285号公報に
は、図7に示すようなコネクタKが開示されている。コ
ネクタKには、コネクタハウジングaの壁bに端子収容
室cに臨んだ開口部dを設けると共に、開口部dの外側
に両側の可撓起立片eにより支持された抜け止め部材f
を備えている。端子金具gを端子収容室c内に挿入した
後、この抜け止め部材fを端子収容室cに向けて押し込
むと、図8に示すように、抜け止め部材fの係止突起h
が端子金具gの肩部g1 に衝合して端子金具gを係止す
るようにしている。
【0003】しかしながら、抜け止め部材fを押し込ん
だ後のコネクタハウジングaには、図9に示すように、
両側の可撓起立片eがコネクタハウジングaの壁bから
突出した状態となり、突出した可撓起立片eが電気配線
の妨げとなったり、無用の外力を受けて破損することが
ある。また、可撓起立片eが屈曲した状態で係止されて
いるため、元の形態に戻ろうとする復元力が内在してお
り、僅かな外力が働いても可撓起立片eの復元力により
抜け止め部材fが外れてしまうなどの問題点を有してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、端子係止具とコネクタハ
ウジングとを連結する連結部材を改良することにより、
連結部材がコネクタハウジングの外壁から突出すること
がなく、連結部材の破損を防止することのできると共
に、信頼性の高い端子係止具を備えたコネクタを提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、コネクタハウジングに設けた開口部に端
子係止具を嵌入し、端子収容室内に収容する端子と該端
子係止具とを衝合させて端子を係止するようにした端子
係止具を備えたコネクタにおいて、前記コネクタハウジ
ングと端子係止具とを折畳み可能な連結部材を介して連
結し、端子係止具の嵌入により端子を係止する際に該連
結部材が折畳まれてコネクタハウジングの外壁より内側
に連結部材が収納されるようにしたことを特徴とする。
折畳み可能な連結部材は、コネクタハウジングおよび端
子係止具と一体に形成され、両端部および中央部にヒン
ジを有する連結部材であることが好ましい(請求項
2)。端子係止具の操作部を、コネクタハウジングのロ
ッキングアームの上方に胯設することが有効である(請
求項3)。
【0006】
【作用】本発明によれば、端子係止具とコネクタハウジ
ングとを折畳み可能な連結部材を介して連結しているた
め、コネクタハウジングの開口部内に端子係止具を嵌入
した際に、連結部材が折り畳まれてコネクタハウジング
の外壁の近傍に収納される。したがって、連結部材がコ
ネクタハウジングの外壁から突出することがないので、
無用な外力を受けて連結部材が破損したり、配線の妨げ
となることもなく、コネクタハウジングを小型化するこ
とも可能となる。また、コネクタハウジングに端子係止
具を嵌入した後は、連結部材が折り畳まれて収納されて
いるため、連結部材や端子係止具に外力が働いても連結
部材が元の形態に戻ることがなく、端子係止具が安定し
た状態で保持される。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の実施例に係わる端子係止具
を備えたコネクタAを示す斜視図であり、図2はその縦
断面図である。コネクタAは、電気絶縁性合成樹脂材の
成形加工により一体的に形成されたコネクタハウジング
1と、コネクタハウジング1に対し折り畳み可能な連結
部材2を介して連結された3基の端子係止具3A、3
B、3Cとから成る。
【0008】コネクタハウジング1は、内部に複数の端
子収容室4が上下2段に設けられ、端子収容室4内には
雌端子5を収容するようにしている。コネクタハウジン
グ1の上下の外壁1a、1a′には、その後部(雌端子
5に接続された電線6側)を端子収容室4を臨むように
切欠くことにより、外壁1aに二つの開口部1b、1b
および外壁1a′に一つの開口部1b′が設けられてい
る。また、二つの開口部1b、1b間の外壁1aにはア
ーム収容部7が凹設してあり、アーム収容部7に相手側
のコネクタ(図示せず)と係止するためのロッキングア
ーム8を収容するようにしてある。
【0009】コネクタハウジング1の開口部1b、1
b、1b′の外側には、端子係止具3A、3B、3C
(以下代表して示す場合は単に3で表す)が、それぞれ
連結部材2を介してコネクタハウジング1の側壁1c、
1c′の上下縁部およびアーム収容部7の側壁7a、7
a′の上縁部に連結されている。連結部材2は、図3に
示すように、板状に形成され、両端部に薄肉のヒンジ2
a、2a′と中央部に連結部材2を折り畳むための薄肉
のヒンジ2bが形成されている。一方のヒンジ2aはコ
ネクタハウジング1の外壁1c、1c′またはアーム収
容部7の側壁7a、7a′にで結合され、他方のヒンジ
2a′は端子係止具3の両端部3a、3a′にそれぞれ
結合されている。
【0010】端子係止具3は、端子収容室4に対応する
複数の係止突部3bを備えており、図2に示すように、
コネクタハウジング1の開口部1b、1b′に端子係止
具3を嵌入した際に、雌端子5の肩部5aと係止突部3
bを衝合させて雌端子5を端子収容室4内に係止するよ
うにしている。
【0011】次に、上記の端子係止具3をコネクタハウ
ジング1の開口部1b、1b′に嵌入する操作と、その
際の連結部材2の動作について説明する。端子収容室4
内に雌端子5を挿着したのち、端子係止具3を開口部1
b(1b′)内に進入させるため、図1の矢印方向へ押
圧すると、先ず、図4に示すように、連結部材2のヒン
ジ2bが折曲する。
【0012】さらに、端子係止具3を押圧すると、図5
に示すように、ヒンジ2bの折曲が増大すると共に、ヒ
ンジ2a、2a′が折曲し、連結部材2は逆V字状に折
り畳まれ、端子係止具3の開口部1bまたは1b′内へ
の嵌入が終了する。逆V字状に折り畳まれた連結部材2
は、コネクタハウジング1の外壁1c(1c′)と端子
係止具3の端部3aとの間に収納される。このとき、端
子係止具3に突設してあるロック爪9とコネクタハウジ
ング1に設けたロック鉤10とが係合して、端子係止具
3がコネクタハウジング1に係止される。
【0013】連結部材2が逆V字状に折り畳まれたとき
のヒンジ2aからヒンジ2bまでの高さは、端子係止具
3の操作部3cの厚みよりも低く設定してあるため、連
結部材2のヒンジ2bが、端子係止具3の操作部3cか
ら突出することはない。また、コネクタハウジング1の
外壁1c、1c′から外側に突出することもない。
【0014】図6は、本発明の別の実施例に係わる端子
係止具を備えたコネクタBを示す斜視図である。コネク
タBは、前記コネクタ4の端子係止具3と異なる構造の
端子係止具11を備えている以外は前記コネクタAと略
同様の構成である。すなわち、コネクタハウジング12
の両側の外壁12a、12a′にコネクタAと同様の連
結部材2、2が付設されており、端子係止具11には、
ロッキングアーム8の上方を跨ぐように操作部11bが
設けられており、端子係止具11の両端部11a、11
a′がそれぞれ連結部材2に連結されている。
【0015】したがって、コネクタBにおいては、前記
コネクタAのようにロッキングアーム6を挟んで分割し
た2基の端子係止具3A、3Bを設ける必要はなく、1
基の端子係止具8のみでロッキングアーム8の両側の端
子収容室4に対する係止が可能となり、コネクタの組付
け作業が簡素化される。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、端子係止具とコネクタ
ハウジングとを折畳み可能な連結部材を介して連結して
いるため、コネクタハウジングに端子係止具を装着した
際に、連結部材が折り畳まれてコネクタハウジングの外
壁の近傍に収納される。したがって、連結部材がコネク
タハウジングの外壁から突出することがないので、無用
な外力を受けて連結部材が破損したり、配線の妨げとな
ることもなく、コネクタハウジングを小型化することも
可能となる。また、コネクタハウジングに端子係止具を
嵌入した後は、連結部材が折り畳まれて収納されている
ため、連結部材や端子係止具に外力が働いても連結部材
が元の形態に戻ることがなく、端子係止具が安定した状
態で保持され、端子に対する係止が確実となるなどの利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる端子係止具を備えたコ
ネクタを示す斜視図である。
【図2】図1のコネクタの縦断面図である。
【図3】図1の連結部材の構造を示す説明図である。
【図4】図1の端子係止具をコネクタハウジング内へ嵌
入する過程を示す説明図である。
【図5】図4の端子係止具の嵌入が終了して連結部材が
折り畳まれた状態を示す説明図である。
【図6】本発明の別の実施例に係わる端子係止具を備え
たコネクタの要部を示す斜視図である。
【図7】従来の抜け止め部材を備えたコネクタの斜視図
である。
【図8】図7の抜け止め部材により端子を係止した状態
を示す断面図である。
【図9】図7の抜け止め部材をハウジングに挿入した後
のハウジングの外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
A、B 端子係止具を備えたコネクタ 1 コネクタハウジング 2 連結部材 2a、2a′、2b ヒンジ 3(3A、3B、3C) 端子係止具 4 端子収容室 5 雌端子 8 ロッキングアーム 11 端子係止具 11b 操作部
フロントページの続き (72)発明者 阿部 公弘 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングに設けた開口部に端
    子係止具を嵌入し、端子収容室内に収容する端子と該端
    子係止具とを衝合させて端子を係止するようにした端子
    係止具を備えたコネクタにおいて、 前記コネクタハウジングと端子係止具とを折畳み可能な
    連結部材を介して連結し、端子係止具の嵌入により端子
    を係止する際に該連結部材が折畳まれてコネクタハウジ
    ングの外壁より内側に連結部材が収納されるようにした
    ことを特徴とする端子係止具を備えたコネクタ。
  2. 【請求項2】 折畳み可能な連結部材が、コネクタハウ
    ジングおよび端子係止具と一体に形成され、両端部およ
    び中央部にヒンジを有する連結部材である請求項1記載
    の端子係止具を備えたコネクタ。
  3. 【請求項3】 端子係止具の操作部を、コネクタハウジ
    ングのロッキングアームの上方に胯設したことを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の端子係止具を備えた
    コネクタ。
JP12631495A 1995-05-25 1995-05-25 端子係止具を備えたコネクタ Withdrawn JPH08321346A (ja)

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JP (1) JPH08321346A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000198493A (ja) * 1999-01-08 2000-07-18 Suzuki Motor Corp 船外機の冷却構造
JP2009099471A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd リテーナ一体型コネクタ
JP2013159179A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Piolax Inc 留め具
JP2014120222A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Daiichi Seiko Co Ltd 電気コネクタ

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Effective date: 20020806