JPH083047A - アミノ安息香酸誘導体含有医薬 - Google Patents

アミノ安息香酸誘導体含有医薬

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JPH083047A
JPH083047A JP13275294A JP13275294A JPH083047A JP H083047 A JPH083047 A JP H083047A JP 13275294 A JP13275294 A JP 13275294A JP 13275294 A JP13275294 A JP 13275294A JP H083047 A JPH083047 A JP H083047A
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JP
Japan
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chlorine atom
amino group
compound
agent
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Pending
Application number
JP13275294A
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English (en)
Inventor
Hisashi Shibata
寿 柴田
Kazuo Hirota
和雄 広田
Shuhei Miyazawa
修平 宮沢
Takehisa Hoshino
偉久 星野
Teiji Yamanaka
鼎司 山中
Koichi Katayama
幸一 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】制ガン剤投与に伴う食欲不振の改善剤、体重減
少の抑制剤等を提供する。 【構成】一般式(I ) 【化1】 で表される、制ガン剤投与に伴う食欲不振改善剤、体重
減少抑制剤、嘔吐特に遅延性嘔吐の抑制剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制ガン剤投与時の食欲
不振、体重減少、嘔吐を抑制するアミノ安息香酸誘導体
を含有する医薬に関する。
【0002】
【発明の背景及び従来の技術】制ガン剤を投与するとし
ばしば食欲が減退し、体重が減少する。その原因のひと
つは、制ガン剤を投与したことによる嘔吐、悪心であ
る。これを改善する薬剤として、近年オンダンセトロ
ン、グラニセトロン等の薬剤が用いられている。これら
薬剤は5−HT3 拮抗作用を有していることから、鎮吐
作用のメカニズムとして5−HT3 拮抗作用が関係して
いると考えられている。
【0003】
【本発明が解決しようとする問題点】制ガン剤投与に伴
う食欲不振や体重減少は従来用いられている制吐剤では
十分に改善することができない。一方、制ガン剤投与時
の嘔吐には急性の嘔吐と遅延性の嘔吐があることが知ら
れているが、従来の制吐剤は急性の嘔吐のみに有効であ
り、遅延性の嘔吐に対しては効果が認められない。ま
た、急性の嘔吐に対してもより有効な薬剤の開発が望ま
れている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(I )
【化19】 で表される、制ガン剤投与に伴う食欲不振改善剤であ
る。本発明は、また一般式(I )で表される制ガン剤投
与に伴う体重減少抑制剤である。更に、本発明は一般式
(I )で表される制ガン剤投与時の嘔吐抑制剤である。
本発明によると、制ガン剤投与に伴う食欲不振を改善
し、さらに体重減少、嘔吐を抑制することができるが、
これが本発明の目的である。
【0005】本発明にかかる一般式(I )で表される化
合物は、好ましくは、R1 が塩素原子、R2 がアミノ
基、R3
【化20】 、R4 が置換されていてもよい含窒素環状炭化水素また
は置換されていてもよいモルフォリニル基である化合物
であり、より好ましくは、R1 が塩素原子、R2がアミ
ノ基、R3
【化21】 のとき、R4
【化22】 であり、R1 が塩素原子、R2 がアミノ基、R3 がメチ
ル基のとき、R4
【化23】 あり、R1 が塩素原子、R2 がアミノ基、R3 がエチル
基のとき、R4
【化24】 である、化合物である。
【0006】本発明による制ガン剤は、抗悪性腫瘍剤と
同義であり特に限定されず、食欲不振、体重減少、嘔吐
等の副作用を有する制ガン剤を意味し、例えば、シスプ
ラチン、5FU、シクロホスファマイド、ドキソルビシ
ン等を挙げることができる。食欲不振、体重減少は放射
線照射によっても起こることがあるが、本発明はこれら
にも有効である。本発明における食欲不振もしくは体重
減少とは、通常用いられる意味における食欲不振、体重
減少である。一方、制ガン剤投与による嘔吐には、急性
の嘔吐と遅延性の嘔吐があることが知られており、本発
明にかかる化合物はいずれの嘔吐に対しても顕著な抑制
効果を示す。
【0007】急性の嘔吐は制ガン剤投与直後から起こる
嘔吐であり、オンダンセトロン、グラニセトロン等の従
来用いられている薬剤にも抑制効果があることが知られ
ているが、本発明にかかる化合物は更に顕著な効果を示
す。これに対し、遅延性の嘔吐は、制ガン剤投与後24
時間後以降に現れる、もしくは急性の嘔吐に引き続き持
続的に現れる嘔吐であり、従来の薬剤には抑制作用が認
められていないが、本発明にかかる化合物はこの遅延性
の嘔吐に対して顕著な効果を有する。
【0008】本発明にかかる化合物は公知の方法等によ
り製造することができる。例えば、エンド−4−アミノ
−5−クロロ−N−(8−メチル−8−アザビシクロ
〔3.2.1 〕オクト−3−イル)−2−{(3−ペンチン
−2−イル)オキシ}ベンズアミドは特願平4−189
59に開示される方法により製造することができるが、
一例を挙げれば、以下の方法により製造することができ
る。
【0009】4−アミノ−5−クロロ−2−{(3−ペ
ンチン−2−イル)オキシ}安息香酸400mgとエン
ド−3−アミノ−8−メチル−8−アザビシクロ〔3.2.
1 〕オクタンニ塩酸塩400mgをピリジン20mlに
溶かし、室温で撹拌しながら5N水酸化ナトリウム水溶
液0.38mlを加える。10分撹拌した後、1,3−
ジシクロヘキシルカルボジイミド650mlを加え、8
時間室温で撹拌する。反応液に水30mlを加え、不溶
物をろ取し、ろ液を水酸化ナトリウム水溶液で塩基性に
し、クロロホルムで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥する。溶媒を留去後、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(10%メタノール/クロロホルム)にて精製す
ると、エンド−4−アミノ−5−クロロ−N−(8−メ
チル−8−アザビシクロ〔3.2.1 〕オクト−3−イル)
−2−{(3−ペンチン−2−イル)オキシ}ベンズア
ミド450mgを白色結晶として得る。更に必要に応じ
て、通常の方法により塩酸塩等の塩とすることもできる
し、光学分割することもできる。本発明にかかる他の化
合物も上記方法に準じて製造することができる。
【0010】本発明にかかる化合物の投与方法及び投与
形態は、特に限定されず、経口投与、直腸内投与、注射
等によることができ、それぞれの投与方法に適した剤
形、例えば、錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤、坐剤、
注射剤等を選択することができる。各剤形の製造方法
は、特に限定されず、通常の方法により製造できる。例
えば、錠剤の場合は、本発明にかかる化合物に、乳糖、
結晶セルロース、デンプン等の賦形剤、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ポリビニルピロリドン等の結合剤、カ
ルボキシメチルセルロースカルシウム等の崩壊剤等を混
合し、水等の溶媒を加えて、練合、造粒し、乾燥後ステ
アリン酸等の滑沢剤を添加して打錠することができる。
必要により、コーティングを施したり、糖衣錠とするこ
ともできる。
【0011】注射剤の場合は、必要に応じpH調整剤、
緩衝剤等を添加して、本発明にかかる化合物を水に溶解
し、ろ過、滅菌してアンプル剤とすることができる。必
要に応じて凍結乾燥することもできる。
【0012】本発明にかかる化合物の投与量は、制ガン
剤の種類や患者の症状,投与方法等により異なる為、特
に限定されないが、一般に、0.1〜100mgであ
り、好ましくは、0.5〜50mgである。本発明にか
かる化合物の投与時期は特に限定されないが、初回の投
与は、制ガン剤投与前後数時間が好ましく、以後1日1
〜4回を投与する。
【0013】本発明にかかる化合物の安全性は非常に高
く、上記投与量では副作用等の心配はない。ラットにお
ける急性毒性試験によると静脈内投与による無影響量は
5mg/kgであった。
【0014】以下に本発明の効果を示す。 1)シスプラチン誘発摂飼量減少及び体重減少に対する
効果 ラットにシスプラチンを腹腔内投与し、投与後3日後か
ら4日後の摂飼量及び体重を測定した。本発明にかかる
化合物、エンド−4−アミノ−5−クロロ−N−(8−
メチル−8−アザビシクロ〔3.2.1 〕オクト−3−イ
ル)−2−{(3−ペンチン−2−イル)オキシ}ベン
ズアミド(以下化合物Aと記す)、はシスプラチン投与
当日より、1日1回0.01〜1mg/kgを皮下投与
した。結果を図1及び図2に示した。化合物Aは摂飼量
減少を用量依存的に改善した。対照薬として用いたグラ
ニセトロン、オンダンセトロンには明確な効果は認めら
れなかった。また、メトクロプラミドはむしろ摂飼量を
減少させた。体重減少に対しても、化合物Aは用量依存
的に改善を示したが、他剤には明確な効果は認められな
かった。
【0015】2)シスプラチン誘発嘔吐に対する効果 ビーグル犬にシスプラチン3mg/kgを静脈内投与し
嘔吐を惹起させた。餌はシスプラチン投与の1時間前に
与えた。化合物Aをシスプラチン投与140分後(シス
プラチンにより嘔吐が起こることを確認した後)に0.
1mg/kgを静脈内投与した。結果を図3に示した。
化合物A投与後速やかに嘔吐は完全に消失した。
【0016】3)シクロホスファミド・ドキソルビシン
誘発嘔吐に対する効果 ビーグル犬にシクロホスファミド(40mg/kg)と
ドキソルビシン(3mg/kg)を同時に静脈内投与し
嘔吐を惹起した。餌はシスプラチン投与の1時間前に与
えた。両制ガン剤投与後4時間後(制ガン剤により嘔吐
が起こることを確認した後)に化合物Aを0.1mg/
kg静脈内に投与した。結果を図4に示した。化合物A
投与後速やかに嘔吐は完全に消失した。
【0017】以上より、本発明にかかる化合物は、制ガ
ン剤投与後の、食欲不振、体重減少、嘔吐を抑制するこ
とが明らかであるが、更に、これらの効果発現の作用機
序を明らかにする試験例を次に示す。
【0018】4)シスプラチン誘発急性胃排出低下に対
する作用 一夜絶食したラットにシスプラチン(9mg/kg)を
腹腔内投与し、3時間後に半固形食3mlを経口投与し
た。その1時間後に胃内に残存する半固形食の重量から
胃排出率を算出した。化合物Aはシスプラチンと同時に
0.003〜0.3mg/kg皮下注射した。結果を図
5に示した。シスプラチン投与により胃排出は著しく低
下した。化合物Aは0.01mg/kg以上で用量依存
的にシスプラチンによる胃排出低下を改善した。対照薬
として用いたグラニセトロン、オンダンセトロンはそれ
ぞれ0.1mg/kg以上、1mg/kgで胃排出低下
を改善した。化合物Aの胃排出改善効果は、ED50値
で比較すると対照薬として用いたグラニセトロン、オン
ダンセトロンのそれぞれ4倍、40倍強力であった。
【0019】5)シスプラチン誘発遅延性胃排出低下に
対する作用 一夜絶食したラットにシスプラチン(9mg/kg)を
腹腔内投与し、24時間後に半固形食3mlを経口投与
した。その1時間後に胃内に残存する半固形食の重量か
ら胃排出率を算出した。化合物Aはシスプラチンと同時
及び半固形食投与3時間前に0.003〜0.3mg/
kg皮下注射した。結果を図6に示した。シスプラチン
投与24時間後においても胃排出は著しく低下してい
た。化合物Aは用量依存的にシスプラチンによる胃排出
低下を改善した。対照薬として用いたグラニセトロン、
オンダンセトロンでも胃排出低下改善が認められたが、
その効果は化合物Aより著しく弱かった。化合物Aの胃
排出改善効果は、ED50値で比較すると対照薬として
用いたグラニセトロン、オンダンセトロンのそれぞれ3
0倍、125倍強力であった。
【0020】(6)ラット食道粘膜筋層標本による作用 ラット食道粘膜筋層標本を単離し、カルバコール1μM
を添加し収縮を惹起させた後、薬物を加え弛緩反応を記
録した。すべての実験は、メチセルジァイド(methyser
gide)存在下で実施した。結果を図7に示した。化合物
Aはカルバコール添加によるラット食道粘膜筋層の収縮
に対し濃度依存的に弛緩反応を示した。EC50値は
0.15μMであった。メトクロプラミドのEC50値
は7.0μMであった。またグラニセトロン、オンダン
セトロンには活性は認められなかった。
【0021】化合物Aの濃度−反応曲線は5−HT4
ゴニストのトロピセトロン、SDZ205557、DA
U6285およびGR113808により右方にシフト
したが、5−HT3 アンタゴニストのオンダンセトロン
処理は影響しなかった。以上の結果は、化合物Aは他の
5−HT3 拮抗剤にはない5−HT4 アゴニスト作用を
有していることを示唆している。
【0022】(7)モルモット摘出回腸収縮増強作用 モルモット回腸縦走筋標本を経壁電気刺激(0.5ms
ec,0.1Hz)し収縮を起こした。収縮安定後、薬
物溶液を5分間隔で添加した。結果を図8に示した。化
合物Aは経壁電気刺激収縮を0.001μMより有意に
増強した。0.3μM以上では作用は低下した。5−H
4 アゴニスト作用を有するメトクロプラミドも同様に
収縮を増強したが、化合物Aはメトクロプラミドの86
倍強力であった。グラニセトロン、オンダンセトロンに
は収縮増強作用は認められなかった。
【0023】化合物Aの作用は5−HT4 アンタゴニス
トのトロピセトロン、SDZ205557処理により右
方にシフトした。また化合物Aの作用はアトロピン及び
テトロドキシンの処理により消失したが、ヘキサメトニ
ウム処理によっては阻害されなかった。以上の結果は、
化合物Aは節後神経の終末の5−HT4 受容体に作用し
アセチルコリンの遊離を促進することを示唆している。
【0024】以上より、本発明にかかる化合物は、オン
ダンセトロン、グラニセトロン等の従来の鎮吐剤にはな
い5−HT4 アゴニスト作用により消化管収縮、アセチ
ルコリン遊離を促進し、食欲不振改善、嘔吐、特に遅延
性の嘔吐抑制効果を発現するものと推測される。
【図面の簡単な説明】
【図1】シスプラチン誘発摂餌量減少に対する各種薬物
の効果を示す図である。
【図2】シスプラチン誘発体重減少に対する各種薬物の
効果を示す図である。
【図3】シスプラチン誘発嘔吐に対する効果を示す図で
ある。
【図4】シクロホスファミド・ドキソルビシン誘発嘔吐
に対する効果を示す図である。
【図5】シスプラチン誘発急性胃排出低下に対する各種
薬物の効果を示す図である。
【図6】シスプラチン誘発遅延性胃排出低下に対する各
種薬物の効果を示す図である。
【図7】ラット食道粘膜筋層標本におけるカルバコール
誘発収縮に対する各種薬物の弛緩作用を示す図である。
【図8】モルモット摘出回腸経壁電気刺激収縮に対する
作用を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 鼎司 茨城県つくば市大字下広岡725−25 (72)発明者 片山 幸一 茨城県つくば市梅園2−30−3

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I ) 【化1】 で表される、制ガン剤投与に伴う食欲不振改善剤。
  2. 【請求項2】一般式(I )において、R1 が塩素原子、
    2 がアミノ基、R3が 【化2】 、R4 が置換されていてもよい含窒素環状炭化水素また
    は置換されていてもよいモルフォリニル基である、制ガ
    ン剤投与に伴う食欲不振改善剤。
  3. 【請求項3】一般式(I )において、R1 が塩素原子、
    2 がアミノ基、R3が 【化3】 のとき、R4 が 【化4】 であり、R1 が塩素原子、R2 がアミノ基、R3 がメチ
    ル基のとき、R4 が 【化5】 あり、R1 が塩素原子、R2 がアミノ基、R3 がエチル
    基のとき、R4 が 【化6】 である、制ガン剤投与に伴う食欲不振改善剤。
  4. 【請求項4】一般式(I ) 【化7】 で表される、制ガン剤投与に伴う体重減少抑制剤。
  5. 【請求項5】一般式(I )において、R1 が塩素原子、
    2 がアミノ基、R3が 【化8】 、R4 が置換されていてもよい含窒素環状炭化水素また
    は置換されていてもよいモルフォリニル基である、制ガ
    ン剤投与に伴う体重減少抑制剤。
  6. 【請求項6】一般式(I )において、R1 が塩素原子、
    2 がアミノ基、R3が 【化9】 のとき、R4 が 【化10】 であり、R1 が塩素原子、R2 がアミノ基、R3 がメチ
    ル基のとき、R4 が 【化11】 あり、R1 が塩素原子、R2 がアミノ基、R3 がエチル
    基のとき、R4 が 【化12】 である、制ガン剤投与に伴う体重減少抑制剤。
  7. 【請求項7】一般式(I ) 【化13】 で表される、制ガン剤投与に伴う嘔吐抑制剤。
  8. 【請求項8】一般式(I )において、R1 が塩素原子、
    2 がアミノ基、R3が 【化14】 、R4 が置換されていてもよい含窒素環状炭化水素また
    は置換されていてもよいモルフォリニル基である、制ガ
    ン剤投与に伴う嘔吐抑制剤。
  9. 【請求項9】一般式(I )において、R1 が塩素原子、
    2 がアミノ基、R3が 【化15】 のとき、R4 が 【化16】 であり、R1 が塩素原子、R2 がアミノ基、R3 がメチ
    ル基のとき、R4 が 【化17】 あり、R1 が塩素原子、R2 がアミノ基、R3 がエチル
    基のとき、R4 が 【化18】 である、制ガン剤投与に伴う嘔吐抑制剤。
  10. 【請求項10】嘔吐が遅延性の嘔吐である請求項7ない
    し9いずれか1項記載の嘔吐抑制剤
JP13275294A 1994-06-15 1994-06-15 アミノ安息香酸誘導体含有医薬 Pending JPH083047A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110016862A (ko) * 2008-03-28 2011-02-18 와일드 플레이버스, 인크. 안정한 천연색 가공처리, 산물 및 이의 용도

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110016862A (ko) * 2008-03-28 2011-02-18 와일드 플레이버스, 인크. 안정한 천연색 가공처리, 산물 및 이의 용도

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