JP3017601U - 体毛焼切り器 - Google Patents

体毛焼切り器

Info

Publication number
JP3017601U
JP3017601U JP1995005174U JP517495U JP3017601U JP 3017601 U JP3017601 U JP 3017601U JP 1995005174 U JP1995005174 U JP 1995005174U JP 517495 U JP517495 U JP 517495U JP 3017601 U JP3017601 U JP 3017601U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
heater wire
handle portion
comb blade
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995005174U
Other languages
English (en)
Inventor
弘 大沢
Original Assignee
弘 大沢
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 弘 大沢 filed Critical 弘 大沢
Priority to JP1995005174U priority Critical patent/JP3017601U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3017601U publication Critical patent/JP3017601U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Scissors And Nippers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 手軽に且つ安全に体毛を焼切ることのできる
体毛焼切り器を提供すること。 【構成】 2列に配置された櫛刃部11、12及びその
間の溝状部15内に設けたヒータ線18を備えるヘッド
部13とハンドル部14とから構成され、ハンドル部1
4のスイッチ部23をオンオフして前記ヒータ線18に
通電してこれを赤熱し、前記櫛刃部11、12に当てた
体毛を赤熱したヒータ線18で焼き切ることを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は体毛焼切り器に関し、更に詳細には頭髪、脇毛、陰毛等の体毛全般、 とりわけ陰毛等を焼き切るのに好適な体毛焼切り器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、女性の水着やエアロビックス等で着用する女性用のレオタード等は所謂 ハイレグが流行している。例えば、ハイレグの水着等はこれを着用する時の注意 として陰毛等の体毛が水着から出ないようにすることであり、その対策として陰 毛等の体毛を短く切っていた。通常、陰毛を含む体毛を切る場合にはハサミや剃 刀等を用いていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ハサミや剃刀で頭髪、脇毛、陰毛等の体毛を切ると、体毛の切 断面即ち切り口が毛の長さ方向に対して直角面又は斜めの面となるため、切断し た体毛の先端が肌に触れると所謂「チクチク」して、不快感を感じる。
【0004】 このような不快感をなくするためには、熱で体毛を焼切ればよいことは従来か らよく知られている。この理由は、熱で体毛を焼切ると、体毛の切断面がビード (球状)になるからである。昔、体毛を熱で焼切る時、線香の火を利用して行っ ており、人によっては今でもそのような方法で体毛を短くしている。
【0005】 しかし、このような方法は、非常に手間がかかると共に線香の火が誤って肌に 触れて火傷をする等の事故も起り易く、もっと手軽に且つ安全に体毛を焼切るこ とのできる道具の開発が望まれていた。
【0006】 本考案の目的は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、手軽 に且つ安全に体毛を焼切ることのできる体毛焼切り器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の体毛焼切り器は、2列に配置された櫛刃部及びその間の溝状部内に設 けたヒータ線を備えるヘッド部と、このヘッド部を支持するハンドル部と、この ハンドル部の適所に設けられたスイッチ部とから構成され、前記スイッチ部のオ ンオフにより前記ヒータ線に通電させて赤熱し、前記櫛刃部に当てた体毛を赤熱 した前記ヒータ線で焼き切ることを特徴とする。
【0008】 前記ハンドル部の内部には空間部が形成され、この空間部に収納された電池を 電源として前記ヒータ線に前記スイッチ部を介して通電可能としたこともこの考 案の特徴である。更に、ハンドル部に、AC電源接続用のDCジャックを備える 接続端子装置を設置し、家庭用交流電源コンセントに接続されたACアダプター から延びるコード先端プラグを前記DCジャックに接続して前記ヒータ線に前記 スイッチ部を介して通電可能としてもよい。
【0009】
【作用】
本考案の体毛焼切り器によると、一方の手で当該体毛焼切り器のハンドル部を 手に持ち、他方の手で切断しようとする複数本又は多数の体毛をつかんで束にす る。次いで、ハンドル部に設けられているスイッチ部を押し、ハンドル部に内蔵 されている電池又は外部電源を電源として、体毛焼器り器のヘッド部に形成され た2列の櫛刃部の間の溝状部に通されたヒータ線に通電して赤熱させ、束にした 体毛の切断予定位置にヘッド部に形成された櫛刃部に当てる。
【0010】 これにより、各櫛刃は、束ねられた体毛の数本ずつ間に分け入り、体毛が赤熱 したヒータ線に触れる。この結果、体毛はヒータ線の熱で焼き切られる。このヒ ータ線は、2列の櫛刃部の間に張設されていることから、これを直接指等で触れ ることは困難で、従って使用中の火傷等を起こすことはまったくない。
【0011】 本考案ではヒータ線への通電を電池又は外部電源の2電源方式とすることがで きるので、携帯使用にも便利で、しかも外部電源の使用できる場所では電池を使 用しないため電池の消耗を防ぐこともできる。勿論、電池をニッカド電池のよう な充電式電池とすると、電池交換の手間も非常に楽になる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の体毛焼切り器を図に示される実施例について更に詳細に説明す る。図1ないし図3には、本考案の一実施例に係る体毛焼切り器10が示されて いる。この実施例の体毛焼切り器10は、内部を中空に形成した樹脂製のケーシ ングの下面に2列の櫛刃部11、12を一体的に設けたヘッド部13を含む。
【0013】 更に、この体毛焼切り器10は、このヘッド部13に着脱可能に取り付けられ た同じく樹脂製のハンドル部14を備えている。ヘッド部13におけるケーシン グの下面に2列に設けられた櫛刃部11、12は、それぞれ通常の櫛に見られる ような多数の櫛刃を直線状に整列配置して構成されている。
【0014】 2列の櫛刃部11、12の間の溝状部15内においてその長手方向中心線上に 位置し且つヘッド部13の前方及び後方の2箇所に、比較的に剛性のある細い電 導製金属からなるロッド16、17が個々の櫛刃と同様にケーシング下面から垂 直に突出して設けられている。各ロッド16、17の先端部にはニクロム線18 等のヒータ線のそれぞれ端部が接続されて張設されている。
【0015】 従って、このニクロム線18は、2列の櫛刃部11、12間の溝状部15内に おいてその長手方向中心線上にほぼ位置し且つ各櫛刃部11、12に沿って伸長 している。ニクロム線18を張設支持している2本の細いロッド16、17は、 図1に示されるようにヘッド部13を形成しているケーシングの内部に延び、ハ ンドル部14との接続端に形成された凹所内に設けられた2つのプラグ19の各 端子20、21に連結されている。
【0016】 他方、ヘッド部13にワンタッチで着脱可能なハンドル部14は、ヘッド部1 3と同様に樹脂製のケーシングからなり、内部が中空に形成されている。この筒 状ケーシングからなるハンドル部14の前端部は、前述したヘッド部13の接続 端に着脱可能に嵌め込まれる嵌合部を備えている。
【0017】 この嵌合部の端面にはソケット22が設けられ、ハンドル部14とヘッド部1 3と接続すべく前者の嵌合部を後者の接続端凹所に差し込んだ時、プラグ19か ら突出する端子20、21がソケット22の各穴に挿入されるようになっている 。ソケット22の各穴には、挿入された端子20、21と接触可能に金属板が設 けられ、電気的接続がなされるようになっている。
【0018】 更に、ハンドル部14を構成するケーシングの側部には、押し釦23aを備え るスイッチ部23が設けられている。このスイッチ部23は、押し釦23aを押 している時にのみケーシング内側に設けられた接点が当該押し釦23aにより閉 じるものである。また、ハンドル部14を構成する中空のケーシング内は2個の 乾電池が直列に収容可能な電池収納室(図示せず)とされている。
【0019】 従って、図示されてはいないが、ケーシング内の電池収納室には、例えば懐中 電灯のように前方の乾電池のプラス極が接触する端子板が設置されている。そし て、筒状のケーシングの後端部は、開放し、その開口から電池の出し入れが可能 となっている。このハンドル部14のケーシング後端部開口には、キャップ部2 4が螺合又は圧入嵌合等適宜の手段で取り付けられるようになっている。
【0020】 このキャップ部24には、これをケーシング後端部開口に装着した時ケーシン グ内部に入れた乾電池を押圧してこれを安定的に支持し且つ後方の乾電池のマイ ナス極に電気的に接続する例えば金属製のスプリングのような押圧部25が設け られている。また、キャップ部24の外端部には凹部26が形成され、この凹部 26内にはAC電源接続用のDCジャックを備える接続端子装置27が設置され ている。
【0021】 すなわち、この体毛焼切り器10は、所謂2電源方式に構成され、ハンドル部 14内の電池収納室に装填された乾電池を電源とすることができると共に、図示 しないACアダプターを家庭用電気コンセントに差し込み、このACアダプター から延びるコード先端のプラグをキャップ部24の凹部26内からDCジャック に挿入して電源を取ることができる。
【0022】 ハンドル部14の前端部に設けられたソケット22の各穴内に設けられた金属 板、スイッチ部23の接点、乾電池のプラス極に接触する端子板、マイナス極に 接触する押圧部25及び凹部26内に設けられた接続端子装置27は、直列の電 気回路を形成するように接続されている。
【0023】 そして、凹部26内に設けられた接続端子装置27には、ACアダプターから 延びるコード先端プラグがキャップ部24の凹部26内からDCジャックに挿入 され時、乾電池を介する電気回路が切れて外部電源からの回路が形成するように なっている。
【0024】 次に、この実施例の体毛焼切り器10の作用を説明する。一方の手で体毛焼切 り器のハンドル部14を手に持ち、他方の手で切断しようとする複数本又は多数 の体毛、例えば陰毛をつかんで束にする。次いで、ハンドル部14に設けられて いるスイッチ部23の押し釦23aを押し、ハンドル部14に内蔵されている乾 電池又は外部電源を電源として、ヘッド部13に形成された2列の櫛刃部11、 12の間の溝状部15に通されたニクロム線18に通電して赤熱させ、束にした 陰毛の切断予定位置にヘッド部13の櫛刃部11、12に当てる。
【0025】 これにより、各櫛刃は、束ねられた陰毛の数本ずつ間に分け入り、陰毛が赤熱 したニクロム線18に触れる。この結果、陰毛はニクロム線18の熱で焼き切ら れる。このニクロム線18は、2列の櫛刃部11、12の間の溝状部15内に張 設されていることから、これを直接指等で触れることは困難で、従って使用中の 火傷等を起こすことはまったくない。
【0026】 本考案の体毛焼切り器10では、前述したようにニクロム線18への通電を乾 電池又は外部電源の2電源方式とすることができるので、携帯使用にも便利で、 しかも外部電源の使用できる場所では電池を使用しないため電池の消耗を防ぐこ ともできる。勿論、乾電池をニッカド電池のような充電式電池とすることも可能 である。
【0027】 なお、前述した実施例では、ニクロム線18を赤熱して体毛を焼切るようにし たが、本考案はニクロム線に限定されるものでなく、比較的に小電力で容易に赤 熱し、且つ耐久性の高いヒータ線であればあらゆるものを使用することができる ことは言うまでもない。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の体毛焼切り器によれば、2列の櫛刃部の間の溝 状部にヒータ線を配し、ハンドル部に設けたスイッチ部を操作することでヒータ 線に通電させて赤熱し、この櫛刃部を頭髪、脇毛、陰毛等の体毛に当てて焼切る ようにしたことから、一度に多数の体毛を簡単に且つ安全に焼き切ることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る体毛焼切り器を示す正
面図である。
【図2】図1に示される体毛焼切り器の下面図である。
【図3】図1に示される体毛焼切り器の左側面図であ
る。
【符号の説明】
10 体毛焼切り器 11、12 櫛刃部 13 ヘッド部 14 ハンドル部 15 溝状部 16、17 ロッド 18 ニクロム線 23 スイッチ部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2列に配置された櫛刃部及びその間の溝
    状部内に設けたヒータ線を備えるヘッド部と、このヘッ
    ド部を支持するハンドル部と、このハンドル部の適所に
    設けられたスイッチ部とから構成され、前記スイッチ部
    のオンオフにより前記ヒータ線に通電させて赤熱し、前
    記櫛刃部に当てた体毛を赤熱した前記ヒータ線で焼き切
    ることを特徴とする体毛焼切り器。
  2. 【請求項2】 前記ハンドル部の内部に空間部が形成さ
    れ、この空間部に収納された電池を電源として前記ヒー
    タ線に前記スイッチ部を介して通電可能としたことを特
    徴とする請求項1に記載の体毛焼切り器。
  3. 【請求項3】 前記ハンドル部に、AC電源接続用のD
    Cジャックを備える接続端子装置が設置され、家庭用交
    流電源コンセントに接続されたACアダプターから延び
    るコード先端プラグを前記DCジャックに接続し、前記
    ヒータ線に前記スイッチ部を介して通電可能としたこと
    を特徴とする請求項1に記載の体毛焼切り器。
  4. 【請求項4】 前記ヘッド部と前記ハンドル部とが着脱
    可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の体
    毛焼切り器。
JP1995005174U 1995-05-01 1995-05-01 体毛焼切り器 Expired - Lifetime JP3017601U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995005174U JP3017601U (ja) 1995-05-01 1995-05-01 体毛焼切り器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995005174U JP3017601U (ja) 1995-05-01 1995-05-01 体毛焼切り器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3017601U true JP3017601U (ja) 1995-10-31

Family

ID=43153078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995005174U Expired - Lifetime JP3017601U (ja) 1995-05-01 1995-05-01 体毛焼切り器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3017601U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0888733B1 (en) Body hair treating implement
US5064993A (en) Hair treating implement with a heated wire element
US20060027554A1 (en) Body hair treating implement
KR20160031505A (ko) 모발 제거 장치 및 그 제어 방법
JP2005246044A (ja) 調髪用カミソリ
JP3017601U (ja) 体毛焼切り器
US20130056017A1 (en) Portable Hair Styling Kit
US4227541A (en) Hair curling apparatus
CN216543417U (zh) 剃须刀
CN212382247U (zh) 一种多功能护理梳
JPH0437521Y2 (ja)
JP3147813B2 (ja) 体毛処理具
CA2023908C (en) Hair treating implement
JP2000083723A (ja) 体毛処理具
CN216372304U (zh) 电动修眉器
CA2470672C (en) Body hair treating implement
JP3006125U (ja) 体毛処理具
AU757257B2 (en) Body hair treating implement
AU735061B2 (en) Body hair treating implement
CN214604498U (zh) 一种超声波切割的理发剪
CN212938511U (zh) 一种分体式充电无绳直发梳
CN214432471U (zh) 一种具备电热功能的睫毛仪
CN212912119U (zh) 一种卷直两用美发器
KR19990016626A (ko) 속눈썹용화장기구
JP3042723U (ja) まつげ成形具