JPH0829884B2 - シ−ト折装置 - Google Patents

シ−ト折装置

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JPH0829884B2
JPH0829884B2 JP59215942A JP21594284A JPH0829884B2 JP H0829884 B2 JPH0829884 B2 JP H0829884B2 JP 59215942 A JP59215942 A JP 59215942A JP 21594284 A JP21594284 A JP 21594284A JP H0829884 B2 JPH0829884 B2 JP H0829884B2
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folding
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unit
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sheet
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弘 楠本
光弘 野中
明 広瀬
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines

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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、自動的にシートを折る装置に関し、特に、
シートを2つ折りするシート折装置に関する。
【従来の技術】
この種のシート折装置においては、折ローラが用いら
れる。たとえば、入紙搬送路と排紙送出路の間に、第1
折ローラ,第1折ローラに当接する第2折ローラ,第2
折ローラに当接する第3折ローラを配置し、第1折ロー
ラと第2折ローラの出側に紙折案内路が配置されてい
る。 入紙搬送路から第1,第2折ローラに入った紙は、折案
内路に入る。紙の先端が折案内路の終りの紙止め端に当
ると、第1,第2折ローラを出た所で紙が曲り、この曲り
が大きくなって第2,第3折ローラに噛込まれて排紙送出
路に向かう。 紙サイズ等に対応して折りの有無等を選択しうるのが
好ましく、特開昭57-62159号公報に開示の紙折り機は、
折りをするかしないかを決定するゲート部材8を、第1,
第2折ローラ5,4の出側に入口がある紙折案内路7の該
入口に対して進退するように設け、ゲート部材8のソレ
ノイド9を結合し、ソレノイド9に通電してゲート部材
8を紙折案内路7へ紙が進入するのを阻止しかつ紙を第
2,第3折ローラ4,4′のニップ部(紙入側)に案内(直
送)するようにしている。これにより、ソレノイド9に
通電しているときには、紙は第1,第2折ローラ5,4から
直ちに第2,第3折ローラ4,4′に向かい、第1,第2折ロ
ーラ5,4による2つ折りは実現しない。この紙折り機は
また、折案内路7の終りの紙止め端(固定レジスタ)7b
と折案内路7の入口の間に可動レジスタ17を配置してお
り、この可動レジスタ17をソレノイド16で駆動して紙止
め位置に置くようにしている。このときには、紙の先端
が可動レジスタ17に当ったところで第1,第2折ローラ5,
4による2つ折りが始まる。可動レジスタ17を紙止め位
置に置くか否かで、紙端から折り目までの距離が変わ
る。真半分の紙折りを行なう場合、可動レジスタ17を退
避位置に置いて紙を固定レジスタ7bで止める大サイズの
2つ折りと、可動レジスタ17を紙止め位置に置く小サイ
ズの2つ折りをすることができる。
【発明が解決しようとする課題】
上記のように紙を第1,第2折ローラ5,4から直ちに第
2,第3折ローラ4,4′に送る、第1,第2折ローラ5,4によ
る2つ折りなしの直送の場合、紙の先端が第1,第2折ロ
ーラ5,4から送り出されるまでにソレノイド9に通電し
てゲート部材8を折案内路7の入口を塞ぐ位置に駆動
し、紙の先端を第2,第3折ローラ4,4′が捕らえるまで
ソレノイド9の通電を継続する必要がある。複数枚の紙
を連続して直送する場合には、一枚の紙毎にこのような
通電をするか、あるいは直送紙すべての直送を終了する
まで通電を継続する必要があり、前者の場合にはソレノ
イド9に比較的に時間幅が広いパルス通電を繰返すこと
になって、ソレノイド9の負荷が比較的に大きくかつ通
電制御が煩雑である。後者の場合は、通電時間が長くソ
レノイド9の負荷がかなり大きく連続通電による発熱が
大きい。 本発明はこのような問題を改善したものである。
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1折ローラ(318)と、該第1折ローラ
(318)に当接する第2折ローラ(320)と、該第2折ロ
ーラ(320)に当接する第3折ローラ(322)と、第1お
よび第2ローラ(318,320)で送り出されたシートを位
置決めするための折搬送路(305a,305b)と、該折搬送
路(305a,305b)へのシートの供給を阻止するためのゲ
ート部材(324)と、該ゲート部材(324)を、シートの
前記供給を阻止する阻止位置に駆動するためのソレノイ
ド(332)とを有するシート折装置において、 前記ゲート部材(324)が前記阻止位置に到達したと
きそれを該阻止位置に拘止するためのラッチ部材(34
8)および該ラッチ部材(348)に係合する係合子(33
1)を備え、前記ソレノイド(332)はその通電により前
記ゲート部材(324)を前記阻止位置に駆動することを
特徴とする。 なお、理解を容易にするために、カッコ内には、図面
に示し後述する実施例の対応要素の符号を、参考までに
付記した。
【作用】
ソレノイド(332)がその通電によりゲート部材(32
4)を阻止位置に駆動すると、該阻止位置において係合
子(331)がラッチ部材(348)に係合し、これによりゲ
ート部材(324)が阻止位置に拘止される。したがっ
て、ゲート部材(324)を阻止位置に駆動した直後にソ
レノイド(332)の通電を遮断してもゲート部材(324)
が阻止位置に留まり、極短時間の通電でゲート部材(32
4)を阻止位置に置き、該阻止位置に留めることができ
る。 複数枚の紙を連続して直送する場合、その先頭紙の到
来の前に一回だけソレノイド(332)に短時間通電すれ
ばよく、上述の従来の問題が改善する。 本発明の後述の実施例では、ゲート部材(324)は、
第1,第2および第3折ローラの1つ(318)の軸体に枢
着する。これによりゲート部材(324)は軸体を中心に
回動駆動すればよく、ゲート部材(324)の配置空間お
よび作動空間が小さく限られ、ソレノイド(332)のゲ
ート部材駆動ストロークを小さく設定できる。 本発明の後述の実施例では、折搬送路(305a,305b)
にシートの折位置を決定するレジスタ(342,338)を有
し、該レジスタは、折搬送路(305a,305b)の終端に位
置する固定レジスタ(342),折搬送路(305a,305b)に
進退可能な可動レジスタ(338)および可動レジスタ(3
38)を進退駆動する駆動手段(346)を含む。これによ
れば、可動レジスタ(338)を退避位置に置いてシート
を固定レジスタ(342)で止める大サイズの2つ折り
と、可動レジスタ(338)を進位置すなわちシート止め
位置に置く小サイズの2つ折りをすることができる。 本発明の後述の実施例では、係合子(331)をゲート
部材(324)に結合し、ラッチ部材(348)を可動レジス
タ(338)に結合し、駆動手段(346)の駆動により係合
子(331)とのラッチ部材(348)の係合を解除する。こ
れによれば、ソレノイド(332)の極短時間の通電でゲ
ート部材(324)を阻止位置に駆動することによりゲー
ト部材(324)が阻止位置に駆動されてそこに留まり、
駆動手段(346)を極短時間駆動することによりゲート
部材(342)の拘止が解除されてゲート部材(324)が退
避位置に戻る。ゲート部材(324)を阻止位置に駆動す
る必要があるときにソレノイド(332)に極短時間通電
し、ゲート部材(324)を退避位置に戻す必要があると
きに駆動手段(346)を極短時間駆動すればよく、ソレ
ノイド(332)の負荷は小さく通電による発熱が少い。
同様に、ゲート部材(324)を退避位置に戻すための駆
動手段(346)の負荷は小さく通電による発熱が少い。
ゲート部材(324)の阻止位置拘止の解除に、可動レジ
スタ(338)を駆動する手段(346)を共用しているの
で、シート折装置の機構要素は格別に多くあるいは複雑
にならない。 本発明の後述の実施例では、折搬送路(305a,305b)
はガイド板(305a,305b)から形成され、ガイド板(305
b)は、第3折ローラ(322)に近接する端部に可撓性部
材(305c)を有する。第1,第2折ローラ(318,320)で
ガイド板(305a,305b)に送り出されたシートの先端が
可動レジスタ(338)又は固定レジスタ(342)で移動が
阻止されることによりシートはガイド板(305a,305b)
の入口で折れ曲り始めて、この折れ部が第2,第3ローラ
(320,322)に噛込まれて搬送されるが、このときシー
トはガイド板(305b)の先端をこすりながら搬送され
る。したがってシートが傷付き易いが、本実施例によれ
ば、ガイド板(305b)の先端に可撓性部材(305c)があ
るので、これが傷付きを少なくする。この効果があるの
で、ガイド板(305a,305b)の傾斜角度を従来では傷付
く可能性が高くなる低角度(第1,第2折ローラ(318,32
0)のシート送出方向に対しては大きい角度)にして、
シート折装置の高さ(入紙搬送路(310〜316)がシート
を送る方向に直交する方向の幅)を小さくすることがで
きる。すなわちシート折装置をコンパクトにしうる。 本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下
の実施例の説明より明らかになろう。
【実施例】
第1図に一実施例であるシート処理機900の、開閉自
在の前面カバーを取り外した状態を示す。 なお、このシート処理機900は、前面カバーを閉じた
状態では第2図に示す外観を呈し、最も好ましい態様で
は、第2図に示すように複写機800とソータ1000の間に
介挿され、シート処理機900の制御信号線が複写機800に
接続されている。ソータ1000の制御信号線も複写機800
に接続されている。 複写機800は、この組合せ態様に最も適して設計され
たものであると、コピーサイズ(記録紙サイズ),枚
数,コピーの供給姿勢(縦,横),スタンプデータ(ス
タンプ要否,スタンプ位置,発行元,図面種),パンチ
データ(パンチ要否),排紙データ(トレイETへの排紙
又はソータ1000への排紙),スタート信号,エンド信号
等をシート処理機900に与える。 シート処理機900には、操作ボード11が備わってお
り、この操作ボードで、入紙サイズ,入紙姿勢(縦,
横),スタンプデータ(スタンプ要否,スタンプ位置,
発行元,図面種),パンチデータ(パンチ要否),排紙
データ(トレイETへの排紙又はソータ1000への排紙),
スタート信号等を設定又は入力し得るようになってお
り、複写機800とは独立に、操作ボード11の設定および
該ボード11の操作に応答しても動作し得るようになって
いる。複写機800からある信号を受けた場合には、シー
ト処理機900は、複写機800から受けたデータおよび信号
を操作ボード11の設定および操作に優先して取り上げ
る。複写機800が所要のデータを与えないときには、シ
ート処理機900は操作ボード11の設定および又は操作に
従がって動作する。 再び第1図を参照する。複写機800よりコピー紙が矢
印801方向からシート処理機900に与えられる。なお、複
写機800が接続されていないときには、オートフイーダ
又は手差しで紙が矢印801方向からシート処理機900に与
えられる。 シート処理機900に入った紙は、縦折機構ユニット100
-90°ターン機構ユニット200−羽根折機構ユニット300
−パンチ機構ユニット400−スタンプ機構ユニット500−
縦搬送機構ユニット600−排紙機構ユニット700と、この
順に搬送され、排紙機構ユニット700より、トレイETへ
の方向701又はソータ1000への方向703に排出される。 縦折機構ユニット100,90°ターン機構ユニット200,羽
根折機構ユニット300,パンチ機構ユニット400,スタンプ
機構ユニット500および縦搬送機構ユニット600は、引出
し形のケースに収納されており、排紙機構ユニット700
はシート処理機900本体に装着されており、開閉自在の
ユニットカバーで保護されている。 各ユニットを収納した引出し形のケース手前側のケー
ス壁には、引出し用の握手が固着されており、このケー
ス壁より外側に、ジヤム紙手動送り用の握り180,215,38
6,472および634が露出している。これらの握りのそれぞ
れは、機構ユニットの紙送りローラに連結されている。
237,390および476はジヤム紙カット指示用のスイッチで
ある。 各ユニットを収納した引出し形のケースの奥側のケー
ス壁には、シート処理機900本体のラッチ部材にばね係
合する係合子が固着されており、この係合子が、引出し
形のケースを奥に比較的に強い力で押し込むときに、ラ
ッチ部材に係合する。係合状態では、弱い力がケース引
出し方向に加わっても、係合子はラッチ部材から外れな
い。強い力でケースを引き出そうとすると、係合子がラ
ッチ部材から外れて、引き出し形のケースがシート処理
機900本体から手前側に引き出される。 各ユニットを収納した引出し形のケースの奥側のケー
ス壁にはまた、シート処理機900本体の電力線雌コネク
タおよび信号線雌コネクタに結合する電力線雄コネクタ
および信号線雄コネクタが固着されており、前述の係合
子がラッチ部材に係合するとき、これらの雄コネクタが
雌コネクタに係合する。 概略で言うと、各ユニットを収納した引出し形のケー
スの奥側のケース壁より奥側に、機構ユニットの主動力
を得る歯車が露出しており、前述の係合子がラッチ部材
に係合するとき、この歯車がシート処理機900本体の、
メインモータで駆動される動力伝達系の歯車に係合す
る。機構ユニットの主動力を得る前記歯車は引出し形の
ケースに枢着されており、その歯車軸に、他の歯車を介
して、またチエーン,ベルト等の動力伝達手段ならびに
必要に応じてクラッチを介して機構ユニットの紙搬送ロ
ーラが結合されている。なお、機構ユニットによって
は、独立にローラ駆動用のモータを備え、この実施例で
は、紙送り制御が単純な機構ユニットではシート処理機
900本体の主動力系に、歯車を介して機構ユニットのロ
ーラを接続するようにしているが、紙送り制御がやや複
雑な機構ユニットでは、引出し形のケースに独立のモー
タを備え、機構内の紙送りローラを該モータで独立に駆
動するようにしている。 縦折機構ユニット100,90°ターン機構ユニット200,羽
根折機構ユニット300,パンチ機構ユニット400,スタンプ
機構ユニット500および縦搬送機構ユニット600が引出し
形の単位ユニットになっているので、ペーパジヤムの除
去,機構点検,修理等においては、各ユニットを単独に
処理機900から簡単に取り外しても作業台の上に置くこ
とができる。また、再装着も簡単である。 ジヤム紙が縦折機構ユニット100と90°ターン機構ユ
ニット200にまたがっているときには、スイッチ237を押
してから、縦折機構ユニット100および90°ターン機構
ユニット200を順に引き出してジヤム紙を除去する。ス
イッチ237を雄と、後述の、ユニット100に備わったカッ
タ(223:第4図)が自動的にユニット100-200間の紙を
それらの間で切断する。 同様に、ジヤム紙が90°ターン機構ユニット200と羽
根折機構ユニット300にまたがっているときには、スイ
ッチ390を押してから、90°ターン機構ユニット200およ
び羽根折機構ユニット300を順に引き出してジヤム紙を
除去する。スイッチ390を押すと、後述の、ユニット300
に備わったカッタ(376:第4図)が自動的にユニット20
0-300間の紙をそれらの間で切断する。 また同様に、ジヤム紙が羽根折機構ユニット300とパ
ンチ機構ユニット400にまたがっているときには、スイ
ッチ476を押してから、羽根折機構ユニット300およびパ
ンチ機構ユニット400を順に引き出してジヤム紙を除去
する。スイッチ476を押すと、後述の、ユニット400に備
わったカッタ(452:第4図)が自動的にユニット300-40
0間の紙をそれらの間で切断する。 この実施例のシート処理機900の、紙処理動作の概要
を第3a図および第3b図に示す。 シート処理機900は、処理可能紙の最大サイズはA2
(サイズを示す。以下サイズとか版とかの語を省略して
サイズ記号のみを示す)としており、また、A2の入紙は
第3a図に示す縦姿勢のみが処理可能である。紙サイズ
と、シート処理機900の、可能な処理との関係を次に要
約する。 サイズ 姿勢 可能な処理 A2 縦 素通し,4つ折,JIS折, パンチ,スタンプ A3 横 素通し,90°ターン,JIS折, 2つ折,パンチ,スタンプ 縦 素通し,JIS折,2つ折, パンチ,スタンプ A4 横 素通し,パンチ,スタンプ 縦 90°ターン,パンチ,スタンプ B3 縦 素通し,4つ折,JIS折, パンチ,スタンプ B4 横 素通し,90°ターン,JIS折, 2つ折,パンチ,スタンプ B5 横 素通し,パンチ,スタンプ 縦 90°ターン,パンチ,スタンプ なお、複写機800は第3a図および第3b図の左欄に示す
ように、各種サイズ,姿勢の原稿より各種サイズ,倍率
および姿勢のコピーを作成して、シート処理機900に与
える。 第4図に、シート処理機900の各機構ユニットの構成
概略を示す。この第4図は、第1図に示すシート処理機
900の引出し形のケースの手前側壁面を除去した拡大図
に相当する。この第4図を参照した、紙サイズおよび姿
勢に対応した各機構ユニットの紙処理の概要は次の通り
である。 縦折機構ユニット100 (1) A2・縦・素通し−−−ゲート爪112を図示実線
位置として到来した紙をユニット200に送る。 (2) A2・縦・4つ折−−−ゲート爪112を2点鎖線
位置として、到来した紙を縦折ローラ116-120間に案内
し、縦折ローラで縦2つ折りとして縦折ローラ直下の給
紙口を通してユニット200に送る。 (3) A2・JIS折−−−ゲート爪112を2点鎖線位置と
して、到来した紙を縦折ローラ116-120間に案内し、縦
折ローラで、A4長辺長さ部で縦2つ折りとして、縦折ロ
ーラ116,118,120直下の給紙口を通してユニット200に送
る。 (4) B3も上記(1)〜(3)と同様に処理する。但
し、(1)〜(3)のA2をB3と読み替える。 (5) A2,B3以外のサイズの紙は、ゲート爪112を図示
実線位置として、到来した紙をユニット200に案内(素
通し)する。 90°ターンユニット200 (1) A2は、紙の1辺をレジスタ(262,264:第4図)
に沿わせて、そのままユニット300に送る。 (2) A3・横・素通し−−−紙の1辺をレジスタ(26
2,264:第4図)に沿わせて、そのままユニット300に送
る。 (3) A3・横・JIS折又は2つ折−−−紙を90°ター
ンさせて、紙の1辺をレジスタ(262,264:第4図)に沿
わせて、ユニット300に送る。 (4) A3・縦−−−紙の1辺をレジスタ(262,264:第
4図)に沿わせて、そのままユニット300に送る。 (5) A4・横−−−紙の1辺をレジスタ(262,264:第
4図)に沿わせて、そのままユニット300に送る。 (6) A4・縦−−−紙を90°ターンさせて、紙の1辺
をレジスタ(262,264:第4図)に沿わせて、ユニット30
0に送る。 (7) B版の紙の処理も、A版の紙の処理(1)〜
(6)と同様である。但し、A2をB3と、A3をB4と、また
A4をB5と読み替える。 羽根折機構ユニット300 (1) A2・縦・4つ折−−−紙(縦2つ折りされてい
る)をレジスタ342まで送って、第2,第3横折ローラ32
0,322で横2つ折りとしてユニット400に送る。 (2) A2・縦・JIS折−−−紙(縦2つ折りされてい
る)をレジスタ340まで送って、第2,第3横折ローラ32
0,322で横2つ折りとし、更にレジスタ362に送って第3,
第4横折ローラ322,1324で横3つ折りとしてユニット40
0に送る。 (3) A3・横・JIS折−−−紙をレジスタ336まで送っ
て第2,第3横折ローラ320,322で横2つ折りとし、更に
レジスタ358に送って第3,第4横折ローラ322,1324で横
3つ折りとしてユニット400に送る。 (4) A3・横・2つ折−−−紙をレジスタ342に送っ
て第2,第3横折ローラ320,322で横2つ折りとしユニッ
ト400に送る。 (5) その他のA版サイズの紙は、そのままユニット
400に送る。 (6) B版サイズの紙の処理も上記(1)〜(5)と
同様である。但し、A2はB3と、A3はB4と、またA4はB5と
読み替える。 但し本例のレジスタ配置ではB3JIS折り(ファイル折
り)のみ可能で、その時は338と360のレジスタを使用す
る。又、B列の2つ折りはできないレジスタ配置であ
る。 パンチ機構ユニット400 (1) パンチが指定されていないと、そのままユニッ
ト500に素通しする。 (2) A版でパンチが指定されていると、A4の長辺の
中央を対称点として左長辺にパンチする。 (3) B版でパンチが指定されていると、B5の長辺の
中央を対称点として、左長辺にパンチする。 スタンプ機構ユニット500 (1) スタンプが指示されていないと、そのままユニ
ット600に素通しする。 (2) スタンプが指示されていると、機構ユニット55
0において手動で設定された紙長手方向(紙の送り方向
と直交する方向)の位置、およびデータで特定された紙
短辺方向(紙の送り方向)の位置にスタンプする。 縦搬送機構ユニット600 送り込まれる紙はすべてユニット700に送り出す。 排紙機構ユニット700 (1) トレイETへの排紙が指示されているときには、
排紙ゲート爪712を図示実線位置として、到来する紙を
トレイETに送出する。 (2) ソータ1000への排紙が指示されているときに
は、排紙ゲート爪712を2点鎖線位置として、到来する
紙をソータ1000に送出する。 次に、第5a図〜第5e図を参照して、本発明の一実施例
である羽根折装置の機構ユニット300の構成を説明す
る。 羽根折機構ユニット300の主要素は、第1,第2,第3,第
4横折ローラ318,320,322,1324,ユニット200からの紙を
横折ローラに送る入紙搬送路303,第1,第2,第3横折ロー
ラ318,320,322で第1回の折りをするために紙の位置決
めをする第1折搬送ローラ305,第2,第3,第4横折ローラ
320,322,1324で第2回の折りをするために紙の位置決め
をする第2折搬送路307,紙をユニット400に送出する紙
排出搬送路309,第1,第2横折ローラ318,320から第1折
搬送路303への紙の供給を制御する第1ゲート爪324およ
び第2,第3横折ローラ320,322から第2折搬送路305への
紙の供給を制御する第2ゲート爪305である。入紙搬送
路303には、ユニット200からの紙を受入れるローラ304,
308およびローラ310,312,314,316等がある。ローラ304,
308はユニット200のローラ207,211と同速度で回転する
が、ローラ310以降のローラは横折ローラを含めてそれ
より速い速度で回転する。なお、A2の長辺の一端が横折
ローラに達したときには他端はローラ304,308をすでに
通過している。センサ386は入紙搬送路303の紙を検出す
る。第1横折ローラ318の軸326には、回転アーム328が
枢着されており、この回転アーム328に第1ゲート爪324
が固着されている。回転アーム328に立てられたピンに
は、駆動アーム330が係合している。駆動アーム330は軸
334に枢着されており、駆動アーム330はソレノイド332
で回転駆動される。ソレノイド332が非通電であるとき
には、引張スプリング391の力で回転アーム328が上方に
引き上げられており、これにより駆動アーム330の先端
も上方に引き上げられている。駆動アーム330に固着さ
れている係合子331は、ラッチ爪348の上方にある。 ソレノイド332が通電されると、駆動アーム330が時計
方向に回転し、回転アーム328が反時計方向に回転して
第1ゲート爪324が第1横折ローラ318と第3横折ローラ
322の間に降下し、第2横折ローラ320に対向する(素通
し位置)。また、駆動アーム330の回転降下により係合
子331がラッチ爪348の下方に抜け、ラッチ爪348が係合
子331の上側に位置し、係合子331の上昇が阻止される。
この状態では、ソレノイド332の通電を停止しても、第
1ゲート爪324が素通し位置に留まる。ソレノイド346が
通電されると、ラッチ爪348が係合子331の上側から外れ
るので、駆動アーム330は引張スプリング391の力で上方
に復帰する。 第2横折ローラ320の軸には、回転アーム352が枢着さ
れており、この、回転アーム352に第2ゲート爪350が固
着されている。回転アーム352に立てられたピンには、
駆動アーム354が係合している。駆動アーム354は軸356
に枢着されており、駆動アーム354はソレノイド358で回
転駆動される。ソレノイド358が非通電であるときに
は、引張スプリング392の力で回転アーム352が上方に引
き上げられており、これにより駆動アーム354の先端も
上方に引き上げられている。駆動アーム354に固着され
ている係合子355は、ラッチ爪368の上方にある。 ソレノイド358が通電されると、駆動アーム354が反時
計方向に回転し、回転アーム352が時計方向に回転して
第2ゲート爪350が第2横折ローラ320と第4横折ローラ
1324の間に降下し、第3横折ローラ322に対向する(素
通し位置)。また、駆動アーム354の回転降下により係
合子355がラッチ爪368の下方に抜け、ラッチ爪368が係
合子355の上側に位置し、係合子355の上昇が阻止され
る。この状態では、ソレノイド358の通電を停止して
も、第2ゲート爪350が素通し位置に留まる。ソレノイ
ド370が通電されると、ラッチ爪368が係合子355の上側
から外れるので、駆動アーム354は引張スプリング392の
力で上方に復帰する。 第1折搬送路305は、第1横折ローラ318と第2横折ロ
ーラ320で繰り出される紙を案内する搬送路であり、こ
こにB4・JIS折の第1折位置を定める可動レジスタ336,A
3・JIS折の第1折位置を定める可動レジスタ338,B3・JI
S折の第1折位置を定める可動レジスタ340およびA2・JI
S折の第1折位置を定める固定レジスタ342が配置されて
いる。可動レジスタ336,338および340には、それぞれソ
レノイド336S(図示せず),346および340S(図示せず)
のプランジヤが連結されており、ソレノイド336S,346,3
40Sが非通電のとき、それぞれ紙搬送路より退避してい
る。ソレノイド336S,346,340Sが通電されると紙搬送路
に進出し、紙の移動を止める。 第1ゲート爪324が素通し案内位置(第1横折ローラ3
18と第3横折ローラ322の間にあって第2横折ローラ320
に対向)にあるときには、第1横折ローラ318と第2横
折ローラ320で第1折搬送路305に向けて送り出されよう
とする紙は、第1ゲート爪324で第2横折ローラ320と第
3横折ローラ322の間に向けて案内され、第1折搬送路3
05には向かわない。第1ゲート爪324が素通し案内位置
より退避しているときには、第1横折ローラ318と第2
横折ローラ320で第1折搬送路305に向けて送り出され
る。このときには、紙の先端が第1折搬送路305にある
レジスタ(336,338,340又は342)に当ったときから紙が
第1横折ローラ318と第2横折ローラ320の出側で曲り始
め、曲り量がある程度大きくなるとそこで紙が2重にな
って第2横折ローラ320と第3横折ローラ322にかみ込ま
れる。これにより横折りが行なわれたことになる。折り
位置は、どのレジスタが搬送路に進出しているかで定ま
る。 第2折搬送路307は、第2横折ローラ320と第3横折ロ
ーラ322で繰り出される紙を案内する搬送路であり、こ
こに、B3・JIS折の第2折,B4・JIS折の第2折において
折位置を定めるための可動レジスタ358,A3・JIS折の第
2折,A3・JIS折の第2折において折位置を定めるための
可動レジスタ360,B3・JIS折の横2つ折において折位置
を定めるための可動レジスタ362,およびA2・JIS折の横
2つ折において折位置を定めるための固定レジスタ364
が配置されている。可動レジスタ358,360および362に
は、それぞれソレノイド338S(図示せず),370,362Sの
プランジヤが連結されており、ソレノイド338S,370,362
Sが非通電のとき、それぞれ紙搬送路より退避してい
る。ソレノイド338S,370,362Sが通電されると紙搬送路
に進出し、紙の移動を止める。第2ゲート爪350が素通
し案内位置(第2横折ローラ320と第4横折ローラ1324
の間にあって第3横折ローラ322に対向)にあるときに
は、第2,第3横折ローラ320と322で第2折搬送路307に
向けて送り出されようとする紙は、第2ゲート爪350で
第3横折ローラ322と第4横折ローラ1324の間に向けて
案内され、第2折搬送路307には向かわない。第2ゲー
ト爪350が素通し案内位置より退避しているときには、
第2横折ローラ320と第3横折ローラ322で第2折搬送路
307に向けて紙が送り出される。 このときには、紙の先端が第2折搬送路307にあるレ
ジスタ(358,360,362又は364)に当ったときから紙が第
2横折ローラ320と第3横折ローラ322の出側で曲り始
め、曲り量がある程度大きくなるとそこで紙が2重にな
って第3横折ローラ322と第3横折ローラ1324かみ込ま
れる。これにより横折りが行なわれたことになる。折り
位置は、どのレジスタが第2折搬送路307に進出してい
るかで定まる。 第3横折ローラ322と第4横折ローラ1324で送り出さ
れる紙は、ローラ374とそれに当接するローラでパンチ
機構ユニット400に送り出される。 第1折搬送路305の上,下紙ガイド板305a,305b(第5b
図)間のギャップは略3mm程度で下紙ガイド板305bの先
端には、第5b図に示すように、ポリエステルフイルム等
の可撓性部材305cが貼着されている。同様に、第2折搬
送路307の上,下紙ガイド板307a,307b間のギャップも略
3mm程度であり、下紙ガイド板307bの先端に可撓性部材3
07cが貼着されている。第5c図に示すように、第1横折
ローラ318と第2横折ローラ320によって、紙が、第1折
搬送路305に送り込まれる場合に、紙の先端は下紙ガイ
ド板305bに当るが、第5c図に点線で示すように、紙先端
のカールが大きい場合には、下紙ガイド板305bの先端に
衝突する可能性がある。衝突を防止するためには、ガイ
ド板305bを横折ローラに向けて延ばせばよい。ところ
が、第5d図に示すように、第2横折ローラ320および第
3横折ローラ322によって紙のたるみがくわえ込まれた
後は、紙はガイド板305bの先端をこすりながら搬送され
る。したがって紙に傷がつきやすい。これを防止するの
が可撓性部材305cである。この可撓性部材305cが紙のガ
イド板305bの先端への衝突を防止し、かつ傷付きを少な
くする。可撓性部材305cの効果のもう1つは、ガイド板
305a,305bの傾斜角度を小さくし得ることである。第5e
図に示すように、ガイド板305a,305bと、第2,第3横折
ローラ320,322の中心線との角度を直角に近づけて設定
することにより、紙が第2,第3横折ローラ320,322にく
わえ込まれた後の傷はつきにくくなり、下紙ガイド板30
5bの先端を横折ローラに向けて延ばすことが可能であ
り、紙のカールに対する余裕度を大きくとれる。ところ
が第5e図に示すような配置にすると入紙搬送路303に対
してガイド板305a,305bの角度が急になるため、スペー
スが必要になる。この実施例では、可撓性部材305cを備
えたので、第5e図に示す如く大スペースを要するガイド
配置としないで、ガイド板を低角度で傾けて装置(の特
に高さ)を小さくしている。可撓性部材307cも同様な効
果をもたらしている。 入紙搬送路303のローラ304,308の上側にはユニット20
0と300にまたがったジャム紙を切断するためのカッタ37
6が配置されている。なお、カッタ376は、スイッチ390
(第1図)の閉に応答して駆動される。紙センサ388は
紙排出路について紙を検出する。 次に羽根折機構ユニット300の動作を第5a図を参照し
て説明する。 (1) A2・4つ折モード−−−紙がセンサ386で検出
されると、ソレノイド332が通電されて係合子331がラッ
チ爪348の下方に移動し、第1ゲート爪324が素通し位置
に移動する。その直後ソレノイド332の通電が遮断され
るが、係合子331がラッチ爪348に係合しているので、第
1ゲート爪324は素通し位置のままとなる。第1,第2横
折ローラ318,320間に入った紙はそれらの出側で第1ゲ
ート爪324で第2,第3横折ローラ320,322間に向けて案内
されて第2,第3横折ローラ320,322を通って第2折搬送
路307に進む。紙の先端が第2搬送路の固定レジスタ364
に当ると、第2,第3横折ローラ320,322の出側で紙が曲
り、第3,第4横折ローラ322,1324間にくわえ込まれ2つ
折りにされてローラ374に向い、ローラ374で次のパンチ
ユニット400に送られる。紙がセンサ388を通過しその後
紙が到来しないで所定時間が経過するとソレノイド346
が一瞬通電され、これによりラッチ爪348が係合子331よ
り退避し、駆動アーム330がスプリング391の力で上昇
し、第1ゲート爪324が素通し案内位置より退避する。 このように、レジスタ338の自重によるラッチ保持
(第1ゲート爪の素通し位置保持)およびレジスタ駆動
ソレノイド346の通電による保持解除を行なうようにし
ているので、第1ゲート爪324を素通し案内位置に置い
ておくべき時間中連続してソレノイド332に通電してお
く必要はない。 (2) B3・4つ折モード−−−紙がセンサ386で検出
されると、ソリノイド332が通電されて係合子331がラッ
チ爪348の下方に移動し、第1ゲート爪324が素通し位置
に移動する。またソレノイド362S(レジスタ362を紙止
め位置に駆動するもの:図示せず)の連続通電を開始す
る。その直後ソレノイド332の通電は遮断されるが、第
1ゲート爪324は素通し位置のままとなる。第1,第2横
折ローラ318,320間に入った紙はそれらの出側で第1ゲ
ート爪324で第2,第3横折ローラ320,322間に向けて案内
されて第2,第3横折ローラ320,322を通って第2折搬送
路に進む。紙の先端がレジスタ362に当ると、第2,第3
横折ローラ320,322の出側で紙が曲り、第3,第4横折ロ
ーラ322,1324間にくわえ込まれ2つ折にされてローラ37
4に向かい、ローラ374で次のパンチユニット400に送ら
れる。紙がセンサ388を通過しその後紙が到来しないで
所定時間が経過するとソレノイド362Sの通電が遮断さ
れ、ソレノイド346が一瞬通電されて、第1ゲート爪324
が素通し案内位置より退避する。 (3) A3・2つ折モード−−−紙がセンサ386で検出
されると、ソレノイド332が通電されて係合子331がラッ
チ爪348の下方に移動し、第1ゲート爪324が素通し位置
に移動する。またソレノイド370の連続通電を開始す
る。その直後ソレノイド332の通電は遮断されるが、第
1ゲート爪324は素通し位置のままとなる。第1,第2横
折ローラ318,320間に入った紙はそれらの出側で第1ゲ
ート爪324で第2,第3横折ローラ320,322間に向けて案内
されて第2,第3横折ローラ320,322を通って第2折搬送
路307に進む。紙の先端がレジスタ360に当ると、第2,第
3横折ローラ320,322の出側で紙が曲り、第3,第4横折
ローラ322,1324間にくわえ込まれ2つ折にされてローラ
374に向かい、ローラ374で次のパンチユニット400に送
られる。紙がセンサ388を通過しその後紙が到来しない
で所定時間が経過するとソレノイド370の通電が遮断さ
れ、ソレノイド346が一瞬通電されて、第1ゲート爪324
が素通し案内位置より退避する。 (4) B4・2つ折モード−−−紙がセンサ386で検出
されると、ソレノイド332が通電されて係合子331がラッ
チ爪348の下方に移動し、第1ゲート爪324が素通し位置
に移動する。またソレノイド358S(レジスタ358を紙止
め位置に駆動するもの:図示せず)の連続通電を開始す
る。その直後ソレノイド332の通電は遮断されるが、第
1ゲート爪324は素通し位置のままとなる。第1,第2横
折ローラ318,320間に入った紙はそれらの出側で第1ゲ
ート爪324で第2,第3横折ローラ320,322間に向けて案内
されて第2,第3横折ローラ320,322を通って第2折搬送
路307に進む。紙の先端がレジスタ358に当ると、第2,第
3横折ローラ320,322の出側で紙が曲り、第3,第4横折
ローラ322,1324間にくわえ込まれ2つ折にされてローラ
374に向かい、ローラ374で次のパンチユニット400に送
られる。紙がセンサ388を通過しその後紙が到来しない
で所定時間が経過するとソレノイド358Sの通電が遮断さ
れ、ソレノイド346が一瞬通電されて、第1ゲート爪324
が素通し案内位置より退避する。 (5) A2・JIS折モード−−−紙がセンサ386で検出さ
れると、ソレノイド370が通電されてレジスタ360を紙止
め位置に駆動する。第1,第2横折ローラ318,320間に入
った紙は第1折搬送路305に進み、その先端がレジスタ3
42に当たると、紙が2つ折りになって第2,第3横折ロー
ラ320,322を通って第2折搬送路307に進む。紙の先端が
レジスタ360に当たると、第2,第3横折ローラ320,322の
出側で紙が曲り、第3,第4ローラ322,1324間にくわえ込
まれ更に2つ折にされてローラ374に向かい、ローラ374
で次のパンチユニット400に送られる。紙がセンサ388を
通過しその後紙が到来しないで所定時間が経過するとソ
レノイド370の通電が遮断され、レジスタ360が退避位置
に復帰する。 (6) A3・JIS折モード−−−上記(5)のA2・JIS折
モードの動作と同様である。但し、ソレノイド370の付
勢と同時にソレノイド346を付勢して、レジスタ360とレ
ジスタ338を紙止め位置に置く。 (7) B3・JIS折モード−−−上記(5)のA2・JIS折
モードの動作と同様である。但し、ソレノイド370に替
えてソレノイド340S(レジスタ340を駆動するもの:図
示せず)およびソレノイド362S(レジスタ362を駆動す
るもの:図示せず)に通電する。 (8) B4・JIS折モード−−−上記(5)のA2・JIS折
モードの動作と同様である。但し、ソレノイド360に替
えて、ソレノイド336S(レジスタ336を駆動するもの:
図示せず)およびソレノイド358S(レジスタ358を駆動
するもの:図示せず)に通電する。 (9) その他(横折りなし)モード−−−センサ386
が紙を検出すると、ソレノイド32と358に一瞬通電し
て、第1ゲート爪324および第2ゲート爪350をそれぞれ
素通し案内位置に設定する。センサ388が紙を検出しな
くなって、紙の到来が所定時間以上ないと、ソレノイド
346と370に一瞬通電して、第1,第2ゲート爪324,250を
退避位置に戻す。 次に、機構ユニットの動作を制御する電気制御系を説
明する。 電気制御系の構成概要を第6a図に示す。電気制御系
は、操作ボード制御ユニット10,縦折&90°ターン制御
ユニット20,羽根折制御ユニット30,パンチ制御ユニット
40,スタンパ制御ユニット50,縦搬送&排紙制御ユニット
60およびシート処理機本体主動力源付勢回路80で構成さ
れている。 操作ボード11は第2図に示すように、シート処理機90
0の上面に装着されており、この操作ボードのキースイ
ッチ12a(紙サイズ指示用),12b(紙姿勢指示用),12c
(折り種指定用),12d(パンチ要否指定用),12e(スタ
ンプの図面種印指定用),12f(スタンプの発行元印指定
用),12g(スタンプ印の押し位置:紙送り方向の位置:
指定用)12h(排紙方向指定用)および12i(スタート指
示用)に、制御ユニット10のキーインインターフエイス
15aが接続され、操作ボード12で表示灯(発光ダイオー
ド:2重丸で示す)に制御ユニット10の表示インターフエ
イスが接続されている。表示灯は全部で38個であり、次
の通りに割り当てられている。 紙サイズ指示用: A2,A3,A4,B3,B4,B5のそれぞれの表示用に1個、全6
個 処理動作可否表示用: レデイ(可)表示用と待機(不可)表示用にそれぞれ
1個、全2個 折種表示用: JIS折,4つ折,2つ折,折なしのそれぞれの表示用に1
個、全4個 紙姿勢表示用: 縦姿勢表示用と横姿勢表示用にそれぞれ1個、全2個 スタンプ指示有無表示用: スタンプ指示ありとなし表示用各1個、全2個 スタンプ位置表示用: スタンプの右端が紙の右端より0mmの位置表示用,同2
0mm内側位置表示用,同35mm内側位置表示用,同50mm内
側位置表示用,同65mm内側位置表示用,同80mm内側位置
表示用,同95mm内側位置表示用,同110mm内側位置表示
用のそれぞれに1個、全8個 スタンプの図面発行元表示用: 印字面5個のそれぞれに1個、全5個 スタンプの図面種類表示用: 印字面5個のそれぞれに1個、全5個 パンチ指定有無表示用: パンチ指定あり表示用に1個、パンチ指定なし表示用
に1個、全2個 排紙方向表示用: ソータへの排紙表示用に1個、トレイへの排紙表示用
に1個、全2個 操作ボード11の表示パネル13には、シート処理機900
内の紙移送路が描かれており、該紙移送路上のペーパジ
ヤム検出位置に表示灯(発光ダイオード:第6a図に2重
丸で示す)が配置されている。これらの表示灯は表示イ
ンターフエイス15cに接続されている。制御ユニット10
のホストインターフエイス15eには、図示しないコネク
タを介して複写機800の信号線が接続される。シート処
理機本体主動力源付勢回路80は、制御ユニット10のイン
ターフエイス16eに接続されている。 操作ボード制御ユニット10は、第6a図に示すように、
各種インターフエイス,入出力ポート(I/O),共通バ
スライン17,マイクロプロセッサ14,ROM19およびRAM18で
構成されており、複写機800との信号のやり取り,主動
力系付勢回路80へのオン,オフ信号のセット,および,
制御ユニット20,30,40,50および60との信号のやり取り
を行なう。また操作ボード11のキースイッチの状態読取
および表示灯のオン,オフ制御を行なう。 他の制御ユニット20,30,40,50および60も、操作ボー
ド制御ユニット10の構成と同様であり、インターフエイ
ス,I/O,マイクロプロセッサおよび必要に応じてROM,RAM
等を備えるものである。 制御ユニット10,20,30,40,50および60はシート処理機
900の排紙トレイETの下部に収納されている。 縦折&90°ターン制御ユニット20のインターフエイス
には、縦折機構ユニット100および90°ターン制御ユニ
ット200のセンサ,ソレノイド,クラッチ,モータ,エ
ンコーダ等の電気要素が、処理機900本体奥側の雌コネ
クタおよび機構ユニット側の雄コネクタを介して接続さ
れている。 羽根折制御御ユニット30のインターフエイスには、第
5a図に示す羽根折機構ユニット300のセンサ,ソレノイ
ド,モータ等の電気要素が、処理機900本体奥側の雌コ
ネクタおよび機構ユニット側の雄コネクタを介して接続
されている。 パンチ制御ユニット40のインターフエイスには、パン
チ機構ユニットのセンサ,ソレノイド,モータ等の電気
要素が、処理機900の本体奥側の雌コネクタおよび機構
ユニット側の雄コネクタを介して接続されている。 スタンパ制御ユニット50のインターフエイスには、ス
タンプ機構ユニット500のセンサ,ソレノイド,モータ
等の電気要素が、処理機900本体側の雌コネクタおよび
機構ユニット側の雄コネクタを介して接続されている。 縦搬送&排紙制御ユニット60のインターフエイスに
は、縦搬送機構ユニット600および排紙機構ユニット700
のセンサ,ソレノイド,エンコーダ等の電気要素が、処
理機900本体奥側の雌コネクタおよび機構ユニット側の
雄コネクタを介して接続されている。 第7a図〜第7d図に、操作ボード制御ユニット10のマイ
クロプロセッサ14の制御動作を示す。これらの図面を参
照して、操作ボード制御ユニット10の制御動作、すなわ
ちマイクロプロセッサ14の制御動作を説明する。 まず第7a図を参照する。電源が投入されるとマイクロ
プロセッサ(以下単にCPUと称する)14は、入出力ポー
トを初期化し、データ一時格納用のレジスタ,状態レジ
スタ(フラグ),カウンタ(プログラムカウンタ),タ
イマ(プログラムタイマ)等をクリアする(ステップ
1)。以下においてカッコ内では「ステップ」という語
を省略し、単にステップ記号のみを表示する。 初期化を終えるとCPU14は、状態読取を行なう。これ
においてまず読取フラグがあるか否かを参照する
(2)。この時点では初期化を終えたばかりであるの
で、読取フラグは存在しないので、ステップ3に進み、
操作ボードレジスタに標準データをセットする。標準デ
ータは、 紙サイズ:A4 折選択:折なし 縦/横姿勢:横 スタンプ位置:0mm 発行元:第1設計(第1発行元印) 図面種:仮図(第1図面種) パンチ選択:パンチなし 排紙選択:トレイ である。このデータセットを終えると、これに対応し
て、データ対応の表示灯を点灯させる。この状態で、操
作ボード12において、待機(これは初期化でセット),A
4,折なし,横,0mm,パンチなし,第1設計,トレイ,仮
図、のそれぞれを示す表示灯が点灯する。 第6b図に、操作ボードレジスタOBRに割り当てた3バ
イトメモリ領域(CPU14の内部RAMの一領域)に一時書込
むデータの、書込位置を示す。 標準データを操作ボードレジスタOBRに書込むと、読
取フラグをセットする(4)。次に複写機800よりの入
力信号を受けるポートの状態を参照して、複写機800よ
り信号の送信があるか否かを判定する(5)。送信があ
ると受信して信号およびデータを読込み、信号がスター
ト信号か否かを判定する(6)。スタート信号でないと
エンド信号であるか否かを判定し(7)、エンド信号で
ないとデータであるので、入力データの内、操作ボード
レジスタOBRにメモリビットが割り当てられているデー
タは操作ボードレジスタにOBR更新書込みする。このよ
うな更新書込をすると、操作ボードレジスタOBRの、複
写機入力ビット、と示したビットに1を書込む。この1
は、複写機800からシート処理機900にシート処理に関す
るシート処理のやり方の指示があったことを示す。な
お、図示していないが、CPU14は、複写機から受けたデ
ータであって、操作ボードレジスタOBRに書込んだもの
を示すデータ(書込みデータが何であるかを示す)をメ
モリ保持する。複写機800からデータを受けて操作ボー
ドレジスタOBRへの書込を終了してステップ9に進む
と、あるいは、複写機800より入力がなく、ステップ5
からステップ9に進むと、このステップで操作ボード12
のキーインを読む。キーインがキースイッチ12a〜12eに
よるものであると(10)、複写機入力ビットを参照し、
それが1でない(複写機からまだデータを受けていな
い)と(11)、操作レジスタの内容をキーインに応じて
更新し、操作ボードの表示灯のオン,オフをこの更新に
合せて更新する。たとえば、スイッチ12aが閉になる
と、閉になった瞬間に操作ボードレジスタOBRのサイズ
指定ビットをA4の次のB3を示すデータに更新し、A4の表
示灯を消灯してB3の表示灯を点灯する。操作ボードレジ
スタOBRのサイズ指定ビットがB5であったときにキース
イッチ12aが一度閉じられると、サイズ指定ビットをA2
を示すデータに更新し、B5の表示灯を消灯してA2の表示
灯を点灯する。このように、サイズ指示キースイッチ12
aを一度閉とする毎に、表示灯の点灯が第6a図で上側か
ら下側に移り、これと同時に操作ボードレジスタOBRの
サイズ指定ビットのデータが点灯した表示灯が示すサイ
ズを示すデータに更新される。但し、この動作は、複写
機800からサイズデータを受信していないときのみ行な
われ、サイズデータをすでに受信していると、ステップ
11-12−と進んで、キーインに応じたデータ更新や表
示更新は行なわない。キースイッチ12c〜12hによるキー
インに対しても、CPU14は同様な動作をする。 このように複写機800からの入力データを優先させて
いるのは、操作ボード12による設定よりも、複写機800
からのデータの方が信頼性が高いからである。複写機か
らデータが全く来ないとき(たとえば複写機が接続され
ていないとき)、または所要データの一部しか来ないと
きには、足らないデータは操作ボード12よりのキーイン
にしたがって更新設定する。複写機からデータが与えら
れず、操作ボード12にもキーインがなかったときには、
設定データは上述の標準データとなる。図示したフロー
チヤートのステップ展開からは前後するが、シート処理
機の機構が動作を始めるためのスタート信号も、複写機
800より受信し、また操作ボード12のスタートキースイ
ッチ12iでキーインするようになっているが、複写機800
から一部でもデータを受けているとき(OBRの複写機入
力ビット=1)には、スイッチ12iの閉によるスタート
信号のキーインは、ステップ38で受け付けないようにし
ている。このように処理機構スタートでも複写機よりの
スタート信号を優先するようにしている。 操作ボード12およびそのキーイン読取・データセット
は、複写機を接続しない場合、ならびに、所要全データ
の送信をしない複写機に接続されている場合に意味があ
り、シート処理機900の外部機器(ホスト)が接続され
ていない場合や、ホストの機能が足らない分をキーイン
で補なう。 さて、ステップ8でデータをセット(複写機よりの受
信データのセット)するか、あるいはステップ13データ
をセット(キーインデータのセット)すると、もしく
は、複写機よりデータの送信がなく(5)しかもキーイ
ンもない(9)と、第7b図のステップ14に進んで、ユニ
ット20よりの信号受信ポートの信号レベルを参照して、
それがレデイ(紙受入れ可)か否(待機:紙受入れ不
可)かを参照する。 第7b図のステップ14で縦折&90°ターン制御ユニット
20がレデイであると、ステップ16でユニット30がレデイ
が否かを見る。羽根折制御ユニット30がレデイである
と、ステップ18でユニット40がレデイであるか否かを見
る。パンチ制御ユニット40がレデイであると、ステップ
20でユニット50がレデイであるか否かを見る。スタンパ
制御ユニット50がレデイであるとステップ22でユニット
60がレデイであるか否かを見る。縦搬送&排紙制御ユニ
ット60がレデイであると、全ユニットがレデイであって
シート処理を実行し得るので、操作ボードレジスタOBR
のレデイ待機ビットに処理可を示す1をセットし(2
4)、操作ボードレジスタOBRのデータと前操作ボードレ
ジスタPOBRのデータとを比較する(25)。なお、前操作
ボードレジスタOBRはステップ1の初期化でクリアされ
ているので、始めてステップ25に進んだときには、両者
の内容は合致しない。これは、後述のステップ27以下
の、各ユニット20〜60への処理モードデータ転送を実行
していないことを意味する。そこで、まずステップ26で
操作ボードレジスタOBRのデータを前操作ボードレジス
タPOBRに更新メモリし、第7c図のA版処理モードの、ユ
ニット20への設定(27)に進む。 第7c図の、A版処理モードのユニット20への設定(2
7)では、まず、操作ボードレジスタOBRのサイズ指定ビ
ットのデータよりサイズを判定する(271)。 サイズがA2であると、次はOBRの折選択ビットを参照
する(272〜276)。折無しであるとユニット20にA2・縦
・通過モードを示すデータを送信する(273)。4つ折
のときには、ユニット20に、A2・縦折モードを示すデー
タを送信する(275)。2つ折のときにはユニット20
に、A2・縦・通過モードを示すデータを送信する(27
7)。またJIS折であると、ユニット20に、A2・端面折・
JIS縦折モードを示すデータを送信する(278)。 サイズがA2でないときには、ステップ279に進んでA3
であるか見る。 サイズがA3であると、OBRの縦/横指定ビットを参照
し、それが縦を示すものである(280)とユニット20
に、A3・縦・通過モードを送信する(281)。横を示す
ものであるときには、OBRの折選択ビットを参照し(28
2)、それが折無しであるとユニット20に、A3・横・通
過モードを送信する(283)。何らかの折有であるとユ
ニット20に、A3・90°ターンモードを送信する。 サイズがA4のときには(285)、縦/横指定ビットを
参照し(286)、それが横を示すものであると(286)、
ユニット20に、A4・横・通過モードを送信する(28
7)。横を示すものでないとユニット288に、A4・90°タ
ーンモードを送信する(288)。 サイズがB版のときはステップ28で、上述のステップ
27と同様にユニット20に、サイズ等に対応してモードを
送信する。ステップ27のA2をB3に、A3をB4に、またA4を
B5に読み替えるとステップ28の内容となる。 以上で、ユニット20がレデイのときに、ユニット10か
らユニット20に制御動作モード指示が与えられ、ユニッ
ト20のマイクロプロセッサにセットされることになる。 ユニット10のCPU14は次に、第7d図の羽根折モードの
設定(29)に進む。このステップ29では、まず操作ボー
ドレジスタOBRの折選択ビットを参照する(291,292,29
4)。そして、折無しのときにはサイズデータを付して
通過をユニット30に送信する(295)。4つ折,2つ折,
およびJIS折の場合には、操作ボードレジスタOBRのサイ
ズ指定ビットのデータと折選択ビットのデータをユニッ
ト30に送信する(293,296)。以上で、ユニット10から3
0に制御動作モード指示が与えられ、ユニット30のマイ
クロプロセッサにセットされることになる。 羽根折モードの設定(29)を終えるとユニット10のCP
U14は、パンチモードの設定(30)を行なう。 これにおいては、操作ボードレジスタOBRの、サイズ
指定ビットのデータ,折選択ビットのデータおよびパン
チ選択ビットのデータを参照して(301〜306,308,30
9)、最終サイズがA4でしかもパンチ有のときにはユニ
ット40にA4・パンチモードを送信し(307)、最終サイ
ズがB5でしかもパンチ有のときにはユニット40にB5・パ
ンチモードを送信し(310)、その他の場合には非パン
チモードをユニット40に送信する。 パンチモードの設定(30)を終えるとユニット10のCP
U14は、スタンプモードの設定(31)を行なう。 これにおいては、操作ボードレジスタOBRのスタンプ
選択ビットを参照して(312)、それがスタンプを指示
する1であると、ユニット50に、OBRのスタンプ選択ビ
ット,スタンプ位置ビット,発行元選択ビットおよび図
面種選択ビットのデータを送信する(313)。スタンプ
選択ビットが0であると、ユニット50に非スタンプ信号
を送信する。 スタンプモードの設定(31)を終えるとユニット10の
CPU14は、排紙モードの設定(32)を行なう。 これにおいては、操作ボードレジスタOBRの排紙選択
ビットを参照し(321)、それが1であるとユニット60
にソータへの排紙を指示し(323)、0であるとトレイ
排紙を指示する(322)。 排紙モードの設定(32)を終えると、ユニット20〜60
にすべて制御動作モードを指示したことになり、これら
のユニットのCPUはそれぞれ受信した指示(モードデー
ダ)を保持している。 ユニット10のCPU14はそこで第7b図のステップ24に戻
り、ステップ24を経てステップ25に進む。ここでは前操
作ボードレジスタPOBRのデータが、先行のステップ26の
実行により、操作ボードレジスタOBRのデータに合致し
ているので、ステップ25から33に進む。ステップ33では
異常表示パネル33の全表示灯を消灯し、操作ボード12の
待機表示灯を消灯してレデイ表示灯を点灯する。次に複
写機800にレデイ信号を出力セットする(34)。そして
第7a図のステップ5に戻り、複写機800よりの信号の到
来および操作ボード12のキーインを待つ。 複写機800よりスタート信号が到来すると(6)、操
作ボードレジスタOBRのレデイ/待機ビットを参照し(3
5)、それが1であると正常動作可であるので、ユニッ
ト20〜60に所定のタイミングで順次スタート信号を送信
する(37)。そしてまたステップ以下の状態読取に進
む。ユニット20〜60のそれぞれは、スタート信号を受け
ると搬送ローラの駆動を開始し、それぞれセンサに紙が
到来するのを待つ。紙が到来すると、所定の制御動作を
開始する。 制御ユニット10がユニット20〜60にスタート信号を与
える前、又は、与えた後に、ユニット20が待機(処理不
可)であると、あるいは待機になると、ユニット10のCP
U14は第7b図のステップ14でこれを読み、ユニット20の
異常処理(15)に進む。この異常処理においては、まず
操作ボードレジスタOBRの複写機入力ビットを参照する
(151)。それが1であると、複写機800よりデータを受
けて、シート処理スタート前か、すでにスタートしてい
るので、複写機800に異常(待機)を送信する(152)。
そしてOBRのレデイ/待機ビットに動作不可を示す0を
セットし、操作ボード12のレデイ表示灯を消灯し、待機
表示灯を点灯する(153)。次にユニット20より異常デ
ータを受信し(154)、異常データがペーパジヤムを示
すものでわるとその位置データ対応の、異常表示パネル
13上の表示灯を点灯する(156)。異常データがペーパ
ジヤムでないものを示すと、表示パネル13の、異常機構
ユニットに対応付けられている全表示灯を点灯する(15
7)。そして第7a図のステップ5以降の状態読取に戻
る。 制御ユニット10がユニット20〜60にスタート信号を与
える前、又は、与えた後に、ユニット30が待機(処理不
可)であると、あるいは待機になると、ユニット10のCP
U14は第7b図のステップ16でこれを読み、ユニット30の
異常処理(17)に進む。この異常処理(17)は前述の異
常処理(15)と同様である。但し、(15)のユニット20
はユニット30と読み替える。 制御ユニット10がユニット20〜60にスタート信号を与
える前、又は、与えた後に、ユニット40が待機(処理不
可)であると、あるいは待機になると、ユニット10のCP
U14は、第7b図のステップ18でこれを読み、ユニット40
の異常処理(19)に進む。この異常処理(19)は前述の
異常処理(15)と同様である。但し、(15)のユニット
20はユニット40と読み替える。 制御ユニット10がユニット20〜60にスタート信号を与
える前、又は、与えた後に、ユニット50が待機(処理不
可)であると、あるいは待機になると、ユニット10のCP
U14は第7b図のステップ20でこれを読み、ユニット50の
異常処理(31)に進む。この異常処理(21)は前述の異
常処理(15)と同様である。但し、(15)のユニット20
はユニット50と読み替える。 制御ユニット10がユニット20〜60にスタート信号を与
える前、又は、与えた後に、ユニット60が待機(処理不
可)であると、あるいは待機になると、ユニット10のCP
U14は第7b図のステップ22でこれを読み、ユニット60の
異常処理(23)に進む。この異常処理(23)は前述の異
常処理(15)と同様である。但し、(15)のユニット20
はユニット60と読み替える。 羽根折制御ユニット30によってもたらされる羽根折機
構ユニット300の動作は、ユニット300の機構説明の箇所
で説明した。したがって、このユニット30の制御動作の
説明は、重複するのでここでは省略する。 以下に上述の実施例の利点を要約する。 (1) 羽根折機構ユニット300において、横第1折用
のローラ318,320,322と、横第2折用の折ローラ320,32
2,1324を同じ位置に配置して、折ローラ320,322を横第
1折用と横第2折用に共用し、入紙搬送路(303),第
1横折搬送路(305),第2横折搬送路(307)および紙
送出搬送路(309)を、これらの横折ローラを中心に、
十字交叉に配置し、しかも、入紙搬送路(303)と第2
横折搬送路の角度を小角度とし、第1横折搬送路(30
5)と紙送出搬送路(309)の角度を小角度としているの
で、小スペースで第1横折および第2横折が迅速に行な
われる。 (2) 第1横折をするか否かは、ゲート爪324とそれ
を駆動するソレノイド332で設定され、これらはわずか
な機構であり、しかも小さい占有スペースである。同様
に、第2横折をするか否かは、ゲート爪350とそれを駆
動するソレノイド358で設定され、これらもわずかな機
構であり、しかも小さい占有スペースである。 ゲート爪324はローラ318の軸に、ゲート爪350はロー
ラ320の軸に枢着されており、これらの横折位置への駆
動,横折位置よりの退避駆動は簡単であり、制御もソレ
ノイドのオン,オフのみであり、簡単である。 (3) 第1横折搬送路(305)と第2横折搬送路(30
7)のそれぞれに、紙各種サイズ,各種折用の可動レジ
スタおよび固定レジスタを備えており、第3a図および第
3b図に示す多くのサイズの、多くの種類の折を、自動的
に選択する。可動レジスタはソレノイド駆動であるの
で、レジスタ(サイズおよび折)の選択と設定が簡単で
ある。 (4) ゲート爪324,250を駆動するアーム330,354に係
合子331,355を備えて、可動レジスタにラッチ爪348,368
を固着して、ソレノイド332,358に通電してゲート爪32
4,350を折無設定位置に駆動したとき、係合子331,355が
ラッチ爪348,368に係合して、アーム330,354を可動レジ
スタの自重でロックするようにしているので、ソレノイ
ド332,358の連続通電は不要である。可動レジスタ駆動
ソレノイド346,370に一瞬通電することにより、ロック
が解除される。ゲート爪を駆動するときは横折無しであ
って、可動レジスタの駆動はなく、ゲート爪を退避(ロ
ック解除)するときには、横折有りで可動レジスタの駆
動要の可能性が高いので、上述のゲート爪ラッチ機構お
よびラッチ,解除動作は、本来所要の機構要素を合理的
に利用し、その所要動作を合理的に利用したものであ
る。 (5) 第1横折搬送路(305)の下ガイド板の先端、
ならびに、第2横折搬送路(307)の下ガイド板の先端
には、可撓性部材305c,307c(第5b図)が貼着されてお
り、これらが、紙の傷付きを防ぎ、横折ローラにおける
ペーパジヤムを防ぐ。また、入紙搬送路(303)と第1
横折搬送路の角度を小角度とし、第1横折搬送路(30
5)と紙送出搬送路(309)の角度を小角度とするのに役
立っている。 (6) 入紙搬送路(303)のローラは、すべてその上
の鋼球と共働して紙送りするものとされ、鋼球は、ヒン
ジで開閉自在とした開閉板に枢着されている。したがっ
てジヤム紙の除去作業が容易である。のみならず、横折
ローラで引かれる紙に不均一な張力を与えない。これ
は、正確な線で横折りするのに役立っている。また、入
紙ローラ304,308と入紙搬送路(303)との間での紙送り
速度の変更(低から高への変更)に役立っている。 (7) 羽根折機構ユニット300に対応して制御ユニッ
ト30を備え、また操作ボード制御ユニットを備えて、操
作ボード制御ユニットを主制御ユニットとし、他の制御
ユニットを従制御ユニットとし、紙サイズ,姿勢,折
種,パンチ要否,スタンプ要否,スタンプ内容等を示す
モータを、操作ボードおよび又は複写機等のホストから
操作ボード制御ユニットに与え、操作ボード制御ユニッ
トで折処理モードを判断して、決定したシート折処理モ
ードに基づいて従制御ユニットそれぞれの処理モードを
決定し、これを従制御ユニットに送る。したがって、従
制御ユニットの制御動作は比較的に単純であり、従制御
ユニットは、それに割り当てられ機構ユニットのシート
折処理制御とペーパジヤム判定および異常判定、ならび
に、ジヤム,異常時の保護停止とこれの主制御ユニット
への送信をすればよい。 (8) 操作ボード制御ユニットは、複写機800などホ
ストの設定状態で得られる信号,データと、操作ボード
の設定状態で得られる信号,データが重複する場合、後
者よりも前者を優先して摘出し、ホストから得られない
信号,データは操作ボードの設定状態で得られるものと
して、処理モード判定の基となるデータを整える。 複写機800等のホストにシート処理機900が接続されて
いる場合、ホストから与えられるデータの方が信頼性が
高く、また、処理の開始はホストよりスタート信号に応
じたものとすべきであるので、上述の信号,データ処理
は合理的であり、判断や処理の誤りが少ない。又、ホス
トの動作とシート処理機の動作が同期又は整合する。 ホストが接続されていないと、操作ボードの入力に応
じて動作するので、シート処理機900は単独でも使用可
能である。 (9) 4つ折,2つ折,JIS折等の上位折データと紙サイ
ズデータに基づいて、シート処理機900が、横2つ折,
横JIS折等の、羽根折機構ユニット300において特定する
ことが必要な下位折種を自動判定して自動設定するよう
にしているので、操作ボードやホストにおいて多数の下
位折種を設定可にする必要はなく、オペレータの処理モ
ード設定が楽である。
【発明の効果】
ソレノイド(332)がその通電によりゲート部材(32
4)を阻止位置に駆動すると、該阻止位置において係合
子(331)がラッチ部材(348)に係合し、これによりゲ
ート部材(324)が阻止位置に拘止される。したがっ
て、ゲート部材(324)を阻止位置に駆動した直後にソ
レノイド(332)を遮断してもゲート部材(324)が阻止
位置に留まり、極短時間の通電でゲート部材(324)を
阻止位置に置き、該阻止位置に留めることができる。極
短時間の通電で済むので、ソレノイド(332)の負荷は
小さく通電による発熱が少い。 特に、複数枚の紙を連続して直送する場合、その先頭
紙の到来の前に一回だけソレノイド(332)に短時間通
電すればよく、低負荷,低発熱の効果が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一実施例であるシート処理機900の、前面カ
バーを除去し、かつ排紙機構ユニット700の正面カバー
板を除去した状態を示す正面図である。 第2図はシート処理機900を複写機800に接続し、シート
処理機900にソータ1000を接続した、最も推奨される使
用状態を示す外観斜視図である。 第3a図および第3b図は、紙の平面図であり、シート処理
機900および複写機800の紙処理状態を示す。 第4図は、シート処理機の機構主要部を示す正面図であ
り、第1図状態でユニットカバーを除去した拡大図に相
当する。 第5a図は、シート処理機900の羽根折機構ユニット300の
主機構要素を示す拡大斜視図である。 第5b図、第5c図および第5d図は、羽根折機構ユニット30
0の横折ローラの側面図である。 第5e図は、この実施例外の横折ローラの配置状態を示す
側面図である。 第6a図は、シート処理機900の操作ボード11の上面を拡
大して示し、かつ電気制御系の構成をブロックで示すブ
ロック図である。 第6b図は、第6a図に示す操作ボード制御ユニット10が状
態データ,シート処理指示データ等を格納するレジスタ
のメモリ内容を示す平面図である。 第7a図,第7b図,第7c図および第7d図は、第6a図に示す
操作ボード制御ユニット10の制御動作を示すフローチヤ
ートである。 第1図,第2図および第4図 800:複写機、900:シート処理機、1000:ソータ ET:排紙トレイ、11:操作ボード 100:縦折機構ユニット、190,192:引出し用の握手 180:ジヤム紙排出駆動用の握り、801:処理対象紙の到来
方向 200:90°ターン機構ユニット 239:引出し用の握手、21:ジヤム紙排出駆動用の握り 237:ジヤム紙カット指示用のスイッチ 300:羽根折機構ユニット、388:引出し用の握手 386:ジヤム紙排出駆動用の握り 390:ジヤム紙カット指示用のスイッチ 400:パンチ機構ユニット、474:引出し用の握手 472:ジヤム紙排出駆動用の握り 476:ジヤム紙カット指示用のスイッチ 500:スタンプ機構ユニット、598:引出し用の握手 600:縦搬送機構ユニット、636:引出し用の握手 634:ジヤム紙排出駆動用の握り 700:排紙機構ユニット、701:トレイ排紙方向 703:ソータ排紙方向 第5a図および第5b図 376:カッタ、384:スイッチ 380:ワイヤ、382:モータ 304,308,310,312,314,316,372,374:紙送りローラ 318,320,322,1324:横折ローラ、386,388:紙センサ 324,350:ゲート爪、328,352:回動アーム 330,354:駆動アーム、342,364:固定レジスタ 336,338,340,358,360,362:可動レジスタ 348,368:ラッチ爪、331,355:係合子 332,346,358,370:ソレノイド、305b,307b:下ガイド板 305c,307c:可撓性部材、391,392:引張スプリング 386,388:紙センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1折ローラと、該第1折ローラに当接す
    る第2折ローラと、該第2折ローラに当接する第3折ロ
    ーラと、第1および第2ローラで送り出されたシートを
    位置決めするための折搬送路と、該折搬送路へのシート
    の供給を阻止するためのゲート部材と、該ゲート部材
    を、シートの前記供給を阻止する阻止位置に駆動するた
    めのソレノイドとを有するシート折装置において、 前記ゲート部材が前記阻止位置に到達したときそれを該
    阻止位置に拘止するためのラッチ部材おび該ラッチ部材
    に係合する係合子を備え、前記ソレノイドはその通電に
    より前記ゲート部材を前記阻止位置に駆動することを特
    徴とするシート折装置。
  2. 【請求項2】前記ゲート部材は、前記第1,第2および第
    3折ローラの1つの軸体に枢着された、前記特許請求の
    範囲第(1)項記載のシート折装置。
  3. 【請求項3】前記折搬送路にシートの折位置を決定する
    レジスタを有し、該レジスタは、前記折搬送路の終端に
    位置する固定レジスタ,前記折搬送路に進退可能な可動
    レジスタおよび該可動レジスタを進退駆動する駆動手段
    を含む、前記特許請求の範囲第(1)項記載のシート折
    装置。
  4. 【請求項4】前記係合子を前記ゲート部材に結合し、前
    記ラッチ部材を前記可動レジスタに結合し、前記駆動手
    段の駆動により前記係合子との前記ラッチ部材の係合を
    解除する、前記特許請求の範囲第(3)項記載のシート
    折装置。
  5. 【請求項5】前記折搬送路はガイド板から形成され、該
    ガイド板は、前記第3折ローラに近接する端部に可撓性
    部材を有する、前記特許請求の範囲第(1)項記載のシ
    ート折装置。
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