JPH0828805A - ボイラ給水装置及びその制御方法 - Google Patents

ボイラ給水装置及びその制御方法

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JPH0828805A
JPH0828805A JP16647094A JP16647094A JPH0828805A JP H0828805 A JPH0828805 A JP H0828805A JP 16647094 A JP16647094 A JP 16647094A JP 16647094 A JP16647094 A JP 16647094A JP H0828805 A JPH0828805 A JP H0828805A
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JP
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pump
boiler
water supply
electric motor
drive
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JP16647094A
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Katsuaki Kuribayashi
克明 栗林
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Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機駆動給水ポンプの圧力制御範囲の拡大
によりブースタポンプの圧力制御範囲も可能とした給水
装置及びその制御方法を提供する。 【構成】 A系及びB系のタービン駆動給水ポンプの吸
入側に直列に設けられたA系及びB系の電動機駆動給水
ポンプと、これら電動機駆動給水ポンプを可変電圧可変
周波数で制御するA系及びB系のVVVF制御装置とを
備え、起動時にはA系及びB系のタービン駆動給水ポン
プをバイパスして設けられたA系及びB系のバイパス弁
を開き、A系及びB系の電動機駆動給水ポンプの吐出圧
力が所定の圧力となるようにA系及びB系の電動機駆動
給水ポンプを駆動制御し、ボイラから所定の温度圧力の
主蒸気が確立したときはA系及びB系のバイパス弁を閉
じ、ボイラの給水流量要求信号に基づいてA系及びB系
タービン駆動給水ポンプをボイラからの主蒸気で駆動制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火力発電プラントにお
けるボイラへの給水を制御する給水制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電プラントの起動にあっては、ボ
イラへ必要な水を供給する必要がある。このボイラへの
給水装置は、一般に図6に示すように構成されている。
すなわち、電動機1で駆動される電動機駆動給水ポンプ
2(以下M−BFP2)と、この電動機駆動給水ポンプ
2に並列に接続されたA系タービン3(A・BFP−T
3)で駆動されるA系タービン駆動給水ポンプ4(以下
A・T−BFP4)及びB系タービン5(B・BFP−
T5)で駆動されるB系タービン駆動給水ポンプ6(以
下B・T−BFP6)と、これらM−BFP2、A・T
−BFP4、B・T−BFP6に直列に接続されたブー
スタポンプ7、入口弁8及び出口弁9と、これらM−B
FP2、A・T−BFP4、B・T−BFP6に並列に
接続されたバイパス弁10とから構成されている。
【0003】図6において、プラント起動時のボイラへ
の給水は、脱気器から低圧給水として脱気器出口管10を
通って、各給水ポンプに供給される。この低圧給水は、
M−BFP用ブースタポンプ7mの起動により、M−B
FP2に必要な吸込圧力まで押し上げられる。この圧力
の給水は、M−BFP2の起動により高圧給水となり給
水ポンプ出口管12を通り、高圧給水加熱器、ボイラへ供
給される。
【0004】プラント起動して、運転を行うとボイラ又
は蒸気タービンからの主蒸気が安定し、その一部をA・
BFP−T3、B・BFP−T5に必要な圧力及び温度
の蒸気として抽出する。これにより、ボイラ又は蒸気タ
ービンからのA・BFP−T3及びB・BFP−T5駆
動用の蒸気は、A・BFP−T蒸気入口管13及びB・B
FP−T蒸気入口管14を通ってA・BFP−T3及びB
・BFP−T5に供給される。A・BFP−T3及びB
・BFP−T5の回転上昇より、それぞれのA・T−B
FP4及びB・T−BFP6が運転が可能になると脱気
器降水管11からの低圧給水はA・T−BFP用ブースタ
ポンプ7a及びB・T−BFP用ブースタポンプ7bを
通り、A・T−BFP4及びB・T−BFP6に必要な
吸込圧力まで押し上げられる。それぞれ押し上げられた
圧力の給水は、A・T−BFP4及びB・T−BFP6
によって高圧給水を給水ポンプ出口管12に送る。
【0005】給水ポンプ出口管12から高圧給水加熱器及
びボイラへの高圧給水流量が確保されたら、M−BFP
2及びM−BFP用ブースタポンプ7mを停止する。M
−BFP2の制御は、図7に示す様に自動プラント制御
装置15(以下APC15)からの給水流量要求信号をトル
クコンバータ16に送り、これにより給水流量制御を行う
ものである。この様にプラントの通常運転において、給
水はA・T−BFP4及びB・T−BFP6で行い、バ
ックアップ及び起動時にM−BFP2を使用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、M−B
FP2は図7の様にAPC40からの給水流量要求信号を
受けたトルクコンバータ15による給水流量制御である。
M−BFP2は、定格回転数なので図8に示すようにM
−BFP2の圧力制御範囲Z2内で圧力制御をする。ま
た、M−BFP2、A・T−BFP4及びB・T−BF
P6の吸込圧力の確保のため、それぞれM−BFP用ブ
ースタポンプ7m、A・T−BFP用ブースタポンプ7
a及びA・T−BFP用ブースタポンプ7bが必要であ
った。
【0007】本発明の目的は、M−BFPの圧力制御範
囲の拡大によりブースタポンプの圧力制御範囲もカバー
することができる給水装置およびその制御方法を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のボイラ給水装置は、ボイラの起動時にボイラに給水を
供給する電動機駆動給水ポンプと、ボイラから所定の温
度圧力の主蒸気が確立するとその主蒸気で起動されボイ
ラに給水を供給するA系及びB系のタービン駆動給水ポ
ンプとを有したボイラ給水装置であって、A系タービン
駆動給水ポンプの吸込側に直列に設けられたA系電動機
駆動給水ポンプと、B系タービン駆動給水ポンプの吸込
側に直列に設けられたB系電動機駆動給水ポンプと、A
系電動機駆動給水ポンプを駆動する電動機の回転数を可
変電圧可変周波数で制御するA系VVVF制御装置と、
B系電動機駆動給水ポンプを駆動する電動機の回転数を
可変電圧可変周波数で制御するB系VVVF制御装置
と、A系タービン駆動給水ポンプをバイパスして設けら
れたA系バイパス弁と、B系タービン駆動給水ポンプを
バイパスして設けられたB系バイパス弁と、A系電動機
駆動給水ポンプの吐出側とB系電動機駆動給水ポンプの
吐出側とを接続する接続弁とを備えている。
【0009】請求項2は、請求項1に記載のボイラ給水
装置を制御する制御方法であり、ボイラの起動時には接
続弁を閉じ、A系バイパス弁及びB系バイパス弁を開い
て、ボイラの給水流量要求信号に基づいて、A系電動機
駆動給水ポンプの吐出圧力が所定の圧力となるようにA
系VVVF制御装置でA系電動機駆動給水ポンプを駆動
制御し、B系電動機駆動給水ポンプの吐出圧力が所定の
圧力となるようにB系VVVF制御装置でB系電動機駆
動給水ポンプを駆動制御し、ボイラから所定の温度圧力
の主蒸気が確立したときはA系バイパス弁及びB系バイ
パス弁を閉じ、A系電動機駆動給水ポンプの吐出圧力が
A系タービン駆動給水ポンプの駆動に必要な吸込み圧力
になるようにA系VVVF制御装置でA系電動機駆動給
水ポンプを駆動制御し、B系電動機駆動給水ポンプの吐
出圧力がB系タービン駆動給水ポンプの駆動に必要な吸
込み圧力になるようにB系VVVF制御装置でB系電動
機駆動給水ポンプを駆動制御し、ボイラの給水流量要求
信号に基づいてA系タービン駆動給水ポンプ及びB系タ
ービン駆動給水ポンプをボイラからの主蒸気で駆動制御
する。
【0010】請求項3は、請求項2に記載の制御方法に
おいて、A系タービン駆動給水ポンプが故障したときは
A系バイパス弁を開き、ボイラへの給水流量要求信号に
基づいて、A系VVVF制御装置でA系電動機駆動給水
ポンプを駆動制御する。
【0011】請求項4は、請求項2に記載の制御方法に
おいて、A系電動機駆動給水ポンプが故障したときは接
続弁を開き、B系電動機駆動給水ポンプの吐出圧力がA
系タービン駆動給水ポンプ及びB系タービン駆動給水ポ
ンプの双方の駆動に必要な吸込み圧力になるようにB系
VVVF制御装置でB系電動機駆動給水ポンプを駆動制
御する。
【0012】請求項5のボイラ給水装置は、ボイラの起
動時にボイラに給水を供給する電動機駆動給水ポンプ
と、ボイラから所定の温度圧力の主蒸気が確立するとそ
の主蒸気で起動されボイラに給水を供給するA系及びB
系のタービン駆動給水ポンプとを有したボイラ給水装置
であって、並列に設けられたA系タービン駆動給水ポン
プとB系タービン駆動給水ポンプとの吸込側に直列に設
けられた電動機駆動給水ポンプと、電動機駆動給水ポン
プを駆動する電動機の回転数を可変電圧可変周波数で制
御するVVVF制御装置と、A系タービン駆動給水ポン
プ及び前記B系タービン駆動給水ポンプをバイパスして
設けられたバイパス弁とを備えている。
【0013】請求項6は、請求項5に記載のボイラ給水
装置を制御する制御方法であって、ボイラの起動時には
バイパス弁を開いて、ボイラの給水流量要求信号に基づ
いて、電動機駆動給水ポンプの吐出圧力が所定の圧力と
なるようにVVVF制御装置で電動機駆動給水ポンプを
駆動制御し、ボイラから所定の温度圧力の主蒸気が確立
したときはバイパス弁を閉じ、電動機駆動給水ポンプの
吐出圧力がA系タービン駆動給水ポンプ及びB系電動機
駆動給水ポンプの双方の駆動に必要な吸込み圧力になる
ようにVVVF制御装置で電動機駆動給水ポンプを駆動
制御し、ボイラの給水流量要求信号に基づいてA系ター
ビン駆動給水ポンプ及びB系タービン駆動給水ポンプを
ボイラからの主蒸気で駆動制御する。
【0014】請求項7のボイラ給水装置は、ボイラの起
動時にボイラに給水を供給する電動機駆動給水ポンプ
と、ボイラから所定の温度圧力の主蒸気が確立するとそ
の主蒸気で起動されボイラに給水を供給するA系及びB
系のタービン駆動給水ポンプとを並列に接続したボイラ
給水装置であって、A系タービン駆動給水ポンプの吸込
側に直列に設けられたA系ブースタポンプと、B系ター
ビン駆動給水ポンプの吸込側に直列に設けられたB系ブ
ースタポンプと、電動機駆動給水ポンプを駆動する電動
機の回転数を可変電圧可変周波数で制御するVVVF制
御装置とを備えている。
【0015】請求項8は、請求項7に記載のボイラ給水
装置を制御する制御方法であって、ボイラの起動時には
ボイラの給水流量要求信号に基づいて、電動機駆動給水
ポンプの吐出圧力が所定の圧力となるようにVVVF制
御装置で電動機駆動給水ポンプを駆動制御し、ボイラか
ら所定の温度圧力の主蒸気が確立したときは、A系のブ
ースタポンプの吐出圧力がA系タービン駆動給水ポンプ
の駆動に必要な吸込み圧力になるようにA系のブースタ
ポンプを駆動制御し、B系のブースタポンプの吐出圧力
がB系タービン駆動給水ポンプの駆動に必要な吸込み圧
力になるようにB系のブースタポンプを駆動制御し、ボ
イラの給水流量要求信号に基づいてA系タービン駆動給
水ポンプ及びB系タービン駆動給水ポンプをボイラから
の主蒸気で駆動制御する。
【0016】
【作用】請求項1に記載のボイラ給水装置では、ボイラ
の起動時には接続弁を閉じ、A系バイパス弁及びB系バ
イパス弁を開いて、A系電動機駆動給水ポンプの吐出圧
力が所定の圧力となるようにA系VVVF制御装置でA
系電動機駆動給水ポンプを駆動制御するとともに、同様
にB系電動機駆動給水ポンプの吐出圧力が所定の圧力と
なるようにB系VVVF制御装置でB系電動機駆動給水
ポンプを駆動制御する。そして、ボイラから所定の温度
圧力の主蒸気が確立したときはA系バイパス弁及びB系
バイパス弁を閉じ、A系電動機駆動給水ポンプの吐出圧
力がA系タービン駆動給水ポンプの駆動に必要な吸込み
圧力になるようにA系VVVF制御装置でA系電動機駆
動給水ポンプを駆動制御し、同様にB系電動機駆動給水
ポンプの吐出圧力がB系タービン駆動給水ポンプの駆動
に必要な吸込み圧力になるようにB系VVVF制御装置
でB系電動機駆動給水ポンプを駆動制御するとともに、
ボイラの給水流量要求信号に基づいてA系タービン駆動
給水ポンプ及びB系タービン駆動給水ポンプをボイラか
らの主蒸気で駆動制御する。
【0017】そして、A系タービン駆動給水ポンプが故
障したときはA系バイパス弁を開き、ボイラへの給水流
量要求信号に基づいて、A系VVVF制御装置でA系電
動機駆動給水ポンプを駆動制御する。また、A系電動機
駆動給水ポンプが故障したときは接続弁を開き、B系電
動機駆動給水ポンプの吐出圧力がA系タービン駆動給水
ポンプ及びB系タービン駆動給水ポンプの双方の駆動に
必要な吸込み圧力になるようにB系VVVF制御装置で
B系電動機駆動給水ポンプを駆動制御する。
【0018】請求項5のボイラ給水装置では、ボイラの
起動時にはバイパス弁を開いて、電動機駆動給水ポンプ
の吐出圧力が所定の圧力となるようにVVVF制御装置
で電動機駆動給水ポンプを駆動制御し、ボイラから所定
の温度圧力の主蒸気が確立したときはバイパス弁を閉
じ、電動機駆動給水ポンプの吐出圧力がA系タービン駆
動給水ポンプ及びB系電動機駆動給水ポンプの双方の駆
動に必要な吸込み圧力になるようにVVVF制御装置で
電動機駆動給水ポンプを駆動制御するとともに、ボイラ
の給水流量要求信号に基づいてA系タービン駆動給水ポ
ンプ及びB系タービン駆動給水ポンプをボイラからの主
蒸気で駆動制御する。
【0019】請求項7のボイラ給水装置では、ボイラの
起動時にVVVF制御装置で電動機駆動給水ポンプを駆
動する電動機の回転数を可変電圧可変周波数で制御して
ボイラに給水を供給し、ボイラから所定の温度圧力の主
蒸気が確立するとA系及びB系タービン駆動給水ポンプ
の吸込側に設けられたA系及びB系ブースタポンプを駆
動するとともに、その主蒸気でボイラに給水を供給する
A系及びB系のタービン駆動給水ポンプを起動する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の第1の実施例の構成図である。A系タービン駆動
給水ポンプ4の吸込側にA系電動機駆動給水ポンプ2a
が直列に設けられ、また、B系タービン駆動給水ポンプ
5の吸込側にB系電動機駆動給水ポンプ6が直列に設け
られている。そして、A系タービン駆動給水ポンプ4の
吐出側は出口弁9aを介して給水ポンプ出口管12に接続
され、A系電動機駆動給水ポンプ2aの吸込側は入口弁
8aを介して脱気器降水管11に接続されている。同様に
A系タービン駆動給水ポンプ6の吐出側は出口弁9bを
介して給水ポンプ出口管12に接続され、B系電動機駆動
給水ポンプ2bの吸込側は入口弁8bを介して脱気器降
水管11に接続されている。
【0021】次に、A系電動機駆動給水ポンプ2aはA
系電動機1aで駆動され、このA系電動機1aはA系V
VVF制御装置18aで制御される。すなわち、A系VV
VF制御装置1aはA系電動機1aの回転数を可変電圧
可変周波数で制御する。同様にB系電動機駆動給水ポン
プ2bはB系電動機1bで駆動され、このB系電動機1
bはB系VVVF制御装置18bで制御され、B系VV
VF制御装置1bはB系電動機1bの回転数を可変電圧
可変周波数で制御する。
【0022】一方、A系タービン駆動給水ポンプ4をバ
イパスしてA系バイパス弁10aが設けられ、B系タービ
ン駆動給水ポンプ6をバイパスしてB系バイパス弁10b
が設けられている。また、A系電動機駆動給水ポンプ2
aの吐出側とB系電動機駆動給水ポンプ2bの吐出側と
を接続する接続弁17とを備えている。
【0023】図2に示す様に図1のA系およびB系双方
のM−BFP2の電動機1にVVVF制御装置18を接続
し、プラント自動運転装置15(APC15)から給水流量
要求信号をVVVF制御装置18に入力する。このA系お
よびB系のM−BFP2a,2bを図1に示すように、
A系およびB系のT−BFP4,6の上流側に設置す
る。
【0024】APC22からの給水流量要求信号を受けた
A系およびB系のVVVF制御装置18a,18bは、それ
ぞれA・M−BFP2a及びB・M−BFP2bの電動
機1a,1bの回転数を変え、高圧給水を供給する。
【0025】また、図3に示す様に、A・M−BFP2
a及びB・M−BFP2bはA・VVVF制御装置18a
及びB・VVVF制御装置18bがM−BFP2の電動機
使用の回転数制御が可能なため、VVVFのM−BFP
2の圧力制御範囲Z1になり、これにより従来のM−B
FPの圧力制御範囲Z2よりも制御範囲が拡大し、BF
P用ブースタポンプの出口圧力P3も含む。
【0026】これにより、A・M−BFP2a及びB・
M−BFP2bはBFP用ブースタポンプの同様の使用
が可能である。次に図1に示したボイラ給水装置の制御
方法を説明する。ボイラの起動時には接続弁17を閉じ
る。そして、A系バイパス弁10a及びB系バイパス弁10
bを開く。また、A系入り口弁8a及びB系入り口弁8
bを開く。この状態でAPC15からボイラの給水流量要
求信号がA系VVVF制御装置18a及びB系VVVF制
御装置18bに与えられる。A系VVVF制御装置18a及
びB系VVVF制御装置18bはそれぞれボイラの給水流
量要求信号に基づいて、A系電動機駆動給水ポンプ2a
及びB系電動機駆動給水ポンプ2bを駆動制御する。
【0027】つまり、A系VVVF制御装置18aでA系
電動機駆動給水ポンプ2aの吐出圧力が所定の圧力とな
るようにA系電動機1aを制御し、B系VVVF制御装
置18bでB系電動機駆動給水ポンプ2bの吐出圧力が所
定の圧力となるようにB系電動機1bを制御する。
【0028】そして、ボイラから所定の温度圧力の主蒸
気が確立したときは、A系バイパス弁10a及びB系バイ
パス弁10bを閉じる。また、A系電動機駆動給水ポンプ
2aの吐出圧力がA系タービン駆動給水ポンプ4の駆動
に必要な吸込み圧力になるようにA系VVVF制御装置
でA系電動機1aを制御する。同様に、B系電動機駆動
給水ポンプ2bの吐出圧力がB系タービン駆動給水ポン
プ6の駆動に必要な吸込み圧力になるようにB系VVV
F制御装置18bでB系電動機1bを制御する。この状態
になると、これ以降はA系タービン駆動給水ポンプ4及
びB系タービン駆動給水ポンプ6を、ボイラの給水流量
要求信号に基づいてボイラからの主蒸気で駆動制御す
る。
【0029】すなわち、プラント起動時の場合、A・V
VVF制御装置18a又はB・VVVF制御装置18bで電
動機1a又は電動機1bを定格回転数又は最大回転数に
し、A・M−BFP2a又はB・M−BFP2bが脱気
器からの低圧給水をボイラに必要な高圧給水にし、A・
T−BFPバイパス弁10a又はB・T−BFPバイパス
弁10bを介して、BFP出口管12に供給する。
【0030】その後、蒸気タービンの主蒸気圧力及び温
度が安定したら通常運転に切換える。この場合、A・M
−BFP2a及びB・M−BFP2bをA・VVVF制
御装置18a又はB・VVVF制御装置18bで低負荷運転
にし、低圧給水をA・T−BFP4及びB・T−BFP
6に必要な吸込圧力にし、A・T−BFPバイパス弁10
a及びB・T−BFPバイパス弁10bを閉じ、A・T−
BFP4及びB・T−BFP6に供給する。
【0031】上記主蒸気の一部をA・BFP−T3及び
B・BFP−T5に送り、A・T−BFP4及びB・T
−BFP6を運転し、前記の供給された給水ボイラに必
要な高圧給水にする。
【0032】機能喪失のバックアップの場合として、A
・T−BFP4又はB・T−BFP6が故障時とA・M
−BFP2a又はB・T−BFP2bが故障時の実施例
を示す。
【0033】A・T−BFP4又はB・T−BFP6が
故障時は、A・T−BFP4又はB・T−BFP6をA
・T−BFPバイパス弁10a又はB・T−BFPバイパ
ス弁10bを介しバイパスをし、A・M−BFP2a又は
B・M−BFP2bの出力をA・VVVF制御装置18a
又はB・VVVF制御装置18bで上げ、A・T−BFP
4又はB・M−BFP6のバックアップを行う。
【0034】また、A・M−BFP2a又はB・M−B
FP2bが故障時の場合、接続弁17を開いて、A・T−
BFP4及びB・T−BFP6の吸込圧力を確保する様
にB・M−BFP2b又はA・M−BFP2aの出力を
A・VVVF制御装置18a又はB・VVVF制御装置18
bで調整し、A・M−BFP1a又はB・M−BFP2
aのバックアップを行う。
【0035】このように、この実施例ではVVVFでM
−BFPを制御する事で従来の技術で必要であったBF
P用のブースタポンプが不要となり、給水ポンプ系統全
体の小型化が実現し、機器の機能喪失のバックアップか
ら信頼性も向上する。
【0036】次に、本発明の第2の実施例を図4に示
す。図4に示す様に図1に対してM−BFPを1台削減
したもので1台のM−BFP2から2台のA・T−BF
P4及びB・T−BFP6に接続されたものであり、M
−BFP2には図1の実施例と同様にVVVF制御装置
18が取付られる。
【0037】図1の実施例同様にVVVF制御装置18に
よるM−BFP2の回転数制御により、M−BFP2が
A・T−BFP4とB・T−BFP6の吸込圧力の確保
を行う。
【0038】効果は、従来技術に比べてブースタポンプ
が不要である給水装置を提供し、給水ポンプ系統の小型
化が実現できる。また、図5に本発明の第3の実施例を
示す。図5に示す様に従来例に対してM−BFP2にV
VVF制御装置18を取付け、M−BFP用ブースタポン
プを削減したものである。VVVF制御装置18が前記同
様に図3に示す様にM−BFP2は圧力制御範囲を拡大
したことにより、M−BFP用ブースタポンプが1台不
要な給水制御装置を提供することが可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、BF
Pの吸込圧力を確保するためのBFP用ブースタポンプ
が必ずしも必要でなくなり、給水ポンプ系統の小型化を
実現する給水装置およびその制御方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図
【図2】本発明の電動機駆動ポンプの駆動部分の説明図
【図3】本発明の第1の実施例の特性の説明図
【図4】本発明の第2の実施例を示す構成図
【図5】本発明の第3の実施例を示す構成図
【図6】従来例の構成図
【図7】従来の電動機駆動ポンプの駆動部分の説明図
【図8】従来例の特性の説明図
【符号の説明】
1…電動機 2…電動機駆動ポンプ 3…A系タービン
4…A系タービン駆動給水ポンプ 5…B系タービン
6…B系タービン駆動給水ポンプ 7…ブースタポン
プ 8…入口弁 9…出口弁 10…バイパス弁 11…脱
気器降水管 12…給水ポンプ出口管 13,14…蒸気入口
管 15…自動プラント制御装置 16…トルクコンバータ
17…接続弁 18…VVVF制御装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラの起動時に前記ボイラに給水を供
    給する電動機駆動給水ポンプと、前記ボイラから所定の
    温度圧力の主蒸気が確立するとその主蒸気で起動され前
    記ボイラに給水を供給するA系及びB系のタービン駆動
    給水ポンプとを有したボイラ給水装置において、前記A
    系タービン駆動給水ポンプの吸込側に直列に設けられた
    A系電動機駆動給水ポンプと、前記B系タービン駆動給
    水ポンプの吸込側に直列に設けられたB系電動機駆動給
    水ポンプと、前記A系電動機駆動給水ポンプを駆動する
    電動機の回転数を可変電圧可変周波数で制御するA系V
    VVF制御装置と、前記B系電動機駆動給水ポンプを駆
    動する電動機の回転数を可変電圧可変周波数で制御する
    B系VVVF制御装置と、前記A系タービン駆動給水ポ
    ンプをバイパスして設けられたA系バイパス弁と、前記
    B系タービン駆動給水ポンプをバイパスして設けられた
    B系バイパス弁と、前記A系電動機駆動給水ポンプの吐
    出側と前記B系電動機駆動給水ポンプの吐出側とを接続
    する接続弁とを備えたことを特徴とするボイラ給水装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ボイラの起動時には前記接続弁を閉
    じ、前記A系バイパス弁及びB系バイパス弁を開いて、
    前記ボイラの給水流量要求信号に基づいて、前記A系電
    動機駆動給水ポンプの吐出圧力が所定の圧力となるよう
    に前記A系VVVF制御装置で前記A系電動機駆動給水
    ポンプを駆動制御し、前記B系電動機駆動給水ポンプの
    吐出圧力が所定の圧力となるように前記B系VVVF制
    御装置で前記B系電動機駆動給水ポンプを駆動制御し、
    前記ボイラから所定の温度圧力の主蒸気が確立したとき
    は前記A系バイパス弁及びB系バイパス弁を閉じ、前記
    A系電動機駆動給水ポンプの吐出圧力が前記A系タービ
    ン駆動給水ポンプの駆動に必要な吸込み圧力になるよう
    に前記A系VVVF制御装置で前記A系電動機駆動給水
    ポンプを駆動制御し、前記B系電動機駆動給水ポンプの
    吐出圧力が前記B系タービン駆動給水ポンプの駆動に必
    要な吸込み圧力になるように前記B系VVVF制御装置
    で前記B系電動機駆動給水ポンプを駆動制御し、前記ボ
    イラの給水流量要求信号に基づいて前記A系タービン駆
    動給水ポンプ及び前記B系タービン駆動給水ポンプを前
    記ボイラからの主蒸気で駆動制御するようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載のボイラ給水装置の制御方
    法。
  3. 【請求項3】 前記A系タービン駆動給水ポンプが故障
    したときは前記A系バイパス弁を開き、前記ボイラへの
    給水流量要求信号に基づいて、前記A系VVVF制御装
    置で前記A系電動機駆動給水ポンプを駆動制御するよう
    にしたことを特徴とする請求項2に記載の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記A系電動機駆動給水ポンプが故障し
    たときは前記接続弁を開き、前記B系電動機駆動給水ポ
    ンプの吐出圧力が前記A系タービン駆動給水ポンプ及び
    前記B系タービン駆動給水ポンプの双方の駆動に必要な
    吸込み圧力になるように前記B系VVVF制御装置で前
    記B系電動機駆動給水ポンプを駆動制御するようにした
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御方法。
  5. 【請求項5】 ボイラの起動時に前記ボイラに給水を供
    給する電動機駆動給水ポンプと、前記ボイラから所定の
    温度圧力の主蒸気が確立するとその主蒸気で起動され前
    記ボイラに給水を供給するA系及びB系のタービン駆動
    給水ポンプとを有したボイラ給水装置において、並列に
    設けられた前記A系タービン駆動給水ポンプと前記B系
    タービン駆動給水ポンプとの吸込側に直列に設けられた
    電動機駆動給水ポンプと、前記電動機駆動給水ポンプを
    駆動する電動機の回転数を可変電圧可変周波数で制御す
    るVVVF制御装置と、前記A系タービン駆動給水ポン
    プ及び前記B系タービン駆動給水ポンプをバイパスして
    設けられたバイパス弁とを備えたことを特徴とするボイ
    ラ給水装置。
  6. 【請求項6】 前記ボイラの起動時には前記バイパス弁
    を開いて、前記ボイラの給水流量要求信号に基づいて、
    前記電動機駆動給水ポンプの吐出圧力が所定の圧力とな
    るように前記VVVF制御装置で前記電動機駆動給水ポ
    ンプを駆動制御し、前記ボイラから所定の温度圧力の主
    蒸気が確立したときは前記バイパス弁を閉じ、前記電動
    機駆動給水ポンプの吐出圧力が前記A系タービン駆動給
    水ポンプ及び前記B系電動機駆動給水ポンプの双方の駆
    動に必要な吸込み圧力になるように前記VVVF制御装
    置で前記電動機駆動給水ポンプを駆動制御し、前記ボイ
    ラの給水流量要求信号に基づいて前記A系タービン駆動
    給水ポンプ及び前記B系タービン駆動給水ポンプを前記
    ボイラからの主蒸気で駆動制御するようにしたことを特
    徴とする請求項5に記載のボイラ給水装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 ボイラの起動時に前記ボイラに給水を供
    給する電動機駆動給水ポンプと、前記ボイラから所定の
    温度圧力の主蒸気が確立するとその主蒸気で起動され前
    記ボイラに給水を供給するA系及びB系のタービン駆動
    給水ポンプとを並列に接続したボイラ給水装置におい
    て、前記A系タービン駆動給水ポンプの吸込側に直列に
    設けられたA系ブースタポンプと、前記B系タービン駆
    動給水ポンプの吸込側に直列に設けられたB系ブースタ
    ポンプと、前記電動機駆動給水ポンプを駆動する電動機
    の回転数を可変電圧可変周波数で制御するVVVF制御
    装置とを備えたことを特徴とするボイラ給水装置。
  8. 【請求項8】 前記ボイラの起動時には前記ボイラの給
    水流量要求信号に基づいて、前記電動機駆動給水ポンプ
    の吐出圧力が所定の圧力となるように前記VVVF制御
    装置で前記電動機駆動給水ポンプを駆動制御し、前記ボ
    イラから所定の温度圧力の主蒸気が確立したときは、前
    記A系のブースタポンプの吐出圧力が前記A系タービン
    駆動給水ポンプの駆動に必要な吸込み圧力になるように
    前記A系のブースタポンプを駆動制御し、前記B系のブ
    ースタポンプの吐出圧力が前記B系タービン駆動給水ポ
    ンプの駆動に必要な吸込み圧力になるように前記B系の
    ブースタポンプを駆動制御し、前記ボイラの給水流量要
    求信号に基づいて前記A系タービン駆動給水ポンプ及び
    前記B系タービン駆動給水ポンプを前記ボイラからの主
    蒸気で駆動制御するようにしたことを特徴とする請求項
    7に記載のボイラ給水装置の制御方法。
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