JPH0830364B2 - 摩擦ボルト接合部の接合補助部材 - Google Patents
摩擦ボルト接合部の接合補助部材Info
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- JPH0830364B2 JPH0830364B2 JP4257535A JP25753592A JPH0830364B2 JP H0830364 B2 JPH0830364 B2 JP H0830364B2 JP 4257535 A JP4257535 A JP 4257535A JP 25753592 A JP25753592 A JP 25753592A JP H0830364 B2 JPH0830364 B2 JP H0830364B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨構造材の摩擦ボル
ト接合部に用いられる接合補助部材に関する。
ト接合部に用いられる接合補助部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】摩擦ボルト接合（高力ボルト接合）は、
高力ボルト（高張力ボルト）を使用した鉄骨構造材の接
合方法で、ボルトに軸力を導入して接合部材同士を強力
に締め付け、部材間に作用する摩擦抵抗によって応力を
伝達するものである。
高力ボルト（高張力ボルト）を使用した鉄骨構造材の接
合方法で、ボルトに軸力を導入して接合部材同士を強力
に締め付け、部材間に作用する摩擦抵抗によって応力を
伝達するものである。
【０００３】従来、摩擦ボルト接合部の母材と添板の接
合面の摩擦係数を増大するため、母材と添板の接合面に
十分な赤錆を発生させたり、あるいは、ショットプラス
ト処理を施して目荒しすることにより、所定の滑り係数
（μ＝０．４５）を得ることが行われている。
合面の摩擦係数を増大するため、母材と添板の接合面に
十分な赤錆を発生させたり、あるいは、ショットプラス
ト処理を施して目荒しすることにより、所定の滑り係数
（μ＝０．４５）を得ることが行われている。
【０００４】前者の赤錆を発生させる方法は、鋼板表面
の黒皮をグラインダー研摩機等により除去し、研摩面を
２週間程度空気中に放置して赤錆を発生させる方法であ
り、後者のショットブラスト処理は、鋼板の表面をショ
ットブラストで粗く適当な凹凸状態を形成する方法であ
る。
の黒皮をグラインダー研摩機等により除去し、研摩面を
２週間程度空気中に放置して赤錆を発生させる方法であ
り、後者のショットブラスト処理は、鋼板の表面をショ
ットブラストで粗く適当な凹凸状態を形成する方法であ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の摩擦ボルト接合部は、滑らないこと（μ＝１．０）
が望ましいにもかかわらず、錆発生等によって所定の滑
り係数を得るようにしているものの、接合面の滑り係数
にバラツキがあり、摩擦ボルト接合に対する十分な抵抗
力（滑り耐力）が管理しにくい。又、摩擦を得るため
に、赤錆を発生させる方法及びショットブラスト処理を
施す方法のいずれも、鉄骨加工工場で行われるが、部材
を移動させるためのクレーンやその他グラインダー研摩
機、ショットブラスト機械が必要となり、大変な手間が
必要となる。特に、錆発生は、所定の錆の発生に日時
と、かつ放置のための置場が必要となる等、鉄骨加工の
ネックとなっている。
来の摩擦ボルト接合部は、滑らないこと（μ＝１．０）
が望ましいにもかかわらず、錆発生等によって所定の滑
り係数を得るようにしているものの、接合面の滑り係数
にバラツキがあり、摩擦ボルト接合に対する十分な抵抗
力（滑り耐力）が管理しにくい。又、摩擦を得るため
に、赤錆を発生させる方法及びショットブラスト処理を
施す方法のいずれも、鉄骨加工工場で行われるが、部材
を移動させるためのクレーンやその他グラインダー研摩
機、ショットブラスト機械が必要となり、大変な手間が
必要となる。特に、錆発生は、所定の錆の発生に日時
と、かつ放置のための置場が必要となる等、鉄骨加工の
ネックとなっている。
【０００６】そこで、本発明は、人工的（定常的）に所
要の滑り耐力が得られると共に、接合面の摩擦を得るた
めの鉄骨加工工場で錆発生等の加工工程を不要とする摩
擦ボルト接合部の接合補助部材の提供を目的とする。
要の滑り耐力が得られると共に、接合面の摩擦を得るた
めの鉄骨加工工場で錆発生等の加工工程を不要とする摩
擦ボルト接合部の接合補助部材の提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第１の摩擦ボルト接合部の接合補助部材
は、摩擦ボルト接合部における母材と添板の間に介装す
る接合補助部材であって、母材や添板より強度及び硬度
に同等以上の優れた材料、例えばステンレス又はセラミ
ック，超硬，サーメットなどからなり、中心部にボルト
孔を有し、かつ１本の高力ボルトの締付力の影響の及ぶ
範囲の最大の大きさを有する板状体の両面にボルト孔を
囲む刃条突起をほぼ全面に亘って形成してなるものであ
る。本発明の第２の摩擦ボルト接合部の接合補助部材
は、摩擦ボルト接合部における母材と添板の間に介装す
る接合補助部材であって、母材や添板より強度及び硬度
に同等以上の優れた材料、例えばステンレス又はセラミ
ック，超硬，サーメットなどからなり、中心部にボルト
孔を有し、かつ１本の高力ボルトの締付力の影響の及ぶ
範囲の最大の大きさを有する板状体の両面に直線状をな
す複数条の平行な刃状突起をほぼ全面に亘って形成して
なるものである。
め、本発明の第１の摩擦ボルト接合部の接合補助部材
は、摩擦ボルト接合部における母材と添板の間に介装す
る接合補助部材であって、母材や添板より強度及び硬度
に同等以上の優れた材料、例えばステンレス又はセラミ
ック，超硬，サーメットなどからなり、中心部にボルト
孔を有し、かつ１本の高力ボルトの締付力の影響の及ぶ
範囲の最大の大きさを有する板状体の両面にボルト孔を
囲む刃条突起をほぼ全面に亘って形成してなるものであ
る。本発明の第２の摩擦ボルト接合部の接合補助部材
は、摩擦ボルト接合部における母材と添板の間に介装す
る接合補助部材であって、母材や添板より強度及び硬度
に同等以上の優れた材料、例えばステンレス又はセラミ
ック，超硬，サーメットなどからなり、中心部にボルト
孔を有し、かつ１本の高力ボルトの締付力の影響の及ぶ
範囲の最大の大きさを有する板状体の両面に直線状をな
す複数条の平行な刃状突起をほぼ全面に亘って形成して
なるものである。
【０００８】
【作用】上記第１の手段においては、高力ボルト１本毎
に使用されると共に、高力ボルトによる母材と添板の締
め付けによって、刃状突起が母材と添板に均一かつ確実
に食込み、全方向の滑り耐力が得られる。第２の手段に
おいては、高力ボルト１本毎に使用されると共に、高力
ボルトによる母材と添板の締め付けによって、刃状突起
が母材と添板に均一かつ確実に食込み、一方向の滑り耐
力が得られる。
に使用されると共に、高力ボルトによる母材と添板の締
め付けによって、刃状突起が母材と添板に均一かつ確実
に食込み、全方向の滑り耐力が得られる。第２の手段に
おいては、高力ボルト１本毎に使用されると共に、高力
ボルトによる母材と添板の締め付けによって、刃状突起
が母材と添板に均一かつ確実に食込み、一方向の滑り耐
力が得られる。
【０００９】板状体としては、母材等として通常用いら
れる鋼材（例えばＳＳ４１）より強度及び硬度に同等以
上の優れた材料、例えばステンレス又はセラミック，超
硬，サーメットなどが用いられる。
れる鋼材（例えばＳＳ４１）より強度及び硬度に同等以
上の優れた材料、例えばステンレス又はセラミック，超
硬，サーメットなどが用いられる。
【００１０】板状体は、突起を含む厚さが１〜１０ｍｍ
前後の範囲で厚さの異なる数種類を揃えることが好まし
く、このようにすることにより厚さの異なる母材を接合
する際に、板厚調節機能を持たせることができる。
前後の範囲で厚さの異なる数種類を揃えることが好まし
く、このようにすることにより厚さの異なる母材を接合
する際に、板厚調節機能を持たせることができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図１，図２は本発明の一実施例の摩擦ボルト接合部
の接合補助部材の平面図，半断面側面図である。
る。図１，図２は本発明の一実施例の摩擦ボルト接合部
の接合補助部材の平面図，半断面側面図である。
【００１２】この摩擦ボルト接合部の接合補助部材１
は、中心部にボルト孔２を有する円形の板状体３の両面
にボルト孔２を中心とする同心円状の刃状突起４を形成
して構成されている。
は、中心部にボルト孔２を有する円形の板状体３の両面
にボルト孔２を中心とする同心円状の刃状突起４を形成
して構成されている。
【００１３】接合補助部材１は、後述する母材や添板よ
り強度及び硬度に同等以上に優れた材料、例えばステン
レス又はセラミック，超硬，サーメットなどからなり、
１本の高力ボルトの締付力の影響の及ぶ範囲の最大の大
きさ、例えば高力ボルト径１６〜３０ｍｍ、添板の板厚
１２ｍｍの場合、外径４０〜９０ｍｍ前後の大きさを有
し、かつ突起４を含む厚さが１〜１０ｍｍ前後の範囲で
異なる数種類が揃えられている。
り強度及び硬度に同等以上に優れた材料、例えばステン
レス又はセラミック，超硬，サーメットなどからなり、
１本の高力ボルトの締付力の影響の及ぶ範囲の最大の大
きさ、例えば高力ボルト径１６〜３０ｍｍ、添板の板厚
１２ｍｍの場合、外径４０〜９０ｍｍ前後の大きさを有
し、かつ突起４を含む厚さが１〜１０ｍｍ前後の範囲で
異なる数種類が揃えられている。
【００１４】上記構成の接合補助部材１は、図３に示す
ように、ＳＳ４１等の構造材からなり直線状に突き合わ
された鉄骨等の母材５の端部と、同様の構造材からな
り、両母材５の端部間に跨がって両側に配置された添板
６との間に介装され、そのボルト孔２及び各添板６及び
母材５を挿通した高力ボルト７の１本毎の締め付けによ
って、全ての刃状突起４が母材５及び添板６の表面に均
一かつ確実に食込み、全方向の滑り耐力が得られるの
で、母材５と添板６の滑りを防止して両者の滑り耐力を
良好にし、もって高力ボルト７による摩擦ボルト接合部
の接合強度を高めるものである。
ように、ＳＳ４１等の構造材からなり直線状に突き合わ
された鉄骨等の母材５の端部と、同様の構造材からな
り、両母材５の端部間に跨がって両側に配置された添板
６との間に介装され、そのボルト孔２及び各添板６及び
母材５を挿通した高力ボルト７の１本毎の締め付けによ
って、全ての刃状突起４が母材５及び添板６の表面に均
一かつ確実に食込み、全方向の滑り耐力が得られるの
で、母材５と添板６の滑りを防止して両者の滑り耐力を
良好にし、もって高力ボルト７による摩擦ボルト接合部
の接合強度を高めるものである。
【００１５】なお、接合補助部材１は、図１，図２に示
すものに限定されるものではなく、例えば図４，図５に
示す接合補助部材８のように、中心部にボルト孔９を設
けた板状体１０の両面にボルト孔９を中心とする螺旋状
の刃状突起１１を形成したり、又は図６，図７に示す接
合補助部材１２のように、中心部にボルト孔１３を設け
た板状体１４の両面に、ボルト孔１３を中心とする放射
状の刃状突起１５を形成したりしてもよく、あるいは図
８，図９に示す接合補助部材１６のように、中心部にボ
ルト孔１７を設けた板状体１８の両面に、径方向の直線
状をなす複数条の平行な刃状突起１９を形成してもよ
い。この刃状突起１９の場合は、前述の刃状突起４，１
１，１５が全方向の滑り耐力を生じるのに対し、その延
在方向と直交する一方向の滑り耐力を生じる、ここで板
状体３，１０，１４，１８の形状、刃状突起４，１１，
１５，１９の大きさ、数等を適宜に変更してもよく、又
刃状突起４，１１，１５，１９の所要箇所を切断したも
のでもよい。
すものに限定されるものではなく、例えば図４，図５に
示す接合補助部材８のように、中心部にボルト孔９を設
けた板状体１０の両面にボルト孔９を中心とする螺旋状
の刃状突起１１を形成したり、又は図６，図７に示す接
合補助部材１２のように、中心部にボルト孔１３を設け
た板状体１４の両面に、ボルト孔１３を中心とする放射
状の刃状突起１５を形成したりしてもよく、あるいは図
８，図９に示す接合補助部材１６のように、中心部にボ
ルト孔１７を設けた板状体１８の両面に、径方向の直線
状をなす複数条の平行な刃状突起１９を形成してもよ
い。この刃状突起１９の場合は、前述の刃状突起４，１
１，１５が全方向の滑り耐力を生じるのに対し、その延
在方向と直交する一方向の滑り耐力を生じる、ここで板
状体３，１０，１４，１８の形状、刃状突起４，１１，
１５，１９の大きさ、数等を適宜に変更してもよく、又
刃状突起４，１１，１５，１９の所要箇所を切断したも
のでもよい。
【００１６】又、接合補助部材１，８，１２，１６の刃
状突起４，１１，１５，１９は、両面を同一に形成する
場合に限らず、片面ずつ刃状突起４，１１，１５，１９
の配置等を必要に合わせて変えることもできる。
状突起４，１１，１５，１９は、両面を同一に形成する
場合に限らず、片面ずつ刃状突起４，１１，１５，１９
の配置等を必要に合わせて変えることもできる。
【００１７】更に、接合補助部材１，８，１２，１６に
は、磁気又は接着剤等で接着性を持たせることも好まし
く、このようにすることにより作業性を良好にすること
ができる。
は、磁気又は接着剤等で接着性を持たせることも好まし
く、このようにすることにより作業性を良好にすること
ができる。
【００１８】更に又、接合補助部材１，８，１２，１６
には、発錆処理又は防錆処理を施しておくことが好まし
く、このようにしておくことにより摩擦ボルト接合部に
おける接合強度を高めたり又は発錆を防止できる。
には、発錆処理又は防錆処理を施しておくことが好まし
く、このようにしておくことにより摩擦ボルト接合部に
おける接合強度を高めたり又は発錆を防止できる。
【００１９】又、接合補助部材１，８，１２，１６が介
装される母材５及び添板６の表面は黒皮や防錆塗料等の
状態でもよい。
装される母材５及び添板６の表面は黒皮や防錆塗料等の
状態でもよい。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の摩擦ボル
ト接合部の接合補助部材によれば、高力ボルトによる母
材と添板の締め付けによって、刃状突起が母材と添板に
均一かつ確実に食込み、全方向又は一方向の滑り耐力が
得られるので、高力ボルトの締付力を効率よく活用で
き、かつ従来のように滑り係数にバラツキが生じるよう
なことはなく、人工的に所要の滑り耐力を得ることがで
きると共に、摩擦を得るために鉄骨加工工場で錆発生等
の加工を施す必要がなく、摩擦ボルト接合による現場接
合を容易かつ確実に行うことができる。 又、高力ボルト
１本毎に使用されるので、ボルト配列を任意に設定する
ことができると共に、高力ボルト締付時の母材及び添板
とのなじみを良好とすることができ、かつ母材及び添板
の反りやねじれにより両者の間隔にばらつきがあったと
しても効果的に吸収することができ、加えて接合補助部
材が軽量かつ小型で持ち運びが便利となる。更に、接合
補助部材の厚さを異ならせることにより、板厚の異なる
母材を添板を用いて突き合わせて接合する場合、その接
合を容易に行うことができる。
ト接合部の接合補助部材によれば、高力ボルトによる母
材と添板の締め付けによって、刃状突起が母材と添板に
均一かつ確実に食込み、全方向又は一方向の滑り耐力が
得られるので、高力ボルトの締付力を効率よく活用で
き、かつ従来のように滑り係数にバラツキが生じるよう
なことはなく、人工的に所要の滑り耐力を得ることがで
きると共に、摩擦を得るために鉄骨加工工場で錆発生等
の加工を施す必要がなく、摩擦ボルト接合による現場接
合を容易かつ確実に行うことができる。 又、高力ボルト
１本毎に使用されるので、ボルト配列を任意に設定する
ことができると共に、高力ボルト締付時の母材及び添板
とのなじみを良好とすることができ、かつ母材及び添板
の反りやねじれにより両者の間隔にばらつきがあったと
しても効果的に吸収することができ、加えて接合補助部
材が軽量かつ小型で持ち運びが便利となる。更に、接合
補助部材の厚さを異ならせることにより、板厚の異なる
母材を添板を用いて突き合わせて接合する場合、その接
合を容易に行うことができる。
【図１】本発明の一実施例の摩擦ボルト接合部の接合補
助部材の平面図である。
助部材の平面図である。
【図２】本発明の一実施例の摩擦ボルト接合部の接合補
助部材の半断面側面図である。
助部材の半断面側面図である。
【図３】本発明の一実施例の接合補助部材を用いて接合
した摩擦ボルト接合部の断面図である。
した摩擦ボルト接合部の断面図である。
【図４】本発明の他の実施例の摩擦ボルト接合部の接合
補助部材の平面図である。
補助部材の平面図である。
【図５】本発明の他の実施例の摩擦ボルト接合部の接合
補助部材の半断面側面図である。
補助部材の半断面側面図である。
【図６】本発明の更に他の実施例の摩擦ボルト接合部の
接合補助部材の平面図である。
接合補助部材の平面図である。
【図７】本発明の更に他の実施例の摩擦ボルト接合部の
接合補助部材の半断面側面図である。
接合補助部材の半断面側面図である。
【図８】本発明の更に又他の実施例の摩擦ボルト接合部
の接合補助部材の平面図である。
の接合補助部材の平面図である。
【図９】本発明の更に又他の実施例の摩擦ボルト接合部
の接合補助部材の半断面側面図である。
の接合補助部材の半断面側面図である。
１ 接合補助部材 ２ ボルト孔 ３ 板状体 ４ 刃状突起 ８ 接合補助部材 ９ ボルト孔 １０ 板状体 １１ 刃状突起 １２ 接合補助部材 １３ ボルト孔 １４ 板状体 １５ 刃状突起 １６ 接合補助部材 １７ ボルト孔 １８ 板状体 １９ 刃状突起
Claims (2)
- 【請求項１】 摩擦ボルト接合部における母材と添板の
間に介装する接合補助部材であって、母材や添板より強
度及び硬度に同等以上の優れた材料、例えばステンレス
又はセラミック，超硬，サーメットなどからなり、中心
部にボルト孔を有し、かつ１本の高力ボルトの締付力の
影響の及ぶ範囲の最大の大きさを有する板状体の両面に
ボルト孔を囲む刃状突起をほぼ全面に亘って形成してな
る摩擦ボルト接合部の接合補助部材。 - 【請求項２】 摩擦ボルト接合部における母材と添板の
間に介装する接合補助部材であって、母材や添板より強
度及び硬度に同等以上の優れた材料、例えばステンレス
又はセラミック，超硬，サーメットなどからなり、中心
部にボルト孔を有し、かつ１本の高力ボルトの締付力の
影響を及ぶ範囲の最大の大きさを有する板状体の両面に
直線状をなす複数条の平行な刃条突起をほぼ全面に亘っ
て形成してなる摩擦ボルト接合部の接合補助部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4257535A JPH0830364B2 (ja) | 1992-05-01 | 1992-08-04 | 摩擦ボルト接合部の接合補助部材 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-137591 | 1992-05-01 | ||
| JP13759192 | 1992-05-01 | ||
| JP4257535A JPH0830364B2 (ja) | 1992-05-01 | 1992-08-04 | 摩擦ボルト接合部の接合補助部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649913A JPH0649913A (ja) | 1994-02-22 |
| JPH0830364B2 true JPH0830364B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=26470847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4257535A Expired - Fee Related JPH0830364B2 (ja) | 1992-05-01 | 1992-08-04 | 摩擦ボルト接合部の接合補助部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0830364B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002357012A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-13 | Masamichi Hayashi | 弾性体を用いたダンパー装置 |
| JP4721346B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2011-07-13 | 岡部株式会社 | 母材間連結構造及びその母材間連結構造用の添板 |
| JP4721345B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2011-07-13 | 岡部株式会社 | 母材間連結構造及びその母材間連結構造用の添板 |
| JP4657101B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2011-03-23 | 岡部株式会社 | 母材間連結構造及びその母材間連結構造用の接合用補助部材 |
| JP6196122B2 (ja) * | 2013-10-18 | 2017-09-13 | 株式会社コンステック | 継手構造 |
| JP2017015158A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | 大和ハウス工業株式会社 | 摩擦接合構造 |
| JP7304684B2 (ja) * | 2018-08-08 | 2023-07-07 | ナブテスコ株式会社 | 締結機構、締結物品および産業機械 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0144202Y2 (ja) * | 1985-07-18 | 1989-12-21 | ||
| JPH0469503U (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-19 |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP4257535A patent/JPH0830364B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0649913A (ja) | 1994-02-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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