JPH082905Y2 - 電磁接触器 - Google Patents

電磁接触器

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JPH082905Y2
JPH082905Y2 JP2625090U JP2625090U JPH082905Y2 JP H082905 Y2 JPH082905 Y2 JP H082905Y2 JP 2625090 U JP2625090 U JP 2625090U JP 2625090 U JP2625090 U JP 2625090U JP H082905 Y2 JPH082905 Y2 JP H082905Y2
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JP
Japan
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piece
coil
tip
terminal plate
electromagnetic contactor
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孝明 忠澤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コイルとコイル端子の端子板との電気的な
接続を、コイルボビンに取り付けられた接続片と端子板
に固着されたばね片とを弾性接触させて行う電磁接触器
に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の電磁接触器としては第4図に示すもの
がある。この電磁接触器は、上面が開口する箱状のボデ
ィ2と、このボディ2に被着されるカバー3とでケース
1が形成され、コイル7が巻装されたコイルボビン6の
貫通穴内に夫々の中央片を挿入して略E字状の固定鉄心
4と可動鉄心5とを対向配置してケース1内に収めてあ
る。上記可動鉄心5の上部には可動枠10が一体に固着し
てあり、この可動鉄心5と可動枠10とからなる可動部が
両側に設けられた復帰ばね19で上方に付勢されている。
上記可動枠10には可動接点8が両側に固着された複数の
可動接点板9が取り付けられており、カバー2の両側に
設けられた複数の端子15の端子板13に固定接点12を固着
してある。
この電磁接触器では、コイル7に通電すると、可動鉄
心5が復帰ばね19のばね力に抗して固定鉄心4に吸着
し、この時に可動鉄心5と共に可動枠10が下動して、可
動接点8が固定接点12に接触(あるいは開離)する。そ
して、コイル7への通電を停止すると、復帰ばね19のば
ね力で可動部が上方に復帰し、可動接点8が固定接点12
から開離(あるいは接触)する。
[考案が解決しようとする課題] ところが、この種の電磁接触器では、第5図に示すよ
うに、コイル7が巻装されたコイルボビン6の鍔部6aに
コイル7の両端が夫々接続された接続片21を取り付け、
コイル7への通電線を接続するコイル端子16の端子板16
aに固着されたばね片20′が、上記接続片21に弾性接触
して端子板16aと接続片21とを電気的に接続する構造と
してあり、電磁接触器の組立性、及びコイル7の交換等
の作業性が良くなるようにしてある。
しかし、従来のこの種の電磁接触器のようにばね片2
0′を長方形の平板で形成し、その先端部にスリット22
を形成しただけの構造である(第6図にばね片20′の構
造を示す)と、不自然な方向(斜め、ねじれ方向等)か
らの力(振動や衝撃等により及ぶ力)に対してばね片2
0′と接続片21との接触を安定させることが難しいとい
う問題があった。
本考案は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、不自然な方向からの力に対しても
安定したばね片と接続片との接触が得られる電磁接触器
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案はばね片の端子板
に固着される基端部と接続片に接触する先端部との間の
中央部を先端部の中心線の近傍に端子板の端面が接する
ように斜めに形成し、先端部に適度な剛性を持たせる長
さのスリットで先端部を分割してある。
[作用] 本考案は、上述のように構成することにより、先端部
のスリットによる分割片の根元部分の剛性が強くなるよ
うにすると共に、この根元部分の中央部近傍をコイル端
子板の端面で支持して分割片の片側に及ぶ力を他方の分
割片が打ち消すように作用するようにして、不自然な方
向からの力による分割片の夫々の変位量を小さくし、ば
ね片の接続片への安定した接触が得られるようにしたも
のである。
[実施例] 第1図乃至第3図に本考案の一実施例を示す。本実施
例のばね片20は、第1図に示すように、端子板16aにか
しめ固定される基端部と、接続片21に接触する先端部と
の間の中央部を斜めに形成し、先端部の中央にスリット
22を形成して先端部に弾性を持たせてある。なお、上記
スリット22の長さは、先端部に適度な剛性を持たせる点
を考慮した長さに形成してあり、中央部は先端部の中心
線(第1図中一点鎖線で示す)の近傍に端子板16aの端
面が接するように形成してある。
従来の形状のばね片20′と本実施例のばね片20とに不
自然な方向の力を加えた場合の作用を以下に説明する。
例えば、従来のばね片20′の先端部の一片(第7図
(a)中のイ)側だけに第7図(b)に示す力Pを加え
た場合の先端部の他片(第7図(a)中のロ)の変位量
とスリット22の長さLとの関係を求めると、第8図に示
すようになる。
上述の場合と同様にして、本実施例のばね片20につい
て先端部の他片ロとスリット22の長さLとの関係を求め
ると、第3図中の破線で示すように、本実施例の方が図
中実線で示す従来のばね片よりも他片ロの変位量が小さ
くなる。つまり、本実施例の場合には片イ,ロの根元部
分の剛性が強くなっているため、片ロの変位量が小さく
なるのである。さらに、この作用は端子板16aの端面に
より第2図(b)に示すようにばね片20が支持されてい
るので、片側の片に加わる力を他方の片が打ち消すよう
に作用して、上記作用は増長される。従って、本実施例
は従来のものより大幅に安定した接触が得られているこ
とになる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、ばね片のコイル端子板に固着
される基端部と接続片に接触する先端部との間の中央部
を先端部の中心線の近傍にコイル端子板の端面が接する
ように斜めに形成し、先端部に適度な剛性を持たせる長
さのスリットで先端部を分割してあるので、先端部のス
リットによる分割片の根元部分の剛性が強くなると共
に、この根元部分の中央部近傍をコイル端子板の端面で
支持して分割片の片側に及ぶ力を他方の分割片が打ち消
すように作用し、不自然な方向からの力による分割片の
夫々の変位量を小さくして、ばね片の接続片への安定し
た接触が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のばね片を固着した端子板の
斜視図、第2図(a),(b)はばね片の作用の説明
図、第3図はスリット長と変位量との関係を示す説明
図、第4図(a)〜(c)は電磁接触器の一部を破断し
た正面図、側面断面図、他の要部を示す断面図、第5図
はコイルとコイル端子の接続構造を示す要部の分解斜視
図、第6図は従来のばね片が固着された端子板の斜視
図、第7図及び第8図は従来のばね片の一方の分割片に
力を加える場合の説明図、及びその結果としてのスリッ
ト長と変位量との関係を示す説明図である。 6はコイルボビン、6aは鍔、7はコイル、16はコイル端
子、16aは端子板、20はばね片、21は接続片、22はスリ
ット、イ,ロは分割片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルが巻装されたコイルボビンの鍔部に
    コイルの両端が夫々接続された接続片が取り付けられ、
    コイルへの通電線を接続するコイル端子の端子板に固着
    されたばね片が、上記接続片に弾性接触して端子板と接
    続片とを電気的に接続する電磁接触器において、上記ば
    ね片の端子板に固着される基端部と接続片に接触する先
    端部との間の中央部を先端部の中心線の近傍に端子板の
    端面が接するように斜めに形成し、先端部に適度な剛性
    を持たせる長さのスリットで先端部を分割して成ること
    を特徴とする電磁接触器。
JP2625090U 1990-03-15 1990-03-15 電磁接触器 Expired - Fee Related JPH082905Y2 (ja)

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JPH03116642U JPH03116642U (ja) 1991-12-03
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