JPH0830710A - バーコードスキャナ装置の読み取り性能試験装置 - Google Patents

バーコードスキャナ装置の読み取り性能試験装置

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JPH0830710A
JPH0830710A JP6161290A JP16129094A JPH0830710A JP H0830710 A JPH0830710 A JP H0830710A JP 6161290 A JP6161290 A JP 6161290A JP 16129094 A JP16129094 A JP 16129094A JP H0830710 A JPH0830710 A JP H0830710A
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JP
Japan
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bar code
light source
reading
code scanner
storage means
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Application number
JP6161290A
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English (en)
Inventor
Takenori Hotsuta
剛令 堀田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、バーコードの反射光を疑似的に生
成することにより、バーコードの印刷にかかる費用や読
み取りにかかる時間などの負担を軽減し、バーコードス
キャナ装置の読み取り性能の確認を迅速且つ簡単に行う
ことを目的とする。 【構成】 各種バーコードの印刷情報を記憶する記憶手
段4と、前記記憶手段4に記憶された印刷情報に基づい
て変調信号を生成する変調手段5と、前記変調信号によ
り駆動され変調信号を光信号に変換する光源6と、前記
記憶手段4、変調手段5及び光源6を制御する制御手段
とを具備し、前記光源6から出射される光信号をバーコ
ードスキャナ装置8の読み取り窓9に入力するように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバーコードスキャナ装置
の読み取り性能試験装置に関する。商品の管理とチェッ
クアウト作業の能率化を目的として、多くのデパートや
スーパーにおいて、POS(ポイント・オブ・セール
ス)システムが導入されている。
【0002】このシステムにおいては、商品に添付され
たバーコードをレーザビームを用いて走査し、バーコー
ドからの散乱信号光を光検出器により検出し、計算処理
に適した情報形態に変換するバーコードスキャナ装置が
用いられている。
【0003】バーコードの読み取りには、商品に添付さ
れたバーコードの反射光を光検出器で検出するので、工
場出荷前にバーコードスキャナ装置の読み取り性能を試
験する必要がある。
【0004】
【従来の技術】従来のバーコードスキャナ装置の読み取
り性能の試験は、バーコードの大きさ、印刷濃度、情報
等の印刷条件について基準となるバーコードを幾種類も
作成し、このバーコードをスキャナ装置で実際に読み取
らせることにより行っていた。
【0005】ところが、この従来方法で得られた読み取
り結果は、バーコードの一条件についての読み取り性能
であり、読み取りの対象となるバーコードの全ての条件
についての読み取り性能を示すものではない。
【0006】したがって、バーコードスキャナ装置の読
み取り性能を評価するには、印刷条件の異なるバーコー
ドを多数作成し、これらのバーコードをスキャナ装置で
実際に読み取らせることにより行う必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の試験方法では、(a)様々な印刷条件のバーコード
の印刷には膨大な費用がかかり、(b)多量のバーコー
ドの読み取りを行うので読み取り性能の試験に非常に時
間がかかるといった問題があった。
【0008】読み取り性能の確認に使用するバーコード
の印刷条件を細分化すればするほど読み取り性能の確認
に費用と時間がかかり、簡略化すればするほど読み取り
性能の詳細を確認できないといった問題を生じていた。
【0009】本発明はこのような点に鑑みて成されたも
のであり、その目的とするところは、バーコードの印刷
にかかる費用や読み取り時間にかかる時間等の負担を軽
減し、バーコードスキャナ装置の読み取り性能の確認を
迅速かつ簡単に行うことのできるバーコードスキャナ装
置の読み取り性能試験装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図を
示している。バーコードスキャナ装置の読み取り性能試
験装置2は入力手段3と、記憶手段4と、変調手段5
と、光源6と、制御手段7とから構成される。
【0011】入力手段3はバーコードの印刷条件をデー
タとして入力する手段であり、入力手段3により記憶手
段4及び制御手段7に動作指示を行う。記憶手段4は入
力手段3により入力された各種バーコードの印刷情報を
記憶する。
【0012】変調手段5は記憶手段4に記憶された印刷
情報に基づいて変調信号を生成する。光源6は変調信号
により駆動され、変調信号を光信号に変換し、バーコー
ドの反射光を模擬した光をバーコードスキャナ装置8の
読み取り窓9に対して出射する。
【0013】制御手段7は、記憶手段4に記憶されてい
る多数のデータを順々に切り換えて出力できるように、
記憶手段4、変調手段5及び光源6の制御を行う。
【0014】
【作用】本発明では、バーコードスキャナ装置8に読ま
せようとするバーコードの印刷条件に相当する各種デー
タを記憶手段4に記憶しておき、スキャナ装置8に要求
される読み取り性能に変更があると、記憶手段4のデー
タを追加或いは変更し、制御手段7でこれらのデータを
切り換えてデータに応じた光を光源6から出射して、バ
ーコードスキャナ装置8の読み取り窓9に入射する。
【0015】従って、各種のバーコードをバーコードス
キャナ装置に読ませようとする場合には、容易に記憶手
段のデータを追加或いは変更できるため、従来方法のよ
うに各種のバーコードを印刷して読み取り試験を行う場
合に比較して、読み取り性能の確認を迅速且つ簡単に行
うことができる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。図2を参照すると、本発明第1実施例のブロ
ック図が示されている。キーボード13によりバーコー
ドの各種印刷条件(印刷情報)をデータとして入力し、
これをメモリ14に保存する。メモリ14はキーボード
13により入力された各種印刷条件を多数揃えることに
より、バーコードの印刷条件の細分化を行う。
【0017】変調部15はメモリ14からのデータに基
づいて変調信号を生成する。バーコードの大きさを信号
の幅、印刷濃度を信号の強弱で表現して変調信号を生成
する。
【0018】光源16は例えばLEDから構成されてお
り、本実施例の説明ではブロック内に駆動回路を一体的
に含んだ構成となっている。光源16は変調部15から
の変調信号に応じて駆動され、バーコードの反射光を模
擬した光信号を発生する。
【0019】コントローラ17は例えばマイクロコンピ
ュータから構成され、メモリ14、変調部15及び光源
16の制御を行い、従来オペレータの行っていたバーコ
ードの読み取りを自動で繰り返し行うように制御するも
のである。
【0020】バーコードスキャナ装置18は例えば図3
に示すような外観を有しており、その上面に透過型ホロ
グラムから形成された読み取り窓19を有している。バ
ーコードスキャナ装置18はPOSターミナル等のホス
ト側処理装置20に接続されており、ここでバーコード
スキャナ装置18で読み取った各種データの処理が行わ
れる。
【0021】しかして、キーボード13からのオペレー
タの指示入力により、コントローラ17の制御に基づい
てメモリ14に保存されているバーコードの印刷情報が
読み出され、この印刷情報に基づいたアナログの変調信
号が変調部15で生成される。
【0022】光源16はこの変調信号に応じて駆動さ
れ、バーコードの反射光を模擬した光信号を発生し、バ
ーコードスキャナ装置18の読み取り窓19に入力す
る。図4を参照して読み取り窓19に入力された光信号
のバーコードスキャナ装置18内での光路について説明
する。ポリゴンミラー23はモータ27により高速で回
転されている。
【0023】光源16から出射されたバーコードの反射
光を模擬した光信号は、透過型ホログラムから形成され
た読み取り窓19に入射し、ここで図示のように偏向さ
れる。
【0024】この光信号は底部ミラー21及びサイドミ
ラー22で反射されて高速で回転しているポリゴンミラ
ー23に入射する。ポリゴンミラー23で反射された光
は凹面鏡24、ミラー25で反射されてレンズ28によ
り光検出器26に集光され、電気信号に変換される。
【0025】この電気信号はホスト側処理装置20に転
送されて、ここでバーコードスキャナ装置18で読み取
ったバーコードの各種印刷情報が処理される。コントロ
ーラ17はメモリ14内に保存されているバーコードの
印刷情報を所定時間間隔で逐次読み出すように制御する
ため、本実施例によれば従来オペレータの行っていた各
種バーコードの読み取りを自動的に繰り返して行うこと
ができ、バーコードスキャナ装置18の読み取り性能の
確認を迅速且つ簡単に行うことができる。
【0026】バーコードスキャナ装置は、固定式のバー
コードスキャナ装置18だけでなく、例えば、図5に示
すようなタッチ式のバーコードスキャナ装置18′、又
はペン式のバーコードスキャナ装置18′′においても
同様の効果が得られる。
【0027】次に図6を参照して本発明の第2実施例に
ついて説明する。本実施例はバーコードスキャナ装置1
8の走査開始位置を示す走査信号Sを同期入力としてコ
ントローラ17に入力し、コントローラ17で所定の時
間差t遅らせて光源16′を発光させるように制御する
ものである。
【0028】このように制御すれば、バーコードスキャ
ナ装置18の読み取り窓19上での読み取り位置を物理
的に変化させることができ、時間差tを変化させること
により、種々の走査位置についての読み取り結果を得る
ことができる。
【0029】従って、本実施例で採用する光源16′は
図7に示すような均一な発光を行う面光源が望ましい。
図7(A)は光源16′の平面図、図6(B)は図7
(A)のB−B線断面図である。
【0030】ケース28内には複数のLED29がマト
リックス状に収容されており、ケース28の前面側は白
紙等の拡散シート30により覆われている。これによ
り、複数のLED29からの光が拡散シート30で拡散
されるため、一様な明るさの面光源16′を得ることが
できる。
【0031】このような面光源16′を使用して、走査
信号Sから所定の時間差t遅延させて光源16′を発光
させると、すべてのLED29が一斉に点灯するが、走
査信号Sから時間差tがあるためポリゴンミラー23の
反射面は走査信号Sを発した走査開始位置から所定の角
度傾いたこととなり、時間差tで規定される特定位置の
LED29からの光のみが光検出器26で検出されるこ
とになる。
【0032】図8は本実施例の動作タイミングを模式的
に示している。本実施例によれば、バーコードスキャナ
装置18の走査信号Sを同期入力としてコントローラ1
7に入力して、光源16′を発光させる時間差tを変化
させるように制御することにより、読み取り窓19上で
の異なる走査位置に関する読み取り結果を得る事ができ
る。
【0033】図9は本発明第3実施例のブロック図を示
している。本実施例は図2に示した第1実施例に比較器
31を追加し、バーコードスキャナ装置18からの読み
取り結果とこの読み取り結果を与えたメモリ14内に保
存されている印刷情報とを比較し、比較結果を切替え信
号としてコントローラ17に入力するようにしたもので
ある。
【0034】比較器31からの比較結果は例えばディス
プレイ上に表示されるか、又はレコーダに記録される。
バーコードスキャナ装置18の読み取り結果によってバ
ーコードの印刷情報を変えたい場合には、比較結果は更
にコントローラ17に切替え入力として入力されるが、
読み取り結果がメモリ内のデータと一致した時の比較結
果と、一致しなかった時の比較結果とでメモリ14内に
格納されている異なるバーコード情報に切り替わるよう
に制御する。
【0035】本実施例では、比較器31の比較結果をト
リガーとして次のバーコード情報を読み出すようにコン
トローラ17を制御するため、メモリ14内に格納され
ている多数のバーコード情報に対する読み取りを順次実
行できる。
【0036】更に、比較結果に応じて次に読み出すバー
コード情報を変更するように制御すれば、より効率的に
バーコードスキャナ装置の読み取り性能の試験を行うこ
とができる。更に、レコーダ等に読み取り結果を記録す
れば、読み取りの結果をまとめて得ることができる。
【0037】図10は本発明第4実施例のブロック図を
示している。この実施例は上述した第2実施例と第3実
施例を組み合わせたものであり、これらの実施例の特徴
をすべて具備したものとなっており、最良の実施態様と
いうことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、多種類のバーコードを
バーコードスキャナ装置に読ませて読み取り性能を試験
する場合に、容易にデータを追加又は変更できるため、
バーコード読み取り装置の読み取り性能の試験及び評価
を迅速且つ簡単に行うことができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例ブロック図である。
【図3】バーコードスキャナ装置の外観斜視図である。
【図4】バーコードスキャナ装置内での入射光の経路を
説明する図である。
【図5】他のバーコードスキャナ装置の外観斜視図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例ブロック図である。
【図7】第2実施例で採用するのに適した光源の概略構
成図である。
【図8】第2実施例の動作タイミングチャートである。
【図9】本発明の第3実施例ブロック図である。
【図10】本発明の第4実施例ブロック図である。
【符号の説明】
3 入力手段 4 記憶手段 5 変調手段 6,16,16′ 光源 7 制御手段 8,18 バーコードスキャナ装置 9,19 読み取り窓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種バーコードの印刷情報を記憶する記
    憶手段と、 前記記憶手段に記憶された印刷情報に基づいて変調信号
    を生成する変調手段と、 前記変調信号により駆動され変調信号を光信号に変換す
    る光源と、 前記記憶手段、変調手段及び光源を制御する制御手段と
    を具備し、 前記光源から出射される光信号をバーコードスキャナ装
    置の読み取り窓に入力するようにしたことを特徴とする
    バーコードスキャナ装置の読み取り性能試験装置。
  2. 【請求項2】 バーコードスキャナ装置のスキャン開始
    位置を決める走査信号を前記制御手段に入力し、該制御
    手段が前記記憶手段、変調手段及び光源を所定時間遅延
    させて動作させるように制御することを特徴とする請求
    項1記載のバーコードスキャナ装置の読み取り性能試験
    装置。
  3. 【請求項3】 バーコードスキャナ装置の読み取り結果
    と前記記憶手段に記憶されている前記読み取り結果を発
    生させたバーコードの印刷情報とを比較する比較手段を
    設け、 前記比較手段の比較結果を前記制御手段に入力し、前記
    記憶手段に記憶されている次のバーコードの印刷情報を
    読み出すトリガーとすることを特徴とする請求項1又は
    2記載のバーコードスキャナ装置の読み取り性能試験装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114338932A (zh) * 2020-10-09 2022-04-12 神讯电脑(昆山)有限公司 扫描枪检测***及其检测方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114338932A (zh) * 2020-10-09 2022-04-12 神讯电脑(昆山)有限公司 扫描枪检测***及其检测方法
CN114338932B (zh) * 2020-10-09 2024-07-16 神讯电脑(昆山)有限公司 扫描枪检测***及其检测方法

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030603