JPH08291960A - 通気性保冷剤 - Google Patents
通気性保冷剤Info
- Publication number
- JPH08291960A JPH08291960A JP13093895A JP13093895A JPH08291960A JP H08291960 A JPH08291960 A JP H08291960A JP 13093895 A JP13093895 A JP 13093895A JP 13093895 A JP13093895 A JP 13093895A JP H08291960 A JPH08291960 A JP H08291960A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- bag
- agent
- port
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、保冷剤等の冷媒容器に高透湿性シ
ートを使用することによって、加熱された冷媒を気化し
て外部に排出することにより、気化の潜熱移動を利用し
て冷媒容器内の温度上昇を抑制する。よって冷媒の予冷
及び氷水の準備を不要とする。又冷媒液の吸収剤として
多孔性物質を利用することによって容器の安定性及び用
途の拡大を目的とする。 【構成】 高透湿性シートを密閉式の袋体に形成し、そ
の一部分に口金を設置して冷媒の供給口とし、その供給
口より多孔性物質に冷媒液を吸収させた冷媒を充填する
こと及び供給口より冷媒液及び多孔性物質をそれぞれ単
体で適量ずつ注入して密閉することを特徴とする通気性
保冷剤である。
ートを使用することによって、加熱された冷媒を気化し
て外部に排出することにより、気化の潜熱移動を利用し
て冷媒容器内の温度上昇を抑制する。よって冷媒の予冷
及び氷水の準備を不要とする。又冷媒液の吸収剤として
多孔性物質を利用することによって容器の安定性及び用
途の拡大を目的とする。 【構成】 高透湿性シートを密閉式の袋体に形成し、そ
の一部分に口金を設置して冷媒の供給口とし、その供給
口より多孔性物質に冷媒液を吸収させた冷媒を充填する
こと及び供給口より冷媒液及び多孔性物質をそれぞれ単
体で適量ずつ注入して密閉することを特徴とする通気性
保冷剤である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高透湿性シート、吸水
性樹脂等よりなる多孔性物質及び消臭、抗菌防ダニ、芳
香等の成分を有する植物乾留抽出液等よりなる冷媒液を
利用した通気性保冷剤の製造方法である。その通気性に
より保冷剤としてのみでなく消臭剤、抗菌剤、芳香剤、
乾燥防止剤等の広い分野に利用可能である。
性樹脂等よりなる多孔性物質及び消臭、抗菌防ダニ、芳
香等の成分を有する植物乾留抽出液等よりなる冷媒液を
利用した通気性保冷剤の製造方法である。その通気性に
より保冷剤としてのみでなく消臭剤、抗菌剤、芳香剤、
乾燥防止剤等の広い分野に利用可能である。
【0002】
【従来の技術】従来、氷のうや水枕等の保冷剤はビニー
ル袋の中に、氷水や糊等を充填して密閉したものがあ
る。
ル袋の中に、氷水や糊等を充填して密閉したものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】氷のうや水枕等は、ビ
ニール袋に氷水や糊等を充填して熱伝導のみを利用する
冷媒方法であるので、使用する前に氷水を利用するか、
予冷する必要があった。本発明は以上の欠点を解決し、
保冷剤として以外にも幅広く利用することを目的とす
る。
ニール袋に氷水や糊等を充填して熱伝導のみを利用する
冷媒方法であるので、使用する前に氷水を利用するか、
予冷する必要があった。本発明は以上の欠点を解決し、
保冷剤として以外にも幅広く利用することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】ポリウレタンシート等よ
りなる高透湿性シートを密閉型の袋体(1)に形成し、
その一部分に冷媒供給用の口金(2)を設ける。袋体
(1)の中に袋体の口部(4)より吸水性樹脂等からな
る多孔性物質に植物乾留抽出液等からなる冷媒液を吸収
させて得た冷媒(3)を供給口より充填して密閉する通
気性保冷剤を提供する。
りなる高透湿性シートを密閉型の袋体(1)に形成し、
その一部分に冷媒供給用の口金(2)を設ける。袋体
(1)の中に袋体の口部(4)より吸水性樹脂等からな
る多孔性物質に植物乾留抽出液等からなる冷媒液を吸収
させて得た冷媒(3)を供給口より充填して密閉する通
気性保冷剤を提供する。
【0005】
【作用】冷媒容器外部の熱が通気性シートを介して内部
の冷媒に伝導されると、冷媒液は加熱されるので蒸発し
て気化する。この時の気化の潜熱移動によって冷却され
る。又蒸発する際には冷媒液の中に存在する消臭、抗
菌、防ダニ、芳香等の成分も気化するので、外部の気体
や物体の消臭、抗菌、防ダニ、芳香等の作用もある。
の冷媒に伝導されると、冷媒液は加熱されるので蒸発し
て気化する。この時の気化の潜熱移動によって冷却され
る。又蒸発する際には冷媒液の中に存在する消臭、抗
菌、防ダニ、芳香等の成分も気化するので、外部の気体
や物体の消臭、抗菌、防ダニ、芳香等の作用もある。
【0006】
(イ) 高通気性シートを袋体(1)に形成する。 (ロ) 袋体(1)の一部分に口部(4)を設け、口金
(2)を取付けて冷媒供給口とする。 (ハ) 吸水性樹脂等よりなる多孔性物質に植物乾留抽
出液等よりなる冷媒液を吸収させた冷媒(3)を供給口
より適量注入し密閉して最終製品を得る。尚、多孔性物
質及び冷媒液はそれぞれ単体で適量ずつ注入してもよ
い。
(2)を取付けて冷媒供給口とする。 (ハ) 吸水性樹脂等よりなる多孔性物質に植物乾留抽
出液等よりなる冷媒液を吸収させた冷媒(3)を供給口
より適量注入し密閉して最終製品を得る。尚、多孔性物
質及び冷媒液はそれぞれ単体で適量ずつ注入してもよ
い。
【0007】
(イ) 袋外部から加熱された冷媒液は蒸発して気化す
るが、冷媒袋に高透湿性シートを使用することによって
外部に排出されるので、気化の潜熱移動が容易になり、
内部の温度上昇を抑制するので、冷媒を予冷したり、氷
水を用意する必要が無くなる。 (ロ) 外部の温度変化に対応して冷媒液の蒸発量が増
減するので、袋内部の温度をほとんど一定に保持するこ
とが可能になる。そのため過冷になったり、内部の温度
上昇によって冷却効果が低下することを防止できる。 (ハ) 蒸発して減量した冷媒液は供給口から簡単に補
給できるので、長期間の連続使用が可能である。 (ニ) 冷媒液は用途に応じて真水、消臭剤、防菌剤、
防ダニ剤、芳香剤等を単体又は混合体にして注入できる
ので幅広い用途に使用できる。 (ホ) 多孔性物質を冷媒液の吸収剤として利用するこ
とにより、容器の安定性があり、又多孔性物質の呼吸性
によって湿度調節としても利用できる。
るが、冷媒袋に高透湿性シートを使用することによって
外部に排出されるので、気化の潜熱移動が容易になり、
内部の温度上昇を抑制するので、冷媒を予冷したり、氷
水を用意する必要が無くなる。 (ロ) 外部の温度変化に対応して冷媒液の蒸発量が増
減するので、袋内部の温度をほとんど一定に保持するこ
とが可能になる。そのため過冷になったり、内部の温度
上昇によって冷却効果が低下することを防止できる。 (ハ) 蒸発して減量した冷媒液は供給口から簡単に補
給できるので、長期間の連続使用が可能である。 (ニ) 冷媒液は用途に応じて真水、消臭剤、防菌剤、
防ダニ剤、芳香剤等を単体又は混合体にして注入できる
ので幅広い用途に使用できる。 (ホ) 多孔性物質を冷媒液の吸収剤として利用するこ
とにより、容器の安定性があり、又多孔性物質の呼吸性
によって湿度調節としても利用できる。
【図1】本発明の正面図
【図2】本発明の側面図
1 袋体 2 口金 3 冷媒 4 口部
Claims (2)
- 【請求項1】 高透湿性シートを密閉型の袋体(1)に
形成し、その一部分に冷媒供給用の口金(2)を設けた
通気性保冷剤の容器。 - 【請求項2】 吸水性樹脂等よりなる多孔性物質に植物
乾留抽出液等よりなる冷媒液を吸収させた冷媒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13093895A JPH08291960A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 通気性保冷剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13093895A JPH08291960A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 通気性保冷剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08291960A true JPH08291960A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=15046204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13093895A Pending JPH08291960A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 通気性保冷剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08291960A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002303471A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-18 | Fuji Latex Kk | 顔面用保冷具 |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP13093895A patent/JPH08291960A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002303471A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-18 | Fuji Latex Kk | 顔面用保冷具 |
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