JPH0830402A - パリティ格納方法 - Google Patents

パリティ格納方法

Info

Publication number
JPH0830402A
JPH0830402A JP6167670A JP16767094A JPH0830402A JP H0830402 A JPH0830402 A JP H0830402A JP 6167670 A JP6167670 A JP 6167670A JP 16767094 A JP16767094 A JP 16767094A JP H0830402 A JPH0830402 A JP H0830402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
parity
disk
disk array
exclusive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6167670A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Takamoto
良史 高本
Hitoshi Tsunoda
仁 角田
Hiroki Kanai
宏樹 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6167670A priority Critical patent/JPH0830402A/ja
Publication of JPH0830402A publication Critical patent/JPH0830402A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】データの書き込み要求に対して、旧データと新
データの排他的論理和を生成し外部に出力する機構を設
け、新しいパリティの生成に必要な2種のデータを1種
にする。さらにその排他的論理和の結果を、パリティの
みを格納する機能を持つディスクアレイに対して書き込
み要求を発行することで、パリティのみを格納する機能
を持つディスクアレイ以外のディスクにはパリティの格
納を不要とする。 【効果】データ格納領域を増加させ、かつ信頼性を保つ
ことが可能な大容量記憶装置を構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータシステムに
係り、特に、高速でかつ高信頼なディスクファイルシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なコンピュータシステムは、プロ
セッサと2次記憶装置から構成されている。主として使
用される2次記憶装置は磁気ディスク装置であるが、現
在その容量の伸び率は極めて高いが、メカニカル動作を
伴う磁気ディスク装置の性能はプロセッサ性能の伸び率
ほど高くない。その課題を解決する方式として、ディス
クアレイが提案された。代表的な論文として、「ア ケ
ース フォー リダンダント イネキシペンシブ ディ
スクス,エイシーエム シグモド コンファレンス,シ
カゴ アイエル(A Case for Redundant Arrays of Ine
xpensive Disks(RAID),in ACM SIGMOD Conference,Chic
ago, IL),June 1988」)がある。
【0003】RAIDとは、複数のディスクドライブに
データを分散して配置することでアクセス時間を短縮
し、かつパリティあるいはECCと呼ばれる冗長データ
を格納することで信頼性も高めることができる技術であ
る。つまり、複数のディスクドライブに対して並列に入
出力を行うことができることによる高速性と、ディスク
ドライブに障害が発生したときでもパリティと障害ディ
スクドライブ以外のデータから、障害ディスクドライブ
のデータを回復することができる技術である。
【0004】この技術を実現するための従来技術の一つ
に特開平4−230512 号公報がある。この従来例は、ディ
スクアレイにおける課題の一つである、パリティの更新
を高速にするものである。ディスクアレイはデータ出力
時にデータとパリティの更新を行わなくてはならない。
パリティの更新のためには、更新前のデータとパリティ
とが必要となるケースがあり、そのためそれらのデータ
やパリティを事前に読みだすオーバヘッドと元のデータ
やパリティの位置に新しいデータやパリティを書き込む
オーバヘッドがかかる。これをライト・ペナルティと呼
ぶが、新しいデータやパリティを元の位置に記録せず、
ディスクドライブの空き領域に格納することでライト・
ペナルティによるオーバヘッドを少なくする発明であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスクアレイ
装置は、複数のディスクドライブが単一の制御装置に接
続され、パリティの生成は制御装置に接続されたディス
クドライブに格納されているデータの範囲に限られてい
る。従って、複数のディスクアレイをホストプロセッサ
に接続した場合、各々のディスクアレイで独立にパリテ
ィを生成するため、システム全体のデータ格納効率が低
下する。
【0006】例えば、ディスクアレイ制御装置当たり5
台のディスクドライブが接続され、そのディスクアレイ
が8台接続された計算機システムでは、パリティ格納の
ために8ドライブを使用することになる。
【0007】これを解決するための一つの方法として、
ホストプロセッサで稼働するソフトウェアにより、ディ
スクアレイを模擬することが考えられる。しかし、パリ
ティの更新には、旧データと新データと旧パリティが必
要であり、通常は旧データと旧パリティはディスクドラ
イブに格納されているため、この2種のデータを読みだ
し、新しいパリティと更新データをディスクドライブに
書き出す処理が必要になる。複数のディスクアレイが単
一のバスに接続されている場合、パリティの更新のため
に4回のデータがバスを流れることになり、バスネック
が発生する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、複数のディスクアレイの内、少なくとも
一つのディスクアレイ装置はパリティのみを格納する機
能を設け、その他のディスクアレイ装置は書き込み要求
に対し旧データと新データの排他的論理和を生成し外部
に出力する機構を設ける。
【0009】
【作用】本発明によればデータの書き込み要求に対し
て、旧データと新データの排他的論理和を生成し外部に
出力する機構により、新しいパリティの生成に必要な2
種のデータを1種にすることができ、その排他的論理和
の結果を、パリティのみを格納する機能を持つディスク
アレイに対して書き込み要求を発行することで、パリテ
ィのみを格納する機能を持つディスクアレイ以外のディ
スクアレイはパリティを格納する必要がなくなる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の一実施例の全体図を示して
いる。ホストプロセッサ101は、バス104を介して
複数のディスクアレイ装置102に接続されている。デ
ィスクアレイ装置102は、I/F制御105,キャッ
シュ制御106,パリティ制御107,ディスクパス制
御108,CPU109,メモリ110から構成されて
いる。
【0011】I/F制御105は、通信制御111,イ
ンタフェース制御112から構成され、ホストプロセッ
サ101や他のディスクアレイ装置102との通信を制
御する。キャッシュ制御106はホストプロセッサ10
1から読み書きされたデータを一時的に保存するメモリ
であり、ディスクアクセスを少なくすることで高速化を
実現する。パリティ制御107は、複数のデータの排他
的論理和を演算する。ディスクパス制御108は、ディ
スク入出力制御113,ディスクインタフェース制御1
14から構成され、複数のディスク装置117のいずれ
かを選択しディスクに対するコマンドを実行する。CP
U109は複数の構成要素をコントロールし、そのため
のマイクロプログラムはメモリ110内に格納されてい
る。
【0012】以下、本実施例における詳細な動作を説明
する。
【0013】図2は、本発明の一動作を簡単に示してい
る。ホストプロセッサ101からデータ202をデータ
201に置き換える動作を図にしたものである。ホスト
プロセッサ101から転送されたデータ201はディス
クアレイ装置102内に一時格納される。更新前のデー
タ202がディスクアレイ装置102内に読み込まれ、
データ201との排他的論理和203が演算される。こ
の排他的論理和によって得られたデータは、バス104
を介して異なるディスクアレイ装置102へ転送され
る。このディスクアレイ装置102内では、排他的論理
和によって得られたデータと前パリティ207の排他的
論路和205が演算される。上記動作により、異なる系
統のディスクアレイ装置内にパリティデータを高速に格
納することができる。つまり、バス104を通過する回
数は2回と少ない。これは、ディスクアレイ装置102
内であらかじめ排他的論理和を行うことで、旧データ2
02と新データ201の2種類のデータを、パリティの
格納先であるディスクアレイ装置102に転送する必要
がないことによる。
【0014】図3は、ホストプロセッサ101から認識
される論理ドライブ301と各ディスク装置302から
316へのデータの格納形式を示している。この図のよ
うに、本発明では、複数のディスクアレイに渡ってデー
タが格納される時、パリティが格納されるディスクアレ
イ装置を自由に設定することができる。つまり、図2で
示したように、異なる系統のディスクアレイ装置へパリ
ティデータのみ格納することで、全てのディスクアレイ
装置がパリティを保持する必要がなくなる。従って、デ
ータ格納効率の良いディスク装置を構成することが可能
になる。
【0015】図4は、図3と同様にホストプロセッサ1
01から認識される論理ドライブ301と各ディスク装
置302から316へのデータの格納形式を示してい
る。図3では、論理ドライブが複数のディスクアレイに
渡って構成されている例であるが、図4では各ディスク
アレイ装置に一つの論理ドライブ401,402,40
3が設定される場合を示している。
【0016】本発明では、二つの論理ドライブ401,
402が示すように、ホストプロセッサ101からは冗
長データであるパリティが格納されているようには見え
ない。こういったケースでも、本発明では論理ドライブ
403内にパリティデータが格納されているため、も
し、いずれかのドライブ404から418が障害を起こ
しても、論理ドライブ401,402,403内のデー
タおよびパリティから回復することができるようにな
る。
【0017】図5は、メモリ110内に格納されている
マイクロプログラム501から505を示している。マイ
クロプログラムは、ディスクドライブからデータを読み
だす制御を行うデータREAD処理501と、ディスク
ドライブにデータを書き出す制御を行うデータWRIT
E処理502と、パリティを生成するパリティ生成処理
503と、各ディスクアレイ間でパリティ転送を行うデ
バイス間通信処理504およびRAID構成テーブル50
5からなり、各マイクロプログラム501から504は
必要に応じて各ディスクアレイ装置の構成が格納されて
いるRAID構成テーブル505を参照する。これらの
マイクロプログラム501から505は、CPUにて実
行/制御される。
【0018】次に、マイクロプログラム501から50
5の各説明を行う。図6は、データREAD処理501
のフローチャートを示している。ステップ601ではコ
マンド解析が行われ、ホストプロセッサ101から転送
されたREADコマンドのデータ長や読み込み位置等が
解析される。ステップ602では、ステップ601の解
析結果に基づき、READ要求がどのディスクドライブ
に対するものなのか算出される。ステップ603では、
ステップ602で算出したドライブのどこのデータが要
求されているのかが算出される。ステップ604では、
読み込みデータを格納するための領域をキャッシュに確
保する。ステップ605では、ステップ602で選択さ
れたドライブに対する入力要求をコマンド形式に変換す
る。ステップ606では、ステップ605で生成したコ
マンドをディスクパス制御606に転送する。
【0019】コマンドが転送されるとディスクパス制御
606では、一時的にディスク入出力制御113にデー
タが保持され、CPU109からの指示によりディスク
装置とキャッシュ制御106のパスが確立され、ディス
クインタフェース制御114にコマンドが送られる。デ
ィスクインタフェース制御114はディスク装置115に
対する基本的な入出力動作を行う。これにより、目的の
データがキャッシュに読み込まれる。ステップ607で
は、ディスク装置115の入力処理が終了するまで待ち
状態になり、ディスク装置115からの終了通知により
入力の完了を知る。ステップ608では、キャッシュ内
に格納されているデータをホストプロセッサ101へ転
送し処理が終了する。
【0020】図7はデータWRITE処理のフローチャ
ートを示している。ステップ701ではコマンド解析が
行われ、ホストプロセッサ101から転送されたWRI
TEコマンドのデータ長や書き込み位置等が解析され
る。ステップ702では、ステップ701の解析結果に
基づき、必要な容量のキャッシュ領域が確保される。W
RITE要求がどのディスクドライブに対するものなの
か算出される。ステップ705では、書き込み位置の旧
データがキャッシュ内に存在するかどうかが検査され
る。その結果、キャッシュ内に存在しなければ、ステッ
プ706に進み、存在すればステップ709に進む。
【0021】ステップ706では、旧データの読み込み
を行うために、旧データに対する読み込みコマンドが生
成される。ステップ707ではディスクパス制御108
に対し、ステップ706で生成されたコマンドが転送さ
れる。コマンドが転送されるとディスクパス制御606
では、一時的にディスク入出力制御113にコマンドが
保持され、CPU109からの指示によりディスク装置
115とキャッシュ制御106間のパスが確立され、デ
ィスクインタフェース制御114にコマンドが送られ
る。ディスクインタフェース制御114はディスク装置
115に対する基本的な入出力動作を行う。これによ
り、旧データの読み込みが実行される。ステップ708
では、旧データの読み込みが完了するまで待ち状態にな
る。
【0022】ステップ709では、パリティ生成処理が
行われる。この処理については後で詳細に説明する。ス
テップ710では、新データの書き込みに対するコマン
ドが生成される。ステップ711でステップ710で生
成されたコマンドがディスクパス制御108に転送さ
れ、書き込みが実行される。ステップ712では、書き
込みが終了するまで待ち状態になる。ステップ713で
は、デバイス間通信処理が実行される。この処理につい
ては後で詳細に説明する。
【0023】図8は、パリティ生成処理のフローを示し
ている。ステップ801は、キャッシュから旧データの
取り込みが行われる。ステップ802は、同様にキャッ
シュから新データの読み込みが行われる。ステップ80
3では、ステップ801とステップ802で取り込まれ
た二つのデータの排他的論理和が演算される。ステップ
804では、ステップ803の結果をキャッシュ内に格
納する。その後、ステップ805でパリティ生成の終了
を示す割り込みを発生させる。
【0024】図9は、デバイス間通信処理のフローチャ
ートを示している。この処理では、パリティ生成処理5
03により生成されたデータを、他のディスクアレイ装
置へパリティの書き込み要求と共に転送する。ステップ
901は、書き込みブロック番号とRAID構成テーブ
ル505から通信先デバイスを算出する。RAID構成
テーブル505については、後で詳細に説明する。ステ
ップ902では、パリティの格納要求コマンドを生成す
る。ステップ903は、ステップ902で生成したコマ
ンドを通信制御111に転送する。通信制御111は、
転送されたコマンドに従い、バス104を介して通信先
へコマンドとデータを転送する。ステップ904は、通
信先からパリティの格納が終了するまで待ち状態にな
る。その後、ステップ905では、パリティの格納が終
了したことを示すためにCPU109に対して割り込みを発生
させる。
【0025】図10は、RAID構成テーブル505の
一例を示している。1001から1005はバス104
に接続されたデバイスを示しており、各デバイスに関す
る情報が1006から1008に格納されている。10
06は各デバイスのディスクアレイのRAIDレベルが
格納されており、1007は装置容量、1008はディ
スクアレイのドライブ数が格納されている。本例では、
バス104に、5台のディスクアレイが接続され、デバ
イス1(1001)からデバイス4(1004)までは、パ
リティを持たないRAID0が設定され、デバイス5
(1005)のみパリティを持つ構成になっている。デ
バイス5(1005)のパリティは、デバイス1(10
01)からデバイス5(1005)の全てのデータから
共有される。1009は自装置の識別子であり、本例で
はデバイス2(1002)が保持しているRAID構成
テーブル505であることを示している。RAID構成
テーブル505は全てのデバイス内に保持され、自デバ
イス識別子1009は重複しないように設定される。
【0026】図11は、上記動作がどういったコマンド
インタフェースにより制御されているかを示している。
ホストプロセッサ101からの書き込み要求は、110
1から1104に示してある。1101は更新データで
あり、1102はデータ長であり、1103は書き込み
位置を示すブロック番号であり、1104はコマンドを
示しており本例ではWRITEコマンドである。このコ
マンドが更新データ201の格納先であるディスクアレ
イ装置102へ転送される。コマンドの実行により、ホ
ストプロセッサ101から転送されたデータ201はデ
ィスクアレイ装置102内に一時格納される。更新前の
データ202がディスクアレイ装置102内に読み込ま
れ、データ201との排他的論理和203が演算され
る。
【0027】この演算結果を他のディスクアレイ装置1
02へ転送するために、新たにコマンド1105から1
108が生成される。1105は演算結果のデータを示
しており、1106はデータ長を示しており、1107
は更新データが格納されたブロック番号であり、110
8はパリティの格納要求であることを意味している。パ
リティのみの格納要求であるため、転送先のディスクア
レイ装置内のデータ領域にデータが書き込まれることは
ない。パリティ格納要求が転送されたディスクアレイ装
置102内では、排他的論理和によって得られたデータ
と前パリティ207の排他的論路和205が演算され、
新たなパリティとして207のエリアに書き込まれる。
パリティ格納要求を受けたディスクアレイ装置の動作を
詳細に説明する。
【0028】図12は、パリティ格納要求を受けたディ
スクアレイ装置の動作フローチャートを示している。ス
テップ1201では、コマンド解析が行われ、パリティ
格納コマンドのデータ長や書き込み位置等が解析され
る。ステップ1202では、転送されたパリティ格納コ
マンドを格納するためのキャッシュ領域が確保される。
ステップ1203では、パリティの書き込みドライブ番
号を算出する。ステップ1204では、ステップ120
3で算出したドライブ内のブロック位置を算出する。ス
テップ1205では、キャッシュ内をサーチし、旧パリ
ティがキャッシュ内に存在するかどうか検査する。その
結果、存在すればステップ1209に進み、存在しなけ
れば1206に進む。
【0029】ステップ1206では、旧パリティに対す
る入力要求コマンドを生成する。ステップ1207で
は、ディスクパス制御108に対してステップ1206
で生成したコマンドを転送することで、旧パリティの読
み込みの実行を開始する。ステップ1208では旧パリ
ティの読み込みが終了するまで待ち状態になる。
【0030】ステップ1209では、パリティ生成処理
を行う。ここでの動作は、図8と同等である。つまり、
転送されてきたデータと旧パリティとの排他的論理和を
演算する。ステップ1210では、ステップ1209で
演算した新しいパリティを格納するためのコマンドを生
成する。ステップ1211では、ステップ1210で生
成されたコマンドをディスクパス制御108に転送す
る。これにより、新パリティの書き込みが実行される。
ステップ1212では、新パリティのディスク装置への
書き込みが終了するまで待ち状態になる。ステップ12
13では、要求元のディスクアレイに対してパリティの
書き込みが終了したことを伝える。
【0031】上記処理により、複数のディスクアレイが
互いに通信可能な環境において、パリティを格納するデ
ィスクアレイ装置を少なくし、信頼性を保つデバイスを
ユーザに提供することができるようになる。また、バス
104を通過するデータ量を削減することが可能とな
る。
【0032】(実施例2)図13は、本発明における実
施例2のブロック図を示している。ホストプロセッサ1
01は、バス104を介して複数の単一ディスク装置1
301とディスクアレイ装置102が接続されている。
ディスクアレイ装置102は、I/F制御105,キャ
ッシュ制御106,パリティ制御107,ディスクパス
制御108,CPU109,メモリ110から構成され
ている。
【0033】I/F制御105は、通信制御111,イ
ンタフェース制御112から構成され、ホストプロセッ
サ101や他のディスクアレイ装置102との通信を制
御する。キャッシュ制御106はホストプロセッサ10
1から読み書きされたデータを一時的に保存するメモリ
であり、ディスクアクセスを少なくすることで高速化を
実現する。
【0034】パリティ制御107は、複数のデータの排
他的論理和を演算する。ディスクパス制御108は、デ
ィスク入出力制御113,ディスクインタフェース制御
114から構成され、複数のディスク装置117のいずれ
かを選択しディスクに対するコマンドを実行する。
【0035】CPU109は複数の構成要素をコントロ
ールし、コントロールのするためのマイクロプログラム
はメモリ110内に格納されている。ディスク装置13
01の制御は、I/F制御105,キャッシュ制御10
6,パリティ制御107,ディスクパス制御108,C
PU109,メモリ110から構成されている。I/F
制御105は、通信制御111,インタフェース制御1
12から構成され、ホストプロセッサ101や他のディ
スクアレイ装置102との通信を制御する。キャッシュ
制御106はホストプロセッサ101から読み書きされ
たデータを一時的に保存するメモリであり、ディスクア
クセスを少なくすることで高速化を実現する。
【0036】パリティ制御107は、複数のデータの排
他的論理和を演算する。ディスクパス制御1302は、
ディスク入出力制御113,ディスクインタフェース制
御114から構成され、単一のディスク装置1301に
対するコマンドを実行する。CPU109は複数の構成
要素をコントロールし、コントロールするためのマイク
ロプログラムはメモリ110内に格納されている。
【0037】以下、本実施例における詳細な動作を説明
する。実施例2では実施例1と異なり、複数の単一ディ
スク装置1301とディスクアレイ装置102から構成
されている。この構成は、単一ディスク装置1301が
ディスクアレイにおけるRAIDレベル0と同等と考えるこ
とができる。本実施例では、単一ディスク装置では確保
できない信頼性をディスクアレイ102を使用すること
で高信頼化することが可能となる。
【0038】図14は、上記効果を実現するために必要
なRAID構成テーブル505の内容を示している。1
401から1404までのデバイスのRAIDレベルを
0とし、ドライブ数を1に変更することで可能となる。
【0039】(実施例3)図15は、本発明における実
施例3のブロック図を示している。ホストプロセッサ1
01は、バス104を介して複数のディスクアレイ装置
102に接続されている。ディスクアレイ装置102
は、I/F制御105,キャッシュ制御106,パリティ制
御107,ディスクパス制御108,CPU109,メ
モリ110から構成されている。I/F制御105は、
インタフェース制御112から構成され、ホストプロセ
ッサ101や他のディスクアレイ装置102との通信を
制御する。キャッシュ制御106はホストプロセッサ1
01から読み書きされたデータを一時的に保存するメモ
リであり、ディスクアクセスを少なくすることで高速化
を実現する。パリティ制御107は、複数のデータの排
他的論理和を演算する。ディスクパス制御108は、デ
ィスク入出力制御113,ディスクインタフェース制御
114から構成され、複数のディスク装置117のいず
れかを選択しディスクに対するコマンドを実行する。
【0040】CPU109は複数の構成要素をコントロ
ールし、そのためマイクロプログラムはメモリ110内
に格納されている。1504は、ホストプロセッサ10
1で稼働するオペレーティング・システムであり、さら
に1505はWRITE処理、1506はRAMID構
成テーブルから構成されている。ディスク制御装置10
2は、出力要求に対しパリティを生成し、生成したパリ
ティは出力完了通知と共に出力要求もとであるホストプ
ロセッサ101へ転送する。
【0041】図16は、WRITE処理1505のフロ
ーを示している。ステップ1601は、コマンド解析が
行われ、OS1504に対して発行された出力要求のデ
ータ長や読み込み位置等が解析される。ステップ160
2では、デバイスを選択する。ステップ1603では、
ステップ1602で選択されたデバイスに対し出力要求
(WRITEコマンド)を発行する。ステップ1604
では出力処理が終了するまで待ち状態になる。ステップ
1605では、出力データと旧データとの排他的論理和
の結果を受信する。ステップ1606では、パリティを
格納するデバイスを算出する。ステップ1607では、
パリティ格納コマンドを選択されたデバイスに発行す
る。
【0042】図17は、RAID構成テーブル1506
の構成を示している。1001から1005はバス10
4に接続されたデバイスを示しており、各デバイスに関
する情報が1006から1008に格納されている。1
006は各デバイスのディスクアレイのRAIDレベル
が格納されており、1007は装置容量、1008はデ
ィスクアレイのドライブ数が格納されている。本例で
は、バス104に、5台のディスクアレイが接続され、
デバイス1(1001)からデバイス4(1004)まで
は、パリティを持たないRAID0が設定され、デバイ
ス5(1005)のみパリティを持つ構成になってい
る。デバイス5(1005)のパリティは、デバイス1
(1001)からデバイス5(1005)の全てのデー
タから共有される。
【0043】上記処理は、OSによるパリティ制御であ
るが、パリティはディスクアレイ装置120が生成する
ため、OS1504にかかる負荷を軽くすることができ
る。
【0044】
【発明の効果】複数のディスクアレイが互いに通信可能
な環境において、パリティを格納するディスクアレイ装
置を少なくすることでデータ格納領域を増加させ、信頼
性を保つデバイスをユーザに提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスクアレイのパリティ格納方
法の実施例1のブロック図。
【図2】本発明による実施例1の動作概要を示す説明
図。
【図3】データ格納形式の一例を示す説明図。
【図4】データ格納形式の一例を示す説明図。
【図5】マイクロプログラムの一覧を示すブロック図。
【図6】データREAD処理フローチャート。
【図7】データWRITE処理フローチャート。
【図8】パリティ生成処理フローチャート。
【図9】デバイス間通信処理フローチャート。
【図10】RAID構成テーブルの一例を示す説明図。
【図11】コマンドの形式を示すブロック図。
【図12】パリティ更新処理フローチャート。
【図13】本発明によるディスクアレイのパリティ格納
方法の実施例2のブロック図。
【図14】実施例2のRAID構成テーブルの一例を示
す説明図。
【図15】本発明によるディスクアレイのパリティ格納
方法の実施例3のブロック図。
【図16】OSのWRITE処理フローチャート。
【図17】実施例3のRAID構成テーブルの一例を示
す説明図。
【符号の説明】
101…ホストプロセッサ、104…バス、102…デ
ィスクアレイ装置、105…I/F制御、106…キャ
ッシュ制御、107…パリティ制御、108…ディスク
パス制御、111…通信制御。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 572 F 8940−5D 574 E 8940−5D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のディスクドライブから構成され、前
    記複数のディスクドライブには、データと前記データに
    対応するパリティが格納されるディスクアレイ装置にお
    いて、 データ1と前記データ1を置き換えるデータ2の排他的
    論理和の結果と、前記データ1の格納アドレスを前記デ
    ィスクアレイ装置の入力とし、前記ディスクアレイ装置
    は前記排他的論理和の結果と前記データ1の前記格納ア
    ドレスに対応するパリティデータの排他的論理和の結果
    を、前記パリティデータと置き換えることを特徴とする
    パリティ格納方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ディスクアレイ装
    置以外に接続された複数のディスク制御装置内で、前記
    データ1と前記データ2の前記排他的論理和を演算し、
    前記演算結果と前記データ1の前記格納アドレスを前記
    ディスクアレイ装置に転送するパリティ格納方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、複数の前記ディスクア
    レイが相互に通信可能であり、複数の前記ディスクアレ
    イの内、少なくとも一つはパリティを格納し、他はパリ
    ティを格納せず、書き込み時にパリティを格納するディ
    スクアレイ装置かどうかを判定し、前記パリティを格納
    しないディスクアレイ装置であるときは前記データ1と
    前記データ2の前記排他的論理和の演算結果を、前記パ
    リティを格納するディスクアレイ装置に前記排他的論理
    和の演算結果と書き込みアドレスを転送するパリティ格
    納方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記ディスクアレイ装
    置以外に接続された複数のディスク制御装置内で、前記
    データ1と前記データ2の排他的論理和を演算し、前記
    演算結果を前記データ2の書き込みを要求したホストプ
    ロセッサに転送し、前記ホストプロセッサは前記データ
    2の格納アドレスと前記排他的論理和の演算結果を前記
    ディスクアレイ装置に転送するパリティ格納方法。
JP6167670A 1994-07-20 1994-07-20 パリティ格納方法 Pending JPH0830402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6167670A JPH0830402A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 パリティ格納方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6167670A JPH0830402A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 パリティ格納方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0830402A true JPH0830402A (ja) 1996-02-02

Family

ID=15854049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6167670A Pending JPH0830402A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 パリティ格納方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0830402A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7133967B2 (en) 2003-05-09 2006-11-07 International Business Machines Corporation Storage system, controller, control method and program product therefor
WO2008152708A1 (ja) * 2007-06-13 2008-12-18 Fujitsu Limited Raidグループ変換装置、raidグループ変換方法およびraidグループ変換プログラム
WO2013124753A1 (en) * 2012-02-22 2013-08-29 International Business Machines Corporation Writing new data of first block size to second block size using write-write mode

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7133967B2 (en) 2003-05-09 2006-11-07 International Business Machines Corporation Storage system, controller, control method and program product therefor
WO2008152708A1 (ja) * 2007-06-13 2008-12-18 Fujitsu Limited Raidグループ変換装置、raidグループ変換方法およびraidグループ変換プログラム
US8533527B2 (en) 2007-06-13 2013-09-10 Fujitsu Limited Raid-group converting apparatus and method
WO2013124753A1 (en) * 2012-02-22 2013-08-29 International Business Machines Corporation Writing new data of first block size to second block size using write-write mode
GB2513081A (en) * 2012-02-22 2014-10-15 Ibm Writing new data of first block size to second block size using write-write mode
GB2513081B (en) * 2012-02-22 2015-02-11 Ibm Writing new data of first block size to second block size using write-write mode
US9213486B2 (en) 2012-02-22 2015-12-15 International Business Machines Corporation Writing new data of a first block size to a second block size using a write-write mode

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5802345A (en) Computer system with a reduced number of command end interrupts from auxiliary memory unit and method of reducing the number of command end interrupts
US6157962A (en) Multipath I/O storage systems with multiipath I/O request mechanisms
US5579474A (en) Disk array system and its control method
US6272571B1 (en) System for improving the performance of a disk storage device by reconfiguring a logical volume of data in response to the type of operations being performed
JP3273254B2 (ja) 二進コンピュータのための、高速で、高性能で、欠陥に対する許容性があり、エラー修正可能な記憶システム
JP3781212B2 (ja) サブシステム
JP4817783B2 (ja) Raidシステム及びそのリビルド/コピーバック処理方法
JPH0546324A (ja) 記憶装置および記憶装置システム
JPH06202817A (ja) ディスクアレイ装置及びそのデータ更新方法
JPH06259197A (ja) アレイ型ディスクシステムの制御方式
EP0701208A2 (en) Disk array subsystem and data generation method therefor
US7398420B2 (en) Method for keeping snapshot image in a storage system
JP4461089B2 (ja) ストレージ制御装置およびストレージ制御方法
JPH11212728A (ja) 外部記憶サブシステム
JPH0863394A (ja) 記憶装置システムおよび記憶装置の制御方法
JPH0830402A (ja) パリティ格納方法
JP4390618B2 (ja) データベース再編成プログラム、データベース再編成方法、及びデータベース再編成装置
US20050223180A1 (en) Accelerating the execution of I/O operations in a storage system
JP3648311B2 (ja) ディスクアレイ装置
JP3428350B2 (ja) 記憶装置システム
JP3250859B2 (ja) ディスクアレイ装置、コンピュータシステム及びデータ記憶装置
JP3425355B2 (ja) 多重書き込み記憶装置
JPH1031563A (ja) 記憶装置
JP2004164171A (ja) パス冗長化装置及び方法
JP2005316697A (ja) ディスクアレイシステムおよびデータバックアップ方法