JPH08280656A - 前腕用骨塩量測定装置 - Google Patents

前腕用骨塩量測定装置

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JPH08280656A
JPH08280656A JP7090790A JP9079095A JPH08280656A JP H08280656 A JPH08280656 A JP H08280656A JP 7090790 A JP7090790 A JP 7090790A JP 9079095 A JP9079095 A JP 9079095A JP H08280656 A JPH08280656 A JP H08280656A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前腕用の骨塩量測定装置において、計測位置
の特定を自動化して、煩雑さを解消し計測時間を短縮化
する。 【構成】 載置台22には計測面24の両側に複数の差
込穴30が形成されている。被検者の前腕の長さに応じ
て適当な差込穴30を選択し、その差込穴30に肘当て
32を差し込む。被検者は肘をほぼ直角に曲げた状態で
肘当て32に肘頭を当接させつつ前腕を載置台22に載
せる。ライトマーカ用光源28によるライトマーカ20
0を手首の所定位置に合わせることにより前腕長を測定
でき、それから計測位置が特定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、骨塩量測定装置におけ
る前腕位置決め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】骨塩量測定装置は、人体に対して放射線
(X線)の照射を行って、その減衰度から骨中に含有さ
れるカルシウム等の骨塩量を計測する装置であり、例え
ば骨粗鬆症の診断に利用される。
【0003】前腕用骨塩量測定装置は、肘と手首との間
の前腕、特に図5に示される橈骨10及び尺骨12を測
定対象とするものである。従来の前腕用骨塩量測定装置
は、前腕を配置する載置台の下部にX線発生器が内蔵さ
れ、一方、前腕載置台から一定距離隔てられた上方にX
線検出器が配置される。X線発生器及びX線検出器は、
対となって計測ユニットを構成し、その計測ユニットは
載置台の表面と平行に前後左右方向へスキャン可能とさ
れている。
【0004】骨塩量の測定を行う場合には、まず、被検
者は左右いずれかの腕の肘をほぼ直角に折り曲げた状態
で、前腕を載置台に置く。そして、計測ユニットが測定
個所に移動され、X線の照射及び検出により骨塩量の計
測が行われる。骨塩量の計測は、モードの選択により、
前腕全体又はある特定位置について実行される。
【0005】ある人の骨塩量の経時的変化を見る場合な
どにおいては、前腕上の所定位置に計測位置を設定する
必要がある。従来においては、図5に示されるように、
例えば尺骨の手首側先端に存在する尺骨茎状突起(手首
近傍の表皮にその***が現れているもの)14が存在す
る基準位置100と肘頭16が存在する肘頭位置102
との間の距離を前腕長Lと定義した場合、その前腕長L
を所定数分の1(例えば1/3)に内分する位置が計測
位置104として特定され、その計測位置104につい
てX線の照射及び検出が行われて経時的な骨塩量の観察
(計測)が行われる。計測位置104を特定するのは計
測条件を一致させるためで、同じ位置を数年にわたって
計測すれば、骨塩量の経年変化を調べることができる。
また、個人差を調べることもできる。
【0006】従来の前腕用骨塩量測定装置においては、
その計測位置104が人為的に指定されていた。すなわ
ち、まず、装置の付属品としての大型スケール等を利用
して前腕長Lを測定した後に、載置台上に前腕を載せ
る。ここで、載置台の上方のX線検出器近傍にはライト
マーカ用光源が配置されており、その光源からの照射光
が尺骨茎状突起14上に照射されるように、前記光源を
備えた計測ユニットをスライドさせる。なお、光源から
の照射光(ライトマーカ)は、X線が照射される位置を
示すものである。
【0007】上記操作により、装置に対して基準位置1
00が指定(入力)されることになる。上記操作に並行
して、予め設定された内分比と前腕長Lとから計測位置
104の座標(尺骨茎状突起14から計測位置104ま
での距離)が人為的に算出され、その計測位置104が
数値としてキーボードを利用して入力される。
【0008】以上の準備が整った後、尺骨茎状突起14
の存在する位置から肘頭16側へ計測ユニットが移動し
て、上記により求められた計測位置104で停止され、
骨塩量の計測が行われる。後日、再度骨塩量の計測を行
う場合や他の被検者に対して同一条件で計測を行う場合
には、上述の一連の工程が繰り返される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来装
置においては、計測位置104の特定に際して前腕長L
の測定や尺骨茎状突起14から計測位置104までの距
離の入力などを行わなければならず、煩雑であった。こ
のため、特に集団検診には不向きであった。
【0010】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、計測位置の特定(特に、前腕長
の計測)に関して自動化を図り、骨塩量測定の際に生じ
る煩雑さを軽減することにある。
【0011】また、本発明は、前腕長に個人差があって
も、また測定対象となる前腕が左であるか右であるかに
かかわらず適切に計測位置を特定することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、前腕を載置する載置台と、
前記載置台上の前腕を間に介して配置された放射線発生
器及び放射線検出器で構成される計測ユニットと、前記
計測ユニットによる計測位置をスキャンさせるための走
査機構と、を含む骨塩量測定装置において、前記載置台
に設けられ、前記前腕の肘頭に当てられる肘当てと、前
腕の手首にある外形的特徴を有する部位を基準位置とし
て指定するための基準位置指定手段と、前記肘当ての位
置及び前記基準位置に基づいて前腕長を算出する前腕長
算出手段と、所定の内分比で前腕長を内分する位置を計
測位置として算出する計測位置算出手段と、を含むこと
を特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、載置される前腕の
長手方向に沿って前記肘当ての位置を調整する肘当て位
置調整手段を有することを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、前記肘当て位置を
検出する肘当て位置検出手段を含むことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、前記載置台の端部
には、載置される前腕の長手方向に沿って肘当て固定部
が複数形成されたことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、前記肘当て固定部
は、前記載置台の左右端部にそれぞれ複数形成されたこ
とを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、前記各肘当て固定
部毎に、肘当ての存在を検出する肘当て検出器が配置さ
れたことを特徴とする。
【0018】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、被検者の前
腕がその肘頭を肘頭当てに当接させた状態で載置台上に
載置される。そして、前腕の手首にある外形的特徴を有
する部位が基準位置として指定され、前腕長算出手段が
前記肘当ての位置及び前記基準位置に基づいて前腕長を
算出する。すなわち、本発明によれば肘頭が当てられる
肘当ての位置によって、当該肘頭の位置を自動的に認識
することが可能であり、その肘当ての位置と指定された
基準位置とから容易に前腕長を算出することが可能であ
る。そして、その前腕長を所定の内分比で内分する位置
が計測位置として算出されることになる。これも自動的
に行われる。
【0019】従って、基準位置の指定のみによって直接
に前腕長の測定を行うことなく計測位置を求めることが
できるので、計測位置の特定に当たって装置をほぼ自動
化することが可能となる。そのように算出された計測位
置において放射線発生器からの放射線が照射され、前腕
を透過したX線が放射線検出器で検出され、その検出結
果から骨塩量が演算される。
【0020】以上のように、本発明によれば前腕を載置
台に載置する前に大型のスケールなどを用いる必要はな
く、また基準位置から計測位置までの長さを入力する必
要もない。従って、従来における煩雑さを大幅に軽減で
きる。
【0021】請求項2記載の構成によれば、肘当て調整
手段が設けられているので、前腕の長さが異なる子供や
大人に対して骨塩量の測定を行う場合においても計測位
置を常に適切な範囲内に収めることが可能となる。
【0022】請求項3記載の構成によれば、肘当て位置
検出手段が設けられているので、肘当てがどのような位
置に存在していてもそれを自動的に検知して前腕長を正
確に求めることが可能となる。操作者は、計測位置がお
よそ計測範囲内に収まるように肘当ての位置を調整する
だけでよく、調整された肘当ての位置は自動判定され前
腕長の算出に供される。
【0023】請求項4記載の構成によれば、肘当て位置
調整手段として載置台の端部に肘当て固定部が複数形成
されているので、いずれかの固定部に対して肘当てを固
定させることにより前腕の位置決めを的確に行うことが
できる。
【0024】請求項5記載の構成によれば、肘当て固定
部が載置台の左右端部に複数形成されているため、肘当
て固定部の位置を左右で交換することのみによって左腕
及び右腕の計測に対応できる。この場合、装置本体側で
は右側の端部に肘当て固定部がセットされた場合には、
右側前腕が計測対象であると自動認識でき、左側の端部
に肘当て固定部がセットされた場合には、左側の前腕が
計測対象であると自動認識できる。
【0025】請求項6記載の構成によれば、各肘当て固
定部毎に肘当て検出器が配置されているため、どの肘当
て固定部に肘当てが固定されているのか自動認識するこ
とが可能となり、的確な前腕長の算出が可能となる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0027】図1には、本発明に係る前腕用骨塩量測定
装置の斜視図が示されている。この前腕用骨塩量測定装
置は、X線を利用して骨中の骨塩量の計測を行う装置で
ある。
【0028】図1において、床面にローラなどを介して
設置される本体20の上面は、載置台22とされてお
り、この水平な載置台22上に被検者の前腕が載置され
る。具体的には、いずれか一方の腕を肘をほぼ直角に折
り曲げた状態で載置台22上に載せて骨塩量の計測が行
われる。載置台22の中央部にはX線を透過させる部材
で形成された計測面24が形成されている。この計測面
24の図1におけるX方向の端から端まではX線のスキ
ャン範囲に相当する。
【0029】本体20の上部には載置台22上方にせり
出したオーバーアーム26が形成されている。すなわ
ち、載置台22とオーバーアーム26との間には計測対
象である前腕を収納する空間が形成される。
【0030】本体20内部にはX線発生器が内蔵され、
一方、オーバーアーム26内にはX線を検出するX線検
出器が内蔵されている。これらX線発生器及びX線検出
器によって計測ユニットが構成され、その計測ユニット
は図1におけるX方向にスキャン可能とされている。す
なわち、本体20内部においては計測ユニットスキャン
機構によってX線発生器がX方向にスキャンされると、
これと連動してスキャン機構によってオーバーアーム2
6内のX線検出器がX方向にスキャンされる。このよう
にX線発生器とX線検出器は常に一体となってX方向に
走査される。
【0031】図1において、オーバーアーム26にはX
線検出器の近傍にライトマーカ用の光源28が配置され
ており、この光源28によってファンビーム状の照射光
(ライトマーカ)200が形成される。この照射光20
0は、その照射点がX線の照射位置を示すものであり、
上述した計測ユニットのスキャンと同様この光源28も
スキャンされる。このようなライトマーカは後述する基
準位置の指定などに利用される。なお、X線発生器で発
生されるX線はペンシルビーム状であり、X線検出器で
検出される。勿論、X線はファンビーム状でもコーンビ
ーム状でもよく、それに応じて、オーバーアーム26内
に内蔵されるX線検出器は、X線検出素子を一次元的、
もしくは二次元的に配列させたものでもよく、そのよう
な構成を採用すれば計測時間が短縮化される。さらに、
オーバーアーム26内にX線発生器を内蔵させ、他方の
本体20内部にX線検出器を内蔵させることも可能であ
る。
【0032】図1に示されるように、本実施例において
は載置台22の上面の左右端部にX方向に沿って複数の
差込穴30が形成されている。この差込穴30は、載置
台22に起立配置される肘当て32の固定手段として機
能し、その差込穴30がX方向に複数形成されているこ
とによって、肘当て32の位置調整手段が構成されてい
る。これは前腕の長さが個人間で異なるため、その前腕
の長さによらずに計測位置をほぼ中央部にセットするた
めのものである。
【0033】図4に示されるように、各差込穴30には
一対の発光素子34及び受光素子36が設けられてい
る。発光素子34の光は差込穴30の内部空間を通過し
て受光素子36にて検出されている。従って、肘当て3
2の下部に形成された突起が差込穴30に差し込まれる
と、発光素子34からの光が遮られて受光素子36にて
検出されないことになり、これによってどの差込穴30
に肘当て32が差し込まれたかを本体20側で認識する
ことが可能となる。なお、肘当て32の固定機構として
は、本実施例のものには限られず、他の係合機構などを
採用してもよい。または肘当て32をX方向にスライド
自在に構成してもよい。いずれにしても、肘当て32の
位置を検出する手段を設けることが望ましい。
【0034】本実施例では、肘当て32の当接面が単に
平面に形成されているが、例えば肘側に湾曲した凹面状
の当接面を形成してもよい。その当接面は、肘頭位置の
認識精度を向上するため、ある程度の硬さを有するのが
望ましい。
【0035】ちなみに、子供用や大人用などの複数種類
の肘当て32を用意し、被検者に応じて交換自在にして
もよい。
【0036】図2には、本実施例の前腕用骨塩量測定装
置における前腕長Lの測定原理が示されている。図2に
示されるように、本実施例では肘頭16が肘当て32に
よって位置決めされるため、まず装置側では肘当て32
の位置として肘頭16の位置を認識することが可能であ
る。また、光源28により形成されるライトマーカ20
0を尺骨茎状突起14に合致するように光源28を備え
た計測ユニットを移動させれば、装置側で基準位置10
0を認識することが可能となる。本実施例の装置では、
まず肘頭16の位置102が認識された状態で、計測面
24の一方辺24Aから肘頭位置102までの距離aが
算出され、さらに基準位置100が認識された状態で、
その基準位置100から一方辺24Aまでの距離bが算
出される。そして、これらの距離a及びbが求まった後
に、a+bが計算されこれにより前腕長Lが求められて
いる。
【0037】なお、本実施例では、図1に示されるよう
に計測面24を挟んで左右両側にそれぞれ4つの差込穴
30が形成されている。計測面24で規定される照射範
囲はある程度の幅を有するため、このような4段階調整
でほぼ全ての被検者に対して骨塩量の計測を行うことが
可能である。
【0038】上述した説明から明らかなように、本体2
0には、マイクロコンピュータなどで構成される演算制
御部が内蔵され、この演算制御部は肘当て位置の認識、
前腕長の算出、計測位置の算出、などの総合的な制御・
演算を実行する。また、この本体20には内分比メモリ
が内蔵され、その内分比メモリには複数の内分比(1/
10,1/6,1/3など)が数値として格納されてい
る。これらの内分比は、所定の選択操作によって任意に
選択することが可能である。
【0039】次に、前腕に対する骨塩量測定方法につい
て図3を用いて説明する。
【0040】まず、S101においては被検者の体型、
すなわち前腕の長さに応じて肘当て32の位置が調整さ
れる。このS101においてはおよそ前腕の大部分が計
測面24内に収まるように肘当て32の位置を調整すれ
ばよい。その際、上述した演算制御部によってどの差込
穴30に肘当て32が差し込まれたかが判断され、これ
によって肘頭の位置が自動的に特定される。
【0041】なお、本実施例では、計測面24の両側に
複数の差込穴30が形成されているため、測定対象とな
る前腕に制約はない。
【0042】S102においては、被検者により載置台
22上に前腕が載置される。具体的には、左右いずれか
の腕を前方にさし出し肘をほぼ直角に折り曲げた状態で
その前腕が載置台22上に載せられる。その場合、肘頭
を肘当て32に当接させ前腕がX方向に沿うように位置
決めされる。
【0043】次に、S103においては、操作者による
操作により計測ユニットが移動され、ライトマーカ20
0が尺骨茎状突起14を照射するようにその計測ユニッ
トが位置決めされる。すなわち、基準位置を取り込むた
めにこのような操作が行われる。
【0044】以上のS103までの工程によって肘頭位
置及び基準位置が取り込まれたので、S104では、そ
れらに基づいて前腕長Lが算出される。すなわち図2あ
るいは図5に示したように基準位置100と肘頭102
との間の距離Lが算出されることになる。
【0045】そして、S105においては、内分比メモ
リから選択的に読み出された内分比に基づいて、前腕長
Lを所定比で内分する計測位置104が算出される。具
体的には、基準位置100からの距離として計測位置1
04が特定される。
【0046】S106においては、基準位置100上に
ある計測ユニットが計測位置104まで移動され、S1
07においてX線の照射及びX線の検出が行われ骨塩量
の計測が実行される。
【0047】以上説明したように、本実施例によれば、
ライトマーカ200を前腕の手首にある外形的特徴を有
する尺骨茎状突起14に合わせるのみでほぼ自動的に計
測位置104を特定することが可能である。従って、従
来のように載置台22へ前腕を載せる前に大型スケール
などを用いて前腕長Lを計測することなどの煩雑さを解
消できる。さらに、基準位置100から計測位置104
までの距離をキーボードなどを利用して入力する必要性
もない。従って簡易な構成によって従来の問題点を大幅
に改善できる。
【0048】なお、肘当て32の位置検出方法は上述の
ものには限られず例えばスイッチ機構などを利用しても
よい。また、肘当て32が計測面24を基準として右側
に配置されたか左側に配置されたかに基づいて、計測ユ
ニットを肘当てと逆の側に予め移動させ、ライトマーカ
200を尺骨茎状突起14に最初からできるだけ近付け
るように動作させてもよい。さらに、上記実施例では尺
骨茎状突起14を基準位置を特定するための部位とした
が、他の部位を基準位置とすることもできる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前腕に対する骨塩量測定に当って、煩雑さを軽減でき、
かつ計測時間の短縮化を図ることができる。また、本発
明によれば、前腕長に個人差があっても、また測定対象
となる前腕が左であるか右であるかにかかわらず適切に
計測位置を特定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る前腕用骨塩量測定装置の斜視図
である。
【図2】 前腕長Lの測定原理を示す説明図である。
【図3】 前腕に対する骨塩量測定の工程を示すフロー
チャートである。
【図4】 肘当ての検出方法を示す説明図である。
【図5】 計測位置の特定の仕方を示す説明図である。
【符号の説明】
20 本体、22 載置台、26 オーバーアーム、2
8 ライトマーカ用光源、30 差込穴、32 肘当
て、100 基準位置、102 肘頭位置、104 計
測位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東方 弘之 東京都三鷹市牟礼6丁目22番1号 アロカ 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前腕を載置する載置台と、 前記載置台上の前腕を間に介して配置された放射線発生
    器及び放射線検出器で構成される計測ユニットと、 前記計測ユニットによる計測位置をスキャンさせるため
    の走査機構と、 を含む骨塩量測定装置において、 前記載置台に設けられ、前記前腕の肘頭に当てられる肘
    当てと、 前腕の手首にある外形的特徴を有する部位を基準位置と
    して指定するための基準位置指定手段と、 前記肘当ての位置及び前記基準位置に基づいて前腕長を
    算出する前腕長算出手段と、 所定の内分比で前腕長を内分する位置を計測位置として
    算出する計測位置算出手段と、 を含むことを特徴とする前腕用骨塩量測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 載置される前腕の長手方向に沿って前記肘当ての位置を
    調整する肘当て位置調整手段を有することを特徴とする
    前腕用骨塩量測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 前記肘当て位置を検出する肘当て位置検出手段を含むこ
    とを特徴とする前腕用骨塩量測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の装置において、 前記載置台の端部には、載置される前腕の長手方向に沿
    って肘当て固定部が複数形成されたことを特徴とする前
    腕用骨塩量測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の装置において、 前記肘当て固定部は、前記載置台の左右端部にそれぞれ
    複数形成されたことを特徴とする前腕用骨塩量測定装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の装置において、 前記各肘当て固定部毎に、肘当ての存在を検出する肘当
    て検出器が配置されたことを特徴とする前腕用骨塩量測
    定装置。
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