JPH08285516A - 回転位置検出装置 - Google Patents

回転位置検出装置

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JPH08285516A
JPH08285516A JP14539595A JP14539595A JPH08285516A JP H08285516 A JPH08285516 A JP H08285516A JP 14539595 A JP14539595 A JP 14539595A JP 14539595 A JP14539595 A JP 14539595A JP H08285516 A JPH08285516 A JP H08285516A
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雅彦 宮原
Toshikazu Matsushita
利和 松下
Kimiaki Yamaguchi
公昭 山口
Hideaki Ouchi
英明 大内
Takahiro Tamura
孝浩 田村
Akira Kondo
晃 近藤
Haruhiko Suzuki
治彦 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素な構成の安価な回転位置検出装置の提
供。 【構成】 第1発明では,回転位置検出装置1は合成樹
脂により一体成形し接触子23を固定したロータ40
と,ハウジング60と,抵抗回路面59を形成したカバ
ー部材50とを有し,接触子23を取付けた接触面44
と抵抗回路面59には,シャフト46と同一軸心の円柱
状の凹部57又は凹部57に嵌合する凸部48を有す
る。一方,第2発明では,第1発明における抵抗回路面
をロータに設け,接触子をカバー部材に設ける。第3発
明では,外部接続端子と接触子とを一体化したターミナ
ルコンタクトを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,スロットルバルブ等の
回転角を抵抗値に変換する回転位置検出装置に関する。
【0002】
【従来技術】スロットルバルブの開度などを検出する回
転位置検出装置は,バルブ等の検出対象物の動きをロー
タに伝え,ロータの回転量を抵抗値に変換するものであ
る。例えば,図14に示すように,回転位置検出装置9
は,抵抗回路面を有する基板91と抵抗回路面に接する
接触子931,932を有するロータ92とをハウジン
グ94の中に対置させる。
【0003】ロータ92は,検出対象物と何らかの関係
で機械的に連結されており,例えばレバー941等によ
って回転駆動される。そうすると,図15に示すよう
に,第1接触子931は抵抗回路面の抵抗911,91
2上を摺動し,回転量に応じて端子951,952間の
抵抗値を変化させる。
【0004】また,第2接触子932は,ロータ92の
回転位置によって導体913,914間を短絡又は開放
し,これによって特定の回転位置を検知することができ
る(検出端子953,954)。図15において,符号
943は,適当な接触圧によってロータ92の接触子9
31,932を抵抗回路面に押圧するコイルスプリング
である(詳細は,実開昭62−97909号公報参
照)。
【0005】そして,精度良く回転位置を検出するため
には,抵抗回路面と接触子931,932との位置関係
を正確に調整することが大切である。なお,ロータ92
のシャフト921とハウジング94の軸受部942は金
属材料であり,接触子931,932を取付けるロータ
92の本体922は絶縁材料によって形成されている。
そして,ロータ92は,本体922にシャフト921を
インサート成形やネジ止め等によって固定する。
【0006】また,接触子931,932は,図16,
図17に示すように,スナップワッシャ934等を用い
て,ロータ92の本体922に固定される。そして,抵
抗回路面は絶縁材であるセラミックや樹脂製の基板91
上に形成される。
【0007】一方,基板91は,図14に示すように,
パッキング971を介して,カバー97に固定されてい
る。そして,基板91の抵抗回路面は,導電部材96等
を介して端子951〜954に接続される。なお,他の
構造の端子として図18に示すように,抵抗回路面に接
触する導電部材990を端子960に溶着した構造のも
のもある。導電部材990は,弾性部材からなり,押圧
したときに生ずる弾性復元力により,頂部991を抵抗
回路面に圧接する。
【0008】また,他の構造の回転位置検出装置とし
て,ロータ側に抵抗回路面を形成し,ハウジングに固定
された板状部材に接触子を設けるタイプのものがある
(特開昭62−182449号公報参照)。
【0009】また,スロットルバルブのシャフトなどの
検出対象物とロータ92との連結構造は,前記のように
シャフト921に固定したレバー941を図示しないバ
ルブシャフトによって回動させる構造の他に,シャフト
921の軸心部にバルブシャフトを嵌入させる嵌入穴を
設ける構造のものが知られている。そして,ハウジング
94の下部を,例えば,スロットルバルブのボディ外壁
の凹部等に嵌着する(特開平4−112930号公報参
照)。即ち,ハウジング94の下部にテーパ付きの凸部
を設け,バルブボディ側に同じテーパの嵌合凹部を設け
るなどの方法により,回転位置検出装置9をスロットル
バルブのボディに安定的に装着する。
【0010】
【解決しようとする課題】しかしながら,従来の回転位
置検出装置には,次のような問題点がある。それは,抵
抗回路面と接触子との間の位置関係を定める部品の点数
が多く,また組付けと調整に時間がかかることである。
部品の点数が多いと,各部品の寸法誤差によって抵抗回
路面と接触子との間の位置関係が変わり易く,ばらつき
が多くなる。また,部品費と組付工数が増大しコストが
増加する。本発明はかかる従来の問題点に鑑みて,部品
点数の少ない簡素な構成を有し,組付が容易であると共
に精度が高い回転位置検出装置を提供しようとするもの
である。
【0011】
【課題の解決手段】前記目的を達成するための本発明の
請求項1による回転位置検出装置は,シャフトの回転角
を抵抗値に変換する回転位置出装置であって,シャフト
と本体とを合成樹脂により一体成形したロータと,この
ロータの一端部を回動自在に軸支するハウジングと,こ
のハウジングに固定され,前記ロータの本体に対置され
るとともに,前記ロータの他端部を回転自在に軸支する
合成樹脂のカバー部材と,前記シャフトの軸心に直角に
配置されるとともに,前記カバー部材と一体に形成され
た抵抗回路面と,この抵抗回路面に対向配置されるとと
もに,前記ロータの本体と一体に形成され,かつ前記抵
抗回路面に接触する接触子を有する接触面と,を備えた
ことを特徴とする。
【0012】請求項2による回転位置検出装置は,上記
請求項1に対して,前記カバーを部材の抵抗回路面又は
前記ロータの本体の接触面の一方に,凹部又は凸部を形
成し相対する接触面又は抵抗回路面に,前記凹部又は凸
部に係合する凸部又は凹部を形成して,前記ロータの他
端部の軸支を行なうことを特徴とする。請求項3による
回転位置検出装置は,上記請求項2に対して,前記抵抗
回路面に凹部が形成され,前記接触面に凸部が形成され
ていることを特徴とする。
【0013】請求項4による回転位置検出装置は,一端
に外部接続端子を有し,他端に前記抵抗面に接触する接
触部を有するとともに,上記外部接続端子と上記接触部
が一体に形成されたターミナルコンタクトを備え,上記
接触部が弾性変形可能な導通部材によって形成され,弾
性変形に伴う復元力によって前記抵抗回路面に圧接され
ていることを特徴とする。
【0014】次に請求項5による回転位置検出装置は,
シャフトの回転角を抵抗値に変換する回転位置検出装置
であって,シャフトと本体とを合成樹脂により一体成形
したロータと,このロータの一端部を回動自在に軸支す
るハウジングと,このハウジングに固定され,前記ロー
タの本体に対置されるとともに,前記ロータの他端部を
回動自在に軸支する合成樹脂のカバー部材と,前記シャ
フトの軸心に直角に配置されるとともに,前記ロータの
本体と一体に形成された抵抗回路面と,この抵抗回路面
に対向配置されるとともに,前記カバー部材と一体に形
成され,かつ前記抵抗回路面に接触する接触子を有する
接触面と,を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項6による回転検出装置は,上記請求
項5に対して,前記カバー部材の抵抗回路面又は前記ロ
ータの本体の接触面の一方に,凹部又は凸部を形成し,
相対する接触面又は抵抗回路面に,前記凹部又は凸部に
係合する凸部又は凹部を形成して,前記ロータの他端部
の軸支を行なうことを特徴とする。請求項7による回転
位置検出装置は,上記請求項5に対して,前記抵抗回路
面に凹部が形成され,前記接触面に凸部が形成されてい
ることを特徴とする。
【0016】一方,請求項8による回転位置検出装置
は,シャフトの回転角を抵抗値に変換する回転位置検出
装置であって,シャフトと本体とを合成樹脂により一体
成形すると共に本体に抵抗回路面を形成したロータと,
このロータを回動自在に軸支するハウジングと,このハ
ウジングに固定され,前記ロータの本体に対置された合
成樹脂のカバー部材とを備えており,このカバー部材に
は,一端が外部接続端子を形成し,他端が前記抵抗回路
面に接触する,導電部材によって一体に形成されたター
ミナルコンタクトが装着されていることを特徴とする。
【0017】請求項9による回転位置検出装置は,上記
請求項8に対して,前記ロータの本体は,シャフトと一
体の合成樹脂製の胴部に,抵抗回路面を形成した基板を
装着してあることを特徴とする。また,請求項10によ
る回転位置検出装置は,請求項1〜請求項9のいずれか
1項に対して,前記ロータのシャフトは,スロットルバ
ルブのシャフトに機械的に連結されていることを特徴と
する。請求項11による回転位置検出装置は,請求項1
〜請求項10のいずれか1項において,前記ロータのシ
ャフトは,スロットルバルブのシャフトに機械的に連結
されていることを特徴とする。
【0018】請求項12による回転位置検出装置は,シ
ャフトの回転角を抵抗値に変換する回転位置検出装置で
あって,シャフトと本体とを合成樹脂により一体成形し
たロータと,このロータの一端部を回動自在に軸支する
合成樹脂のハウジングと,このハウジングに固定され,
前記ロータの本体に対置されるとともに,前記ロータの
他端部を回動自在に軸支する合成樹脂のカバー部材と,
前記シャフトの軸心に直角に配置されるとともに,前記
カバー部材に形成された抵抗回路面と,この抵抗回路面
に対向配置されるとともに,前記ロータの本体に形成さ
れ,かつ前記抵抗回路面に接触する接触子を有する接触
面と,を備えたことを特徴とする。
【0019】
【作用及び効果】請求項1記載の回転位置検出装置によ
ると,ロータのシャフトと本体とが,合成樹脂により一
体成形されるとともに,ロータの本体に対向配置された
カバー部材も,合成樹脂によって形成されているので,
部品点数が少なく,組み付けの製造工程も少なくなり,
安価である。
【0020】更に,カバー部材に抵抗回路面を一体に形
成するとともに,この抵抗回路面に対向配置するよう
に,抵抗回路面に接触する接触子を有する接触面をロー
タの本体と一体形成し,かつロータの一端部をハウジン
グで軸支し,ロータの他端部をカバー部材で軸支してい
るので,少ない部品点数によって,組み付け時における
部材相互間の組み付け誤差が少なくなり,抵抗回路面と
接触子の位置がずれることを防止でき,更に,ロータ
が,ハウジングとカバー部材の2部材によって,軸支さ
れているため,ロータの回転時における傾きが防止さ
れ,抵抗回路面と接触面とで検出される位置検出の精度
が向上できる。請求項2又は3記載の回転位置検出装置
によると,カバー部材の抵抗回路面とロータの本体の接
触面には,互いに係合し合う凹部又は凸部が形成されて
いるので,組み付け時における抵抗回路面と接触面の間
の位置合わせが極めて容易である。
【0021】請求項4記載の回転位置検出装置による
と,一端に外部接続端子を有し,他端に抵抗面に接触す
る接触部を有するとともに,外部接続端子と接触部が一
体に形成されたターミナルコンタクトを備え,接触部が
弾性変形可能な導通部材によって形成され,弾性変形に
伴う復元力によって抵抗回路面に圧接されているから,
一定以上の接触圧が得られ,接触信頼性を高めることが
可能である。即ち,故障率が大幅に低減できる。
【0022】また,カバー部材によってターミナルコン
タクトの接触部を押圧するだけで,抵抗回路面と導通が
容易にとれ,ターミナルコンタクトと抵抗回路面との間
には,従来のような別部材である導通部材が必要なく,
部品点数を削減できるとともに,組み付け工数も削減で
きる。
【0023】請求項5記載の回転位置検出装置による
と,ロータのシャフトと本体とが,合成樹脂により一体
成形されるとともに,ロータの本体に対向配置されたカ
バー部材も,合成樹脂によって形成されているので,部
品点数が少なく,組み付けの製造工程も少なくなり,安
価である。更に,ロータの本体に抵抗回路面を一体に形
成するとともに,この抵抗回路面に対向配置するよう
に,抵抗回路面に接触する接触子を有する接触面をカバ
ー部材と一体形成し,かつロータの一端部をハウジング
手軸支し,ロータの他端部をカバー部材で軸支している
ので,少ない部品点数によって,組み付け時におけるる
部材相互間の組み付け誤差が少なくなり,抵抗回路面と
接触子の位置がずれることを防止でき,更に,ロータ
が,ハウジングとカバー部材の2部材によって,軸支さ
れているため,ロータの回転時における傾きが防止さ
れ,抵抗回路面と接触面とで検出される位置検出の精度
が向上できる。
【0024】請求項6又は7記載の回転位置検出装置に
よると,カバー部材の抵抗回路面とロータの本体の接触
面には,互いに係合し合う凹部又は凸部が形成されてい
るので,組み付け時における抵抗回路面と接触面の間の
位置合わせが極めて容易である。
【0025】請求項8の回転位置検出装置によると,一
体的に形成されたターミナルコンタクトが外部接続端子
と抵抗回路面への接触子とを兼ねている。即ち,従来の
回転位置検出装置のように外部接続端子と接触子とが別
体でなく,一体化されているので,部品点数が少なくな
り,組み付けが容易である。また,ロータ及びカバー部
材は,合成樹脂により主要部を構成しているから,成形
が容易であり安価に製造することができる。また,請求
項9の回転位置検出装置によれば,抵抗回路面を別体の
基板上に形成するから,シャフトや胴部の加工工程とは
独立した基板の製作工程(例えば抵抗印刷やメッキ工程
等)において複雑な回路等を自在に形成することができ
る。
【0026】請求項10の回転位置検出装置によれば,
更にカバー部材というハウジングとを同一材料とし,両
部材を溶着により接合するから,両部材の間に隙間がな
くなり,気密性が良好となる。そして,両部材の間をシ
ールする封止部材(例えば,図5,図6,図10のシー
ル部材209)が不要となる。また,請求項10記載の
ように,上記回転位置検出装置は,スロットルバルブの
シャフトと機械的に連結してスロットルバルブの開度検
出器として用いることができる。
【0027】請求項12の回転位置検出装置によると,
ロータのシャフトと本体とが,合成樹脂により一体成形
されるとともに,ロータの本体に対向配置されたカバー
部材も,合成樹脂によって形成されているので,部品点
数が少なく,組み付けの製造工程も少なくなり,安価で
ある。更に,カバー部材に抵抗回路面を形成するととも
に,この抵抗回路面る対向配置するように,抵抗回路面
に接触する接触子を有する接触面をロータの他端部をカ
バー部材で軸支しているので,少ない部品点数によっ
て,組み付け時における部材相互間の組み付け誤差が少
なくなり,抵抗回路面と接触子の位置がずれることを防
止でき,更に,ロータがハウジングとカバー部材の2部
材によって,軸支されているため,ロータの回転時にお
ける傾きが防止され,抵抗回路面と接触面とで検出され
る位置検出の精度が向上できる。
【0028】
【実施例】
実施例1 本発明の回転位置検出装置の実施例を,図1,図2を用
いて説明する。本例は,図1に示すように,シャフト4
6の回転角を抵抗値に変換する回転位置検出装置1であ
る。回転位置検出装置1は,シャフト46と本体43と
を合成樹脂により一体成形したロータ40と,ロータ4
0のシャフト46を回動自在に軸支する合成樹脂製のハ
ウジング60と,ハウジング60に固定されロータ40
の本体43に対置された合成樹脂製のカバー部材50と
を有する。
【0029】カバー部材50には,シャフト46の軸心
に直角に配置された抵抗回路面59が一体に形成されて
いる。一方,ロータ40の本体43には,抵抗回路面5
9に接触する接触子23を取付け抵抗回路面59に対向
配置された接触面44が形成されている。そして,抵抗
回路面59には,シャフト46と同一軸心を有する円柱
状の凹部57が形成され,接触面44には,凹部57に
嵌合する凸部48が形成されている。また,カバー部材
50とハウジング60とは同一材料からなり,両部材5
0,60は超音波溶着により接合されている。また,ロ
ータ40のシャフト46は,液晶ポリマーからなり,液
晶ポリマーの結晶方向がシャフト46の回転運動の方向
と直角となるよう配置されている。
【0030】以下それぞれについて詳説する。本例の回
転位置検出装置1は,図示しない自動車のスロットルバ
ルブの開度センサであり,スロットルバルブのシャフト
の回転をレバー等を介してロータ40のシャフト46の
端部に伝えてロータ40を回動させるものである。ロー
タ40は,図1に示すように,合成樹脂により一体成形
されており,シャフト46をハウジング60の軸受部6
1に軸着させて回動する。カバー部材50の底面には,
スクリーン印刷等により抵抗回路面59が形成されてい
る。
【0031】抵抗回路面59には,図示しない抵抗面と
グランド導体面と電源導体面とが形成されており(図1
6参照),中央には円柱状の凹部57が形成されてい
る。また,凹部57のまわりには,リング状の溝571
が形成されている。そして,カバー部材20は,ハウジ
ング60に超音波溶着により接合されている。
【0032】ロータ40の本体43は,その上面に,接
触子23を取付けた接触面44を有し,接触面44の中
央部には円柱状の凸部48とリング状の環状突起481
が形成されている。凸部48は前記凹部57に嵌合し,
環状突起481は溝571に嵌合する。そして,接触子
23は,抵抗回路面59の前記抵抗面,グランド導体面
又は電源導体面に接触する。
【0033】接触子23は,弾力性を有するバネ部材に
よって形成されており,一定の接触圧力でもって抵抗回
路面59に接触する。また,ロータ40の本体43の下
面とハウジング60の軸受部61の上面との間には,コ
イルスプリング68が介挿されており,スプリング68
はロータ40を抵抗回路面側に付勢している。
【0034】ハウジング60は,端子板69をインサー
ト成形により取付けた合成樹脂製の部材であり,下方に
ロータ40のシャフト46を軸支する軸受部61を有す
る。端子板(ターミナルコンタクト)69は,図2に示
すように,一枚の板状体をプレス加工により曲げ加工し
て成形したものであり,抵抗回路面59の端部に接する
接触部691と外部端子692とを有する。接触部69
1は,弾性変形の容易な曲面形状を有しており,押しつ
ぶすように弾性変形させた状態でハウジング60の内部
に装着され,その弾性復元力によって,抵抗回路面59
の信号取出し用の端部に圧接する。
【0035】次に,本例の作用効果について述べる。ロ
ータ40のシャフト46と本体43とが,合成樹脂によ
り一体成形されるとともに,ロータ40の本体43に対
向配置されたカバー部材50も,合成樹脂によって形成
されているので,部品点数が少なく,組み付けの製造工
程も少なくなり,安価である。
【0036】さらに,カバー部材50に抵抗回路面59
を一体に形成するとともに,この抵抗回路面50に対向
配置するように,抵抗回路面59に接触する接触子23
を有する接触面44をロータ40の本体43と一体成形
し,かつロータ40の一端部をハウジング60の軸受部
61で軸支し,ロータ40の他端部をカバー部材50で
軸支しているので,少ない部品点数によって,組み付け
時における部材相互間の組み付け誤差が少なくなり,抵
抗回路面59と接触子23の位置がずれることを防止で
き,さらに,ロータ40が,ハウジング60とカバー部
材50の2部材によって,軸支されているため,ロータ
40の回転時における傾きが防止され,抵抗回路面59
と接触面23とで検出される位置検出の精度が向上でき
る。
【0037】また,カバー部材50の抵抗回路面59と
ロータ40の本体43の接触面44には,凹部57と円
柱状の凸部48が形成されているので,組み付け時にお
ける抵抗回路面59と接触面44の間の位置合わせが極
めて容易である。また,カバー部材50とハウジング6
0とは,超音波溶着により一体に接合されているから,
両部材50,60の間をシールする部材(図5,符号2
09など)は不要であり,部品点数は少なくして済む。
【0038】また,端子板(ターミナルコンタクト)6
9は,図2に示すように,抵抗回路面に接する接触部6
91と外部端子692とが一体となっており,一連のプ
レス加工により成形することができる。従って,両部材
691,692の組付けや溶着工程が不要であり,部品
の点数が少なく,かつコストも安くなる。上記のよう
に,本例によれば,従来装置よりも部品点数の少ない簡
素な構成を有し,組付けが容易であると共に精度が高い
回転位置検出装置1を提供することができる。
【0039】実施例2 本例は,図3,図4に示すように,実施例1において,
ロータ40の本体42にスプリング68のストッパ42
0を設けたもう1つの実施例である。即ち,本体42に
は外周側に突出したストッパ420が設けられており,
スプリング68の第2コイル682は,ストッパ420
の下面に当接するために本体42の端部に固定された第
1コイル681に接触することがない。
【0040】そのため,スプリング68の伸縮時に,両
コイル681,682の間に摺動摩擦が生じなくなり,
摩擦によって生ずる金属摩耗粉が飛散しなくなる。その
結果,金属摩耗粉飛散の付着による抵抗回路面59の摺
動摩耗が抑制され,回転位置検出装置1の寿命と信頼性
が向上する。なお,図3,図4において,符号680
は,スプリング68の本体42への係止端であり,符号
235は接触子保持用のピン,符号425は肉盗み部
(欠肉部)である。その他は,実施例1と同様である。
【0041】実施例3 本例は,実施例1において,各部材の形状を変更したも
う1つの実施例である。本例は,図5に示すように,シ
ャフト160と本体130とを合成樹脂により一体成形
したロータ12と,シャフト160を軸支する合成樹脂
のハウジング310と,ハウジング310に固定された
合成樹脂製のカバー部材210とを有する。
【0042】カバー部材210には抵抗回路面194が
形成され,ロータ12の本体130には,抵抗回路面1
94に接触する接触子23を有する接触面226が形成
されている。そして,抵抗回路面194には凹部270
が形成され,接触面226には凹部270に嵌合する凸
部280が形成されている。
【0043】一方,ハウジング310には,端子板39
0がインサート成形されており,端子板390は弾力性
を有する導電体395を介して抵抗回路面194に接続
されている。また,ハウジング310とロータ12との
間には,リターンスプリング38が介設されている。符
号149は,スプリング38の係止部である。カバー部
材210は,ハウジング310と別体の部材であり,そ
のため両部材210,310の間にはシール部材209
が介設されている。
【0044】本例の回転位置検出装置1においては,ロ
ータ12は,合成樹脂により一体成形されており,従来
装置のロータに比べて部品点数が少ない。従って部品及
び組付の製造工数が少なく従来装置よりも安価である。
そして,抵抗回路面194と接触面226には,嵌合し
合う凹部270及び円柱状の凸部280が形成されてい
るから,組付けが容易であり,また組付時及び組付後に
おける抵抗回路面194と接触面226との間に位置ず
れを生ずることがなく,精度の高い回転位置検出装置を
得ることができる。上記のように,本例によれば,部品
点数の少ない簡素な構成を有し,組付が容易であると共
に精度の高い回転位置検出装置を提供することができ
る。
【0045】実施例4 本例は,図6に示すように,シャフト16の回転角を抵
抗値に変換する回転位置検出装置1である。回転位置検
出装置1は,シャフト16と本体13とを合成樹脂によ
り一体成形したロータ10と,ロータ10のシャフト1
6を回動自在に軸支する合成樹脂製のハウジング30
と,ハウジング30に固定されロータ10の本体13に
対置された合成樹脂製のカバー部材20とを有する。
【0046】ロータ10の本体13には,シャフト16
の軸心Cに直角に配置された抵抗回路面195が形成さ
れている。一方,カバー部材20には,抵抗回路面19
5に接触する接触子23を取付け抵抗回路面195に対
向配置された検出面225が形成されている。そして,
抵抗回路面195には,シャフト16と同一軸心Cを有
する円柱状の凹部27が形成され,検出面225には,
凹部27に嵌合する凸部28が形成されている。
【0047】以下それぞれについて詳説する。本例の回
転位置検出装置1は,図示しない自動車のスロットルバ
ルブの開度センサであり,スロットルバルブのシャフト
の回転をレバー等を介してロータ10のシャフト16の
端部に伝えてロータ10を回動させるものである。
【0048】ロータ10は,図7に示すように,合成樹
脂により一体成形されている。また,ロータ10とハウ
ジング30との間にOリング301が配設されている。
そして,ロータ10は,ハウジング30の軸受部31に
軸支されている。ロータ10の本体13の上面には,ス
クリーン印刷等により抵抗回路面195が形成されてい
る。
【0049】抵抗回路面195は,図7に示すように,
抵抗面196と,グランド導体面197と,電源導体面
198とを有し,中央には円柱状の凹部27が形成され
ている。一方,カバー部材20は,図6に示すようにゴ
ム等のシール部材209を介して,ハウジング30に装
着される。
【0050】カバー部材20は,図8に示すように,接
触子23を取付けた検出面225を有し,検出面225
の中央部には円柱状の凸部28が形成されている。凸部
28は前記凹部27に嵌合する。なお,検出面225は
カバー部材20に一体に成形されている。接触子23
は,抵抗回路面195の各面196〜198に接触す
る。
【0051】接触子23は,弾力性を有するバネ部材に
よって形成されており,一定の接触圧力でもって抵抗回
路面195に接触し,他端部は後述する端子板39(図
1)に接触する。接触子23は,図6,図8に示すよう
に,カバー部材2に固定部材239によって取付けられ
るが,その他にインサート成形により取付ける方法や前
記スナップワッシャによる方法(図16参照)などがあ
る。
【0052】ハウジング30は,端子板39をインサー
ト成形により取付けた合成樹脂製の部材であり,中ほど
にロータ10のシャフト16を軸支する軸受309を有
する。そして,上部にはカバー部材22を熱かしめ等の
方法により固定する。
【0053】次に,本例の作用効果について述べる。ロ
ータ10のシャフト16と本体13とが,合成樹脂によ
り一体成形されるとともに,ロータ10の本体13に対
向配置されたカバー部材20も,合成樹脂によって形成
されているので,部品点数が少なく,組み付けの製造工
程も少なくなり,安価である。
【0054】さらに,ロータ10の本体13に抵抗回路
面195を直接スクリーン印刷するとともに,この抵抗
回路面195を対向配置するように,抵抗回路面195
に接触する接触子23を有する検出面225をカバー部
材20と一体形成し,かつロータ10の一端部をハウジ
ング30の軸受部31で軸支し,ロータ10の他端部を
カバー部材20で軸支しているので,少ない部品点数に
よって,組み付け時における部材相互間の組み付け誤差
が少なくなり,抵抗回路面195と接触子23の位置が
ずれることを防止でき,さらに,ロータ10が,ハウジ
ング30とカバー部材20の2部材によって,軸支され
ているため,ロータ10の回転時における傾きが防止さ
れ,抵抗回路面195と検出面225とで検出される位
置検出の精度が向上できる。上記のように,本例によれ
ば,部品点数の少ない簡素な構成を有し,また組付が容
易であると共に精度の高い回転位置検出装置を提供する
ことができる。
【0055】実施例5 本例は,図9に示すように,実施例4において,接触子
230を端子板390に溶接等により固定すると共に,
リターンスプリング38を設けたもう1つの実施例であ
る。リターンスプリング38は,一端381をハウジン
グ300に,他端382をロータ100の本体130に
固定し,回動したロータ100を原位置に復帰させるも
のである。また,ロータ100を所定の付勢力によりカ
バー部材200に向かって押圧する。
【0056】また,カバー部材200はハウジング30
0に超音波溶着により固定され,シール部材(図5,符
号209)は不要である。そして,接触子230は,端
子板390に溶接等により固定され,固定部材(図6,
符号239)は不要である。同図において符号302
は,図示しない被検知回転対象物(バルブシャフト)と
嵌合するための穴形状の嵌合部である。その他について
は,実施例4と同様である。
【0057】実施例6 本例は,図10に示すように,実施例4において,端子
板391における接触子23との接触部に弾力性を持た
せるように構成したもう1つの実施例である。即ち,端
子板391(ターミナルコンタクト)の端部は弾力性を
持たせるべく曲部393を形成し,曲部393の押圧力
によって,接触子23と電気的に導通させる。その他に
ついては実施例1と同様である。
【0058】実施例7 本例は,図11に示すように,実施例5において,端子
板と接触子とを一体化したターミナルコンタクタ25を
用いると共に,ロータ11とカバー部材21に凹部と凸
部を設けないようにしたもう1つの実施例である。
【0059】即ち,カバー部材21には,図11,図1
2に示すように端子板(外部接続端子)と接触子とを一
体化したターミナルコンタクタ25がインサート成形さ
れており,ロータ11と対向する面に凸部を設けていな
い。また,ロータ11の抵抗回路面195は,図13に
示すように,中央に電源導体面199を形成し,凹部は
設けられていない。また,図11に示すように,ロータ
11の本体14には,リターンスプリング38を係止す
る係止部材149を設けてある。
【0060】本例の回転位置検出装置1は,外部接続端
子と接触子を一体化したターミナルコンタクタ25を用
いているから部品点数が少なく,組付工数も少なくて済
む。また,ロータ11,ハウジング300及びカバー部
材21は,いずれも合成樹脂により一体成形してあるか
ら,成形が容易であり安価に製造することができる。そ
の他については,実施例5と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の回転位置検出装置の断面図(正面
図)。
【図2】実施例1の回転位置検出装置の端子板の斜視
図。
【図3】実施例2の回転位置検出装置のロータの正面
図。
【図4】実施例2の回転位置検出装置のロータの平面
図。
【図5】実施例3の回転位置検出装置の断面図(正面
図)。
【図6】実施例4の回転位置検出装置の断面図(正面
図)。
【図7】実施例4の回転位置検出装置のロータの平面
図。
【図8】実施例4の回転位置検出装置のカバー部材の底
面図。
【図9】実施例5の回転位置検出装置の断面図(正面
図)。
【図10】実施例6の回転位置検出装置の断面図(正面
図)。
【図11】実施例7の回転位置検出装置の断面図(正面
図)。
【図12】図11のX1−X1矢視線断面図。
【図13】実施例7の回転位置検出装置のロータの平面
図。
【図14】従来の回転位置検出装置の断面図(正面
図)。
【図15】図14のX2−X2矢視線断面図。
【図16】従来の回転位置検出装置における接触子の固
定状態を示す平面図。
【図17】従来の他の回転位置検出装置における接触子
の固定状態を示す断面図。
【図18】従来の他の回転位置検出装置における端子の
斜視図。
【符号の説明】
1...回転位置検出装置, 10,100,11,12,40...ロータ, 16,160,46...シャフト, 194,195,59...抵抗回路面, 20,200,21,210,22,50...カバー
部材, 23...接触子, 27,57...凹部, 28,48...凸部, 30,60...ハウジング, 44...接触面,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大内 英明 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 田村 孝浩 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 近藤 晃 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 鈴木 治彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトの回転角を抵抗値に変換する回
    転位置検出装置であって,シャフトと本体とを合成樹脂
    により一体成形したロータと,このロータの一端部を回
    動自在に軸支するハウジングと,このハウジングに固定
    され,前記ロータの本体に対置させるとともに,前記ロ
    ータの他端部を回動自在に軸支する合成樹脂のカバー部
    材と,前記シャフトの軸心に直角に配置されるととも
    に,前記カバー部材と一体に形成された抵抗回路面と,
    この抵抗回路面に対向配置されるとともに,前記ロータ
    の本体と一体に形成され,かつ前記抵抗回路面に接触す
    る接触子を有する接触面と,を備えたことを特徴とする
    回転位置検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,前記カバー部材の抵
    抗回路面又は前記ロータの本体の接触面の一方に,凹部
    又は凸部を形成し,相対する接触面又は抵抗回路面に,
    前記凹部又は凸部に係合する凸部又は凹部を形成して,
    前記ロータの他端部の軸支を行なうことを特徴とする回
    転位置検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において,前記抵抗回路面に凹
    部が形成され,前記接触面に凸部が形成されていること
    を特徴とする回転位置検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,請求項2又は請求項3におい
    て,一端に外部接続端子を有し,他端に前記抵抗面に接
    触する接触部を有するとともに,上記外部接続端子と上
    記接触部が一体に形成されたターミナルコンタクトを備
    え,上記接触部が弾性変形可能な導通部材によって形成
    され,弾性変形に伴う復元力によって前記抵抗回路面に
    圧接されていることを特徴とする回転位置検出装置。
  5. 【請求項5】 シャフトの回転角を抵抗値に変換する回
    転位置検出装置であって,シャフトと本体とを合成樹脂
    により一体成形したロータと,このロータの一端部を回
    動自在に軸支するハウジングと,このハウジングに固定
    され,前記ロータの本体に対置されるとともに,前記ロ
    ータの他端部を回動自在に軸支する合成樹脂のカバー部
    材と,前記シャフトの軸心に直角に配置されるととも
    に,前記ロータの本体と一体に形成された抵抗回路面
    と,この抵抗回路面に対向配置されるとともに,前記カ
    バー部材と一体に形成され,かつ前記抵抗回路面に接触
    する接触子を有する接触面と,を備えたことを特徴とす
    る回転位置検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において,前記カバー部材の抵
    抗回路面又は前記ロータの本体の接触面の一方に,凹部
    又は凸部を形成し,相対する接触面又は抵抗回路面に,
    前記凹部又は凸部に係合する凸部又は凹部を形成して,
    前記ロータの他端部の軸支を行なうことを特徴とする回
    転位置検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において,前記抵抗回路面に凹
    部が形成され,前記接触面に凸部が形成されていること
    を特徴とする回転位置検出装置。
  8. 【請求項8】 シャフトの回転角を抵抗値に変換する回
    転位置検出装置であって,シャフトと本体とを合成樹脂
    により一体成形すると共に本体に抵抗回路面を形成した
    ロータと,このロータを回動自在に軸支するハウジング
    と,このハウジングに固定され,前記ロータの本体に対
    置された合成樹脂のカバー部材とを備えており,このカ
    バー部材には,一端が外部接続端子を形成し,他端が前
    記抵抗回路面に接触する,導電部材によって一体に形成
    されたターミナルコンタクトが装着されていることを特
    徴とする回転位置検出装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において,前記ロータの本体
    は,シャフトと一体の合成樹脂製の胴部に,抵抗回路面
    を形成した基板を装着してあることを特徴とする回転位
    置検出装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項9のいずれか1項に
    おいて,前記カバー部材と前記ハウジングとは,同一材
    料からなり,両部材は溶着して接合されていることを特
    徴とする回転位置検出装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10のいずれか1項
    において,前記ロータのシャフトは,スロットルバルブ
    のシャフトに機械的に連結されていることを特徴とする
    回転位置検出装置。
  12. 【請求項12】 シャフトの回転角を抵抗値に変換する
    回転位置検出装置であって,シャフトと本体とを合成樹
    脂により一体成形したロータと,このロータの一端部を
    回動自在に軸支する合成樹脂のハウジングと,このハウ
    ジングに固定され,前記ロータの本体に対置されるとと
    もに,前記ロータの他端部を回動自在に軸支する合成樹
    脂のカバー部材と,前記シャフトの軸心に直角に配置さ
    れるとともに,前記カバー部材に形成された抵抗回路面
    と,この抵抗回路面に対向配置されるとともに,前記ロ
    ータの本体に形成され,かつ前記抵抗回路面に接触する
    接触子を有する接触面と,を備えたことを特徴とする回
    転位置検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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