JPH0827752A - ガードレールの清掃方法およびその清掃車 - Google Patents

ガードレールの清掃方法およびその清掃車

Info

Publication number
JPH0827752A
JPH0827752A JP18398194A JP18398194A JPH0827752A JP H0827752 A JPH0827752 A JP H0827752A JP 18398194 A JP18398194 A JP 18398194A JP 18398194 A JP18398194 A JP 18398194A JP H0827752 A JPH0827752 A JP H0827752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
guardrail
water
brush
washing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18398194A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Shibata
忠士 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N L KIKO KK
Original Assignee
N L KIKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by N L KIKO KK filed Critical N L KIKO KK
Priority to JP18398194A priority Critical patent/JPH0827752A/ja
Publication of JPH0827752A publication Critical patent/JPH0827752A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガードレールの自動清掃化が図れ、これによ
り清掃作業の作業効率を向上できると共に、道路整備の
低コスト化が可能なガードレールの清掃方法およびその
清掃車を提供する。 【構成】 ガードレール12の表面を洗浄液により薬液
洗浄する工程と、前記薬液洗浄されたガードレール12
の表面を水洗する工程と、前記水洗されたガードレール
12の表面の水分を除去する工程とを備え、これらの工
程を、車両10の走行に伴って連続的に行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガードレールの清掃方
法およびその清掃車に係り、更に詳しくは、ガードレー
ルの自動清掃化が図れ、これにより清掃作業の作業効率
を向上できると共に、道路整備の低コスト化が可能なガ
ードレールの清掃方法およびその清掃車に関する。
【0002】
【従来の技術】道路の路肩に敷設されているガードレー
ルは、雨天日に走行する自動車が跳ね飛ばした泥水が付
着したり、雨水や雪の痕跡、大気中の埃などが付いて汚
れ易い。そこで、道路公団などでは、定期的にガードレ
ールの清掃を実施している。従来、ガードレールの清掃
作業は、作業者による完全な手作業に頼っていた。すな
わち、予め洗浄液入りのバケツと、洗浄水入りのバケツ
とを用意しておき、作業者がまず洗浄液用のスポンジを
用いて、ガードレールの表面に洗浄液を塗布しながら薬
液洗浄し、それから洗浄水用のスポンジで洗浄水による
水洗を行なった後、乾燥したスポンジや雑巾により拭き
上げるというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガードレールの清掃作業は、このように全面的に作業者
の手作業に頼っていたので、非常に手間がかかり、多数
の作業者を確保しなければならず、道路整備コストが嵩
張るという問題点があった。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、ガードレールの自動清掃化が図れ、これにより清掃
作業の作業効率を向上できると共に、道路整備の低コス
ト化が可能なガードレールの清掃方法およびその清掃車
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のガードレールの清掃方法は、ガードレールの表面
を洗浄液により薬液洗浄する工程と、前記薬液洗浄され
たガードレールの表面を水洗する工程と、前記水洗され
たガードレールの表面の水分を除去する工程とを備え、
これらの工程を、車両の走行に伴って連続的に行なうよ
うに構成されている。なお、ここでいう車両とは、駆動
部を有するトラックなどの自動車、牽引される荷車、レ
ール上を移動する移動台車なども含まれる。なお、移動
台車の場合には、ガードレールに沿ってレールを敷設し
なければならない。
【0006】また、請求項2記載のガードレールの清掃
車は、第1のブラシ駆動部を有して、洗浄液を供給しな
がら薬液洗浄する薬液ローラブラシを、薬液ブラシ移動
部により移動可能にガードレールの表面に押し当てる薬
液洗浄手段と、第2のブラシ駆動部を有して、洗浄水を
供給しながら水洗する水洗ローラブラシを、水洗ブラシ
移動部により前記薬液洗浄後のガードレールの表面に押
し当てる水洗手段と、空気圧送装置を有して、前記水洗
されたガードレールの表面の水分を、ノズル移動部によ
り移動可能な吹き出しノズルから吹き出された圧縮空気
により吹き飛ばすブロア手段とを備えるように構成され
ている。
【0007】さらに、請求項3記載のガードレールの清
掃車は、請求項2記載のガードレールの清掃車におい
て、前記薬液ブラシ移動部、前記水洗ブラシ移動部およ
び前記ノズル移動部が、それぞれエアシリンダにより車
両左側部へ伸縮可能なリンク機構を有するように構成さ
れている。
【0008】さらにまた、請求項4記載のガードレール
の清掃車は、請求項2または3記載のガードレールの清
掃車において、前記荷台の車両前方から後方へ向かっ
て、順次、前記薬液洗浄手段、前記水洗手段、前記ブロ
ア手段が搭載されるように構成されている。
【0009】
【作用】請求項1〜4記載のガードレールの清掃方法お
よびその清掃車において、車両(清掃車)の走行に伴っ
て、まず洗浄液を供給しながら、ガードレールの表面を
薬液洗浄し、次いで薬液洗浄されたガードレールの表面
に洗浄水を供給しながら水洗し、それから水洗されたガ
ードレールの表面の水分を除去する。
【0010】特に、請求項3記載のガードレールの清掃
車は、エアシリンダにより薬液ブラシ移動部、水洗ブラ
シ移動部、ノズル移動部の各リンクを伸縮させて、薬液
ローラブラシ、水洗ローラブラシまたは吹き出しノズル
を、ガードレール側へ出し入れさせる。
【0011】また、請求項4のガードレールの清掃車
は、清掃車が前進することにより、ガードレールの表面
を、薬液ローラブラシで薬液洗浄した後、水洗ローラブ
ラシで水洗し、それからガードレールの表面に付着した
水分を、吹き出しノズルから吹き出された圧縮空気によ
り吹き飛ばして仕上げる。
【0012】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係るガードレー
ルの清掃車の左側面図、図2は同ガードレールの清掃車
の平面図、図3は同ガードレールの清掃車の正面図、図
4は同ガードレールの清掃車の背面図である。
【0013】図1、2に示すように、本発明の一実施例
に係るガードレールの清掃車10は、荷台11の車両左
側(ガードレール12側)の車両前方から後方へ向かっ
て、順次、薬液洗浄手段13、水洗手段14、ブロア手
段15が搭載されたものである。以下、各手段13〜1
5を詳細に説明する。薬液洗浄手段13は、車幅方向中
央部付近に立設されて、先端部が車両左側へ折れ曲がっ
た逆L字形のスタンド16を有している。スタンド16
の先端部には、下端が荷台11の縁部まで延びた旋回ポ
スト17が軸着されており、旋回ポスト17の下側に薬
液ブラシ移動部の一例であるリンク機構18の元部が軸
着され、リンク機構18の先端部に、第1のブラシ駆動
部の一例である油圧モータ19を有して、洗浄液を供給
しながらガードレール12を薬液洗浄する薬液ローラブ
ラシ20が取り付けられている。
【0014】また、荷台11の車両前端部上には、車幅
方向に延びた油圧シリンダ21が取り付けられており、
そのロッド22の先端部が旋回ポスト17の元部の突片
23に軸着されている。油圧シリンダ21のロッド22
を出し入れさせることにより、旋回ポスト17が周方向
へほぼ90度だけ回動し、リンク機構18を介して、薬
液ローラブラシ20が荷台11の縁部上の収納位置か
ら、車両左外方のガードレール洗浄位置まで水平回動す
る。次に、図1〜3を参照してリンク機構18を詳細に
説明する。
【0015】図1、2に示すように、リンク機構18
は、旋回ポスト17の中央部および下部に、回動軸24
a、24bを介して、元部が軸着された各々左右一対ず
つの上下側の元部側リンク25、26を有している。上
下側の元部側リンク25、26の先端部は、各々左右一
対の三角プレート27の一辺側の角部に回動軸28a、
28bを介して軸着されており、また三角プレート27
の他辺側の角部には、回動軸28b、29を介して、各
々左右一対ずつの上下側の先部側リンク30、31の元
部が軸着されている。
【0016】薬液ローラブラシ20は、側面視してコの
字形の収納ケース32に水平旋回可能に軸着されてお
り、収納ケース32の背板の裏面から突出する左右一対
の傾斜片33の上下角部に、回動軸34a、34bを介
して、先部側リンク30、31の先端部が軸着されてい
る。なお、具体的な薬液ローラブラシ20の軸着構造
は、収納ケース32の上板に装着された軸受35と、下
板に装着されたロータリージョイント36との間に水平
回転可能に軸着されている。ロータリージョイント36
には、荷台11の右側後部上の薬液タンク37から延
び、途中にポンプ38が連結されたフレキシブルチュー
ブ39が接続されている。ポンプ38により薬液タンク
37内の洗浄液をフレキシブルチューブ39、ロータリ
ージョイント36を介して、薬液ローラブラシ20の多
孔質パイプ製の軸芯(図外)へ供給し、外周面に形成さ
れた多数の孔部より洗浄液を吹き出しながら、油圧モー
タ19により薬液ローラブラシ20を回転させてガード
レール12の薬液洗浄を行なう。
【0017】旋回ポスト17の元部には、垂直方向へ延
びる第1のエアシリンダ40の元部が軸着されており、
そのロッド41の先端部が、上側の元部側リンク25の
中間部付近どうしを連結する連結軸42に軸着されてい
る。連結軸42には水平方向へ延びる短尺な第2のエア
シリンダ43の元部が軸着されており、そのロッド44
の先端部が、回動軸29の中間部に元部が軸着された第
3のエアシリンダ45の中間部付近に、ピン46を介し
て軸着されている。第3のエアシリンダ45のロッド4
7の先端部は、回動軸34aの中間部に軸着されてい
る。油圧シリンダ21により、薬液ローラブラシ20を
ガードレール洗浄位置側へ回動させた後、第1〜3のエ
アシリンダ40、43、45のロッド41、44、47
を適宜長さ突出させることにより、薬液ローラブラシ2
0をガードレール洗浄位置へ移動させる。
【0018】次に、同じく図1、2を参照して前記水洗
手段14を説明する。水洗手段14は、第2のブラシ駆
動部の一例である油圧モータ48を有して、荷台11の
右側中央部に搭載された洗浄水タンク49内の洗浄水を
供給しながら水洗する水洗ローラブラシ68を、水洗ブ
ラシ移動部の一例であるリンク機構50により、薬液洗
浄後のガードレール12の表面に押し当てるものであ
り、基本構造は薬液洗浄手段13と同一であるので、同
一符号を付して説明を省略する。次にまた、図1、2、
4を参照しながら前記ブロア手段15を詳細に説明す
る。
【0019】図1、2、4に示すように、ブロア手段1
5は、荷台11の車両左側後部に立設されたスタンド5
1を有しており、スタンド51の車両左側の面に形成さ
れた上下方向へ延びる一対の長孔52から、取り付けプ
レート53の先端部が昇降可能に突出している。取り付
けプレート53は、スタンド51内に収納された油圧シ
リンダ54のロッド55を出し入れさせることにより昇
降し、取り付けプレート53の外部突出部の上下角部
に、回動軸56a、56bを介して、ノズル移動部の一
例である上下側リンク57、58の元部が軸着されてい
る。
【0020】上下側リンク57、58の先端部は、縦長
箱形の吹き出しノズル59の背板の上下端部に、回動軸
60a、60bを介して軸着されており、また取り付け
プレート53の下部には、ロッド61を出し入れさせる
ことにより、下側リンク58を回動軸56bを中心に垂
直方向へ回動させる短尺なエアシリンダ62が固着され
ている。油圧シリンダ54のロッド55を引き込ませて
取り付けプレート53を下降させ、エアシリンダ62の
ロッド61を突出させることにより、上下側リンク5
7、58を介して、収納位置にあった吹き出しノズル5
9を、車両左側の外方のガードレール洗浄位置まで移動
させる。なお、荷台11の車両左側の後部付近には、空
気圧送装置63が搭載されており、フレキシブルチュー
ブ64を介して、吹き出しノズル59に圧縮空気が供給
される。
【0021】図において、符号65は発電機、符号66
は油圧ユニット、符号67は荷台11の後部に搭載され
た警報ランプである。
【0022】続いて、本発明の一実施例に係るガードレ
ールの清掃車10を用いたガードレールの清掃方法を説
明する。図2、3に示すように、まずガードレールの清
掃車10をガードレール12側へ幅寄せし、次いで薬液
洗浄手段13側の油圧シリンダ21のロッド22と、水
洗手段14側の油圧シリンダ21のロッド22とを突出
させると共に、リンク機構18、50の各第1〜3のエ
アシリンダ40、43、45のロッド41、44、47
を突出させ、収納位置に配置された薬液ローラブラシ2
0および水洗ローラブラシ68をガードレール洗浄位置
まで移動させて、両ブラシ20、68をガードレール1
2の表面に押し当てる。また、図4に示すように、ブロ
ア手段15の油圧シリンダ54のロッド55を引き込ま
せると共に、エアシリンダ62のロッド61を突出させ
ることにより、吹き出しノズル59を、車両左側の外方
のガードレール12付近まで移動させる。
【0023】その後、それぞれのポンプ38により、薬
液タンク37内の洗浄液、洗浄水タンク49内の洗浄水
を、薬液ローラブラシ20や水洗ローラブラシ68へそ
れぞれ供給しながら、油圧モータ19、48により両液
ブラシ20、68を回転させる一方、空気圧送装置63
からの圧縮空気を吹き出しノズル59より吹き出す。そ
して、これらの状態を維持しながら、ガードレールの清
掃車10をガードレール12に沿って低速走行させて、
ガードレール12の表面を清掃する。
【0024】すなわち、ガードレールの清掃車10の走
行に伴って、まず洗浄液を吹き出しながら、ガードレー
ル12の表面を薬液ローラブラシ20により薬液洗浄
し、次いで薬液洗浄されたガードレール12の表面に、
洗浄水を吹き出しながら水洗ローラブラシ68により水
洗し、その後、水洗されたガードレール12の表面の水
分を吹き出しノズル59から吹き出された圧縮空気によ
り吹き飛ばして連続的に清掃する。これにより、従来の
ように人手に頼っていたガードレール12の清掃作業の
自動化が図れ、清掃作業の作業効率の向上や、道路整備
の低コスト化が可能になる。また、第1〜3のエアシリ
ンダ40、43、45により薬液洗浄手段13側および
水洗手段14側のリンク機構18および50を、またエ
アシリンダ61により上下側リンク57、58を回動さ
せて、薬液ローラブラシ20、水洗ローラブラシ68ま
たは吹き出しノズル59を、ガードレール12側へ出し
入れさせるようにしたので、構造が簡単で、低コストの
設備にできると共に、壊れ難くてメンテナンスがし易
い。
【0025】さらに、ガードレールの清掃車10の運転
手は、ハンドル操作し易い前進走行させれば、ガードレ
ール12の表面の清掃ができるので、道路のカーブの部
分や変形部があっても、その変化に対応した運転操作が
容易にできる。
【0026】以上、本発明を説明したが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲での設計などの変更があっても本発明に含まれ
る。例えば、実施例では、薬液ローラブラシおよび水洗
ローラブラシとして、ブラシ芯部に形成された孔より薬
液または洗浄水を流出させながらガードレールの洗浄を
行なうようにしたが、これに限定しなくても、それぞれ
のローラブラシとは別に、薬液または洗浄水の供給ノズ
ルを配備するようにしてもよい。また、実施例では、ガ
ードレールの薬液洗浄や水洗にローラブラシを用いた
が、これに限定しなくても、例えばスポンジなどその他
どのような清掃部材を用いてもよい。
【0027】さらに、実施例では、水洗されたガードレ
ールの表面の水分を除去するものとして、吹き出しノズ
ルから吹き出された圧縮空気により付着した水分を吹き
飛ばすブロア手段を示したが、これに限定しなくても、
走行中にガードレールの表面の水分を除去できる手段で
あれば、どのようなものでもよい。さらにまた、実施例
では、薬液ブラシ移動部、水洗ブラシ移動部およびノズ
ル移動部として、エアシリンダにより伸縮可能なリンク
機構を採用したが、これに限定しなくても、薬液ローラ
ブラシ、水洗ローラブラシ、吹き出しノズルを車両左側
部へ移動可能なものであれば、どのようなものでもよ
い。そして、実施例では、車両前方から後方へ向かっ
て、順次、薬液洗浄手段、水洗手段、ブロア手段を搭載
させたが、これに限定しなくても、その搭載順位は任意
でよい。ただし、その場合には、ガードレールの清掃時
において、薬液洗浄工程、水洗工程、水分除去工程を順
次行なうために、一時、車両を後退させたり、運転し難
いバック走行により清掃することになる。
【0028】前記実施例においては、薬液洗浄手段、水
洗手段、ブロア手段を車両の進行方向に対して左側に設
けたが、例えば薬液タンク、洗浄水タンクおよび発電機
を中央部に配置して、これらを車両の進行方向右側また
は左右側に設けてもよい。また、薬液タンク、洗浄タン
ク、発電機を車両の前部または後部に集中させ、前記薬
液洗浄手段、水洗手段、ブロア手段を車両の中央部に配
置し、それぞれのブラシやノズルを左右に旋回できるよ
うにしてもよい。さらに、薬液洗浄手段、水洗手段、ブ
ロア手段をスライドベース上に搭載して左右移動可能と
し、ブラシおよびノズルのアームをより効率的に構成す
るようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1〜4記載のガードレールの清掃
方法およびその清掃車は、このように車両を走行させな
がら、連続的にガードレールの表面を薬液洗浄、水洗、
さらに表面水分の除去を行なうようにしたので、ガード
レールの自動清掃化が図れ、これにより清掃作業の作業
効率を向上できると共に、道路整備の低コスト化が図れ
る。
【0030】特に、請求項3記載のガードレールの清掃
車は、エアシリンダにより薬液ブラシ移動部、水洗ブラ
シ移動部、ノズル移動部の各リンク機構を伸縮させて、
薬液ローラブラシ、水洗ローラブラシまたは吹き出しノ
ズルを、ガードレール側へ出し入れさせるようにしたの
で、構造が簡単で設備コストの低下が図れ、しかも壊れ
難くメンテナンスがし易い。
【0031】また、請求項4記載のガードレールの清掃
車は、清掃車が前進することにより、ガードレールの表
面を、薬液ローラブラシで薬液洗浄した後、水洗ローラ
ブラシで水洗し、それからガードレールの表面に付着し
た水分を、吹き出しノズルから吹き出された圧縮空気に
より吹き飛ばして仕上げるようにしたので、清掃車をガ
ードレールに沿って、ハンドル操作し易い前方へ走行さ
せるだけで、ガードレールの清掃ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るガードレールの清掃車
の左側面図である。
【図2】同ガードレールの清掃車の平面図である。
【図3】同ガードレールの清掃車の正面図である。
【図4】同ガードレールの清掃車の背面図である。
【符号の説明】
10 ガードレールの清掃車 11 荷台 12 ガードレール 13 薬液洗浄手段 14 水洗手段 15 ブロア手段 16 スタンド 17 旋回ポスト 18 リンク機構 19 油圧モータ 20 薬液ローラブラシ 21 油圧シリンダ 22 ロッド 23 突片 24a 回動軸 24b 回動軸 25 元部側リンク 26 元部側リンク 27 三角プレート 28a 回動軸 28b 回動軸 29 回動軸 30 先部側リンク 31 先部側リンク 32 収納ケース 33 傾斜片 34a 回動軸 34b 回動軸 35 軸受 36 ロータリージョイント 37 薬液タンク 38 ポンプ 39 フレキシブルチューブ 40 第1のエアシリンダ 41 ロッド 42 連結軸 43 第2のエアシリンダ 44 ロッド 45 第3のエアシリンダ 46 ピン 47 ロッド 48 油圧モータ 49 洗浄水タンク 50 リンク機構 51 スタンド 52 長孔 53 取り付けプレート 54 油圧シリンダ 55 ロッド 56a 回動軸 56b 回動軸 57 上側リンク 58 下側リンク 59 吹き出しノズル 60a 回動軸 60b 回動軸 61 ロッド 62 エアシリンダ 63 空気圧送装置 64 フレキシブルチューブ 65 発電機 66 油圧ユニット 67 警報ランプ 68 水洗ローラブラシ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガードレールの表面を洗浄液により薬液
    洗浄する工程と、 前記薬液洗浄されたガードレールの表面を水洗する工程
    と、 前記水洗されたガードレールの表面の水分を除去する工
    程とを備え、 これらの工程を、車両の走行に伴って連続的に行なうこ
    とを特徴とするガードレール清掃方法。
  2. 【請求項2】 第1のブラシ駆動部を有して、洗浄液を
    供給しながら薬液洗浄する薬液ローラブラシを、薬液ブ
    ラシ移動部により移動可能にガードレールの表面に押し
    当てる薬液洗浄手段と、第2のブラシ駆動部を有して、
    洗浄水を供給しながら水洗する水洗ローラブラシを、水
    洗ブラシ移動部により前記薬液洗浄後のガードレールの
    表面に押し当てる水洗手段と、空気圧送装置を有して、
    前記水洗されたガードレールの表面の水分を、ノズル移
    動部により移動可能な吹き出しノズルから吹き出された
    圧縮空気により吹き飛ばすブロア手段とを備えたことを
    特徴とするガードレール清掃車。
  3. 【請求項3】 前記薬液ブラシ移動部、前記水洗ブラシ
    移動部および前記ノズル移動部が、それぞれエアシリン
    ダにより車両左側部へ伸縮可能なリンク機構を有するも
    のであることを特徴とする請求項2記載のガードレール
    清掃車。
  4. 【請求項4】 前記荷台の車両前方から後方へ向かっ
    て、順次、前記薬液洗浄手段、前記水洗手段、前記ブロ
    ア手段が搭載されていることを特徴とする請求項2また
    は3記載のガードレールの清掃車。
JP18398194A 1994-07-12 1994-07-12 ガードレールの清掃方法およびその清掃車 Pending JPH0827752A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18398194A JPH0827752A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 ガードレールの清掃方法およびその清掃車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18398194A JPH0827752A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 ガードレールの清掃方法およびその清掃車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0827752A true JPH0827752A (ja) 1996-01-30

Family

ID=16145230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18398194A Pending JPH0827752A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 ガードレールの清掃方法およびその清掃車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0827752A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100855188B1 (ko) * 2007-04-12 2008-09-01 주식회사 광림 중앙분리대 청소용 도로청소차
JP2009221658A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Fujimoto Kensetsu Kogyo Kk ガードレール清掃塗装装置
ITBO20090767A1 (it) * 2009-11-26 2011-05-27 Hymach S R L Dispositivo per la manutenzione di una barriera di sicurezza stradale
KR101064605B1 (ko) * 2010-08-12 2011-09-15 율진이앤씨(주) 보행자 안전 난간대 세척장치
CN102212989A (zh) * 2010-04-02 2011-10-12 航天晨光股份有限公司 护栏清洗、路面洒水多功能作业车
CN106400719A (zh) * 2016-09-23 2017-02-15 汪涛 一种道路护栏清洗设备
CN107858969A (zh) * 2017-11-08 2018-03-30 周丐社 一种道路护栏双面清理设备
CN108867495A (zh) * 2018-09-14 2018-11-23 曾美枝 一种波形栏杆清洗车
CN110453628A (zh) * 2019-08-24 2019-11-15 廉作勇 一种小型横跨式护栏清洗车
CN110485338A (zh) * 2019-07-12 2019-11-22 徐州博导信息科技有限公司 一种城市道路隔栏节水清洗机器人
CN112211141A (zh) * 2020-11-05 2021-01-12 济南黄河路桥建设集团有限公司 多功能道路桥梁栅栏清理工具

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100855188B1 (ko) * 2007-04-12 2008-09-01 주식회사 광림 중앙분리대 청소용 도로청소차
JP2009221658A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Fujimoto Kensetsu Kogyo Kk ガードレール清掃塗装装置
ITBO20090767A1 (it) * 2009-11-26 2011-05-27 Hymach S R L Dispositivo per la manutenzione di una barriera di sicurezza stradale
CN102212989A (zh) * 2010-04-02 2011-10-12 航天晨光股份有限公司 护栏清洗、路面洒水多功能作业车
KR101064605B1 (ko) * 2010-08-12 2011-09-15 율진이앤씨(주) 보행자 안전 난간대 세척장치
CN106400719B (zh) * 2016-09-23 2018-01-16 骆世南 一种道路护栏清洗设备
CN106400719A (zh) * 2016-09-23 2017-02-15 汪涛 一种道路护栏清洗设备
CN107858969A (zh) * 2017-11-08 2018-03-30 周丐社 一种道路护栏双面清理设备
CN107858969B (zh) * 2017-11-08 2019-10-08 速达(泰州)新能源有限公司 一种道路护栏双面清理设备
CN108867495A (zh) * 2018-09-14 2018-11-23 曾美枝 一种波形栏杆清洗车
CN110485338A (zh) * 2019-07-12 2019-11-22 徐州博导信息科技有限公司 一种城市道路隔栏节水清洗机器人
CN110453628A (zh) * 2019-08-24 2019-11-15 廉作勇 一种小型横跨式护栏清洗车
CN112211141A (zh) * 2020-11-05 2021-01-12 济南黄河路桥建设集团有限公司 多功能道路桥梁栅栏清理工具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0827752A (ja) ガードレールの清掃方法およびその清掃車
US6270586B1 (en) Vehicle washing device
CN117922496A (zh) 一种自动洗车机
CN217347746U (zh) 一种全车冲洗的工程车辆洗轮机
JP3516408B2 (ja) 壁面清掃ロボット
US6287388B1 (en) Apparatus for removing dust particles from a vehicle body prior to spraying thereof
JPH07268823A (ja) 自動車道路遮音壁清掃装置
KR20090112285A (ko) 전동 계단 청소차
CN113968199A (zh) 一种360度旋转的毛刷洗车机
JPS6045452A (ja) 車両前後面洗浄装置
KR100228634B1 (ko) 침목 제조용 금형의 청소 장치
JPH0740319U (ja) 車両洗浄機
JP2522313Y2 (ja) コンテナ作業台車および自走式コンテナ洗浄台車
JPH0136680Y2 (ja)
JP2593855B2 (ja) 洗浄装置
KR200317925Y1 (ko) 도로 안전표시구조물의 청소차량
KR20020084854A (ko) 도로용 청소장치
JPH06271285A (ja) 洗浄ロボット用運搬車
CN113235499A (zh) 一种翻转式护栏清洁机器人
JPS6210205Y2 (ja)
KR200318513Y1 (ko) 세차된 차량의 수분제거 장치
JPH09309413A (ja) 洗車装置
KR100445783B1 (ko) 피세정차량의 상면부 물기 제거장치
JP2514076Y2 (ja) 洗車装置
JPS61261152A (ja) 車輛洗浄装置