JPH08286993A - 回線障害解析情報の採取方法 - Google Patents

回線障害解析情報の採取方法

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JPH08286993A
JPH08286993A JP7093379A JP9337995A JPH08286993A JP H08286993 A JPH08286993 A JP H08286993A JP 7093379 A JP7093379 A JP 7093379A JP 9337995 A JP9337995 A JP 9337995A JP H08286993 A JPH08286993 A JP H08286993A
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JP
Japan
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JP7093379A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kato
裕朗 加藤
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、通信制御処理プログラムにお
いてトレース機能が動作していなくても、通信制御処理
プログラムの領域でラップアラウンドしながら採取して
いる内部トレースデータを、データリンク確立後の障害
検出時に、回線毎の固有領域に退避することにより調査
可能な情報を確保し、保守機能を向上することにある。 【構成】通信制御処理装置上で動作する通信制御処理プ
ログラムにおいて、回線との入出力情報をプログラム内
のトレース領域に蓄積し、トレース機能が動作中であれ
ば、トレース領域満杯時にホストの外部記憶装置に情報
を蓄積し、トレース機能が動作中でなければ、領域中の
情報を最新情報でラップアラウンドさせながら更新蓄積
していく方法において、回線障害検出時にトレース機能
が動作していなくても、データリンク確立後の送受信中
のみ、最低限必要な情報量を構成定義で設定した値より
算出し、情報退避後は、情報を参照するまで、情報を保
持することを特徴とする回線障害解析情報の採取方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線に接続された
端末/相手システムとのデータ転送において、回線の入
出力制御を行う通信制御処理プログラムにおける回線障
害解析情報の採取方法に関し、特にオンラインシステム
運用中で、トレース機能を動作させていなくても、偶発
的に発生した回線障害について、原因を究明するための
情報を的確に確保する回線障害解析情報の採取方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】通信制御処理プログラムで検出した障害
を調査する場合、障害検出時に生成した障害コード等で
調査を行っているが、障害発生までの流れの調査が必要
な場合には、再度トレース機能を動作させ資料採取を行
っていた。また、オンラインシステム運用中で負荷を掛
けられない場合は、通信制御処理プログラム内の領域
で、回線の入出力情報等を採取し、領域を表示すること
で調査情報を入手していた。なお、この種の方法として
は例えば、特開平4−181335号公報のように、シ
ステム運用中のトレースデータに通常/異常か判断でき
る識別子を設定し、必要な情報をホスト側で判別し蓄積
することで、オンラインシステムの負荷を低減させる方
法が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の手法によるトレース採取方式を用いて、既にオ
ンラインシステム運用中で偶発的な回線障害発生した場
合、次のような問題が発生する。
【0004】1.常にトレース機能を動作させていない
オンラインシステムでは、通信の流れの情報が必要にな
った場合、トレース機能を動作させ、障害が再発するま
で監視する必要があり調査時間が掛かった。
【0005】2.オンラインシステム運用中では、オー
バーヘッドが掛るトレース機能を使用せず、通信制御処
理プログラム内の領域を使用して情報を蓄積するが、回
線復旧により再度同一回線を使用すると、蓄積した情報
がラップアラウンドし調査不可となっていた。
【0006】本発明の目的は、通信制御処理プログラム
においてトレース機能が動作していなくても、通信制御
処理プログラムの領域でラップアラウンドしながら採取
している内部トレース情報を、データリンク確立後の障
害検出時に、回線毎の領域に退避することにより調査可
能な情報を確保し、保守機能を向上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記を解決するため、本
発明の回線障害解析情報の採取方式では、通信制御処理
プログラム内でラップアラウンドしながら採取する内部
トレース情報を、データリンク確立後の障害発生時のみ
各回線毎の退避領域に退避する。この情報は、ホストか
らの要求でホストに転送して解析されるが、この領域情
報の転送要求を受けて情報を転送するまで、再度退避領
域に情報を書き込まない。この状態は、情報転送時の抑
止状態解除まで続く。
【0008】これらの機能により、オンラインシステム
運用中に負荷の掛るトレース機能を動作させなくても、
偶発的に発生した回線障害について、解析可能な情報を
残し調査可能とすることを特徴とする回線障害解析情報
の採取方式。
【0009】
【作用】本発明による回線障害解析情報の採取方式にお
いては、回線事象毎に通信制御処理プログラムの内部ト
レース領域内に蓄積された情報が、回線障害検出時に回
線毎の退避領域に、情報がラップアラウンドし情報が消
失する前に退避され、退避領域満杯時には、次回障害検
出時の情報退避による破壊を防止するため、書き込み抑
止状態にされる。次にホストからの表示要求に従い、退
避された情報がホストに転送され、障害の調査資料とし
て入手できる。このホストへの情報転送時に退避領域の
退避抑止状態が解除され、次回障害発生時の情報退避に
備える。
【0010】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。
【0011】図4は本発明のシステム構成図である。図
4において、1はホストコンピュータ、2は通信制御処
理装置、8はコンソール制御装置である。通信制御処理
プログラム3は、ホストコンピュータ1で動作する通信
管理プログラム4と通信機能を実現し、ホストコンピュ
ータ1のオンラインプログラム5と通信回線6を経由し
て端末/相手システム7と効率良くデータ転送を行う。
【0012】更に、通信制御処理プログラム3は、端末
/相手システムとの回線入出力情報や要求の完了情報な
どを、事象が発生する毎に蓄積する内部トレース領域
9、回線毎に状態を管理する回線制御テーブル10、回
線障害検出時に内部トレース情報を退避する回線毎のト
レース退避領域20を確保する。
【0013】図2は、端末/相手システムと正常送受信
中の内部トレース採取方法の概要を示した図である。
【0014】図3は、本発明の端末/相手システムとの
送受信中に回線障害を検出した場合の内部トレース情報
を退避する概要を示した図である。
【0015】図1は、本発明の解析情報採取方法の概略
処理フローを示した図で、図5は退避した解析情報をホ
ストコンピュータ1の通信管理プログラム4に転送する
までの概要図である。
【0016】以下に図1、2、3、4、5用いて、本発
明の実現方式を説明する。
【0017】図2において、通信制御処理プログラム3
は、端末/相手システム7とのデータ転送を行うために
回線の入出力動作を行う。この要求や完了事象を内部ト
レース情報として、逐次書き込みポインタ902の内容
に従い蓄積していく。また、この領域が最終ポインタ9
03に達した場合、先頭ポインタ901を書き込みポイ
ンタ902に設定し、ラップアラウンドしながら最新の
内部トレース情報を蓄積していく。通信管理プログラム
4からトレース機能の動作要求がされていれば、領域の
ラップアラウンド時に、通信管理プログラム4へトレー
ス情報として転送し蓄積される。しかし、トレース機能
が動作中でなければ、ラップアラウンドし情報は消失す
る。このように、正常に入出力を繰り返していれば、ラ
ップアラウンドしながら常に最新情報を蓄積していく
(330)。
【0018】図3において、正常送受信中に回線との入
出力で障害が発生し、通信制御処理プログラム3のリト
ライ処理で回復が出来なかった場合(331)は、回線
障害処理と同時に、回線毎のトレース退避領域20へ内
部トレース領域9の情報を退避(332)して回線障害
解析譲歩とする。この内部トレース情報の退避処理を、
概略処理フロー図1と図4のシステム構成図を用いて説
明する。
【0019】回線障害検出時、無条件で内部トレース情
報を退避せず、偶発的な障害が予想されるデータリンク
確立後の障害か判定し(301)、再度、資料採取が容
易なデータリンク確立時の障害であれば退避は行わな
い。データリンク確立後の送受信中の障害であれば、回
線毎のトレース退避領域20に退避するが、既にトレー
ス退避領域20の、残退避領域数205が残数0か判断
し(302)、残数0であれば満杯状態として退避を実
施しない。満杯状態でなく、採取済みの解析情報の障害
検出要因コードで同一の解析情報がなければ(30
3)、内部トレース領域9から退避する量を、回線制御
テーブル10にあるリトライ回数値から、全てのリトラ
イ状況が調査可能なトレース情報量を算出し(30
4)、退避数204にセットする。
【0020】退避数=リトライ回数x2(要求/完了)
x2(回線障害前の状況把握のため)次に、算出した退
避数204が残退避領域数205を超えるか判定し(3
05)、超えた場合、退避数204に、最大の退避可能
数である残退避領域数205を入れる(306)。その
後、退避数204の値に従い、内部トレース領域9から
トレース退避領域20に、最終の内部トレース情報から
退避処理を行い(307)、残退避領域数205の内容
を退避数204で減算することで、残退避領域数205
を更新し(308)、退避処理を終了する。このように
して、障害検出までの有効な内部トレース情報をラップ
アラウンドながら採取している内部トレース領域9か
ら、トレース退避領域20に退避し回線障害発生時の解
析情報を確保する。
【0021】図5は、退避した情報を採取する流れの概
要を示す。
【0022】コンソール制御装置8から、解析情報を入
手したい回線名と共に解析情報の表示コマンドを投入す
る。この要求は通信管理プログラム4に渡され、解析情
報の表示要求を通信制御プログラム3に対して行う(4
01)。これにより、通信制御処理プログラム3は、要
求された回線番号の該当トレース退避領域をサーチして
表示の準備を行う(310)。次に、解析情報が退避済
みか判定し(311)、解析情報が退避されていない場
合は、解析情報なしの応答メッセージを準備し(31
6)、解析情報の表示処理結果として応答する(31
5)。解析情報が退避されている場合は、退避した情報
の表示準備を行い(312)、残退避領域数205を最
大登録数206で初期化し(313)、書き込みポイン
タ201も先頭ポインタ203で初期化する(31
4)。その後、解析情報の表示処理結果として通信管理
プログラム4に応答する(315)。通信管理プログラ
ム4は、通信制御プログラム3からの応答である解析情
報か、解析情報なしのメッセージをコンソール制御装置
8に表示する(402)。このコンソール表示情報か、
オンライン業務終了時に通信制御処理装置内のメモリダ
ンプを採取して、退避した通信制御処理プログラム内の
退避領域の内容で原因究明を行う。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、オンラインシステム運
用中に、トレース機能を動作させていなくても、偶発的
に発生した回線障害で、流れの調査が必要な場合に、再
度トレース機能を動作させ、再発を監視しなくても調査
資料の入手が可能となり、原因究明までの時間を短縮す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】解析情報の採取方法を示した概略処理フロー図
である。
【図2】正常通信中の内部トレース採取の概要を示した
図である。
【図3】障害検出時の解析情報とする内部トレース退避
の概要を示した図である。
【図4】本発明のシステム構成を示した図である。
【図5】退避情報の情報入手方法の概要を示した図であ
る。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、 2…通信制御処理装置、
3…通信管理処理プログラム、4…通信管理プログラ
ム、5…オンラインプログラム、 6…通信回線、7…
端末/相手システム、8…コンソール制御装置、 9
…内部トレース取得領域、10…回線対応制御テーブ
ル、20…退避領域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信制御処理装置上で動作する通信制御処
    理プログラムにおいて、回線との入出力情報をプログラ
    ム内のトレース領域に蓄積し、トレース機能が動作中で
    あれば、トレース領域満杯時にホストの外部記憶装置に
    情報を蓄積し、トレース機能が動作中でなければ、領域
    中の情報を最新情報でラップアラウンドさせながら更新
    蓄積していく方法において、回線障害検出時にトレース
    機能が動作していなくても、データリンク確立後の送受
    信中のみ、最低限必要な情報量を構成定義で設定した値
    より算出し、情報退避後は、情報を参照するまで、情報
    を保持することを特徴とする回線障害解析情報の採取方
    法。
JP7093379A 1995-04-19 1995-04-19 回線障害解析情報の採取方法 Pending JPH08286993A (ja)

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