JPH0828170A - 打撃機器の騒音低減装置 - Google Patents

打撃機器の騒音低減装置

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Publication number
JPH0828170A
JPH0828170A JP16175194A JP16175194A JPH0828170A JP H0828170 A JPH0828170 A JP H0828170A JP 16175194 A JP16175194 A JP 16175194A JP 16175194 A JP16175194 A JP 16175194A JP H0828170 A JPH0828170 A JP H0828170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
enclosure
box member
soundproof box
moving
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16175194A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kawamoto
憲治 河本
Makoto Sato
真 佐藤
Mitsuo Sudo
三男 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP16175194A priority Critical patent/JPH0828170A/ja
Publication of JPH0828170A publication Critical patent/JPH0828170A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大掛かりなエンクロージャ移動用の設備を不
要にすると共に打撃機器の作業員によってエンクロージ
ャの開閉作業を行う。 【構成】 車両16にアウタエンクロージャ17及びイ
ンナエンクロージャ19を支持し、騒音低減を図るエン
クロージャ移動用設備を不要にし、工事場所の制約を少
なくすると共に設備費を低減し、操作盤上で切替バルブ
の操作レバーを操作することでインナエンクロージャ1
9を移動させてエンクロージャの開閉を行い、作業時間
の短縮を図り、穿孔機11を操作する作業員によってエ
ンクロージャの開閉作業を行い、専用の作業員を不要に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、打撃回転式の穿孔機、
くい打機、さく岩機等の打撃機器における騒音低減装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、岩盤に発破用の孔をあける穿孔
機は、図4に示すように、ドリフタ1によって駆動され
るドリルロッド2を備えた打撃装置3によって構成さ
れ、打撃装置3は車両4に搭載されて所定位置に運ばれ
る。穿孔機による孔あけ作業時には、打撃装置3から大
きな打撃騒音が発生するため、防音箱部材(エンクロー
ジャ)5によって打撃装置3を覆い騒音低減を図ってい
る。エンクロージャ5はクレーン6によって所定位置に
運ばれ、孔あけ作業時に騒音源であるドリフタ1及びド
リルロッド2の外周に配設される。ドリルロッド2の継
ぎ足しや回収を行う場合、クレーン6を移動させてエン
クロージャ5からドリフタ1及びドリルロッド2を開放
し、継ぎ足し、回収作業を行う。
【0003】孔あけ作業時にエンクロージャ5によって
ドリフタ1及びドリルロッド2を覆うことで、打撃装置
3から発生する打撃騒音を低減することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、エンクロージ
ャ5を用いて打撃騒音を低減しているが、エンクロージ
ャ5を運ぶためにクレーン6を利用しているため、騒音
低減のための設備が大掛かりになり、足場等、工事場所
に制約を受けていた。また、ドリルロッド2の継ぎ足
し、回収作業を行う場合、クレーン6を利用してエンク
ロージャ5を移動させる必要があり、作業時間が掛り作
業効率が悪かった。
【0005】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、大掛かりな設備を不要にした打撃機器の騒音低減装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、車両に打撃装置が搭載された打撃機
器において、前記車両に固定防音箱部材を取り付け、該
固定防音箱部材の内部に前記打撃装置を覆う状態に移動
する移動防音箱部材を収納し、前記固定防音箱部材と前
記移動防音箱部材とにわたり該移動防音箱部材の位置決
め移動を行わせる移動手段を設け、前記車両に前記移動
手段の操作を行うための操作部を備えたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】防音箱部材は打撃装置と共に車両によって所定
位置に運ばれ、打撃装置を操作して騒音が発生する時に
は、操作部を操作することで移動手段によって打撃装置
を覆う状態に移動防音箱部材を移動させる。打撃装置に
対する作業を行う場合、操作部を操作することで移動手
段によって固定防音箱部材の内部に移動防音箱部材を収
納し、打撃装置を開放状態にする。
【0008】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係る騒音低減装
置を備えた穿孔機の外観状態、図2には騒音低減装置の
断面、図3にはエンクロージャの駆動系の油圧回路を示
してある。
【0009】図1、図2に示すように、打撃機器である
穿孔機11は、ドリフタ12によって駆動されるドリル
ロッド13を備えた打撃装置14によって構成され、打
撃装置14はガイドセル15を介して車両16に搭載さ
れて所定位置に運ばれる。ガイドセル15には固定防音
箱部材としてのアウタエンクロージャ17が固定されて
おり、アウタエンクロージャ17は打撃装置14を囲う
形状になっている。アウタエンクロージャ17の内面に
はドリルロッド13と平行に延びるレール18に沿って
移動自在な移動防音箱部材としてのインナエンクロージ
ャ19が支持され、ローラ20がレール18を転動する
ことによりインナエンクロージャ19はアウタエンクロ
ージャ17に対して移動するようになっている。インナ
エンクロージャ19はアウタエンクロージャ17内に格
納される位置と打撃装置14を覆う位置との間を移動す
るようになっている。インナエンクロージャ19の外側
にはレール18に沿って延びるチェン21が取り付けら
れている。また、アウタエンクロージャ17には油圧モ
ータ22が設けられ、油圧モータ22はチェン21に噛
み合うスプロケット23を備えている。つまり、油圧モ
ータ22の駆動によってスプロケット23が回転するこ
とにより、スプロケット23によりチェン21が引かれ
てインナエンクロージャ19はアウタエンクロージャ1
7に対して位置決め移動されるようになっており、チェ
ン21、油圧モータ22及びスプロケット23によって
移動手段が構成されている。
【0010】図3に基づいて油圧モータ22の油圧回路
を説明する。ポンプ25により吐出された油はリリーフ
バルブ26により調圧され、操作部としての切替バルブ
27を経由して油圧モータ22に供給され、油圧モータ
22が駆動するようになっている。油圧モータ22は、
作動していない場合はブレーキ28により回転方向に制
動力が与えられ、インナエンクロージャ19が重力や外
力によって移動しないようになっている。ブレーキ28
は、シャトルバルブ29を経由して油圧モータ22の駆
動圧により開放される。切替バルブ27は車両16の操
作盤上に設置され、作業者は操作盤上で切替バルブ27
の操作レバー30を操作することで油圧モータ22の駆
動を行い、インナエンクロージャ19の移動操作を行
う。
【0011】上記構成の騒音低減装置の作用を説明す
る。穿孔機11による孔あけ作業時には車両16を移動
させて打撃装置14と共にアウタエンクロージャ17及
びインナエンクロージャ19を所定位置に運ぶ。作業者
は操作盤上で切替バルブ27の操作レバー30を操作す
ることで油圧モータ22の駆動を行い、スプロケット2
3及びチェン21を介してインナエンクロージャ19を
アウタエンクロージャ17に対して位置決め移動させ、
インナエンクロージャ19によって打撃装置14を覆
う。これにより、騒音源であるドリフタ12及びドリル
ロッド13の外周にインナエンクロージャ19が配設さ
れ、騒音低減が図られた状態で穿孔機11による孔あけ
作業が実施される。ドリルロッド13の継ぎ足しや回収
を行う場合、作業者は操作盤上で切替バルブ27の操作
レバー30を操作することで油圧モータ22の駆動を行
い、スプロケット23及びチェン21を介してインナエ
ンクロージャ19をアウタエンクロージャ17内に格納
し、ドリフタ12及びドリルロッド13を開放する。こ
の状態で、ドリルロッド13の継ぎ足し、回収作業を行
う。
【0012】上述した騒音低減装置によると、車両16
にアウタエンクロージャ17及びインナエンクロージャ
19を支持したことにより、騒音低減を図るエンクロー
ジャ移動用設備が不要となり、工事場所の制約が少なく
なると共に設備費が低減される。また、操作盤上で切替
バルブ27の操作レバー30を操作することでインナエ
ンクロージャ19を移動させてエンクロージャの開閉を
行っているので、作業時間の短縮が図れると共に、穿孔
機11を操作する作業員によってエンクロージャの開閉
作業が行え、専用の作業員が不要になる。
【0013】
【発明の効果】本発明の打撃機器の騒音低減装置は、車
両に固定防音箱部材を取り付け、固定防音箱部材の内部
に打撃装置を覆う状態に移動する移動防音箱部材を収納
し、固定防音箱部材と移動防音箱部材とにわたり移動防
音箱部材の位置決め移動を行わせる移動手段を設け、車
両に移動手段の操作を行うための操作部を備えたので、
防音箱部材は打撃装置と共に車両によって所定位置に運
ばれ、操作部を操作することで移動手段によって移動防
音箱部材の開閉が行える。この結果、騒音低減を図るた
めの防音箱部材を移動させる大掛かりな設備が不要にな
り、工事場所の制約が少なくなると共に設備費が低減さ
れる。また、移動防音箱部材の開閉作業時間が短縮され
て専用の作業員が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る騒音低減装置を備えた
穿孔機の外観図。
【図2】騒音低減装置の断面図。
【図3】エンクロージャの駆動系の油圧回路図。
【図4】従来の騒音低減装置を備えた穿孔機の外観図。
【符号の説明】
11 穿孔機 12 ドリフタ 13 ドリルロッド 14 打撃装置 15 ガイドセル 16 車両 17 アウタエンクロージャ 18 レール 19 インナエンクロージャ 20 ローラ 21 チェン 22 油圧モータ 23 スプロケット 25 ポンプ 26 リリーフバルブ 27 切替バルブ 28 ブレーキ 29 シャトルバルブ 30 操作レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に打撃装置が搭載された打撃機器に
    おいて、前記車両に固定防音箱部材を取り付け、該固定
    防音箱部材の内部に前記打撃装置を覆う状態に移動する
    移動防音箱部材を収納し、前記固定防音箱部材と前記移
    動防音箱部材とにわたり該移動防音箱部材の位置決め移
    動を行わせる移動手段を設け、前記車両に前記移動手段
    の操作を行うための操作部を備えたことを特徴とする打
    撃機器の騒音低減装置。
JP16175194A 1994-07-14 1994-07-14 打撃機器の騒音低減装置 Pending JPH0828170A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16175194A JPH0828170A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 打撃機器の騒音低減装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16175194A JPH0828170A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 打撃機器の騒音低減装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0828170A true JPH0828170A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15741202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16175194A Pending JPH0828170A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 打撃機器の騒音低減装置

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JP (1) JPH0828170A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196467A (ja) * 2004-10-07 2010-09-09 Atlas Copco Rock Drills Ab 掘削装置用ケーシング及び該ケーシングを備えた掘削装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196467A (ja) * 2004-10-07 2010-09-09 Atlas Copco Rock Drills Ab 掘削装置用ケーシング及び該ケーシングを備えた掘削装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020305