JPH08310327A - 乗り物用エアバッグ装置 - Google Patents
乗り物用エアバッグ装置Info
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- JPH08310327A JPH08310327A JP7119652A JP11965295A JPH08310327A JP H08310327 A JPH08310327 A JP H08310327A JP 7119652 A JP7119652 A JP 7119652A JP 11965295 A JP11965295 A JP 11965295A JP H08310327 A JPH08310327 A JP H08310327A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原価低減及び軽量化を図り、固定工程が少な
く且つ作業性が向上した乗り物用エアバッグ装置を提供
すること。 【構成】 ベースプレート９の内周部１７には、閉ルー
プ状に縦壁１９が形成されると共に該縦壁１９の内周側
に向けて適宜張り出した舌部２１が形成され、該ベース
プレート９の縦壁１９に断続的に形成された貫通穴２５
を介在して該舌部２１の下側に重合された前記バッグ本
体５の内端末部２３が前記ガス発生器７の取付ブラケッ
ト３５と共に前記ベースプレート９の舌部２１に支持さ
れてなること。
く且つ作業性が向上した乗り物用エアバッグ装置を提供
すること。 【構成】 ベースプレート９の内周部１７には、閉ルー
プ状に縦壁１９が形成されると共に該縦壁１９の内周側
に向けて適宜張り出した舌部２１が形成され、該ベース
プレート９の縦壁１９に断続的に形成された貫通穴２５
を介在して該舌部２１の下側に重合された前記バッグ本
体５の内端末部２３が前記ガス発生器７の取付ブラケッ
ト３５と共に前記ベースプレート９の舌部２１に支持さ
れてなること。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、乗り物用エアバッグ装
置に関する。
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】乗り物用エアバッグ装置としては、例え
ば特開平４−５５１４２号公報に示すように、ガス注入
口を有し且つ常時は折り畳まれ状態で保持されたバッグ
本体と、前記ガス注入口側に連結されて前記バッグ本体
を噴出ガスにより展開可能としてなるガス発生器と、前
記バッグ本体及び該ガス発生器を固定側としてのステア
リングホイール、車体などに支持されてなるベースプレ
ートと、該ベースプレートの外周部に支持されて前記バ
ッグ本体を覆うカバーとを少なくとも有する。
ば特開平４−５５１４２号公報に示すように、ガス注入
口を有し且つ常時は折り畳まれ状態で保持されたバッグ
本体と、前記ガス注入口側に連結されて前記バッグ本体
を噴出ガスにより展開可能としてなるガス発生器と、前
記バッグ本体及び該ガス発生器を固定側としてのステア
リングホイール、車体などに支持されてなるベースプレ
ートと、該ベースプレートの外周部に支持されて前記バ
ッグ本体を覆うカバーとを少なくとも有する。
【０００３】前記ガス発生器は、乗り物の衝突等衝突セ
ンサ（図示省略）が所定以上の荷重を検知した時に、信
号を出力し、該信号により高圧ガスを噴出させるように
構成されている。
ンサ（図示省略）が所定以上の荷重を検知した時に、信
号を出力し、該信号により高圧ガスを噴出させるように
構成されている。
【０００４】前記バッグ本体の内部に供給された前記ガ
ス発生器よりの高圧ガスによりバッグ本体が膨脹展開す
ることで、乗員（図示省略）の上半身を保持し得る。
ス発生器よりの高圧ガスによりバッグ本体が膨脹展開す
ることで、乗員（図示省略）の上半身を保持し得る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記従来
の乗り物用エアバッグ装置では、前記バッグ本体を前記
ベースプレートに固定する際に、別体の環状の止め具
（リテーナ）が必要であって、原価高騰の一原因になる
ばかりか、重量の点で改善が望まれている。
の乗り物用エアバッグ装置では、前記バッグ本体を前記
ベースプレートに固定する際に、別体の環状の止め具
（リテーナ）が必要であって、原価高騰の一原因になる
ばかりか、重量の点で改善が望まれている。
【０００６】また、前記バッグ本体を前記ベースプレー
トに固定する際に、まず、前記バッグ本体を前記環状の
止め具（リテーナ）に固定し、次にその環状の止め具
（リテーナ）を前記ベースプレートに固定する必要があ
り、固定の為の工程が多く、作業性が改善が求められて
いる。
トに固定する際に、まず、前記バッグ本体を前記環状の
止め具（リテーナ）に固定し、次にその環状の止め具
（リテーナ）を前記ベースプレートに固定する必要があ
り、固定の為の工程が多く、作業性が改善が求められて
いる。
【０００７】更に、前記バッグ本体を前記環状の止め具
（リテーナ）に固定する作業は、目に見えないことによ
る手探り作業となり、作業性に改善が求められている。
（リテーナ）に固定する作業は、目に見えないことによ
る手探り作業となり、作業性に改善が求められている。
【０００８】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、原価低減
及び軽量化を図り、固定工程が少なく且つ作業性が向上
した乗り物用エアバッグ装置を提供することにある。
てなされたもので、その目的とするところは、原価低減
及び軽量化を図り、固定工程が少なく且つ作業性が向上
した乗り物用エアバッグ装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記、課題を解決するた
めに、請求項１の発明は、ガス注入口を有し且つ常時は
折り畳まれ状態で保持されたバッグ本体と、前記ガス注
入口側に連結されて前記バッグ本体を噴出ガスにより展
開可能としてなるガス発生器と、前記バッグ本体及び該
ガス発生器を固定側に支持してなるベースプレートと、
該ベースプレートの外周部に支持されて前記バッグ本体
を覆うカバーとを少なくとも有する乗り物用エアバッグ
装置において、前記ベースプレートの内周部には、閉ル
ープ状に縦壁が形成されると共に該縦壁の内周側に向け
て適宜張り出した舌部が形成され、該ベースプレートの
縦壁に断続的に形成された貫通穴を介在して該舌部の下
側に重合された前記バッグ本体の内端末部が前記ガス発
生器の取付ブラケットと共に前記ベースプレートの舌部
に支持されてなることを特徴とする。
めに、請求項１の発明は、ガス注入口を有し且つ常時は
折り畳まれ状態で保持されたバッグ本体と、前記ガス注
入口側に連結されて前記バッグ本体を噴出ガスにより展
開可能としてなるガス発生器と、前記バッグ本体及び該
ガス発生器を固定側に支持してなるベースプレートと、
該ベースプレートの外周部に支持されて前記バッグ本体
を覆うカバーとを少なくとも有する乗り物用エアバッグ
装置において、前記ベースプレートの内周部には、閉ル
ープ状に縦壁が形成されると共に該縦壁の内周側に向け
て適宜張り出した舌部が形成され、該ベースプレートの
縦壁に断続的に形成された貫通穴を介在して該舌部の下
側に重合された前記バッグ本体の内端末部が前記ガス発
生器の取付ブラケットと共に前記ベースプレートの舌部
に支持されてなることを特徴とする。
【００１０】請求項２の発明は、請求項１記載の乗り物
用エアバッグ装置であって、前記ベースプレートのスタ
ッドボルトの自由端部は、前記バッグ本体の内端末部及
び前記ガス発生器の取付ブラケットを介して露出してな
ることを特徴とする。
用エアバッグ装置であって、前記ベースプレートのスタ
ッドボルトの自由端部は、前記バッグ本体の内端末部及
び前記ガス発生器の取付ブラケットを介して露出してな
ることを特徴とする。
【００１１】
【作用】上記手段の請求項１の発明によれば、ベースプ
レートの内周部に形成された閉ループ状に縦壁の貫通穴
にバッグ本体の内端末部を差し込んで前記ガス発生器の
取付ブラケットと共にベースプレートの舌部に重合され
れば良いのであるから、該ベースプレートへの前記バッ
グ本体の固定には別体のリテーナが不要となり、部品点
数の削減、重量の軽減が可能となる。
レートの内周部に形成された閉ループ状に縦壁の貫通穴
にバッグ本体の内端末部を差し込んで前記ガス発生器の
取付ブラケットと共にベースプレートの舌部に重合され
れば良いのであるから、該ベースプレートへの前記バッ
グ本体の固定には別体のリテーナが不要となり、部品点
数の削減、重量の軽減が可能となる。
【００１２】請求項２の発明によれば、請求項１の作用
に加え、前記ベースプレートに前記バッグ本位の内端末
部及び前記ガス発生器の取付ブラケットを組み立てる時
に、スタッドボルトの自由端部が露出してなるので、ス
タッドボルトへの固定工程が少なく且つ作業性が向上す
る。
に加え、前記ベースプレートに前記バッグ本位の内端末
部及び前記ガス発生器の取付ブラケットを組み立てる時
に、スタッドボルトの自由端部が露出してなるので、ス
タッドボルトへの固定工程が少なく且つ作業性が向上す
る。
【００１３】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に説明す
る。
る。
【００１４】図１乃至図４は、本発明の一実施例に係る
乗り物用エアバッグ装置１を示している。図１は断面説
明図である。図２図１の要部拡大説明図である。図３は
バッグ本体の内端末部及びベースプレートの内周部の斜
視説明図である。図４は図３の矢視Ａにかかる要部説明
図である。
乗り物用エアバッグ装置１を示している。図１は断面説
明図である。図２図１の要部拡大説明図である。図３は
バッグ本体の内端末部及びベースプレートの内周部の斜
視説明図である。図４は図３の矢視Ａにかかる要部説明
図である。
【００１５】この実施例では、乗り物用エアバッグ装置
１は、ガス注入口３を有し且つ常時は折り畳まれ状態で
保持されたバッグ本体５と、前記ガス注入口３側に連結
されて前記バッグ本体５を噴出ガスにより展開可能とし
てなるガス発生器７と、前記バッグ本体５及び該ガス発
生器７をステアリングホイール、車体など固定側に支持
されてなる金属製のベースプレート９と、該ベースプレ
ート９の外周部１１にリベット１３により支持されて前
記バッグ本体５を覆うと共に前記ガス発生器７の噴出ガ
スにより展開可能な前記バッグ本体５により開口される
カバー１５とを少なくとも有する。
１は、ガス注入口３を有し且つ常時は折り畳まれ状態で
保持されたバッグ本体５と、前記ガス注入口３側に連結
されて前記バッグ本体５を噴出ガスにより展開可能とし
てなるガス発生器７と、前記バッグ本体５及び該ガス発
生器７をステアリングホイール、車体など固定側に支持
されてなる金属製のベースプレート９と、該ベースプレ
ート９の外周部１１にリベット１３により支持されて前
記バッグ本体５を覆うと共に前記ガス発生器７の噴出ガ
スにより展開可能な前記バッグ本体５により開口される
カバー１５とを少なくとも有する。
【００１６】前記ベースプレート９の内周部１７には、
閉ループ状に縦壁１９が形成されると共に該縦壁１９の
内周側１９ａに向けて適宜張り出した舌部２１が形成さ
れてなる。
閉ループ状に縦壁１９が形成されると共に該縦壁１９の
内周側１９ａに向けて適宜張り出した舌部２１が形成さ
れてなる。
【００１７】前記バッグ本体５の内端末部２３には、該
ベースプレート９の縦壁１９に断続的に形成された貫通
穴２５、２５、・・を介在して該舌部２１の下側に重合
される固定部２７が形成されてなる。
ベースプレート９の縦壁１９に断続的に形成された貫通
穴２５、２５、・・を介在して該舌部２１の下側に重合
される固定部２７が形成されてなる。
【００１８】該固定部２７の左右部には、前記ベースプ
レート９の内周部１７の貫通穴２５、２５、・・の形成
されていない縦壁１９面に接する凹部２９、２９、・・
が形成されてなる。
レート９の内周部１７の貫通穴２５、２５、・・の形成
されていない縦壁１９面に接する凹部２９、２９、・・
が形成されてなる。
【００１９】前記ベースプレート９のスタッドボルト３
１の自由端部３３は、前記バッグ本体５の内端末部２３
及び前記ガス発生器７の取付ブラケット３５を介して露
出してなる。
１の自由端部３３は、前記バッグ本体５の内端末部２３
及び前記ガス発生器７の取付ブラケット３５を介して露
出してなる。
【００２０】符号３７，３９は、夫々前記バッグ本体５
の内端末部２３の固定部２７に形成されたスタッドボル
ト３１の下穴及び前記ベースプレート９の舌部２１に形
成されたスタッドボルト３１の下穴である。
の内端末部２３の固定部２７に形成されたスタッドボル
ト３１の下穴及び前記ベースプレート９の舌部２１に形
成されたスタッドボルト３１の下穴である。
【００２１】従って、本実施例によれば、前記ベースプ
レート９の内周部１７に形成された閉ループ状に縦壁１
９の貫通穴２５にバッグ本体５の内端末部２７を差し込
んで前記ガス発生器７の取付ブラケット３５と共にベー
スプレート９の舌部２１に重合されてスタッドボルト３
１にナット４１が螺合されることで支持されるから、該
ベースプレート９への前記バッグ本体５の固定には別体
のリテーナが不要となり、部品点数の削減、重量の軽減
が可能となる。
レート９の内周部１７に形成された閉ループ状に縦壁１
９の貫通穴２５にバッグ本体５の内端末部２７を差し込
んで前記ガス発生器７の取付ブラケット３５と共にベー
スプレート９の舌部２１に重合されてスタッドボルト３
１にナット４１が螺合されることで支持されるから、該
ベースプレート９への前記バッグ本体５の固定には別体
のリテーナが不要となり、部品点数の削減、重量の軽減
が可能となる。
【００２２】また、前記ベースプレート９に前記バッグ
本体５の内端末部２７及び前記ガス発生器７の取付ブラ
ケット３５を組み立てる時に、スタッドボルト３１の自
由端部３３が露出してなるので、スタッドボルト３１へ
の固定工程が少なく且つ作業性が向上する。
本体５の内端末部２７及び前記ガス発生器７の取付ブラ
ケット３５を組み立てる時に、スタッドボルト３１の自
由端部３３が露出してなるので、スタッドボルト３１へ
の固定工程が少なく且つ作業性が向上する。
【００２３】図５に示す実施例は、本発明の他の実施例
で、前記実施例と主に異なる点は、ベースプレートの縦
壁の高さにある。
で、前記実施例と主に異なる点は、ベースプレートの縦
壁の高さにある。
【００２４】即ち、図５に示すベースプレート５１の縦
壁５３の高さＨ２の方が、図１に示す実施例の前記ベー
スプレート９の縦壁１９の高さＨ１の方より高い例であ
って、乗り物用エアバッグ装置１内部のたたまれた状態
のバッグ本体５と、ガス発生器７との位置関係を調節で
きることになる。
壁５３の高さＨ２の方が、図１に示す実施例の前記ベー
スプレート９の縦壁１９の高さＨ１の方より高い例であ
って、乗り物用エアバッグ装置１内部のたたまれた状態
のバッグ本体５と、ガス発生器７との位置関係を調節で
きることになる。
【００２５】即ち、図１に示す実施例の場合は、前記ベ
ースプレート９の縦壁１９の高さＨ１が前記ベースプレ
ート５１の縦壁５３の高さＨ２の方より低いので、ガス
発生器７の天井板７ａと前記カバー１５の天井内面１５
ａまでの寸法ｈ１が、前記ベースプレート５１の縦壁５
３の高さＨ２の場合のガス発生器７の天井板７ａと前記
カバー１５の天井内面１５ａまでの寸法ｈ２より大きく
なり、カバー１５を上から押圧した時の触感が柔らかに
なる。
ースプレート９の縦壁１９の高さＨ１が前記ベースプレ
ート５１の縦壁５３の高さＨ２の方より低いので、ガス
発生器７の天井板７ａと前記カバー１５の天井内面１５
ａまでの寸法ｈ１が、前記ベースプレート５１の縦壁５
３の高さＨ２の場合のガス発生器７の天井板７ａと前記
カバー１５の天井内面１５ａまでの寸法ｈ２より大きく
なり、カバー１５を上から押圧した時の触感が柔らかに
なる。
【００２６】従って、乗り物用エアバッグ装置１が、ス
テアリングホイールに組み込まれて、カバー１５がホー
ンスイッチなどとして手で押える際の感触を図１に示す
ようにガス発生器７の天井板７ａと前記カバー１５の天
井内面１５ａまでの寸法ｈ１を大きくして柔らかくした
り、図５に示すようにガス発生器７の天井板７ａと前記
カバー１５の天井内面１５ａまでの寸法ｈ２を小さくし
て硬くしたりする調節が縦壁１９，５３の高さＨ１、Ｈ
２の異なるベースプレート９，５１の何れかを選択する
だけで良いことになる。
テアリングホイールに組み込まれて、カバー１５がホー
ンスイッチなどとして手で押える際の感触を図１に示す
ようにガス発生器７の天井板７ａと前記カバー１５の天
井内面１５ａまでの寸法ｈ１を大きくして柔らかくした
り、図５に示すようにガス発生器７の天井板７ａと前記
カバー１５の天井内面１５ａまでの寸法ｈ２を小さくし
て硬くしたりする調節が縦壁１９，５３の高さＨ１、Ｈ
２の異なるベースプレート９，５１の何れかを選択する
だけで良いことになる。
【００２７】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項１の発
明によれば、ガス注入口を有し且つ常時は折り畳まれ状
態で保持されたバッグ本体と、前記ガス注入口側に連結
されて前記バッグ本体を噴出ガスにより展開可能として
なるガス発生器と、前記バッグ本体及び該ガス発生器を
固定側に支持してなるベースプレートと、該ベースプレ
ートの外周部に支持されて前記バッグ本体を覆うカバー
とを少なくとも有する乗り物用エアバッグ装置におい
て、前記ベースプレートの内周部には、閉ループ状に縦
壁が形成されると共に該縦壁の内周側に向けて適宜張り
出した舌部が形成され、該ベースプレートの縦壁に断続
的に形成された貫通穴を介在して該舌部の下側に重合さ
れた前記バッグ本体の内端末部が前記ガス発生器の取付
ブラケットと共に前記ベースプレートの舌部に支持され
てなることを特徴とするので、ベースプレートの内周部
に形成された閉ループ状に縦壁の貫通穴にバッグ本体の
内端末部を差し込んで前記ガス発生器の取付ブラケット
と共にベースプレートの舌部に重合されれば良いのであ
るから、該ベースプレートへの前記バッグ本体の固定に
は別体のリテーナが不要となり、部品点数の削減、重量
の軽減が可能となる。
明によれば、ガス注入口を有し且つ常時は折り畳まれ状
態で保持されたバッグ本体と、前記ガス注入口側に連結
されて前記バッグ本体を噴出ガスにより展開可能として
なるガス発生器と、前記バッグ本体及び該ガス発生器を
固定側に支持してなるベースプレートと、該ベースプレ
ートの外周部に支持されて前記バッグ本体を覆うカバー
とを少なくとも有する乗り物用エアバッグ装置におい
て、前記ベースプレートの内周部には、閉ループ状に縦
壁が形成されると共に該縦壁の内周側に向けて適宜張り
出した舌部が形成され、該ベースプレートの縦壁に断続
的に形成された貫通穴を介在して該舌部の下側に重合さ
れた前記バッグ本体の内端末部が前記ガス発生器の取付
ブラケットと共に前記ベースプレートの舌部に支持され
てなることを特徴とするので、ベースプレートの内周部
に形成された閉ループ状に縦壁の貫通穴にバッグ本体の
内端末部を差し込んで前記ガス発生器の取付ブラケット
と共にベースプレートの舌部に重合されれば良いのであ
るから、該ベースプレートへの前記バッグ本体の固定に
は別体のリテーナが不要となり、部品点数の削減、重量
の軽減が可能となる。
【００２８】請求項２の発明によれば、前記ベースプレ
ートのスタッドボルトの自由端部は、前記バッグ本体の
内端末部及び前記ガス発生器の取付ブラケットを介して
露出してなることを特徴とするので、請求項１の効果に
加え、前記ベースプレートに前記バッグ本体の内端末部
及び前記ガス発生器の取付けブラケットを組み立てる時
に、スタッドボルトの自由端部が露出してなるので、ス
タッドボルトへの固定工程が少なく且つ作業性が向上す
る。
ートのスタッドボルトの自由端部は、前記バッグ本体の
内端末部及び前記ガス発生器の取付ブラケットを介して
露出してなることを特徴とするので、請求項１の効果に
加え、前記ベースプレートに前記バッグ本体の内端末部
及び前記ガス発生器の取付けブラケットを組み立てる時
に、スタッドボルトの自由端部が露出してなるので、ス
タッドボルトへの固定工程が少なく且つ作業性が向上す
る。
【図１】この発明の一実施例にかかる断面説明図であ
る。
る。
【図２】図１の要部拡大断面説明図である。
【図３】図１のベースプレート及びバッグ本体の分解斜
視説明図である。
視説明図である。
【図４】図３の矢視Ａにかかる説明図である。
【図５】図１のベースプレートの他の実施例にかかる断
面説明図である。
面説明図である。
１ 乗り物用エアバッグ装置 ３ ガス注入口 ５ バッグ本体 ７ ガス発生器 ７ａ ガス発生器の天井板 ９ ベースプレート １１ ベースプレートの外周部 １５ カバー １５ａ カバーの天井内面 １７ ベースプレートの内周部 １９ ベースプレートの縦壁 １９ａ 縦壁の内周側 ２１ 舌部 ２３ バッグ本体の内端末部 ２５ ベースプレートの縦壁の貫通穴 ２７ バッグ本体の固定部 ３１ スタッドボルト ３３ スタッドボルトの自由端部 ３５ ガス発生器の取付ブラケット ５１ ベースプレート ５３ ベースプレートの縦壁 Ｈ１ ベースプレート９の縦壁１９の高さ Ｈ２ ベースプレート５１の縦壁５３の高さ ｈ１、ｈ２ ガス発生器の天井板とカバーの天井内面と
の寸法
の寸法
Claims (2)
- 【請求項１】 ガス注入口を有し且つ常時は折り畳まれ
状態で保持されたバッグ本体と、前記ガス注入口側に連
結されて前記バッグ本体を噴出ガスにより展開可能とし
てなるガス発生器と、前記バッグ本体及び該ガス発生器
を固定側に支持してなるベースプレートと、該ベースプ
レートの外周部に支持されて前記バッグ本体を覆うカバ
ーとを少なくとも有する乗り物用エアバッグ装置におい
て、 前記ベースプレートの内周部には、閉ループ状に縦壁が
形成されると共に該縦壁の内周側に向けて適宜張り出し
た舌部が形成され、該ベースプレートの縦壁に断続的に
形成された貫通穴を介在して該舌部の下側に重合された
前記バッグ本体の内端末部が前記ガス発生器の取付ブラ
ケットと共に前記ベースプレートの舌部に支持されてな
ることを特徴とする乗り物用エアバッグ装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の乗り物用エアバッグ装置
であって、 前記ベースプレートのスタッドボルトの自由端部は、前
記バッグ本体の内端末部及び前記ガス発生器の取付ブラ
ケットを介して露出してなることを特徴とする乗り物用
エアバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11965295A JP3346096B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 乗り物用エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11965295A JP3346096B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 乗り物用エアバッグ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08310327A true JPH08310327A (ja) | 1996-11-26 |
| JP3346096B2 JP3346096B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=14766744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11965295A Expired - Fee Related JP3346096B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 乗り物用エアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3346096B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100622417B1 (ko) * | 2004-08-17 | 2006-09-19 | 현대모비스 주식회사 | 운전석 에어백 모듈 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0455142A (ja) * | 1990-06-21 | 1992-02-21 | Ikeda Bussan Co Ltd | エアバッグ装置 |
| JPH05294203A (ja) * | 1992-04-22 | 1993-11-09 | Nippon Seiko Kk | エアバッグ装置 |
| JPH07329684A (ja) * | 1994-06-13 | 1995-12-19 | Takata Kk | エアバッグ取付構造及びエアバッグ |
| JP3023845U (ja) * | 1994-10-18 | 1996-04-30 | モートン インターナショナル，インコーポレイティド | 膨張自在クッション組立体及びシステム |
-
1995
- 1995-05-18 JP JP11965295A patent/JP3346096B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| KR100622417B1 (ko) * | 2004-08-17 | 2006-09-19 | 현대모비스 주식회사 | 운전석 에어백 모듈 |
Also Published As
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|---|---|
| JP3346096B2 (ja) | 2002-11-18 |
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