JPH08296840A - ガス機器の故障診断システム - Google Patents

ガス機器の故障診断システム

Info

Publication number
JPH08296840A
JPH08296840A JP9846895A JP9846895A JPH08296840A JP H08296840 A JPH08296840 A JP H08296840A JP 9846895 A JP9846895 A JP 9846895A JP 9846895 A JP9846895 A JP 9846895A JP H08296840 A JPH08296840 A JP H08296840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
failure diagnosis
data
failure
multiplexer
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9846895A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Kubota
薫 久保田
Koichiro Ito
康一郎 伊藤
Shigeru Hamada
滋 浜田
Kiwamu Suzuki
究 鈴木
Masa Ishimoto
雅 石本
Satoru Morita
森田  哲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP9846895A priority Critical patent/JPH08296840A/ja
Publication of JPH08296840A publication Critical patent/JPH08296840A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 故障したガス機器からすべての必要な情報を
引き出し、故障診断プログラムに従って故障箇所が確実
に特定できるまですべての必要な箇所を点検する故障診
断装置と故障を診断しようとするガス機器との間の通信
用の信号線およびコネクタを少なくできるような故障診
断システムを提供すること。 【構成】 ガス機器に設けられた電気回路および電気部
品の所定部位の電圧値または電流値データなどのガス機
器の故障診断に必要なデータをマルチプレクサを介して
故障診断装置へ選択的に出力してその出力されたデータ
に基づいて故障診断を行うことようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス機器が故障した場
合に修理に赴いた修理作業員が故障箇所を特定するため
の故障診断システムに関する。
【0002】
【従来技術】ガス給湯装置、ガスファンヒータ、ガスル
ームエアコン等のガス機器が故障すると、使用者は通常
その地域のサービスセンターに故障が発生したことを電
話で連絡し、修理を依頼する。電話を受けたサービスセ
ンターでは、機種名や故障箇所あるいはどのような現象
が発生したのか等について使用者から情報を得て作業シ
ート等にメモし、期日を指定した上修理作業員が使用者
の家に赴き修理作業を行っている。
【0003】実際の修理作業では、まず修理作業員はあ
らためて使用者に故障したガス機器の故障の状態につい
て確認すると共に、その場でガス機器の動作状況を再度
確認し、不良箇所特定マニュアルや故障診断シートを参
照しながら大まかに故障原因または故障箇所を特定し、
必要に応じてテスタ等を用いて測定等を行って故障箇所
の確認を行い、部品交換など必要な処理をしている。
【0004】ところで、最近10年間ぐらいの間にガス
機器にも電気的な制御が取り込まれる傾向にあり、この
ような機器はCPUを搭載した電装基板を備え、種々の
センサ等からの情報がCPUに送られ、それらの情報等
に基づいて種々のアクチュエータの動作を制御して温度
調節、ガス燃焼の調節、安全装置の作動等が制御され
る。性能の向上に伴って、ガス機器に組み込まれるセン
サやアクチュエータが増加すると共に、制御基板の複雑
化に加え、センサやアクチュエータと接続するための基
板上のコネクタ類も増加している。
【0005】このような機種では、故障と思われる現象
が発生しても、複雑な制御が行われているためにかえっ
て従前の機種に比べて故障原因の特定が難しくなる傾向
にある。また、故障箇所を特定するために点検しなけれ
ばならない部品や箇所が飛躍的に増加してきている。さ
らに、最近の家庭用ガス機器では小型化の要請から、電
装基板や種々の部品が機器内に非常にコンパクトに収納
されているため、部品単位で点検作業を行おうとすると
非常に手間や時間がかかる。
【0006】このため、従来の修理作業では、故障箇所
の特定や修理の作業効率が修理作業員の経験や勘、技量
に左右されてしまいがちである。経験や技量の充分でな
い修理作業員であると故障箇所の特定に長時間を要した
り、故障箇所の適確な特定ができず、作業効率の低下や
修理作業に対する使用者の信頼低下を招くことにもなり
かねない。特に、最近では、新機種の市場に出されるサ
イクルが以前に比べて短縮されてきているため修理作業
員のレベルがこのサイクルになかなか追いついていけな
い状況もあり、従来の修理作業における問題点がより顕
在化する傾向にある。
【0007】一方、ガス機器は、例えば給湯装置やルー
ムエアコンのように、室外または室外との境界に設置さ
れる場合が多く、季節や気候の変化による影響をまとも
に受ける上に、機器内部は例えばガス燃焼による高温に
されされるなど、室内の比較的安定した環境下に設置さ
れる家庭用電化製品に比して過酷な環境の下にあるだけ
に故障による修理の要請も多くなる。また、ガス機器は
セントラル給湯装置などに代表されるように故障すると
日常生活にすぐさま支障を来すため迅速な修理の要請が
強いものが多いのも特徴であり、そのため一層修理作業
の効率化が望まれている。
【0008】そこで、従来の修理作業方法を改善するた
めに、修理作業員が修理に赴く際に携帯し、ガス機器と
接続することによってガス機器の故障を診断することが
できるようなガス機器の故障診断装置が提案されてい
る。
【0009】例えば、特開平4−324056号公報
に、故障を診断すべき給湯機の不良状況を検査開始前に
診断手段に入力し、診断手段で検査器で検査すべき部品
または部位を大ざっぱに特定した上、特定された部品ま
たは部位を検査器に接続し、その後故障箇所特定のため
の動作検査を行うことにより故障箇所を突き止めること
ができる給湯機故障診断システムが提案されている。
【0010】ここで、図3を用いて、特開平4−324
056に提案されている給湯機故障診断システムの概要
を説明する。
【0011】この故障診断システムでは、故障した給湯
機11に検査器7を接続させて故障診断を行うものであ
る。検査器7は、検査器に取り込まれたデータにもとづ
いて故障検査等の演算処理を行いその他データの表示等
の制御を行うCPU2aを搭載した制御部2と、制御や
故障検査に関するプログラムが記憶されている記憶部3
と、データ等を表示させる表示部4と、給湯機11の各
部品の電圧値や電流値を検出するための電圧・電流検出
部5と、修理作業員がデータを入力するためのデータ入
力部6を有している。
【0012】給湯機11では制御基板14に搭載された
CPU12が、センサ411〜414から送られてくる
情報に基づき、ドライバ13を介してアクチュエータ5
11〜514の動作の制御を行っている。コネクタ41
〜44はそれぞれセンサ411〜414に電流・電圧を
供給する信号線に接続され、コネクタ51〜54はそれ
ぞれアクチュエータ511〜514に供給される電流値
や電圧値を検出するための信号線に設けられ、これらの
コネクタと検査器7に設けられた電圧・電流検出部5を
接続させて検査器7側で電圧値や電流値を検出すること
によって各センサや各アクチュエータの動作状況を検査
することができる。
【0013】次に、実際の故障診断方法について説明す
る。
【0014】修理に赴いた修理作業員はまず使用者から
どのような現象が発生したかを確認し、検査器7のデー
タ入力部6からデータを入力する。例えば、「点火不
良」の項目を入力する。このデータからCPU2aは表
示部4に検査すべき部位を表示させる。例えば、「セン
サ413、センサ414、アクチュエータ511を検査
して下さい」のごとく表示させる。修理作業員はこの表
示に従って、コネクタ42、44、51と検査器7の電
圧・電流検出部5とを接続し、動作状況を確認し、故障
箇所を確認する。このように使用者からの故障情報に基
づいて故障診断に必要な部位をあらかじめ推論し、その
部分のコネクタのみと検査器7とを接続させることによ
って故障診断を行うので、無駄な検査を省けるだけでな
く検査器7と給湯機11とを結ぶ信号線とコネクタの数
を減らすことができる。
【0015】しかし、故障の診断をする前に推論を導入
すると、使用者からの情報が正しくなかった場合や、め
ったに起こらない故障のケースでは対応できなくなるお
それがある。また、図3では図を簡潔にするためにセン
サとアクチュエータを4個ずつしか設けていないが、実
際にはこの2〜3倍もの数のセンサやアクチュエータが
設けられており、コネクタの数もそれに応じて多くなる
ので、修理作業員が誤って検査器7で指示されたコネク
タとは別のコネクタに接続してしまう可能性もある。
【0016】これに対し、本願出願人は携帯用コンピュ
ータを用いたガス機器の故障診断装置についてすでに出
願をしており(平成6年特許願第337732号明細書
参照)、ここでの故障診断方法は、推論を用いることな
く、故障したガス機器からすべての必要な情報を引き出
し、故障診断プログラムに従って故障箇所が確実に特定
できるまですべての必要な箇所を点検しようとするもの
である。
【0017】このような故障診断方法であれば、コネク
タの接続箇所を誤ったり、誤った前提の下に判断が行わ
れたりするようなことはない。但し、この場合、図3に
示したような構成ではすべてのコネクタと故障診断装置
を接続させなければならず、接続しなければならない信
号線が増大して故障診断作業が煩雑になり手間や時間が
かかる。
【0018】そこで、図2に示すようにガス機器16側
の制御基板14に故障診断装置1と接続するための診断
用コネクタ15を新たに設ける方法が考えられる。図2
において図3と共通する参照番号は同じ構成要素を示す
ものとしてその説明は省略し、異なる部分についてのみ
説明する。
【0019】図2に示した故障診断装置1は、故障した
ガス機器16に接続させて故障診断を行うものである。
故障診断装置1は、ガス機器16の機種毎に準備された
故障診断に必要なプログラムやデータを記憶させたIC
カードやフロッピーディスク、CD−ROM等の記憶媒
体を故障診断情報入力部8に装入し、CPU2aが記憶
媒体から読みこまれた故障診断プログラムやデータと電
圧・電流検出部5で検出されるガス機器16の各部位の
データとSIO(シリアル入出力ポート)9を介してガ
ス機器16のCPU12から送信される各種データとに
基づいて故障診断を行うものであり、記憶媒体を変更す
ればどのようなガス機器にも対応可能になっている。な
お、記憶媒体の変更は前述のようなICカードの交換だ
けでなく、通信によって直接故障診断装置1のRAM
(図示せず)に与えてやってもよい。
【0020】ガス機器16の診断用コネクタ15は、故
障診断のために故障診断装置1の電圧・電流検出部5と
接続させるセンサ411〜414やアクチュエータ51
1〜514の信号線を一か所に集めたものであり、電圧
・電流検出部5側からは信号線に対応した数のピンを設
けることによって診断用コネクタ15との接続を行う。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2は図を簡
潔にするためにセンサとアクチュエータを4個ずつしか
設けていないが、実際にはこの2〜3倍もの数のセンサ
やアクチュエータが設けられているため、診断用コネク
タ15に集められた信号線の本数は相当な数になってし
まい、故障診断装置1側にそれに対応したピン数を要求
することになると、故障診断装置1のコンパクト化に対
する大きな障害となる。また、このような診断用コネク
タ15は図3に示したような単体用の診断用コネクタに
比べ、占有面積が大きく、制御基板14自体の大型化に
つながりかねない。さらに、図2で提案されている故障
診断装置1は、故障診断情報入力部8に装入される記憶
媒体を交換することによりいろいろな機種のガス機器に
対応しようとするものであるので、ガス機器16の制御
基板14側で故障診断装置1に接続する信号線の数を限
定してしまうと、故障診断装置1の汎用性を維持するこ
とが困難となる。
【0022】本発明は上記の問題点にかんがみてなされ
たものであり、その目的は、故障したガス機器からすべ
ての必要な情報を引き出し、故障診断プログラムに従っ
て故障箇所が確実に特定できるまですべての必要な箇所
を点検する故障診断装置と故障を診断しようとするガス
機器との間の通信用の信号線を少なくできるような故障
診断システムを提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明においては、ガス機器に設けられた電気回路お
よび電気部品の所定部位の電圧値または電流値データな
どのガス機器の故障診断に必要なデータをマルチプレク
サを介して故障診断装置へ選択的に出力してその出力さ
れたデータに基づいて故障診断を行うことようにした。
【0024】
【作用】マルチプレクサを介して故障診断に必要なデー
タを出力させることにより、各電気回路および電気部品
の所定部位から直接データを送信せずにすむので、ガス
機器と故障診断装置との通信用の信号線の数が少なくて
すむ。
【0025】
【実施例】以下、本発明による実施例について図面を参
照して説明する。
【0026】図1は本発明によるガス機器の故障診断シ
ステムを構成する故障診断装置とガス機器のブロック図
である。なお、図1において図2または図3と同じ参照
番号は、同じ構成要素を示している。
【0027】故障診断装置1は、ガス機器16の機種毎
に準備された故障診断プログラムやデータを記憶させた
ICカードやフロッピーディスク、CD−ROM等の記
憶媒体を装入するための故障診断情報入力部8と、故障
診断情報入力部8に装入された記憶媒体から故障診断プ
ログラムやデータを読み出し故障診断の演算処理等を行
うCPU2aを搭載した制御部2と、故障診断の結果等
を表示させる表示部4と、ガス機器16のCPU12と
故障診断装置1のCPU2aとのデータの入出力を行う
ためのSIO(シリアル入出力ポート)9と、ガス機器
16の各部位の電圧値や電流値を検出するための電圧・
電流検出部5とを有している。
【0028】ガス機器16では制御基板14に搭載され
たCPU12が、センサ411〜414から送られてく
る情報に基づき、ドライバ13を介して各アクチュエー
タ511〜514の動作を制御をしている。CPU12
には、ガス機器16の制御プログラム等を保持するRO
M20と、ガス機器16の異常をCPU12自身が検知
した場合にエラーコードや故障履歴を記憶しておくため
のEEPROM(不揮発性メモリ)19とが接続されて
いる。
【0029】制御基板14には、故障診断装置1でセン
サ411〜414およびアクチュエータ511〜514
に供給される電圧値・電流値を検出するために、故障診
断装置1の電圧・電流検出部5と接続するための診断用
コネクタ18が設けられている。一方、センサ411〜
414およびアクチュエータ511〜514に供給され
る電圧値・電流値を検出するための信号線はマルチプレ
クサ17に接続されており、マルチプレクサ17から診
断用コネクタ18への出力信号線bは一本である(ただ
し、共通GND線を除く)。
【0030】一方、マルチプレクサ17の出力を選択す
るアドレス指定の信号は、故障診断プログラムに従い故
障診断装置1のCPU2aによって、ガス機器16の診
断用コネクタ18を介してマルチプレクサ17に与えら
れる。従って、本実施例では、故障診断装置1とガス機
器16の診断用コネクタ18とは、故障診断装置1側か
らのアドレス指定用の信号線aと、ガス機器16のマル
チプレクサ17からの出力信号線bとで接続すればよ
い。
【0031】なお、図1に示す故障診断装置1では、C
PU2aとガス機器16のCPU12との通信用のケー
ブルcを別個に有しているので、マルチプレクサ17の
アドレス指定用に信号線aを増やさないでも良く、CP
U2aからSIO9を介して直接CPU12に指示を与
えることにより、CPU12からマルチプレクサ17の
出力を選択するアドレス指定を行ってもよい。
【0032】本実施例では、マルチプレクサ17からの
出力データは故障診断装置1の電圧・電流検出部5でア
ナログデータからデジタルデータに変換されて故障診断
が行われる。しかし、マルチプレクサ17からの出力デ
ータをガス機器16側のワンチップマイコンに余裕があ
ればマイコン内のアナログ・デジタル変換回路を利用し
てデジタルデータに変換して故障診断装置1に伝送して
もよい。
【0033】最後に、もう一度まとめて本実施例におけ
る故障診断方法について述べる。
【0034】使用者から連絡を受けてガス機器16の修
理に赴いた修理作業員が、まず故障診断装置1を故障診
断を行おうとするガス機器16に診断用コネクタ18一
か所で確実に接続させ、ガス機器16の機種毎に準備さ
れた故障診断プログラムやデータを記憶させたICカー
ドやフロッピーディスク等の記憶媒体を故障診断情報入
力部8に差し込むと、CPU2aが読み込まれたそのプ
ログラムやデータに基づいて故障診断を開始する。
【0035】実際の故障診断では、例えば、CPU2a
が最初にガス機器16のEEPROM19に記憶されて
いるエラーコードや故障履歴をSIO9を通じて読み出
し、それに基づいて故障が生じる直前の再現試験を行っ
て必要な部位の電流値や電圧値を読み出したり、各セン
サやアクチュエータごとの動作状況を電流値や電圧値を
読み出すことにより点検したりして、故障箇所が確実に
特定できるまですべての必要な箇所が故障診断プログラ
ムに従って点検される。この際、故障診断に必要なガス
機器16側のデータは故障診断プログラムに従って、マ
ルチプレクサ17より選択的に出力され、故障診断装置
1に送信される。
【0036】この故障診断が行われている間、修理作業
員は特定された故障箇所が表示部4に表示されるまで待
っていればよい。修理作業員はこの表示に従って部品の
交換など修理に必要な処理を行い、再度故障診断装置1
で修理箇所の動作状況を点検する等修理完了の確認試験
を行う。
【0037】なお、故障診断装置1の有する表示部4や
電圧・電流検出部5をガス機器16側で備え、ROM2
0に故障診断プログラムやデータを保持することによ
り、ガス機器16自身で故障診断することも可能であ
る。
【0038】また、本実施例に記載した故障診断システ
ムはガス機器に限らずあらゆる電気的な制御を行う機器
の故障診断に適用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
故障診断に必要なデータをマルチプレクサを介して選択
的に出力できるので、以下に述べるような効果を奏す
る。 (1)ガス機器と故障診断装置との間の通信用の信号線
の数が少なくてすむ。 (2)ガス機器の機種により、故障診断に必要なデータ
を出力する信号線の総数が異なっても、マルチプレクサ
を介して出力するので、ガス機器と故障診断装置とのコ
ネクタ部のピン数に影響を与えない。 (3)ガス機器と故障診断装置とは一か所で接続される
ので、修理作業員が接続ミスをすることがない。 (4)修理作業員の経験や勘、技量に左右されず、また
推論機能のレベルによらない確実な故障診断が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス機器の故障診断システムを構
成する故障診断装置とガス機器のブロック図である。
【図2】従来のガス機器の故障診断システムを構成する
故障診断装置とガス機器のブロック図である。
【図3】従来の給湯機の故障診断システムを構成する検
査器と給湯機のブロック図である。
【符号の説明】
1 故障診断装置 2 制御部 2a CPU 4 表示部 5 電圧・電流検出部 8 故障診断情報入力部 9 SIO 11 給湯機 12 CPU 13 ドライバ 14 制御基板 16 ガス機器 17 マルチプレクサ 18 診断用コネクタ 19 EEPROM 20 ROM 411〜414 センサ 511〜514 アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 究 埼玉県草加市瀬崎町1399−7−242 (72)発明者 石本 雅 神奈川県川崎市高津区梶ヶ谷2−11−2梶 ヶ谷寮222号 (72)発明者 森田 哲 東京都大田区中央6−9−5大森寮24号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチプレクサを有するガス機器と該ガ
    ス機器に接続させて故障診断を行う故障診断装置とで構
    成され、 該ガス機器の故障診断に必要なデータを該マルチプレク
    サを介して該ガス機器側から故障診断装置へ選択的に出
    力して故障診断を行うことを特徴とするガス機器の故障
    診断システム。
  2. 【請求項2】 前記故障診断に必要なデータが、前記ガ
    ス機器に設けられた電気回路および電気部品の所定部位
    の電圧値または電流値データである請求項1に記載のガ
    ス機器の故障診断システム。
  3. 【請求項3】 前記故障診断装置がガス機器の機種ごと
    に準備された故障診断プログラムやデータを記憶させた
    記憶媒体を挿入するための故障診断情報入力部と、該故
    障診断情報入力部から読み出されたプログラムやデータ
    と前記マルチプレクサから出力されたデータとに基づい
    て故障診断の演算処理を行う演算手段と、該演算手段で
    演算された結果を表示する表示手段とを有することを特
    徴とする請求項1に記載の故障診断システム。
  4. 【請求項4】 ガス機器の故障を診断するプログラムや
    データを記憶する故障診断情報記憶手段と、該ガス機器
    の電気回路および電気部品の所定部位の電圧値または電
    流値データを選択的に出力するマルチプレクサと、該故
    障診断情報記憶手段に記憶された情報と該マルチプレク
    サから出力された該電圧値または電流値データとに基づ
    いて故障診断の演算処理を行う故障診断手段とを有する
    ことを特徴とするガス機器。
  5. 【請求項5】 ガス機器の電気回路および電気部品の所
    定部位に供給される電圧値または電流値データを検出す
    るための複数の信号線をマルチプレクサに接続し、該マ
    ルチプレクサから該電圧値または電流値データを選択的
    に出力させることにより所定部位の動作状況を点検する
    ことを特徴とするガス機器の故障診断方法。
JP9846895A 1995-04-24 1995-04-24 ガス機器の故障診断システム Pending JPH08296840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9846895A JPH08296840A (ja) 1995-04-24 1995-04-24 ガス機器の故障診断システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9846895A JPH08296840A (ja) 1995-04-24 1995-04-24 ガス機器の故障診断システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08296840A true JPH08296840A (ja) 1996-11-12

Family

ID=14220514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9846895A Pending JPH08296840A (ja) 1995-04-24 1995-04-24 ガス機器の故障診断システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08296840A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001235210A (ja) * 2000-02-24 2001-08-31 Tokyo Gas Co Ltd セントラルヒーティングシステムの故障診断装置及び故障診断方法
JP2002276937A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Noritz Corp 故障診断支援装置の動作方法
JP2011230881A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Ito Denki Kk コントローラ、ローラコンベア装置、ローラコンベア装置の制御方法、ならびにプログラム作成支援プログラム
CN107606739A (zh) * 2017-08-15 2018-01-19 清华大学 暖通空调***的故障检测方法
CN115202921A (zh) * 2022-09-16 2022-10-18 北京紫光芯能科技有限公司 一种故障诊断信号指示装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001235210A (ja) * 2000-02-24 2001-08-31 Tokyo Gas Co Ltd セントラルヒーティングシステムの故障診断装置及び故障診断方法
JP2002276937A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Noritz Corp 故障診断支援装置の動作方法
JP2011230881A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Ito Denki Kk コントローラ、ローラコンベア装置、ローラコンベア装置の制御方法、ならびにプログラム作成支援プログラム
CN107606739A (zh) * 2017-08-15 2018-01-19 清华大学 暖通空调***的故障检测方法
CN107606739B (zh) * 2017-08-15 2019-07-26 清华大学 暖通空调***的故障检测方法
CN115202921A (zh) * 2022-09-16 2022-10-18 北京紫光芯能科技有限公司 一种故障诊断信号指示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6535838B2 (en) Furnace diagnostic system
JPH08296840A (ja) ガス機器の故障診断システム
CN110570897A (zh) 存储器检测***、存储器检测方法及错误映射表建立方法
JPH10196949A (ja) 燃焼機器修理支援装置及び故障データ収集・利用方法
JP3434667B2 (ja) 燃焼機器修理支援システム
JP3455325B2 (ja) ガス機器の故障診断方法
JP3197523B2 (ja) 給湯機器の故障診断システム
JP3197525B2 (ja) 給湯機器の故障診断装置
JP3238902B2 (ja) 給湯機の故障診断システム
JP2846140B2 (ja) 給湯機故障診断システム
JP3197524B2 (ja) 給湯機器の故障診断装置
JP3444737B2 (ja) 燃焼機器修理支援装置
JP3084013B2 (ja) ガス機器の故障診断方法及びそれを用いた修理方法
KR102231430B1 (ko) Cim 성능 진단장치
JP2000040014A (ja) Ecu機能検査装置の評価システム
JP3336222B2 (ja) 燃焼装置及びその故障診断方法
CN117706337A (zh) 一种基于halt和hil的故障位置定位方法及***
KR100293559B1 (ko) 자동시험장치에서부품에러자동탐지방법
JPH08278924A (ja) アダプタ診断システム
JPH08275265A (ja) 故障診断装置
KR0137697B1 (ko) 자동시험장치에서 계측기를 이용한 부품 에러 자동탐지 장치 및 그 방법
CN111949001A (zh) 空气压缩机用控制器的测试***及其测试方法
CN118098332A (zh) 一种固态硬盘故障定位方法、装置、设备及可读存储介质
JP3234401B2 (ja) 燃焼器具およびその器具に着脱装着式の状態モニタメモリ装置
JP2002005979A (ja) 配線基板検査機の誤配線対応方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021224