JPH08312515A - メタノールエンジン用グロープラグの制御装置 - Google Patents

メタノールエンジン用グロープラグの制御装置

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JPH08312515A
JPH08312515A JP12221795A JP12221795A JPH08312515A JP H08312515 A JPH08312515 A JP H08312515A JP 12221795 A JP12221795 A JP 12221795A JP 12221795 A JP12221795 A JP 12221795A JP H08312515 A JPH08312515 A JP H08312515A
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glow plug
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    • F02P19/00Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition
    • F02P19/02Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs
    • F02P19/026Glow plug actuation during engine operation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/02Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外乱による誤制御を排除出来、信頼性のある
メタノールエンジン用グロープラグの制御装置を提供す
ることにある。 【構成】 グロープラグ6とコントローラ14を備え、
コントローラ14がグロープラグ温度検出手段14a
と、運転状態検出手段14bと、グロープラグを目標温
度とする供給電力を第1制御値τ1として記憶す第1電
力供給マップm1と、運転状態に対応するグロープラグ
への供給電力を第2制御値τ2として記憶する第2電力
供給マップm2と、第1制御値τ1と第2制御値τ2と
を比較する制御値比較部14cと、第1制御値τ1が第
2制御値τ2以上であると第1制御値τ1に基づき、前
記以外のとき、第2制御値τ2に基づきグロープラグの
電力供給をそれぞれ制御する第1温度制御手段14dと
の各機能を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧縮着火方式を採用する
内燃機関の着火補助を行うグロープラグの制御装置、特
に、メタノール燃料を圧縮着火するディーゼルエンジン
タイプのメタノールエンジンに適したメタノールエンジ
ン用グロープラグの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧縮着火方式を採用する内燃機関、特
に、メタノール燃料を用いたディーゼルエンジンタイプ
のメタノールエンジンは、インジェクタからの燃料粒が
飛散する燃料噴霧領域に燃料粒の加熱のためのグロープ
ラグを装着し、これにより、着火性を確保するようにし
ている。この種のメタノールエンジンは低温始動時に、
排気温度が低いと、酸化触媒の活性化が遅れ、ホルムア
ルデヒドやHCの排出量が増加する傾向にあり、特に、
暖気後においても燃焼室温度が比較的低いことより、第
1に着火性を確保する必要が有り、グロープラグによる
着火補助は重要である。このグロープラグによる着火補
助は、エンジンキーのオン時に常時一定電圧を加えて駆
動するということが行われていたが、これでは電力供給
が無駄となる場合もあった。
【0003】このような無駄を低減すべく、常時通電型
のメタノールエンジンのグロープラグ制御装置として
は、例えば、図14に示すようなものがある。このグロ
ープラグ制御装置はグロープラグ100と電源102の
間にスイッチトランジスタ103を配し、グロープラグ
100をホイーストンブリッジ回路104内に組込み、
ホイーストンブリッジ回路104内の基準電圧点105
とグロープラグ100の印加電圧点106との電圧差を
比較器107で検出し、比較器107の出力をスイッチ
トランジスタ103に加えるように構成される。なお、
符号108は温度補正用のセンシングレジスタであり、
符号109,110は分圧抵抗である。
【0004】図15に示すように、グロープラグ100
の温度は、グロープラグ100の抵抗値の増加とほぼ比
例する。このため、通常時において、基準電圧点105
より印加電圧点106が低電圧でスイッチトランジスタ
103がオンするようにセットしておき、グロープラグ
100が過度に温度上昇すると抵抗が高まり、印加電圧
点106が基準電圧点105より高くなり、比較器10
7がオフ出力を発して、スイッチトランジスタ103を
閉作動させ、電流供給を絶ち、これによりグロープラグ
100の温度を一定に保持出来る。一方、特開昭59−
54774号公報には、電源とグロープラグの間に半導
体スイッチを配し、エンジン温度に関係して半導体スイ
ッチの断続比を変化させ、グロープラグに供給される電
力が必要充分な値となるように制御するものが開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図14のグロ
ープラグ制御装置の場合、グロープラグ100の抵抗が
温度と比例して上昇すると見做した上で制御を行う。こ
のため、グロープラグ自体の経時劣化や、プラグ以外の
ハーネス抵抗、接触抵抗等の影響を外乱として受けた場
合、温度上昇でもないのに、抵抗が高まり、グロープラ
グへの供給電力が低減されてしまう。このような状態に
陥ると、エンジンのグロープラグが必要な温度を保持出
来なくなり、充分な着火補助を行わなくなるという問題
が有る。一方、特開昭59−54774号公報には、電
源とグロープラグの間に半導体スイッチを配し、エンジ
ン温度に関係して半導体スイッチの断続比を変化させ、
グロープラグに供給される電力が必要充分な値となるよ
うに制御するものが開示されている。この場合もエンジ
ン温度センサやそのハーネス抵抗、接触抵抗等の影響を
外乱として受けやすく、同様に充分な着火補助を行わな
くなるという問題がある。
【0006】このような、グロープラグのハーネス抵
抗、接触抵抗等の影響に加えて、車両の運転状態や外気
温度の影響により予め設定されているグロープラグ温度
では一部の気筒で着火補助が不十分となり失火に至るこ
とがあった。
【0007】このようにグロープラグの着火補助が不安
定化し、或いは、不十分となり、エンジンの失火が間欠
的に生じた場合、失火を回避可能な着火補助を応答性よ
く行う必要があり、その改善が望まれている。
【0008】本発明の第1の目的は、エンジン運転時の
着火性を充分に確保でき、特に外乱による誤制御を排除
出来ると共に過渡応答特性も優れる、信頼性のあるメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置を提供するこ
とにある。
【0009】第2の目的は、エンジン失火等の不安定燃
焼時に失火回避可能な着火補助を応答性良く行えるメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、エンジンのシリンダヘッ
ドに設けられ燃料噴射弁から噴射される燃料噴射領域に
介在されるグロープラグ、前記グロープラグの温度を検
出するグロープラグ温度検出手段、前記エンジンの運転
状態を検出する運転状態検出手段、前記グロープラグを
目標温度とする供給電力を第1制御値として記憶す第1
電力供給マップ、前記運転状態検出手段により検出され
る運転状態に対応する前記グロープラグへの供給電力を
第2制御値として記憶する第2電力供給マップ、前記第
1電力供給マップにより求められた前記第1制御値と第
2電力供給マップにより求められた前記第2制御値とを
比較する制御値比較部、同制御値比較部において前記第
1制御値が前記第2制御値以上であると判断されたと
き、前記第1制御値に基づき前記グロープラグの電力供
給を制御し、前記以外のとき、前記第2制御値に基づき
前記グロープラグの電力供給を制御する第1温度制御手
段、を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、前
記グロープラグ温度検出手段が、前記グロープラグの抵
抗を検出する抵抗センサと、同抵抗センサにより検出さ
れた抵抗値及び前記グロープラグの温度と抵抗との相関
関係に基づき前記グロープラグの温度を検出することを
特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1乃至2に記載
のメタノールエンジン用グロープラグの制御装置におい
て、前記運転状態検出手段が、少なくとも前記エンジン
の回転数を検出する回転センサを含み、前記第2電力供
給マップの前記第2制御値が、少なくとも前記回転セン
サにより検出された回転数に対応して設定されているこ
とを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、エンジンのシリンダヘ
ッドに設けられ燃料噴射弁から噴射される燃料噴射領域
に介在されるグロープラグ、前記エンジンのエンジン温
度に基づき暖機完了を判定する暖機完了判定手段、前記
エンジンの不安定燃焼を検出するエンジン燃焼状態検出
手段、前記グロープラグを目標温度とする供給電力を第
1制御値として記憶す第1電力供給マップ、前記暖機完
了判定手段により暖機完了と判定された後に、前記エン
ジン燃焼状態検出手段により検出された燃焼状態に基づ
きエンジン失火状態を判定する失火判定部とを有し、前
記失火判定部においてエンジン失火状態であると判定さ
れたとき、前記第1電力供給マップにより求められた第
1制御値を所定量増大して前記グロープラグの電力供給
を制御する第2温度制御手段、を備えたことを特徴とす
る。
【0014】請求項5の発明は、請求項4に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、前
記失火判定部は前記エンジンの運転状態を検出する運転
状態検出手段を有し、前記エンジン燃焼状態検出手段に
より検出された燃焼状態、及び前記運転状態検出手段に
より検出された運転状態に基づきエンジン失火状態を判
定することを特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項5に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、前
記失火判定部は前記エンジンの排気通路に介装された触
媒の触媒温度、又はその下流側の下流側排気温度を検出
する第1温度センサを含む排気温度検出手段を有し、前
記第1温度センサにより検出された触媒温度又は下流側
排気温度が、前記運転状態検出手段により検出された運
転状態に基づく第1基準温度を越えるときエンジン失火
と判定することを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項6に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、前
記排気温度検出手段が前記触媒の上流側の上流側排気温
度を検出する第2温度センサ、及び、前記第1温度セン
サにより検出された前記触媒温度又は下流側排気温度の
一方と、第2温度センサにより検出された上流側排気温
度との偏差を算出する排気温度比較部を含み、前記排気
温度比較部により算出された排気温度差値が、前記運転
状態検出手段により検出された運転状態に基づく第2基
準温度を越えるときエンジン失火と判定することを特徴
とする。
【0017】請求項8の発明は、請求項6乃至7に記載
のメタノールエンジン用グロープラグの制御装置におい
て、前記第1及び第2基準温度が、前記運転状態検出手
段により検出されたエンジンの回転数及び負荷に基づ
き、それぞれ設定されることを特徴とする。
【0018】請求項9の発明は、請求項5に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、前
記失火判定部は前記エンジンの燃焼室内の圧力を検出す
る筒内圧力センサを有し、前記筒内圧力センサにより検
出された筒内圧力が、前記運転状態検出手段により検出
された運転状態に基づく基準圧力に満たないときエンジ
ン失火と判定することを特徴とする。
【0019】請求項10の発明は、請求項5に記載のメ
タノールエンジン用グロープラグの制御装置において、
前記失火判定部は前記エンジンの回転変動成分を検出す
る回転変動センサを有し、前記回転変動センサにより検
出された回転変動成分が、前記運転状態検出手段により
検出された運転状態に基づく基準回転変動に満たないと
きエンジン失火と判定することを特徴とする。
【0020】請求項11の発明は、請求項5に記載のメ
タノールエンジン用グロープラグの制御装置において、
前記失火判定部は前記エンジンの排気通路における酸素
濃度を検出するO2センサを有し、前記O2センサにより
検出された酸素濃度が、前記運転状態検出手段により検
出された運転状態に基づく基準酸素濃度を越えるときエ
ンジン失火と判定することを特徴とする。
【0021】
【作用】請求項1の発明は、エンジンのシリンダヘッド
に設けられ燃料噴射弁から噴射される燃料噴射領域に介
在されるグロープラグと、グロープラグの温度を検出す
るグロープラグ温度検出手段と、エンジンの運転状態を
検出する運転状態検出手段と、グロープラグを目標温度
とする供給電力を第1制御値として記憶す第1電力供給
マップと、運転状態検出手段により検出される運転状態
に対応するグロープラグへの供給電力を第2制御値とし
て記憶する第2電力供給マップと、第1電力供給マップ
により求められた第1制御値と第2電力供給マップによ
り求められた第2制御値とを比較する制御値比較部とを
備え、特に、第1温度制御手段が、制御値比較部におい
て第1制御値が第2制御値以上であると判断されたと
き、第1制御値に基づきグロープラグの電力供給を制御
し、前記以外のとき、第2制御値に基づきグロープラグ
の電力供給を制御する。このため、比較的高レベルの電
力供給をグロープラグに行える。
【0022】請求項2の発明は、請求項1に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、グ
ロープラグ温度検出手段が、グロープラグの抵抗を検出
する抵抗センサと、同抵抗センサにより検出された抵抗
値及びグロープラグの温度と抵抗との相関関係に基づき
前記グロープラグの温度を検出するので、比較的容易に
グロープラグの温度を検出できる。
【0023】請求項3の発明は、請求項1乃至2に記載
のメタノールエンジン用グロープラグの制御装置におい
て、運転状態検出手段が、少なくともエンジンの回転数
を検出する回転センサを含み、第2電力供給マップの第
2制御値が、少なくとも回転センサにより検出された回
転数に対応して設定されるので、比較的容易に第2制御
値を求められる。
【0024】請求項4の発明は、エンジンのシリンダヘ
ッドに設けられ燃料噴射弁から噴射される燃料噴射領域
に介在されるグロープラグ、エンジンのエンジン温度に
基づき暖機完了を判定する暖機完了判定手段、エンジン
の不安定燃焼を検出するエンジン燃焼状態検出手段、グ
ロープラグを目標温度とする供給電力を第1制御値とし
て記憶す第1電力供給マップ、暖機完了判定手段により
暖機完了と判定された後に、エンジン燃焼状態検出手段
により検出された燃焼状態に基づきエンジン失火状態を
判定する失火判定部とを有し、特に、失火判定部におい
てエンジン失火状態であると判定されたとき、第2温度
制御手段が第1電力供給マップにより求められた第1制
御値を所定量増大してグロープラグの電力供給を制御す
る。このため、第2温度制御手段により失火時に第1制
御値を所定量増量修正して比較的高レベルの電力供給を
グロープラグに行える。
【0025】請求項5の発明は、請求項4に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、失
火判定部はエンジンの運転状態を検出する運転状態検出
手段を有し、エンジン燃焼状態検出手段により検出され
た燃焼状態、及び運転状態検出手段により検出された運
転状態に基づきエンジン失火状態を判定するので、失火
の判定を複数の情報により比較的確実におこなえる。
【0026】請求項6の発明は、請求項5に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、失
火判定部はエンジンの排気通路に介装された触媒の触媒
温度、又はその下流側の下流側排気温度を検出する第1
温度センサを含む排気温度検出手段を有し、第1温度セ
ンサにより検出された触媒温度又は下側排気温度が、運
転状態検出手段により検出された運転状態に基づく第1
基準温度を越える(例えば、触媒内で未燃焼燃料が燃焼
して高温となった場合)ときエンジン失火と判定するの
で、失火の判定を排気温度情報により比較的確実におこ
なえる。
【0027】請求項7の発明は、請求項6に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、排
気温度検出手段が触媒の上流側の上流側排気温度を検出
する第2温度センサ、及び、第1温度センサにより検出
された触媒温度又は下流側排気温度の一方と、第2温度
センサにより検出された上流側排気温度との偏差を算出
する排気温度比較部を含み、排気温度比較部により算出
された排気温度差値が、運転状態検出手段により検出さ
れた運転状態に基づく第2基準温度を越える(例えば、
触媒内で未燃焼燃料が燃焼して高温となった場合)とき
エンジン失火と判定するので、失火の判定を排気温度情
報と運転状態に基づく第2基準温度との複数の情報によ
り比較的確実におこなえる。
【0028】請求項8の発明は、請求項6乃至7に記載
のメタノールエンジン用グロープラグの制御装置におい
て、第1及び第2基準温度が、運転状態検出手段により
検出されたエンジンの回転数及び負荷に基づき、それぞ
れ設定されるので、失火の判定が容易化される。
【0029】請求項9の発明は、請求項5に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、失
火判定部は前記エンジンの燃焼室内の圧力を検出する筒
内圧力センサを有し、筒内圧力センサにより検出された
筒内圧力が、運転状態検出手段により検出された運転状
態に基づく基準圧力に満たない(例えば、失火して爆発
燃焼がなく、圧力上昇が少ない場合)ときエンジン失火
と判定するので、失火の判定を筒内圧力情報により比較
的確実且つ容易におこなえる。
【0030】請求項10の発明は、請求項5に記載のメ
タノールエンジン用グロープラグの制御装置において、
失火判定部はエンジンの回転変動成分を検出する回転変
動センサを有し、回転変動センサにより検出された回転
変動成分が、運転状態検出手段により検出された運転状
態に基づく基準回転変動に満たない(例えば、ある気筒
において失火することにより本来起こり得る回転変動が
検出されない場合)ときエンジン失火と判定するので、
失火の判定をエンジンの回転変動成分により比較的確実
且つ容易におこなえる。
【0031】請求項11の発明は、請求項5に記載のメ
タノールエンジン用グロープラグの制御装置において、
失火判定部はエンジンの排気通路における酸素濃度を検
出するO2センサを有し、O2センサにより検出された酸
素濃度が、運転状態検出手段により検出された運転状態
に基づく基準酸素濃度を越える(例えば、低負荷域から
高負荷域になると漸次酸素濃度が低下するが、失火して
酸素濃度が高くなっている場合)ときエンジン失火と判
定するので、失火の判定を酸素濃度情報により比較的確
実におこなえる。
【0032】
【実施例】図1のメタノールエンジン用グロープラグの
制御装置Maは直列4気筒のメタノールエンジン(以後
単にエンジンと記す)1に装備される。なお、ここでは
各気筒とも同様構成を採ることより第1気筒を主に説明
する。ここで、エンジン1は各気筒毎に燃焼室Cを備
え、この燃焼室Cはシリンダブロック2とシリンダヘッ
ド3及びシリンダブロック内で摺動するピストン4とに
より容積可変に構成される。シリンダヘッド3には燃料
噴射弁5及びグロープラグ6が装着され、両者共燃焼室
Cに対向配備されている。ここで燃料噴射弁5は燃料噴
射ポンプ7に連結され、グロープラグ6はグロープラグ
制御回路8に接続される。
【0033】一方、エンジン1の吸気通路IRはシリン
ダヘッド3に連結される吸気管9及び同管の先端側に配
備される図示しないエアクリーナ等により形成され、排
気通路ERは排気管10、酸化触媒11及び図示しない
マフラー等で形成される。吸気管9の途中には吸気絞り
弁12が配備され、同弁は吸気通路IRを全閉と全開と
の間の所定開度に保持出来る。この吸気絞り弁12は図
示しない弁開度を段階的に増減調整可能なアクチュエー
タを備えたエア切換手段13が接続される。このエア切
換手段13にはこれに弁開度を切換える制御信号を出力
する制御手段としてのコントローラ14が接続される。
【0034】排気系に装備される主の排気浄化装置であ
る酸化触媒11は、定常時のエンジンの排気を確実に浄
化出来るだけの十分な容量を備える。なお、この酸化触
媒11は始動時における活性化完了には所定の時間を要
する。このため、酸化触媒11より上流側に容量の小さ
な図示しないウォームアップ触媒が配備され、このウォ
ームアップ触媒によって酸化触媒11の活性化完了まで
の間の排ガス浄化を行うように構成されている。
【0035】酸化触媒11の上流側には排気温度検出手
段の要部を成す第2温度センサ15が下流側には第1温
度センサ16が装備され、両センサはコントローラ14
に接続され、コントローラ14に第2、第1排気温度T
ex2,Tex1信号を出力できる。燃料噴射弁5に燃料供給
する燃料噴射ポンプ7はコントローラ14に接続され、
燃料噴射量及び噴射時期を制御される。図1及び図3に
示すように、グロープラグ6にはグロープラグ駆動回路
8及びコントローラ14が接続される。
【0036】図3に示すように、グロープラグ駆動回路
8はグロープラグ6と電源Bの間を接続し、スイッチト
ランジスタ801とグロープラグ6の抵抗を検出する抵
抗センサ802とを直列接続した構成を採る。なお、抵
抗センサ802はグロープラグの温度を検出するグロー
プラグ温度検出手段としての機能を備える。抵抗センサ
802はホイーストンブリッジ回路を備え、その内に基
準電圧点p1と印加電圧点p2を備え、両点p1、p2
は比較器803に接続され、比較器803の出力端はコ
ントローラ14に接続される。
【0037】ここで、比較器803はグロープラグ6の
印加電圧点p2の電圧Vnと基準電圧点p1の電圧Vb
の電圧差Δv(=Vn−Vb)を検出し、出力Δvをコ
ントローラ14に伝える。スイッチトランジスタ801
のゲート端子にはデューティー信号である目標制御値τ
oがコントローラ14より入力され、グロープラグ6に
供給される電流Iを断続し電力値を規制出来る。図3
中、符号804は温度補正用のセンシングレジスタ、符
号805,806は分圧抵抗である。
【0038】図1のコントローラ14はその要部がマイ
クロコンピュータとして構成され、その図示しないRO
Mには後述のグロープラグ制御プログラムのフローチャ
ート(図7参照)や各種のマップや設定値が記憶処理さ
れる。このコントローラ14には電源Bより所定の基準
電圧が印加され、更に、図示しない入出力回路には上述
の抵抗センサ802の他に、エンジンの各運転状態情報
を検出する運転状態検出手段としての、エンジン回転数
Neを検出するエンジン回転センサ17、燃料噴射ポン
プ7の図示しないレバー開度である負荷Lを検出する負
荷センサ18、エンジンキーのキー信号Skを出力する
キーセンサ19、エンジン水温Twを出力する水温セン
サ20、上述の第2温度センサ15及び第1温度センサ
16がそれぞれ接続される。
【0039】ここで、図1のコントローラ14は次のよ
うな機能を備える。即ち、図1のコントローラ14は、
グロープラグ温度検出手段14aと、上述の各センサと
共働してエンジンの運転状態を検出する運転状態検出手
段14bと、第1電力供給マップm1(図6参照)と、
第2電力供給マップm2(図4参照)と、制御値比較部
14cと、第1温度制御手段14dとしての各機能を備
える(図2機能ブロック参照)。
【0040】ここで、グロープラグ温度検出手段14a
は抵抗センサ802によってグロープラグの抵抗Rgを
検出する。この場合、上述の電圧差Δv(=Vn−V
b)を取り込み、現在の電流値In(電流値は現在のデ
ューティー比%τ及び係数iより、τ×iとして算出す
る)を求め、そのΔvとInより図5の抵抗値算出マッ
プm3に沿ってグロープラグ6の抵抗、例えば抵抗Rg
1,2を算出する。更に、図6の第1電力供給マップm
1に沿って、現在の抵抗Rg相当の第1制御値τ1を算
出する。
【0041】第1電力供給マップm1(図示せず)は、
グロープラグ6を目標温度Tgo(同温度と抵抗値Rg
oが比例する)とする供給電力を第1制御値τ1として
記憶する。即ち、第1制御値τ1は、現在の抵抗値Rg
を所定値Rgo(この抵抗値相当のグロープラグの温度
を適正温度として予め設定しておく)側に修正出来るも
のとなる。なお、ここで、第1制御値τ1は電源Bの印
加電圧を受けているグロープラグ6に流れる電流を断続
規制する時間幅(デューティー比)であり、この値(デ
ューティー比%)の大きいほど電流Iは大きく成る。
【0042】第2電力供給マップm2は、エンジン回転
数Neや負荷Lである運転状態に対応するグロープラグ
への供給電力を第2制御値τ2(デューティー比)とし
て記憶する。ここでの第2制御値τ2は、図4に示すよ
うに、エンジン回転数Ne及びエンジン負荷Lに応じて
予め設定されており、現エンジン回転数Ne及びエンジ
ン負荷Lより算出でき、ここではエンジン回転数の増加
に応じ第2制御値τ2が増加するように設定される。制
御値比較部14cは、第1電力供給マップm1により求
められた第1制御値τ1と第2電力供給マップm2によ
り求められた第2制御値τ2との大小を比較する。
【0043】第1温度制御手段14dは制御値比較部1
4aにおいて第1制御値τ1が第2制御値τ2以上であ
ると判断されたとき、第1制御値τ1に基づきグロープ
ラグ6の電力供給を制御し、それ以外のとき、第2制御
値τ2に基づきグロープラグの電力供給を制御する。こ
こで、図7のグロープラグ制御プログラムのフローチャ
ートに沿って、本装置の作動を説明する。コントローラ
14はキーオン信号の入力により図示しないメインルー
チンの制御に入り、所定時にグロープラグ制御プログラ
ムに達する。ステップs1では、Δv(=Vn−V
b)、電流値In(=τ×i)を求め、そのΔvとIn
より図5の抵抗値算出マップm3に沿ってグロープラグ
6の抵抗Rgを算出し、次いで、第1電力供給マップm
1に沿って、抵抗Rg相当の第1制御値τ1を設定す
る。
【0044】ステップs2ではエンジン回転数Ne及び
負荷Lを取り込み、τ2算出マップm2に沿ってNe,
L相当の第2断続信号τ2を算出する。ステップs3乃
至s5では、第1制御値τ1と第2制御値τ2との大小
を比較し、τ2≧τ1では目標制御値τoを第2制御値
τ2とし、τ2<τ1では目標制御値τoを第1制御値
τ1とする。この後、ステップs6に達すると、ここで
は、この時点での目標制御値τoに基づき、スイッチト
ランジスタ801を駆動し、グロープラグ6への電流供
給量を調整し、図示しないメインルーチンに戻る。
【0045】このように第1図のメタノールエンジン用
グロープラグの制御装置は、第1制御値τ1とエンジン
回転センサ17により検出された回転数Neに対応して
第2制御値τ2を求め、その内の大きな値を目標値と
し、抵抗センサ802で求めたグロープラグの実際の温
度を目標温度Tgoに調整できる。このため、必要時に
確実な着火補助を行え、失火に対する信頼性が向上し、
しかも、比較的容易に第2制御値を求められ、装置の構
成を簡素化できる。図8には本発明の第2の実施例であ
るメタノールエンジン用グロープラグの制御装置Mbの
機能ブロックを示した。
【0046】ここでメタノールエンジン用グロープラグ
の制御装置Mbは図1のメタノールエンジン用グロープ
ラグの制御装置Maと比較し、その制御構成が相違する
点を除くと、同一部材を多く含み、ここでは同一部材に
は同一符号を付し、重複説明を略す。ここでメタノール
エンジン用グロープラグの制御装置Mbは、図1のコン
トローラ14に代えてコントローラ14bは次のような
機能を備える。即ち、図8のコントローラ14bは、グ
ロープラグ温度検出手段14aと、上述の各センサと共
働してエンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段
14bと、第1電力供給マップm1と、第2電力供給マ
ップm2と、制御値比較部14cと、第1温度制御手段
14dと、暖機完了判定手段14eと、エンジン燃焼状
態検出手段14fと、失火判定部14gと、第2温度制
御手段14hとしての各機能を備える。
【0047】ここで、特に、暖機完了判定手段14eは
エンジンのエンジン温度(暖気完了温度Tw1)に基づ
き暖機完了を判定する。エンジン燃焼状態検出手段14
fはエンジンの不安定燃焼を検出する。失火判定部14
gは基本的には暖機完了判定手段14eにより暖機完了
と判定された後に、エンジン燃焼状態検出手段14fに
より検出された燃焼状態に基づきエンジン失火状態を判
定する。
【0048】この場合、特に、失火判定部14gはエン
ジンの排気通路ERに介装された触媒11の触媒温度、
又はその下流側の下流側排気温度を検出する第1温度セ
ンサ16を含む排気温度検出手段を有し、第1温度セン
サにより検出された触媒温度又は下流側排気温度の一方
と、運転状態検出手段14bにより検出された運転状態
に基づく第1基準温度とを第1排気温度比較部14g−
1により比較して、第1基準温度を越えるときエンジン
失火と判定する。又、排気温度検出手段が触媒の上流側
の上流側排気温度を検出する第2温度センサ15、及
び、第1温度センサ16により検出された触媒温度又は
下流側排気温度の一方と、第2温度センサ15により検
出された上流側排気温度との偏差を算出し、第2排気温
度比較部14g−2により該偏差と、運転状態検出手段
14bにより検出された運転状態に基づく第2基準温度
とを比較し、該偏差が第2基準温度を越えるときエンジ
ン失火と判定する。ここで第1及び第2基準温度が、運
転状態検出手段14bにより検出されたエンジンの回転
数Ne及び負荷Lに基づき、それぞれ設定される。
【0049】第2温度制御手段14hは失火判定部14
gにおいてエンジン失火状態であると判定されたとき、
第1電力供給マップm1により求められた第1制御値τ
1を所定量増大してグロープラグの電力供給を制御す
る。
【0050】ここで、図9のグロープラグ制御プログラ
ムのフローチャートに沿って、制御装置Mbの作動を説
明する。コントローラ14bはキーオン信号の入力によ
り図示しないメインルーチンの制御に入り、所定時にグ
ロープラグ制御プログラムに達する。ステップa1,a
2では、ΔvとInを求め、それらの値より図5,図6
の抵抗算出マップm3に沿ってグロープラグ6の抵抗R
gを算出し、次いで、第1電力供給マップm1に沿っ
て、抵抗Rg相当の第1制御値τ1を設定する。更に、
第2電力供給算出マップm2に沿ってエンジン回転数N
e及び負荷L相当の第2制御値τ2を算出する。
【0051】ステップa3乃至a5では、第1制御値τ
1と第2制御値τ2とを比較し、目標制御値τoをτ2
≧τ1では第2制御値τ2に、τ2<τ1では第1制御
値τ1とする。この後、ステップa6に達すると、ここ
では、エンジン水温Twが暖気完了温度Tw1を上回っ
たか否かを判定し、上回らない間はステップa11に進
む。暖気後にステップa7,a8に達すると、第1温度
センサ16により触媒11の排気路下流側の第1排気温
度Tex1を検出し、現在のエンジン回転数Ne及び負荷
Lに応じて予め設定された異常な排気温度T2を第1排
気温度Tex1が上回るか否か判断する。その結果、上回
る(Tex2≧T2)と、温度差(Tex2−Tex 1)相当の
電流供給量の増量f(Tex2−Tex1)修正を、この時点
での、目標制御値τoに対して次の(1)式のように行
い、修正済の目標制御値τoを求める。
【0052】 τo=τo+f(Tex2−Tex1)・・・・・・・(1) 一方、排気温度T2を第1排気温度Tex1が下回る(T
ex1<T2)と、そのままステップa9に進む。
【0053】ステップa7,a8は、エンジン燃焼状態
検出手段14fとしての機能を示す。ここでは、燃焼室
C内で未燃焼のHCが生じ、これが排気管10側に流
れ、そこで燃焼する場合において、排気路での温度が異
常に高まり、予め設定された異常な排気温度T2を上回
ることとなる。このような事態は燃焼不安定な場合や、
失火時に生じることが多い。この場合、後述のステップ
a11でグロープラグ6へ電流供給を行う際に、増加さ
れた電流供給を行うこととなる。ステップa9,a10
では、第2温度センサ15により触媒11の排気路上流
側の排気温度Tex2を検出し、第1温度センサ16によ
り触媒11の排気路下流側の第1排気温度Tex1を検出
し、現在のエンジン回転数Ne及び負荷Lに応じて予め
設定された異常な排気温度差ΔTexを現在の第2、第
1排気温度差ΔT(=Tex2−Tex1)が上回るか否か判
断する(図10参照)。
【0054】その結果、上回る(ΔT≧ΔTex)と、
現在の第2、第1排気温度差ΔT相当の電流供給量の増
量修正を、この時点での目標制御値τoに対して次の
(2)式のように行って、修正した目標制御値τoを求
め、下回る(Tex2<T2)と、そのままステップa1
1に進む。
【0055】 τo=τo+f(ΔT)・・・・・・・(2) ここでは、燃焼室C内での着火性が低下し、失火が生
じ、未撚ガスが、酸化触媒11に達し、そこで燃焼する
ことによりΔTが大きくなり、予め設定された異常な後
前排気温度差ΔTexを上回ることとなる。このような
事態では応答性良く失火対処すべく、現在の第2、第1
排気温度差ΔT相当の電流供給量の増量修正を行って、
後述のステップa11でグロープラグ6へ電流供給を行
う際に、増加された電流供給を行うこととなる。この
後、ステップa11に達する。ここでは、この時点での
目標制御値τoに基づき、スイッチトランジスタ801
を駆動し、グロープラグ6への電流供給量を調整し、図
示しないメインルーチンに戻る。
【0056】上述のところにおいて、図8のメタノール
エンジン用グロープラグの制御装置Mbはステップa1
乃至ステップa11を連続して実行可能に構成されてい
たが、これに代え、メタノールエンジン用グロープラグ
の制御装置Mbの変形例として、単に、ステップa1と
ステップa6乃至ステップa11からなる制御を行うよ
うに構成されても良い。更に、単にステップa2とステ
ップa6乃至ステップaステップa11からなる制御を
行うように構成されても良い。これらの場合も、暖気後
の制御のみに簡素化されたグロープラグ制御装置を行う
ことができ、装置の簡素化を図れる。
【0057】上述のところにおいて、メタノールエンジ
ン用グロープラグの制御装置Mbはその失火判定部14
gが暖機完了判定手段14eにより暖機完了と判定され
た後に、エンジン燃焼状態検出手段14fにより検出さ
れた燃焼状態に基づきエンジン失火状態を判定するとい
う構成を採っていた。これに代えて、コントローラ1
4’が、図11に示すように、ステップa2,a5’,
a6,a9’乃至a11を実行するように構成しても良
い。この変形例の場合、図示しない失火判定部失火判定
部14g’がエンジンの燃焼室C内の圧力を検出する筒
内圧力センサ(図1に2点鎖線Spで示した)を有し、
筒内圧力センサSpにより検出された筒内圧力Pcが、
運転状態検出手段14bにより検出された運転状態に基
づく基準圧力Pcαに満たないときエンジン失火と判定
してもよい。
【0058】更に、図12に示すように、コントローラ
14’が、ステップa2,a5",a6,a9"乃至a1
1を実行するように構成しても良い。この変形例の場
合、図示しない失火判定部失火判定部14g"が回転変
動センサ(クランク角より演算する手段)を有し、これ
がエンジンの各気筒の所定クランク角毎の周期に基づ
き、エンジン回転数を求め、そのエンジン回転の変化率
(変動成分)を検出する。そして、図示しないこの回転
変動センサにより検出された回転変動ΔNe成分が、運
転状態検出手段14bにより検出された運転状態に基づ
く基準回転変動ΔNeαに満たないときエンジン失火と
判定してもよい。
【0059】更に、図13に示すように、コントローラ
14’が、ステップa2,a5"',a6,a9"'乃至a
11を実行するように構成しても良い。この変形例の場
合、図示しない失火判定部失火判定部14g"'がエンジ
ンの排気通路における酸素濃度を検出するO2センサ
(図1に2点鎖線SA/Fで示した)を有し、このO2セン
サSA/Fにより検出された酸素濃度A/Fnが、運転状
態検出手段14bにより検出された運転状態に基づく基
準酸素濃度A/Fbを越えるときエンジン失火と判定し
てもよい。上述のようにメタノールエンジン用グロープ
ラグの制御装置Mbが、その失火判定部14gに代え
て、失火判定部失火判定部14g’、14g"、14
g"'をそれぞれ備える場合も図8のメタノールエンジン
用グロープラグの制御装置Mbと同様の作用効果が得ら
れる。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明は、エンジンのシリンダ
ヘッドに設けられ燃料噴射弁から噴射される燃料噴射領
域に介在されるグロープラグと、グロープラグの温度を
検出するグロープラグ温度検出手段と、エンジンの運転
状態を検出する運転状態検出手段と、グロープラグを目
標温度とする供給電力を第1制御値として記憶す第1電
力供給マップと、運転状態検出手段により検出される運
転状態に対応するグロープラグへの供給電力を第2制御
値として記憶する第2電力供給マップと、第1電力供給
マップにより求められた第1制御値と第2電力供給マッ
プにより求められた第2制御値とを比較する制御値比較
部とを備え、特に、第1温度制御手段が、制御値比較部
において第1制御値が第2制御値以上であると判断され
たとき、第1制御値に基づきグロープラグの電力供給を
制御し、前記以外のとき、第2制御値に基づきグロープ
ラグの電力供給を制御する。このため、必要時に比較的
高レベルの電力供給をグロープラグに行え、必要時に確
実な着火補助を行え、失火に対する信頼性が向上する。
【0061】請求項2の発明は、請求項1に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、グ
ロープラグ温度検出手段が、グロープラグの抵抗を検出
する抵抗センサと、同抵抗センサにより検出された抵抗
値及びグロープラグの温度と抵抗との相関関係に基づき
前記グロープラグの温度を検出するので、比較的容易に
グロープラグの温度を検出でき、必要時に確実な着火補
助を行え、装置の構成を容易化できる。
【0062】請求項3の発明は、請求項1乃至2に記載
のメタノールエンジン用グロープラグの制御装置におい
て、運転状態検出手段が、少なくともエンジンの回転数
を検出する回転センサを含み、第2電力供給マップの第
2制御値が、少なくとも回転センサにより検出された回
転数に対応して設定されるので、比較的容易に第2制御
値を求められ、必要時に確実な着火補助を行え、装置の
構成を容易化できる。
【0063】請求項4の発明は、エンジンのシリンダヘ
ッドに設けられ燃料噴射弁から噴射される燃料噴射領域
に介在されるグロープラグ、エンジンのエンジン温度に
基づき暖機完了を判定する暖機完了判定手段、エンジン
の不安定燃焼を検出するエンジン燃焼状態検出手段、グ
ロープラグを目標温度とする供給電力を第1制御値とし
て記憶す第1電力供給マップ、暖機完了判定手段により
暖機完了と判定された後に、エンジン燃焼状態検出手段
により検出された燃焼状態に基づきエンジン失火状態を
判定する失火判定部とを有し、特に、失火判定部におい
てエンジン失火状態であると判定されたとき、第2温度
制御手段が第1電力供給マップにより求められた第1制
御値を所定量増大してグロープラグの電力供給を制御す
る。このため、第2温度制御手段により失火時に第1制
御値を所定量増量修正して比較的高レベルの電力供給を
グロープラグに行え、失火時に応答性よく失火を回避で
きる電力供給を行って確実な着火補助を行え、失火に対
する信頼性が特に向上する。
【0064】請求項5の発明は、請求項4に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、失
火判定部はエンジンの運転状態を検出する運転状態検出
手段を有し、エンジン燃焼状態検出手段により検出され
た燃焼状態、及び運転状態検出手段により検出された運
転状態に基づきエンジン失火状態を判定するので、失火
の判定を複数の情報により比較的確実におこなえ、失火
判定の信頼性が向上する。
【0065】請求項6の発明は、請求項5に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、失
火判定部はエンジンの排気通路に介装された触媒の触媒
温度、又はその下流側の下流側排気温度を検出する第1
温度センサを含む排気温度検出手段を有し、第1温度セ
ンサにより検出された触媒温度又は下側排気温度が、運
転状態検出手段により検出された運転状態に基づく第1
基準温度を越えるときエンジン失火と判定するので、失
火の判定を排気温度情報により比較的確実におこなえ、
失火判定の信頼性が向上する。
【0066】請求項7の発明は、請求項6に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、排
気温度検出手段が触媒の上流側の上流側排気温度を検出
する第2温度センサ、及び、第1温度センサにより検出
された触媒温度又は下流側排気温度の一方と、第2温度
センサにより検出された上流側排気温度との偏差を算出
する排気温度比較部を含み、排気温度比較部により算出
された排気温度差値が、運転状態検出手段により検出さ
れた運転状態に基づく第2基準温度を越えるときエンジ
ン失火と判定するので、失火の判定を排気温度情報と運
転状態に基づく第2基準温度との複数の情報により比較
的確実におこなえ、失火判定の信頼性がより向上する。
【0067】請求項8の発明は、請求項6乃至7に記載
のメタノールエンジン用グロープラグの制御装置におい
て、第1及び第2基準温度が、運転状態検出手段により
検出されたエンジンの回転数及び負荷に基づき、それぞ
れ設定されるので、失火の判定が容易化され、必要時に
確実な着火補助を行える装置の構成を容易化できる。
【0068】請求項9の発明は、請求項5に記載のメタ
ノールエンジン用グロープラグの制御装置において、失
火判定部は前記エンジンの燃焼室内の圧力を検出する筒
内圧力センサを有し、筒内圧力センサにより検出された
筒内圧力が、運転状態検出手段により検出された運転状
態に基づく基準圧力に満たないときエンジン失火と判定
するので、失火の判定を筒内圧力情報により比較的確実
且つ容易におこなえ、失火判定の信頼性が向上し、装置
の簡素化を図れる。
【0069】請求項10の発明は、請求項5に記載のメ
タノールエンジン用グロープラグの制御装置において、
失火判定部はエンジンの回転変動成分を検出する回転変
動センサを有し、回転変動センサにより検出された回転
変動成分が、運転状態検出手段により検出された運転状
態に基づく基準回転変動に満たないときエンジン失火と
判定するので、失火の判定をエンジンの回転変動成分に
より比較的確実且つ容易におこなえ、失火判定の信頼性
が向上し、装置の簡素化を図れる。
【0070】請求項11の発明は、請求項5に記載のメ
タノールエンジン用グロープラグの制御装置において、
失火判定部はエンジンの排気通路における酸素濃度を検
出するO2センサを有し、O2センサにより検出された酸
素濃度が、運転状態検出手段により検出された運転状態
に基づく基準酸素濃度を越えるときエンジン失火と判定
するので、失火の判定を酸素濃度情報により比較的確実
におこなえ、失火判定の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのメタノールエンジン
用グロープラグの制御装置の要部概略構成図である。
【図2】図1のメタノールエンジン用グロープラグの制
御装置の機能ブロック図である。
【図3】図1のメタノールエンジン用グロープラグの制
御装置が用いるグロープラグ駆動回路の概略構成図であ
る。
【図4】図1の制御装置が用いる第2電力供給マップの
特性線図である。
【図5】図1の制御装置が用いる抵抗算出マップの特性
線図である。
【図6】図1の制御装置が用いる第1電力供給マップの
特性線図である。
【図7】図1の制御装置が行う制御プログラムのフロー
チャートである。
【図8】本発明の他の実施例としてのメタノールエンジ
ン用グロープラグの制御装置の機能ブロック図である。
【図9】図8の制御装置が行う制御プログラムのフロー
チャートである。
【図10】予め設定された異常な第2第1排気温度差と
現在の第2第1排気温度差の関係を示すNe−排気温度
特性線図である。
【図11】図8の制御装置が変形例として用いる制御プ
ログラムのフローチャートである。
【図12】図8の制御装置が変形例として用いる制御プ
ログラムのフローチャートである。
【図13】図8の制御装置が変形例として用いる制御プ
ログラムのフローチャートである。
【図14】従来のメタノールエンジンのグロープラグ制
御装置の概略回路図である。
【図15】グロープラグの抵抗−温度線図である。 1 エンジン 5 燃料噴射弁 6 グロープラグ 8 グロープラグ駆動回路 801 スイッチトランジスタ 802 抵抗センサ 11 酸化触媒 14 コントローラ 14' コントローラ 14a グロープラグ温度検出手段 14b 運転状態検出手段 14c 制御値比較部 14d 第1温度制御手段 14e 暖機完了判定手段 14f エンジン燃焼状態検出手段 14g 失火判定部 14h 第2温度制御手段 14g−1 第1排気温度比較部 14g−2 第2排気温度比較部 15 第2温度センサ 16 第1温度センサ 17 エンジン回転センサ 18 負荷センサ 19 キースイッチ 20 水温センサ τ1 第1制御値 τ2 第2制御値 τo 目標制御値 m1 第1電力供給マップ m2 第2電力供給マップ Δv 電圧差 B 電源 C 燃焼室 ER 排気通路 In 現在の電流値 IR 吸気通路 Ma 制御装置 Mb 制御装置 Tw エンジン水温 Rg グロープラグの抵抗

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンのシリンダヘッドに設けられ燃料
    噴射弁から噴射される燃料噴射領域に介在されるグロー
    プラグ、前記グロープラグの温度を検出するグロープラ
    グ温度検出手段、前記エンジンの運転状態を検出する運
    転状態検出手段、前記グロープラグを目標温度とする供
    給電力を第1制御値として記憶す第1電力供給マップ、
    前記運転状態検出手段により検出される運転状態に対応
    する前記グロープラグへの供給電力を第2制御値として
    記憶する第2電力供給マップ、前記第1電力供給マップ
    により求められた前記第1制御値と第2電力供給マップ
    により求められた前記第2制御値とを比較する制御値比
    較部、同制御値比較部において前記第1制御値が前記第
    2制御値以上であると判断されたとき、前記第1制御値
    に基づき前記グロープラグの電力供給を制御し、前記以
    外のとき、前記第2制御値に基づき前記グロープラグの
    電力供給を制御する第1温度制御手段、を備えたことを
    特徴とするメタノールエンジン用グロープラグの制御装
    置。
  2. 【請求項2】前記グロープラグ温度検出手段が、前記グ
    ロープラグの抵抗を検出する抵抗センサと、同抵抗セン
    サにより検出された抵抗値及び前記グロープラグの温度
    と抵抗との相関関係に基づき前記グロープラグの温度を
    検出することを特徴とする請求項1に記載のメタノール
    エンジン用グロープラグの制御装置。
  3. 【請求項3】前記運転状態検出手段が、少なくとも前記
    エンジンの回転数を検出する回転センサを含み、前記第
    2電力供給マップの前記第2制御値が、少なくとも前記
    回転センサにより検出された回転数に対応して設定され
    ていることを特徴とする請求項1乃至2に記載のメタノ
    ールエンジン用グロープラグの制御装置。
  4. 【請求項4】エンジンのシリンダヘッドに設けられ燃料
    噴射弁から噴射される燃料噴射領域に介在されるグロー
    プラグ、前記エンジンのエンジン温度に基づき暖機完了
    を判定する暖機完了判定手段、前記エンジンの不安定燃
    焼を検出するエンジン燃焼状態検出手段、前記グロープ
    ラグを目標温度とする供給電力を第1制御値として記憶
    す第1電力供給マップ、前記暖機完了判定手段により暖
    機完了と判定された後に、前記エンジン燃焼状態検出手
    段により暖機完了と判定された後に、前記エンジン燃焼
    状態検出手段により検出された燃焼状態に基づきエンジ
    ン失火状態を判定する失火判定部とを有し、前記失火判
    定部においてエンジン失火状態であると判定されたと
    き、前記第1電力供給マップにより求められた第1制御
    値を所定量増大して前記グロープラグの電力供給を制御
    する第2温度制御手段、を備えたことを特徴とするメタ
    ノールエンジン用グロープラグの制御装置。
  5. 【請求項5】前記失火判定部は前記エンジンの運転状態
    を検出する運転状態検出手段を有し、前記エンジン燃焼
    状態検出手段により検出された燃焼状態、及び前記運転
    状態検出手段により検出された運転状態に基づきエンジ
    ン失火状態を判定することを特徴とする請求項4に記載
    のメタノールエンジン用グロープラグの制御装置。
  6. 【請求項6】前記失火判定部は前記エンジンの排気通路
    に介装された触媒の触媒温度、又はその下流側の下流側
    排気温度を検出する第1温度センサを含む排気温度検出
    手段を有し、前記第1温度センサにより検出された触媒
    温度又は下流側排気温度が、前記運転状態検出手段によ
    り検出された運転状態に基づく第1基準温度を越えると
    きエンジン失火と判定することを特徴とする請求項5に
    記載のメタノールエンジン用グロープラグの制御装置。
  7. 【請求項7】前記排気温度検出手段が前記触媒の上流側
    の上流側排気温度を検出する第2温度センサ、及び、前
    記第1温度センサにより検出された前記触媒温度又は下
    流側排気温度の一方と、第2温度センサにより検出され
    た上流側排気温度との偏差を算出する排気温度比較部を
    含み、前記排気温度比較部により算出された排気温度差
    値が、前記運転状態検出手段により検出された運転状態
    に基づく第2基準温度を越えるときエンジン失火と判定
    することを特徴とする請求項6に記載のメタノールエン
    ジン用グロープラグの制御装置。
  8. 【請求項8】前記第1及び第2基準温度が、前記運転状
    態検出手段により検出されたエンジンの回転数及び負荷
    に基づき、それぞれ設定されることを特徴とする請求項
    6乃至7に記載のメタノールエンジン用グロープラグの
    制御装置。
  9. 【請求項9】前記失火判定部は前記エンジンの燃焼室内
    の圧力を検出する筒内圧力センサを有し、前記筒内圧力
    センサにより検出された筒内圧力が、前記運転状態検出
    手段により検出された運転状態に基づく基準圧力に満た
    ないときエンジン失火と判定することを特徴とする請求
    項5に記載のメタノールエンジン用グロープラグの制御
    装置。
  10. 【請求項10】前記失火判定部は前記エンジンの回転変
    動成分を検出する回転変動センサを有し、前記回転変動
    センサにより検出された回転変動成分が、前記運転状態
    検出手段により検出された運転状態に基づく基準回転変
    動に満たないときエンジン失火と判定することを特徴と
    する請求項5に記載のメタノールエンジン用グロープラ
    グの制御装置。
  11. 【請求項11】前記失火判定部は前記エンジンの排気通
    路における酸素濃度を検出するO2センサを有し、前記
    2センサにより検出された酸素濃度が、前記運転状態
    検出手段により検出された運転状態に基づく基準酸素濃
    度を越えるときエンジン失火と判定することを特徴とす
    る請求項5に記載のメタノールエンジン用グロープラグ
    の制御装置。
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