JPH08301332A - 液体注出ポンプ - Google Patents
液体注出ポンプInfo
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- JPH08301332A JPH08301332A JP7138506A JP13850695A JPH08301332A JP H08301332 A JPH08301332 A JP H08301332A JP 7138506 A JP7138506 A JP 7138506A JP 13850695 A JP13850695 A JP 13850695A JP H08301332 A JPH08301332 A JP H08301332A
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- JP
- Japan
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- liquid
- cylinder
- fitting
- suction port
- container body
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/30—Dip tubes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/02—Membranes or pistons acting on the contents inside the container, e.g. follower pistons
- B05B11/026—Membranes separating the content remaining in the container from the atmospheric air to compensate underpressure inside the container
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 収納液の取り出しによる内部負圧化に伴って
収縮する収納液密閉用の液充填袋２を有する容器体３に
取り付けて使用されるポンプであって、液充填袋が収納
液のシリンダ内への吸い上げを邪魔することなく円滑且
つ確実な液の注出が行えるとともに、収納液の略全量を
注出することが出来る優れた液体注出ポンプを提案す
る。 【構成】 容器体３内に垂下させたシリンダ４の底壁14
中央に穿設した吸引口15周縁より下方へ嵌合筒部16を垂
設させ、該筒部内に特殊構成の異形パイプ６或いは特殊
構成の隙間保持体の上端を嵌着固定させて吸引口15の液
充填袋２による閉塞を防止させる如く構成した。
収縮する収納液密閉用の液充填袋２を有する容器体３に
取り付けて使用されるポンプであって、液充填袋が収納
液のシリンダ内への吸い上げを邪魔することなく円滑且
つ確実な液の注出が行えるとともに、収納液の略全量を
注出することが出来る優れた液体注出ポンプを提案す
る。 【構成】 容器体３内に垂下させたシリンダ４の底壁14
中央に穿設した吸引口15周縁より下方へ嵌合筒部16を垂
設させ、該筒部内に特殊構成の異形パイプ６或いは特殊
構成の隙間保持体の上端を嵌着固定させて吸引口15の液
充填袋２による閉塞を防止させる如く構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は液体注出ポンプに関し、
詳しくは、可撓性の液充填袋を内装した容器体に装着し
て使用する液体注出ポンプに関する。
詳しくは、可撓性の液充填袋を内装した容器体に装着し
て使用する液体注出ポンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、高粘度であったり、或いは嫌気
性の収納液を一定量で注出する液体注出ポンプとして、
可撓性の液充填袋が内装された容器体に取り付け使用さ
れるものがある。これらポンプは、容器体上部に垂下さ
せたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌合させた
環状ピストンを下部に有するとともに、上端部の押し下
げヘッドを容器体上方へ突出させて上方付勢状態で上下
動可能に設けた上下動部材とを備えている。
性の収納液を一定量で注出する液体注出ポンプとして、
可撓性の液充填袋が内装された容器体に取り付け使用さ
れるものがある。これらポンプは、容器体上部に垂下さ
せたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌合させた
環状ピストンを下部に有するとともに、上端部の押し下
げヘッドを容器体上方へ突出させて上方付勢状態で上下
動可能に設けた上下動部材とを備えている。
【０００３】また、上記シリンダの底壁には吸引口を穿
設し、この吸引口周囲の底壁裏面より垂設した嵌合筒部
に上端を嵌合した円筒状の吸い上げパイプを液充填袋内
下部に垂下させている。
設し、この吸引口周囲の底壁裏面より垂設した嵌合筒部
に上端を嵌合した円筒状の吸い上げパイプを液充填袋内
下部に垂下させている。
【０００４】そして、上記上下動部材を上下動させるこ
とにより容器体内の液を吸い上げパイプ下端開口より吸
引口を介してシリンダ内へ吸い上げ、また、シリンダ内
の液をヘッドの注出口より注出する如く構成している。
とにより容器体内の液を吸い上げパイプ下端開口より吸
引口を介してシリンダ内へ吸い上げ、また、シリンダ内
の液をヘッドの注出口より注出する如く構成している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のものに於いては、使い初めのときには問題ないが、
収納液が少なくなってくると液充填袋が吸い上げパイプ
等に密着し易くなり、吸い上げパイプ下端開口が塞がれ
て、収納液を吸引することができなくなる。このため、
ポンプが完全復帰することができなくなり、収納液が残
留するという問題があった。
来のものに於いては、使い初めのときには問題ないが、
収納液が少なくなってくると液充填袋が吸い上げパイプ
等に密着し易くなり、吸い上げパイプ下端開口が塞がれ
て、収納液を吸引することができなくなる。このため、
ポンプが完全復帰することができなくなり、収納液が残
留するという問題があった。
【０００６】また、液充填袋が吸い上げパイプ等に密着
することによって、液充填袋上部にある収納液が吸い上
げパイプ下端開口まで流下することを阻止し、併せて液
充填袋の底部が重点的にしぼむことによって収納液が上
部に溜まることとなる。このように収納液が液充填袋の
上部に残留しては不経済である。
することによって、液充填袋上部にある収納液が吸い上
げパイプ下端開口まで流下することを阻止し、併せて液
充填袋の底部が重点的にしぼむことによって収納液が上
部に溜まることとなる。このように収納液が液充填袋の
上部に残留しては不経済である。
【０００７】本発明はこのような従来の技術の欠点に鑑
みなされたもので、液充填袋が収納液のシリンダ内への
吸い上げの邪魔をすることがなく円滑且つ確実な液の注
出が行えるとともに、収納液の略全量を注出することが
出来、しかも生産性に優れた安価に製造できる液体注出
ポンプを提案するものである。
みなされたもので、液充填袋が収納液のシリンダ内への
吸い上げの邪魔をすることがなく円滑且つ確実な液の注
出が行えるとともに、収納液の略全量を注出することが
出来、しかも生産性に優れた安価に製造できる液体注出
ポンプを提案するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本請求項１発明のポンプ
は上記課題を解決するため、収納液の取り出しによる内
部負圧化に伴って収縮する収納液密閉用の液充填袋２を
有する容器体３に取り付けて使用されるポンプであっ
て、上記容器体内上部に垂下させたシリンダ４と、該シ
リンダ内に摺動可能に嵌合させた環状ピストン22を下部
に有するとともに、上端部の押し下げヘッド23を容器体
上方へ突出させて上方付勢状態で上下動可能に設けた上
下動部材５とを備え、該部材５の上下動により容器体内
の液をシリンダ４内へ吸い上げてヘッド23の注出口より
注出する如く構成した液体注出ポンプに於いて、上記シ
リンダの底壁14中央に穿設した吸引口15周縁より下方へ
嵌合筒部16を垂設させ、該筒部16内に上端部を嵌着固定
させて下端を上記液充填袋２内下部に垂下させるととも
に、筒壁外周上端より下端に至る突条29を周方向複数縦
設してなる異形パイプ６を設け、上記各突条29間に形成
される各凹溝30上端開口を上記吸引口15と連通させてな
ることを特徴とする液体注出ポンプとして構成した。
は上記課題を解決するため、収納液の取り出しによる内
部負圧化に伴って収縮する収納液密閉用の液充填袋２を
有する容器体３に取り付けて使用されるポンプであっ
て、上記容器体内上部に垂下させたシリンダ４と、該シ
リンダ内に摺動可能に嵌合させた環状ピストン22を下部
に有するとともに、上端部の押し下げヘッド23を容器体
上方へ突出させて上方付勢状態で上下動可能に設けた上
下動部材５とを備え、該部材５の上下動により容器体内
の液をシリンダ４内へ吸い上げてヘッド23の注出口より
注出する如く構成した液体注出ポンプに於いて、上記シ
リンダの底壁14中央に穿設した吸引口15周縁より下方へ
嵌合筒部16を垂設させ、該筒部16内に上端部を嵌着固定
させて下端を上記液充填袋２内下部に垂下させるととも
に、筒壁外周上端より下端に至る突条29を周方向複数縦
設してなる異形パイプ６を設け、上記各突条29間に形成
される各凹溝30上端開口を上記吸引口15と連通させてな
ることを特徴とする液体注出ポンプとして構成した。
【０００９】また、請求項２発明のポンプは、上記嵌合
筒部内のシリンダ底壁14下面と隙間をあけて異形パイプ
６上端を嵌着固定させることにより、各凹溝30上端開口
を吸引口15と連通させてなる請求項１記載の液体注出ポ
ンプとして構成した。
筒部内のシリンダ底壁14下面と隙間をあけて異形パイプ
６上端を嵌着固定させることにより、各凹溝30上端開口
を吸引口15と連通させてなる請求項１記載の液体注出ポ
ンプとして構成した。
【００１０】まだ、請求項３発明のポンプは、上記異形
パイプ６の筒壁に透孔31を穿設してなる請求項１又は２
のいずれかに記載の液体注出ポンプとして構成した。
パイプ６の筒壁に透孔31を穿設してなる請求項１又は２
のいずれかに記載の液体注出ポンプとして構成した。
【００１１】また、請求項４発明のポンプは、上記透孔
31が、上記突条29突設部分の筒壁に突条29部分を貫通し
て穿設してなる透孔31a である請求項３記載の液体注出
ポンプとして構成した。
31が、上記突条29突設部分の筒壁に突条29部分を貫通し
て穿設してなる透孔31a である請求項３記載の液体注出
ポンプとして構成した。
【００１２】また、請求項５発明のポンプは、収納液の
取り出しによる内部負圧化に伴って収縮する収納液密閉
用の液充填袋２を有する容器体３に取り付けて使用され
るポンプであって、上記容器体内上部に垂下させたシリ
ンダ４と、該シリンダ内に摺動可能に嵌合させた環状ピ
ストン22を下部に有するとともに、上端部の押し下げヘ
ッド23を容器体上方へ突出させて上方付勢状態で上下動
可能に設けた上下動部材５とを備え、該部材５の上下動
により容器体内の液をシリンダ４内へ吸い上げてヘッド
23の注出口より注出する如く構成した液体注出ポンプに
於いて、上記シリンダの底壁14中央に穿設した吸引口15
周縁より下方へ嵌合筒部16を垂設させ、該筒部16内に嵌
合させた上端の嵌合部36より下方へ、液充填袋による吸
引口の閉塞を邪魔する隙間保持部37を延設するととも
に、該保持部37下端を上記液充填袋２内下部に垂下さ
せ、且つ、上記嵌合部36外周に液流通用の凹溝38を周方
向複数縦設してなる隙間保持体39を設け、上記嵌合筒部
16内のシリンダ底壁14下面と隙間をあけて嵌合部36上端
を嵌着固定させることにより、各凹溝38上端開口を吸引
口15と連通させてなることを特徴とする液体注出ポンプ
として構成した。
取り出しによる内部負圧化に伴って収縮する収納液密閉
用の液充填袋２を有する容器体３に取り付けて使用され
るポンプであって、上記容器体内上部に垂下させたシリ
ンダ４と、該シリンダ内に摺動可能に嵌合させた環状ピ
ストン22を下部に有するとともに、上端部の押し下げヘ
ッド23を容器体上方へ突出させて上方付勢状態で上下動
可能に設けた上下動部材５とを備え、該部材５の上下動
により容器体内の液をシリンダ４内へ吸い上げてヘッド
23の注出口より注出する如く構成した液体注出ポンプに
於いて、上記シリンダの底壁14中央に穿設した吸引口15
周縁より下方へ嵌合筒部16を垂設させ、該筒部16内に嵌
合させた上端の嵌合部36より下方へ、液充填袋による吸
引口の閉塞を邪魔する隙間保持部37を延設するととも
に、該保持部37下端を上記液充填袋２内下部に垂下さ
せ、且つ、上記嵌合部36外周に液流通用の凹溝38を周方
向複数縦設してなる隙間保持体39を設け、上記嵌合筒部
16内のシリンダ底壁14下面と隙間をあけて嵌合部36上端
を嵌着固定させることにより、各凹溝38上端開口を吸引
口15と連通させてなることを特徴とする液体注出ポンプ
として構成した。
【００１３】
【作用】液充填袋２内の液が減少することにより該袋が
しぼんで異形パイプ６下端開口を閉塞することがあって
も、液充填袋２内の液は各凹溝30を通り、その上端から
吸引口15を介してシリンダ４内へ導入される。
しぼんで異形パイプ６下端開口を閉塞することがあって
も、液充填袋２内の液は各凹溝30を通り、その上端から
吸引口15を介してシリンダ４内へ導入される。
【００１４】請求項２発明のポンプでは、嵌合筒部16内
のシリンダ底壁14下面により閉塞される異形パイプ６上
面部分を少なくすることが出来、パイプ６上面が底壁14
下面と当接したものと比較して異形パイプ上面の開口面
積を大きくできる。
のシリンダ底壁14下面により閉塞される異形パイプ６上
面部分を少なくすることが出来、パイプ６上面が底壁14
下面と当接したものと比較して異形パイプ上面の開口面
積を大きくできる。
【００１５】請求項３及び請求項４発明のポンプでは、
仮に異形パイプ６の下端開口が液充填袋２により閉塞さ
れることがあっても、上記した各凹溝30からのシリンダ
４内への液の導入に加え、各透孔31（31a ）からパイプ
内を通りシリンダ４内への液の導入がある。
仮に異形パイプ６の下端開口が液充填袋２により閉塞さ
れることがあっても、上記した各凹溝30からのシリンダ
４内への液の導入に加え、各透孔31（31a ）からパイプ
内を通りシリンダ４内への液の導入がある。
【００１６】請求項５発明のポンプでは、隙間保持体39
の嵌合部36上面により吸引口15を狭くすることはない。
の嵌合部36上面により吸引口15を狭くすることはない。
【００１７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は本発明の一実施例を示すもので、本発明液
体注出ポンプ１は、内部に液充填袋２を有する容器体３
に取り付けて使用されるもので、シリンダ４と、上下動
部材５と、異形パイプ６とを備えている。
する。図１は本発明の一実施例を示すもので、本発明液
体注出ポンプ１は、内部に液充填袋２を有する容器体３
に取り付けて使用されるもので、シリンダ４と、上下動
部材５と、異形パイプ６とを備えている。
【００１８】容器体３は筒状胴部７上端縁より口頚部８
を起立して構成しており、口頚部８外周には螺条を周設
している。この容器体の胴部７から口頚部８に至る内面
全面及び口頚部上面に亘り液充填袋２が剥離可能に積層
されている。また、口頚部８下部には透孔９を穿設して
容器体３内面及び該内面から剥離する液充填袋２との間
に外気を導入可能に構成している。
を起立して構成しており、口頚部８外周には螺条を周設
している。この容器体の胴部７から口頚部８に至る内面
全面及び口頚部上面に亘り液充填袋２が剥離可能に積層
されている。また、口頚部８下部には透孔９を穿設して
容器体３内面及び該内面から剥離する液充填袋２との間
に外気を導入可能に構成している。
【００１９】尚、本発明に於いて液充填袋２は上記した
如き容器体内面に剥離可能に積層したものに限らず、容
器体内に単に挿入させたものであっても良く、従来のこ
の種容器に使用される液充填袋の形態であればいずれも
採用できる。
如き容器体内面に剥離可能に積層したものに限らず、容
器体内に単に挿入させたものであっても良く、従来のこ
の種容器に使用される液充填袋の形態であればいずれも
採用できる。
【００２０】シリンダ４は、装着キャップ10により上端
を容器体口頚部に固定させるとともに、その下端部を容
器体内上部に垂下させている。本実施例では、容器体口
頚部８上面にパッキン11を介して載置させたフランジ12
を周壁13上端より突設するとともに、周壁13下端縁より
延設した底壁14中央には吸引口15を穿設し、また、吸引
口15周囲の底壁下面より下方へ嵌合筒部16を一体に垂設
している。
を容器体口頚部に固定させるとともに、その下端部を容
器体内上部に垂下させている。本実施例では、容器体口
頚部８上面にパッキン11を介して載置させたフランジ12
を周壁13上端より突設するとともに、周壁13下端縁より
延設した底壁14中央には吸引口15を穿設し、また、吸引
口15周囲の底壁下面より下方へ嵌合筒部16を一体に垂設
している。
【００２１】また、装着キャップ10は、容器体口頚部８
外周に螺着させる周壁17上端縁より内向きフランジ状の
頂壁18を延設し、また、頂壁中央の窓孔周縁から下方へ
短筒19を垂設し、更に、頂壁18上面からは上下動部材５
の上下動を案内する案内筒20を立設して構成している。
外周に螺着させる周壁17上端縁より内向きフランジ状の
頂壁18を延設し、また、頂壁中央の窓孔周縁から下方へ
短筒19を垂設し、更に、頂壁18上面からは上下動部材５
の上下動を案内する案内筒20を立設して構成している。
【００２２】そして、上記フランジ12を装着キャップ頂
壁18下部の周壁17と短筒19間に嵌合させてシリンダ４を
装着キャップ10に固定させるとともに、装着キャップ周
壁17を口頚部８外周に螺着させることにより、容器体口
頚部８上面にパッキン11介してシリンダのフランジ12を
圧接し、以てシリンダを容器体に固定させている。
壁18下部の周壁17と短筒19間に嵌合させてシリンダ４を
装着キャップ10に固定させるとともに、装着キャップ周
壁17を口頚部８外周に螺着させることにより、容器体口
頚部８上面にパッキン11介してシリンダのフランジ12を
圧接し、以てシリンダを容器体に固定させている。
【００２３】また、シリンダ４内には吸い込み弁21を設
けている。この吸い込み弁21は、シリンダ周壁13内下端
部に嵌着させたリング状の枠部21a と、上記吸引口15上
面を閉塞する弁板21b とを周方向複数の弾性板部21c に
より一体に連結させて構成した公知機構のものである。
けている。この吸い込み弁21は、シリンダ周壁13内下端
部に嵌着させたリング状の枠部21a と、上記吸引口15上
面を閉塞する弁板21b とを周方向複数の弾性板部21c に
より一体に連結させて構成した公知機構のものである。
【００２４】上下動部材５は、上記シリンダ４内に摺動
可能に嵌合させた環状ピストン22を下部に有するととも
に、上端部の押し下げヘッド23を容器体上方へ突出させ
て上方付勢状態で上下動可能に設けたものである。
可能に嵌合させた環状ピストン22を下部に有するととも
に、上端部の押し下げヘッド23を容器体上方へ突出させ
て上方付勢状態で上下動可能に設けたものである。
【００２５】本実施例では、シリンダ４内周に上下摺動
可能に外周縁を嵌合させた断面Ｈ状をなす環状ピストン
22の内周縁部を、シリンダ４内中央部に上下動可能に挿
入したステム24の外周下部に所定幅の上下動が可能に嵌
合させ、また、ステム24の上端にはノズル25付き押し下
げヘッド23を嵌着固定して、ステム24内上端と上記ノズ
ル25内とを連通させ、また、押し下げヘッド23の頂壁裏
面と上記装着キャップの頂壁上面との間に介在されたコ
イルスプリング26により常時上方へ付勢させている。更
に、ヘッド23の周壁を上記案内筒20外周に上下動可能且
つ抜け出し不能に嵌合させている。
可能に外周縁を嵌合させた断面Ｈ状をなす環状ピストン
22の内周縁部を、シリンダ４内中央部に上下動可能に挿
入したステム24の外周下部に所定幅の上下動が可能に嵌
合させ、また、ステム24の上端にはノズル25付き押し下
げヘッド23を嵌着固定して、ステム24内上端と上記ノズ
ル25内とを連通させ、また、押し下げヘッド23の頂壁裏
面と上記装着キャップの頂壁上面との間に介在されたコ
イルスプリング26により常時上方へ付勢させている。更
に、ヘッド23の周壁を上記案内筒20外周に上下動可能且
つ抜け出し不能に嵌合させている。
【００２６】上記環状ピストン22を嵌合した部分のステ
ム24には透孔27を穿設し、環状ピストン22内周下端縁が
その透孔27下部位置に突設したフランジ部28上面に圧接
する際に、その透孔27が閉塞されてシリンダ４内とステ
ム24内とが遮断され、また、環状ピストン22がステム24
と相対的に上昇する際には透孔27を介してシリンダ４内
とステム24内とが連通する如く構成している。
ム24には透孔27を穿設し、環状ピストン22内周下端縁が
その透孔27下部位置に突設したフランジ部28上面に圧接
する際に、その透孔27が閉塞されてシリンダ４内とステ
ム24内とが遮断され、また、環状ピストン22がステム24
と相対的に上昇する際には透孔27を介してシリンダ４内
とステム24内とが連通する如く構成している。
【００２７】そして、ヘッド23を押し下げるとシリンダ
４内が加圧されるとともに、環状ピストン22がステム24
に対して相対的に押し上げられ、加圧液がシリンダ４よ
り透孔27を通りステム24を介してノズル25先端の注出口
から外部に注出される。一方、上下動部材５が上昇する
際はシリンダ４内が負圧化し、環状ピストン22が相対下
降して透孔27を閉塞させるとともに、吸い込み弁21が開
いて容器体内の液をシリンダ４内へ導入する。
４内が加圧されるとともに、環状ピストン22がステム24
に対して相対的に押し上げられ、加圧液がシリンダ４よ
り透孔27を通りステム24を介してノズル25先端の注出口
から外部に注出される。一方、上下動部材５が上昇する
際はシリンダ４内が負圧化し、環状ピストン22が相対下
降して透孔27を閉塞させるとともに、吸い込み弁21が開
いて容器体内の液をシリンダ４内へ導入する。
【００２８】尚、本発明に於いて上記シリンダや上下動
部材等の具体的構成は上記実施例のものに限らず、従来
のこの種ポンプに使用されているポンプ機構であれば採
用できる。
部材等の具体的構成は上記実施例のものに限らず、従来
のこの種ポンプに使用されているポンプ機構であれば採
用できる。
【００２９】異形パイプ６は、円筒状の筒壁外周上端よ
り下端に至る突条29を周方向複数縦設したもので、その
上端外周面を上記嵌合筒部16内に嵌着固定させ、下端を
液充填袋２内下部に垂下させている。また、各突条間に
形成される各凹溝30上端とシリンダ４の上記吸引口15と
を連通させて嵌合筒部内に嵌合させている。各凹溝30上
端と吸引口15との連通は、異形パイプ６の筒壁の外径を
吸引口15の内径より小さく形成することにより行ってい
る。
り下端に至る突条29を周方向複数縦設したもので、その
上端外周面を上記嵌合筒部16内に嵌着固定させ、下端を
液充填袋２内下部に垂下させている。また、各突条間に
形成される各凹溝30上端とシリンダ４の上記吸引口15と
を連通させて嵌合筒部内に嵌合させている。各凹溝30上
端と吸引口15との連通は、異形パイプ６の筒壁の外径を
吸引口15の内径より小さく形成することにより行ってい
る。
【００３０】上記突条29の数は複数であればよいが、嵌
合筒部16へ確実に安定して嵌着固定させるためには三本
以上あるのが好ましい。また、突条29の横断面形状も、
図２に示す如き、横断面矩形状をなす一般的なものに限
らず、図３に示す如く、横断面Ｔ字状をなすものであっ
ても、その他の横断面形状をなしていても良い。
合筒部16へ確実に安定して嵌着固定させるためには三本
以上あるのが好ましい。また、突条29の横断面形状も、
図２に示す如き、横断面矩形状をなす一般的なものに限
らず、図３に示す如く、横断面Ｔ字状をなすものであっ
ても、その他の横断面形状をなしていても良い。
【００３１】異形パイプ６は図４に示す如く、各突条29
間の筒壁に複数の透孔31を穿設したものであっても良
く、或いは、図５に示す如く、突条29突設部分の筒壁に
突条29を貫通して複数の透孔31a を穿設したものであっ
てもよい。尚、上記各透孔31，31a は一箇所だけ設けて
も良い。
間の筒壁に複数の透孔31を穿設したものであっても良
く、或いは、図５に示す如く、突条29突設部分の筒壁に
突条29を貫通して複数の透孔31a を穿設したものであっ
てもよい。尚、上記各透孔31，31a は一箇所だけ設けて
も良い。
【００３２】本請求項２発明のポンプでは、上記請求項
１発明のポンプに於いて、上記嵌合筒部16内のシリンダ
底壁14下面と隙間をあけて異形パイプ６上端を嵌着固定
させることにより、各凹溝30上端開口を吸引口15と連通
させる如く構成している。
１発明のポンプに於いて、上記嵌合筒部16内のシリンダ
底壁14下面と隙間をあけて異形パイプ６上端を嵌着固定
させることにより、各凹溝30上端開口を吸引口15と連通
させる如く構成している。
【００３３】例えば、図６に示す如く、嵌合筒部16内周
上部に下向き段部32を周設し、該段部32下面に各突条29
上面周縁部が当接する状態で異形パイプ６を嵌着固定さ
せる。
上部に下向き段部32を周設し、該段部32下面に各突条29
上面周縁部が当接する状態で異形パイプ６を嵌着固定さ
せる。
【００３４】また、図７に示す如く、嵌合筒部16内面上
端部に周方向多数設けたリブ33の下面に、各突条29の上
面周縁部が当接する状態で異形パイプ６を嵌着固定させ
ても良く、或いは図８に示す如く、上部内面に下向き段
部34を有するリブ35を周方向多数設け、各リブ35の下向
き段部34下面に、各突条29の上面周縁部が当接する状態
で異形パイプ６を嵌着固定させても良い。
端部に周方向多数設けたリブ33の下面に、各突条29の上
面周縁部が当接する状態で異形パイプ６を嵌着固定させ
ても良く、或いは図８に示す如く、上部内面に下向き段
部34を有するリブ35を周方向多数設け、各リブ35の下向
き段部34下面に、各突条29の上面周縁部が当接する状態
で異形パイプ６を嵌着固定させても良い。
【００３５】尚、図７及び図８に示す如きリブを突設し
た嵌合筒部16の場合には、異形パイプ６の突条29を図３
に示す如き横断面Ｔ字状とする必要がある。
た嵌合筒部16の場合には、異形パイプ６の突条29を図３
に示す如き横断面Ｔ字状とする必要がある。
【００３６】また、本請求項５発明のポンプでは、上記
嵌合筒部16内に嵌合させた上端の嵌合部36より下方へ、
液充填袋による吸引口の閉塞を邪魔する隙間保持部37を
延設するとともに、該保持部37下端を上記液充填袋２内
下部に垂下させ、且つ、上記嵌合部36外周に液流通用の
凹溝38を周方向複数縦設してなる隙間保持体39を設け、
上記嵌合筒部16内のシリンダ底壁14下面と隙間をあけて
嵌合部36上端を嵌着固定させることにより、各凹溝38上
端開口を吸引口15と連通させている。
嵌合筒部16内に嵌合させた上端の嵌合部36より下方へ、
液充填袋による吸引口の閉塞を邪魔する隙間保持部37を
延設するとともに、該保持部37下端を上記液充填袋２内
下部に垂下させ、且つ、上記嵌合部36外周に液流通用の
凹溝38を周方向複数縦設してなる隙間保持体39を設け、
上記嵌合筒部16内のシリンダ底壁14下面と隙間をあけて
嵌合部36上端を嵌着固定させることにより、各凹溝38上
端開口を吸引口15と連通させている。
【００３７】その他の構成は図１のポンプと同様なので
同様符号を付しておく。本実施例に於いてこの隙間保持
体39は、図９及び図１０に示す如く、横断面十字板状の
嵌合部36を有し、該嵌合部36下面より、隙間保持部37を
垂設している。隙間保持部37は、平行して垂下する二枚
の支持板部40下面をドーナツ板状部41上面に一体に連結
し、また、各支持板部40間を掛け渡して前後に突出する
円弧板状部42を複数設けている。また、その嵌合部36の
上端は嵌合筒部16内に周設した下向き段部32下面に当接
係止させ、その上方に隙間を設けている。
同様符号を付しておく。本実施例に於いてこの隙間保持
体39は、図９及び図１０に示す如く、横断面十字板状の
嵌合部36を有し、該嵌合部36下面より、隙間保持部37を
垂設している。隙間保持部37は、平行して垂下する二枚
の支持板部40下面をドーナツ板状部41上面に一体に連結
し、また、各支持板部40間を掛け渡して前後に突出する
円弧板状部42を複数設けている。また、その嵌合部36の
上端は嵌合筒部16内に周設した下向き段部32下面に当接
係止させ、その上方に隙間を設けている。
【００３８】隙間保持体39は上記実施例のものに限ら
ず、嵌合筒部16内に嵌合させた上端の嵌合部より下方
へ、液充填袋による吸引口の閉塞を邪魔する隙間保持部
を延設するとともに、保持部下端を液充填袋内下部に垂
下させ、且つ、嵌合部外周に液流通用の凹溝を周方向複
数縦設したものであればよい。
ず、嵌合筒部16内に嵌合させた上端の嵌合部より下方
へ、液充填袋による吸引口の閉塞を邪魔する隙間保持部
を延設するとともに、保持部下端を液充填袋内下部に垂
下させ、且つ、嵌合部外周に液流通用の凹溝を周方向複
数縦設したものであればよい。
【００３９】尚、上記各部材は主として合成樹脂を使用
して形成し、必要に応じてエラストマー，金属等を使用
して形成する。
して形成し、必要に応じてエラストマー，金属等を使用
して形成する。
【００４０】
【発明の効果】以上説明した如く本発明ポンプは、シリ
ンダの底壁中央に穿設した吸引口周縁より下方へ嵌合筒
部を垂設させ、また、該筒部内に上端外周面を嵌着させ
て下端を液充填袋内下部に垂下させるとともに、筒壁外
周上端より下端に至る突条を周方向複数縦設してなる異
形パイプを設け、各突条間に形成される凹溝上端を上記
吸引口と連通させて嵌合筒部内に異形パイプを嵌着固定
させたので、液が減少して液充填袋がしぼんだ際に、た
とえそれが異形パイプ下端開口を閉塞することがあって
も、各凹溝を通り、その上端からシリンダ内に液が導入
されるため、上下動部材の作動不良が生じたりすること
がなく、円滑な作動が行えるとともに、袋内の収納液の
略全量を注出することができるものである。
ンダの底壁中央に穿設した吸引口周縁より下方へ嵌合筒
部を垂設させ、また、該筒部内に上端外周面を嵌着させ
て下端を液充填袋内下部に垂下させるとともに、筒壁外
周上端より下端に至る突条を周方向複数縦設してなる異
形パイプを設け、各突条間に形成される凹溝上端を上記
吸引口と連通させて嵌合筒部内に異形パイプを嵌着固定
させたので、液が減少して液充填袋がしぼんだ際に、た
とえそれが異形パイプ下端開口を閉塞することがあって
も、各凹溝を通り、その上端からシリンダ内に液が導入
されるため、上下動部材の作動不良が生じたりすること
がなく、円滑な作動が行えるとともに、袋内の収納液の
略全量を注出することができるものである。
【００４１】また、異形パイプの構造は極めて簡単であ
るため、従来のこの種容器の極一部の構造を変えること
により製造出来て生産性に優れ、安価に製造することが
できるものである。
るため、従来のこの種容器の極一部の構造を変えること
により製造出来て生産性に優れ、安価に製造することが
できるものである。
【００４２】また、請求項２発明のポンプでは、シリン
ダ底壁下面と隙間をあけて異形パイプ上端を嵌合筒部内
に嵌着固定させることにより、各凹溝上端開口を吸引口
と連通させたので、異形パイプ上端がシリンダ底壁下面
と当接して凹溝上端開口と吸引口とが連通する場合と比
較して吸引口，嵌合筒部等の径の制限が少なく、従っ
て、ポンプ全体を小さく形成しても円滑な作動が行える
とともに、収納液の効率の良い注出を行えるものであ
る。
ダ底壁下面と隙間をあけて異形パイプ上端を嵌合筒部内
に嵌着固定させることにより、各凹溝上端開口を吸引口
と連通させたので、異形パイプ上端がシリンダ底壁下面
と当接して凹溝上端開口と吸引口とが連通する場合と比
較して吸引口，嵌合筒部等の径の制限が少なく、従っ
て、ポンプ全体を小さく形成しても円滑な作動が行える
とともに、収納液の効率の良い注出を行えるものであ
る。
【００４３】更に、請求項３発明のポンプでは、異形パ
イプの筒壁に透孔を穿設したので、該透孔は各突条の存
在によりパイプの下端開口と比較して閉塞され難く（複
数穿設しておくとより顕著）、その結果、上記した各凹
溝からシリンダ内への液の導入に加え、各透孔からパイ
プ内を通りシリンダ内への液の導入があり、より円滑な
上下動部材の作動を行えるとともに、注出効率の良い収
納液の注出を行えるものである。
イプの筒壁に透孔を穿設したので、該透孔は各突条の存
在によりパイプの下端開口と比較して閉塞され難く（複
数穿設しておくとより顕著）、その結果、上記した各凹
溝からシリンダ内への液の導入に加え、各透孔からパイ
プ内を通りシリンダ内への液の導入があり、より円滑な
上下動部材の作動を行えるとともに、注出効率の良い収
納液の注出を行えるものである。
【００４４】また、請求項４発明のポンプでは、請求項
３発明のポンプと比較して液充填袋が透孔を閉塞する余
地が更に少なくなるため、更なる上下動部材の円滑な作
動、、注出効率の良い収納液の注出を行えるものであ
る。
３発明のポンプと比較して液充填袋が透孔を閉塞する余
地が更に少なくなるため、更なる上下動部材の円滑な作
動、、注出効率の良い収納液の注出を行えるものであ
る。
【００４５】また、請求項５発明のポンプも、上下動部
材の作動不良が生じたりすることがなく、円滑な作動を
行えるとともに、収納液の略全量を注出することが出
来、しかも、ポンプ全体を小さく形成してもこれらの効
果を得られるものである。
材の作動不良が生じたりすることがなく、円滑な作動を
行えるとともに、収納液の略全量を注出することが出
来、しかも、ポンプ全体を小さく形成してもこれらの効
果を得られるものである。
【図１】 本請求項１発明の一実施例を示す半断面図で
ある。
ある。
【図２】 同実施例の異形パイプを示す要部斜視図であ
る。
る。
【図３】 異形パイプの他の一例を示す要部斜視図であ
る。
る。
【図４】 異形パイプの更に他の一例を示す要部斜視図
である。
である。
【図５】 異形パイプの更に他の一例を示す要部斜視図
である。
である。
【図６】 本請求項２発明の一実施例を示す半断面図で
ある。
ある。
【図７】 本請求項２発明の他の実施例を示す要部半断
面図である。
面図である。
【図８】 本請求項２発明の更に他の実施例を示す要部
半断面図である。
半断面図である。
【図９】 本請求項５発明の一実施例を示す半断面図で
ある。
ある。
【図１０】同実施例の隙間保持体を示す斜視図である。
２…液充填袋，３…容器体、４…シリンダ，５…上下動
部材，６…異形パイプ，14…シリンダ底壁，15…吸引
口，16…嵌合筒部，22…環状ピストン，23…押し下げヘ
ッド，29…突条，30…凹溝，31，31a …透孔，36…嵌合
部，37…隙間保持部，38…凹溝，39…隙間保持体
部材，６…異形パイプ，14…シリンダ底壁，15…吸引
口，16…嵌合筒部，22…環状ピストン，23…押し下げヘ
ッド，29…突条，30…凹溝，31，31a …透孔，36…嵌合
部，37…隙間保持部，38…凹溝，39…隙間保持体
Claims (5)
- 【請求項１】 収納液の取り出しによる内部負圧化に伴
って収縮する収納液密閉用の液充填袋２を有する容器体
３に取り付けて使用されるポンプであって、上記容器体
内上部に垂下させたシリンダ４と、該シリンダ内に摺動
可能に嵌合させた環状ピストン22を下部に有するととも
に、上端部の押し下げヘッド23を容器体上方へ突出させ
て上方付勢状態で上下動可能に設けた上下動部材５とを
備え、該部材５の上下動により容器体内の液をシリンダ
４内へ吸い上げてヘッド23の注出口より注出する如く構
成した液体注出ポンプに於いて、上記シリンダの底壁14
中央に穿設した吸引口15周縁より下方へ嵌合筒部16を垂
設させ、該筒部16内に上端部を嵌着固定させて下端を上
記液充填袋２内下部に垂下させるとともに、筒壁外周上
端より下端に至る突条29を周方向複数縦設してなる異形
パイプ６を設け、上記各突条29間に形成される各凹溝30
上端開口を上記吸引口15と連通させてなることを特徴と
する液体注出ポンプ。 - 【請求項２】 上記嵌合筒部内のシリンダ底壁14下面と
隙間をあけて異形パイプ６上端を嵌着固定させることに
より、各凹溝30上端開口を吸引口15と連通させてなる請
求項１記載の液体注出ポンプ。 - 【請求項３】 上記異形パイプ６の筒壁に透孔31を穿設
してなる請求項１又は２のいずれかに記載の液体注出ポ
ンプ。 - 【請求項４】 上記透孔31が、上記突条29突設部分の筒
壁に突条29部分を貫通して穿設してなる透孔31a である
請求項３記載の液体注出ポンプ。 - 【請求項５】 収納液の取り出しによる内部負圧化に伴
って収縮する収納液密閉用の液充填袋２を有する容器体
３に取り付けて使用されるポンプであって、上記容器体
内上部に垂下させたシリンダ４と、該シリンダ内に摺動
可能に嵌合させた環状ピストン22を下部に有するととも
に、上端部の押し下げヘッド23を容器体上方へ突出させ
て上方付勢状態で上下動可能に設けた上下動部材５とを
備え、該部材５の上下動により容器体内の液をシリンダ
４内へ吸い上げてヘッド23の注出口より注出する如く構
成した液体注出ポンプに於いて、上記シリンダの底壁14
中央に穿設した吸引口15周縁より下方へ嵌合筒部16を垂
設させ、該筒部16内に嵌合させた上端の嵌合部36より下
方へ、液充填袋による吸引口の閉塞を邪魔する隙間保持
部37を延設するとともに、該保持部37下端を上記液充填
袋２内下部に垂下させ、且つ、上記嵌合部36外周に液流
通用の凹溝38を周方向複数縦設してなる隙間保持体39を
設け、上記嵌合筒部16内のシリンダ底壁14下面と隙間を
あけて嵌合部36上端を嵌着固定させることにより、各凹
溝38上端開口を吸引口15と連通させてなることを特徴と
する液体注出ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13850695A JP3565450B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 液体注出ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13850695A JP3565450B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 液体注出ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08301332A true JPH08301332A (ja) | 1996-11-19 |
| JP3565450B2 JP3565450B2 (ja) | 2004-09-15 |
Family
ID=15223732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13850695A Expired - Lifetime JP3565450B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 液体注出ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3565450B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1133444A (ja) * | 1997-07-15 | 1999-02-09 | Osaka Ship Building Co Ltd | エアゾール製品 |
| JP2005162232A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 容器用ポンプ |
| WO2013031546A1 (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-07 | 東洋エアゾール工業株式会社 | 残量低減部材 |
| JP2016101985A (ja) * | 2013-12-20 | 2016-06-02 | 大日本印刷株式会社 | 薬液収納容器、薬液用ノズル、液体の充てん方法および液体の排出方法 |
| JP2017529219A (ja) * | 2014-09-23 | 2017-10-05 | アッヴィ・インコーポレイテッド | ユーザに有益薬剤を送達するための装置及び方法 |
| CN112368219A (zh) * | 2018-07-06 | 2021-02-12 | 凸版印刷株式会社 | 口栓 |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP13850695A patent/JP3565450B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1133444A (ja) * | 1997-07-15 | 1999-02-09 | Osaka Ship Building Co Ltd | エアゾール製品 |
| JP2005162232A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 容器用ポンプ |
| WO2013031546A1 (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-07 | 東洋エアゾール工業株式会社 | 残量低減部材 |
| JP5279970B1 (ja) * | 2011-08-30 | 2013-09-04 | 東洋エアゾール工業株式会社 | 残量低減部材 |
| EP2682354A4 (en) * | 2011-08-30 | 2014-04-23 | Toyo Aerosol Ind Co | REST QUANTITY REDUCTION ELEMENT |
| CN103826990A (zh) * | 2011-08-30 | 2014-05-28 | 东洋喷雾工业株式会社 | 余量降低部件 |
| US20140197200A1 (en) * | 2011-08-30 | 2014-07-17 | Toyo Aerosol Industry Co., Ltd. | Remainder reducing member |
| CN103826990B (zh) * | 2011-08-30 | 2015-11-25 | 东洋喷雾工业株式会社 | 余量降低部件 |
| US9315315B2 (en) | 2011-08-30 | 2016-04-19 | Toyo Aerosol Industry Co., Ltd. | Remainder reducing member |
| JP2016101985A (ja) * | 2013-12-20 | 2016-06-02 | 大日本印刷株式会社 | 薬液収納容器、薬液用ノズル、液体の充てん方法および液体の排出方法 |
| JP2017529219A (ja) * | 2014-09-23 | 2017-10-05 | アッヴィ・インコーポレイテッド | ユーザに有益薬剤を送達するための装置及び方法 |
| CN112368219A (zh) * | 2018-07-06 | 2021-02-12 | 凸版印刷株式会社 | 口栓 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3565450B2 (ja) | 2004-09-15 |
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