JPH08289814A - 体毛処理具 - Google Patents

体毛処理具

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JPH08289814A
JPH08289814A JP12090595A JP12090595A JPH08289814A JP H08289814 A JPH08289814 A JP H08289814A JP 12090595 A JP12090595 A JP 12090595A JP 12090595 A JP12090595 A JP 12090595A JP H08289814 A JPH08289814 A JP H08289814A
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JP
Japan
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heating element
treatment tool
head
comb tooth
hair treatment
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JP12090595A
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English (en)
Inventor
Kenji Hashimoto
賢二 橋本
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 把手部1と、該把手部1に連設の、くし歯部
3および該くし歯部のくし歯の間に梳き入れた体毛に接
触するとともに通電されることで発熱して該接触体毛を
焼切る通電発熱体2aを有する頭部2を備えている体毛
処理具について、くし歯部3の汚染や破損に対して十分
に対処できるようにすること、この器具の携帯利便性を
一層よくすること。 【構成】 くし歯部3を頭部2に対して着脱自在とした
こと、頭部2を把手部1に対して着脱自在としたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビキニラインや脚・腕
などの気になるムダ毛の処理、調髪などの際に使用する
体毛処理具である。
【0002】
【従来の技術】例えばハイレグ水着やレオタードの着用
前などのムダ毛の処理に鋏や剃刀などの刃物を用いる
と、切り整えた毛先は刃物による剪断のために尖鋭で、
その尖り毛先が布地を容易に突き通って外側へのぞくこ
とがあったり、また触りがいたみのあるものとなったり
する。
【0003】そこで本出願人は、毛先に丸みをもたせて
切り整えることができる体毛処理具として、通電発熱体
(ニクロム線等)で体毛を焼き切る構成のものを考案
し、実用化している(実用新案登録第1967247 号(実公
平4- 37521号公報)、同第2046882 号(実公平6- 14649
号公報)、同第3006125 号(登録実用新案公報第 30061
25号)、意匠登録第857135号)。
【0004】これは、くし歯部および該くし歯部のくし
歯の間に梳き入れた体毛に接触するとともに通電される
ことで発熱して該接触体毛を焼切る通電発熱体を基本構
造とするものであり、くし歯部で体毛をすき揃え、通電
発熱させた発熱体部分を体毛に接触させることで、発熱
体と接した体毛部分が簡単に焼け切れる。焼切られた体
毛の毛先は刃物で剪断した場合と異なり尖鋭とならず、
丸みのあるものとなり、刃物による場合のような不具合
を生じない。
【0005】また理髪・美容術の調髪用具として用いて
有効である。即ち調髪した毛先部に通電発熱体部分を接
触摺動して焼き切り状態に処理することで毛先に丸みや
微妙なカーブ若しくは縮れを生じさせて調髪に独特の風
合を与えることができる。
【0006】先の考案の実用化品は、把手部と、把手部
先端側の頭部を有し、頭部にくし歯部および該くし歯部
のくし歯の間に梳き入れた体毛に接触するとともに通電
されることで発熱して該接触体毛を焼切る通電発熱体を
具備させた形態のものである。把手部・頭部・くし歯部
の外殻は3部分一連一体としたプラスチック成形物の組
み立て体であり、把手部はその内部を通電発熱体に対す
る給電電源としての乾電池や充電池等のバッテリ収納部
としてある。通電発熱体の消費電力は約4Wであり、把
手部内に収納の乾電池は単2型3ケ直列である。通電発
熱体は頭部のくし歯部に着脱交換自在のヒータカートリ
ッジとしてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 .上記の先の考案の実用化品は、通電発熱体につきこ
れを器具頭部のくし歯部に着脱交換自在のヒータカート
リッジにしてあることで、通電発熱体の汚染や破損(断
線)に対する対処はヒータカートリッジの交換でなされ
るものの、くし歯部の汚染や破損に対する対処はない。
【0008】即ち、くし歯部を一連一体に具備させてあ
る器具頭部内には電子基板や通電発熱体に対する通電回
路を内蔵させてあるから、くし歯部を洗浄液や消毒液で
内部・外部とも全体的に十分に丸洗いや消毒をするよう
な処置は不能であり、くし歯部の外面を拭う程度の処置
で済まさざるを得ない。またくし歯部に歯折れなどの破
損を生じても該器具のくし歯部・頭部・把手部の外殻は
一連一体の成形物であるから対処できず、くし歯部の破
損の程度が激しければ器具全体を廃棄するしかなく、不
経済である。
【0009】そこで本発明はくし歯部の汚染や破損に対
して十分に対処できるようにすることを目的とする。
【0010】.また上記の先の考案の実用化品は、把
手部内をバッテリ収納部として単2型乾電池3ケ直列で
収納させるので把手部は比較的長くなり、結果としてこ
の把手部及びくし歯部を有する頭部を含めた器具の全体
長は約210m/mとなっており、これは携帯に必ずし
も利便な長さ寸法のものではなかった。
【0011】そこで本発明はこの器具の携帯利便性を一
層よくすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする体毛処理具である。
【0013】(1)くし歯部および該くし歯部のくし歯
の間に梳き入れた体毛に接触するとともに通電されるこ
とで発熱して該接触体毛を焼切る通電発熱体を有する体
毛処理具であり、くし歯部は毛処理具本体に対して着脱
自在であることを特徴とする体毛処理具。
【0014】(2)把手部と、該把手部に連設の、くし
歯部および該くし歯部のくし歯の間に梳き入れた体毛に
接触するとともに通電されることで発熱して該接触体毛
を焼切る通電発熱体を有する頭部を備えている体毛処理
具であり、くし歯部は頭部に対して着脱自在であること
を特徴とする体毛処理具。
【0015】(3)把手部と、該把手部に連設の、くし
歯部および該くし歯部のくし歯の間に梳き入れた体毛に
接触するとともに通電されることで発熱して該接触体毛
を焼切る通電発熱体を有する頭部を備えている体毛処理
具であり、頭部は把手部に対して着脱自在であることを
特徴とする体毛処理具。
【0016】(4)把手部と、該把手部に連設の、くし
歯部および該くし歯部のくし歯の間に梳き入れた体毛に
接触するとともに通電されることで発熱して該接触体毛
を焼切る通電発熱体を有する頭部を備えている体毛処理
具であり、頭部は把手部に対して着脱自在であり、くし
歯部は頭部に対して着脱自在であることを特徴とする体
毛処理具。
【0017】(5)くし歯部は間隔を置いて側面を対向
させて並設した2枚のくし歯板を具備し、その2枚のく
し歯板の間に通電発熱体が存在していることを特徴とす
る(1)乃至(4)の何れかに記載の体毛処理具。
【0018】(6)くし歯部および該くし歯部のくし歯
の間に梳き入れた体毛に接触するとともに通電されるこ
とで発熱して該接触体毛を焼切る通電発熱体を有する頭
部には、通電発熱体の支持手段、通電発熱体に対する給
電路構成部材が内蔵されていることを特徴とする(2)
乃至(5)の何れかに記載の体毛処理具。
【0019】(7)通電発熱体は体毛処理具本体もしく
は頭部に対して着脱自在のヒータカートリッジとされて
いることを特徴とする(1)乃至(6)に記載の体毛処
理具。
【0020】(8)通電発熱体は、給電用電極部材間に
電気的に導通させて渡した通電発熱体であり、該通電発
熱体に常時張り力を与える、或は該通電発熱体のヒータ
カートリッジが体毛処理具本体もしくは頭部に装着され
た状態において該ヒータカートリッジの通電発熱体に常
時張り力を与える、通電発熱体引っ張り手段を具備して
いることを特徴とする(1)乃至(7)の何れかに記載
の体毛処理具。
【0021】(9)通電発熱体がニクロム線であること
を特徴とする(1)乃至(8)の何れかに記載の体毛処
理具。
【0022】(10)通電発熱体は、給電用電極部材間
に渡した線状体もしくは棒状体であり、該線状体もしく
は棒状体は給電用電極部材間に電気的に導通させた通電
発熱体と、この通電発熱体を内包して該通電発熱体の熱
で加熱されて間接的に発熱し、熱による線膨張で給電用
電極部材間で実質的に伸び弛みを生じない絶縁外郭から
なることを特徴とする(1)乃至(7)の何れかに記載
の体毛処理具。
【0023】(11)把手部の内部を通電発熱体に対す
る給電電源としての乾電池や充電池等のバッテリ収納部
としたことを特徴とする(2)乃至(10)の何れかに
記載の体毛処理具。
【0024】(12)通電発熱体に対する給電電源が外
部電源であり、該外部電源との接続コネクタ部を有する
ことを特徴とする(1)乃至(10)の何れかに記載の
体毛処理具。
【0025】(13)通電発熱体に対する給電電源が外
部電源であり、外部電源から入力される電圧または電流
もしくはその両者を変換するコンバータを内蔵している
ことを特徴とする(1)乃至(12)の何れかに記載の
体毛処理具。
【0026】(14)通電発熱体に対する給電を内蔵バ
ッテリで行う方式と外部電源で行う方式の両用に対応で
きることを特徴とする(1)乃至(13)の何れかに記
載の体毛処理具。
【0027】
【作用】
a)くし歯部は毛処理具本体もしくは器具頭部本体に対
して着脱自在(取り付け・取り外し自在)としたこと
で、くし歯部の洗浄や消毒の際は、該くし歯部を毛処理
具本体もしくは器具頭部本体から外すことでこれを水や
中性洗剤水溶液、逆性石ケン水などで内部・外部とも全
体的に十分に丸洗い・消毒処置することが可能となる。
洗浄・消毒後は該くし歯部を再び毛処理具本体もしくは
器具頭部本体に対して再装着して使用する。
【0028】これにより、ユーザは必要に応じて上記の
要領にてくし歯部を洗浄・消毒して常にくし歯部を清潔
に保つことができ、個人用はもとより、不特定多数を相
手とする業務用としても衛生上十分に対応できる。
【0029】くし歯部に歯折れなどの破損を生じた場合
には、そのくし歯部のみを新品と部品交換して対応する
ことができ、くし歯部の破損のために器具全体を廃棄す
る不経済をなくすことができる。
【0030】b)くし歯部を含む頭部は把手部に対して
着脱自在としたことで、携帯の際はくし歯部を含む頭部
と把手部とを外して該器具を2つに分割した状態にする
ことができる。例えば前述した全長約210m/mの先
の考案の実用化品についていえば、長さ約160m/m
の把手部と、長さ約50m/mの頭部とに器具を2分割
状態にすることができてコンパクトに格納処置でき、該
器具の携帯利便性がよくなる。使用時はくし歯部を含む
頭部と把手部の両者を装着して組み立てる。
【0031】
【実施例】以下図面に示した実施例について具体的に説
明する。
【0032】(A)器具の全体的な概略構成(図1〜図
4) 図1の(a)乃至(e)はそれぞれ本実施例の体毛処理
具の右側面図・平面図・底面図・正面図・背面図であ
る。図2は外観斜視図である。図3は把手部と頭部とを
取り外し、頭部からくし歯部を取り外した状態の外観斜
視図である。図4は一部切欠き分解斜視図である。
【0033】本実施例の体毛処理具は、把手部1と、該
把手部1に連設の、くし歯部3および該くし歯部のくし
歯の間に梳き入れた体毛に接触するとともに通電される
ことで発熱して該接触体毛を焼切る通電発熱体2aを有
する頭部2を備えている体毛処理具である。そして図3
のように、くし歯部3は頭部2に対して着脱自在であ
り、また頭部2は把手部1に対して着脱自在である。
【0034】把手部1はその内部をバッテリ収納部にし
て単2型乾電池3本を直列に収納させてある。
【0035】この把手部1に対する頭部2の着脱は、把
手部1の先端部外周に雄螺子部1aを形成具備させ、頭
部2側にこの雄螺子部1aに外嵌螺合する雌螺子穴部2
dを具備させ、この両部1a・2dを螺合させる或は螺
合を外す操作をすることで行われる。
【0036】くし歯部3は、5m/m程度の間隔wを置
いて側面を対向させて並設した左右対称の2枚のくし歯
板3a・3bを有し、その前後部においてそれぞれ後方
に突出させて弾性鈎状脚部3c・3dを有し、この両弾
性鈎状脚部3c・3dを頭部2側の係合凹部2e・2e
に嵌係合させることで頭部2に対して装着状態にするこ
とができ、また弾性鈎状脚部3c・3dをそれぞれ細棒
先端で弾性に抗してこじって係合凹部2e・2eとの嵌
係合を外すことで頭部2から取り外すことができる。
【0037】頭部2のくし歯部装着部には前後2つの給
電用電極2b・2c間に電気的に導通させて通電発熱体
(例えばニクロム線)2aを張設してあり、頭部2にく
し歯部3が装着された状態において、この通電発熱体2
aがくし歯部3の2枚のくし歯板部3a・3bの間隔w
内に、くし歯部基部側の前後方向スリット開口部3eを
通って下から入り込んでくし歯の基部寄りに位置した状
態になる。
【0038】把手部1に頭部2を装着し、また頭部2に
くし歯部3を装着した状態において把手部1を握り、く
し歯部3で体毛を梳き揃えながらくし歯板3a・3b間
の通電発熱体2a部分を体毛の適当長さ部分に接触させ
て把手部1のスライドスイッチSW1またはSW2をオ
ン方向(把手部前方向)にスライドさせると通電発熱体
2aに対する通電路が閉成して把手部1内に内蔵の乾電
池から通電発熱体2aに通電がなされて該通電発熱体2
aが発熱し、この通電発熱体2aと接した体毛部分が簡
単に焼け切れる。焼き切られた体毛の毛先は刃物で剪断
した場合とは異なり尖鋭とならず、丸みのあるものとな
る。従って、刃物による場合のような前述のような不具
合を生じない。
【0039】通電発熱体2aは左右のくし歯板3a・3
bの間に位置していてガードされているので通電発熱体
2aが直接に肌に当たることはない。
【0040】くし歯部3は器具頭部2に対して着脱自在
であるから、前述作用の項のa)で述べたように、該く
し歯部3の汚染・破損に十分に対処できる。
【0041】また、くし歯部3を含む頭部2は把手部1
に対して着脱自在としたことで、前述作用の項のb)で
述べたように、携帯の際はその両部1・2を2つに分割
した状態にして器具をコンパクトに格納処置でき、該器
具の携帯利便性がよくなる。
【0042】(2)把手部1の構成(図4〜図6) 把手部1の細部構成について主として図4〜図6により
説明する。
【0043】把手部1は筒状の板金成形体であり、単2
型乾電池を3本直列に収納できる長さ寸法を有する。先
端側と後端側の外周部にはそれぞれ雄螺子部1aと1b
を形成具備させてある。
【0044】先端側雄螺子部1aは前述したように頭部
2側の雌螺子穴部2dに螺合され、把手部1と頭部2と
の結合がなされる。1hは先端側雄螺子部1aの基部側
において筒状把手部外周に形成具備させたコルゲートで
あり、頭部2のねじ込み量を規制すると共に筒状把手部
1の補強リブの作用をする。
【0045】後端側雄螺子部1bには、内周面に該雄螺
子部1bに外嵌螺合する雌螺子部を形成具備させた板金
成形筒蓋1cが螺合嵌着される。1iは後端側雄螺子部
1bの基部側において筒状把手部外周に形成具備させた
コルゲートであり、筒蓋1cのねじ込み量を規制すると
共に筒状把手部1の補強リブの作用をする。
【0046】筒蓋1cの内側にはリン青銅・SK鋼線な
どの導電性コイルバネ1fを筒蓋1cの切り起こし片1
g・1gに引っ掛けて該切り起こし片をかしめることで
筒蓋1cと電気的に導通させて具備させてある。
【0047】筒状把手部1の先端側雄螺子部1aの内部
にはプラスチック等の絶縁材製のキャップ状栓体1dを
内嵌させ、このキャップ状栓体1dの縁部と雄螺子部1
aの開口縁部を数か所において一緒にかしめ処置1jす
ることで、キャップ状栓体1dを抜け止めさせてある。
【0048】また、上記の絶縁材製のキャップ状栓体1
dの中央部には栓体1dの内外を貫通させて電極体1e
を具備させてある。
【0049】筒状把手部1内への乾電池収納は、筒蓋1
cを外した筒状把手部後端側開口から単2型乾電池を正
極側を先にして3本順次に嵌入した後、筒蓋1cを螺合
嵌着させる。これにより、筒蓋1cの内部の導電性コイ
ルバネ1fで収納乾電池が圧迫されて先端側の乾電池の
正極が筒状把手部内先端側に具備させた上記キャップ状
栓体1dの中央部の電極体1eの内端面に圧接し、後端
側の乾電池の負極に導電性コイルバネ1fが圧接し、電
極体1eと導電性コイルバネ1fとの間に3本の乾電池
が直列接続状態となって把手部1内に収納される。
【0050】SW1・SW2は筒状把手部1の先端寄り
の左右両側部に設けた、通電発熱体2aに対する通電オ
ン・オフ用のスライドスイッチである。図5・図6はそ
の一方側のスライドスイッチSW1部分の拡大縦断面図
と分解斜視図である。他方側のスライドスイッチSW2
も同様の構成である。
【0051】スライドスイッチSW1は、プラスチック
製のスライドボタン1kと、導電材製のスイッチコンタ
クト1mと、プラスチック製のスイッチキャップ1nか
らなる。スライドボタン1kの裏面側の矩形凸部1p
を、筒状把手部1の外面に設けた前後方向スリット孔1
qに把手部外側から差し込んで係合させ、筒状把手部1
の内側においてスライドボタン1kの凸部1pの先端に
スイッチコンタクト1mを、該スイッチコンタクト1m
に設けた孔1rにスイッチキャップ1nの凸部1sを差
し込み、その凸部1sをスライドボタン1kの凸部1p
の先端側凹部1tに差し込むことにより、把手部1の内
面に接触させた状態にて取り付けてある。スイッチコン
タクト1mは前後方向を長手とし、その先端側をキャッ
プ状栓体1dに形成したみぞ部1uを通して把手部1の
先端部から外側に突出させてある。
【0052】スライドスイッチSW1のスライドボタン
1kをスリット孔1qに沿って前後方向にスライド移動
操作すると、これと一緒に、スイッチコンタクト1mも
把手部1の内面に接触した状態で前後方向にスライド移
動し、該スイッチコンタクト1mの先端部の把手部先端
部から外側への突出量が長短変化する。
【0053】スライドボタン1kを前進させる方向がス
イッチ−オン方向であり、この場合はスイッチコンタク
ト1mの先端部の把手部先端部から外側への突出量が長
くなり、把手部1に頭部2が装着されている場合におい
て該頭部2側の後述する帯電極2qにスイッチコンタク
ト1mの先端部が接触する。スライドボタン1kを後退
させる方向がスイッチ−オフ方向であり、この場合はス
イッチコンタクト1mの先端部の把手部先端部から外側
への突出量が短くなり、把手部1に頭部2が装着されて
いる場合において該頭部2側の帯電極2qからスイッチ
コンタクト1mの先端部が離れる。
【0054】スイッチコンタクト1mは導電性と弾性を
有するリン青銅のような導電性バネ材が適当である。該
スイッチコンタクト1mは、その先端部の帯電極2qに
対する弾性接触性と、把手部内面に対する接触性をよく
するために、その先端部と後端部を図6のように曲げ加
工1v・1wするとよい。
【0055】(3)頭部2の構成(図4・図7・図8) 頭部2の細部構成について主として図4・図7・図8に
より説明する。図7は頭部2の分解斜視図、図8は頭部
外殻の左右半体の内面図である。
【0056】頭部2はその外殻を左側面側と右側面側の
2つの半体2fと2gに分割してそれぞれプラスチック
成形で製造したものであり、この左右の半体2f・2g
を2枚貝の貝殻(シェル)を合わせたように突き合わせ
て重ねて両者を貫通ビス2hで一体に結合して頭部外殻
を構成させた。
【0057】この左右の半体2f・2gを重ね合わせる
ことで、前記把手部1側の雄螺子部1aに外嵌螺合する
雌螺子穴部2dが構成され、またくし歯部3の装着部、
くし歯部3の前記弾性鈎状脚部3c・3dが係合する係
合凹部2e・2eが構成される。
【0058】左半体2fの内側には、くし歯部装着部の
前後部にそれぞれ雌螺子凸部2i・2jを具備させ、前
側の雌螺子凸部2iには給電用電極2bをビス2kで不
動に固定して取り付け、後側の雌螺子凸部2jには給電
用電極2cを回動揺動を許容してビス2mで取り付けて
ある。その前後2つの給電用電極2b・2cの外方突出
端間に通電発熱体としてのニクロム線2aを張り渡して
ある。また回動揺動を許容した後側の給電用電極2cの
内向き腕部と左半体2fの内側に設けたバネ掛け部2n
との間にはコイルバネ2pを張設してある。このコイル
バネ2pにより給電用電極2cがビス2mを中心に通電
発熱体2aを引っ張る方向への回動付勢を常時受けて、
通電発熱体2aは通電発熱状態時の延び弛みが吸収され
常に緊張状態が保たれる。また体毛を焼切るときに通電
発熱体2aに加わる横方向の外力をたて方向に変換して
吸収するためにも重要な役目をなす。これによって通電
発熱体2aの断線や、過度の延びによる器具の熱損が未
然に防止される。
【0059】また左半体2fの内側には、雌螺子穴部2
dの基部側に半円弧状の帯電極2qを止め凸部2rにか
しめ止めして配設してある。この帯電極2qと前記の後
側給電用電極2cとはリード線2sで電気的に連絡させ
てある。
【0060】また左半体2fの内側には、矩形枠型の軸
受け凸部2tを設けてあり、これに電極棒2uを前後方
向に軸受けさせてある。この電極棒2uは雌螺子穴部2
dの略中心に対応位置している。該電極棒2uの長さ方
向の略中間部には円形つば座2vを設けてあり、このつ
ば座2vを矩形枠型軸受け凸部2tの枠型内に位置させ
てあり、電極棒2uはつば座2vが枠型で規制される範
囲において前後方向にスライド移動自由である。つば座
2vと枠型内の後端内面間には電極棒2uに外嵌させて
コイルバネ2xを介在させてあり、電極棒2uは自由状
態において、図8のように、コイルバネ2xの突っ張り
力により、つば座2vが枠型内の前端内面に受け止めら
れるまで先方にスライド移動していて、その先端部が雌
螺子穴部2dの外側に少し突出した状態となる。電極棒
2uと前記の前側給電用電極2bとはリード線2lで電
気的に連絡させてある。
【0061】右半体2gの内側にも、図8のように、雌
螺子穴部2dの基部側に半円弧状の帯電極2qを止め凸
部2rにかしめ止めして配設してある。この帯電極2q
と左半体2fの前記帯電極2qまたは後側給電用電極2
cとはリード線2sで電気的に接続させてある。また前
記左半体2fの矩形枠型軸受け凸部2tに対応する位置
に、該軸受け凸部2tと対となり電極棒2uを抱持する
矩形枠型軸受け凸部2tを具備させてある。
【0062】上記のようにそれぞれ内面側に所要の部品
を配設した左右の半体2f・2gを突き合わせ重ねて両
者を貫通ビス2hで一体に結合して頭部2を構成させて
ある。2yと2zは右半体2gと左半体2fの内面に形
成した貫通ビス孔とビスねじ込み用の雌螺子凸部であ
る。
【0063】2oは補強用リング部材であり、頭部2の
雌螺子穴部2dの外周部に固く嵌着してある。このリン
グ部材2oは、把手部1の先端部外周雄螺子部1aと頭
部2の雌螺子穴部2dとを螺合させて把手部1と頭部2
とを結合させたとき、左右半体2f・2gの突き合わせ
で構成させた頭部2の雌螺子穴部2dが拡巾(拡径)さ
れるのを防止する役目をする。
【0064】(4)くし歯部3の構成(図9) くし歯部3は、本実施例のものは図9のように、左右側
別々の2枚のくし歯板3a・3bを重ねて、互いに対称
に具備させたはめ合い凸部3fと凹部3gを嵌係合させ
ることで、5m/m程度の間隔wを置いて側面を対向さ
せて並設した左右対称の2枚くし歯板3a・3aと、前
後側の後方突出弾性鈎状脚部3c・3dを有するくし歯
部3を構成させてある。図9のような構成とすれば、左
右のくし歯板3a・3bとしてはまったく同一物を2枚
用いることができる。くし歯板3a・3bは、通電発熱
体2aの熱を少なからず受けること、鈎状脚部3c・3
dに弾性復元性を要することから、耐熱性・弾性を有す
るプラスチック成形体としてある。
【0065】(5)通電経路(図10) 電源としての乾電池を収納した把手部1の先端部外周雄
螺子部1aと、くし歯部3を装着した頭部2の雌螺子穴
部2dとを螺合させて把手部1と頭部2とを結合させる
と、把手部1側のキャップ状栓体1dの中央部の電極体
1eと、頭部2側の雌螺子穴部2dの中心部に位置する
電極棒2uの先端が対応して接触し、把手部1と頭部2
とのねじ込みにつれて電極棒2uがコイルバネ2xに抗
して押されて後退動していく。把手部1と頭部2とが十
分にねじ込まれて結合された状態において電極体1eと
電極棒2uの先端とがコイルバネ2xの圧縮反力で安定
に相互接触状態になり、両者1e・2uが電気的に良好
に導通した状態に保たれる。
【0066】把手部1の左右側2つのスライドスイッチ
SW1・SW2のうち何れか一方SW1のスライドボタ
ン1kを前進スライド移動すると、該スライドスイッチ
SW1のスイッチコンタクト1mも前進スライド移動し
てその先端部が頭部2側の帯電極2qに接触状態になっ
て通電発熱体2aに対する通電経路が閉成し、通電発熱
体2aが通電発熱状態になる。
【0067】即ち、図10の回路図のように、把手部1
内の3本直列乾電池Sの正極(+)→電極体1e→電極
棒2u→リード線2l→前側給電用電極2b→通電発熱
体2a→後側給電用電極2c→リード線2s→帯電極2
q→スイッチコンタクト1m→導電性把手部1→導電性
筒蓋1c→導電性コイルバネ1f→乾電池Sの負極
(−)の経路で電流が流れる。
【0068】スライドスイッチSW1のスライドボタン
1kを後退スライド移動すると、帯電極2qからスイッ
チコンタクト1mが離れることで、上記の通電経路が開
成されて、通電発熱体2aへの通電がオフされる。
【0069】スイッチSW1・SW2は1つでもよい
が、使用者の利き手や、器具の使用姿勢などにより把手
部1の左右側において選択的に使用できるようにするの
がよく、本実施例のものはこの考えから把手部1の左右
側にそれぞれスイッチSW1・SW2を具備させたもの
である。
【0070】(6)その他 1)頭部2とくし歯部3の相互着脱手段構成、把手部1
と頭部2との相互着脱手段構成は、実施例の弾性鈎状脚
部や螺合式に限らず、その他任意の手段構成にすること
ができる。
【0071】2)くし歯部3のくし歯板は1枚だけとし
た形態のものとすることもできる。
【0072】3)通電発熱体2aはその両端側の給電用
電極部材2b・2cを含めて体毛処理具本体もしくは頭
部本体に対して着脱自在のヒータカートリッジとして構
成することもできる。この場合、該ヒータカートリッジ
が体毛処理具本体もしくは頭部本体に対して装着された
状態において、ヒータカートリッジ側の通電発熱体2a
が熱膨張しても弛まないようにテンションを与える通電
発熱体引っ張り手段を体毛処理具本体もしくは頭部本体
側に具備させるのがよい。
【0073】通電発熱体2aは、給電用電極部材2b・
2c間に渡した線状体もしくは棒状体であり、該線状体
もしくは棒状体は給電用電極部材間に電気的に導通させ
た通電発熱体と、この通電発熱体を内包して該通電発熱
体の熱で加熱されて間接的に発熱し、熱による線膨張で
給電用電極部材間で実質的に伸び弛みを生じない絶縁外
郭からなるものとすることで、通電発熱体引っ張り手段
を配設具備する必要性がなくなり、器具の構成を簡略化
できる。
【0074】図11はそのような通電発熱体2aの例の
構成模型図である。本例の通電発熱体2aは、芯線(通
電発熱線)aとして0.1〜0.14m/mφのニクロ
ム細線を用い、これを、内面に絶縁体b例えばアルミナ
などを設けた筒状体c(例えばニッケルなどの引抜材)
に挿入収容もしくは埋め込んだ、リジッドな細棒状体で
ある。d・dは上記筒状体b・cの両端部から露出させ
たニクロム細線aのリード部である。絶縁外装b・cは
筒状体cと内面絶縁体bを含めて肉厚0.2〜0.4m
/m程度のものである。
【0075】4)内蔵電源は乾電池でなく、充電池とす
ることもできる。通電発熱体2aに対する給電電源は直
流・交流何れでもよいし、商用電源等の外部電源とする
こともできる。この場合は器具側に外部電源との接続コ
ネクタ部や外部電源から入力される電圧または電流もし
くはその両者を変換するコンバータを内蔵させることが
できる。通電発熱体2aに対する給電を内蔵バッテリで
行う方式と外部電源で行う方式の両用に対応できるよう
にすることもできる。
【0076】図12の例は、把手部筒蓋1cの内部に導
電性コイルバネ1fの代わりに、外部電源のACアダプ
タ(不図示)からの出力プラグ(不図示)を差し込むコ
ネクタ4を具備させたものである。コネクタ4の一方の
電極は筒蓋1cに導通させ、他方の電極は適当な方法を
持って電極体1eに導通させることで、外部電源方式で
通電発熱体2aに対する給電を行わせることできる。把
手部1は電池収容のための空間が必要なくなるため、そ
の長さを短くして器具の更なる小型化ができる。また1
つの筒蓋1cに電池用の導電性コイルバネ1fと外部電
源用のコネクタ4の両方を具備させ、適当な方法、例え
ば中心電極体だけを備えた疑似電池などを併用して、内
部電池方式と外部電源方式の両用に対応させることもで
きる。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明の体毛処理具はくし
歯部の汚染や破損に対して十分に対処できる。即ち、く
し歯部は毛処理具本体もしくは器具頭部本体に対して着
脱自在としたことで、くし歯部の洗浄や消毒の際は、該
くし歯部を毛処理具本体もしくは器具頭部本体から外す
ことでこれを水や中性洗剤水溶液、逆性石ケン水などで
内部・外部とも全体的に十分に丸洗い・消毒処置するこ
とが可能となり、ユーザは必要に応じてくし歯部を洗浄
・消毒して常にくし歯部を清潔に保つことができ、個人
用はもとより、不特定多数を相手とする業務用としても
衛生上十分に対応できる。くし歯部に歯折れなどの破損
を生じた場合には、そのくし歯部のみを新品と部品交換
して対応することができ、くし歯部の破損のために器具
全体を廃棄する不経済をなくすことができる。
【0078】くし歯部を含む頭部は把手部に対して着脱
自在としたことで、携帯の際はくし歯部を含む頭部と把
手部とを外して該器具を2つに分割した状態にすること
ができてコンパクトに格納処置でき、該器具の携帯利便
性がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)・(b)・(c)・(d)・(e)は実
施例の体毛処理具の右側面図・平面図・底面図・正面図
・背面図
【図2】体毛処理具の外観斜視図
【図3】把手部と、頭部と、くし歯部とを取り外した状
態の外観斜視図
【図4】一部切欠き分解斜視図
【図5】スライドスイッチ部分の拡大縦断面図
【図6】スライドスイッチ部分の分解斜視図
【図7】頭部の分解斜視図
【図8】頭部外殻の左右半体の内面図
【図9】くし歯部の分解斜視図
【図10】通電経路図
【図11】リジッドな細棒状体の通電発熱体の構成模型
【図12】内部に外部電源接続用コネクタを具備させた
把手部蓋体の一部切欠き斜視図
【符号の説明】
1 把手部 2 頭部 3 くし歯部 2a 通電発熱体 3a・3b 左右のくし歯板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】(14)通電発熱体に対する給電を内蔵バ
ッテリで行う方式と外部電源で行う方式の両用に対応で
きることを特徴とする(1)乃至(13)の何れかに記
載の体毛処理具。 (15)間隔を置いて側面を対向させて並設した2枚の
くし歯板を具備するくし歯部及びその間の溝状部内に設
けた通電発熱体を備える頭部と、この頭部を支持する把
手部と、この把手部の適所に設けられたスイッチとから
構成され、前記スイッチのオンオフにより前記通電発熱
体に通電させて発熱し、前記くし歯部に当てた体毛を発
熱した前記通電発熱体で焼き切る体毛処理具であり、前
記頭部と前記把手部とが着脱可能とされていることを特
徴とする体毛処理具。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】くし歯部(3)および該くし歯部のくし歯
    の間に梳き入れた体毛に接触するとともに通電されるこ
    とで発熱して該接触体毛を焼切る通電発熱体(2a)を
    有する体毛処理具であり、 くし歯部(3)は毛処理具本体に対して着脱自在である
    ことを特徴とする体毛処理具。
  2. 【請求項2】把手部(1)と、 該把手部(1)に連設の、くし歯部(3)および該くし
    歯部のくし歯の間に梳き入れた体毛に接触するとともに
    通電されることで発熱して該接触体毛を焼切る通電発熱
    体(2a)を有する頭部(2)を備えている体毛処理具
    であり、 くし歯部(3)は頭部(2)に対して着脱自在であるこ
    とを特徴とする体毛処理具。
  3. 【請求項3】把手部(1)と、 該把手部(1)に連設の、くし歯部(3)および該くし
    歯部のくし歯の間に梳き入れた体毛に接触するとともに
    通電されることで発熱して該接触体毛を焼切る通電発熱
    体(2a)を有する頭部(2)を備えている体毛処理具
    であり、 頭部(2)は把手部(1)に対して着脱自在であること
    を特徴とする体毛処理具。
  4. 【請求項4】把手部(1)と、 該把手部(1)に連設の、くし歯部(3)および該くし
    歯部のくし歯の間に梳き入れた体毛に接触するとともに
    通電されることで発熱して該接触体毛を焼切る通電発熱
    体(4)を有する頭部(2)を備えている体毛処理具で
    あり、 くし歯部(3)は頭部(2)に対して着脱自在であり、 頭部(2)は把手部(1)に対して着脱自在であること
    を特徴とする体毛処理具。
  5. 【請求項5】 くし歯部(3)は間隔(w)を置いて側
    面を対向させて並設した2枚のくし歯板(3a)・(3
    b)を具備し、その2枚のくし歯板の間に通電発熱体
    (2a)が存在していることを特徴とする請求項1乃至
    請求項4の何れかに記載の体毛処理具。
  6. 【請求項6】 くし歯部(3)および該くし歯部のくし
    歯の間に梳き入れた体毛に接触するとともに通電される
    ことで発熱して該接触体毛を焼切る通電発熱体(2a)
    を有する頭部(2)には、通電発熱体(2a)の支持手
    段、通電発熱体に対する給電路構成部材が内蔵されてい
    ることを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れかに記
    載の体毛処理具。
  7. 【請求項7】 通電発熱体(2a)は体毛処理具本体も
    しくは頭部に対して着脱自在のヒータカートリッジとさ
    れていることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載
    の体毛処理具。
  8. 【請求項8】 通電発熱体(2a)は、給電用電極部材
    (2b)・(2c)間に電気的に導通させて渡した通電
    発熱体であり、該通電発熱体に常時張り力を与える、或
    は該通電発熱体のヒータカートリッジが体毛処理具本体
    もしくは頭部に装着された状態において該ヒータカート
    リッジの通電発熱体に常時張り力を与える、通電発熱体
    引っ張り手段を具備していることを特徴とする請求項1
    乃至請求項7の何れかに記載の体毛処理具。
  9. 【請求項9】 通電発熱体(2a)がニクロム線である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載
    の体毛処理具。
  10. 【請求項10】 通電発熱体(2a)は、給電用電極部
    材(2b)・(2c)間に渡した線状体もしくは棒状体
    であり、該線状体もしくは棒状体は給電用電極部材間に
    電気的に導通させた通電発熱体と、この通電発熱体を内
    包して該通電発熱体の熱で加熱されて間接的に発熱し、
    熱による線膨張で給電用電極部材間で実質的に伸び弛み
    を生じない絶縁外郭からなることを特徴とする請求項1
    乃至請求項7の何れかに記載の体毛処理具。
  11. 【請求項11】 把手部(1)の内部を通電発熱体(2
    a)に対する給電電源としての乾電池や充電池等のバッ
    テリ収納部としたことを特徴とする請求項2乃至請求項
    10の何れかに記載の体毛処理具。
  12. 【請求項12】 通電発熱体(2a)に対する給電電源
    が外部電源であり、該外部電源との接続コネクタ部を有
    することを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか
    に記載の体毛処理具。
  13. 【請求項13】 通電発熱体(2a)に対する給電電源
    が外部電源であり、外部電源から入力される電圧または
    電流もしくはその両者を変換するコンバータを内蔵して
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項12の何れか
    に記載の体毛処理具。
  14. 【請求項14】 通電発熱体(2a)に対する給電を内
    蔵バッテリで行う方式と外部電源で行う方式の両用に対
    応できることを特徴とする請求項1乃至請求項13の何
    れかに記載の体毛処理具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU757257B2 (en) * 1997-07-04 2003-02-13 Kenji Hashimoto Body hair treating implement
KR100500330B1 (ko) * 1997-02-27 2005-10-06 산요덴키가부시키가이샤 체모처리기구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100500330B1 (ko) * 1997-02-27 2005-10-06 산요덴키가부시키가이샤 체모처리기구
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