JPH08316907A - コードレス電話システム - Google Patents

コードレス電話システム

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JPH08316907A
JPH08316907A JP13996895A JP13996895A JPH08316907A JP H08316907 A JPH08316907 A JP H08316907A JP 13996895 A JP13996895 A JP 13996895A JP 13996895 A JP13996895 A JP 13996895A JP H08316907 A JPH08316907 A JP H08316907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio wave
connection device
slave unit
telephone system
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP13996895A
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English (en)
Inventor
Kazunari Watanabe
一成 渡辺
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各接続装置間の電波の干渉を防止できるコー
ドレス電話システムを提供することを目的とする。 【構成】 図3に示すようなシステムの内線電話として
使用されている子機と接続装置に、電波の送信レベルを
コントロールするアッテネータ回路302、402を設
け、子機から送信される電波の強さをsメータ出力値の
レベルによって接続装置のCPU308が認識し、子機
までの距離を推測し、その推測した距離に応じて接続装
置自身と子機のアッテネータ回路302、402の動作
を制御することにより、子機と接続装置間の距離が近い
場合は、送信する電波の出力を小さくして周りに影響を
与えないようにし、同時に、自身の感度も鈍らせて影響
を受けにくくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の加入者回線(外
線)と内線を収容する主装置と、内線として親機と子機
からなるコードレス電話とで構成されるコードレス電話
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のコードレス電話システム
の一例を示す構成図である。
【0003】主装置102は、複数の局線101と複数
の内線電話とを収容し、内外線相互の交換機能を有する
ものである。内線電話は、親機103、104と子機1
05、106で構成されるシステム専用のコードレス電
話と、有線の専用電話107、108の2種類となって
いる。
【0004】このようなシステムは、一般に、親機と専
用電話をラインコードで主装置と接続し、オフィス等の
壁などに親機を設置し、机上等に子機や専用電話を設置
して使用される。子機は、親機からの電波の届く範囲で
通話可能であり、その範囲内であれば好きな場所に設置
でき、移動しながら通話することも可能となる。
【0005】次に、このようなコードレス電話システム
の無線としての一般的な特徴を説明する。
【0006】親機と子機間の無線は、MCA方式で行わ
れ、それぞれの無線部は、まず空きチャンネルを探し、
その空きチャンネルを使用して電波を送信するように制
御されている。従って、無線接続時に空きチャンネルが
ないと判定されると、電波を送信するチャンネルがない
ため、親機と子機の無線接続は不可能になる。
【0007】また、親機と子機間の通話可能な距離は、
親機と子機から送信される電波の強さと受信感度によっ
てほぼ決定される。空間に電波をより強く放射すること
ができれば、より遠くに電波を飛ばすことができるた
め、通話距離を延ばすことができる。そして、受信感度
についても、感度の高い方が弱い電波を受信しやすくな
るために通話距離を延ばすことになる。
【0008】図3は、従来のコードレス電話システムの
他の例を示す構成図である。
【0009】このシステムは、通話中でも移動できるハ
ンディタイプの子機207、208と、机上などにほぼ
固定して使用し、専用電話のような機能を持つ子機20
9、210の2種類の子機と、接続装置203〜206
を収容した主装置202で構成されている。
【0010】特徴としては、局線201を収容する主装
置と親機に相当する接続装置を1つの筐体に収容したこ
とである。つまり、図2のシステムに対して親機と主装
置を接続するラインコードを削除したような構成になっ
ているのが、図3のシステムである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示すようなシステム構成にすると、接続装置同士がすぐ
近くにあるため、お互いが干渉し合う恐れがある。
【0012】特に、外線着信時のように、一斉に子機に
着信を行う場合に、接続装置相互間で電波が干渉し合っ
て、空きチャンネルがないと判定する接続装置が現れる
可能性がある。そして、空きチャンネルを検出できなけ
れば、接続装置は、子機と無線接続することができない
ため、外線着信にもかかわらず、システム内に鳴動しな
い子機が存在することになる。
【0013】また、一組の接続装置205と子機209
が、ある程度離れて通話状態にある場合、接続装置20
5で受信する子機209からの電波は、かなり弱くなっ
ていることが予想される。この状態において、別の一組
の子機207が接続装置203に近い場所で通話を行う
と、この子機207の使用している通話チャンネルによ
っては、接続装置205に影響を与えることがある。こ
れは、接続装置205にとって、受信する電波は、子機
209からの電波であるはずが、近くにいる子機207
から送信される電波の方がはるかに強いために、干渉を
受けている子機209からの電波を正確に受信できなく
なるからである。
【0014】図2のようなシステムであれば、親機の設
置位置を変えることで、上記のような問題は回避するこ
とができるが、図3のようなシステムであると、接続装
置同士が近いために、上記のような問題を回避すること
が難しくなる。
【0015】本発明は、各接続装置間の電波の干渉を防
止できるコードレス電話システムを提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、親機は、受信
した電波の電界強度を測定する手段と、前記測定した電
界強度の値によって自ら送信する電波の強さを制御する
手段と、子機にコントロール信号を送信する手段とを有
し、子機は、受信した前記コントロール信号に従って、
送信する電波の強さを制御する手段を有するものであ
る。
【0017】
【作用】本発明では、例えば、図3に示すように構成し
たコードレス電話システムにおいて、各接続装置と各子
機に、送信する電波の強さをコントロールする手段を設
け、このコントロール手段を接続装置が制御すること
で、電波の干渉を防止し、システムとしての正常な動作
を確保するものである。
【0018】つまり、接続装置は、子機から送信されて
くる電波を受信して電波が強ければ子機が近くにあると
認識し、自らの送信する電波の強さを弱め、子機に対し
ても電波を弱くする旨の指示を送信する。子機は、この
指示を受信して送信する電波を弱くする。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の実施例における無線部の構
成を示すブロック図であり、図1(A)は、上記図3に
示す接続装置203〜206の無線部を示し、図1
(B)は、上記図3に示す子機207〜210の無線部
を示している。なお、全体構成は、図3に示すものとす
る。
【0020】図1(A)において、接続装置の無線部
は、アンテナ301と、アッテネータ回路302と、デ
ュプレクサ303と、RFモジュール304と、音声信
号処理部306およびモデム307を有する信号処理I
C305と、CPU308とを有する。また、図1
(B)において、子機の無線部は、アンテナ401と、
アッテネータ回路402と、デュプレクサ403と、R
Fモジュール404と、音声信号処理部406およびモ
デム407を有する信号処理IC405と、CPU40
8とを有する。
【0021】次に、接続装置の無線部における動作につ
いて説明する。
【0022】まず、子機に発呼要求等があって子機から
電波が送信されると、接続装置のアンテナ301で、こ
の電波を受信し、アッテネータ回路302を通ってデュ
プレクサ303に入力する。
【0023】この時、接続装置は、スタンバイ状態であ
り、子機が遠くにいるのか近くにいるのか認識していな
い。したがって、遠くの子機からの電波も受信しなけれ
ばならないため、アッテネータ回路302はOFFの状
態である。
【0024】アッテネータ回路302は、内部のスイッ
チ302aのON、OFFによって送信する電波の強さ
を制御するとともに、受信感度についても制御する構造
になっている。
【0025】デュプレクサ303に入力された電波は、
RFモジュール304の受信回路に入力される。
【0026】RFモジュール304では、復調回路によ
って音声信号へと復調されるが、復調には専用の復調I
Cを使用するのが一般的である。この復調ICは、受信
した電波の強さに比例して直流電圧を出力するsメータ
出力端子を持っている。そして、このsメータ出力端子
をCPU308のA/D変換可能な入力ポートに接続す
ると、CPU308は、受信した電波の強さを数値に変
換して定量的に認識することができるのである。つま
り、子機から送信される電波の強さをsメータ出力値の
レベルによってCPU308が認識し、子機までの距離
を推測するのである。
【0027】次に、復調された音声信号は、信号処理I
C305に入力され、ここで音声信号は、音声信号処理
部306で秘話の解除やノイズの除去等の処理が行われ
る。また、音声信号と同様にRFモジュール304で復
調され、信号処理IC305に入力される制御信号であ
るMSK信号については、モデム307で処理される。
このモデム307は、CPU308でコントロールさ
れ、子機との無線接続等において使用される。
【0028】CPU308は、受信した電波の強さから
子機までの距離を推測し、設定されている距離より近く
に子機が存在すると判定した場合、信号処理IC305
のモデム307に対して、子機に電波を弱くする旨の制
御信号を送信させる。この制御信号は、RFモジュール
304に入力されて変調され、アンテナ301から送信
される。また、アッテネータ回路302を動作させ、接
続装置自身の送信する電波も弱くする。
【0029】このようにして、子機と接続装置との距離
において、通話に必要なだけの電波の強さに制御する。
さらに、通話中に、子機が移動して遠くに離れた場合に
ついては、再度上記の制御を行って電波を強く送信する
ようにコントロールする。
【0030】また、子機の無線部は、上記接続装置の無
線部と同等の構成を有するが、異なる点は、電波の強さ
をコントロールするのは、接続装置側であり、子機は、
送信されてくる制御信号にしたがって、アッテネータ回
路402を制御するものである。
【0031】以上説明したように、本実施例によれば、
図3に示すようなシステムの内線電話として使用されて
いる子機と接続装置に、電波の送信レベルをコントロー
ルするアッテネータ回路302、402を設け、子機か
ら送信される電波の強さをsメータ出力値のレベルによ
って接続装置のCPU308が認識し、子機までの距離
を推測し、その推測した距離に応じて接続装置自身と子
機のアッテネータ回路302、402の動作を制御する
ことにより、子機と接続装置間の距離が近い場合は、送
信する電波の出力を小さくして周りに影響を与えないよ
うにし、同時に、自身の感度も鈍らせて影響を受けにく
くする。この結果、接続装置間が近いこと等によって生
じる電波の干渉等の問題を解決するものである。
【0032】なお、本発明は、図3に示すように、複数
の接続装置を1つの筐体に収容したコードレス電話シス
テムに限らず、図2に示すようなコードレス電話システ
ムにも適用し得るものである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各接続装置と各子機に、送信する電波の強さをコントロ
ールする手段を設け、このコントロール手段を接続装置
が制御することで、電波の干渉を防止し、システムとし
ての正常な動作を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】コードレス電話システムの一例を示す構成図で
ある。
【図3】コードレス電話システムの他の例を示す構成図
である。
【符号の説明】
301、401…アンテナ、 302、402…アッテネータ回路、 303、403…デュプレクサ、 304、404…RFモジュール、 305、405…信号処理IC、 306、406…音声信号処理部、 307、407…モデム、 308、408…CPU。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の外線と内線を収容する主装置と、
    内線として親機と子機からなるコードレス電話で構成さ
    れるコードレス電話システムにおいて、 親機は、受信した電波の電界強度を測定する手段と、前
    記測定した電界強度の値によって自ら送信する電波の強
    さを制御する手段と、子機にコントロール信号を送信す
    る手段とを有し、 子機は、受信した前記コントロール信号に従って、送信
    する電波の強さを制御する手段を有することを特徴とす
    るコードレス電話システム。
  2. 【請求項2】 請求項1のシステムにおいて、 親機と子機に、受信感度を制御する手段を設け、電波の
    強さを制御するとともに、受信感度を制御することを特
    徴とするコードレス電話システム。
JP13996895A 1995-05-15 1995-05-15 コードレス電話システム Pending JPH08316907A (ja)

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JP13996895A JPH08316907A (ja) 1995-05-15 1995-05-15 コードレス電話システム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13996895A JPH08316907A (ja) 1995-05-15 1995-05-15 コードレス電話システム

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JPH08316907A true JPH08316907A (ja) 1996-11-29

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ID=15257866

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JP13996895A Pending JPH08316907A (ja) 1995-05-15 1995-05-15 コードレス電話システム

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