JPH08308741A - 自動製パン機 - Google Patents

自動製パン機

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Publication number
JPH08308741A
JPH08308741A JP7116736A JP11673695A JPH08308741A JP H08308741 A JPH08308741 A JP H08308741A JP 7116736 A JP7116736 A JP 7116736A JP 11673695 A JP11673695 A JP 11673695A JP H08308741 A JPH08308741 A JP H08308741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jam
temperature
container
heater
automatic bread
Prior art date
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Pending
Application number
JP7116736A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Naoi
宏樹 直井
Toshio Nagasaka
敏夫 長坂
Kyoichi Saito
恭一 斉藤
Takatada Doi
貴忠 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
Priority to JP7116736A priority Critical patent/JPH08308741A/ja
Publication of JPH08308741A publication Critical patent/JPH08308741A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器の上下の温度差を少なくし、均等に熱を
加え十分に煮込み、すばやく冷却し、変色や焦げの無い
ジャムができる自動製パン機を提供する。 【構成】 ジャムコースを選択した場合、予熱工程で
は、設定温度を約70℃にし、ヒータ18の通電率を約
45%とし、比較的低めの温度にてゆっくりと加熱する
ことにより、容器6内の温度を均一に上昇させ、煮込み
工程では、設定温度を約100℃に設定し、通電率を約
67%に上げることにより、低い温度で加熱量を多くし
て、均一な温度で十分煮込み、送風工程では、メインモ
ータ11を回転させ撹拌させながらファンモータ16を
運転することにより、冷風を加熱室5内に送り容器6内
のジャムの材料を素早く均等に冷却し、均等なジャムを
作ることができる自動製パン機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撹拌及び加熱機能を有
し、製パンコースに加えジャムコースを有する自動製パ
ン機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動製パン機のジャムコースを有
するものは、コンベクション方式のみであり、予熱及び
煮込み工程において、オーブン式で加熱し、送風工程で
は、加熱せずファンにて冷却するものがある。図6にそ
の運転時の時間と容器の温度の関係を示し、図7に同じ
く運転時の制御構成表を示す。一方、オーブン方式の自
動製パン機では、さらに、容器の温度分布が悪く、ジャ
ムの上面が変色したり、焦げたりする不具合が生じてい
た。
【0003】また、家庭でジャムを作ることができる調
理機としては、例えば特開昭62−32928号公報に
示すごとく、ヒータ上に載置した容器内に設けた練りは
ねを減速機構を介してメインモータによって回転させ、
調理の種類に合った撹拌速度で撹拌しながら、材料の均
一加熱を行い自動的にジャムを作るものや、ジャム製造
専用機として、例えば実公平5−38697号公報に示
すごとく、容器内に間欠回転可能でジャム材料を粉砕・
混合・撹拌する回転羽根を有し、果実のような粗大なジ
ャム材料でも、前作業で薄く切ったりすることなく、粉
砕・混合・撹拌・加熱により自動的にジャムを作るもの
があるが、これらはいずれも製パン機能はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の自動製パン
機では、コンベクション方式の制御をオーブン式で行っ
た場合、図6に示すように容器上と、容器下の熱の温度
分布が悪く、そのため、容器内の温度差が生じ、上部空
間温度と底部の温度差が大きく、ジャムの上部のみ変色
したり、条件によっては焦げるといった不具合が生じる
恐れがあった。
【0005】本発明は、容器の温度分布を均等にして、
容器の上下の温度差を少なくし、ジャムに均等に熱が加
えられるようにして、すばやく冷却できるようにするこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであり、加熱室内に着脱自
在に載置された容器と、加熱室内で容器の外側に取り付
けられたヒータと、加熱室外側に取り付けられたメイン
モータ及びファンモータと、これらメインモータやファ
ンモータやヒータ等を制御する制御装置とを有し、パン
製造等の食品加工を自動的に行う自動製パン機におい
て、制御装置のプログラムとしてジャムコースを設け、
制御装置はジャムコースを選択した場合の、予熱工程に
おいては、設定温度を約70℃にし、ヒータの通電率を
約45%とし、比較的低めの温度にてゆっくりと加熱す
ることにより、容器内の温度を均一に上昇させ、煮込み
工程においては、設定温度を約100℃に設定し、通電
率を約67%に上げることにより、低い温度で加熱量を
多くして、均一な温度になるように煮込みを行い、煮込
み不足を低減させ、送風工程においては、メインモータ
を回転させジャムの材料を撹拌させながら、ファンモー
タを運転することにより、冷風を加熱室内に送り容器内
を素早く均等に冷却しながら、ジャムを作るものとし
た。
【0007】
【作用】このような構成にしたことにより、予熱時に
は、温度の立ち上げが緩やかで、容器の上部と底の温度
差が減少し、煮込み工程では、低い温度であるが加熱量
が多く、さらに、ジャムに加えられる熱はムラなく等し
くなり、十分煮込みを行い、送風工程では、ジャムを均
一にすばやく冷却するので、変色や、焦げの無いジャム
を作ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
【0009】図1は本実施例による自動製パン機の正面
断面図であり、図2は同自動製パン機の側面断面図であ
り、図3は同自動製パン機の運転時の時間と容器の温度
の関係図であり、図4は同じく運転時の制御構成表であ
り、図5は同じくジャムコースのフローチャートであ
る。
【0010】図1、図2において、1は本体ケースであ
り、2は中ケース胴で中ケース底3と嵌合して中ケース
組を形成しており、この中ケース組をふた4で覆って加
熱室5を形成している。6は加熱室5内に着脱自在に載
置された容器であり、7は容器6に取付け固定された容
器台であり、8は容器6内に回転自在に設けられた練り
はねである。9は加熱室5外下方に設けられたシャーシ
ーで、受け台10、メインモータ11を下側より釣り下
げて固定している。12はモータプーリで、メインモー
タ11の動力をベルト13、プーリ14を通じて容器6
内の練りはね8に伝達するものである。15は中ケース
胴2側面外側に設けたファンで、ファン15に連設した
ファンモータ16の動力を伝達され、ケーシング17を
通じて風を中ケース胴2内に送る。
【0011】18は加熱室5内下方の容器6外側に取付
けられたヒータであり、19は容器6の押さえバネであ
る。20は制御装置であり、21はこの制御装置20の
操作部であり、22は制御装置20と操作部21を接続
するリード線であり、23は操作部21を取り付けるた
めの操作パネルであり本体ケース1上部前面に取付け固
定されている。24は制御装置20側を加熱室5から遮
熱する遮熱板であり、25は電源コードである。26は
容器6底に下方より圧接固定されたサーモ組であり、サ
ーモカバー27でサーモケース28内に圧着固定した感
熱素子29から形成されている。制御装置20にはメイ
ンモータ11、ファンモータ16、ヒータ18及びサー
モ組26が接続されており、製パン機全体の制御をす
る。
【0012】次に、上記構成からなる本実施例の作用に
ついて図3、図4、図5にて説明する。
【0013】容器6内に練りはね8をセットし、容器6
内に食品材料、水、及びその他の材料を入れ、操作パネ
ル23のメニューボタンで製パン、またはそれ以外のジ
ャム等食品加工を選択し、スタートボタンを押すと制御
装置20がサーモ組26からの温度情報に基づいて、メ
インモータ11やファンモータ16やヒータ18への通
電の制御を行い食品を加熱調理する。
【0014】例えば、ジャムコースを選び、スタートボ
タンを押すことによって、図5にプログラムを示すごと
く、予熱、煮込み、送風、できあがり、の工程を行い終
了する。予熱工程においては、従来のコンベクション方
式に対し設定温度を95℃から70℃へ下げ、さらにヒ
ータ18の通電率を100%から45%へ減少させるこ
とにより(図4)、容器の上下の温度差を少なくしなが
らジャムの予熱を行い(図3)、煮込み工程において
は、設定温度を110℃から100℃へ下げ、ヒータ1
8の通電率を52%から67%へ上げ加熱量を多くし、
メインモータ11への通電率4%にて練りはね8を回転
させ(図4)、低い温度にて均一な温度とさせ(図
3)、ジャムをゆっくり撹拌しながらジャムの煮込みを
行い、煮込み不足を少なくしている。
【0015】また、送風工程において、メインモータ1
1をファンモータ16とともに制御することによって、
メインモータ11にてジャムを撹拌しながらファンモー
タ16の送風によって、上部のみ冷えるのではなく、素
早く全体に均一に温度を下げながらジャムを仕上げるこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】以上、本発明によれば、制御装置のプロ
グラムとして製パンコースのほかにジャムコースを設
け、制御装置はジャムコースを選択した場合の、予熱工
程においては、設定温度を約70℃にし、ヒータの通電
率を約45%とし、比較的低めの温度にてゆっくりと加
熱し、煮込み工程においては、設定温度を約100℃に
し、通電率を約67%とし、均一な温度になるように煮
込みを行い、送風工程においては、メインモータを回転
させジャムの材料を撹拌させながら、ファンモータを運
転し、容器内を素早く冷却するものとしたから、変色や
焦げの無いジャムを自動的に作れる自動製パン機を提供
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動製パン機の正面断
面図である。
【図2】同自動製パン機の側面断面図である。
【図3】同自動製パン機の運転時の時間と容器の温度の
関係図である。
【図4】同じく運転時の制御構成表である。
【図5】同じくジャムコースのプログラムを示すフロー
チャートである。
【図6】従来例を示す自動製パン機の運転時の時間と容
器の温度の関係図である。
【図7】同じく運転時の制御構成表である。
【符号の説明】
5 加熱室 6 容器 11 メインモータ 16 ファンモータ 18 ヒータ 20 制御装置
フロントページの続き (72)発明者 土井 貴忠 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室(5)内に着脱自在に載置された
    容器(6)と、加熱室(5)内で容器(6)の外側に取
    り付けられたヒータ(18)と、加熱室(5)の外側に
    取り付けられたメインモータ(11)及びファンモータ
    (16)と、これらメインモータ(11)やファンモー
    タ(16)やヒータ(18)等を制御する制御装置(2
    0)とを有し、パン製造等の食品加工を自動的に行う自
    動製パン機において、前記制御装置(20)のプログラ
    ムとしてジャムコースを設け、制御装置(20)はジャ
    ムコースを選択した場合の、予熱工程においては、設定
    温度を約70℃にし、ヒータ(18)の通電率を約45
    %とし、低めの温度にてゆっくりと加熱することによ
    り、容器(6)内の温度を均一に上昇させるものとした
    ことを特徴とする自動製パン機。
  2. 【請求項2】 前記制御装置(20)はジャムコースを
    選択した場合の、煮込み工程においては、設定温度を約
    100℃に設定し、ヒータ(18)の通電率を約67%
    に上げることにより、低い温度で加熱量を多くして、均
    一な温度になるように煮込みを行い、煮込み不足を低減
    させて、ジャムを作るものとした請求項1記載の自動製
    パン機。
  3. 【請求項3】 前記制御装置(20)はジャムコースを
    選択した場合の、送風工程においては、メインモータ
    (11)を回転させジャムの材料を撹拌させながら、フ
    ァンモータ(16)を運転することにより、冷風を加熱
    室(5)内に送り容器(6)内を素早く均等に冷却しな
    がら、ジャムを作るものとした請求項1記載の自動製パ
    ン機。
JP7116736A 1995-05-16 1995-05-16 自動製パン機 Pending JPH08308741A (ja)

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JP7116736A JPH08308741A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 自動製パン機

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Family

ID=14694524

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JP7116736A Pending JPH08308741A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 自動製パン機

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JP (1) JPH08308741A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012024223A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Panasonic Corp パン製造機
JP2017119070A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 山本電気株式会社 フードプロセッサ
KR20180021686A (ko) * 2016-07-07 2018-03-05 광동 메이디 컨슈머 일렉트릭스 매뉴팩쳐링 컴퍼니 리미티드 조리기구의 가열 제어 방법 및 가열 제어 장치

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JP2017119070A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 山本電気株式会社 フードプロセッサ
KR20180021686A (ko) * 2016-07-07 2018-03-05 광동 메이디 컨슈머 일렉트릭스 매뉴팩쳐링 컴퍼니 리미티드 조리기구의 가열 제어 방법 및 가열 제어 장치

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