JPH08301204A - ワークの縦型マガジンへの自動詰め装置 - Google Patents

ワークの縦型マガジンへの自動詰め装置

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JPH08301204A
JPH08301204A JP12902195A JP12902195A JPH08301204A JP H08301204 A JPH08301204 A JP H08301204A JP 12902195 A JP12902195 A JP 12902195A JP 12902195 A JP12902195 A JP 12902195A JP H08301204 A JPH08301204 A JP H08301204A
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JP
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work
works
tray
vertical
magazine
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JP12902195A
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English (en)
Inventor
Kusuo Miyagawa
九州男 宮川
Fumio Fukumitsu
文雄 福光
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Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
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Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個のセラミック基板等のワークを平面的
に載せたワーク収納トレーから、1トレー分のワークあ
るいは所定数のワークを同時に取り出し、ワークに対応
する縦型マガジンにそれぞれ自動詰めするための装置を
提供する。 【構成】 トレー供給手段と、ワーク取り出し手段と、
該取り出したワークのワーク間ピッチを所定数の縦型マ
ガジン間ピッチに変換するワーク間ピッチ変換手段と、
ワーク位置決め手段と、該縦型マガジン間ピッチに変換
した所定数のワークを対応する該縦型マガジンのそれぞ
れに同時に詰めるワーク自動詰め手段と、該縦型マガジ
ン内に詰めたワークのうちの一番上に位置するワークを
定位置に保持させるワーク受けリフト機構を有するワー
ク保持手段と、トレー排出手段と、縦型マガジン供給手
段、および縦型マガジン排出手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの縦型マガジン
への自動詰め装置に係り、より詳細には、複数個のセラ
ミック基板等のワークを平面的に載せたワーク収納トレ
ーから、1トレー分等複数個のワークを同時に取り出す
と共に、該ワークに対応する縦型マガジンにそれぞれ自
動詰めするための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体用セラミック製リッド等のセラミ
ック基板、その他のワークは、各種の検査を終えた後
に、検査用のワーク収納トレーから取り出して出荷用縦
型マガジンに積み重ね収納して出荷している。ところ
で、従来、該出荷用縦型マガジンへワークを収納する一
連の作業、すなわち、検査用トレーからワークの取り
出し作業、出荷用縦型マガジンへのワーク詰め作業、
検査用トレーの供給および排出作業、出荷用縦型マ
ガジンの準備・供給および排出作業の全てを手作業によ
って行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの一連
の作業を全て手作業で行うには、多くの作業要員が必要
となり、かつ作業効率が悪いという課題が残る。特に、
前記ワークがセラミック製リッドの場合、該ワークが薄
いため、検査用トレーからのワーク取り出しが難しく作
業性が悪い。従って、これらの課題を解消するには、一
連の作業を、自動化する必要性がある。
【0004】そこで、本発明者は、このような観点に立
脚し、ワークの縦型マガジンへの自動詰め装置を開発す
るために、種々、研究・試作した結果、自動化するに
は、次のような課題を解決しなければならないことを究
明した。 一般的にワーク自体が小さく、該ワークを積み重ね
収納する縦型マガジンも小さくなるので、ワークと縦型
マガジンの位置関係を正確に保つ必要がある。 収納作業時に、ワークに汚れの付着や、傷付きが生
じないようにする必要がある。特に、該ワークがセラミ
ック製リッドである場合、ワーク側面,上面に半田部分
があるため、該個所に傷が入らないようにする必要があ
る。 ワークの厚みや大きさに関係なく、トレーから取り
出せるワーク取り出し手段を講じる必要がある。
【0005】本発明は、以上のような課題に対処して創
作したものであって、その目的とする処は、前記課題を
解決し、複数個のセラミック基板等のワークを平面的に
載せたワーク収納トレーから、1トレー分のワークある
いは所定数のワークを同時に取り出すと共に、該ワーク
に対応する縦型マガジンにそれぞれ自動詰めするための
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、上記課題を解決
するための手段としての本発明のワークの縦型マガジン
への自動詰め装置は、複数個のセラミック基板等のワー
クを平面的に載せたワーク収納トレーから、1トレー分
等所定数のワークを同時に取り出すと共に、該所定数の
ワークに対応する所定数の縦型マガジンに自動詰めする
ための装置であって、該ワークを載せたワーク収納トレ
ーを所定個所に供給するトレー供給手段と、該所定個所
に供給されたワーク収納トレーから所定数のワークを同
時に取り出すワーク取り出し手段と、該取り出したワー
クの該ワーク収納トレー内におけるワーク間ピッチを前
記所定数の縦型マガジン間ピッチに変換するワーク間ピ
ッチ変換手段と、該ワークの位置決めをするワーク位置
決め手段と、該縦型マガジン間ピッチに変換した所定数
のワークを対応する該縦型マガジンのそれぞれに同時に
詰めるワーク自動詰め手段と、該縦型マガジン内に詰め
たワークのうちの一番上に位置するワークを定位置に保
持させるワーク受けリフト機構を有するワーク保持手段
と、前記ワーク移載手段でワークを取り出した後の空に
なったワーク収納トレーを排出するトレー排出手段と、
前記所定数の縦型マガジンを、前記ワーク自動詰め個所
に供給する縦型マガジン供給手段、および該ワークを自
動詰めした縦型マガジンを排出する縦型マガジン排出手
段を有する構成としている。
【0007】
【作用】セラミック基板等のワークは、クラック、電気
的断線や短絡等の有無の検査を行った後、ワーク収納ト
レーに載せて出荷工程に送られる。そして、この出荷工
程において、該ワークをワーク収納トレーから取り出
し、出荷用縦型マガジンに積み重ねて出荷している。
【0008】本発明のワークの縦型マガジンへの自動詰
め装置は、トレー供給手段で、複数個のワークを平面的
に載せたワーク収納トレーを所定個所に供給し、次のワ
ーク移載手段で、該ワーク収納トレーから1トレイ分あ
るいは所定数のワークを取り出し、また縦型マガジン供
給手段で、該取り出した個数のワークに対応する個数の
縦型マガジンをワーク自動詰め位置に供給し、更にワー
ク間ピッチ変化手段で、該取り出したワークのワーク間
ピッチを該縦型マガジン間ピッチに拡幅等の変換をし
て、ワーク位置決め手段で、該ワークと縦型マガジンと
の位置決めを行った後、ワーク自動詰め手段で、該取り
出したワークを対応する縦型マガジンに挿入し、この縦
型マガジンに所定数のワークが積み重ね収納されるま
で、前記トレー供給手段、ワーク移載手段、およびワー
ク自動詰め手段でもってワーク詰めを行う。
【0009】ここで、前記縦型マガジンにワーク自動詰
めする位置には、該縦型マガジン内に詰めたワークのう
ちの一番上に位置するワークを定位置に保持させるワー
ク受けリフト機構が設けられ、既に、前記縦型マガジン
に複数枚のワークが詰められていても、一番上に位置す
るワークが定位置にあるため、次のワークを、前に詰め
たワークと同様に詰めることができる。そして、前記縦
型マガジンに所定数のワーク詰めした後、縦型マガジン
排出手段で送り出す。
【0010】このようにして、ワーク収納トレーから複
数枚のワークを同時に自動的に取り出して、該取り出し
たワークに対応する個数の縦型マガジンにそれぞれ積み
重ね収納できることから、その作業性を向上させること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明を具体化
した実施例について説明する。ここに、図1〜図8は、
本発明の実施例を示し、図1は装置の正面図、図2は側
面図、図3は平面図、図4はワーク位置決めと縦型マガ
ジンの位置関係を説明する平面図、図5は縦型マガジン
供給・排出部の平面図、図6は図5の正面図、図7は縦
型マガジンの平面図と正面図、図8はワーク収納トレー
の平面図である。
【0012】本実施例のワークの縦型マガジンへの自動
詰め装置は、検査の終了した半導体用セラミック基板
(ここでは、半田付きセラミック製リッド)を出荷用の
縦型マガジンに自動的に詰めるための装置であって、概
略すると、図1〜図3に示すように、ワーク収納トレー
供給部1と、ワーク・トレー移載部2と、空トレー排出
部3と、ワーク位置決め部4、ワーク自動詰め部5、お
よび縦型マガジン供給・排出部6の6つの部分から構成
されている。
【0013】ワーク収納トレー供給部1は、複数個のワ
ークwを載せた複数枚のワーク収納トレー7を段積みし
て、これをシリンダ8で所定位置Aに供給するトレー移
送部9と、所定位置Aでワーク収納トレー7を順次、押
し上げるトレー用リフター10からなる。ワーク収納ト
レー7は、図8に示すように、ワークwを所定個数(本
実施例では、4×6個)載せられる板体、あるいは格子
状トレーからなり、複数段積み重ねられている。トレー
用リフター10は、垂直ガイド11と昇降用エアシリン
ダ12を有し、昇降用エアシリンダ12のロッドにトレ
ー載置台13が取り付けられ、また垂直ガイド11の上
方部位には、トレー載置台13に載せた最上部のトレー
wの位置を検出する上限位置検出センサー14が設けら
れている。そして、前記所定位置Aの上方には、ワーク
収納トレー7に載せられているワークwを取り出してワ
ーク位置決め部4に移送し、またワークwを取り出した
空のトレー7を空トレー排出部3に移送するワーク・ト
レー移載部2が設けられている。
【0014】ワーク・トレー移載部2は、ワーク移載機
15と空トレー移載機16から構成されている。ワーク
移載機15は、昇降用エアシリンダ17と、このシリン
ダ17に接続枠18を介して接続されているワーク吸着
ヘッド19と、ワーク吸着ヘッド19で吸着したワーク
wをワーク位置決め部4に移送するための水平移動用エ
アシリンダ20、およびワーク間ピッチを縦型マガジン
間ピッチに変換するワーク間ピッチ変換用のx−y移動
機構21から構成されている。ワーク吸着ヘッド19
は、接続枠18にワーク収納トレー7から取り出すワー
クwの個数分(本実施例においては、1トレー分のワー
ク)取り付けられていて、昇降用エアシリンダ17と水
平移動用エアシリンダ20により、ワークwがワーク位
置決め部4に移送される。またx−y移動機構21は、
ワーク吸着ヘッド19をx方向とy方向に移動させ、予
め、設定したワーク間ピッチに拡幅させるためのエアシ
リンダで形成されている。空トレー移載機16は、空に
なったワーク収納トレー7を空トレー排出部3に移載す
るための機構であって、昇降用エアシリンダ22と、こ
のシリンダ22に接続枠23を介して接続されているト
レー把持ハンド24を備え、ロッド25によってワーク
・トレー移載部2に接続され、かつ水平移動用エアシリ
ンダ20と連動する構成とされている。
【0015】ワーク・トレー移載部2の移動方向の後方
で、ワーク収納トレー供給部1の隣接する位置には、空
トレー排出部3が設けられている。この空トレー排出部
3は、空トレー排出用エアシリンダ26と、このエアシ
リンダ26に排出された空トレー7を上方から順次、積
み重ねるトレー用リフター27から構成され、トレー用
リフター27は、垂直ガイド28と昇降用エアシリンダ
29を備え、昇降用エアシリンダ29のロッドにはトレ
ー載置台30が設けられている。
【0016】前記ワーク収納トレー供給部1に隣接する
位置には、ワーク位置決め部4が設けられている。ワー
ク位置決め部4は、図4に示すように、ワークwを吸着
したワーク吸着ヘッド19をx−y移動機構21で縦型
マガジン間ピッチに拡幅させた複数個のワークwを載置
するワーク位置決め台31と、ワークwを縦型マガジン
aに対応する位置に移動させるためのエアシリンダ32
からなる。ワーク位置決め台31は、下部テーブル31
aと上部テーブル31bを備え、上部テーブル31bに
は、ワークwの外形寸法より大きい寸法の複数個の孔3
3が形成され、孔33を介して下部テーブル31a上に
ワークwが載置できる。エアシリンダ32は、下部テー
ブル31aに取り付けられていて、上部テーブル31b
を移動できる構成とされている。そして、この上部テー
ブル31bと下部テーブル31aとにより、前記孔33
内に載せられたワークwを設定位置に移動させ、その位
置決めがされる。
【0017】再び、図1〜図3に戻って、ワーク位置決
め部4の上方にはワーク自動詰め部5が設けられてい
る。ワーク自動詰め部5は、昇降用エアシリンダ34
と、このシリンダ34に接続枠35を介して接続されて
いるワーク吸着ヘッド36を備えている。また、ワーク
自動詰め部5は、ロッド37を介してワーク・トレー移
載部2に連結されていて、水平移動用エアシリンダ20
と連動して、ワーク吸着ヘッド36で吸着したワークw
を縦型マガジン供給・排出部6に移送できる構成とされ
ている。昇降用エアシリンダ34は、ワーク位置決め部
4のワーク位置決め台31に載置されているワークwを
ワーク吸着ヘッド36で吸着・保持できると共に、ワー
ク積み込み位置Bでワークwを縦型マガジンaに積み込
むことができるストロークを有している。
【0018】ワーク自動詰め部5のワーク吸着ヘッド3
6の水平移動方向の前方には縦型マガジン供給・排出部
6が設けられている。縦型マガジン供給・排出部6は、
図5〜図6に示すように、ワーク・トレー移載部2、空
トレー排出部3、ワーク位置決め部4、ワーク自動詰め
部5からなるワーク移送ラインと直交する方向に縦型マ
ガジンaを供給・排出できる構成とされている。ここ
で、縦型マガジンaは、図7に示すように、底部にワー
ク保持片40を備え、複数個のワークwを積み重ね収納
可能な平面矩形状の筒体41からなり、該筒体41の角
部42に割り溝43を備えた構成の合成樹脂製のマガジ
ンからなる。ワーク保持片40は、筒体41の各辺に設
けられ、筒体41の底部中央にX状の開口孔44が形成
されている。そして、縦型マガジン供給・排出部6は、
縦型マガジンaをワーク積み込み位置Bに供給し、該ワ
ーク積み込み位置Bからワークwを積み込んだ縦型マガ
ジンaを排出するための縦型マガジン移送用エアシリン
ダ45と、ワーク積み込み位置Bで縦型マガジンa内に
詰めたワークwのうちの一番上に位置するワークwを定
位置に保持させるワーク受けリフト機構46から構成さ
れている。
【0019】縦型マガジン移送用エアシリンダ45のシ
リンダロッド47には、ガイドを介して移送台48が取
り付けられ、該移送台48の上に複数個の縦型マガジン
aを載置するマガジン載置台49が載置されている。ま
た縦型マガジン移送用エアシリンダ45は、移送台48
を定間隔で移動し、縦型マガジンaをワーク積み込み位
置Bに供給し、更にワーク積み込み位置Bから所定個所
に移送する。ワーク積み込み位置Bに設けられているワ
ーク受けリフト機構46は、モータ50によって昇降す
るリフト機構で構成され、そのロッド51にはベース板
52を介して複数本のロッド53が立設され、該ロッド
53は、縦型マガジンaのそれぞれの底部中央に形成さ
れているX状の開口孔44を通じて上下動でき、その上
端にワーク保持体54が取り付けられている。
【0020】次に、本実施例のワークの縦型マガジンへ
の自動詰め装置の動作について説明する。まず、図1〜
図3において、ワーク収納トレー供給部1に、図8に示
すようなワーク収納トレー7の所定位置にワークwを段
積みし、この段積みしたワーク収納トレー7をトレー移
送部9により所定位置Aに移送して、トレー載置台13
に載せると共に、トレー用リフター10により最上部に
位置するワーク収納トレー7を、上限位置検出用センサ
ー14のトレー検出によって、所定個所に位置させてお
く。また、これと並行して、図5〜図6に示す、縦型マ
ガジン供給・排出部6において、複数個の縦型マガジン
aを所定のマガジン間ピッチで載置したマガジン載置台
49を移送台48に載せ、縦型マガジン移送用エアシリ
ンダ45によって、定間隔で移動させてワーク積み込み
位置Bに縦型マガジンaを位置させる。
【0021】そして、該ワーク収納トレー7が所定位置
Aに位置すると、ワーク・トレー移載部2のワーク移載
機15のワーク吸着ヘッド19が、シリンダ17により
前記所定位置Aの上方に移動すると共に、下降してワー
ク収納トレー7に載せられているワークwを吸着して取
り上げ、更に、水平移動用エアシリンダ20、昇降用エ
アシリンダ17により、前記ワーク吸着ヘッド19を移
動・下降してワークwがワーク位置決め部4のワーク位
置決め台31に移載される。ところで、ワークwをワー
ク収納トレー7からワーク位置決め台31に移載する過
程において、x−y移動機構21により、ワーク収納ト
レー7におけるワーク間ピッチを拡幅させて、ワークw
を前記マガジン間ピッチにしておく。またワーク吸着ヘ
ッド19は、ワークwをワーク位置決め台31に移載し
た後、再び、前記所定位置Aに復帰して、前記各作業を
繰り返す。なお、ワークwが取り出されたワーク収納ト
レー7は、空トレー移載機16の昇降用エアシリンダ2
2、水平移動用エアシリンダ20およびトレー把持ハン
ド24により空トレー排出部3に移載され、空トレー排
出部3では、空トレー7が段積みされ、所定数に段積み
されると、ワーク収納工程に移送される。
【0022】ワーク位置決め部4においては、ワークw
が上部テーブル31bに開口された複数個の孔33を通
じて下部テーブル31a上に載せられる。ここで、エア
シリンダ32を作動させ、上下テーブル31を相対的に
移動させると、ワークwと縦型マガジンaが位置合わせ
される。そして、この位置合わせが完了すると、ワーク
自動詰め部5が作動し、昇降用エアシリンダ34によ
り、ワーク吸着ヘッド36が下降して、ワークwを吸
着、持ち上げ、更に水平移動用エアシリンダ20によ
り、前記ワーク吸着ヘッド36を移動・下降してワーク
wがワーク積み込み位置Bに供給されている対応する縦
型マガジンa内に挿入・積み込まれる。ところで、縦型
マガジン供給・排出部6において、該ワーク積み込み位
置Bに供給されている各縦型マガジンaでは、ワーク受
けリフト機構46でもって、マガジン底部中央に開口す
るX状の開口孔44を通じて先端にワーク保持体54を
備えたロッド51が上下動して、挿入されるワークw
が、常に、所定高さに位置するように保持されている。
【0023】このようにして、ワーク収納トレー供給部
1で供給されたワーク収納トレー7に収納された1トレ
イ分若しくは所定数のワークwが、途中で、そのワーク
間ピッチを拡幅され、また縦型マガジンaに位置合わせ
され、同時に、対応する位置にある縦型マガジンaに自
動的に挿入・積み込まれ、ワークwが積み込まれた縦型
マガジンaは、出荷工程に送られる。ところで、本実施
例においては、ワークwとして、表面と側面に半田を付
けているセラミック製リッドの自動詰め装置とし、ワー
クwを吸着手段によって、ワーク収納トレー7が吸着・
取り出し、またこの状態にワーク間ピッチから縦型マガ
ジン間ピッチに拡幅し、更に縦型マガジンaの位置に合
わせる位置合わせを行い、またこの位置合わせした状態
で、該ワークwに対応する縦型マガジンaに同時に挿入
しているので、各工程において、前記半田部分に傷が付
いたりするおそれを軽減でき、また作業員による手作業
を無くすことができ、かつ1トレー分あるいは所定数の
ワークwを同時に、縦型マガジンに詰め込むことができ
るので、その作業性を向上させることができる。
【0024】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものでなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で変
形実施できる構成を含む。因に、前記ワークとしては、
セラミック製リッドの他に、該リッドと同様に、ワーク
収納トレーに平面的に複数個収納されたワークであれ
ば、他の種々の形態のものに適用できる。また、前記ワ
ーク間ピッチ変換手段と、該ワークの位置決めをするワ
ーク位置決め手段は、一つの手段として並行的に行う形
態としてもよいことは当然である。
【0025】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のワークの縦型マガジンへの自動詰め装置によれば、複
数個のワークを平面的に載せたワーク収納トレーから1
トレイ分あるいは所定数のワークを取り出し、該取り出
したワークのワーク間ピッチを該縦型マガジン間ピッチ
に拡幅等の変換、位置決めを行った後、該ワークを該取
り出した個数のワークに対応する個数の縦型マガジンに
それぞれ挿入するようにしてので、その作業性を向上さ
せることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す装置の正面図である。
【図2】 側面図である。
【図3】 平面図である。
【図4】 ワーク位置決めと縦型マガジンの位置関係を
説明する平面図である。
【図5】 縦型マガジン供給・排出部の平面図である。
【図6】 図5の正面図である。
【図7】 縦型マガジンの平面図と正面図である。
【図8】 ワーク収納トレーの平面図である。
【符号の説明】
1・・・ワーク収納トレー供給部、2・・・ワーク・ト
レー移載部、3・・・空トレー排出部、4・・・ワーク
位置決め部、5・・・ワーク自動詰め部、6・・・縦型
マガジン供給・排出部、7・・・ワーク収納トレー、8
・・・シリンダ、9・・・トレー移送部、10・・・ト
レー用リフター、11・・・垂直ガイド、12・・・昇
降用エアシリンダ、13・・・トレー載置台、14・・
・上限位置検出センサー、15・・・ワーク移載機、1
6・・・空トレー移載機、17・・・昇降用エアシリン
ダ、18・・・接続枠、19・・・ワーク吸着ヘッド、
20・・・水平移動用エアシリンダ、21・・・x−y
移動機構、22・・・昇降用エアシリンダ、23・・・
接続枠、24・・・トレー把持ハンド、25・・・ロッ
ド、26・・・空トレー排出用エアシリンダ、27・・
・トレー用リフター、28・・・垂直ガイド、29・・
・昇降用エアシリンダ、30・・・トレー載置台、31
・・・ワーク位置決め台、31a・・・下部テーブル、
31b・・・上部テーブル、32・・・エアシリンダ、
33・・・孔、34・・・昇降用エアシリンダ、35・
・・接続枠、36・・・ワーク吸着ヘッド、37・・・
ロッド、40・・・ワーク保持片、41・・・平面矩形
状の筒体、42・・・筒体の角部、43・・・割り溝、
44・・・X状の開口孔、45・・・縦型マガジン移送
用エアシリンダ、46・・・ワーク受けリフト機構、4
7・・・縦型マガジン移送用エアシリンダのシリンダロ
ッド、48・・・移送台、49・・・マガジン載置台、
50・・・モータ、51・・・ロッド、52・・・ベー
ス板、53・・・複数本のロッド、54・・・ワーク保
持体、w・・・ワーク、a・・・縦型マガジン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のセラミック基板等のワークを平
    面的に載せたワーク収納トレーから、所定数のワークを
    同時に取り出すと共に、該所定数のワークに対応する所
    定数の縦型マガジンに自動詰めするための装置であっ
    て、該ワークを載せたワーク収納トレーを所定個所に供
    給するトレー供給手段と、該所定個所に供給されたワー
    ク収納トレーから所定数のワークを同時に取り出すワー
    ク取り出し手段と、該取り出したワークの該ワーク収納
    トレー内におけるワーク間ピッチを前記所定数の縦型マ
    ガジン間ピッチに変換するワーク間ピッチ変換手段と、
    該ワークの位置決めをするワーク位置決め手段と、該縦
    型マガジン間ピッチに変換した所定数のワークを対応す
    る該縦型マガジンのそれぞれに同時に詰めるワーク自動
    詰め手段と、該縦型マガジン内に詰めたワークのうちの
    一番上に位置するワークを定位置に保持させるワーク受
    けリフト機構を有するワーク保持手段と、前記ワーク移
    載手段でワークを取り出した後の空になったワーク収納
    トレーを排出するトレー排出手段と、前記所定数の縦型
    マガジンを、前記ワーク自動詰め個所に供給する縦型マ
    ガジン供給手段、および該ワークを自動詰めした縦型マ
    ガジンを排出する縦型マガジン排出手段を有することを
    特徴とするワークの縦型マガジンへの自動詰め装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108423428A (zh) * 2018-05-09 2018-08-21 苏州康弗士科技有限公司 一种料盘收放装置
CN115196312A (zh) * 2022-06-02 2022-10-18 广州市新豪精密科技有限公司 一种用于轴类产品的自动摆盘机

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