JPH0827718A - アスファルトプラント - Google Patents

アスファルトプラント

Info

Publication number
JPH0827718A
JPH0827718A JP16570594A JP16570594A JPH0827718A JP H0827718 A JPH0827718 A JP H0827718A JP 16570594 A JP16570594 A JP 16570594A JP 16570594 A JP16570594 A JP 16570594A JP H0827718 A JPH0827718 A JP H0827718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aggregate
gate
storage bin
dryer
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16570594A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3543014B2 (ja
Inventor
Yoshifumi Nagasawa
吉史 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikko Co Ltd
Nikko KK
Original Assignee
Nikko Co Ltd
Nikko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikko Co Ltd, Nikko KK filed Critical Nikko Co Ltd
Priority to JP16570594A priority Critical patent/JP3543014B2/ja
Publication of JPH0827718A publication Critical patent/JPH0827718A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3543014B2 publication Critical patent/JP3543014B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉塵を多量に発生させることなく骨材貯蔵ビ
ンに残留した骨材や温度低下した骨材の再使用を図る。 【構成】 骨材加熱装置であるドライヤ1のドラム2の
中央部付近に骨材を投入する骨材中間投入部12を形成
する。そしてプラント本体16の骨材貯蔵ビン19下部
に計量ゲート26とは別に骨材抜取用ゲート27を並設
する。骨材抜取用ゲート27を骨材抜取用ゲート27の
下位に配設したスクリューコンベヤ28に連結し、その
先端部をドラム2の骨材中間投入部12に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路舗装材であるアスフ
ァルト合材を製造するアスファルトプラントに関する。
【0002】
【従来の技術】アスファルトプラントにおいては、骨材
を種別毎に貯蔵する骨材ホッパから所望の割合で骨材を
切り出し、加熱装置であるドライヤで加熱後、プラント
本体の骨材貯蔵ビンに粒径別に一次貯蔵し、製造するア
スファルト合材の配合に基づいて各種粒径の骨材を所定
量計量してミキサに投入し、溶融アスファルト等を添加
してアスファルト合材を製造している。
【0003】そして出荷終了時に骨材貯蔵ビンに骨材が
残ってしまった場合とか、出荷の時間待ち等で骨材温度
が低下してしまって貯蔵している骨材が使用不可になっ
た場合等には、骨材貯蔵ビン下部の計量ゲートを開いて
骨材貯蔵ビン内の骨材を計量槽に払い出すと共に、その
下位のミキサの下位に待機させたショベルカー等に排出
して骨材ヤードの骨材ホッパへと回収しているのが一般
的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、骨材貯
蔵ビン内の骨材を計量槽、ミキサ、ショベルカーの経路
により排出すると骨材が乾燥しているために粉塵が多量
に発散して公害上好ましくない状態となり、ヤードに戻
すと粒度のバランスがくずれるおそれがある。
【0005】また、骨材温度が低下した場合にいちいち
骨材貯蔵ビンより取り出して骨材ホッパに戻す作業は煩
わしく、温度が低下したといっても冷え切ってしまって
いない場合には、骨材ホッパに戻して骨材を冷やしてし
まうのは熱効率の点からみて好ましくない。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、骨材貯蔵ビンに
残留する骨材を粉塵の発生を極力少なくした状態で処理
すると共に、温度低下した骨材の再加熱を可能としたア
スファルトプラントを提供とすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、骨材加熱装置であるドライヤの中間部付
近に骨材を投入する骨材中間投入部を形成する一方、ド
ライヤにより加熱された加熱骨材を粒径毎に貯蔵する骨
材貯蔵ビンの下部に、骨材計量用の計量ゲートとは別に
骨材を抜き出す骨材抜出用ゲートを並設し、該骨材抜出
用ゲートを骨材抜出ゲートの下位に配設した骨材移送手
段に連結すると共に、該骨材移送手段の先端部をドライ
ヤの中間部付近に形成した前記骨材中間投入部に連結し
たことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明のアスファルトプラントによれば、骨材
貯蔵ビンに骨材が残留した場合には、その時点でプラン
ト外に排出せず、次回の出荷時に骨材貯蔵ビンの下部に
配設した骨材抜出用ゲートより骨材を抜き出し、骨材移
送手段を介してドライヤの骨材中間投入部よりドライヤ
に還元し、ドライヤにより再加熱して骨材貯蔵ビンに再
度貯蔵して使用するようにする。
【0009】また、出荷待ちのために骨材貯蔵ビン内の
骨材温度が低下した場合も同様に、骨材抜出用ゲートよ
り骨材を抜き出し、骨材移送手段を介してドライヤの骨
材中間投入部よりドライヤに還元し、ドライヤにより再
加熱して骨材貯蔵ビンに再度貯蔵して使用する。
【0010】このようにして外部に骨材を出さずに再度
加熱処理をして再使用することにより、粉塵の発生を防
止すると共に、骨材貯蔵ビン内での温度低下にも迅速に
対処することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0012】1は骨材を加熱するドライヤであって、該
ドライヤ1は内周部に多数の掻き上げ羽根(図示せず)
を周設した円筒状のドラム2を機台3上に回転自在に傾
斜支持し、駆動装置(図示せず)により所定の速度で回
転させており、ドラム2の一端部のホットホッパ4に配
設したバーナ5よりドラム2内に熱風を送り込む一方、
他端部のコールドホッパ6に連結した排気煙道7末端の
排風機(図示せず)で排気ガスを吸引することによって
ドラム2内を通過する高温のガス流を維持している。
【0013】また、ドラム2の中央部付近には図2に示
すようにドラム2の周壁に透孔8を穿設し、それをカバ
ー体9により包囲すると共に、カバー体9内には透孔8
を臨むドラム外周壁に案内シュート10を配設してい
る。そしてカバー体9には骨材投入シュート11を配設
して骨材中間投入部12を形成し、骨材中間投入部12
に投入された骨材はカバー体9の案内シュート10によ
りすくい上げられて透孔8よりドラム2内に供給される
ようになっている。
【0014】一方、ベルトコンベヤ13によってドラム
2内に送り込まれた骨材は、掻き上げ羽根で掻き上げな
がらドラム2内を転動流下する間に高温ガス流と接触
し、所望の温度まで昇温されてホットホッパ4に配設し
た排出部14より排出される。
【0015】ドラム2より排出された骨材はバケットエ
レベータ15によってプラント本体16上部まで持ち上
げられ、排出シュート17を滑り落ちて振動篩18に投
入され、篩い分けられて粒径毎に骨材貯蔵ビン19に貯
蔵される。
【0016】プラント本体16上部の骨材貯蔵ビン19
の下位には、骨材を計量する骨材計量槽20、石粉エレ
ベータ21により搬送した石粉を貯蔵する石粉貯蔵ビン
22、石粉計量槽23、溶融したアスファルトを計量す
るアスファルト計量槽24及びミキサ25が配設してあ
り、所定量の材料を計量混合してアスファルト合材を製
造するようになっている。
【0017】そして、前記骨材貯蔵ビン19の下部には
図3に示すように骨材計量槽20に骨材を払い出す計量
ゲート26と骨材貯蔵ビン19より骨材を抜き取る骨材
抜取用ゲート27を配設してあり、骨材抜取用ゲート2
7の下位には骨材の移送手段であるスクリュウコンベヤ
28を配設し、該スクリュウコンベヤ28と前記骨材抜
取用ゲート27とを連結している。
【0018】スクリュウコンベヤ28の先端部は前記ド
ラム2の中央部付近に配設した骨材中間投入部12の骨
材投入シュート11に連結して骨材抜取用ゲート27よ
り抜き出した骨材をドラム2の中間部付近よりドラム2
内に投入可能にしている。
【0019】更に、スクリュウコンベヤ28の途中には
骨材取り出し用の骨材取出用ゲート29と骨材取出シュ
ート30を配設している。
【0020】しかして、アスファルト合材の出荷が終了
して骨材貯蔵ビン19に骨材が残留した場合には、従来
は取り出して骨材ホッパに回収していたが、本アスファ
ルトプラントでは次回の出荷まで骨材貯蔵ビン19に貯
蔵しておき、次回の出荷時にドライヤ1の稼動と共にス
クリュウコンベヤ28を駆動し、骨材貯蔵ビン19の骨
材抜取用ゲート27を開放して骨材貯蔵ビン19内の骨
材をドライヤ1の中央部付近に配設した骨材中間投入部
12よりドラム2内に送り込む。そしてドライヤ1によ
り加熱された骨材をバケットエレベータ15によりプラ
ント本体16上部に持ち上げて再度振動篩18により篩
い分けて粒径毎に骨材貯蔵ビン19に貯蔵して再使用す
るのである。
【0021】また、出荷待ち等で骨材貯蔵ビン19内の
骨材温度が低下した場合には、前記と同様にスクリュウ
コンベヤ28を駆動すると共に骨材抜取用ゲート28を
開放して温度の低下した骨材をドライヤ1に送り込み加
熱した後に再びプラント本体16に持ち上げて骨材貯蔵
ビン19に貯蔵して使用するのである。
【0022】なお、骨材貯蔵ビン19内を空にするとき
はスクリュウコンベヤ28の途中に配設した骨材取出用
ゲート29から骨材取出シュート30を介して外部にと
りだすことができる。
【0023】このように、骨材貯蔵ビン19内に骨材が
残留したり、また骨材温度が低下した場合には、特に骨
材を取り出す必要がなければ粉塵を多量に発生させるこ
となくプラント内を循環させて再使用することができて
公害上好ましいものとなっている。また温度低下分のみ
について再加熱するだけで良いので熱効率の向上が期待
できる。
【0024】更に図4に示すように骨材貯蔵ビン19の
上方にはレベル計31を、また下方に温度計32等を配
設し、レベル計31により骨材の上限貯蔵量を検出する
と骨材抜取ゲート27を開放して骨材取出シュート30
より外部に排出させて従来のオーバフロー管を省略する
ことも可能である。また温度計32により骨材温度を検
出させて温度低下時には自動的に再加熱の操作をさせる
ようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明に係るアスファルト
プラントにあっては、プラント本体16の上部に配設し
た骨材貯蔵ビン19に計量ゲート26とは別に骨材抜取
用ゲート27を並設すると共に、骨材抜取用ゲート27
を骨材移送用のスクリューコンベヤ28に連結し、更に
スクリューコンベヤ28の先端部をドラム2の中央部付
近に配設した骨材中間投入部12に連結したので、出荷
終了時に骨材貯蔵ビン19に骨材が残留したり、また骨
材貯蔵ビン19内の骨材温度が低下したりしても従来の
ように骨材を外部に取り出すことなく再度ドライヤで加
熱して再使用することができ、再使用をするために多量
の粉塵を発散させずに済み、公害上好ましい状態にでき
る利点を有する。また温度低下により再加熱する場合に
は温度低下分のみ加熱すれば良いので熱効率の向上が期
待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアスファルトプラントを示す一部省略
正面図である。
【図2】図1のA−A線の一部を省略した拡大断面図で
ある。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図1に各種センサを取り付けた場合を示す説明
図である。
【符号の説明】
1…ドライヤ 2…ドラム 12…骨材中間投入部 16…プラント本体 19…骨材貯蔵ビン 27…骨材抜取用ゲ
ート 28…スクリュウコンベヤ(骨材移送手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】骨材加熱装置であるドライヤの中間部付近
    に骨材を投入する骨材中間投入部を形成する一方、ドラ
    イヤにより加熱された加熱骨材を粒径毎に貯蔵する骨材
    貯蔵ビンの下部に、骨材計量用の計量ゲートとは別に骨
    材を抜き出す骨材抜出用ゲートを並設し、該骨材抜出用
    ゲートを骨材抜出用ゲートの下位に配設した骨材移送手
    段に連結すると共に、該骨材移送手段の先端部をドライ
    ヤの中間部付近に形成した前記骨材中間投入部に連結し
    たことを特徴とするアスファルトプラント。
JP16570594A 1994-07-19 1994-07-19 アスファルトプラント Expired - Fee Related JP3543014B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16570594A JP3543014B2 (ja) 1994-07-19 1994-07-19 アスファルトプラント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16570594A JP3543014B2 (ja) 1994-07-19 1994-07-19 アスファルトプラント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0827718A true JPH0827718A (ja) 1996-01-30
JP3543014B2 JP3543014B2 (ja) 2004-07-14

Family

ID=15817495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16570594A Expired - Fee Related JP3543014B2 (ja) 1994-07-19 1994-07-19 アスファルトプラント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3543014B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102535309A (zh) * 2012-03-02 2012-07-04 福建南方路面机械有限公司 一种沥青混凝土成品料仓放料门
CN108342948A (zh) * 2018-04-27 2018-07-31 邹晨 一种首拌即出成品黑料的沥青搅拌站控制***及其控制方法
JP2020158978A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 日本道路株式会社 アスファルトプラントおよびアスファルト合材の生産方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102535309A (zh) * 2012-03-02 2012-07-04 福建南方路面机械有限公司 一种沥青混凝土成品料仓放料门
CN102535309B (zh) * 2012-03-02 2015-02-04 福建南方路面机械有限公司 一种沥青混凝土成品料仓放料门
CN108342948A (zh) * 2018-04-27 2018-07-31 邹晨 一种首拌即出成品黑料的沥青搅拌站控制***及其控制方法
CN108342948B (zh) * 2018-04-27 2024-03-15 邹晨 一种首拌即出成品黑料的沥青搅拌站控制***的控制方法
JP2020158978A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 日本道路株式会社 アスファルトプラントおよびアスファルト合材の生産方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3543014B2 (ja) 2004-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8506155B2 (en) Pre-aggregate drying method and energy efficient asphalt plant
EP2657404A2 (en) Apparatus and method for the drying of particulate material
JP2007031035A (ja) 高温粉体供給装置
JPH0827718A (ja) アスファルトプラント
GB2458975A (en) Handling aggregate in an asphalt plant
JP4344470B2 (ja) アスファルト混合物の製造方法
GB2485229A (en) Apparatus for drying particulate materials
JP2000186307A (ja) 再生骨材を用いたアスファルト材料製造装置
JP4362215B2 (ja) アスファルト混合物の製造方法
JP2002129515A (ja) アスファルトプラント
JP5403795B2 (ja) アスファルトプラント
JP2005226223A (ja) アスファルトコンクリートの製造方法およびアスファルトコンクリートの製造装置
JP2001090017A (ja) アスファルトプラント
JP2984172B2 (ja) アスファルト合材製造の中継プラント
JPH0452247Y2 (ja)
JPH0250241B2 (ja)
JPH0330410Y2 (ja)
JP2022172547A (ja) アスファルトプラント
US2904942A (en) Method of and apparatus for making dry packaged concrete
JP4172900B2 (ja) アスファルトプラント
JPS6237163B2 (ja)
JP2002146715A (ja) アスファルトプラント
JPS6129765Y2 (ja)
JPS63138005A (ja) アスフアルトプラント
JPH05171615A (ja) 廃材の混合方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040322

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040405

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120409

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees