JPH08306334A - イオンビーム発生装置 - Google Patents
イオンビーム発生装置Info
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- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
Abstract
電流密度を従来の下限よりも更に小さくすることができ
るイオンビーム発生装置を提供する。 【構成】 このイオンビーム発生装置は、イオンビーム
40を射出するイオン源2と、それにイオンビーム引出
し用の電圧を印加する電源装置30aとを備えている。
イオン源2は、プラズマ14を発生させるプラズマソー
ス部4と、そこからイオンビーム40を引き出す引出し
電極系20とを有しており、この引出し電極系20を構
成する第1電極21とプラズマソース部4とは絶縁物5
0によって電気的に絶縁されている。電源装置30a
は、第1電極21にプラズマソース部4を基準にして正
または負のバイアス電圧を印加する直流のバイアス電源
38と、プラズマソース部4に接地電位を基準にして正
の高電圧を印加する第1電源31と、第2電極22にプ
ラズマソース部4を基準にして負の電圧を印加する第2
電源32と、第3電極23に接地電位を基準にして負の
電圧を印加する第3電源33とを有している。
Description
置、イオンドーピング装置(非質量分離型イオン注入装
置)、イオン照射と真空蒸着を併用する薄膜形成装置等
のように、イオンビームを処理対象物に照射して処理を
行う場合に用いられるイオンビーム発生装置に関する。
用いたイオン注入装置の一例を示す断面図である。この
イオン注入装置は、イオンビーム40を射出するイオン
源2と、それにイオンビーム引出し用の電圧を印加する
電源装置30とを有するイオンビーム発生装置のイオン
源2を、処理室42の上部に取り付けた構造をしてい
る。
る基板46を保持するホルダ44が設けられている。ま
た、この処理室42は、図示しない真空排気装置によっ
て真空排気される。
ン源であり、ガスが導入されそれを高周波放電によって
電離させてプラズマ14を発生させるプラズマソース部
4と、このプラズマソース部4の出口付近に設けられて
いて、プラズマソース部4内のプラズマ14から電界の
作用でイオンビーム40を引き出す引出し電極系20と
を有している。
に絶縁碍子8を介して取り付けられた背面板6bとを有
するプラズマ生成容器6を備えており、その内部に、こ
の例では引出し電極系20を通して下流側からガスが導
入される。また、この例では側壁6aおよび背面板6b
がそれぞれ電極(放電電極)を兼ねており、両者間に整
合回路18を介して高周波電源16が接続されている。
但し、ガスは、プラズマ生成容器6内に直接導入される
場合もある。
ズマ側から下流側に向けて配置された第1電極21、第
2電極22、第3電極23および第4電極24を有して
いる。26は絶縁碍子である。これらの各電極21〜2
4は、この例では多孔電極であるが、イオン引出しスリ
ットを有する場合もある。
0のエネルギーを決める電極であり、電源装置30を構
成する第1電源31から、接地電位を基準にして正の高
電圧が印加される。この第1電極21とプラズマソース
部4(より具体的にはそれを構成するプラズマ生成容器
6)とは、互いに接続されて同電位にある。
位差を生ぜしめそれによる電界によってプラズマ14か
らイオンビーム40を引き出す電極であり、電源装置3
0を構成する第2電源32から、第1電極21の電位を
基準にして負の電圧が印加される。
抑制する電極であり、電源装置30を構成する第3電源
33から、接地電位を基準にして負の電圧が印加され
る。
と、処理室42内のホルダ44上に所望の基板46を保
持して処理室42内を真空排気しながら、イオン源2の
プラズマソース部4内に引出し電極系20の下流側から
所望のガスを導入し、側壁6aと背面板6b間に高周波
電源16から例えば13.56MHzの周波数の高周波
電力を供給すると、側壁6aと背面板6b間で高周波放
電が起こりそれによってガスが分解されてプラズマ14
が作られる。このプラズマ14中のイオンは、引出し電
極系20によってイオンビーム40として引き出され
る。引き出されたイオンビーム40は、質量分離を行う
ことなくそのまま基板46に照射され、イオン注入(イ
オンドーピング)が行われる。
薄膜トランジスタを製造するような場合、1011〜10
12イオン/cm2 台の低ドーズ量の注入を行う必要があ
る。
ーム発生装置を用いるためには、そのイオン源2から引
き出すイオンビーム40のイオン電流密度を小さくしな
ければならないが、従来のイオンビーム発生装置では当
該イオン電流密度を小さくするには限界があった。
プラズマ14は、それを構成する電子の移動速度の方が
イオンのそれよりも遙かに大きいため、多数の電子によ
ってプラズマ生成容器6および第1電極21はプラズマ
14に対して負の電位になり、見方を変えればプラズマ
14はプラズマ生成容器6および第1電極21に対して
正の電位になるため、第2電源32の出力電圧V2をた
とえ0にしても、プラズマ14と第1電極21との間に
存在する上記電位差でイオンが引き出され、イオンビー
ム40のイオン電流密度を0にすることはできないから
である。そのため従来は、イオンビーム40のイオン電
流密度を下げる際には、プラズマ14の密度を下げるこ
とを併用していたが、プラズマ14の密度を下げるため
にはプラズマ14への投入電力、即ち高周波電源16か
らプラズマ14に供給する電力を下げる必要があり、そ
のようにすると、プラズマ14が維持できなくなった
り、維持できたとしても維持できる下限があるため、イ
オンビーム40のイオン電流密度を小さくするには限界
があった。
り、プラズマ14への投入電力をプラズマ維持の下限よ
り下げると、プラズマが消え、イオンビーム40を引き
出せなくなる。
り小さくできないと、低ドーズ量注入を行う場合には、
注入時間が例えば数秒あるいは1秒以下となり、所定の
ドーズ量注入を行うための制御性および再現性が悪くな
ってしまう。
イオンビームのイオン電流密度を従来の下限よりも更に
小さくすることができるイオンビーム発生装置を提供す
ることを主たる目的とする。
め、この発明のイオンビーム発生装置は、前記イオン源
においてその引出し電極系を構成する電極の内の最プラ
ズマ側の電極とプラズマソース部との間に絶縁物を設け
て両者間を電気的に絶縁しており、かつ前記電源装置
が、前記最プラズマ側の電極に、プラズマソース部を基
準にして、正または負のバイアス電圧を印加する直流の
バイアス電源を有していることを特徴とする。
オン源の最プラズマ側の電極に、プラズマソース部を基
準にして正または負の電位を印加した状態でイオンビー
ムを引き出すことができる。正電位を印加した場合、プ
ラズマソース部内のプラズマから引き出されようとする
イオンの一部は、この最プラズマ側の電極によって跳ね
返される。その結果、イオン源から引き出すイオンビー
ムのイオン電流密度を従来の下限よりも更に小さくする
ことができる。負電位を印加した場合、プラズマソース
部内のプラズマから引き出されようとするイオンの一部
は、この最プラズマ側の電極に吸収される。その結果こ
の場合も、イオン源から引き出すイオンビームのイオン
電流密度を従来の下限よりも更に小さくすることができ
る。
置を用いたイオン注入装置の一例を示す断面図である。
図7の従来例と同一または相当する部分には同一符号を
付し、以下においては当該従来例との相違点を主に説明
する。
いて、その引出し電極系20を構成する第1電極21と
プラズマソース部4(より具体的にはそのプラズマ生成
容器6。以下同じ)との間に絶縁物50を設けて、第1
電極21とプラズマソース部4との間を電気的に絶縁し
ている。
に相当するものであって、上記イオン源2と共にイオン
ビーム発生装置を構成する次のような構成の電源装置3
0aを備えている。
極21に、プラズマソース部4を基準にして、正または
負のバイアス電圧VBを印加する直流のバイアス電源3
8と、プラズマソース部4に接地電位を基準にして正の
高電圧を印加する第1電源31と、第2電極22にプラ
ズマソース部4の電位を基準にして負の電圧を印加する
第2電源32と、第3電極23に接地電位を基準にして
負の電圧を印加する第3電源33とを有している。
うに、出力電圧が正から負まで連続的に可変の、いわゆ
る両極性電源であるが、正のみ、または負のみを出力す
る直流電源でも良い。但し、これらの場合も、出力電圧
可変の方が制御性が良いので好ましい。第1電源31な
いし第3電源33の出力電圧V1ないしV3を可変とす
るか固定とするかは任意である。
圧V1は例えば30kV〜100kV程度、出力電圧V
2は例えば500V〜1kV程度、出力電圧V3は例え
ば500V〜1kV程度、バイアス電圧VBは例えば0
〜±200V程度である。
イオン源2における電位の一例を図3に示す。プラズマ
ソース部4の電位は第1電源31の出力電圧V1によっ
て決められ、それよりバイアス電源38の出力電圧(即
ちバイアス電圧VB)だけ正側(実線で示す状態)また
は負側(2点斜線で示す状態)に第1電極21の電位が
あり、またプラズマソース部4より第2電源32の出力
電圧V2だけ下がった所に第2電極22の電位があり、
第3電極23の電位は第3電源33の出力電圧V3によ
って決められる。また、プラズマ14が、背面板6bお
よび側壁6aから成るプラズマ生成容器6に対して正の
電位になるのは前述のとおりである。
38によって、イオン源2の第1電極21に、プラズマ
ソース部4を基準にして正または負の電圧を印加した状
態でイオンビーム40を引き出すことができる。
ラズマソース部4内のプラズマ14から引き出されよう
とするイオンの一部は、この正電位の第1電極21によ
って跳ね返される。この作用は、第1電極21の電位
を、プラズマ14の電位よりも高くなるように設定した
場合は特に大きい。このようにして跳ね返される分、引
き出せるイオンの量が減少する。その結果、プラズマ1
4への投入電力を下げなくても、イオン源2から引き出
すイオンビーム40のイオン電流密度を従来の下限より
も更に小さくすることができる。
ラズマソース部4内のプラズマ14から引き出されよう
とするイオンの一部は、この負電位の第1電極21に吸
収される。この作用は、第1電極21の電位を、プラズ
マ14の電位よりも低くなるように設定した場合に特に
大きい。このようにして吸収される分、引き出せるイオ
ンの量が減少する。その結果、この場合も、プラズマ1
4への投入電力を下げなくても、イオン源2から引き出
すイオンビーム40のイオン電流密度を従来の下限より
も更に小さくすることができる。
40のイオン電流密度は、バイアス電源38から出力す
るバイアス電圧VBの大きさに依存する。また、プラズ
マ14への投入電力にも依存することは前述のとおりで
ある。このバイアス電圧VBとイオン電流密度との関係
の実測結果の一例を図4に示す。
ときのイオン電流密度J1 またはJ 2 が従来の下限に相
当し、この実施例ではバイアス電圧VBを正または負に
大きくすることで、イオン電流密度を従来の下限よりも
更に小さくすることができる。
ス電圧VBを正にして第1電極21に正電位を与えた方
が、イオン電流密度をより小さくすることができる。こ
れは、第1電極21に正電位を与えると、プラズマ14
中の電子は軽くて第1電極21に吸収されやすいためプ
ラズマ14の密度が薄くなり、このこともイオン電流密
度の減少に寄与するのに対して、第1電極21に負電位
を与えてもプラズマ14中のイオンは重くて第1電極2
1に吸収されにくいためプラズマ14の密度が薄くなり
にくく、このことがイオン電流密度の減少に殆ど寄与し
ないためであると考えられる。
プラズマ14中のイオンを跳ね返す作用が大きくなり、
プラズマ14中のイオンによって第1電極21がスパッ
タされる割合が小さくなるので、第1電極21を構成す
る物質がプラズマ14およびイオンビーム40中に不純
物として混入する可能性が小さくなる。
1には正電位を与える方が好ましい。
+0〜+50V付近で、イオン電流密度がVB=0のと
きよりも増加しているのは、プラズマ14のイオン放出
面が第1電極21に近づいたため、引き出されるイオン
量が増加したからであると考えられる。
すイオンビーム40のイオン電流密度を従来の下限より
も更に小さくすることができる結果、基板46に対して
低ドーズ量注入を行う場合に注入時間を長くすることが
できるので、所定のドーズ量注入を行う場合の制御性お
よび再現性が向上する。
すイオンビーム40のイオン電流密度を従来の下限より
も更に小さくする手段として、図7に示した第2電源3
2の極性を図示とは逆にして、第2電極22に第1電極
21の電位を基準にして正の電圧を印加する、という考
えもある。
極21との間の電位差による電界は、イオンビーム40
の引出し方向とは逆向きの電界となるので、第1電極2
1を介してプラズマソース部4内のプラズマ14からイ
オンが引き出されるのを抑制する作用をする結果、イオ
ン源2から引き出すイオンビーム40のイオン電流密度
を従来の下限よりも更に小さくすることはできる。
22がプラズマソース部4および第1電極21に対して
正電位になるため、プラズマ14から引き出された電子
が第1電極21と第2電極22間で加速されて第2電極
22に入射衝突しやすく、これが引き金になって第1電
極21と第2電極22との間で放電が生じて、イオンビ
ーム40の引出しが不安定になる恐れがある。
22の電位を第1電極21の電位よりも高くする必要が
ないので、即ち従来例と同様に、第2電極22には第2
電源32から負電圧を印加しておけば良いので、第2電
極22にプラズマ14中の電子が入射衝突して第1電極
21と第2電極22との間で放電が生じてイオンビーム
40の引き出しが不安定になる、という恐れはない。
装置を構成する電源装置の他の例を示す図である。この
例の電源装置30aは、第1電極21にプラズマソース
部4(より具体的にはそのプラズマ生成容器6)を基準
にして正または負のバイアス電圧VBを印加する直流の
バイアス電源38と、第1電極21に接地電位を基準に
して正の高電圧を印加する第1電源31と、第2電極2
2に第1電極21の電位を基準にして負の電圧を印加す
る第2電源32と、第3電極23に接地電位を基準にし
て負の電圧を印加する第3電源33とを有している。各
電源31ないし33の出力電圧は、それぞれV1ないし
V3である。
装置を構成する電源装置の更に他の例を示す図である。
この例の電源装置30aは、第1電極21にプラズマソ
ース部4(より具体的にはそのプラズマ生成容器6)を
基準にして正または負のバイアス電圧VBを印加する直
流のバイアス電源38と、第2電極22に接地電位を基
準にして正の高電圧を印加する第1電源31と、第1電
極21に第2電極22の電位を基準にして正の電圧を印
加する第2電源32と、第3電極23に接地電位を基準
にして負の電圧を印加する第3電源33とを有してい
る。各電源31ないし33の出力電圧は、それぞれV1
ないしV3である。
源38によって、第1電極21に、プラズマソース部4
を基準にして正または負のバイアス電圧VBを印加した
状態でイオンビーム40を引き出すことができるので、
図1に示した例の場合と同様に、イオンビーム40のイ
オン電流密度を従来の下限よりも更に小さくすることが
できる。
0aを用いる場合は、バイアス電源38から出力するバ
イアス電圧VBを変化させることによってプラズマソー
ス部4の電位が上下するので、そのぶん、イオン源2か
ら引き出されるイオンビーム40のエネルギーが変化す
ることになる。図1に示した電源装置30aの場合は、
プラズマソース部4の電位は第1電源31の出力電圧V
1によって定まっているので、そのようなことは起こら
ない。もっとも、第1電源31の出力電圧V1に比べ
て、バイアス電源38から出力するバイアス電圧VBは
前述したように遙かに小さいので、上記によるイオンビ
ーム40のエネルギー変化は通常は殆ど問題にならな
い。
は、上記例のように高周波放電によってガスを電離させ
てプラズマ14を生成する方式のものに限定されるもの
ではなく、それ以外の方式のもの、例えばマイクロ波放
電によってガスを電離させてプラズマ14を生成する方
式のもの、あるいは直流のアーク放電によってガスを電
離させてプラズマ14を生成する方式のもの等でも良
い。
成する電極の枚数も、上記例のような4枚に限定される
ものではなく、それ以外の複数枚、例えば2枚、3枚、
5枚等でも良い。
るので、次のような効果を奏する。
ば、バイアス電源によって、イオン源の最プラズマ側の
電極に、プラズマソース部を基準にして正または負の電
圧を印加した状態でイオンビームを引き出すことがで
き、プラズマソース部内のプラズマから引き出されるイ
オンの一部は、この最プラズマ側の電極によって跳ね返
されたり吸収されたりするので、プラズマへの投入電力
を下げなくても、イオン源から引き出すイオンビームの
イオン電流密度を従来の下限よりも更に小さくすること
ができる。
例えばイオン注入に用いれば、基板に対して低ドーズ量
注入を行う場合に注入時間を長くすることができるの
で、所定のドーズ量注入を行う場合の制御性および再現
性が向上する。
にある電極の電位を当該最プラズマ側の電極の電位より
も高くする場合と違って、イオンビームの引き出しが不
安定になるという恐れもない。
ば、請求項1の効果に加えて更に次のような効果を奏す
る。
マソース部を基準にして正の電圧を印加するので、負の
電圧を印加する場合に比べてイオン電流密度をより小さ
くすることができる。
極がスパッタされる割合が小さくなるので、第1電極を
構成する物質がプラズマおよびイオンビーム中に不純物
として混入する可能性が小さくなる。
電圧を変化させても、プラズマソース部の電位は第1電
源の出力電圧によって定まっていて変化しないので、イ
オン源から引き出すイオンビームのエネルギーが変化し
ない。
イオン注入装置の一例を示す断面図である。
である。
オン電流密度との関係の実測結果の一例を示す図であ
る。
る電源装置の他の例を示す図である。
る電源装置の更に他の例を示す図である。
入装置の一例を示す断面図である。
流密度との関係の一例を示す概略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ガスが導入されそれを放電によって電離
させてプラズマを発生させるプラズマソース部およびこ
のプラズマソース部内のプラズマから電界の作用でイオ
ンビームを引き出すものであって複数枚の電極を有する
引出し電極系を有するイオン源と、このイオン源の引出
し電極系を構成する電極にイオンビーム引出し用の電圧
を印加する電源装置とを備えるイオンビーム発生装置に
おいて、前記イオン源においてその引出し電極系を構成
する電極の内の最プラズマ側の電極とプラズマソース部
との間に絶縁物を設けて両者間を電気的に絶縁してお
り、かつ前記電源装置が、前記最プラズマ側の電極に、
プラズマソース部を基準にして、正または負のバイアス
電圧を印加する直流のバイアス電源を有していることを
特徴とするイオンビーム発生装置。 - 【請求項2】 前記引出し電極系が、最プラズマ側から
下流側に向けて配置された第1電極、第2電極、第3電
極および第4電極を有していて、第4電極は接地されて
おり、前記電源装置が、プラズマソース部に接地電位を
基準にして正の電圧を印加する第1電源と、第2電極に
プラズマソース部の電位を基準にして負の電圧を印加す
る第2電源と、第3電極に接地電位を基準にして負の電
圧を印加する第3電源とを更に有しており、かつ前記バ
イアス電源が、第1電極にプラズマソース部を基準にし
て正の電圧を印加する電源である請求項1記載のイオン
ビーム発生装置。
Priority Applications (1)
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JP13600395A JP3577785B2 (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | イオンビーム発生装置 |
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JP13600395A JP3577785B2 (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | イオンビーム発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08306334A true JPH08306334A (ja) | 1996-11-22 |
JP3577785B2 JP3577785B2 (ja) | 2004-10-13 |
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ID=15164925
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13600395A Expired - Lifetime JP3577785B2 (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | イオンビーム発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3577785B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100585937B1 (ko) * | 2004-12-06 | 2006-06-07 | 학교법인 성균관대학 | 개선된 이온빔 소오스 |
KR100735668B1 (ko) * | 2004-12-06 | 2007-07-06 | 성균관대학교산학협력단 | 개선된 이온빔 소오스 및 이온빔 추출방법 |
US8147705B2 (en) | 2005-10-20 | 2012-04-03 | Nissin Ion Equipment Co., Ltd. | Method of operating ion source and ion implanting apparatus |
-
1995
- 1995-05-09 JP JP13600395A patent/JP3577785B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100585937B1 (ko) * | 2004-12-06 | 2006-06-07 | 학교법인 성균관대학 | 개선된 이온빔 소오스 |
KR100735668B1 (ko) * | 2004-12-06 | 2007-07-06 | 성균관대학교산학협력단 | 개선된 이온빔 소오스 및 이온빔 추출방법 |
US8147705B2 (en) | 2005-10-20 | 2012-04-03 | Nissin Ion Equipment Co., Ltd. | Method of operating ion source and ion implanting apparatus |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3577785B2 (ja) | 2004-10-13 |
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