JPH0828161B2 - サ−モスタツト - Google Patents

サ−モスタツト

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JPH0828161B2
JPH0828161B2 JP61178629A JP17862986A JPH0828161B2 JP H0828161 B2 JPH0828161 B2 JP H0828161B2 JP 61178629 A JP61178629 A JP 61178629A JP 17862986 A JP17862986 A JP 17862986A JP H0828161 B2 JPH0828161 B2 JP H0828161B2
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JP
Japan
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temperature
pressure
pressure switch
switch
self
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JP61178629A
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JPS6337529A (ja
Inventor
宗 田中
俊一 長島
Original Assignee
株式会社不二工機製作所
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Publication date
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  • Thermally Actuated Switches (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は温度上昇時と温度下降時にオン,オフの状態
が逆になる温度区間を確実に設定して電気回路のスイッ
チ作用を行うことの出来るサーモスタットに関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来温度の検知のため、感温部に気体又は液体を封入
し、その気体の吸着状態の温度・圧力変化、又は気液平
衡の温度・圧力変化を利用して温度変化を圧力変化に変
えて、一定温度で電気回路のオン・オフを行なわせよう
とするサーモスタットがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このようなサーモスタットにあっては、オン,オフを
設定した温度の近傍において温度変化がゆるやかなと
き、接点のオンオフがひんぱんに行なわれる、即ちチャ
タリング現象を生じることである。この現象は接点に悪
影響を及ぼし、サーモスタットそのものの機能を損う原
因となる。これを防止するには一定の温度で確実に電気
接点をオフ状態にし、かつその温度よりも低い一定の温
度で確実に電気接点をオン状態に戻す高温カット操作、
または一定温度で確実に電気接点をオフ状態にしかつそ
の温度よりも高い一定温度で確実に電気接点をオン状態
に戻す低温カット操作が行なわれる構造にする必要があ
った。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は以上の問題点を解決する為に発明されたもの
で温度を流体の圧力に変換して感知する感温部と、第1
の温度に対応する第1の圧力で電気回路をオンにし、且
つその圧力と異なる第2の温度に対応する第2の圧力で
電気回路をオフにする第1の圧力スイッチと、この第1
の圧力スイッチが第1の圧力が第2の圧力よりも低い時
(ハイカットスイッチの時)は、第2の温度より高い温
度に対応する第2の圧力より高い第3の圧力で電気回路
をオフにし、第3の圧力よりも低く且つ第2の圧力より
も高い第4の圧力で電気回路をオンにする第2のハイカ
ット圧力スイッチと、制御端子の出力の状態を第1のハ
イカット圧力スイッチのオンにより反転し第2のハイカ
ット圧力スイッチがオフするまで保持する自己保持機能
を形成する回路とよりなる事を要旨とするものである。
〔作用〕
本発明は以上のような手段を有しているから温度検知
するための温度−圧力変換システムは、公知の方法によ
るものとし、その圧力を第1の圧力スイッチに導き、一
定の圧力Pでシステムの電気回路を開にさせ第2の圧
力スイッチに上記と同一圧力信号源からの圧力を送り、
システムの電気回路を一定の圧力Pで閉にさせる。上
記PとPの圧力の間では、低温カット操作の構成に
おいてはP<Pであるから温度上昇時には電気回路
をオフに保ち温度下降時には電気開路をオンに保つ。高
温カット操作の構成においてはP>Pであるから温
度下降時には電気回路をオフに保ち、温度上昇時にはオ
ンに保つ。P間の上記状態保持の為には上記第1
の圧力スイッチと第2の圧力スイッチを直列に連結し、
第1の圧力スイッチと並列に自己保持手段を接続するこ
とによって達成できる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面について説明する。第1
図がその構成図であるが、1は直流又は交流の電源の一
つの端子で2は他の端子を示す。前記電源端子1に第1
の圧力スイッチ3の端子の一方を接続し、第1の圧力ス
イッチ3の他方の端子を第2の圧力スイッチ4の一方の
端子に接続し、第2の圧力スイッチ4の他方の端子をマ
グネットリレーのコイルLの一方に接続する。そしてこ
のコイルLの他方を前記電源の他の端子2に接続する。
一方リレーの共通端子5は第1の圧力スイッチ3の電
源側端子に接続し、リレーの通常はオフの端子6は第1
の圧力スイッチ3と第2の圧力スイッチ4の接続点に接
続されている。
尚端子7,8,9の各端子は温度コントロールを必要とす
る制御機器A,Bに接続されている。又10は遊び用の端子
である。
ここにおいて明らかなように端子5,6,10はリレーによ
り制御される自己保持用の端子で、端子7,8,9はこれ等
の自己保持用の端子により操作される制御用端子であ
る。
然してこれ等リレー、自己保持用端子、制御用端子を
含む自己保持回路をCで示す。
11は感温部で共通の圧力伝達配管12を介して第1の圧
力スイッチ3と第2の圧力スイッチ4との感圧部に接続
されている。
13は例えばプッシュオンスイッチで第1の圧力スイッ
チ3の電源側と、第1の圧力スイッチと第2の圧力スイ
ッチ4の中間点との間に設けられている。
次に本発明サーモスタットの作用を述べる。先づ第1,
第2の圧力スイッチが低温、即ち低圧状態でオンとなる
形態について述べると、第2図に示すように感温部11の
温度が低い状態T1においては、第1の圧力スイッチ3及
び第2の圧力スイッチ4の感圧部に加わる圧力P1も低い
状態にあり、いづれのスイッチもオンの状態にある。こ
の為自己保持用の端子5,6もオンとなり、従って制御用
端子7,8はオンとなる。
温度が上昇してT2になると第1の圧力スイッチ3がオ
フとなるが、第2の圧力スイッチ4はオンである為、一
旦導通している端子5,6により制御用端子7,8は自己保持
されオン状態のままである。従って制御機器Aは所定の
制御をする。一方、更に温度が上昇しT4になると圧力も
P4となり今度は第2の圧力スイッチがオフとなり自己保
持回路はオフとなる。このため、制御用端子7,8はオフ
となる。一旦温度が下りT3になると圧力はP3となり第2
のスイッチはオンとなるが自己保持回路はオフのままの
ため制御用端子7,8はオフのまま保持される。更に温度
が低下しT1となり圧力もP1となると第1のスイッチがオ
ンとなり自己保持回路は当然オンとなる。それ故制御用
端子7,8はオンとなる。
このような温度変化においてこのシステムは制御すべ
き電気回路を温度T4で確実にオフとしT4以下の温度範囲
ではT1〜T4の区間で温度上昇時は制御すべき電気回路を
オン温度下降時は制御すべき電気回路をオフに保つ。T1
以下の温度においては常時電気回路をオンに保つ。オン
を規定する温度T1に相当する圧力P1でオンする圧力スイ
ッチはそのオフ点を特に規定しないため、その圧力で確
実にオン作用するものを選択することが容易である。ま
たオフ点を規定する温度T4に相当する圧力P4でオフする
圧力スイッチはそのオン点を特に規定しないので、その
圧力で確実にオフ作用するものを選択することが容易で
ある。従って特に感温・感圧接点のハンチング現象を問
題視することなくT1〜T4の間隔を選択することが可能で
ある。すなわち本発明によればT1における確実なオン、
T4における確実なオフが可能であり、このことは同時に
T1〜T4の間隔を任意に設定すること、およびT1〜T4の間
隔を可変に設定する手段をも提供している。
更に制御用端子7,8の代りに7,9を用いれば低温カット
オフスイッチの作用をさせることが出来る。
次に第3図について説明する。第1の圧力スイッチ及
び第2の圧力スイッチ電源およびリレーの接続方法は上
記高温カット操作と同様とする。
但し、感温・感圧スイッチの作用が次のようになる。
第1の圧力スイッチ3及び第2の圧力スイッチ4は、高
温すなわち高圧状態ではオンとなる形態をとる。第1の
圧力スイッチは温度が下り圧力が下ると一定の温度T2
オフ状態になるが自己保持用の端子5,6が導通状態にあ
るため制御用端子7,8も導通状態で制御すべき電気回路
はオンである。更に温度が下りT4になると圧力もP4に下
り、第2の圧力スイッチがオフとなる。このため自己保
持用の端子5,6がオフとなり、制御すべき電気回路がオ
フとなる。次に温度が上昇に転じたときを考えると第2
の圧力スイッチがT3の温度でオンになっても自己保持回
路がオフのため制御用端子7,8はオフのままで制御系回
路は開いたままである。更に温度が上昇してT1に達し圧
力P1となると第1の圧力スイッチがオン点に達し自己保
持用の端子5,6および制御用端子7,8が閉じる。この構成
においてはT4以下の温度で常に被制御電気回路を確実に
オフし、T1以上の温度で常に被制御電気回路を確実にオ
ン状態にし、温度下降時はT1〜T4の間をオン状態、温度
上昇時はT1〜T4の間をオフ状態にするサーモスタット作
用を行なわせることができる。この形態をとったとき制
御用端子7,8の代りに7,9を用いると高温カット操作にそ
のまま用いることができる。
然して前記プッシュオンスイッチ13は温度上昇時に第
1の圧力スイッチ3がオフ状態にある時、停電等何等か
の事情でリレーを含む回路がオフになった場合操作して
自己保持をリセットさせる為のものである。
なお、本発明において、第3図の場合には低温時(温
度T4以下)で第1の圧力スイッチ3(第2の圧力スイッ
チ4)の常開接点が開路しているので、リレーが誤動作
するようなことはない。
また、第2図の場合は低温時(温度T1以下)では第1
の圧力スイッチ3の常閉接点3及び第2の圧力スイッチ
4の常閉接点4の閉路によりリレーは動作するが、これ
は正規の動作状態であるので誤動作とはならない。
〔発明の効果〕
以上の如く本発明によれば、一定の温度で確実に電気
接点をオフ状態にし、かつその温度よりも低い一定の温
度で確実に電気接点をオン状態に戻す高温カット操作、
または一定の温度で確実に電気接点をオフ状態にし、か
つその温度よりも高い一定温度で確実に電気接点をオン
状態に戻す低温カット操作が行われ、オン,オフを設定
した温度の近傍において温度変化がゆるやかなとき、接
点のオン,オフが頻繁に行われる所謂チャタリング現象
を生じる事のないサーモスタットを提供し得るものであ
る。
また、低温時に操作開路の電源スイッチを投入した場
合、リレーは瞬時の誤動作を起こすこともなく、安全な
サーモスタットが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサーモスタットの概略の回路図、第2
図は高温カットの圧力スイッチを2個用いた場合の温度
圧力と制御用端子のオン,オフの関係図で第3図は低温
カットの圧力スイッチを2個用いた場合の同様の関係図
である。 3……第1の圧力スイッチ、4……第2の圧力スイッ
チ、11……感温部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−99932(JP,A) 特開 昭58−19829(JP,A) 実開 昭58−28438(JP,U) 実開 昭58−141542(JP,U) 実開 昭61−33115(JP,U) 特公 昭51−5702(JP,B1)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度を流体の圧力に変換して感知する感温
    部と、第1の温度に対応する第1の圧力で電気回路をオ
    ンにし、且つその圧力より高い第2の温度に対応する第
    2の圧力で電気回路をオフにする常閉接点を有する第1
    の圧力スイッチと、前記第2の温度より高い温度に対応
    する第2の圧力より高い第3の圧力で電気回路をオフに
    し、第3の圧力よりも低く且つ第2の圧力よりも高い第
    4の温度に対応する第4の圧力で電気回路をオンにする
    常閉接点を有する第2の圧力スイッチと、直列接続され
    た前記第1の圧力スイッチの常閉接点と前記第2の圧力
    スイッチの常閉接点によって動作し、前記第1の圧力ス
    イッチの常閉接点に並列接続された第1の常開接点によ
    って自己保持すると同時に第2の常開接点によって負荷
    を開閉する自己保持リレーとからなり、温度が上昇する
    ときは高温の第3の温度で開路し、温度が下降するとき
    は低温の第1の温度以下で閉路することを特徴とするサ
    ーモスタット。
  2. 【請求項2】温度を流体の圧力に変換して感知する感温
    部と、第1の温度に対応する第1の圧力で電気回路をオ
    ンにし、且つその圧力より低い第2の温度に対応する第
    2の圧力で電気回路をオフにする常開接点を有する第1
    の圧力スイッチと、前記第2の温度より低い温度に対応
    する第2の圧力より低い第3の温度に対応する第3の温
    度に対応する第3の圧力で電気回路をオフにし、第3の
    圧力よりも高く且つ第2の圧力よりも低い第4の温度に
    対応する第4の圧力で電気回路をオンにする常開接点を
    有する第2の圧力スイッチと、直列接続された前記第1
    の圧力スイッチの常開接点と前記第2の圧力スイッチの
    常開接点によって動作し、前記第1の圧力スイッチの常
    開接点に並列接続された第1の常開接点によって自己保
    持すると同時に第2の常開接点によって負荷を開閉する
    自己保持リレーとからなり、温度が上昇するときは高温
    の第3の圧力で閉路し、温度が下降するときは低温の第
    3の圧力で開路することを特徴とするサーモスタット。
JP61178629A 1986-07-31 1986-07-31 サ−モスタツト Expired - Lifetime JPH0828161B2 (ja)

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JPS6337529A JPS6337529A (ja) 1988-02-18
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