JPH08302256A - インク、これを用いたインクジェット記録方法及び記録装置 - Google Patents

インク、これを用いたインクジェット記録方法及び記録装置

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JPH08302256A
JPH08302256A JP12566895A JP12566895A JPH08302256A JP H08302256 A JPH08302256 A JP H08302256A JP 12566895 A JP12566895 A JP 12566895A JP 12566895 A JP12566895 A JP 12566895A JP H08302256 A JPH08302256 A JP H08302256A
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ink
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JP12566895A
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English (en)
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Eriko Saitou
絵里子 斉藤
Satoshi Nagashima
聡 永嶋
Kumiko Mafune
久実子 真船
Shinichi Hakamata
慎一 袴田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発一性に優れ、普通紙に対する耐水性が良好
で、長期保存にも安定なインク、これを用いたインクジ
ェット記録方法及び記録装置を提供する。 【構成】 (A)色剤、(B)消泡剤、(C)第2級ア
ミン、第2級アミンの誘導体、第3級アミン、第3級ア
ミンの誘導体およびそれらの複合化合物から選ばれる少
なくとも1種の化合物であって、且つ該化合物がアルキ
ル基、カルボキシル基、カルボキシル基の塩、スルホン
基、スルホン基の塩からなる群から選ばれる少なくとも
1種の基を有する化合物、及び(D)それらを溶解又は
分散する液媒体を含有するインク、これを用いたインク
ジェット記録方法及び記録装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク、これを用いた
インクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機
器、記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からインクジェット用インクには実
に様々な組成のものが報告されている。特に、今日では
普通紙に対するインクの耐水性が求められており、例え
ば、特開平2−296878号公報には、水性インク組
成物にポリアミンを含有させることにより印字記録物の
耐水性を向上させることが提案されている。
【0003】また、特開平3−91577号公報には、
カルボキシル基を有し、かつそのカルボキシル基をアン
モニウム塩または揮発性の置換アンモニウム塩にした染
料を用いることにより耐水性を向上させる方法が提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
特開平2−296878号公報に開示されているような
インクにおいては、耐水性を向上させるメカニズムが親
水基部に対する増塩によるところが大きい為、耐目詰ま
り性、インクの安定性およびインク中での染料の溶解性
が問題となる。このようなインクにおいては、例えば、
インクの安定性やインク中での溶解性を向上させる目的
で、インク中に溶解安定剤を含有させることがなされて
いるが、この場合には溶解安定剤を多量に入れなければ
ならない為、かかるインクを使用して形成された印字記
録物の画像品位や定着性が低下する。特に、インクジェ
ット記録においては、普通紙等の被記録材に対する自然
浸透及び蒸発によるところが大きい為、インク中に多量
に溶解安定剤を含有させることは好ましくない。
【0005】他方、後者の特開平3−91577号公報
に開示されているようなインクにおいては、カルボキシ
ル基をアンモニウム塩または揮発性の置換アンモニウム
塩にした染料を用いているために、インクの初期におけ
る溶解安定性は良好でもあるものの、アンモニアまたは
置換アンモニアが経時的に揮発するため、次第に染料の
溶解安定性や耐目詰まり性が悪くなり、また紙種による
耐水性のレベルのバラツキも問題となる。
【0006】そこで、特開平6−128515号公報に
は、第2級アミン、第2級アミンの誘導体、第3級アミ
ン、第3級アミンの誘導体およびそれぞれの複合化合物
から選ばれる少なくとも1種の化合物であって、且つ該
化合物がアルキル基、カルボキシル基、カルボキシル基
の塩、スルホン基、スルホン基の塩からなる群から選ば
れる少なくとも1種の基を有する化合物を添加したイン
クを用いることにより、酸性紙、及び中性紙等の普通紙
に対する耐水性を向上することが提案されている。
【0007】確かに、このインクを用いると、長期保存
に対しても問題なく、耐水性もかなり向上する一方、様
々な厳しい環境下においては(特に、インクの粘度が上
昇してしまうような環境下においては)、発一性(印字
中、あるノズルからインク滴を吐出させた後、そのノズ
ルから一定時間(例えば1分間程度)インク吐出を行う
ことがなかった場合に、そのノズルから次の1滴目のイ
ンクを吐出させると、安定した吐出を行えず、印字が乱
れてしまうといった不都合をおこすことがある。以下、
この現象を発一性と呼ぶ。)が若干低下するという問題
があった。
【0008】本発明は、この様な従来技術に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、インクジェ
ット記録装置において、発一性に優れ、酸性紙や中性紙
等のいわゆる普通紙に対する耐水性も良好で、長期保存
に対してもなんら問題のないインク、これを用いたイン
クジェット記録方法及びかかるインクを用いた記録装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の本発
明によって達成される。即ち、本発明は、(A)色剤、
(B)消泡剤、(C)第2級アミン、第2級アミンの誘
導体、第3級アミン、第3級アミンの誘導体およびそれ
ぞれの複合化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物
であって、且つ該化合物がアルキル基、カルボキシル
基、カルボキシル基の塩、スルホン基、スルホン基の塩
からなる群から選ばれる少なくとも1種の基を有する化
合物、および(D)それらを溶解又は分散する液媒体を
含有することを特徴とするインクである。
【0010】また、本発明は、インク滴を記録信号に応
じてオリフィスから吐出させて被記録材に記録を行うイ
ンクジェット記録方法において、前記インクが上記のイ
ンクであることを特徴とするインクジェット記録方法で
ある。
【0011】さらに、本発明は、インクを収容したイン
ク収容部、該インクをインク滴として吐出させる為のヘ
ッド部を備えた記録ユニットにおいて、前記インクが上
記のインクであることを特徴とする記録ユニットであ
る。
【0012】また、本発明は、インクを収容したインク
収容部を備えたインクカートリッジにおいて、前記イン
クが上記のインクであることを特徴とするインクカート
リッジである。
【0013】また、本発明は、インクを収容したインク
収容部と、該インクをインク滴として吐出させる為のヘ
ッド部を有する記録ユニットを備えたインクジェット記
録装置において、前記インクが上記のインクであること
を特徴とするインクジェット記録装置である。
【0014】また、本発明は、インク滴を吐出する為の
記録ヘッド、インクを収容したインク収容部を有するイ
ンクカートリッジ及び該インクカートリッジから記録ヘ
ッドにインクを供給する為のインク供給部を備えたイン
クジェット記録装置において、前記インクが上記のイン
クであることを特徴とするインクジェット記録装置であ
る。
【0015】以下、本発明を詳細に説明する。本発明者
等は、インクの発一性の向上の為、様々なインク組成に
ついて鋭意検討を行った結果、色剤と、色剤を溶解また
は分散する液媒体において、少なくとも消泡剤と第2級
アミン、第2級アミンの誘導体、第3級アミン、第3級
アミンの誘導体およびそれぞれの複合化合物から選ばれ
る少なくとも1種の化合物であって、且つ該化合物がア
ルキル基、カルボキシル基、カルボキシル基の塩、スル
ホン基、スルホン基の塩からなる群から選ばれる少なく
とも1種の基を有する化合物を含有させると、発一性に
優れ、耐水性も十分満足できうるもので、長期保存に対
しても良好なインクが得られることを見いだした。
【0016】インクジェットプリンタは様々な環境下で
使用される可能性がある。特に低温低湿度におけるイン
クの発一性は厳しくなる傾向にあるが、理由は定かでは
ないが、消泡剤をインク中に含有させると、発一性が非
常に良好になることを見いだした。推測の域ではある
が、消泡剤の膜がインク表面を覆うことにより、インク
の蒸発が抑えられ、発一性が向上するものと思われる。
【0017】次に、本発明の好ましい実施態様を挙げて
更に詳しく説明する。本発明のインクは、(A)色剤、
(B)消泡剤、(C)第2級アミン、第2級アミンの誘
導体、第3級アミン、第3級アミンの誘導体およびそれ
ぞれの複合化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物
であって、且つ該化合物がアルキル基、カルボキシル
基、カルボキシル基の塩、スルホン基、スルホン基の塩
からなる群から選ばれる少なくとも1種の基を有する化
合物、および(D)それらを溶解又は分散する液媒体を
含有することを特徴とする。
【0018】より好ましくは、(C)第2級アミン、第
2級アミンの誘導体、第3級アミン、第3級アミンの誘
導体およびそれぞれの複合化合物から選ばれる少なくと
も1種の化合物であって、且つ該化合物がアルキル基、
カルボキシル基、カルボキシル基の塩、スルホン基、ス
ルホン基の塩からなる群から選ばれる少なくとも1種の
基を有する化合物が下記の一般式(I)で示されるイン
クである。
【0019】
【化2】
【0020】(式中、R1 は炭素原子数1〜48のアル
キル基又は水素原子を表し、R2 は(CH2a −X1
又は水素原子を表し、aは1〜4の整数である。R3
は、(CH2b −X2 、R4 −Y又は水素原子を表
し、bは1〜4の整数を表す。R4は炭素原子数1〜4
8のアルキル基又は水素原子を表す。Zは(NR5q
2qc (NHCn2nd を表し、q及びnは2〜4
の整数、c+dは0〜50の整数を表す。Yは(NR6
m2me (NHCp2pf を表し、m及びpは2
〜4の整数、e+fは0〜50の整数を表す。R5
(CH2g −X3 を表し、gは1〜4の整数を表す。
6 は(CH2h −X4 を表し、hは1〜4の整数を
表す。X1 、X2 、X3 及びX4 は夫々、カルボキシル
基、カルボキシル基の塩、スルホン基、スルホン基の塩
又は水素原子からなる群から選ばれる。又、一般式
(I)の化合物は、カルボキシル基、カルボキシル基の
塩、スルホン基及びスルホン基の塩からなる群から選ば
れるものを少なくとも1つ以上有する。)
【0021】又、一般式(I)の化合物において、イン
ク性能の安定性等を考えると、特にX1 、X2 、X3
びX4 が、夫々、カルボキシル基の塩、スルホン基の塩
又は水素原子からなる群から選ばれることが好ましい。
【0022】この理由は、X1 、X2 、X3 及びX4
が、夫々、カルボキシル基の塩、スルホン基の塩又は水
素原子から選ばれると、一般式(I)の化合物が、環状
化合物を形成してインクの性能や信頼性を低下させ易く
なることを防止できる為である。
【0023】また、前記一般式(I)で示される化合物
の式中、R1 及びR4 が夫々炭素原子数1〜32のアル
キル基、c+d及びe+fが夫々0〜16の整数、a、
b、g及びhが夫々1〜2の整数であることが好まし
い。
【0024】以下に、一般式(I)に含まれる好ましい
化合物を列挙するが、本発明はこれらの化合物に限定さ
れるものではなく、又、これらの化合物は2種以上を同
時に使用することも出来る。
【0025】
【化3】
【0026】
【化4】
【0027】
【化5】
【0028】
【化6】
【0029】また、インク中における上記化合物の含有
量は0.01〜20重量%の範囲であり、含有量が0.
01重量%未満であると印字の充分な耐水性が得られ
ず、20重量%を越えると低温などのある厳しい条件下
における長期保存安定性を考慮すると好ましくない。ま
た、より好ましくは含有量が0.1〜10重量%であ
る。
【0030】また、本発明に使用される消泡剤として
は、油脂系、脂肪酸系、脂肪酸エステル系、アルコール
系、エーテル系、りん酸エステル系、アミン系、アミド
系、金属石けん系、硫酸エステル系、シリコン系などが
挙げられる。これらは単独で、または2種以上で使用す
ることができる。
【0031】この中で好ましいのは、シロキサン結合を
有する消泡剤である。シロキサン結合を有する消泡剤
は、他の種類の消泡剤より発一性の向上の効果が顕著で
あるからである。
【0032】以下に消泡剤の具体例をあげるが、本発明
はこれらに限定されるものではない。CA−123,C
A−220,CA−330,CB−442,CC−11
8,CC−218,CC−222,CC−438,CD
−432,CE−120R,CE−457,CK−14
0(ニッサンディスホーム/日本油脂化学社製)
【0033】X−22−161AS,X−22−161
A,X−22−161B,KF−8012,KF−39
3,KF−859,KF−860,KF−861,KF
−867,KF−869,KF−880,KF−800
2,KF−8004,KF−8005,KF−858,
KF−864,KF−865,KF−868,KF−8
003,KF−105,X−22−163A,X−22
−163B,X−22−163C,KF−1001,K
F−101,X−22−169AS,X−22−169
B,KF−102,X−22−162B,X−22−1
62C,X−22−3701E,X−22−3710,
X−22−160AS,KF−6001,KF−600
2,KF−6003,X−22−4015,X−22−
164B,X−22−164C,X−22−2404,
X−22−167B,KF−2001,KF−200
2,X−22−170DX,X−22−173DX,X
−22−174DX,X−22−176DX,KF−8
57,KF−862,KF−8001,X−22−36
67,X−22−3939A,KF−351,KF−3
52,KF−353,KF−354,KF−355,K
F−615,KF−945,KF−618,KF−60
11,KF−6015,KF−6004,KF−41
0,KF−412,KF−413,KF−414,KF
−910,X−22−800,X−22−715,X−
22−904,KF−905,KF−700,KF−8
51,X−22−801B,KF−3935,X−22
−819,X−22−820,X−22−821,X−
22−822,FL100,KS604(信越化学社
製)
【0034】デヒドランA、同B、同C、同D、同E、
同F、同G、同K、同L、同130、同671、同97
5、同1019、同1208、同1227、同129
3、同1513、同1620、同1981、同240、
フォーマスター111、SNデフォーマー414、同4
85、同381、同5013、同470、ノプコ267
−A、同DF−122−NS(サンノプコ社製)、サー
フィノール104A、同104E、同104H、同6
1、同TG−E、同440、同465、同485(日信
化学社製)等が挙げられる。
【0035】インク中における消泡剤の添加量として
は、0.001〜5重量%が望ましく、0.001重量
%未満では発一性に十分な効果を示さないし、一方5重
量%を越えると染料の溶解度が低下したり、インク中で
の消泡剤の分散性が悪くなるなどの不都合が生じる。ま
た、好ましくは含有量が0.001〜3重量%であり、
より好ましくは0.01〜3重量%である。
【0036】本発明において使用される色剤は適宜選択
して用いることができるが、従来より知られている染料
や顔料の多くのものが有効である。
【0037】本発明において有効に使用される染料は、
前述したようなインクとしての信頼性を満足しうるもの
であり、一般的には例えば、直接染料、塩基性染料、酸
性染料、食用染料、建染め染料、可溶性建染め染料、分
散染料、油溶性染料、媒染染料の他、ヌレン染料、ナフ
トール染料、反応染料、クロム染料、アゾイック染料、
カチオン染料等の水溶性もしくは油溶性染料が挙げられ
る。これらの中で特に好ましいのは水溶性の直接染料、
塩基性染料あるいは酸性染料である。
【0038】インク中におけるこれらの色剤の含有量は
0.1〜15重量%の範囲、さらに好ましくは0.1〜
10重量%の範囲である。
【0039】尚、本発明のインクは上記成分の他に必要
に応じて水溶性有機溶剤、界面活性剤、pH調整剤、防
錆剤、防カビ剤、酸化防止剤、蒸発促進剤、キレート化
剤及び水溶性ポリマー等の添加剤を添加してもよい。
【0040】本発明に使用される上記の色剤、消泡剤と
一般式(I)で表される化合物を溶解または分散する液
媒体は、水と水溶性有機溶剤との混合物であることが好
ましい。具体的な水溶性有機溶剤の例としては、例え
ば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなど
のアミド類;アセトンなどのケトン類;テトラヒドラフ
ラン、ジオキサン等のエーテル類;ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレング
リコール類;エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、トリエチレングリコール、
1,2,6−ヘキサントリオール、チオジグリコール、
ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール等のアル
キレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコ
ール類;グリセリン;エチレングリコールモノメチル
(又はエチル)エーテル、ジエチレングリコールモノメ
チル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコール
モノメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコール
の低級アルキルエーテル類;N−メチル−2−ピロリド
ン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、スルホ
ラン、ジメチルサルフォオキサイド、2−ピロリドン、
ε−カプロラクタム等の環状アミド化合物及びスクシン
イミド等のイミド化合物等が挙げられる。
【0041】上記水溶性有機溶剤の含有量は、一般には
インクの全重量に対して、1〜40重量%が好ましく、
より好ましくは3〜30重量%の範囲である。
【0042】又、インク中の水の含有量は、30〜95
重量%の範囲で使用される。30重量%より少ないと色
剤の溶解性等が悪くなり、インクの粘度も高くなるため
好ましくない。一方、95重量%より多いと蒸発成分が
多すぎて、十分な固着特性を満足できない。
【0043】本発明にかかるインクは、一般の水性筆記
用具としても使用出来るが、熱エネルギーによるインク
の発泡現象によりインクを吐出させるタイプのインクジ
ェット記録方法に適用する場合に特に好適であり、吐出
が極めて安定となり、サテライトドットの発生等が生じ
ないという特徴がある。但し、この場合には、熱的な物
性値(例えば、比熱、熱膨張係数、熱伝導率等)を調整
する場合もある。
【0044】更に、本発明にかかるインクは普通紙等に
記録した場合の印字記録物のインクの耐水性の問題を解
決すると同時に、インクジェット用ヘッドに対するマッ
チングを良好にする面から、インク自体の物性として2
5℃における表面張力が30〜68dyne/cm、粘
度が15cP以下、好ましくは10cP以下、より好ま
しくは5cP以下に調整されることが望ましい。
【0045】本発明のインクを用いて記録を行なうのに
好適な方法及び装置としては、記録ヘッドの室内のイン
クに記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該熱エネ
ルギーにより液滴を発生させるインクジェット記録方法
及びインクジェット記録装置が挙げられる。
【0046】その装置の主要部であるヘッド構成例を図
1、図2及び図3に示す。ヘッド13はインクを通す溝
14を有するガラス、セラミック又はプラスチック板等
と、感熱記録に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘッ
ドが示されているが、これに限定されるものではない)
とを密着して得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン
等で形成される保護膜16、アルミニウム電極17−1
及び17−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層1
8、蓄熱層19、アルミナ等の放熱性の良い基板20よ
り成っている。
【0047】インク21は吐出オリフィス(微細孔)2
2迄来ており、不図示の圧力によりメニスカス23を形
成している。
【0048】今、電極17−1、17−2に電気信号が
加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に
発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生し、
その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が吐出
し、オリフィス22より記録小滴24となり、被記録材
25に向かって飛翔する。
【0049】図3には図1に示すヘッドを多数並べたマ
ルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッドはマルチ溝
26を有するガラス板27と、図1に説明したものと同
様な発熱ヘッド28を密着して製作される。
【0050】尚、図1は、インク流路に沿ったヘッド1
3の断面図であり、図2は図1のA−B線での切断面で
ある。図4に、かかるヘッドを組み込んだインクジェッ
ト記録装置の1例を示す。
【0051】図4において、61はワイピング部材とし
てのブレードであり、その一端はブレード保持部材によ
って保持されて固定端となり、カンチレバーの形態をな
す。ブレード61は記録ヘッドによる記録領域に隣接し
た位置に配設される。
【0052】又、本例の場合、記録ヘッドの移動経路中
に突出した形態で保持される。62はキャップであり、
ブレード61に隣接するホームポジションに配設され、
記録ヘッドの移動方向と垂直な方向に移動して吐出口面
と当接し、キャッピングを行う構成を具備する。更に6
3はブレード61に隣接して配設されるインク吸収体で
あり、ブレード61と同様、記録ヘッドの移動経路中に
突出した形態で保持される。上記ブレード61、キャッ
プ62、インク吸収体63によって吐出回復部64が構
成され、ブレード61及びインク吸収体63によってイ
ンク吐出口面の水分、塵埃等の除去が行われる。
【0053】65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐
出口を配した吐出口面に対向する被記録材にインクを吐
出して記録を行う記録ヘッドであり、66はこの記録ヘ
ッド65を搭載して記録ヘッド65の移動を行う為のキ
ャリッジである。キャリッジ66はガイド軸67と摺動
可能に係合し、キャリッジ66の一部はモータ68によ
って駆動されるベルト69と接続(不図示)している。
これによりキャリッジ66はガイド軸67に沿って移動
が可能となり、記録ヘッド65による記録領域及びその
隣接した領域の移動が可能となる。
【0054】51は被記録材を挿入する為の給紙部であ
り、52は不図示のモータにより駆動される紙送りロー
ラである。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面
と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行する
につれて排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙される。
【0055】上記の構成において、記録ヘッド65が記
録終了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部6
4のキャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避
しているが、ブレード61は移動経路中に突出してい
る。この結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピング
される。尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に
当接してキャッピングを行う場合、キャップ62は記録
ヘッドの移動経路中に突出する様に移動する。
【0056】記録ヘッド65がホームポジションから記
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は、上記したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても、記録ヘッド65の
吐出口面はワイピングされる。
【0057】上記の記録ヘッドのホームポジションへの
移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘ
ッドが記録の為に記録領域を移動する間に所定の間隔で
記録領域に隣接したホームポジションへ移動し、この移
動に伴って上記ワイピングが行われる。
【0058】図5は、ヘッドにインク供給部材、例え
ば、チューブを介して供給されるインクを収容したイン
クカートリッジの一例を示す図である。ここで40は供
給用インクを収容したインク収容部、例えば、インク袋
であり、その先端にはゴム製の栓42が設けられてい
る。この栓42に針(不図示)を挿入することにより、
インク袋40中のインクをヘッドに供給可能ならしめ
る。44は廃インクを受容する吸収体である。インク収
容部としては、インクとの接液面がポリオレフフィン、
特にポリエチレンで形成されているのが本発明にとって
好ましい。
【0059】本発明で使用されるインクジェット記録装
置としては、上記の如きヘッドとインクカートリッジと
が別体となったものに限らず、図6に示す如きそれらが
一体となったものにも好適に用いられる。
【0060】図6において、70は記録ユニットであっ
て、この中にはインクを収容したインク収容部、例え
ば、インク吸収体が収納されており、かかるインク吸収
体中のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部71
からインク滴として吐出される構成になっている。イン
ク吸収体の材料としては、ポリウレタン、セルロース又
はポリビニルアセテートを用いることが本発明にとって
好ましい。
【0061】72は、記録ユニット内部を大気に連通さ
せる為の大気連通口である。この記録ユニット70は、
図4で示す記録ヘッドに代えて用いられるものであっ
て、キャリッジ66に対し着脱自在になっている。
【0062】
【実施例】次に実施例および比較例を挙げて本発明をさ
らに具体的に説明する。尚、文中、部及び%とあるのは
特に断りのない限り重量基準である。
【0063】実施例1〜3 下記に示す各成分を混合し、十分攪拌して溶解後、ポア
サイズが0.45μmのフロロポアフィルターに(商品
名:住友電工(株)製)にて加圧濾過し、本実施例のイ
ンクを夫々調整した。又、夫々の化合物の塩成分でpH
を約9.5に調整した。
【0064】実施例1のインク組成 化合物28 1.5部 尿素 8部 エチレングリコール 7部 水 80.3部 C.I.ダイレクトブラック195 2.5部 水酸化カリウム 0.1部 ジエタノールアミン 0.5部 デヒドラン1513 0.1部
【0065】実施例2のインク組成 化合物26 2部 チオ尿素 5部 2−ピロドリン 10部 水 79.6部 C.I.フードブラック2 3部 酢酸リチウム 0.1部 KS604 0.3部
【0066】実施例3のインク 化合物12 1部 尿素 8部 チオジグリコール 7部 C.I.ダイレクトブルー199 3部 イソプロピルアルコール 0.5部 水 79.6部 トリエタノールアミン 0.5部 水酸化ナトリウム 0.1部 サーフィノール440 0.3部
【0067】比較例1 実施例1の組成から消泡剤を除き、純水におきかえて比
較例1のインクを調整した。
【0068】比較例2 実施例2の組成から消泡剤と化合物26を除き、純水に
おきかえて比較例2のインクを調整した。
【0069】比較例3 実施例3の組成から消泡剤を除き、純水におきかえて比
較例3のインクを調整した。
【0070】(評価方法および評価基準) (1)発一性の評価 温度5℃/湿度10RH%の恒温恒湿槽にインクジェッ
トプリンタを1時間以上放置し、その後あるノズルから
インク滴を吐出させ、1分間そのノズルを使用せず、次
にそのノズルからインク滴を吐出させた時の吐出安定性
の程度を目視にて下記基準で評価した。 ○;正常な印字が行える △;若干の文字の乱れはあるが、実際の使用上は問題の
ないレベルである ×;不吐出または印字の乱れがある
【0071】(2)耐水性の評価(A) プリンターに所定のインクを充填して、市販の酸性紙に
英数文字及びベタ部を印字した後、プリントを停止し、
印字物を1時間以上放置後、印字濃度をマクベスRD9
15(商品名:マクベス社製)にて測定を行う。その
後、印字物を水に満たした容器に3分間以上浸せきした
後、放置して自然乾燥させ再度印字濃度を測定し、印字
濃度の残存率を求め、耐水性の評価とした。
【0072】
【数1】
【0073】◎:印字濃度の残存率が90%以上 ○:印字濃度の残存率が80%以上〜89%以下 △:印字濃度の残存率が66%以上〜79%以下 ×:印字濃度の残存率が65%以下
【0074】(3)耐水性の評価(B) プリンターに所定のインクを充填して、市販の中性紙に
英数文字及びベタ部を印字した後、プリントを停止し、
印字物を1時間以上放置後、印字濃度をマクベスRD9
15(商品名:マクベス社製)にて測定を行う。その
後、印字物を水に満たした容器に3分間以上浸せきした
後、放置して自然乾燥させ再度印字濃度を測定し、印字
濃度の残存率を求め、耐水性の評価とした。
【0075】◎:印字濃度の残存率が90%以上 ○:印字濃度の残存率が80%以上〜89%以下 △:印字濃度の残存率が66%以上〜79%以下 ×:印字濃度の残存率が65%以下
【0076】(4)長期保存性の評価 夫々のインクを密栓された瓶容器に入れ、50℃の環境
下に3ケ月間放置し、そのインクを濾紙で濾過して、凝
集物の有無を目視で観察し、下記の基準で評価した。
【0077】○:凝集物がない。 △:凝集物が僅かに見られる。 ×:凝集物が多くある。
【0078】以上の評価結果を表1に示す。
【0079】
【表1】
【0080】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のインクによ
れば、発一性に優れ、酸性紙や中性紙等のいわゆる普通
紙に対する耐水性が良好で、長期保存にも安定でインク
ジェット記録システムに用いても何らの問題のない信頼
性の高い記録を行なうことができるインクが得られる。
【0081】また、本発明のインクジェット記録方法及
び記録装置によれば、上記のインクを用いて、発一性に
優れ、普通紙に記録した場合の耐水性に優れた高品位な
画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置のヘッド部の縦断面図
である。
【図2】インクジェット記録装置のヘッド部の横断面図
である。
【図3】図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外
観斜視図である。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図5】インクカートリッジの縦断面図である。
【図6】記録ユニットの斜視図である。
【符号の説明】
13 ヘッド 14 インク溝 15 発熱ヘッド 16 保護膜 17−1,17−2 アルミニウム電極 18 発熱抵抗体層 19 蓄熱層 20 基板 21 インク 22 吐出オリフィス(微細孔) 23 メニスカス 24 インク小滴 25 被記録材 26 マルチ溝 27 ガラス板 28 発熱ヘッド 40 インク収容部 42 栓 44 インク吸収体 45 インクカートリッジ 51 給紙部 52 紙送りローラ 53 排紙ローラ 61 ブレード 62 キャップ 63 インク吸収体 64 吐出回復部 65 記録ヘッド 66 キャリッジ 67 ガイド軸 68 モーター 69 ベルト 70 記録ユニット 71 ヘッド部 72 大気連通口 73 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 袴田 慎一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)色剤、(B)消泡剤、(C)第2
    級アミン、第2級アミンの誘導体、第3級アミン、第3
    級アミンの誘導体およびそれぞれの複合化合物から選ば
    れる少なくとも1種の化合物であって、且つ該化合物が
    アルキル基、カルボキシル基、カルボキシル基の塩、ス
    ルホン基、スルホン基の塩からなる群から選ばれる少な
    くとも1種の基を有する化合物、および(D)それらを
    溶解又は分散する液媒体を含有することを特徴とするイ
    ンク。
  2. 【請求項2】 前記(C)第2級アミン、第2級アミン
    の誘導体、第3級アミン、第3級アミンの誘導体および
    それぞれの複合化合物から選ばれる少なくとも1種の化
    合物であって、且つ該化合物がアルキル基、カルボキシ
    ル基、カルボキシル基の塩、スルホン基、スルホン基の
    塩からなる群から選ばれる少なくとも1種の基を有する
    化合物が下記一般式(I)で示される化合物である請求
    項1記載のインク。 【化1】 (式中、R1 は炭素原子数1〜48のアルキル基又は水
    素原子を表し、R2 は(CH2a −X1 又は水素原子
    を表し、aは1〜4の整数である。R3 は、(CH2
    b −X2 、R4 −Y又は水素原子を表し、bは1〜4の
    整数を表す。R4は炭素原子数1〜48のアルキル基又
    は水素原子を表す。Zは(NR5q2qc (NHC
    n2nd を表し、q及びnは2〜4の整数、c+dは
    0〜50の整数を表す。Yは(NR6m2me (N
    HCp2pf を表し、m及びpは2〜4の整数、e+
    fは0〜50の整数を表す。R5 は(CH2g −X3
    を表し、gは1〜4の整数を表す。R6 は(CH2h
    −X4 を表し、hは1〜4の整数を表す。X1 、X2
    3 及びX4 は夫々、カルボキシル基、カルボキシル基
    の塩、スルホン基、スルホン基の塩又は水素原子からな
    る群から選ばれる。又、一般式(I)の化合物は、カル
    ボキシル基、カルボキシル基の塩、スルホン基及びスル
    ホン基の塩からなる群から選ばれるものを少なくとも1
    つ以上有する。)
  3. 【請求項3】 前記一般式(I)で示される化合物の式
    中、X1 、X2 、X3 及びX4 が夫々カルボキシル基の
    塩、スルホン基の塩又は水素原子からなる群から選ばれ
    る請求項2記載のインク。
  4. 【請求項4】 前記一般式(I)で示される化合物の式
    中、R1 及びR4 が夫々炭素数1〜32のアルキル基、
    c+d及びe+fが夫々0〜16の整数、a、b、g及
    びhが夫々1〜2の整数である請求項2記載のインク。
  5. 【請求項5】 前記(B)消泡剤がシロキサン結合を有
    する請求項1記載のインク。
  6. 【請求項6】 インク滴を記録信号に応じてオリフィス
    から吐出させて被記録材に記録を行うインクジェット記
    録方法において、前記インクが請求項1に記載のインク
    であることを特徴とするインクジェット記録方法。
  7. 【請求項7】 インクに熱エネルギーを作用させてイン
    ク滴を吐出させる請求項6記載のインクジェット記録方
    法。
  8. 【請求項8】 インクを収容したインク収容部、該イン
    クをインク滴として吐出させる為のヘッド部を備えた記
    録ユニットにおいて、前記インクが請求項1に記載のイ
    ンクであることを特徴とする記録ユニット。
  9. 【請求項9】 ヘッド部が、インクに熱エネルギーを作
    用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項8記
    載の記録ユニット。
  10. 【請求項10】 インク収容部が、内部にインク吸収体
    を含有している請求項8記載の記録ユニット。
  11. 【請求項11】 インク収容部が、ポリウレタン、セル
    ロース又はポリビニルアセテートで形成されている請求
    項8または10記載の記録ユニット。
  12. 【請求項12】 インクを収容したインク収容部を備え
    たインクカートリッジにおいて、前記インクが請求項1
    に記載のインクであることを特徴とするインクカートリ
    ッジ。
  13. 【請求項13】 インク収容部がポリオレフィンで形成
    された接液面を有する請求項12記載のインクカートリ
    ッジ。
  14. 【請求項14】 インクを収容したインク収容部と、該
    インクをインク滴として吐出させる為のヘッド部を有す
    る記録ユニットを備えたインクジェット記録装置におい
    て、前記インクが請求項1に記載のインクであることを
    特徴とするインクジェット記録装置。
  15. 【請求項15】 ヘッド部が、インクに熱エネルギーを
    作用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項1
    4記載のインクジェット記録装置。
  16. 【請求項16】 インク収容部が、内部にインク吸収体
    を含有している請求項14記載のインクジェット記録装
    置。
  17. 【請求項17】 インク収容部が、ポリウレタン、セル
    ロース又はポリビニルアセテートで形成されている請求
    項14記載のインクジェット記録装置。
  18. 【請求項18】 インク滴を吐出する為の記録ヘッド、
    インクを収容したインク収容部を有するインクカートリ
    ッジ及び該インクカートリッジから記録ヘッドにインク
    を供給する為のインク供給部を備えたインクジェット記
    録装置において、前記インクが請求項1に記載のインク
    であることを特徴とするインクジェット記録装置。
  19. 【請求項19】 記録ヘッドが、インクに熱エネルギー
    を作用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項
    18記載のインクジェット記録装置。
  20. 【請求項20】 インク収容部がポリオレフィンで形成
    された接液面を有する請求項18記載のインクジェット
    記録装置。
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