JPH08275485A - ハイブリッド形ステッピングモータ - Google Patents

ハイブリッド形ステッピングモータ

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JPH08275485A
JPH08275485A JP9597195A JP9597195A JPH08275485A JP H08275485 A JPH08275485 A JP H08275485A JP 9597195 A JP9597195 A JP 9597195A JP 9597195 A JP9597195 A JP 9597195A JP H08275485 A JPH08275485 A JP H08275485A
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pole
stator
magnetic
pitch
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Koki Isozaki
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 磁極数を増大しないで多相化を可能にし、複
雑な駆動回路を形成しないで高分解能で高精度のハイブ
リッド形ステッピングモータを提供する。 【構成】 励磁用のコイル4を嵌合した磁極3A、3B
の各先端には所定数の極歯を形成した第1の単位固定子
SAと、これと同一構造の第2の単位固定子SBとを相
互に磁極ピッチの1/2回転偏位して固定した固定子S
と、外周全縁に極歯を形成した第1の回転子磁極10A
Aと、これと同一構造の第2の回転子磁極10ABを、
極歯ピッチの1/2回転偏位し、軸方向に着磁した永久
磁石9を挟持して第1の単位固定子SAの磁極に対向す
るように構成した第1の回転子RAと、これと同一構造
の第2の回転子RBを第1の回転子RAに対して極歯ピ
ッチの1/4回転偏位し、非磁性体11を挟んで構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプリンタ、高速
ファックス、PPC用複写機用等の高速運転で精密な位
置決め機能等を必要とするOA機器等に最適な高分解能
のハイブリッド形(永久磁石形)ステッピングモータに
関する。
【0002】
【従来の技術】永久磁石形ステッピングモータに、可変
リラクタンス形ステッピングモータの構造を組み合わせ
たハイブリッド形ステッピングモータは高精度、高トル
ク、小ステップ角が得られるが、従来のハイブリッド形
ステッピングモータは図10、図11に示すような構造
になっている。各図には、上述したステッピングングモ
ータ(以下モータと略称する)の1例を一部を断面にし
て示していて、図10は縦断正面図、図11は図10の
X−X′断面図である。図10、図11において、21
は円筒状のケーシングであって、ケーシング21は磁性
体によって成型したヨーク22と一体に結合されてい
る。ヨーク22の内方向には、このモータの構造特性に
対応した所定数の磁極23が等しいピッチで求心状に形
成されている。各磁極23には磁極23を順次磁化する
ためのコイル24が嵌合されている。また、各磁極23
の先端部には、このモータの構造特性に対応した数の極
歯23aが等しいピッチで形成されている。一般に、ヨ
ーク22と磁極23とは、一枚の磁性体板からプレスの
打抜きにより成型し成型板を所定枚数積層して、コイル
24を嵌合して固定子を形成している。
【0003】ケーシング21の両端にはエンドカバー2
5、26が一体に結合されている。エンドカバー25、
26の中央部には夫々に軸受27a、27bが嵌合さ
れ、1対の軸受27a、27bは回転軸28を回転自在
に軸支している。回転軸28には、軸方向に着磁された
永久磁石29が嵌合し固定されている。永久磁石29は
円盤状の第1の回転子磁極と第2の回転子磁極である2
個の回転子磁極30A、30Bによって挟持されてい
る。第1、第2の回転子磁極30Aと30B夫々の外周
には、固定子の磁極23に形成した極歯23aの形状と
ピッチに対応した形状とピッチで、極歯30aを形成し
ており、第1の回転子磁極30Aの極歯30aと第2の
回転子磁極30Bの極歯30aとは、相互に極歯を形成
するピッチの1/2ずらして結合されている。一般に、
回転子の磁極も一枚の磁性体板からプレスの打抜きによ
り成型し、成型板を所定枚数積層して回転子を形成して
いる。上述の構成のモータは固定子のコイル24に順次
所定の順序で通電することによって、固定子の各極歯2
3aが順次回転磁化される。従って、この固定子の各極
歯23aと永久磁石29によって磁化されている回転子
の各極歯30aとの相互作用により、固定子の各極歯2
3aの回転磁化とコイル24に対する通電の停止によっ
て回転子は回転し、また、停止する。
【0004】図12には、従来の6相モータのコイルを
モノファイラ(ユニファイラ)巻にし、12本のリード
線を引出した結線例を示している。同図の上部に付した
番号は固定子の所定の磁極を1とし、順次隣の磁極に対
して数値を1ずつ加えながら2〜24と付し、電流は各
入力端子A、A′間、B、B′間、C、C′間、D、
D′間、E、E′間、F、F′間に流れるように図13
に示すように順次印加される。なお、図13は、図12
に記した結線における1相励磁の場合の各入力端子に供
給される励磁電流の波形を示す励磁シーケンスである。
図13において、縦方向には引出線に対して励磁電流を
流す引出線の組別を記し、横方向には励磁ステップを記
している。また、各横方向の欄に記す上側の四辺形は、
その引出線の所定方向に電流を流すことを示し、下側の
四辺形は上記とは反対方向に電流を流すことを示してい
る。即ち、ステップ1には図12に記した固定子の磁極
1、13を同相に、磁極7、19は逆相になるように各
磁極のコイルを直列結線した引出線の各入力端子A−
A′に電流を流す。また、ステップ2には、固定子の磁
極2、14を同相に、磁極8、20は逆相になるように
各磁極のコイルを直列結線した引出線B−B′に電流を
流すようにする。以下、同様にステップ6まで電流を流
し、ステップ7からステップ12までは各引出線に対し
て、上記とは逆方向に順次電流を流して固定子の各磁極
を励磁する。コイルに対して順次パルス電流を流すの
で、固定子の磁極に現れる磁気極性が回転し、対応する
回転子の磁極を吸引してモータの回転軸28は回転す
る。上記のものと類似構造に構成された同期誘導電動機
に関するものが、米国特許第3206623号公報に開
示されている。同公報に記載の同期誘導電動機は、コイ
ルを嵌合し先端部に等ピッチで極歯を設けた磁極を、内
部に向けて放射状に形成した環状の電極構造体である2
個の同一構造である固定子と、軸方向に着磁した永久磁
石と、この永久磁石の両側に外周に等ピッチで極歯を設
けたエンドキャップ(磁極板)により形成して回転軸に
構成させ、相互の磁気的結合を遮蔽した2個の同一構造
の回転子と、を対向して構成し、さらに、永久磁石の両
側に形成したエンドキャップ(磁極板)同士の極歯の相
互位置関係は極歯を構成する1/2ピッチずらしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
構成によるハイブリッド形ステッピングモータのステッ
プ角θは下記(4)式によって示される。 θ=360°/2×M×Z・・・・・・・・・(4) 但し、(4)式に示すMは固定子の相数、Zは回転子の
極歯の数である。従って、ステップ角が微小なモータを
得ようとすると、相数を多くするか、回転子の極歯の数
を多くしなければならない。例えば、3相のハイブリッ
ド形ステッピングモータで回転子の極歯の数が50の場
合のステップ角は上記(4)式からθ=360°/2×
3×50=1.2°となる。
【0006】ところで、回転子は前述したように一般に
プレスの打抜きにより成型しているので、回転子の極歯
の数はプレス型の精度能力によって決まる。従って、極
歯の数は無制限に多くすることはできない。回転子の極
歯の数を押さえてステップ角を小さくする、即ち、極歯
の数をそのままでモータ(ステッピングモータ)の分解
能を倍増するには、例えば3相のモータならば6相にす
るように相数を増加すれば良い。しかし、従来のモータ
構造であると6相のモータを得るには、固定子には24
極の磁極が必要であった。ヨークの直径を同一のまま磁
極の数を増大させると、スロット面積が小さくなるの
で、コイルの断面積が小さくなって必要な銅量がとれな
くなってしまうという問題があった。そのために、所望
される分解能のモータを得ようとすると大型にする必要
があった。また、磁極の数が多くなるのでコイルの数も
増加しコイルの巻線工数等が増大するので作業効率が下
がり、コストアップの原因にもなっていた。また、固定
子のコイルに流す電流を階段状に変化させるマイクロス
テップ駆動という方法がある。しかし、このマイクロス
テップ駆動方法によると、回転子の静止位置は各相に流
れる電流の相対値で決まるので、コイルに流す電流値の
ばらつき、スイッチ素子の特性のばらつき等が原因して
精度の良い分解能を得ることが困難であった。また、米
国特許第3206623号公報に開示のものは、同一構
造の固定子と回転子とを軸方向に連結した誘導同期電動
機であって、従来の誘導同期電動機よりも大なるトルク
(2倍のトルク)を得ようとするものである。しかし、
上記米国特許公報に記載の技術を適用した電動機はステ
ッピングモータと同様にパルス電源による駆動も可能で
あるが、分解能が低く精度の良い回転を得ることはでき
ない。本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決
し、磁極数を増大しないで多相化を可能にし、よって、
モータのサイズを大きくすることもなく、また、複雑な
駆動回路を形成しないで高分解能で高精度のハイブリッ
ド形ステッピングモータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に基づくハイブリ
ッド形ステッピングモータにおいては、当該固定子の内
周に求心状で等ピッチに夫々が励磁用のコイルを嵌合し
た2個の磁極を形成し、夫々の磁極の先端には、所定数
の極歯を形成した第1の単位固定子と、この第1の単位
固定子と同一構造の第2の単位固定子とを相互に磁極ピ
ッチの1/2回転偏位して固定した固定子と、この固定
子の極歯に対応して外周全縁に極歯を形成した第1の回
転子磁極と、この第1の回転子磁極と同一構造の第2の
回転子磁極を、第1の回転子磁極に対して極歯ピッチの
1/2回転偏位し、軸方向に着磁した永久磁石を挟持し
て第1の単位固定子の磁極に対向するように構成した第
1の回転子と、この第1の回転子と同一構造の第2の回
転子を第1の回転子に対して極歯ピッチの1/4回転偏
位し、非磁性体を挟んで第2の単位固定子の磁極に対向
するように構成した第2の回転子とを回転軸に結合する
ように構成した。上述した固定子の磁極ピッチと回転子
の磁極ピッチとを、下記(1)式を満足するように形成
するのが望ましい。 τS=τR・・・・・・・・・・・・・・・・(1) 但し、上式でτSは固定子の磁極ピッチ、τRは固定子
の磁極ピッチである。また、固定子の磁極ピッチと回転
子の磁極ピッチとを、下記(2)式及び(3)式を満足
するように形成するのが望ましい。 τS=360°/(Z±2)・・・・・・・・(2) τR=360°/Z・・・・・・・・・・・・(3) さらに、任意の固定子の磁極とこの固定子の磁極と18
0°の位置にある固定子の磁極夫々のコイルを同時に励
磁した場合に、両磁極が同極になるように各コイルを形
成するのが望ましい。
【0008】
【作用】上記構成において、固定子の磁極の数を増大す
ることなく多相ステッピングモータとしての機能が発揮
される。従って、小型で精度の良い高分解能のステッピ
ングモータが得られる。この場合、これらの小型、高精
度、高分解能の機能は上記(1)式又は(2)式及び
(3)式を満足することにより、さらに確実に発揮され
る。また、上記のように各磁極のコイルを形成すると励
磁回路の構成が容易になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明に基づき形成したハイブリ
ッド形ステッピングモータの縦断正面図、図2は図
(1)のX−X′方向の断面を示している。図1及び図
2において、1はケーシングであって、ケーシング1は
その内部に第1及び第2の単位固定子SAとSBが結合
されて構成される固定子Sが設けられている。第1の単
位固定子SAは、ヨーク部2でケーシング1とは一体に
結合されている。ヨーク部2の内方向には、このモータ
の構造特性に対応した所定数の磁極3Aが等しい角度間
隔で求心状に形成されている。各磁極3Aには詳細を後
述するように電流を流して所定の方向に順次磁化するた
めのコイル4が装着されている。磁極の間隔は、各磁極
が円周上に配列されているため、そのピッチは計測する
半径位置で変化する。磁極の角度間隔は一定であってピ
ッチに換算でき、また、ピッチは一般的な用語なので、
以降の説明では便宜上、角度間隔をピッチと称して説明
する。従って、数値としてピッチを表現する場合は角度
を単位とする。図2には、コイルを象徴的に記し、巻方
向を示すために・マークと×マークを記し、例えば、×
マーク側から電流を流せば、・マーク側に流出されるこ
とを示している。同図に示すように、巻いたコイルに同
一方向に電流を流すと、180°ずれた位置にある磁極
は同一極性に励磁される。また、各磁極3Aの先端部に
は、このモータの構造特性に対応した数の極歯3aが等
しい角度間隔で形成されている。極歯も上述した磁極と
同様なので、以降の説明では極歯の角度間隔をピッチと
称して説明し、数値としてピッチを表現する場合は角度
が単位となる。第2の単位固定子SBは第1の単位固定
子SAと同一の構造に構成され、第1の単位固定子SA
とは磁極ピッチの1/2の角度回転偏位させてケーシン
グ1に結合されている。なお、第2の単位固定子の磁極
を3Bと付す。なお、第1の単位固定子SAと第2の単
位固定子SBとで、このモータの全固定子を形成してい
る。また、従来のモータと同様、ヨーク部2と磁極3
A、3Bとは一体に形成されて磁性体板からプレスの打
抜きにより成型し、詳細を後述するように成型板を所定
枚数積層し、コイル4を嵌合して夫々の単位固定子を形
成すれば良い。
【0010】ケーシング1の両端にはエンドカバー5、
6が一体に結合されている。エンドカバー5、6の中央
部には夫々に軸受7a、7bが嵌合され、1対の軸受7
a、7bは回転軸8を回転自在に支承している。回転軸
8には、第1の単位固定子SAに対向させた位置に第1
の単位固定子SAの内面に対して所定の間隙を設けて第
1の回転子RAが結合されており、また同様に第2の単
位固定子SBには第2の回転子RBが結合されている。
第1の回転子RAは、第1、第2の回転子磁極10A
A、10ABと、これらの回転子磁極の中間に配置され
る軸方向に着磁された永久磁石9とにより構成される。
第1、第2の回転子磁極10AAと10AB夫々の外周
には第1の単位固定子の磁極3Aに形成した極歯3aの
形状とピッチに対応させた所定の形状とピッチで極歯1
0aを形成しており、第1の回転子磁極10AAの極歯
10aと第2の回転子磁極10ABの極歯10aとは極
歯を形成するピッチの1/2の角度回転偏位させて結合
されている。第2の回転子RBも、第1の回転子RAと
同様に、第1、第2の回転子磁極10BA、10BB及
び永久磁石9により構成され、各回転子磁極の極歯の形
成状態は第1の回転子RAと同一である。なお、第1の
回転子RAの極歯10aに対して第2の回転子RBの極
歯10aは極歯を形成するピッチの1/4の角度回転偏
位させて結合されている。この場合、回転子も一枚の磁
性体板からプレスの打抜きにより成型し、成型板を所定
枚数積層して各回転子磁極を形成すれば良い。上述した
回転子側の磁極のピッチ、極歯のピッチも、各磁極、極
歯が円周上に配列されているため、計測する半径位置で
変化する。従って、回転子側についても前述した固定子
側の場合と同様に、以降の説明では、角度間隔をピッチ
と称して説明する。
【0011】次に、図3を参照して固定子の作成方法の
例を説明する。固定子は図3に示すように円形のヨーク
部2内部に所定数の磁極3A、3Bを等ピッチで求心状
に形成した磁性材板(以下固定子鉄板と称す)SPを所
定枚数極歯が重なるように積層して第1の単位固定子S
A及び第2の単位固定子SBの各コア部を構成する。各
磁極3A、3Bの先端部には夫々所定数の極歯3aが等
ピッチで形成されている。なお、この極歯は等ピッチで
なくとも良い。第1の単位固定子SA及び第2の単位固
定子SBの各コア部は、図1、図2に示したように所定
巻数で同一方向に巻き回したコイルを装着してケーシン
グ1に固定する。
【0012】図4は、前述した各回転子の極歯の相互位
置関係を示し、第1の単位固定子SAに対向して構成し
た第1の回転子RA及び第2の単位固定子SBに対向し
て構成した第2の回転子RB夫々に形成した極歯の位置
関係を拡大して示すものである。第1の回転子RAと第
2の回転子RBは同一構造である。即ち、図4には、第
1の回転子RAの第1の回転子磁極10AAの極歯10
a及び第2の回転子磁極10ABの極歯10aと、第2
の回転子RBの第1の回転子磁極10BAの極歯10a
及び第2の回転子磁極10BBの極歯10aを夫々示し
ている。従って、永久磁石9の極性によって、第1の回
転子RAの第1の回転子磁極10AAと第2の回転子R
Bの第1の回転子磁極10BAの各極歯10aには、い
ずれもN極が、第1の回転子RAの第2の回転子磁極1
0ABと第2の回転子RBの第2の回転子磁極10BB
の各極歯10aにはいずれもS極が現れる。同図に示す
ように、同一磁極の極歯のピッチをτRとすると、第1
の回転子RAの第1の回転子磁極10AAの極歯10a
の中心部と第2の回転子磁極10ABの極歯10aの中
心部とのピッチはτR/2となる。また、第2の回転子
RBにおいても、第1の回転子磁極10BAの極歯10
aの中心部と第2の回転子磁極10BBの極歯10aの
中心部とのピッチはτR/2である。また、第1の回転
子RAの第1の回転子磁極10AAの極歯10aの中心
部と、第2の回転子RBの第1の回転子磁極10BAの
極歯10aの中心部との偏位角度はτR/4である。
【0013】図5には、本発明に基づいて構成した6相
のハイブリッド形ステッピングモータを例としてモータ
の固定子と回転子との相互関係状況を示している。同図
に示すθSは、第1、第2の各単位固定子SAとSB夫
々の磁極ピッチの1/2を示しており、図同(A)は固
定子の極歯間のピッチτSと回転子の極歯間のピッチτ
Rとが下記(1)式に等しい場合、同図(B)は固定子
の極歯間のピッチτSと回転子の極歯間のピッチτRと
の関係が下記(2)式及び(3)式で表わされ、τS>
τRの場合を示している。 τS=τR・・・・・・・・・・・・・・・・・(1) τS=360°/(Z±2)・・・・・・・・・(2) τR=360°/Z・・・・・・・・・・・・・(3) 但し、Zは1個の回転子磁極に形成した極歯の数であ
る。図5(A)、(B)において、3A1、3A2は、夫
々360°/6のピッチで形成された第1の単位固定子
SAの6個の磁極の内の2個の磁極を示しており、3B
1は、夫々360°/6のピッチで形成された第2の単
位固定子SBの6個の磁極の内の1個の磁極を示してい
る。従って、各磁極の形成ピッチ(磁極間角度)θSは
360°/12に等しい。また、3Aa1は第1の単位
固定子SAの磁極3A1の中央部の極歯、3Aa2は磁極
3A1に隣接する磁極3A2の中央部の極歯、3Ba1
磁極3A1に隣接する位置関係にある第2の単位固定子
SBの磁極3B1の中央部の極歯である。また、10A
Aa1は、第1の単位固定子SAの磁極3A1を励磁する
ことによって、第1の回転子RAの第1の回転子磁極1
0AAの極歯10aのうち、第1の単位固定子SAの磁
極3A1の極歯3Aa1と同一位置に位置した状態の極歯
を示し、10BAa1は、上述した極歯10AAa1から
偏位角度τR/4にある第2の回転子RBの第1の回転
子磁極10BAの極歯である。また、10BAajは、
第2の回転子RBの第1の回転子磁極10BAの極歯1
0aのうち、上述した状態における第2の固定子SBの
前述した磁極3B1の極歯3Ba1に最も近い位置にある
極歯を示し、10AAajは、上述した極歯10BAaj
から偏位角度τR/4にある第1の回転子RAの第1の
回転子磁極10AAの極歯である。また、10AAan
は、上述の条件における第1の回転子RAの第1の回転
子磁極10AAの極歯10aのうち、第1の単位固定子
SAの磁極3A2の極歯3Aa2に最も近い位置にある極
歯を示し、10BAanは、上述した極歯10AAan
から偏位角度τR/4にある第2の回転子RBの第1の
回転子磁極10BAの極歯である。
【0014】本構成においては、上述した状態におい
て、図5(A)、(B)いずれの場合も、第2の単位固
定子SBの1番目の磁極3B1の極歯3Ba1と第2の回
転子RBの第1の回転子磁極10BAの極歯10BAa
jとの偏差角度が−τR/12(図においては角度の方
向を示すために図におけるセンターから左方向は正の符
号を、また右方向のものを負の符号−を付す)になるよ
うに設定している。従って、図に示す第2の単位固定子
SBの1番目の磁極3B1の極歯3Ba1と第1の回転子
RAの第1の回転子磁極10AAの極歯10AAaj
の偏位角度はτR/6に、第1の単位固定子SAの2番
目の磁極3A2の極歯3Aa2と第1の回転子RAの第1
の回転子磁極10AAの極歯10AAanとの偏位角度
は2τR/6、即ちτR/3に、第1の単位固定子SA
の2番目の磁極3A2の極歯3Aa2と第2の回転子RB
の第1の回転子磁極10BAの極歯10BAanとの偏
位角度はτR/12になる。即ち、図5(A)、(B)
いずれの場合にも、次に第2の単位固定子SBの1番目
の磁極3B1を励磁すると、第2の回転子RBの第1の
回転子磁極10BAの極歯10BAajが吸引されてτ
R/12回転する。以下後述するように順次第1の単位
固定子SAの磁極と第2の単位固定子SBの磁極を励磁
することによってτR/12ずつ歩進する。即ち、τR
/12がステップ角になる。
【0015】図6に、本発明に基づき製作したモータの
特性例として、固定子の磁極を線対称にした場合におい
て、回転子の極歯の数を下記(5)式、又は(6)式を
満足する条件で変化させた場合の3相モータと6相モー
タのステップ角を図表にして示している。 Z=6n−4・・・・・・・・・・・・・・・・(5) Z=6n+4・・・・・・・・・・・・・・・・(6) 但し、nは1以上の整数である。
【0016】次に図7、図8によって、本発明に基づき
製作したモータの励磁方法の例を示す。図7は、図1、
図2に示した構造のモータにおいて、各励磁用のコイル
をモノファイラ(ユニファイラ)巻とし、12本リード
でバイポーラ駆動をする場合の結線を示している。同図
において、横方向に付した数値は任意の箇所から付した
コイルの順序を示している。例えば、1番目と7番目の
ように180°ずれた位置にある磁極は同一方向に電流
を流すことによって同一の磁極が発生する。図7におい
て、A、A′は夫々1番目と7番目の磁極のコイルを同
一方向に直列に接続した引出線、同様にD、D′は2番
目と8番目の磁極のコイルを、B、B′は3番目と9番
目の磁極のコイルを、E、E′は4番目と10番目の磁
極のコイルを、C、C′は5番目と11番目の磁極のコ
イルを、F、F′は6番目と12番目の磁極のコイルを
同一方向に直列に接続した引出線を示している。図8
は、図7に示した結線においてモータを1相励磁する場
合に各引出線に電流を供給する励磁シーケンスを示して
いる。同図において、縦方向に上述した引出線の名称を
順次記し、上部には横方向に励磁順序を記している。各
引出線名の横方向には励磁状態を四辺形で記している。
上部に記した四辺形は、例えばAからA′方向に電流を
流し、下部に記した四辺形は、逆に,A′からA方向に
電流を流すことを示している。
【0017】図9は、上述した6相モータを図8に示し
たように1相励磁した場合の動作状態であるタイムシー
ケンスを示している。図9の横方向にはモータを展開し
て示し、最上段には固定子の磁極列を左から1つおきに
順次、第1の単位固定子SAの所定の磁極3A1、3
2、3A3、3A4を夫々記し、第1の単位固定子SA
の磁極3A1の隣に示す第2の単位固定子SBの磁極を
磁極3B1から1つおきに、3B2、3B3と記してい
る。図7に示したコイル番号を図9に示す各固定子の符
号に合わせると、例えば第1の単位固定子SAの磁極3
1のコイル番号を1とすると、3A2のコイル番号が
3、3A3のコイル番号が5、3A4のコイル番号が7、
また、第2の単位固定子SBの磁極3B1のコイル番号
が2、3B2のコイル番号が4、3B3のコイル番号が
6、3B4のコイル番号が8のようになる。最上段の磁
極の配置図の下からは、所定の磁極を励磁するステップ
順に各回転子の磁極の位置を例示している。即ち、各ス
テップにおいて、上段から第1の回転子RAの第1の回
転子磁極10AA、第2の回転子磁極10AB、第2の
回転子RBの第1の回転子磁極10BA、第2の回転子
磁極10BBを夫々示している。各回転子の極歯に記し
たNは永久磁石によってその極歯にはN極が、Sは永久
磁石によってその極歯にはS極が現れていることを示し
ている。また、各ステップの上部に記した(N)又は
(S)はそのステップにおいて、その列の最上段に記し
た固定子の磁極が励磁されて現れている磁気極性を示し
ている。上記のように固定子の磁極を順次励磁すること
によって回転子が回転する状況を示すために、上述した
回転子の所定の磁極に・マークを記しており、固定子に
よって吸引される回転子の磁極部を破線で囲って記して
いる。但し、ステップ1の欄に記す各回転子の磁極には
ステップ2以降に吸引される磁極部を下の欄で示すタイ
ミングに対応させて破線で囲っている。
【0018】次に、図9に示すタイムシーケンスによっ
て本モータの動作を説明する。所定のタイミングで、第
1の単位固定子SAの磁極3A1と磁極3A4にS極が現
れるようにコイルを励磁する(図8においては引出線A
からA′方向に電流を流す)と、N極である第1の回転
子RAの第1の回転子磁極10AAの近傍の極歯10A
Aa1が吸引され、図に示した位置になる(ステップ
1)。次に、第2の単位固定子SBの磁極3B1と磁極
3B4(図示せず)にS極が現れるようにコイルを励磁
する(図8においては引出線DからD′方向に電流を流
す)と、N極である第2の回転子RBの第1の回転子磁
極10BAの近傍の極歯が吸引され、図に示した位置に
なる(ステップ2)。次に、第1の単位固定子SAの磁
極3A2と磁極3A5(図示せず)にN極が現れるように
コイルを励磁する(図8においては引出線B′からB方
向に電流を流す)と、S極である第1の回転子RAの第
2の回転子磁極10ABの近傍の極歯が吸引され、図に
示した位置になる(ステップ3)。次に、第2の単位固
定子SBの磁極3B2と磁極3B5(図示せず)にN極が
現れるようにコイルを励磁する(図8においては引出線
E′からE方向に電流を流す)と、S極である第2の回
転子RBの第2の回転子磁極10BBの近傍の極歯が吸
引され、図に示した位置になる(ステップ4)。次に、
第1の単位固定子SAの磁極3A3と磁極3A6(図示せ
ず)にS極が現れるようにコイルを励磁する(図8にお
いては引出線CからC′方向に電流を流す)と、N極で
ある第1の回転子RAの第1の回転子磁極10AAの近
傍の極歯が吸引され、図に示した位置になる(ステップ
5)。次に、第2の単位固定子SBの磁極3B3と磁極
3B6(図示せず)にS極が現れるようにコイルを励磁
する(図8においては引出線FからF′方向に電流を流
す)と、N極である第2の回転子RBの第1の回転子磁
極10BAの近傍の極歯が吸引され、図に示した位置に
なる(ステップ6)。上記のように順次、第1の単位固
定子SAの磁極と第2の単位固定子SBの磁極に対し、
N極又はS極が現れるように励磁することによって、こ
の励磁された磁極に対応する回転子の磁極が吸引されて
回転する。
【0019】上述の実施例は本発明の技術思想を実現す
る一例を示したものであって、そのモータの用途と用途
に対応した回転速度や所望されるトルク、状況に適した
電源条件等に対応して適切に応用改変しても良いことは
当然である。
【0020】
【発明の効果】本発明に基づくハイブリッド形ステッピ
ングモータは、上述のように形成し作動するようにした
ので、次のような優れた効果を有する。 従来のハイブリッド形ステッピングモータに比して、
少ない磁極の数で多相のモータを得ることができる。 例えば、6相ステッピングモータには24個の固定子
磁極が必要であったが、本発明のものでは12個の固定
子磁極で実現できる。 固定子磁極の数を減らすことができたので、同一相数
のステッピンモータの小型化が可能になった。 固定子磁極の数を減らすことができたので、多相ステ
ッピングモータの実現が容易になり、従来は困難であっ
た多相ステッピングモータが低価格で実現できる。 固定子磁極の数を減らすことができるので、巻線の数
が減ると同時に巻線の加工費が大幅に削減できる。 固定子磁極の数を減らすことによって、回転子の極歯
をピッチを小さくして多数設けなくても、従来市販され
ているステッピングンモータよりも微少なステップ角が
得られ、従ってステッピングモータの分解能が向上さ
れ、従来のマイクロステップ駆動で得られる位置精度よ
りも倍以上の位置精度が得られるようになった。 従って、本発明のステッピングモータを使用すれば、
位置決め精度を必要とする装置や低速低回転ムラを要求
されるデジタルカラーPPC等の高精度を要求されるO
A機器等の性能が向上し、また、コストダウンが図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく実施例のハイブリッド形ステッ
ピングモータの縦断正面図である。
【図2】図1のX−X′断面図である。
【図3】本発明に基づいて固定子を形成する磁性材板
(固定子鉄板)の形状を説明する平面図である。
【図4】回転子を構成する4個の磁極に設けた極歯の位
置関係を拡大して示している回転子磁極先端部の展開説
明図である。
【図5】本発明に基づいて構成したハイブリッド形ステ
ッピングモータの固定子と回転子の極歯部の展開説明図
であって、図5(A)は、固定子のピッチ(間隔角度)
と回転子のピッチ(間隔角度)が等しい場合の図、同図
(B)は、固定子のピッチ(間隔角度)が、(固定子の
磁極数±2)を360°で割った値であって固定子のピ
ッチ(間隔角度)が回転子のピッチ(間隔角度)よりも
大きい場合の図である。
【図6】本発明に基づいて構成したハイブリッド形ステ
ッピングモータにおいて、回転子の歯数とステップ角と
の関係を示す図表である。
【図7】本発明に基づいて構成したハイブリッド形ステ
ッピングモータにおけるモノファイラ巻線の接続状態を
示す結線図である。
【図8】本発明に基づいて構成したハイブリッド形ステ
ッピングモータにおける励磁シーケンス図である。
【図9】図8に示す励磁シーケンスによる実行時におけ
る固定子の極歯と回転子の極歯との位置関係を説明する
固定子と回転子の極歯部の展開説明図である。
【図10】従来のハイブリッド形ステッピングモータ例
の縦断正面図である。
【図11】図10におけるX−X′断面図である。
【図12】従来構造のハイブリッド形ステッピングモー
タのモノファイラ巻きでの結線図である。
【図13】従来構造のハイブリッド形ステッピングモー
タの励磁シーケンス図である。
【符号の説明】
2:ヨーク部 3A〜3B1:固定子の磁極 3a〜3Ba1:固定子の極歯 4:コイル 8:回転軸 9:永久磁石 10AA〜10BB:回転子磁極 10a〜10BAan:回転子の極歯 11:非磁性体 RA、RB:回転子 S:固定子 SA、SB:単位固定子 SP:磁性材板(固定子鉄板) τR:回転子の極歯間ピッチ(間隔角度) τS:固定子の極歯間ピッチ(間隔角度)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当該固定子の内周に求心状で等ピッチに
    夫々が励磁用のコイルを嵌合した2個の磁極を形成し、
    夫々の磁極の先端には所定数の極歯を形成した第1の単
    位固定子と、前記第1の単位固定子と同一構造の第2の
    単位固定子とを相互に磁極ピッチの1/2回転偏位して
    固定した固定子と、上記固定子の極歯に対応して外周全
    縁に極歯を形成した第1の回転子磁極と、該第1の回転
    子磁極と同一構造の第2の回転子磁極を、前記第1の回
    転子磁極に対して極歯ピッチの1/2回転偏位し、軸方
    向に着磁した永久磁石を挟持して前記第1の単位固定子
    の磁極に対向するように構成した第1の回転子と、該第
    1の回転子と同一構造の第2の回転子を前記第1の回転
    子に対して極歯ピッチの1/4回転偏位し、非磁性体を
    挟んで前記第2の単位固定子の磁極に対向するように設
    けた第2の回転子を軸受を介して回転軸に支承するよう
    にしたことを特徴とするハイブリッド形ステッピングモ
    ータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のハイブリッド形ステッピ
    ングモータにおいて、固定子の磁極のピッチと回転子の
    磁極のピッチとを、下記(1)式を満足するように形成
    したハイブリッド形ステッピングモータ。 τS=τR・・・・・・・・・・・・・・・・(1) 但し、上式でτSは角度で表現した固定子の磁極のピッ
    チ、τRは角度で表現した固定子の磁極のピッチであ
    る。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のハイブリッド形ステッピ
    ングモータにおいて、固定子の磁極のピッチと回転子の
    磁極のピッチとを、下記(2)式及び(3)式を満足す
    るように形成したハイブリッド形ステッピングモータ。 τS=360°/(Z±2)・・・・・・・・(2) τR=360°/Z・・・・・・・・・・・・(3) 但し、上式でτSは角度で表現した固定子の磁極のピッ
    チ、Zは回転子の磁極数である。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のハイブリッド形ステッピ
    ングモータにおいて、任意の固定子の磁極と該固定子の
    磁極と180°の位置にある固定子の磁極夫々のコイル
    を同時に励磁した場合に、上記両磁極が同極になるよう
    に各コイルを形成したハイブリッド形ステッピングモー
    タ。
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