JPH08298508A - 多重化データ相互通信方法、多重化データ相互通信システム、ゲートウエイおよび非同期網上の端末 - Google Patents

多重化データ相互通信方法、多重化データ相互通信システム、ゲートウエイおよび非同期網上の端末

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JPH08298508A
JPH08298508A JP10198395A JP10198395A JPH08298508A JP H08298508 A JPH08298508 A JP H08298508A JP 10198395 A JP10198395 A JP 10198395A JP 10198395 A JP10198395 A JP 10198395A JP H08298508 A JPH08298508 A JP H08298508A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、非同期網上の端末と同期網上の端末
との多重化データの相互通信を簡単な装置構成により実
現することを目的とする。 【構成】一定サイズの複数のフレームによって構造化さ
れた構造化データを扱う同期網200上の端末400
と、データをパケット化および多重化することにより形
成されるとともに時刻情報を付加されたエレメンタリス
トリームを扱う非同期網300上の端末600との間の
多重化データの相互通信時に、フレームの単位に基づい
てエレメンタリストリーム中のパケットのサイズを設定
し、エレメンタリストリーム中の各パケットに復号再生
の時期を示すタイムスタンプを付加する。この結果、構
造化データの多重化データの同期状態をタイムスタンプ
によって表すことができ、復号再生時にパケット多重化
されたデータ間の同期を容易にとることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重化データ相互通信
方法、多重化データ相互通信システム、ゲートウエイお
よび非同期網上の端末に関し、詳しくは、一定サイズの
複数のフレームによって構造化された構造化データを扱
う同期網上の端末と、データをパケット化および多重化
することにより形成されるとともに時刻情報を付加され
たエレメンタリストリームを扱う非同期網上の端末と、
の間の多重化データの相互通信を可能にする方法および
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気通信ネットワークには、図1
6に示すように複数のネットワークが存在し、各ネット
ワークではそれぞれ別個のサービスが提供される。図1
6(a)は電話網の代表的接続形態、図16(b)はデ
ータ網の代表的接続形態、図16(c)はファクシミリ
網の代表的接続形態、図16(d)は専用線網の代表的
接続形態をそれぞれ示している。同図中の1および2は
電話機、5、6および16はパーソナルコンピュータ、
11および12はファクシミリ装置、15はホストコン
ピュータ、3、4、7、8、13、14、17および1
8はユーザー網インタフェース(UNI:User Network
Interface)、9、10、19および20は網終端装置
(DSU:Digital Service Unit)である。
【0003】近年、図16(a)〜(d)に示された各
ネットワークを統合するものとして、サービス統合ディ
ジタル網(ISDN:Integrated Services Digital Ne
twork)が構築され、ISDNでは、電話通信、データ通
信、ファクシミリ通信、映像通信等の各種サービスが同
一ネットワーク上で提供される。現在、実際にサービス
を提供しているISDNは、狭帯域ISDN(N−IS
DN:Narrowband aspects of ISDN)と呼ばれるもので
あり、電話網の64kbpsを基本としたもので、64
kbps(Bチャネル)、384kbps(H0チャネ
ル)、1536kbps(H11チャネル)、1920
kbps(H12チャネル)の伝送速度で、電話通信、
データ通信、ファクシミリ通信、映像通信等の各種サー
ビスを提供している。
【0004】上述のN−ISDNにおける各種サービス
のデータ伝送には、図17に示される同期転送モード
(STM:Synchronous Transfer Mode)が用いられて
おり、このSTMでは、音声データの転送時間(125
μm)を基本時間として、データが束ねられて伝送路に
送出されるようになっている。また、STMでは、各チ
ャネルのタイムスロットにヘッダがないため、各転送ビ
ットが有意な情報であるか不要な情報であるかを区別す
ることができない。このため、常に一定周期で有意な情
報だけでなく、不要な情報を送り続ける必要があり、図
17に示されるように各転送ビット各フレームのn番目
のビットに不要な転送ビットを入れる必要がある。
【0005】ディジタル化された画像データや音声デー
タを、上述のSTMを採用するネットワーク(以下、同
期網と呼ぶ)上で伝送する場合、同期網で設定されてい
る同期網クロックに同期したクロックに従ってデータの
伝送が行われる。また、N−ISDN上のディジタル電
話に使用される音声符号化においては、音声データの標
本化クロックは上述の同期網クロックから生成されるよ
うになっている。
【0006】さらに最近では、図18に示されるよう
に、非同期転送モード(ATM:Asynchronous Transfe
r Mode)と呼ばれるデータ伝送方式が、ITU−T(In
ternational Telecommunication Union - Telecommunic
ation Standardization Sector)で広帯域ISDN(B
−ISDN:Broadband-aspects of ISDN)として標準
化が進められている。このATMでは、ディジタル情報
が、セルと呼ばれる53バイトの固定長の情報として伝
送され、詳しくは、ディジタル情報が48バイトの一定
の長さで区切られ、それぞれに5バイトのヘッダと呼ば
れる制御情報が付加されて、計53バイトの固定長の情
報として伝送される。
【0007】このATMでは、STMとは異なりデータ
伝送速度が可変であり、さらに155Mbps以上の高
速通信も可能となっている。このATMのデータ伝送速
度が可変であるという特性によれば、ディジタル表現さ
れた画像データや音声データを伝送する際には、データ
の送出元のソースクロックに従ってデータを伝送するこ
とができる。
【0008】上述のデジタル網を経由してマルチメディ
ア情報の伝達も行われるようになってきており、映像を
表すビデオデータや音声を表すオーディオデータ等を多
重化して、テレビ電話やテレビ会議装置等が実現されて
いる。例えば、 N−ISDN用のテレビ電話/テレビ
会議システム装置の端末(H.320端末)の概略構成
は、図19に示される。ビデオデータやオーディオデー
タは、同図のH.221を採用するマルチメディア多重
/分離部により、多重あるいは分離され、このH.22
1ではデータはフレーム化して扱われる。また、H.2
21では、多重化されるデータのうちの基本データは
G.711オーディオデータとなるため、多重化される
各データは、オクテットタイミング(8kHzの基準信
号)に合わせ、8ビット単位で最上位ビット(MSB:
Most Significant Bit)から最下位ビット(LSB:Le
ast Significant Bit)まで順番に伝送される。
【0009】例えば、64kbpsのチャネルにおける
フレームの構造は図20に示される。前述したように
H.221におけるデータはオクテット単位で扱われる
ため、64kbpsのチャネルの場合、図20に示され
るように80個のオクテットデータにより一つのフレー
ムが構成される。オクテット中の各ビットは、サブチャ
ネルと呼ばれ、特に第8サブチャネルは、サービスチャ
ネル(SC:Service Channel)と呼ばれている。この
サービスチャネルは、フレーム同期信号(FAS:Fram
e Alignment Signal)およびビットレート割り当て信号
(BAS:Bit-rate Allocation Signal)を含んでい
る。
【0010】一方、128kbps以上のチャネルのフ
レーム構造は、図21に示される。この128kbps
以上のチャネルの場合には、各フレームのデータが、8
kHz(125μs)のオクテットタイミングに合わせ
て、8ビット毎に複数のタイムスロットのそれぞれに割
り当てられる。このため、各タイムスロットは、64k
bpsのチャネルに相当して、第1タイムスロットは、
図20に示される64kbpsと同じ構造であるが、残
りのタイムスロットは、サービスチャネルを含まない。
図21に示されるフレーム構造のデータは、各タイムス
ロットの第1オクテットの8ビットデータが第1タイム
スロットから第6nタイムスロットに向けて順にシリア
ル伝送されて、この動作が第2オクテットから第80オ
クテットまで順に繰り返されるようになっている。
【0011】偶数フレームと奇数フレームにより一つの
サブマルチフレームを形成し、さらに複数のサブマルチ
フレームが多重化されて一つのマルチフレームを形成す
る。マルチフレーム中の各フレーム中のサービスチャネ
ルの第1−第8ビットの配置は、図22に示される。前
述のFASは、偶数フレームと奇数フレームの組み合わ
せにより構成されており、偶数および奇数フレームの第
1ビットにマルチフレーム情報を含んでいる。偶数フレ
ームの第1ビットにはマルチフレーム番号が、奇数フレ
ームの第1ビットにはマルチフレーム同期信号(MA
S:Multiframe Alignment Signal)がそれぞれ挿入さ
れている。また、偶数フレームの第2−第8ビットおよ
び奇数フレームの第2ビットには、フレームを決定する
ためのフレーム同期ワード(FAW:Frame Alignment
Word)が挿入されている。
【0012】上述のフレーム同期ワード、マルチフレー
ム同期信号およびマルチフレーム番号によって、図23
に示すような1次元のシリアルデータから、空間および
時間方向に拡張された3次元データを表すことができ
る。また、H.221における多重化規則の例は、図2
4および図25に示され、図24はn×Bチャネルの多
重化規則、図25はH0チャネルの多重か規則を示して
いる。図24中のFはFAS、BはBAS、MLPはマ
ルチレイヤプロトコル(Multi Layered Protocol)、H
SDは高速データ(High Speed Data)、LSDは低速
データ(Low SpeedData)をそれぞれ表している。これ
らの多重化は、BASによって制御されるものであり、
すなわちBASがフレーム構造情報を表している。な
お、BASは、そのBASが多重化された次のサブマル
チフレームのフレーム構造を決定する。
【0013】一方、 ATM上でのマルチメディア情報
の伝達は、ISO/IECのMPEG(Moving Picture
Experts Group)によって、標準化が進められているI
SO/IEC11172−1(以下、MPEG1システ
ムと呼ぶ)およびISO/IEC13818−1(以
下、MPEG2システムと呼ぶ)において規定されてい
る。MPEG2システムによれば、画像データ(以下、
ビデオデータと呼ぶ)と音声データ(以下、オーディオ
データと呼ぶ)は、図26に示されるように、PES
(Packetized Elementary Stream)と呼ばれる形式でパ
ケット化される。
【0014】また、MPEG2システムでは、プログラ
ムストリームとトランスポートストリームの2種類のフ
ォーマットを規定している。プログラムストリームは主
に蓄積メディアのために用意されており、1プログラム
のみの伝送に用いられ、一方、トランスポートストリー
ムは、主に通信や放送メディアのために用意されてお
り、1つのプログラムの伝送だけでなく複数のプログラ
ムの伝送にも用いることができる。ここで言うプログラ
ムとは、例えばテレビの一つの番組を意味し、オーディ
オストリームおよびビデオストリーム等から構成され
る。
【0015】プログラムストリームおよびトランスポー
トストリームは、共にパケット構造で多重化されてい
る。また、基準クロックとなるSTC(システムクロッ
ク)を標本化して得られるSCR(システムクロックリ
ファレンス)またはPCR(プログラムクロックリファ
レンス)と呼ばれるデータも多重化されてストリームの
パケット中に付加される。SCRはプログラムストリー
ムで用いられるものであり、PCRはトランスポートス
トリームで用いるものであり各プログラム毎に付加され
ている。具体的には、SCRおよびPCRはビデオおよ
びオーディオの復号器を含むMPEGシステム復号器に
おける時刻基準STC、すなわち基準となる同期情報の
値を、符号器側で意図した値に設定するのに用いられ
る。
【0016】さらに、受信部側で受信データを復号再生
する際には、プログラムストリームおよびトランスポー
トストリーム中に付加されたタイムスタンプとが用いら
れる。タイムスタンプは、ビデオおよびオーディオの各
アクセスユニット毎に付加された復号再生処理の時刻管
理のタグのようなものである。パケット中にビデオおよ
びオーディオの復号再生の単位を表すアクセスユニット
の先頭がある場合には、そのパケットのヘッダにタイム
スタンプが付加される。
【0017】一方、パケット中にアクセスユニットの先
頭がない場合には、そのパケットのヘッダにはタイムス
タンプは付加されないようになっている。また、一つの
パケット中に二つ以上のアクセスユニットの先頭がある
場合でも、最初のアクセスユニットに対応するタイムス
タンプだけをそのパケットのヘッダに付加されるように
なっている。
【0018】上記タイムスタンプには、再生出力の時刻
管理情報を表すPTS(プレゼンテーションタイムスタ
ンプ)および復号の時刻管理情報を表すDTS(デコー
ディングタイムスタンプ)の2種類のタイムスタンプが
ある。PTSは、90kHzのクロックで計測した値を
33ビット長で表されており、MPEGシステムにおけ
るSTCがPTSに一致したときに、そのPTSに対応
するアクセスユニットが再生出力されるようになってい
る。
【0019】DTSは、MPEGにおけるビデオの特殊
な符号化ストリームの送出手順に対応して設定されたも
の、すなわち、復号する順序と再生出力する順序が異な
ることに対応して設定されている。具体的には、MPE
GにおけるBピクチャを含むビデオストリームでは、I
ピクチャとPピクチャにそれぞれ相当するパケットに
は、再生順序を変更するためのPTSとDTSの両方が
付加され、Bピクチャに相当するパケットにはPTSの
みが付加されるようになっている。
【0020】上記プログラムストリームおよびトランス
ポートストリームのうちのトランスポートストリームに
ついて図示すると、そのデータ構造は図27に示され
る。トランスポートストリームは、図28に示されるよ
うに、上記PESを再パケット化することにより得られ
る。また、トランスポートストリームを非同期網上で扱
われるATMセルにマッピングするには、図29に示さ
れるように、アメリカの民間非営利団体として登録され
たATM Forumで採用が検討されている方式がある。こ
の図29では、トランスポートストリームをAAL5に
マッピングしている。なお、PCRを含むTSパケット
は、セル致着ゆらぎを低減するため、CPCS−PDU
の最後尾に配置され、デフォルトのマッピングは、2以
下のTSパケットであり、それ以外はネゴシエーション
による。
【0021】ATMに関連するプロトコルは、OSI参
照モデルに対応しており、下位層から物理層、ATM
層、ATMアダプテーション層(AAL:ATM Adap
tationLayer)の3つの層に分類される。AALは、音
声通信、映像通信、データ通信といった各種通信サービ
スに要求される通信特性の相違を吸収して、ATMの基
本機能であるセルの転送機能を確保するために用意され
たものである。
【0022】現在、ITU−Tでは、5種類のAAL、
すなわちAALタイプ1〜5が検討されている。AAL
タイプ1は、従来の音声通信サービスや既存専用線サー
ビスのような固定速度サービスを提供するものであり、
AALタイプ2は、可変速度で符号化された音声データ
や映像データ等を可変速度で提供するためのものであ
る。
【0023】AALタイプ3は、コネクション型データ
通信(フレーム・リレー、パケット通信等)や信号転送
等を提供するものであり、AALイプ4は、コネクショ
ンレス型データ通信を提供するものである。AALタイ
プ5は、データ通信サービスやシグナリングへの適用を
想定した仕様となっていて、ユーザー情報のセルへの分
解、組立機能をATMレイヤのペイロードタイプ(P
T)で識別するなど、AALの機能を極力簡略化し効率
的なデータ転送を実現できるようになっており、他に呼
接続の制御データを伝送するためにも利用される。
【0024】従来の電話網やN−ISDN等のSTMを
採用するネットワーク上の端末と、ATMを採用するネ
ットワーク上の端末が混在する場合でも、これら端末同
士の相互通信は可能である。例えば、非同期網上の端末
と、同期網上の端末や非同期網上の同期網用端末との相
互通信をする場合には、上述のAALタイプ1が準備さ
れている。AALタイプ1は、ユーザー情報の分解組
立、損失セル・後挿入セルに対する処理、遅延揺らぎ補
償、送信側クロック周波数の受信側回復等の機能を提供
している。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
H.221データを扱う同期網上の端末とMPEGシス
テムを扱う非同期網上の端末との間で相互通信を実現す
るためには、非同期網上の端末にもH.221の多重化
機能を持たせる必要があり、またAAL1によって伝送
する必要がある。したがって、非同期網上の端末は、M
PEGシステムの機能に加えて、H.221の機能を持
ち、また発呼手続き等の網との制御に必ず必要になるA
AL5に加えて、AAL1機能も持つ必要があり、非同
期網上の端末の装置構成が複雑になるといった問題があ
った。
【0026】そこで、本発明は、非同期網上の端末と同
期網上の端末との多重化データの相互通信を簡単な装置
構成により実現することができる多重化データ相互通信
方法、多重化データ相互通信システム、ゲートウエイお
よび非同期網上の端末を提供することを課題としてい
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、一定サイズの複数のフレーム
によって構造化された構造化データを扱う同期網上の端
末と、データをパケット化および多重化することにより
形成されるとともに時刻情報を付加されたエレメンタリ
ストリームを扱う非同期網上の端末と、の間の多重化デ
ータの相互通信を可能にする多重化データ相互通信方法
において、前記フレームの単位に基づいて、前記エレメ
ンタリストリーム中のパケットのサイズを設定するパケ
ットサイズ設定ステップと、前記エレメンタリストリー
ム中の各パケットに、復号再生の時期を示すタイムスタ
ンプを付加するタイムスタンプ付加ステップと、を有す
ることを特徴とするものである。
【0028】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載の多重化データ相互通信方法にお
いて、前記同期網上の端末から非同期網状の端末に多重
化データが送信されたとき、前記タイムスタンプに基づ
いてエレメンタリストリームを復号再生する復号再生ス
テップを有することを特徴とするものである。請求項3
記載の発明は、上記課題を解決するため、請求項1記載
の多重化データ相互通信方法において、前記構造化デー
タのフレーム構造を表すフレーム構造情報を、エレメン
タリストリーム中の先頭のパケットに付加するフレーム
構造情報付加ステップと、前記フレーム構造情報を付加
されたパケットのタイムスタンプと該フレーム構造情報
を付加されたパケットに続くエレメンタリストリーム中
の各パケットのタイムスタンプとを同期させて、各パケ
ットに相当するフレームの構造を前記フレーム構造情報
に基づいて変更するフレーム構造変更ステップと、を有
することを特徴とするものである。
【0029】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載の多重化データ相互通信方法にお
いて、非同期網上の端末が同期網上の端末からデータを
受信したとき、前記タイムスタンプに基づいて各パケッ
トのパケット化タイミングを再生するパケット化タイミ
ング再生ステップと、非同期網上の端末が同期網上の端
末にデータを送信するとき、パケット化タイミング再生
ステップで再生された前記パケット化タイミング間のエ
レメンタリストリーム中のデータ量を、前記フレーム構
造情報に基づいて決定するデータ量決定ステップと、を
有することを特徴とするものである。
【0030】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載の多重化データ相互通信方法にお
いて、非同期網上の端末が同期網上の端末からデータを
受信したとき、前記タイムスタンプに基づいて受信クロ
ックを再生する受信クロック再生ステップと、非同期網
上の端末が同期網上の端末にデータを送信するとき、受
信クロック再生ステップで再生された受信クロックに基
づいて送信クロックを生成する送信クロック生成ステッ
プと、を有することを特徴とするものである。
【0031】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載の多重化データ相互通信方法にお
いて、前記構造化データがITU−T(International
Telecommunication Union - Telecommunication Standa
rdization Sector)のH.221標準に従って形成さ
れ、前記エレメンタリストリームがISO/IEC(In
ternational Organization for standardization/Inter
national Electrotechnical Commission)の11172
−1または13818−1標準に従って形成されたこと
を特徴とするものである。
【0032】請求項7記載の発明は、上記課題を解決す
るため、一定サイズの複数のフレームによって構造化さ
れた構造化データを扱う同期網上の端末と、データをパ
ケット化および多重化することにより形成されるととも
に時刻情報を付加されたエレメンタリストリームを扱う
非同期網上の端末と、の間の多重化データの相互通信を
可能にする多重化データ相互通信システムにおいて、前
記フレームの単位に基づいて、前記エレメンタリストリ
ーム中のパケットのサイズを設定するパケットサイズ設
定手段と、前記エレメンタリストリーム中の各パケット
に、復号再生の時期を示すタイムスタンプを付加するタ
イムスタンプ付加手段と、を有することを特徴とするも
のである。
【0033】請求項8記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項7記載の多重化データ相互通信システム
において、前記同期網上の端末から非同期網状の端末に
多重化データが送信されたとき、前記タイムスタンプに
基づいてエレメンタリストリームを復号再生する復号再
生手段を有することを特徴とするものである。請求項9
記載の発明は、上記課題を解決するため、請求項7記載
の多重化データ相互通信システムにおいて、前記構造化
データのフレーム構造を表すフレーム構造情報を、エレ
メンタリストリーム中の先頭のパケットに付加するフレ
ーム構造情報付加手段と、前記フレーム構造情報を付加
されたパケットのタイムスタンプと該フレーム構造情報
を付加されたパケットに続くエレメンタリストリーム中
の各パケットのタイムスタンプとを同期させて、各パケ
ットに相当するフレームの構造を前記フレーム構造情報
に基づいて変更するフレーム構造変更手段と、を有する
ことを特徴とするものである。
【0034】請求項10記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項7記載の多重化データ相互通信システ
ムにおいて、非同期網上の端末が同期網上の端末からデ
ータを受信したとき、前記タイムスタンプに基づいて各
パケットのパケット化タイミングを再生するパケット化
タイミング再生手段と、非同期網上の端末が同期網上の
端末にデータを送信するとき、パケット化タイミング再
生手段により再生された前記パケット化タイミング間の
エレメンタリストリーム中のデータ量を、前記フレーム
構造情報に基づいて決定するデータ量決定手段と、を有
することを特徴とするものである。
【0035】請求項11記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項7記載の多重化データ相互通信システ
ムにおいて、非同期網上の端末が同期網上の端末からデ
ータを受信したとき、前記タイムスタンプに基づいて受
信クロックを再生する受信クロック再生手段と、非同期
網上の端末が同期網上の端末にデータを送信するとき、
受信クロック再生手段により再生された受信クロックに
基づいて送信クロックを生成する送信クロック生成手段
と、を有することを特徴とするものである。
【0036】請求項12記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項7記載の多重化データ相互通信システ
ムにおいて、前記構造化データがITU−T(Internat
ional Telecommunication Union - Telecommunication
Standardization Sector)のH.221標準に従って形
成され、前記エレメンタリストリームがISO/IEC
(International Organization for standardization/I
nternational Electrotechnical Commission)の11
172−1または13818−1標準に従って形成され
たことを特徴とするものである。
【0037】請求項13記載の発明は、上記課題を解決
するため、同期網および非同期網の間に設けられたゲー
トウエイであり、一定サイズの複数のフレームによって
構造化された構造化データを扱う同期網上の端末と、デ
ータをパケット化および多重化することにより形成され
るとともに時刻情報を付加されたエレメンタリストリー
ムを扱う非同期網上の端末と、の間の多重化データの相
互通信を可能にするゲートウエイであって、前記フレー
ムの単位に基づいて、前記エレメンタリストリーム中の
パケットのサイズを設定するパケットサイズ設定手段
と、前記エレメンタリストリーム中の各パケットに、復
号再生の時期を示すタイムスタンプを付加するタイムス
タンプ付加手段と、を有することを特徴とするものであ
る。
【0038】請求項14記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項13記載のゲートウエイにおいて、前
記構造化データのフレーム構造を表すフレーム構造情報
を、エレメンタリストリーム中の先頭のパケットに付加
するフレーム構造情報付加手段と、前記フレーム構造情
報を付加されたパケットのタイムスタンプと該フレーム
構造情報を付加されたパケットに続くエレメンタリスト
リーム中の各パケットのタイムスタンプとを同期させ
て、各パケットに相当するフレームの構造を前記フレー
ム構造情報に基づいて変更するフレーム構造変更手段
と、を有することを特徴とするものである。
【0039】請求項15記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項13記載のゲートウエイにおいて、前
記構造化データがITU−T(International Telecomm
unication Union - Telecommunication Standardizatio
n Sector)のH.221標準に従って形成され、前記エ
レメンタリストリームがISO/IEC(Internationa
l Organization for standardization/International E
lectrotechnical Commission)の11172−1または
13818−1標準に従って形成されたことを特徴とす
るものである。
【0040】請求項16記載の発明は、上記課題を解決
するため、一定サイズの複数のフレームによって構造化
された構造化データを扱う同期網と、データをパケット
化および多重化することにより形成されるとともに時刻
情報を付加されたエレメンタリストリームを扱う非同期
網を通して多重化データの相互通信を可能にするため
に、前記フレームの単位に基づいて、前記エレメンタリ
ストリーム中のパケットのサイズを設定するパケットサ
イズ設定手段と、前記エレメンタリストリーム中の各パ
ケットに、復号再生の時期を示すタイムスタンプを付加
するタイムスタンプ付加手段と、を有する多重化データ
相互通信システムに適用される非同期網上の端末であっ
て、前記同期網上の端末から多重化データを受信したと
き、前記タイムスタンプに基づいてエレメンタリストリ
ームを復号再生する復号再生手段を有することを特徴と
するものである。請求項17記載の発明は、上記課題を
解決するため、請求項16記載の非同期網上の端末であ
って、同期網上の端末からデータを受信したとき、エレ
メンタリストリーム中に含まれる復号再生の時期を示す
タイムスタンプに基づいて各パケットのパケット化タイ
ミングを再生するパケット化タイミング再生手段と、同
期網上の端末にデータを送信するとき、パケット化タイ
ミング再生手段により再生された前記パケット化タイミ
ング間のエレメンタリストリーム中のデータ量を、前記
フレーム構造情報に基づいて決定するデータ量決定手段
と、を有することを特徴とするものである。
【0041】請求項18記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項16記載の非同期網上の端末におい
て、同期網上の端末からデータを受信したとき、前記タ
イムスタンプに基づいて受信クロックを再生する受信ク
ロック再生手段と、同期網上の端末にデータを送信する
とき、受信クロック再生手段により再生された受信クロ
ックに基づいて送信クロックを生成する送信クロック生
成手段と、を有することを特徴とするものである。
【0042】請求項19記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項16記載の非同期網上の端末におい
て、前記構造化データがITU−T(International Te
lecommunication Union - Telecommunication Standard
ization Sector)のH.221標準に従って形成され、
前記エレメンタリストリームがISO/IEC(Intern
ational Organization for standardization/Internati
onal ElectrotechnicalCommission)の11172−1
または13818−1標準に従って形成されたことを特
徴とするものである。
【0043】
【作用】請求項1記載の発明では、構造化データのフレ
ームの単位に基づいて、エレメンタリストリーム中のパ
ケットのサイズが設定され、エレメンタリストリーム中
の各パケットに、復号再生の時期を示すタイムスタンプ
が付加される。したがって、構造化データの多重化デー
タの同期状態をタイムスタンプによって表すことがで
き、復号再生時にパケット多重化されたデータ間の同期
を容易にとることができる。
【0044】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
多重化データ相互通信方法において、同期網上の端末か
ら非同期網状の端末に多重化データが送信されたとき、
タイムスタンプに基づいてエレメンタリストリームが復
号再生される。したがって、非同期網上の端末が、構造
化データを扱う機能、例えばH.221を持つ必要がな
くなり、端末の装置構成を簡素化することができる。
【0045】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
多重化データ相互通信方法において、構造化データのフ
レーム構造を表すフレーム構造情報が、エレメンタリス
トリーム中の先頭のパケットに付加され、フレーム構造
情報を付加されたパケットのタイムスタンプと該フレー
ム構造情報を付加されたパケットに続くエレメンタリス
トリーム中の各パケットのタイムスタンプとを同期させ
て、各パケットに相当するフレームの構造が前記フレー
ム構造情報に基づいて変更される。したがって、正確な
時期にフレーム構造の変更が可能になる。
【0046】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
多重化データ相互通信方法において、非同期網上の端末
が同期網上の端末からデータを受信したとき、タイムス
タンプに基づいて各パケットのパケット化タイミングが
再生される。また、非同期網上の端末が同期網上の端末
にデータを送信するとき、パケット化タイミング再生ス
テップで再生されたパケット化タイミング間のエレメン
タリストリーム中のデータ量が、前記フレーム構造情報
に基づいて決定される。したがって、構造化データのフ
レーム単位を正確に再生することができる。
【0047】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
多重化データ相互通信方法において、非同期網上の端末
が同期網上の端末からデータを受信したとき、タイムス
タンプに基づいて受信クロックが再生され、非同期網上
の端末が同期網上の端末にデータを送信するとき、受信
クロック再生ステップで再生された受信クロックに基づ
いて送信クロックが生成される。したがって、非同期網
上の端末が同期網上の端末のクロックに合わせて送信す
ることができる。
【0048】請求項6記載の発明では、請求項1記載の
多重化データ相互通信方法において、構造化データがI
TU−TのH.221標準に従って形成され、前記エレ
メンタリストリームがISO/IECの11172−1
または13818−1標準に従って形成されている。し
たがって、同期網上端末と非同期網上端末との間で例え
ばテレビ会議を実現することができる。
【0049】請求項7記載の発明では、構造化データの
フレームの単位に基づいて、エレメンタリストリーム中
のパケットのサイズが設定され、エレメンタリストリー
ム中の各パケットに、復号再生の時期を示すタイムスタ
ンプが付加される。したがって、構造化データの多重化
データの同期状態をタイムスタンプによって表すことが
でき、復号再生時にパケット多重化されたデータ間の同
期を容易にとることができる。
【0050】請求項8記載の発明では、請求項7記載の
多重化データ相互通信システムにおいて、同期網上の端
末から非同期網状の端末に多重化データが送信されたと
き、タイムスタンプに基づいてエレメンタリストリーム
が復号再生される。したがって、非同期網上の端末が、
構造化データを扱う機能、例えばH.221を持つ必要
がなくなり、端末の装置構成を簡素化することができ
る。
【0051】請求項9記載の発明では、請求項7記載の
多重化データ相互通信システムにおいて、構造化データ
のフレーム構造を表すフレーム構造情報が、エレメンタ
リストリーム中の先頭のパケットに付加され、フレーム
構造情報を付加されたパケットのタイムスタンプと該フ
レーム構造情報を付加されたパケットに続くエレメンタ
リストリーム中の各パケットのタイムスタンプとを同期
させて、各パケットに相当するフレームの構造が前記フ
レーム構造情報に基づいて変更される。したがって、正
確な時期にフレーム構造の変更が可能になる。
【0052】請求項10記載の発明では、請求項7記載
の多重化データ相互通信システムにおいて、非同期網上
の端末が同期網上の端末からデータを受信したとき、タ
イムスタンプに基づいて各パケットのパケット化タイミ
ングが再生される。また、非同期網上の端末が同期網上
の端末にデータを送信するとき、パケット化タイミング
再生ステップで再生されたパケット化タイミング間のエ
レメンタリストリーム中のデータ量が、前記フレーム構
造情報に基づいて決定される。したがって、構造化デー
タのフレーム単位を正確に再生することができる。
【0053】請求項11記載の発明では、請求項7記載
の多重化データ相互通信システムにおいて、非同期網上
の端末が同期網上の端末からデータを受信したとき、タ
イムスタンプに基づいて受信クロックが再生され、非同
期網上の端末が同期網上の端末にデータを送信すると
き、受信クロック再生ステップで再生された受信クロッ
クに基づいて送信クロックが生成される。したがって、
非同期網上の端末が同期網上の端末のクロックに合わせ
て送信することができる。
【0054】請求項12記載の発明では、請求項7記載
の多重化データ相互通信システムにおいて、構造化デー
タがITU−TのH.221標準に従って形成され、前
記エレメンタリストリームがISO/IECの1117
2−1または13818−1標準に従って形成されてい
る。したがって、同期網上端末と非同期網上端末との間
で例えばテレビ会議を実現することができる。
【0055】請求項13記載の発明では、構造化データ
のフレームの単位に基づいて、エレメンタリストリーム
中のパケットのサイズが設定され、エレメンタリストリ
ーム中の各パケットに、復号再生の時期を示すタイムス
タンプが付加される。したがって、構造化データの多重
化データの同期状態をタイムスタンプによって表すこと
ができ、復号再生時にパケット多重化されたデータ間の
同期を容易にとることができる。
【0056】請求項14記載の発明では、請求項13記
載のゲートウエイにおいて、構造化データのフレーム構
造を表すフレーム構造情報が、エレメンタリストリーム
中の先頭のパケットに付加され、フレーム構造情報を付
加されたパケットのタイムスタンプと該フレーム構造情
報を付加されたパケットに続くエレメンタリストリーム
中の各パケットのタイムスタンプとを同期させて、各パ
ケットに相当するフレームの構造が前記フレーム構造情
報に基づいて変更される。したがって、正確な時期にフ
レーム構造の変更が可能になる。
【0057】請求項15記載の発明では、請求項13記
載のゲートウエイにおいて、構造化データがITU−T
のH.221標準に従って形成され、前記エレメンタリ
ストリームがISO/IECの13818−1標準に従
って形成されている。したがって、同期網上端末と非同
期網上端末との間で例えばテレビ会議を実現することが
できる。
【0058】請求項16記載の発明では、構造化データ
のフレームの単位に基づいて、エレメンタリストリーム
中のパケットのサイズが設定され、エレメンタリストリ
ーム中の各パケットに、復号再生の時期を示すタイムス
タンプが付加された通信システムにおいて、同期網上の
端末から非同期網状の端末に多重化データが送信された
とき、タイムスタンプに基づいてエレメンタリストリー
ムが復号再生される。したがって、非同期網上の端末
が、構造化データを扱う機能、例えばH.221を持つ
必要がなくなり、端末の装置構成を簡素化することがで
きる。
【0059】請求項17記載の発明では、請求項16記
載の非同期網上の端末において、非同期網上の端末が同
期網上の端末からデータを受信したとき、タイムスタン
プに基づいて各パケットのパケット化タイミングが再生
される。また、非同期網上の端末が同期網上の端末にデ
ータを送信するとき、パケット化タイミング再生ステッ
プで再生されたパケット化タイミング間のエレメンタリ
ストリーム中のデータ量が、前記フレーム構造情報に基
づいて決定される。したがって、構造化データのフレー
ム単位を正確に再生することができる。
【0060】請求項18記載の発明では、請求項16記
載の非同期網上の端末において、非同期網上の端末が同
期網上の端末からデータを受信したとき、タイムスタン
プに基づいて受信クロックが再生され、非同期網上の端
末が同期網上の端末にデータを送信するとき、受信クロ
ック再生ステップで再生された受信クロックに基づいて
送信クロックが生成される。したがって、非同期網上の
端末が同期網上の端末のクロックに合わせて送信するこ
とができる。
【0061】請求項19記載の発明では、請求項16記
載の多重化データ相互通信システムにおいて、構造化デ
ータがITU−TのH.221標準に従って形成され、
前記エレメンタリストリームがISO/IECの111
72−1または13818−1標準に従って形成されて
いる。したがって、同期網上端末と非同期網上端末との
間で例えばテレビ会議を実現することができる。
【0062】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図15は本発明に係る多重化データ変換システムの
一実施例を示す図である。まず、構成を説明する。
【0063】図1において、100はゲートウエイであ
り、ゲートウエイ100は同期網200と非同期網30
0の間に配置されて、両者の相互通信に関わるデータ変
換機能を有する。400は同期上の端末であり、端末4
00は同期網インターフェース部500を通して同期網
200に接続されている。本実施例における端末400
は、ITU−T勧告H.320テレビ会議装置/テレビ
電話である。同期網上では、一定サイズの複数のフレー
ムによって構造化された構造化データを扱うことが可能
であり、例えば384Kbpsにおける1サブマルチフ
レームのフレーム構成は図2に示されている。なお、構
造化データは他の標準や勧告のフォーマット形式のもの
であっても良いのは言うまでもない。
【0064】600は非同期網上の端末であり、端末6
00は非同期網インターフェース部700を通して非同
期網300に接続されている。非同期網上では、データ
をパケット化および多重化することにより形成されて時
刻情報を付加されたパケット化ストリームを扱うことが
可能であり、パケット化ストリームは例えば図3に示さ
れように構成される。時刻情報は各パケットのヘッダに
付加されている。本実施例では、パケット化ストリーム
は、ISO/IEC(International Organization for
standardization/International Electrotechnical Co
mmission)の13818−1標準、すなわちMPEG2
のフォーマットに従うものとする。また、MPEG2シ
ステムには、プログラムストリームとトランスポートス
トリームの2つのフォーマット形式があるが、本実施例
では、トランスポートストリームのフォーマット形式に
従うものとする。上述同様に、パケット化ストリームが
他の標準や勧告のフォーマット形式であっても良いのは
言うまでもない。
【0065】ゲートウエイ100は、図4に示されるよ
うに、同期網受信インタフェース部101、構造化デー
タ分離部102、パケット多重部130、CLA部10
4、非同期網送信インタフェース部105、PLL(Ph
ase Locked Loop)部106、非同期網受信インタフェ
ース部107、CLD部108、パケット分離部19
0、構造化データ多重部110および同期網インタフェ
ース部111を有している。
【0066】同期網受信インタフェース部101は、網
情報等が多重化されたデータから、H.221データお
よびH.221データに同期したクロックSTMCKを
分離、抽出するものである。構造化データ分離部102
は、同期網受信インタフェース部101を通して同期網
側から構造化データ(H.221データRHD)とクロ
ックSTMCKを分離/受信して、そのH.221デー
タ中のフレーム中に存在するFAS情報、BAS情報に
基づいて構造化データRHD、受信オーディオエレメン
タリストリームの位置を示すオーディオフラグRAF、
受信ビデオエレメンタリストリームの位置を示すビデオ
フラグRVF、受信フレーム同期信号/送信ビットレー
ト割り当て信号フラグRFBF、サブマルチフレームの
サイズを表すサブマルチフレーム同期信号RSMFSY
を生成して出力するとともに、クロックSTMCKも出
力する。本実施例では、構造化データがH.221デー
タRHDであるため、サブマルチフレーム同期信号RS
MFSYのパルスピッチは20msになる。
【0067】PLL部106は、同期網クロックSTM
CKおよび回線種別(64kbps、128Kbps、
384kbps等)表す信号を入力して、構造化データ
の送信元の送信クロックに一致する受信システムクロッ
ク(RSCK)を生成して出力する。パケット多重部1
30は、図5に示されるように、オーディオ用バッファ
131、ビデオ用バッファ132、PES多重部13
3、TS多重部134、STC生成部およびタイミング
制御部136を有している。
【0068】オーディオ用バッファ131は、タイミン
グ制御部によって出力されるSACKによりH.221
データRHDから受信オーディオエレメンタリストリー
ムを分離して入力し、PESの生成タイミングに同期し
た送信オーディオ読み出しクロックSARCKに従って
送信オーディオパケット化エレメンタリストリームSA
PESとして出力する。
【0069】ビデオ用バッファ132は、タイミング制
御部によって出力されるSVCKにより、H.221デ
ータRHDから受信ビデオエレメンタリストリームを分
離して入力し、PESの生成タイミングに同期した送信
ビデオ読み出しクロックSVRCKに従って送信ビデオ
パケット化エレメンタリストリームSVPESとして出
力する。
【0070】PES多重部133は、オーディオ用バッ
ファ131およびビデオ用バッファ132からの送信パ
ケット化オーディオエレメンタリストリームSAPES
および送信パケット化ビデオエレメンタリストリームS
VPES、並びに、タイミング制御部136からプレゼ
ンテーションタイムスタンプSPTS、デコーディング
タイムスタンプSDTSおよび送信フレーム同期信号/
送信ビットレート割り当て信号を入力して、これらをパ
ケット化するとともに多重化して送信パケット化エレメ
ンタリストリームSPESとして出力する。なお、以下
の説明においては、送信/受信プレゼンテーションタイ
ムスタンプと送信/受信デコーディングタイムスタンプ
のうち送信/受信プレゼンテーションタイムスタンプし
かない場合も、以下の説明および図においては、これら
を総称して送信/受信タイムスタンプDTSと呼ぶ。
【0071】TS多重部134は、タイミング制御部1
36からのタイミング信号STSHとクロックSTCK
に基づき、PES多重部133から送信エレメンタリス
トリームSPESおよびSTC生成部135から送信プ
ログラムクロックリファレンスSPCRを入力し、これ
らを多重化するとともにさらにパケット化して、188
バイトサイズのパケットからなるトランスポートストリ
ームを生成して出力する。
【0072】STC生成部135は、構造化データ分離
部102から受信システムクロックRSCKを入力し
て、送信プログラムクロックリファレンスSPCR、送
信システムクロックSSCKおよび送信システムタイム
クロックSSTCを生成して出力する。タイミング制御
部136は、構造化データ分離部130からオーディオ
フラグRAF、ビデオフラグRVF、サブマルチフレー
ム同期信号RSMFSY、FAS/BASデータRF
B、FASSTC生成部135から送信システムクロッ
クSSCKおよび送信システムタイムクロックSSTC
を入力して、これらの入力信号に基づいて、PESの生
成タイミングに同期した送信オーディオ読み出しSAR
CK、PESの生成タイミングに同期した送信ビデオ読
み出しクロックSVRCK、送信オーディオクロックS
ACK、送信ビデオクロックSVCK、送信デコーディ
ングタイムスタンプSDTS、送信プレゼンテーション
タイムスタンプSPTSおよび送信フレーム同期信号/
送信ビットレート割り当て信号SFAS/SBASを生
成して出力する。
【0073】SACKは、RAFが“1”のときに、S
TMCKを描出することにより生成されたものである。
SVCKは、RVFが“1”のときに、STMCKを描
出することにより生成されたものである。これにより、
H.221データからオーディオおよびビデオを分離し
て各バッファ131および132に書き込むことができ
る。
【0074】また、タイミング制御部136は、PES
のヘッダ、DTS、PTS、FAS/BASパケットの
多重位置を示す信号SPESHと、STSのPES部分
のみにSTCKクロックが存在するSPCKをPES多
重部133に出力し、さらにTSヘッダ、PCRの多重
位置を示すSTSH、クロックSTCKをTS多重部1
34に出力する。上記STSのPES部分のみとは、ア
ダプテーションヘッダを含むTSヘッダを除く部分であ
り、また伝送レート調整のためのヌルパケットも除いた
部分である。上記クロックSTCKは、SSCKを分周
することによりまたはPLL用いて生成される。
【0075】再び図4において、CLA部104は、パ
ケット多重部130からトランスポートストリームST
Sおよび送信クロックSTCKを入力するとともに、非
同期網クロックATMCKを入力しATMセルを形成し
て、非同期網送信インタフェース部105を通して光−
電気変換して非同期網300に出力する。上述の構造化
データから送信トランスポートストリームSTSを生成
する過程に関わる主要なデータおよび信号は、図10に
示される。
【0076】一方、ゲートウエイ100が非同期網30
0からATMセルを受信した場合、CLD部108は、
非同期網受信インタフェース部107を通して光−電気
変換されたATMセルを入力するとともに、非同期網ク
ロックATMCKを入力しATMセルを分解して、受信
トランスポートストリームRTSおよび受信トランスポ
ートクロックRTCKを生成して出力する。
【0077】パケット分離部190は、図6に示すよう
に、TS分離部191、STC再生部192、PES分
離部193、タイミング制御部194、オーディオ用の
バッファ195およびビデオ用のバッファ196を有し
ている。パケット分離部190のTS分離部191は、
CLD部108から受信トランスポートストリームRT
Sおよび受信トランスポートクロックRTCKを入力し
て、受信トランスポートストリームRTSから、受信パ
ケット化エレメンタリストリームRPESとPES有効
期間を示す信号を形成して出力するとともに、受信プロ
グラムクロックリファレンスRPCRを取り出してRP
CRロードタイミングとともに出力する。
【0078】PES分離部193は、TS分離部191
から受信パケット化エレメンタリストリームRPESを
入力して分離し、受信オーディオエレメンタリストリー
ムRAPES、受信ビデオエレメンタリストリームRV
PES、受信タイムスタンプRDTSおよび受信フレー
ム同期信号/受信ビットレート割り当て信号RFAS/
RBASを出力する。
【0079】オーディオ用バッファ195は、PES分
離部193からの受信オーディオパケッ化エレメンタリ
ストリームRPESをPES中のオーディオエレメンタ
リストリーム期間中発生する受信オーディオ書き込みク
ロックRAWCKに従って入力し、オーディオデータの
転送レートに同期した受信オーディオクロックRACK
に従って受信オーディオエレメンタリストリームRAE
Sとして出力する。
【0080】ビデオ用バッファ196は、PES分離1
93からの受信ビデオパケット化エレメンタリストリー
ムRVESを、PES中のビデオエレメンタリストリー
ム期間中発生する受信ビデオ書き込みクロックRVWC
Kに従って入力し、ビデオデータの転送レートに同期し
た受信ビデオクロックRVCKに従って、受信ビデオエ
レメンタリストリームRAESとして出力する。
【0081】STC再生部192は、TS分離部191
から受信プログラムクロックリファレンスSPCRをR
PCRロードタイミングに同期して入力して、受信シス
テムクロックRSCKおよび受信システムタイムクロッ
クRSTC生成して出力する。タイミング制御部194
は、STC再生部192から受信システムクロックRS
CKおよび受信システムタイムクロックRSTCを入力
するとともに、PES分離部193から受信タイムスタ
ンプRDTSおよび受信フレーム同期信号/受信ビット
レート割り当て信号RFAS/RBASを、それぞれを
分離出力タイミングを示すタイミング信号RPESHと
同期して入力し、PES中のオーディオエレメンタリス
トリーム期間中出力される受信オーディオ書き込みクロ
ックRAWCK、PES中のビデオエレメンタリストリ
ーム期間中出力される受信ビデオ書き込みクロックRV
WCK、受信オーディオクロックRACK、受信ビデオ
クロックRVCK、オーディオフラグRAF、ビデオフ
ラグRVFおよびサブマルチフレーム同期信号RSMF
SYを生成して出力する。
【0082】再び図4において、構造化データ多重部1
10は、パケット分離部190から受信オーディオエレ
メンタリストリームRAES、受信ビデエレメンタリス
トリームRVESおよびサブマルチフレーム同期信号R
SMFSYを入力するとともに、同期網クロックSTM
CKを入力して、パケット分離部190からのデータを
FAS/BASデータRFBに基づいて多重化して構造
化データを形成して、同期網送信インタフェースを介し
て同期網200に出力する。一方、構造化データ多重部
110は、H.221多重化位置を示すRAF、RVF
とクロックSTMCKをパケット分離部190に出力す
る。
【0083】上述の受信トランスポートストリームRT
Sから構造化データを生成する過程に関わる主要なデー
タおよび信号は、図11に示される。非同期網インタフ
ェース部700は、図7に示すように、ATM受信イン
タフェース部710およびCLD部720を有してい
る。ATM受信インタフェース部710は、非同期網3
00からATMセルを受信し、光−電気変換して非同期
網クロックATMCKとともに出力する。CLD部72
0は、ATM受信インタフェース部710からATMセ
ルおよび非同期網クロックATMCKを入力して、AT
Mセルを分解して、受信トランスポートストリームRT
Sおよび受信トランスポートクロックRTCKを生成し
て出力する。
【0084】端末600は、図7に示すように、TS分
離部611、STC再生部612、PES分離部61
3、タイミング制御部614、オーディオ用バッファ6
15、ビデオ用バッファ616、オーディオデコーダ6
17およびビデオデコーダ618を有している。TS分
離部611は、非同期網インタフェース部700からト
ランスポートストリームRTSおよび受信クロックRT
CKを入力して、受信トランスポートストリームRTS
を分離して受信パケット化エレメンタリストリームRP
ESを生成して出力するとともに、受信プログラムクロ
ックリファレンスRPCRを生成して出力する。
【0085】PES分離部613は、TS分離部611
から受信パケット化エレメンタリストリームRPESを
入力して分離し、受信オーディオパケット化エレメンタ
リストリームRAPES、受信ビデオパケット化エレメ
ンタリストリームRVPES、受信タイムスタンプRD
TSおよび受信フレーム同期信号/受信ビットレート割
り当て信号RFAS/RBASを出力タイミングRPE
SHに同期して出力する。
【0086】オーディオ用バッファ615は、PES分
離部613から受信オーディオパケット化エレメンタリ
ストリームRAPESを受信オーディオ書き込みクロッ
クRAWCKに従って入力し、受信オーディオクロック
RACKに従って出力する。ビデオ用バッファ616
は、PES分離部613から受信ビデオパケット化エレ
メンタリストリームRVPESを受信ビデオ書き込みク
ロックRVWCKに従って入力し、受信ビデオクロック
RVCKに従って出力する。RACKおよびRVCKの
それぞれは、オーディオデータおよびビデオデータのそ
れぞれの転送レートにロックした信号である。
【0087】オーディオデコーダ617は、オーディオ
用バッファ615から受信オーディオエレメンタリスト
ームRAESを入力して受信オーディオクロックRAC
Kに基づいて復号化する。ビデオデコーダ618は、ビ
デオ用バッファ616から受信ビデオエレメンタリスト
リームRVESを入力して受信ビデオクロックRVCK
に基づいて受信ビデオエレメンタリストリームRVES
を復号化する。
【0088】STC再生部612は、TS分離部611
から受信プログラムクロックリファレンスRPCRを入
力して、RPCRLによって、RPCRをSTCにロー
ドし、受信システムタイムクロックRSTCおよび受信
システムクロックRSCKを生成して出力する。タイミ
ング制御部614は、CLA部からのクロックRTC
K、STC再生部612から受信システムタイムクロッ
クRSCK、PES分離部613から受信タイムスタン
プRDTSおよびRPTS、受信フレーム同期信号/受
信ビットレート割り当て信号RFAS/RBASを入力
して、PES中のオーディオエレメンタリストリーム期
間中出力される受信オーディオ書き込みクロックRAW
CK、PES中のビデオエレメンタリストリーム期間中
出力される受信ビデオ書き込みクロックRVWCK、オ
ーディオデータの転送レートに同期した受信オーディオ
クロックRACKおよびビデオデータの転送レートに同
期した受信ビデオクロックRVCKを生成して出力す
る。
【0089】上述のオーディオパケット化エレメンタリ
ストリームAPESからオーディオエレメンタリストリ
ームを生成する過程に関わる主要なデータおよび信号
は、図12に示される。端末600は、図8に示すよう
に、さらにオーディオエンコーダ651、ビデオエンコ
ーダ652、オーディオ用バッファ653、ビデオ用バ
ッファ654、タイミング制御部655、PES多重部
656、STC生成部657、セレクタ658およびT
S多重部659を有している。
【0090】オーディオエンコーダ651は、送信オー
ディオクロックSACKに基づいてオーディオデータを
符号化して送信オーディオエレメンタリストリームSA
ESとして出力し、ビデオエンコーダ652は、送信ビ
デオクロックSVCKに基づいてビデオデータを符号化
して送信ビデオエレメンタリストリームSVESとして
出力する。
【0091】オーディオ用バッファ653は、オーディ
オエンコーダ651からの送信オーディオエレメンタリ
ストリームSAESを送信オーディオクロックSACK
に従って入力して、PES中のオーディオエレメンタリ
ストリーム期間中に出力される送信オーディオ読み出し
クロックSARCKに従って送信オーディオパケット化
エレメンタリストリームSAPESとして出力する。
【0092】ビデオ用バッファ654は、ビデオエンコ
ーダ652からの送信ビデオエレメンタリストリームS
VESを送信ビデオクロックSVCKに従って入力し
て、PES中のビデオエレメンタリストリーム期間中に
出力される送信ビデオ読み出しクロックSVRCKに従
って送信ビデオパケット化エレメンタリストリームSV
PESとして出力する。
【0093】PES多重部656は、オーディオ用バッ
ファ653およびビデオ用バッファ654のそれぞれか
ら送信オーディオエレメンタリストリームSAPESお
よび送信ビデオエレメンタリストリームSVPESを入
力するとともに、タイミング制御部655から送信タイ
ムスタンプSDTSおよび送信フレーム同期信号/送信
ビットレート割り当て信号SFAS/SBASを入力し
て、これらをパケット化するとともに多重化して送信パ
ケット化エレメンタリストリームSPESを出力する。
【0094】TS多重部659は、タイミング制御部6
55からの多重化タイミング信号STSHに同期してP
ES多重部656から送信パケット化エレメンタリスト
リームSPESおよびSTC生成部657から送信プロ
グラムクロックリファレンスSPCRを入力して、これ
らを188バイトにパケット化し多重化して送信トラン
スポートストリームSTSを生成して出力するととも
に、送信クロックSTCKを生成して出力する。
【0095】STC生成部657は、セレクタ658か
らのクロックを入力して、送信システムクロックSSC
Kおよび送信システムタイムカウンタ値を生成して出力
する。セレクタ658は、送信先の相手端末が同期網上
の端末である場合には、受信システムクロックRSCK
を選択してSTC生成部657に出力し、送信先の相手
端末が非同期網上の端末である場合には、端末600に
設定されている送信クロックFsを選択してSTC生成
部657に出力する。
【0096】タイミング制御部655は、STC生成部
657から送信システムクロックSSCKおよび送信シ
ステムタイムクロックSSTCを入力して、送信タイム
スタンプSDTS、送信フレーム同期信号/送信ビット
レート割り当て信号SFAS/SBAS、PES中のオ
ーディオエレメンタリストリーム期間中に出力される送
信オーディオ書き込みクロックSAWCK、PES中の
ビデオエレメンタリストリーム期間中に出力する送信ビ
デオ書き込みクロックSVWCK、送信オーディオクロ
ックSACKおよび送信ビデオクロックSVCKを出力
する。
【0097】前述の非同期網インタフェース部700
は、図8に示すように、さらにCLA部730およびA
TM送信インタフェース部740を有している。CLA
部730は、端末600のTS多重部659から送信ト
ランスポートストリームSTSおよび送信クロックST
CKを入力するとともに、非同期網クロックATMCK
を入力して、ATMセルを形成して出力する。ATM送
信送信インタフェース740は、CLA部730からA
TMセルを入力して、網で指定されるフォーマットに変
換し、光−電気変換して非同期網300に出力する。
【0098】上述のオーディオエレメンタリストリーム
AESからオーディオパケット化エレメンタリストリー
ムを生成する過程に関わる主要なデータおよび信号は、
図13に示される。ここで、端末400から端末600
にオーディオデータとビデオデータを多重化して送信す
るときの動作を説明する。
【0099】ゲートウエイ100が端末600宛の構造
化データ、図9に示すH.221データを端末400か
ら同期網インタフェース部500および同期網200を
介して受信すると、受信した構造化データは同期網受信
インタフェース部101を通して構造化データ分離部1
02に送られる。構造化データ分離部102により、構
造化データはオーディオエレメンタリストリームおよび
ビデオエレメンタリストリームに分離されて、パケット
多重部130に出力される。
【0100】構造化データ分離部102から出力された
RHDと各々のエレメンタリストリームの多重化位置を
示すRAF、RVF、RFBFによって分離され、送信
オーディオクロックSAWCKおよび送信ビデオクロッ
クSVCKのそれぞれに従って入力され、オーディオ用
バッファ131およびビデオ用バッファ132に蓄積さ
れる。それぞれのバッファに蓄積されたオーディオエレ
メンタリストリームおよび送信ビデオエレメンタリスト
リームのそれぞれは、送信オーディオ読み出しクロック
SARCKおよび送信ビデオ読み出しクロックSVRC
Kに従って送信パケット化エレメンタリストリームSA
PESおよび送信ビデオパケット化エレメンタリストリ
ームとしてPES多重部133に送られる。
【0101】PES多重部133では、入力データが構
造化データのフレーム単位に応じたサイズでパケット化
されるとともに多重化され、図10に示すように各パケ
ットに送信タイムスタンプDTSが付加されて、送信パ
ケット化エレメンタリストリームとしてTS多重部13
4に送られる。TS多重部134では、入力データがさ
らに188バイトのパケット化がなされるとともに、図
10に示すように送信プレゼンテーションクロックリフ
ァレンスPCRが各トランスポートストリームSTSの
先頭のオーディオパケットに付加される。また、トラン
スポートストリームのオーディオパケットの構成は、図
14に示され、ビデオパケットの構成は、図15に示さ
れる。図14および図15から理解されるように、本例
では、オーディオパケットのアダプテーションフィール
ドにPCRが付加されているが、ビデオパケットのアダ
プテーションフィールドに付加するようにしても良い。
【0102】パケット多重部130で形成された送信ト
ランスポートストリームSTSはCLA部104でAT
Mセルに変換され、非同期網送信インタフェース部10
5を通して非同期網300に送出される。端末600で
は、非同期網インタフェース部700を介してATMセ
ルが受信され、TS分離部611により受信プログラム
クロックリファレンスRPCRと受信パケット化エレメ
ンタリストリームRPESが分離される。分離された受
信プログラムクロックリファレンスRPCRは、多重化
されているPCRのデータが有効になったときを表わす
ロードタイミングRPCRLと共に、STC再生部61
2に送られて、相手の端末400のクロックと同期した
受信システムタイムクロックSTCが再生される。一
方、受信パケット化エレメンタリストリームRPES
は、PESのデータ有効期間を示すRPESFと共に、
PES分離部613に送られる。
【0103】パケット分離部では、図12に示すよう
に、ヘッダを取り除かれた受信オーディオパケット化エ
レメンタリストリームAPESおよび受信ビデオパケッ
ト化エレメンタリストリームRVPESが分離されてオ
ーディオ用バッファ615およびビデオ用バッファ61
6にそれぞれ蓄積される。オーディオ用バッファバッフ
ァ615に蓄積されたデータは、図12に示すように受
信タイムスタンプRDTSのタイミングに合わせてオー
ディオデコーダ617に送られて復号再生される。ビデ
オ用バッファ616に蓄積されたデータも同様に、受信
タイムタイムスタンプDTSのタイミングに合わせてビ
デオデコーダ618に送られて、復号再生される。ま
た、STC再生部612およびタイミング制御部614
から、パケット化のタイミングを示す受信システムクロ
ックRSCKおよびサブマルチフレーム同期信号SMF
Syncが、図8に示された端末600のセレクタ65
8およびタイミング制御部655にそれぞれ送られる。
【0104】次に、端末600から端末400にオーデ
ィオデータとビデオデータを多重化して送信するときの
動作を説明する。図8に示されるオーディオエンコーダ
651およびビデオエンコーダ652のそれぞれによっ
て生成された送信オーディオエレメンタリストリームS
AESおよび送信ビデオエレメンタリストリームSVE
Sは、オーディオ用バッファ653およびビデオ用バッ
ファ654に蓄積される。オーディオ用バッファ653
に蓄積されたデータおよびビデオ用バッファ654に蓄
積されたデータのそれぞれは、送信オーディ書き込みク
ロックSAWCKおよび送信ビデオ書き込みクロックS
VWCKのそれぞれに従ってPES多重部656に送ら
れ、パケット化および多重化される。このとき、図13
に示すように、PES多重部656では、このとき送信
タイムスタンプSDTSがヘッダ中に付加される。
【0105】PES多重部656で形成された送信パケ
ット化エレメンタリストリームSPESはTS多重部6
59に送られて、さらにパケット化されて送信プレゼン
テーションクロックリファレンスSPCRが付加されて
送信トランスポートストリームが生成され、非同期網イ
ンタフェース部700に送られる。非同期網インタフェ
ース部700では、送信トランスポートストリームから
ATMセルが形成され、非同期網300に送信される。
【0106】次いで、ゲートウエイ100のCLD部1
08によって、非同期網受信インタフェース部107を
通して受信されたATMセルは分離されてパケット分離
部190に送られる。パケット分離部190のTS分離
部では、受信プレゼンテーションクロックリファレンス
RPCRと、多重化されたオーディオデータおよびビデ
オデータを表すペイロードデータとが取り出され、それ
ぞれSTC再生部192とPES分離部193に送られ
る。PES分離部193では、ペイロードデータからオ
ーディオデータ、ビデオデータおよび受信タイムスタン
プRDTSが分離される。オーディオデータとビデオデ
ータは、それぞれのPESヘッダが取り除かれて、オー
ディオ用バッファ195およびビデオ用バッファ196
にそれぞれ蓄積される。次いで、受信タイムスタンプR
DTSに従ってオーディオ用バッファ195およびビデ
オ用バッファ196からデータが読み出されて受信オー
ディオエレメンタリストリームRAESおよび受信ビデ
オエレメンタリストリームRVESとして構造化データ
多重部110に送出される。また、受信タイムスタンプ
RDTSからSMF同期信号が生成されて構造化データ
多重部110に送出される。さらに、パケット分離部1
90は、構造化データ多重部110からのオーディオフ
ラグRAFおよびビデオフラグRFVに従ってRAES
およびRAESをそれぞれ出力する。受信フレーム同期
信号/受信ビットレート割り当て信号RFBも構造化デ
ータ多重部110に送出される。
【0107】構造化データ多重部110では、図11に
示すように、サブマルチフレーム同期信号RSMFYと
RFBとSTMCKから、オーディオフラグRAFおよ
びビデオフラグRVFがパケット分離部190に出力さ
れ、一方、オーディオデータおよびビデオデータが多重
化されて構造化データが形成され、同期網送信インタフ
ェース部111、同期網200および同期網インタフェ
ース部500を通して端末400に送られる。
【0108】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、構造化デ
ータのフレームの単位に基づいて、エレメンタリストリ
ーム中のパケットのサイズが設定され、エレメンタリス
トリーム中の各パケットに、復号再生の時期を示すタイ
ムスタンプが付加される。したがって、構造化データの
多重化データの同期状態をタイムスタンプによって表す
ことができ、復号再生時にパケット多重化されたデータ
間の同期を容易にとることができる。
【0109】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の多重化データ相互通信方法において、同期網上の端
末から非同期網状の端末に多重化データが送信されたと
き、タイムスタンプに基づいてエレメンタリストリーム
が復号再生される。したがって、非同期網上の端末が、
構造化データを扱う機能、例えばH.221を持つ必要
がなくなり、端末の装置構成を簡素化することができ
る。
【0110】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の多重化データ相互通信方法において、構造化データ
のフレーム構造を表すフレーム構造情報が、エレメンタ
リストリーム中の先頭のパケットに付加され、フレーム
構造情報を付加されたパケットのタイムスタンプと該フ
レーム構造情報を付加されたパケットに続くエレメンタ
リストリーム中の各パケットのタイムスタンプとを同期
させて、各パケットに相当するフレームの構造が前記フ
レーム構造情報に基づいて変更される。したがって、正
確な時期にフレーム構造の変更が可能になる。
【0111】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の多重化データ相互通信方法において、非同期網上の
端末が同期網上の端末からデータを受信したとき、タイ
ムスタンプに基づいて各パケットのパケット化タイミン
グが再生される。また、非同期網上の端末が同期網上の
端末にデータを送信するとき、パケット化タイミング再
生ステップで再生されたパケット化タイミング間のエレ
メンタリストリーム中のデータ量が、前記フレーム構造
情報に基づいて決定される。したがって、構造化データ
のフレーム単位を正確に再生することができる。
【0112】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の多重化データ相互通信方法において、非同期網上の
端末が同期網上の端末からデータを受信したとき、タイ
ムスタンプに基づいて受信クロックが再生され、非同期
網上の端末が同期網上の端末にデータを送信するとき、
受信クロック再生ステップで再生された受信クロックに
基づいて送信クロックが生成される。したがって、非同
期網上の端末が同期網上の端末のクロックに合わせて送
信することができる。
【0113】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の多重化データ相互通信方法において、構造化データ
がITU−TのH.221標準に従って形成され、前記
エレメンタリストリームがISO/IECの11172
−1または13818−1標準に従って形成されてい
る。したがって、同期網上端末と非同期網上端末との間
で例えばテレビ会議を実現することができる。
【0114】請求項7記載の発明によれば、構造化デー
タのフレームの単位に基づいて、エレメンタリストリー
ム中のパケットのサイズが設定され、エレメンタリスト
リーム中の各パケットに、復号再生の時期を示すタイム
スタンプが付加される。したがって、構造化データの多
重化データの同期状態をタイムスタンプによって表すこ
とができ、復号再生時にパケット多重化されたデータ間
の同期を容易にとることができる。
【0115】請求項8記載の発明によれば、請求項7記
載の多重化データ相互通信システムにおいて、同期網上
の端末から非同期網状の端末に多重化データが送信され
たとき、タイムスタンプに基づいてエレメンタリストリ
ームが復号再生される。したがって、非同期網上の端末
が、構造化データを扱う機能、例えばH.221を持つ
必要がなくなり、端末の装置構成を簡素化することがで
きる。
【0116】請求項9記載の発明によれば、請求項7記
載の多重化データ相互通信システムにおいて、構造化デ
ータのフレーム構造を表すフレーム構造情報が、エレメ
ンタリストリーム中の先頭のパケットに付加され、フレ
ーム構造情報を付加されたパケットのタイムスタンプと
該フレーム構造情報を付加されたパケットに続くエレメ
ンタリストリーム中の各パケットのタイムスタンプとを
同期させて、各パケットに相当するフレームの構造が前
記フレーム構造情報に基づいて変更される。したがっ
て、正確な時期にフレーム構造の変更が可能になる。
【0117】請求項10記載の発明によれば、請求項7
記載の多重化データ相互通信システムにおいて、非同期
網上の端末が同期網上の端末からデータを受信したと
き、タイムスタンプに基づいて各パケットのパケット化
タイミングが再生される。また、非同期網上の端末が同
期網上の端末にデータを送信するとき、パケット化タイ
ミング再生ステップで再生されたパケット化タイミング
間のエレメンタリストリーム中のデータ量が、前記フレ
ーム構造情報に基づいて決定される。したがって、構造
化データのフレーム単位を正確に再生することができ
る。
【0118】請求項11記載の発明によれば、請求項7
記載の多重化データ相互通信システムにおいて、非同期
網上の端末が同期網上の端末からデータを受信したと
き、タイムスタンプに基づいて受信クロックが再生さ
れ、非同期網上の端末が同期網上の端末にデータを送信
するとき、受信クロック再生ステップで再生された受信
クロックに基づいて送信クロックが生成される。したが
って、非同期網上の端末が同期網上の端末のクロックに
合わせて送信することができる。
【0119】請求項12記載の発明によれば、請求項7
記載の多重化データ相互通信システムにおいて、構造化
データがITU−TのH.221標準に従って形成さ
れ、前記エレメンタリストリームがISO/IECの1
1172−1または13818−1標準に従って形成さ
れている。したがって、同期網上端末と非同期網上端末
との間で例えばテレビ会議を実現することができる。
【0120】請求項13記載の発明によれば、構造化デ
ータのフレームの単位に基づいて、エレメンタリストリ
ーム中のパケットのサイズが設定され、エレメンタリス
トリーム中の各パケットに、復号再生の時期を示すタイ
ムスタンプが付加される。したがって、構造化データの
多重化データの同期状態をタイムスタンプによって表す
ことができ、復号再生時にパケット多重化されたデータ
間の同期を容易にとることができる。
【0121】請求項14記載の発明によれば、請求項1
3記載のゲートウエイにおいて、構造化データのフレー
ム構造を表すフレーム構造情報が、エレメンタリストリ
ーム中の先頭のパケットに付加され、フレーム構造情報
を付加されたパケットのタイムスタンプと該フレーム構
造情報を付加されたパケットに続くエレメンタリストリ
ーム中の各パケットのタイムスタンプとを同期させて、
各パケットに相当するフレームの構造が前記フレーム構
造情報に基づいて変更される。したがって、正確な時期
にフレーム構造の変更が可能になる。
【0122】請求項15記載の発明によれば、請求項1
3記載のゲートウエイにおいて、構造化データがITU
−TのH.221標準に従って形成され、前記エレメン
タリストリームがISO/IECの13818−1標準
に従って形成されている。したがって、同期網上端末と
非同期網上端末との間で例えばテレビ会議を実現するこ
とができる。
【0123】請求項16記載の発明によれば、構造化デ
ータのフレームの単位に基づいて、エレメンタリストリ
ーム中のパケットのサイズが設定され、エレメンタリス
トリーム中の各パケットに、復号再生の時期を示すタイ
ムスタンプが付加された通信システムにおいて、同期網
上の端末から非同期網状の端末に多重化データが送信さ
れたとき、タイムスタンプに基づいてエレメンタリスト
リームが復号再生される。したがって、非同期網上の端
末が、構造化データを扱う機能、例えばH.221を持
つ必要がなくなり、端末の装置構成を簡素化することが
できる。
【0124】請求項17記載の発明によれば、請求項1
6記載の非同期網上の端末において、非同期網上の端末
が同期網上の端末からデータを受信したとき、タイムス
タンプに基づいて各パケットのパケット化タイミングが
再生される。また、非同期網上の端末が同期網上の端末
にデータを送信するとき、パケット化タイミング再生ス
テップで再生されたパケット化タイミング間のエレメン
タリストリーム中のデータ量が、前記フレーム構造情報
に基づいて決定される。したがって、構造化データのフ
レーム単位を正確に再生することができる。
【0125】請求項18記載の発明によれば、請求項1
6記載の非同期網上の端末において、非同期網上の端末
が同期網上の端末からデータを受信したとき、タイムス
タンプに基づいて受信クロックが再生され、非同期網上
の端末が同期網上の端末にデータを送信するとき、受信
クロック再生ステップで再生された受信クロックに基づ
いて送信クロックが生成される。したがって、非同期網
上の端末が同期網上の端末のクロックに合わせて送信す
ることができる。
【0126】請求項19記載の発明によれば、請求項1
6記載の多重化データ相互通信システムにおいて、構造
化データがITU−TのH.221標準に従って形成さ
れ、前記エレメンタリストリームがISO/IECの1
3818−1標準に従って形成されている。したがっ
て、同期網上端末と非同期網上端末との間で例えばテレ
ビ会議を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多重化データ相互通信システムの
一実施例を示す図である。
【図2】図1に示された同期網上で扱われる構造化デー
タのフレーム構成の一例を示す図である。
【図3】図1に示された非同期網上で扱われるエレメン
タリストリームのパケット構成の一例を示す図である。
【図4】図1に示されたゲートウエイの構成を示すブロ
ック図である。
【図5】図4に示されたパケット多重部の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】図4に示されたパケット分離部の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】図1に示された非同期網インタフェース部およ
び非同期網上の端末の受信部側の構成を示すブロック図
である。
【図8】図1に示された非同期網インタフェース部およ
び非同期網上の端末の送信部側の構成を示すブロック図
である。
【図9】図2に示された構造化データの分離/多重動作
を説明するタイミングチャートである。
【図10】図1に示されたゲートウエイのパケット多重
動作を説明するタイミングチャートである。
【図11】図1に示されたゲートウエイのパケット分離
動作を説明するタイミングチャートである。
【図12】図1に示された非同期網上の端末のパケット
分離動作を説明するタイミングチャートである。
【図13】図1に示された非同期網上の端末のパケット
多重動作を説明するタイミングチャートである。
【図14】図10に示されたオーディオパケットの構成
を示す図である。
【図15】図10に示されたビデオパケットの構成を示
す図である。
【図16】従来の各種電気通信網の接続状態を示す図で
ある。
【図17】従来の同期網のデータの転送方式を説明する
図である。
【図18】従来の非同期網のデータの転送方式を説明す
る図である。
【図19】従来のH.320端末の構成を示すブロック
図である。
【図20】従来のBチャネルのフレーム構造を説明する
図である。
【図21】従来のH0、H11またはH12チャネルの
フレーム構造を説明する図である。
【図22】従来のマルチフレーム同期信号のフレーム構
成を示す図である。
【図23】従来のH.221におけるフレーム構成と伝
送順序を示す図である。
【図24】従来のH.221におけるn×Bチャネルの
多重化規則を説明する図である。
【図25】従来のH.221におけるH0チャネルの多
重化規則を説明する図である。
【図26】従来のMPEGシステムにおけるパケット化
エレメンタリストリームの構成を示す図である。
【図27】従来のMPEG2システムにおけるトランス
ポートストリームおよびトランスポートパケットの構成
を示す図である。
【図28】従来のMPEG2システムにおけるPESパ
ケットのトランスポートパケットに対するマッピング状
況を説明する図である。
【図29】従来の固定速度ビデオ・オン・デマンド・サー
ビスにおけるTSパケットのATMセルに対するマッピ
ング状況を説明する図である。
【符号の説明】
100 ゲートウエイ 101 同期網受信インタフェース部 102 構造化データ分離部 104 CLA部 105 非同期網送信インタフェース部105 107 非同期網受信インタフェース部107 108 CLD部 110 構造化データ多重部 111 同期網送信インタフェース部 130 パケット多重部 131 オーディオ用バッファ 132 ビデオ用バッファ 133 PES多重部 134 TS多重部 135 STC生成部 136 タイミング制御部 190 パケット分離部 191 TS分離部 192 STC再生部 193 PES分離部 194 タイミング制御部194 195 オーディオ用バッファ 196 ビデオ用バッファ 200 同期網 300 非同期網 400 同期網上の端末 500 同期網インタフェース部 600 非同期網上の端末 611 TS分離部 612 STC再生部 613 PES分離部 614 タイミング制御部 615 オーディオ用バッファ 616 ビデオ用バッファ 617 オーディオデコーダ 618 ビデオデコーダ 651 オーディオエンコーダ 652 ビデオエンコーダ 653 オーディオ用バッファ 654 ビデオ用バッファ 655 タイミング制御部 656 PES多重部 657 STC生成部 658 セレクタ 659 TS多重部 700 非同期網インタフェース部 710 ATM受信インタフェース部 720 CLD部 730 CLA部 740 ATM送信インタフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/081 H04L 13/00 305B H04Q 3/00 H04N 7/08 Z

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定サイズの複数のフレームによって構造
    化された構造化データを扱う同期網上の端末と、データ
    をパケット化および多重化することにより形成されると
    ともに時刻情報を付加されたエレメンタリストリームを
    扱う非同期網上の端末と、の間の多重化データの相互通
    信を可能にする多重化データ相互通信方法において、 前記フレームの単位に基づいて、前記エレメンタリスト
    リーム中のパケットのサイズを設定するパケットサイズ
    設定ステップと、 前記エレメンタリストリーム中の各パケットに、復号再
    生の時期を示すタイムスタンプを付加するタイムスタン
    プ付加ステップと、を有することを特徴とする多重化デ
    ータ相互通信方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の多重化データ相互通信方法
    において、 前記同期網上の端末から非同期網状の端末に多重化デー
    タが送信されたとき、前記タイムスタンプに基づいてエ
    レメンタリストリームを復号再生する復号再生ステップ
    を有することを特徴とする請求項1記載の多重化データ
    相互通信方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の多重化データ相互通信方法
    において、 前記構造化データのフレーム構造を表すフレーム構造情
    報を、エレメンタリストリーム中の先頭のパケットに付
    加するフレーム構造情報付加ステップと、 前記フレーム構造情報を付加されたパケットのタイムス
    タンプと該フレーム構造情報を付加されたパケットに続
    くエレメンタリストリーム中の各パケットのタイムスタ
    ンプとを同期させて、各パケットに相当するフレームの
    構造を前記フレーム構造情報に基づいて変更するフレー
    ム構造変更ステップと、を有することを特徴とする多重
    化データ相互通信方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の多重化データ相互通信方法
    において、 非同期網上の端末が同期網上の端末からデータを受信し
    たとき、前記タイムスタンプに基づいて各パケットのパ
    ケット化タイミングを再生するパケット化タイミング再
    生ステップと、 非同期網上の端末が同期網上の端末にデータを送信する
    とき、パケット化タイミング再生ステップで再生された
    前記パケット化タイミング間のエレメンタリストリーム
    中のデータ量を、前記フレーム構造情報に基づいて決定
    するデータ量決定ステップと、を有することを特徴とす
    る多重化データ相互通信方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の多重化データ相互通信方法
    において、 非同期網上の端末が同期網上の端末からデータを受信し
    たとき、前記タイムスタンプに基づいて受信クロックを
    再生する受信クロック再生ステップと、 非同期網上の端末が同期網上の端末にデータを送信する
    とき、受信クロック再生ステップで再生された受信クロ
    ックに基づいて送信クロックを生成する送信クロック生
    成ステップと、を有することを特徴とする多重化データ
    相互通信方法。
  6. 【請求項6】請求項1記載の多重化データ相互通信方法
    において、 前記構造化データがITU−T(International Teleco
    mmunication Union -Telecommunication Standardizati
    on Sector)のH.221標準に従って形成され、前記
    エレメンタリストリームがISO/IEC(Internatio
    nal Organization for standardization/International
    Electrotechnical Commission)の11172−1また
    は13818−1標準に従って形成されたことを特徴と
    する多重化データ相互通信方法。
  7. 【請求項7】一定サイズの複数のフレームによって構造
    化された構造化データを扱う同期網上の端末と、データ
    をパケット化および多重化することにより形成されると
    ともに時刻情報を付加されたエレメンタリストリームを
    扱う非同期網上の端末と、の間の多重化データの相互通
    信を可能にする多重化データ相互通信システムにおい
    て、 前記フレームの単位に基づいて、前記エレメンタリスト
    リーム中のパケットのサイズを設定するパケットサイズ
    設定手段と、 前記エレメンタリストリーム中の各パケットに、復号再
    生の時期を示すタイムスタンプを付加するタイムスタン
    プ付加手段と、を有することを特徴とする多重化データ
    相互通信システム。
  8. 【請求項8】請求項7記載の多重化データ相互通信シス
    テムにおいて、 前記同期網上の端末から非同期網状の端末に多重化デー
    タが送信されたとき、前記タイムスタンプに基づいてエ
    レメンタリストリームを復号再生する復号再生手段を有
    することを特徴とする請求項1記載の多重化データ相互
    通信システム。
  9. 【請求項9】請求項7記載の多重化データ相互通信シス
    テムにおいて、 前記構造化データのフレーム構造を表すフレーム構造情
    報を、エレメンタリストリーム中の先頭のパケットに付
    加するフレーム構造情報付加手段と、 前記フレーム構造情報を付加されたパケットのタイムス
    タンプと該フレーム構造情報を付加されたパケットに続
    くエレメンタリストリーム中の各パケットのタイムスタ
    ンプとを同期させて、各パケットに相当するフレームの
    構造を前記フレーム構造情報に基づいて変更するフレー
    ム構造変更手段と、を有することを特徴とする多重化デ
    ータ相互通信システム。
  10. 【請求項10】請求項7記載の多重化データ相互通信シ
    ステムにおいて、 非同期網上の端末が同期網上の端末からデータを受信し
    たとき、前記タイムスタンプに基づいて各パケットのパ
    ケット化タイミングを再生するパケット化タイミング再
    生手段と、 非同期網上の端末が同期網上の端末にデータを送信する
    とき、パケット化タイミング再生手段により再生された
    前記パケット化タイミング間のエレメンタリストリーム
    中のデータ量を、前記フレーム構造情報に基づいて決定
    するデータ量決定手段と、を有することを特徴とする多
    重化データ相互通信システム。
  11. 【請求項11】請求項7記載の多重化データ相互通信シ
    ステムにおいて、 非同期網上の端末が同期網上の端末からデータを受信し
    たとき、前記タイムスタンプに基づいて受信クロックを
    再生する受信クロック再生手段と、 非同期網上の端末が同期網上の端末にデータを送信する
    とき、受信クロック再生手段により再生された受信クロ
    ックに基づいて送信クロックを生成する送信クロック生
    成手段と、を有することを特徴とする多重化データ相互
    通信システム。
  12. 【請求項12】請求項7記載の多重化データ相互通信シ
    ステムにおいて、 前記構造化データがITU−T(International Teleco
    mmunication Union -Telecommunication Standardizati
    on Sector)のH.221標準に従って形成され、前記
    エレメンタリストリームがISO/IEC(Internatio
    nal Organization for standardization/International
    Electrotechnical Commission)の11172−1また
    は13818−1標準に従って形成されたことを特徴と
    する多重化データ相互通信システム。
  13. 【請求項13】同期網および非同期網の間に設けられた
    ゲートウエイであり、一定サイズの複数のフレームによ
    って構造化された構造化データを扱う同期網上の端末
    と、データをパケット化および多重化することにより形
    成されるとともに時刻情報を付加されたエレメンタリス
    トリームを扱う非同期網上の端末と、の間の多重化デー
    タの相互通信を可能にするゲートウエイであって、 前記フレームの単位に基づいて、前記エレメンタリスト
    リーム中のパケットのサイズを設定するパケットサイズ
    設定手段と、 前記エレメンタリストリーム中の各パケットに、復号再
    生の時期を示すタイムスタンプを付加するタイムスタン
    プ付加手段と、を有することを特徴とするゲートウエ
    イ。
  14. 【請求項14】請求項13記載のゲートウエイにおい
    て、 前記構造化データのフレーム構造を表すフレーム構造情
    報を、エレメンタリストリーム中の先頭のパケットに付
    加するフレーム構造情報付加手段と、 前記フレーム構造情報を付加されたパケットのタイムス
    タンプと該フレーム構造情報を付加されたパケットに続
    くエレメンタリストリーム中の各パケットのタイムスタ
    ンプとを同期させて、各パケットに相当するフレームの
    構造を前記フレーム構造情報に基づいて変更するフレー
    ム構造変更手段と、を有することを特徴とするゲートウ
    エイ。
  15. 【請求項15】請求項13記載のゲートウエイにおい
    て、 前記構造化データがITU−T(International Teleco
    mmunication Union -Telecommunication Standardizati
    on Sector)のH.221標準に従って形成され、前記
    エレメンタリストリームがISO/IEC(Internatio
    nal Organization for standardization/International
    Electrotechnical Commission)の11172−1また
    は13818−1標準に従って形成されたことを特徴と
    するゲートウエイ。
  16. 【請求項16】一定サイズの複数のフレームによって構
    造化された構造化データを扱う同期網と、データをパケ
    ット化および多重化することにより形成されるとともに
    時刻情報を付加されたエレメンタリストリームを扱う非
    同期網を通して多重化データの相互通信を可能にするた
    めに、前記フレームの単位に基づいて、前記エレメンタ
    リストリーム中のパケットのサイズを設定するパケット
    サイズ設定手段と、前記エレメンタリストリーム中の各
    パケットに、復号再生の時期を示すタイムスタンプを付
    加するタイムスタンプ付加手段と、を有する多重化デー
    タ相互通信システムに適用される非同期網上の端末であ
    って、 前記同期網上の端末から多重化データを受信したとき、
    前記タイムスタンプに基づいてエレメンタリストリーム
    を復号再生する復号再生手段を有することを特徴とする
    非同期網上の端末。
  17. 【請求項17】請求項16記載の非同期網上の端末であ
    って、 同期網上の端末からデータを受信したとき、エレメンタ
    リストリーム中に含まれる復号再生の時期を示すタイム
    スタンプに基づいて各パケットのパケット化タイミング
    を再生するパケット化タイミング再生手段と、 同期網上の端末にデータを送信するとき、パケット化タ
    イミング再生手段により再生された前記パケット化タイ
    ミング間のエレメンタリストリーム中のデータ量を、前
    記フレーム構造情報に基づいて決定するデータ量決定手
    段と、を有することを特徴とする非同期網上の端末。
  18. 【請求項18】請求項16記載の非同期網上の端末にお
    いて、 同期網上の端末からデータを受信したとき、前記タイム
    スタンプに基づいて受信クロックを再生する受信クロッ
    ク再生手段と、 同期網上の端末にデータを送信するとき、受信クロック
    再生手段により再生された受信クロックに基づいて送信
    クロックを生成する送信クロック生成手段と、を有する
    ことを特徴とする非同期網上の端末。
  19. 【請求項19】請求項16記載の非同期網上の端末にお
    いて、 前記構造化データがITU−T(International Teleco
    mmunication Union -Telecommunication Standardizati
    on Sector)のH.221標準に従って形成され、前記
    エレメンタリストリームがISO/IEC(Internatio
    nal Organization for standardization/International
    Electrotechnical Commission)の11172−1また
    は13818−1標準に従って形成されたことを特徴と
    する非同期網上の端末。
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