JPH08311268A - コンデンサー絶縁フィルム用ポリプロピレン樹脂およびその評価方法 - Google Patents

コンデンサー絶縁フィルム用ポリプロピレン樹脂およびその評価方法

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JPH08311268A
JPH08311268A JP7121322A JP12132295A JPH08311268A JP H08311268 A JPH08311268 A JP H08311268A JP 7121322 A JP7121322 A JP 7121322A JP 12132295 A JP12132295 A JP 12132295A JP H08311268 A JPH08311268 A JP H08311268A
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polypropylene resin
film
voids
insulating film
less
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JP7121322A
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Osamu Uchida
治 内田
Takayuki Yamada
孝行 山田
Shigeru Kimura
茂 木村
Tadashi Asanuma
浅沼  正
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】アイソタクティックペンタッド分率が0.94
以上の結晶性プロピレン単独重合体からなり、メルトフ
ローインデックスが10〜0.1g/10分であるポリ
プロピレン樹脂を溶融成形し、さらに延伸したコンデン
サー絶縁フィルム用ポリプロピレン樹脂。また、顕微鏡
用XYステージおよびラインセンサカメラを備えた検査
装置でラインセンサカメラ側から光を照射し、該フィル
ムからの反射光をラインセンサカメラで検知するコンデ
ンサー絶縁フィルム用ポリプロピレン樹脂の評価方法。 【効果】物性が良好で、また、簡単な評価方法で性能を
特定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンデンサー絶縁フィル
ム用として好適なポリプロピレン樹脂に関する。詳しく
は、特定の条件で延伸したフィルムが、特定の条件を満
足する、コンデンサー絶縁フィルム用に成形した時良好
な物性を示すポリプロピレン樹脂に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレンは優れた延伸特性を有す
ることから均一な薄いフィルムとすることが可能であ
り、その優れた電気特性を生かしてコンデンサー絶縁フ
ィルム用に広く利用されている。コンデンサー絶縁フィ
ルムとしての優れた特性を有するポリプロピレン樹脂と
してはベースとなるポリプロピレンの立体規則性を向上
させること(特開昭56−131921号)、触媒残査
を極力減少させ、塩素分を極力減少すること(特開平6
−236709号)など種々の検討がなされ、優れた特
性のものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来知られているよう
に立体規則性、分子量、分子量分布、触媒残査、含塩素
量などが一定になるように調整してもコンデンサー絶縁
フィルムとして評価した時の特性が異なることが多く、
実際にコンデンサーとすることで用いた樹脂がコンデン
サー用として優れているかどうか初めて判明するという
ように、コンデンサー用として良好な性能を示すポリプ
ロピレン樹脂が簡単な試験では特定できないという問題
があった。
【0004】
【課題を解決するために手段】本発明者らは上記問題を
解決して、コンデンサー絶縁フィルムとした時優れた性
能を示すポリプロピレン樹脂について鋭意探索し、本発
明を完成した。
【0005】即ち本発明は、13C−NMRにおけるアイ
ソタクティックペンタッド分率が0.94以上の結晶性
プロピレン単独重合体からなり、230℃、2.16k
g荷重で測定したメルトフローインデックスが10〜
0.1g/10分であるポリプロピレン樹脂であって、
該ポリプロピレン樹脂を250℃で溶融成形して厚さ1
50μmのシートを得、さらに145℃で5×7倍に変
形率300%/秒で延伸した厚さ4μmのフィルム中、
15平方センチメートルあたりに形成されるボイドのう
ち長径が50μm以上のものが1個以下、30μm以上
〜50μm未満のものが2個以下、30μm未満のもの
が5個以下であるコンデンサー絶縁フィルム用ポリプロ
ピレン樹脂である。また本発明は、上記ポリプロピレン
樹脂を250℃で溶融成形して厚さ150μmのシート
を得、さらに145℃で5×7倍に変形率300%/秒
で延伸した厚さ4μmのフィルムを、顕微鏡用XYステ
ージおよびラインセンサカメラを備えた検査装置を用い
てボイドを測定するに際し、ラインセンサカメラ側から
光を照射し、該フィルムからの反射光をラインセンサカ
メラで検知したその映像信号を画像処理することでボイ
ドの大きさおよび数を検知するコンデンサー絶縁フィル
ム用ポリプロピレン樹脂の評価方法である。
【0006】本発明において、ベースとなる結晶性のプ
ロピレンの単独重合体としては、灰化法で測定した触媒
残査が40ppm以下、塩素含量が2ppm以下である
ことが好ましい。このようなポリプロピレンについては
例えば特開平6−236709号公報などにその例が開
示されているが、そのような組成のものであっても上記
の方法でフィルムに成形した時に多数のボイドが発生す
る場合があり、そのようなものは実際にコンデンサーと
しての評価をすると物性が不良であることがあった。こ
れに対して本発明におけるポリプロピレン樹脂ではフィ
ルムに成形した時に多数のボイドが発生する問題がな
く、コンデンサー用として良好な性能を示す。
【0007】本発明のポリプロピレン樹脂を得るために
はチタン、マグネシウム、ハロゲンおよび内部添加電子
供与性化合物を含む固体状チタン触媒成分と周期律表の
第1族、2族、3族から選ばれた金属を含む有機金属化
合物および外部添加電子供与性化合物よりなる重合触媒
の存在下にプロピレンを重合させて得たポリプロピレン
を用いるのが好ましい。
【0008】重合触媒としては、より具体的には、通常
工業的にポリプロピレンを製造するために用いられてい
る触媒が使用される。例えばハロゲン化マグネシウムな
どの担体上に三塩化チタンや四塩化チタンを担持したも
のと有機アルミニウム化合物が用いられる。その中でも
特に高活性でチタン成分のもともと少ない触媒を用いる
ことが好ましい。
【0009】中でもハロゲン化マグネシウム担体上に内
部添加電子供与性化合物としてC−OまたはC−N結合
を含有する化合物と、少なくとも1つのハロゲンを有す
る4価のチタン化合物を担持した遷移金属触媒成分、有
機アルミニウム化合物および外部添加電子供与性化合物
よりなる触媒が好ましい。
【0010】重合に際し、温度は常温〜150℃、圧力
は常圧〜100kg/cm2で行うのが一般的である。
重合方法は溶媒重合法、塊状重合法、気相重合法など従
来の重合法が用いられるが、塊状重合法、気相重合法が
好ましい。
【0011】本発明における結晶性のプロピレン単独重
合体は、触媒の単位量当たりのポリマーの取得量が低い
場合には後処理を行って触媒残査を除去する必要があ
る。また、触媒の活性が高くてポリマーの取得量が多い
場合でも後処理を行って触媒残査を除去することが好ま
しい。後処理方法としては、重合して得られたポリプロ
ピレンを液状のプロピレン、ブタン、ヘキサンあるいは
ヘプタンなどで洗浄する。この時水、アルコール化合
物、ケトン化合物、エーテル化合物、エステル化合物、
アミン化合物、有機酸化合物、無機酸化合物などを添加
してチタンやマグネシウムなどの触媒成分を可溶化して
抽出され易くすることも行われる。さらに水やアルコー
ルなどの極性化合物で洗浄することも好ましい。
【0012】さらに上記の重合方法で得られたポリプロ
ピレンを脱ハロゲン処理することにより、特に好ましい
本発明のポリプロピレン樹脂を得ることができる。
【0013】上記脱ハロゲン処理の中でも特にエポキシ
化合物を用いた脱ハロゲン処理が好ましい。ここでエポ
キシ化合物としては、エチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド、ブテンオキサイド、シクロヘキセンオキサ
イドなどのアルキレンオキサイドやグリシジルアルコー
ル、グリシジル酸、グリシジルエステルなどが好ましく
用いられる。これらのエポキシ化合物を用いてポリマー
の脱塩素処理を行うときにはエポキシ化合物と等モル以
上のOH基を持った化合物を用いると非常に効果的であ
る。ここでOH基を持った化合物としては水、アルコー
ル化合物が挙げられる。
【0014】本発明におけるポリプロピレン樹脂中の触
媒残査、塩素含量の定量方法としては公知の方法が利用
できる。
【0015】本発明においてポリプロピレン樹脂は13
−NMRにおけるアイソタクティックペンタッド分率が
0.94以上であって、2.16kg荷重、230℃の
メルトフローインデックス(以下、MIと記す。)が1
0〜0.1g/10分であり、250℃で成形した厚さ
150μmのシートを145℃で5×7倍に変形率30
0%/秒で延伸した厚さ4μmのフィルム中、15平方
センチメートルあたりに形成されるボイドのうち長径が
50μm以上のものが1個以下、30μm以上〜50μ
m未満のものが2個以下、30μm未満のものが5個以
下であるという特性を有することが必要である。
【0016】実際にコンデンサー絶縁フィルム用として
用いるためには、少量とはいえ成形時の熱分解に対する
安定性、使用時の安定性などのために例えば2,6−ジ
−t−ブチル−p−クレゾールのような安定剤を添加
し、加熱溶融混合してペレットとした後にコンデンサー
絶縁フィルム用に成形されるが、このコンデンサー絶縁
フィルム用のポリプロピレン樹脂が特定の特性を有する
かどうかが肝要なのである。
【0017】本発明におけるポリプロピレン樹脂をコン
デンサー絶縁フィルム用に成形する場合、具体的には、
まず20mmφの2層Tダイを用い、250℃で厚さ1
50μmのシートを作成する。こうして得られたシート
を145℃で1分間予熱した後、145℃で変形率30
0%/秒で縦方向に5倍、横方向に7倍逐次延伸を行
い、厚さ4μmのフィルムを得る。上記の方法で得られ
たフィルム中に形成されるボイドの個数および大きさの
判定は以下の方法で行った。
【0018】前記の方法で得たフィルムを枠(15cm
×15cm)に貼り、顕微鏡用XYステージ(中央精機
SD−P検体)およびラインセンサカメラを備えたボイ
ド検査装置にかけ、15平方センチメートルの範囲(T
D方向1cm×MD方向5cmの範囲を3箇所測定す
る。)のボイドの個数および大きさを測定した。
【0019】本発明においてラインセンサカメラで検知
された映像信号は画像処理装置(SCANTEC−40
00)を通し、ビデオ信号に変換した後にモニターに映
し出される。ラインセンサカメラの分解能(最小画素)
はカメラの対物レンズの倍率によって決まる。例えば対
物レンズの倍率が5のときは分解能は1μmとなり、1
μm以上の大きさのボイドが検知できることとなる。
【0020】本発明においてフィルム中のボイドは画像
の濃淡によって識別されるが、様々な測定方法を検討し
た結果、透過光ではなく反射光を見ることによって効率
よく識別できることがわかった。言い換えれば、透過光
を観測しても画像の濃淡によってフィルム中のボイドは
検知できないが、反射光を観測することによって初めて
それが可能になったのである。
【0021】
【実施例】以下に実施例を示し、さらに本発明を説明す
る。
【0022】実施例1 〔触媒の調製〕無水塩化マグネシウム300グラム、灯
油1.6リットル、2−エチルヘキシルアルコール1.
5リットルを140℃で3時間加熱して均一溶液とし
た。この溶液に無水フタル酸70グラムを添加し、13
0℃で1時間攪拌して溶解した後、室温まで冷却した。
さらに上記の溶液を−20℃に冷却した四塩化チタン
8.5リットル中にゆっくり滴下した。滴下終了後11
0℃まで昇温し、フタル酸ジイソブチル215ミリリッ
トルを加え、さらに2時間攪拌した。熱時ろ過により固
体を分離し、得られた固体を再度四塩化チタン10リッ
トル中に懸濁させ、再び110℃で2時間攪拌した。熱
時ろ過により固体を分離し、得られた固体をn−ヘプタ
ンで、洗浄液にチタンが実質上検出されなくなるまで洗
浄した。得られた固体触媒成分はチタン2.2wt.
%、フタル酸ジイソブチル11.0wt.%を含有して
いた。
【0023】〔重合〕内容積70リットルの充分に乾燥
し、窒素で置換したオートクレーブを準備し、ヘプタン
1000ミリリットルに希釈したトリエチルアルミニウ
ム2ミリリットル、ジノルマルプロピルジメトキシシラ
ン0.8ミリリットル、上記固体触媒成分150ミリグ
ラムを加え、プロピレン20キログラム、水素17Nリ
ットルを加え、70℃で2時間重合した。重合後未反応
のプロピレンをデカンテーションにより分離し、重合生
成物を液化プロピレンで3回洗浄した。次いで、生成物
に水0.2グラムとプロピレンオキサイド10ミリリッ
トルを添加して、さらに90℃で15分間処理し、減圧
下で5分間乾燥した。このプロピレンオキサイドによる
処理を3回繰り返し、生成ポリマーを取り出して秤量し
たところ14.50キログラムのポリプロピレンが得ら
れた。この重合でチタンあたりの取得量は439万g−
PP/g−Tiであった。
【0024】またソックスレー抽出器で測定した沸騰n
−ヘプタン抽出残量(抽出残ポリマーの重量/抽出前ポ
リマーの重量を100分率で表示したもの。以下、II
と記す。)は97.8、13C−NMRによって測定した
アイソタクティックペンタッド分率(以下、mmmmと
記す。)は0.97、ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフで135℃の1,2,4−トリクロロベンゼンを溶
媒として測定した重量平均分子量と数平均分子量の比
(以下、Mw/Mnと記す。)は5.2であった。
【0025】得られた上記ポリプロピレン100重量部
に対してカルシウムステアレート0.002重量部、イ
ルガノックス−1330(商品名、チバガイギー社)
0.2重量部を混合してから250℃でペレット化して
ポリプロピレン樹脂を得た。このポリプロピレン樹脂の
MIは4.1g/10分であり、触媒残査および塩素含
量を測定したところそれぞれ14ppm、1ppm以下
であった。
【0026】〔フィルムの評価〕次いでこのポリプロピ
レン樹脂を用い、20mmφの2層Tダイにより、25
0℃で厚さ150μmのシートを作成した。得られたシ
ートをTMロング社製二軸延伸機を用い、145℃で1
分間予熱した後、145℃で変形率300%/秒で縦方
向に5倍、横方向に7倍逐次延伸を行い、厚さ4μmの
フィルムを得た。
【0027】上記の方法で得たフィルムを枠(15cm
×15cm)に貼り、顕微鏡用XYステージおよびライ
ンセンサカメラを備えたボイド検査装置にかけ、ボイド
の個数および大きさを測定した結果、このフィルム中、
15平方センチメートルあたりに形成されるボイドのう
ち長径が50μm以上のものは0個、30μm以上〜5
0μm未満のものは1個、30μm未満のものは3個で
あった。また、このフィルムの絶縁破壊電圧は550V
/μmであった。
【0028】比較例1 〔重合〕実施例1で得た触媒を用い、ジノルマルプロピ
ルジメトキシシランのかわりにデシルトリメトキシシラ
ンを用いる以外は実施例1と全く同様にしたところ1
0.10キログラムのポリプロピレンが得られた。この
重合でチタンあたりの取得量は293万g−PP/g−
Tiであった。またポリプロピレンのIIは98.1、
mmmmは0.92、Mw/Mnは5.3であった。
【0029】また、ポリプロピレン樹脂のMIは3.8
g/10分であり、触媒残査および塩素含量はそれぞれ
17ppm、1ppmであった。
【0030】〔フィルムの評価〕実施例1と全く同様に
行った。二軸延伸製膜された厚さ4μmのフィルム中、
15平方センチメートルあたりに形成されるボイドのう
ち長径が50μm以上のものは1個、30μm以上〜5
0μm未満のものは3個、30μm未満のものは8個で
あった。また、このフィルムの絶縁破壊電圧は500V
/μmであった。
【0031】比較例2 実施例1におけるフィルム評価の際に反射光ではなく透
過光によってボイドを識別しようとしたが、ボイドは検
知することができなかった。
【0032】
【発明の効果】本発明のポリプロピレン樹脂はコンデン
サー絶縁フィルムに用いた時、その物性が極めて良好で
ある。また、簡単な評価方法で性能が良好なその樹脂を
特定することができ、工業的に極めて価値がある。
フロントページの続き (72)発明者 浅沼 正 大阪府高石市高砂1丁目6番地 三井東圧 化学株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】13C−NMRにおけるアイソタクティック
    ペンタッド分率が0.94以上の結晶性プロピレン単独
    重合体からなり、230℃、2.16kg荷重で測定し
    たメルトフローインデックスが10〜0.1g/10分
    であるポリプロピレン樹脂であって、該ポリプロピレン
    樹脂を250℃で溶融成形して厚さ150μmのシート
    を得、さらに145℃で5×7倍に変形率300%/秒
    で延伸した厚さ4μmのフィルム中、15平方センチメ
    ートルあたりに形成されるボイドのうち長径が50μm
    以上のものが1個以下、30μm以上〜50μm未満の
    ものが2個以下、30μm未満のものが5個以下である
    コンデンサー絶縁フィルム用ポリプロピレン樹脂。
  2. 【請求項2】請求項1記載の145℃で5×7倍に変形
    率300%/秒で延伸した厚さ4μmのフィルムを、顕
    微鏡用XYステージおよびラインセンサカメラを備えた
    検査装置を用いてボイドを測定するに際し、ラインセン
    サカメラ側から光を照射し、該フィルムからの反射光を
    ラインセンサカメラで検知したその映像信号を画像処理
    することでボイドの大きさおよび数を検知するコンデン
    サー絶縁フィルム用ポリプロピレン樹脂の評価方法。
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