JPH08273759A - 電気コネクタの位置決め保証装置 - Google Patents
電気コネクタの位置決め保証装置Info
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- JPH08273759A JPH08273759A JP8085738A JP8573896A JPH08273759A JP H08273759 A JPH08273759 A JP H08273759A JP 8085738 A JP8085738 A JP 8085738A JP 8573896 A JP8573896 A JP 8573896A JP H08273759 A JPH08273759 A JP H08273759A
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- H01R13/506—Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts
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- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/631—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01R13/639—Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コネクタにおける相手方コネクタ又は接続装
置との接続状態の表示を可能にするとともに、位置決め
保証ロック部材が、コネクタハウジングに仮組み付けさ
れるばかりではなく、ロック部材がコネクタハウジング
自体に実際に組み込み可能とする。 【構成】 相手方接続装置の適当な端子手段と相互接合
するために、ハウジング取付型端子手段を有している。
ハウジングは、内側キャビィティを有している。可撓性
ロックアームが、ハウジングに設けられており、相手方
接続装置の適当なロック手段とロック係合可能となって
いる。ロックアームは、コネクタが相手方接続装置と完
全に接合された場合のロック位置と、コネクタの相手方
接続装置との接合が不全の場合の、ロック位置より内側
に変位した非ロック位置間で、弾性的に変位可能となっ
ている。
置との接続状態の表示を可能にするとともに、位置決め
保証ロック部材が、コネクタハウジングに仮組み付けさ
れるばかりではなく、ロック部材がコネクタハウジング
自体に実際に組み込み可能とする。 【構成】 相手方接続装置の適当な端子手段と相互接合
するために、ハウジング取付型端子手段を有している。
ハウジングは、内側キャビィティを有している。可撓性
ロックアームが、ハウジングに設けられており、相手方
接続装置の適当なロック手段とロック係合可能となって
いる。ロックアームは、コネクタが相手方接続装置と完
全に接合された場合のロック位置と、コネクタの相手方
接続装置との接合が不全の場合の、ロック位置より内側
に変位した非ロック位置間で、弾性的に変位可能となっ
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、電気コネクタの技術
に関するもので、特に相手方接続装置と接合可能な電気
コネクタの位置決め保証装置に関するものである。
に関するもので、特に相手方接続装置と接合可能な電気
コネクタの位置決め保証装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】電気コネクタにおいて、一方の電気コネ
クタと、他方の電気コネクタまたは他の接続可能な接続
装置との間における機械的係合および電気的接続を確実
に行なう必要がある。このような機械的および電気的な
接続を確実に行なうために、様々なラッチ装置が電気コ
ネクタに使用されてきた。一般に、このような装置で
は、簡単な着脱により確実な接合が行なわれている。例
えば、互いにインターロックするラッチ機構、または、
接合可能なコネクタもしくは接続装置の相補型ラッチ機
能とインターロックする回動可能に支持されたラッチア
ームを有するラッチ機構が開発されてきた。
クタと、他方の電気コネクタまたは他の接続可能な接続
装置との間における機械的係合および電気的接続を確実
に行なう必要がある。このような機械的および電気的な
接続を確実に行なうために、様々なラッチ装置が電気コ
ネクタに使用されてきた。一般に、このような装置で
は、簡単な着脱により確実な接合が行なわれている。例
えば、互いにインターロックするラッチ機構、または、
接合可能なコネクタもしくは接続装置の相補型ラッチ機
能とインターロックする回動可能に支持されたラッチア
ームを有するラッチ機構が開発されてきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】さらに、コネクタの位
置決めを確実にするための位置決め保証装置が、従来よ
り知られている。一般に、この装置の第一の機能は、コ
ネクタを完全な接合状態にラッチすること、すなわちラ
ッチ機能により相互に接続されるコネクタが完全にまた
は確実に接続されることである。第二の機能は、ラッチ
機構を不用意に離脱させてコネクタを分離させるのを防
止することである。これらのコネクタの位置決め保証機
能は、様々な方法で実施されているが、従来のコネクタ
のほとんどの位置決め保証装置には、スペーサが設けら
れている。ラッチアームが完全に係合されていない場
合、スペーサを所定の位置に挿入することができない。
一方、スペーサが適当に位置決めされた場合、ラッチア
ームの変位が規制される。取り外し可能なスペーサは、
紛失または誤装着の可能性があるために、しばしば問題
が生じている。従って、いくつかの位置決め保証装置に
おいて、スペーサを紛失または誤装着しないように、コ
ネクタハウジングに仮組み付けする構成とすることがで
きる。しかしながら、こうした装置における一つの問題
は、仮組み付け状態のスペーサが、しばしばコネクタハ
ウジングの外側に取り付けられて、コネクタ全体の寸法
を増大させるとともに、取り扱い中に周囲の物質に干渉
する可能性がある。
置決めを確実にするための位置決め保証装置が、従来よ
り知られている。一般に、この装置の第一の機能は、コ
ネクタを完全な接合状態にラッチすること、すなわちラ
ッチ機能により相互に接続されるコネクタが完全にまた
は確実に接続されることである。第二の機能は、ラッチ
機構を不用意に離脱させてコネクタを分離させるのを防
止することである。これらのコネクタの位置決め保証機
能は、様々な方法で実施されているが、従来のコネクタ
のほとんどの位置決め保証装置には、スペーサが設けら
れている。ラッチアームが完全に係合されていない場
合、スペーサを所定の位置に挿入することができない。
一方、スペーサが適当に位置決めされた場合、ラッチア
ームの変位が規制される。取り外し可能なスペーサは、
紛失または誤装着の可能性があるために、しばしば問題
が生じている。従って、いくつかの位置決め保証装置に
おいて、スペーサを紛失または誤装着しないように、コ
ネクタハウジングに仮組み付けする構成とすることがで
きる。しかしながら、こうした装置における一つの問題
は、仮組み付け状態のスペーサが、しばしばコネクタハ
ウジングの外側に取り付けられて、コネクタ全体の寸法
を増大させるとともに、取り扱い中に周囲の物質に干渉
する可能性がある。
【０００４】例えば、１９９４年５月２４日にカハリー
（Ｃａｈａｌｙ）に付与されたアメリカ特許第５，３１
４，３４５号において、乗員拘束（エアバッグ）装置に
使用される電気コネクタ装置が開示されている。エアバ
ック装置において、確実に電気コネクタ装置を完全に接
合させることが非常に望まれている。エアバック装置に
おいて使用されるこのようなコネクタ装置には、プラグ
と結合ジャックが接合される前に、雄型コネクタ内のリ
ードとともに電気的に短絡するために配置されるいわゆ
る短絡クリップが組み込まれている。コネクタ装置は、
コネクタハウジングに取り付けられる位置決め保証ロッ
ク要素またはスペーサを有しており、紛失または誤装着
の可能性がなくなる。しかしながら、取り付けられたロ
ック要素は、製造や船積みや取り扱い中に種々の周囲の
物質に干渉し易い。
（Ｃａｈａｌｙ）に付与されたアメリカ特許第５，３１
４，３４５号において、乗員拘束（エアバッグ）装置に
使用される電気コネクタ装置が開示されている。エアバ
ック装置において、確実に電気コネクタ装置を完全に接
合させることが非常に望まれている。エアバック装置に
おいて使用されるこのようなコネクタ装置には、プラグ
と結合ジャックが接合される前に、雄型コネクタ内のリ
ードとともに電気的に短絡するために配置されるいわゆ
る短絡クリップが組み込まれている。コネクタ装置は、
コネクタハウジングに取り付けられる位置決め保証ロッ
ク要素またはスペーサを有しており、紛失または誤装着
の可能性がなくなる。しかしながら、取り付けられたロ
ック要素は、製造や船積みや取り扱い中に種々の周囲の
物質に干渉し易い。
【０００５】本発明は、位置決め保証ロック部材が、コ
ネクタハウジングに仮組み付けられるばかりではなく、
ロック部材がコネクタハウジング自体に実際に組み込ま
れる電気コネクタの位置決め保証装置を提供することに
より、これらの課題を解決するものである。
ネクタハウジングに仮組み付けられるばかりではなく、
ロック部材がコネクタハウジング自体に実際に組み込ま
れる電気コネクタの位置決め保証装置を提供することに
より、これらの課題を解決するものである。
【０００６】従って、本発明の目的は、相手方接続装置
と接合可能な電気コネクタの新規であり改良されたコネ
クタの位置決め保証装置を提供することにある。
と接合可能な電気コネクタの新規であり改良されたコネ
クタの位置決め保証装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決する為の手段】本発明の実施例において、
コネクタは、相手方接続装置の適当な端子手段と相互接
合するために、ハウジング取付型端子手段を有してい
る。ハウジングは、内側キャビィティを有している。可
撓性ロックアームが、ハウジングに設けられており、相
手方接続装置の適当なロック手段とロック係合可能とな
っている。ロックアームは、コネクタが相手方接続装置
と完全に接合された場合のロック位置と、コネクタの相
手方接続装置との接合が不全の場合の、ロック位置より
内側に変位した非ロック位置間で、弾性的に変位可能と
なっている。
コネクタは、相手方接続装置の適当な端子手段と相互接
合するために、ハウジング取付型端子手段を有してい
る。ハウジングは、内側キャビィティを有している。可
撓性ロックアームが、ハウジングに設けられており、相
手方接続装置の適当なロック手段とロック係合可能とな
っている。ロックアームは、コネクタが相手方接続装置
と完全に接合された場合のロック位置と、コネクタの相
手方接続装置との接合が不全の場合の、ロック位置より
内側に変位した非ロック位置間で、弾性的に変位可能と
なっている。
【０００８】本発明のロック部材は、ロック部材の作動
部分のみをハウジングの外側に露出させて、コネクタハ
ウジングの内側キャビィティ内に実質的に取り付けられ
る。ロック部材は、ロック部材を移動させてコネクタと
相手方接続装置を接続させる第一の位置と、コネクタと
相手方接続装置が完全に接合された場合の、ロックアー
ムのロック位置からの変位を規制する第二の位置との間
で変位可能である。コネクタと相手方接続装置との接合
が不全の場合の非ロック位置のロックアームは、第一の
位置から第二の位置へのロック部材の移動を規制し、コ
ネクタと相手方接続装置が完全に接合されていないこと
を表示する。
部分のみをハウジングの外側に露出させて、コネクタハ
ウジングの内側キャビィティ内に実質的に取り付けられ
る。ロック部材は、ロック部材を移動させてコネクタと
相手方接続装置を接続させる第一の位置と、コネクタと
相手方接続装置が完全に接合された場合の、ロックアー
ムのロック位置からの変位を規制する第二の位置との間
で変位可能である。コネクタと相手方接続装置との接合
が不全の場合の非ロック位置のロックアームは、第一の
位置から第二の位置へのロック部材の移動を規制し、コ
ネクタと相手方接続装置が完全に接合されていないこと
を表示する。
【０００９】上述したように、一対の可撓性ロックアー
ムは、アームがコネクタと相手方接続装置との接合が不
全の場合の非ロック位置に、互いに対して弾性的に変位
可能にハウジングに設けられている。ロック部材は、ア
ームがロック位置にある場合に、対のロックアーム間の
第二の位置に移動可能であり、アームの互いに対する変
位を規制する。対のロックアームは、少なくとも一部分
において、相手方接続装置の適当なソケットに挿入可能
なコネクタのプラグ部を規定するために、コネクタハウ
ジングから突出している先端部を有している。
ムは、アームがコネクタと相手方接続装置との接合が不
全の場合の非ロック位置に、互いに対して弾性的に変位
可能にハウジングに設けられている。ロック部材は、ア
ームがロック位置にある場合に、対のロックアーム間の
第二の位置に移動可能であり、アームの互いに対する変
位を規制する。対のロックアームは、少なくとも一部分
において、相手方接続装置の適当なソケットに挿入可能
なコネクタのプラグ部を規定するために、コネクタハウ
ジングから突出している先端部を有している。
【００１０】本発明のもう一つの特徴は、ロック部材を
第二の位置に保持するために、ロック部材とコネクタハ
ウジングとの間に相補型相互係合突起手段を有している
ことである。ロック部材は、第一の位置と第二の位置間
で摺動運動するために、ハウジングに取り付けられてい
る。コネクタハウジングの端子手段は、ロック部材とハ
ウジングの内側キャビィティの内側壁との間にはさまれ
る可撓性回路を有している。
第二の位置に保持するために、ロック部材とコネクタハ
ウジングとの間に相補型相互係合突起手段を有している
ことである。ロック部材は、第一の位置と第二の位置間
で摺動運動するために、ハウジングに取り付けられてい
る。コネクタハウジングの端子手段は、ロック部材とハ
ウジングの内側キャビィティの内側壁との間にはさまれ
る可撓性回路を有している。
【００１１】さらに、本発明の好適実施例において、コ
ネクタハウジングは、ハウジングの第一および第二部分
間に内側キャビィティを規定する二分割構造となってい
る。相補型相互係合ラッチ手段が、ハウジングの第一お
よび第二部分を組み込み状態で保持するために、ハウジ
ングの第一および第二ハウジング部分間に設けられてい
る。相補型相互係合ラッチ手段は、ラッチ位置で他側の
ハウジング部のラッチと係合可能な一側のハウジング部
の少なくとも一つの可撓性ラッチアームを有している。
ロック部材は、ロック部材が第二の位置にある場合に、
ラッチアームのラッチ位置からの変位を規制する。特
に、一対の可撓性ラッチアームは、非ロック位置に互い
に対して弾性的に変位可能であり、ロック部材は、ロッ
ク部材が第二の位置にある場合の、ラッチアームの離脱
位置への変位を規制する。
ネクタハウジングは、ハウジングの第一および第二部分
間に内側キャビィティを規定する二分割構造となってい
る。相補型相互係合ラッチ手段が、ハウジングの第一お
よび第二部分を組み込み状態で保持するために、ハウジ
ングの第一および第二ハウジング部分間に設けられてい
る。相補型相互係合ラッチ手段は、ラッチ位置で他側の
ハウジング部のラッチと係合可能な一側のハウジング部
の少なくとも一つの可撓性ラッチアームを有している。
ロック部材は、ロック部材が第二の位置にある場合に、
ラッチアームのラッチ位置からの変位を規制する。特
に、一対の可撓性ラッチアームは、非ロック位置に互い
に対して弾性的に変位可能であり、ロック部材は、ロッ
ク部材が第二の位置にある場合の、ラッチアームの離脱
位置への変位を規制する。
【００１２】本発明の他の目的、特徴、利点は、添付の
図面を参照して説明する以下の詳細な説明より明白とな
るであろう。
図面を参照して説明する以下の詳細な説明より明白とな
るであろう。
【００１３】
【実施例】図面について詳細に説明すれば、まず図１お
よび図２において、本発明のコネクタの位置決め保証装
置が、参照符号１０で示される、相手方接続装置と接合
可能な電気コネクタに組み込まれている。コネクタは、
参照符号１２で示される第一または上側ハウジング部
と、参照符号１４で示される第二または下側ハウジング
部により規定される二分割構造のコネクタハウジングを
有している。二つのハウジング部は、内側キャビィティ
１６を規定するために相互接合可能となっている。キャ
ビィティ内に、参照符号１８で示されるコネクタの位置
決め保証装置のロック部材が摺動可能に取り付けられ
る。参照符号２０で示される端子手段は、相手方接続装
置の適当な端子手段と相互接合するために、コネクタ内
に取り付けられる。
よび図２において、本発明のコネクタの位置決め保証装
置が、参照符号１０で示される、相手方接続装置と接合
可能な電気コネクタに組み込まれている。コネクタは、
参照符号１２で示される第一または上側ハウジング部
と、参照符号１４で示される第二または下側ハウジング
部により規定される二分割構造のコネクタハウジングを
有している。二つのハウジング部は、内側キャビィティ
１６を規定するために相互接合可能となっている。キャ
ビィティ内に、参照符号１８で示されるコネクタの位置
決め保証装置のロック部材が摺動可能に取り付けられ
る。参照符号２０で示される端子手段は、相手方接続装
置の適当な端子手段と相互接合するために、コネクタ内
に取り付けられる。
【００１４】さらに、上側ハウジング部１２は、内側キ
ャビィティ１６の三面を規定する上壁２２および一対の
側壁２４を有している。内側キャビィティの前側は、テ
ーパ付き側壁２６により形成されている。テーパ付き側
壁は、横方向に可撓性のロックアーム２８と前側ラッチ
３０により規定される上側ハウジング部１２のノーズ部
に通じている。それぞれのロックアーム２８は、傾斜し
たロックボス３２を有しており、前側ラッチ３０は、ラ
ッチショルダ３４を規定する開口部を有している。
ャビィティ１６の三面を規定する上壁２２および一対の
側壁２４を有している。内側キャビィティの前側は、テ
ーパ付き側壁２６により形成されている。テーパ付き側
壁は、横方向に可撓性のロックアーム２８と前側ラッチ
３０により規定される上側ハウジング部１２のノーズ部
に通じている。それぞれのロックアーム２８は、傾斜し
たロックボス３２を有しており、前側ラッチ３０は、ラ
ッチショルダ３４を規定する開口部を有している。
【００１５】下側ハウジング部１４は、内側キャビィテ
ィ１６の底壁３６を規定する平面部を有している。一対
の可撓性ラッチアーム３８は、底壁３６から上側に突出
している。それぞれのラッチアームは、外向きに突出し
たラッチフランジ４０を有しており、垂直溝４２が、そ
れぞれのラッチアームの内側に形成されている。ラッチ
リップ４６を有している位置決めポスト４４は、底壁３
６の後部で上方に突出している。ラッチリップ５０を有
しているラッチアーム４８は、下側ハウジング部１４の
ノーズ部５２の正面で上方に突出している。最後に、一
対の開口部５４は、ノーズ部５２を貫通している。
ィ１６の底壁３６を規定する平面部を有している。一対
の可撓性ラッチアーム３８は、底壁３６から上側に突出
している。それぞれのラッチアームは、外向きに突出し
たラッチフランジ４０を有しており、垂直溝４２が、そ
れぞれのラッチアームの内側に形成されている。ラッチ
リップ４６を有している位置決めポスト４４は、底壁３
６の後部で上方に突出している。ラッチリップ５０を有
しているラッチアーム４８は、下側ハウジング部１４の
ノーズ部５２の正面で上方に突出している。最後に、一
対の開口部５４は、ノーズ部５２を貫通している。
【００１６】図１および図２とともに図３について説明
すれば、ロック部材１８は、舌片５６を有している。舌
片は、一対の前側に突出し横方向に離間した規制フラン
ジ５８を規定する、二股の先端部を有している。一対の
可撓性ラッチアーム６０が、舌片５６の外側に配置され
ている。可撓性ラッチアームは、外側に突出した円弧状
突起６２を有している。鍵穴状開口部６４は、舌片５６
の後部に形成されている。最後に、ロック部材１８は、
前側壁６８を規定する拡開後部６６を有している。前側
壁は、コネクタハウジングの内側キャビィティ１６を閉
塞する。後述により明らかとなるように、舌片５６と、
規制フランジ５８と、可撓性ラッチアーム６０と、突起
６２を有しているロック部材１８のほぼ全体が、ロック
部材の拡開後部６６のみをハウジングの外側に露出させ
て、二分割構造のコネクタハウジングの内側キャビィテ
ィ１６内に位置する。後述するように、ロック部材の摺
動運動を容易にするために、傾斜した孔７０がロック部
材の拡開後部６６に形成されている。
すれば、ロック部材１８は、舌片５６を有している。舌
片は、一対の前側に突出し横方向に離間した規制フラン
ジ５８を規定する、二股の先端部を有している。一対の
可撓性ラッチアーム６０が、舌片５６の外側に配置され
ている。可撓性ラッチアームは、外側に突出した円弧状
突起６２を有している。鍵穴状開口部６４は、舌片５６
の後部に形成されている。最後に、ロック部材１８は、
前側壁６８を規定する拡開後部６６を有している。前側
壁は、コネクタハウジングの内側キャビィティ１６を閉
塞する。後述により明らかとなるように、舌片５６と、
規制フランジ５８と、可撓性ラッチアーム６０と、突起
６２を有しているロック部材１８のほぼ全体が、ロック
部材の拡開後部６６のみをハウジングの外側に露出させ
て、二分割構造のコネクタハウジングの内側キャビィテ
ィ１６内に位置する。後述するように、ロック部材の摺
動運動を容易にするために、傾斜した孔７０がロック部
材の拡開後部６６に形成されている。
【００１７】端子手段２０は、回路配線７４を有する可
撓性回路７２を有している。可撓性回路は、チップ７６
等の一つ以上の電気部材を有する構造とすることができ
る。可撓性回路の孔７８が位置決めポスト４４のラッチ
リップ４６に弾性係合することにより、可撓性回路は、
下側ハウジング部１４の底壁３６の上面に位置決め可能
となっている。適切に位置決めされると、可撓性回路
は、コネクタハウジング内で、ロック部材１８と下側ハ
ウジング部の底壁３６との間にはさまれる。最後に、可
撓性回路は、下側ハウジング部１４のノーズ部５２に被
さる前側に突出したノーズ部８０を有している。回路配
線７４は、下側ハウジング部のノーズ部５２を貫通する
孔５４に突出する対の垂直の導電性端子の８２に電気的
に接続されている。コネクタが相手方接続装置に接合さ
れると、例えば適当な端子ピンは、端子８２と電気的に
相互接続するために孔５４に突出する。
撓性回路７２を有している。可撓性回路は、チップ７６
等の一つ以上の電気部材を有する構造とすることができ
る。可撓性回路の孔７８が位置決めポスト４４のラッチ
リップ４６に弾性係合することにより、可撓性回路は、
下側ハウジング部１４の底壁３６の上面に位置決め可能
となっている。適切に位置決めされると、可撓性回路
は、コネクタハウジング内で、ロック部材１８と下側ハ
ウジング部の底壁３６との間にはさまれる。最後に、可
撓性回路は、下側ハウジング部１４のノーズ部５２に被
さる前側に突出したノーズ部８０を有している。回路配
線７４は、下側ハウジング部のノーズ部５２を貫通する
孔５４に突出する対の垂直の導電性端子の８２に電気的
に接続されている。コネクタが相手方接続装置に接合さ
れると、例えば適当な端子ピンは、端子８２と電気的に
相互接続するために孔５４に突出する。
【００１８】図２において、上側および下側ハウジング
部が相互係合された組み込み状態のコネクタ１０が示さ
れている。下側ハウジング部のラッチアーム４８のラッ
チリップ５０（図１）は、上側ハウジング部のラッチ３
０のショルダ３４と弾性係合する。さらに、下側ハウジ
ング部のラッチアーム３８のラッチフランジ４０（図
１）は、上側ハウジング部に形成された一対の孔８６
（図１）により規定されている一対のショルダ８４に弾
性係合する。コネクタ１０の上側および下側ハウジング
部のこの組み込み状態において、ハウジングの外側に露
出されるロック部材１８の唯一の部分は、ロック部材の
拡開後部６６であることは図２において明らかである。
また、下側ハウジング部のノーズ部５２と上側ハウジン
グ部の可撓性ロックアーム２８が、相手方接続装置（図
示せず）の適当なソケットに挿入可能であるコネクタの
下側に突出したプラグ部を規定するために係合すること
は、図２において明らかである。次に、ソケットは、可
撓性回路７２の端子８２（図１）に相互接合するために
端子手段を有している。
部が相互係合された組み込み状態のコネクタ１０が示さ
れている。下側ハウジング部のラッチアーム４８のラッ
チリップ５０（図１）は、上側ハウジング部のラッチ３
０のショルダ３４と弾性係合する。さらに、下側ハウジ
ング部のラッチアーム３８のラッチフランジ４０（図
１）は、上側ハウジング部に形成された一対の孔８６
（図１）により規定されている一対のショルダ８４に弾
性係合する。コネクタ１０の上側および下側ハウジング
部のこの組み込み状態において、ハウジングの外側に露
出されるロック部材１８の唯一の部分は、ロック部材の
拡開後部６６であることは図２において明らかである。
また、下側ハウジング部のノーズ部５２と上側ハウジン
グ部の可撓性ロックアーム２８が、相手方接続装置（図
示せず）の適当なソケットに挿入可能であるコネクタの
下側に突出したプラグ部を規定するために係合すること
は、図２において明らかである。次に、ソケットは、可
撓性回路７２の端子８２（図１）に相互接合するために
端子手段を有している。
【００１９】図４および図５とともに、本発明のコネク
タの位置決め保証装置の動作の詳細な説明に進む前に、
全体的な説明を行う。特に、上側ハウジング部１２の可
撓性ロックアーム２８は、相手方接続装置の適当なロッ
ク手段とロック係合可能となっている。特に、可撓性ロ
ックアームの外側のロックボス３２は、相手方接続装置
のロックと相互係合可能となっている。ロックアーム
は、コネクタが相手方接続装置と完全に接合された場合
の図２に示すロック位置と、コネクタの相手方接続装置
との接合が不全の場合の、ロック位置より内側に変位し
た非ロック位置間で、弾性的に変位可能である。ロック
部材１８は、ロックアームを変位させてコネクタと相手
方接続装置を接合させる第一の位置と、コネクタと相手
方接続装置が完全に接合されると、ロック部材の前側の
規制フランジ５８が、ロックアームのロック位置からの
内側への変位を規制する図２に示す第二の位置間で、移
動可能である。コネクタの相手方接続装置との接合が不
全の非ロック位置にあるロックアームは、第一の位置か
ら第二の位置へのロック部材の移動を規制し、コネクタ
と相手方接続装置が完全に接合されていないことを表示
する。
タの位置決め保証装置の動作の詳細な説明に進む前に、
全体的な説明を行う。特に、上側ハウジング部１２の可
撓性ロックアーム２８は、相手方接続装置の適当なロッ
ク手段とロック係合可能となっている。特に、可撓性ロ
ックアームの外側のロックボス３２は、相手方接続装置
のロックと相互係合可能となっている。ロックアーム
は、コネクタが相手方接続装置と完全に接合された場合
の図２に示すロック位置と、コネクタの相手方接続装置
との接合が不全の場合の、ロック位置より内側に変位し
た非ロック位置間で、弾性的に変位可能である。ロック
部材１８は、ロックアームを変位させてコネクタと相手
方接続装置を接合させる第一の位置と、コネクタと相手
方接続装置が完全に接合されると、ロック部材の前側の
規制フランジ５８が、ロックアームのロック位置からの
内側への変位を規制する図２に示す第二の位置間で、移
動可能である。コネクタの相手方接続装置との接合が不
全の非ロック位置にあるロックアームは、第一の位置か
ら第二の位置へのロック部材の移動を規制し、コネクタ
と相手方接続装置が完全に接合されていないことを表示
する。
【００２０】さらに、図４および図５について説明すれ
ば、コネクタハウジングの後側に矢印Ａの方向に引き抜
かれた第一の位置にあるロック部材１８が、図４に示さ
れている。可撓性ラッチアーム６０の突起６２は、上側
ハウジング部１２の側壁２４に位置する溝６３に係合す
る。この位置において、可撓性ロックアーム２８は、コ
ネクタを相手方接続装置と接合および接合解除させるた
めに、双頭矢印Ｂの方向に内側および外側に自由に変位
する。
ば、コネクタハウジングの後側に矢印Ａの方向に引き抜
かれた第一の位置にあるロック部材１８が、図４に示さ
れている。可撓性ラッチアーム６０の突起６２は、上側
ハウジング部１２の側壁２４に位置する溝６３に係合す
る。この位置において、可撓性ロックアーム２８は、コ
ネクタを相手方接続装置と接合および接合解除させるた
めに、双頭矢印Ｂの方向に内側および外側に自由に変位
する。
【００２１】コネクタが相手方接続装置と完全に接合さ
れると、ロックアーム１８は、図５に示す第二の位置に
矢印Ｃの方向に内側に押される。ロック部材１８のこの
第二の位置において、ロック部材の前側の規制フランジ
５８は、可撓性ロックアーム２８の内側の位置に移動す
る。従って、可撓性ロックアームは、内側に変位でき
ず、コネクタの相手方接続装置との接合解除が防止され
る。図１および図２においては明らかではないが、図４
および図５において、矩形ボス９０が、可撓性ロックア
ーム２８間の上側ハウジング部１２の上壁２２の内側と
一体に成形されていることは明らかである。ボスは、ロ
ック部材１８の規制フランジ５８をボス９０と可撓性ロ
ックアーム間で前側に移動させるのに十分内側に、可撓
性ロックアームから離間しており、ロックアームの内側
の変位を完全に防止する上側および下側ハウジング部間
の剛性接合を行うことが可能である。また、矩形ボス
は、規制フランジ５８の過度の内側の変位を防止するた
めに、過大応力防止手段として作用する。
れると、ロックアーム１８は、図５に示す第二の位置に
矢印Ｃの方向に内側に押される。ロック部材１８のこの
第二の位置において、ロック部材の前側の規制フランジ
５８は、可撓性ロックアーム２８の内側の位置に移動す
る。従って、可撓性ロックアームは、内側に変位でき
ず、コネクタの相手方接続装置との接合解除が防止され
る。図１および図２においては明らかではないが、図４
および図５において、矩形ボス９０が、可撓性ロックア
ーム２８間の上側ハウジング部１２の上壁２２の内側と
一体に成形されていることは明らかである。ボスは、ロ
ック部材１８の規制フランジ５８をボス９０と可撓性ロ
ックアーム間で前側に移動させるのに十分内側に、可撓
性ロックアームから離間しており、ロックアームの内側
の変位を完全に防止する上側および下側ハウジング部間
の剛性接合を行うことが可能である。また、矩形ボス
は、規制フランジ５８の過度の内側の変位を防止するた
めに、過大応力防止手段として作用する。
【００２２】また、図４および図５において、上側ハウ
ジング部１２の上壁２２からロック部材１８の鍵穴状孔
６４を貫通して、下向きに突出しているポスト９２が示
されている。ポストは、鍵穴状孔の大径部分を貫通可能
である大径部９４を有しており、ロック部材をハウジン
グの内側キャビィティ１６内に容易に取り付けることが
できる。鍵穴状孔の長手方向部分が狭いために、ロック
部材は、図４および図５にそれぞれ示す第一および第二
の位置間で摺動可能である。
ジング部１２の上壁２２からロック部材１８の鍵穴状孔
６４を貫通して、下向きに突出しているポスト９２が示
されている。ポストは、鍵穴状孔の大径部分を貫通可能
である大径部９４を有しており、ロック部材をハウジン
グの内側キャビィティ１６内に容易に取り付けることが
できる。鍵穴状孔の長手方向部分が狭いために、ロック
部材は、図４および図５にそれぞれ示す第一および第二
の位置間で摺動可能である。
【００２３】さらに、図５において、ロック部材１８の
可撓性ラッチアーム６０の先端部の突起６２が、ラッチ
アーム３８の内側の溝４２に変位したのが示されてい
る。これにより、ロック部材１８の完全な前側または第
二の位置を触覚的に示すばかりではなく、ロック部材の
ラッチアーム６０が、下側ハウジング部１４のラッチア
ーム３８の内側の変位を規制し、ロック部材が第二の動
作位置にある場合には、二つのハウジング部の離脱を防
止する。
可撓性ラッチアーム６０の先端部の突起６２が、ラッチ
アーム３８の内側の溝４２に変位したのが示されてい
る。これにより、ロック部材１８の完全な前側または第
二の位置を触覚的に示すばかりではなく、ロック部材の
ラッチアーム６０が、下側ハウジング部１４のラッチア
ーム３８の内側の変位を規制し、ロック部材が第二の動
作位置にある場合には、二つのハウジング部の離脱を防
止する。
【００２４】最後に、可撓性ロックアーム２８が、コネ
クタ１０の相手方接続装置との接合が不完全であること
を示す位置に内側に変位されると、ロックアームの内側
に変位した位置により、ロック部材１８の第一の位置
（図４）から第二の位置（図５）への移動を規制する。
換言すれば、ロックアームが内側に変位されると、ロッ
ク部材１８の規制フランジ５８の先端部がロックアーム
に対して衝合する。ロック部材は、完全な前側位置に移
動できないため、コネクタは相手方接続装置と完全に接
合されていないことを明瞭に表示する。
クタ１０の相手方接続装置との接合が不完全であること
を示す位置に内側に変位されると、ロックアームの内側
に変位した位置により、ロック部材１８の第一の位置
（図４）から第二の位置（図５）への移動を規制する。
換言すれば、ロックアームが内側に変位されると、ロッ
ク部材１８の規制フランジ５８の先端部がロックアーム
に対して衝合する。ロック部材は、完全な前側位置に移
動できないため、コネクタは相手方接続装置と完全に接
合されていないことを明瞭に表示する。
【００２５】
【発明の効果】本発明は、上記のように相手方接続装置
と接合可能な電気コネクタのコネクタの位置決め保証装
置であって、前記コネクタは、相手方接続装置の適当な
端子手段と相互接合可能なハウジング取付型端子手段を
有しており、内側キャビィティを有しているハウジング
と、相手方接続装置の適当なロック手段とロック係合可
能なハウジングの可撓性ロックアームであって、コネク
タが相手方接続装置と完全に接合された場合のロック位
置と、コネクタの相手方接続装置との接合が不全の場合
の、ロック位置より内側に変位した非ロック位置間で、
弾性的に変位可能である前記ロックアームと、コネクタ
ハウジングの内側キャビィティ内に実質的に取り付けら
れ、ハウジングの外側に露出される作動部分を有してい
るロック部材であって、ロックアーム変位させてコネク
タと相手方接続装置を接合させる第一の位置と、コネク
タが相手方接続装置が完全に接合された場合の、ロック
アームのロック位置からの内側への変位を規制する第二
の位置間で移動可能である前記ロック部材で構成されて
おり、コネクタの相手方接続装置との接合が不全の場合
の非ロック位置の前記ロックアームは、第一の位置から
第二の位置へのロック部材の移動を規制し、コネクタと
相手方接続装置が完全に接合されていないことを表示す
るように構成したので、位置決め保証ロック部材が、コ
ネクタハウジングに仮組み付けされるばかりではなく、
ロック部材がコネクタハウジング自体に実際に組み込み
可能なコネクタを提供することができる。
と接合可能な電気コネクタのコネクタの位置決め保証装
置であって、前記コネクタは、相手方接続装置の適当な
端子手段と相互接合可能なハウジング取付型端子手段を
有しており、内側キャビィティを有しているハウジング
と、相手方接続装置の適当なロック手段とロック係合可
能なハウジングの可撓性ロックアームであって、コネク
タが相手方接続装置と完全に接合された場合のロック位
置と、コネクタの相手方接続装置との接合が不全の場合
の、ロック位置より内側に変位した非ロック位置間で、
弾性的に変位可能である前記ロックアームと、コネクタ
ハウジングの内側キャビィティ内に実質的に取り付けら
れ、ハウジングの外側に露出される作動部分を有してい
るロック部材であって、ロックアーム変位させてコネク
タと相手方接続装置を接合させる第一の位置と、コネク
タが相手方接続装置が完全に接合された場合の、ロック
アームのロック位置からの内側への変位を規制する第二
の位置間で移動可能である前記ロック部材で構成されて
おり、コネクタの相手方接続装置との接合が不全の場合
の非ロック位置の前記ロックアームは、第一の位置から
第二の位置へのロック部材の移動を規制し、コネクタと
相手方接続装置が完全に接合されていないことを表示す
るように構成したので、位置決め保証ロック部材が、コ
ネクタハウジングに仮組み付けされるばかりではなく、
ロック部材がコネクタハウジング自体に実際に組み込み
可能なコネクタを提供することができる。
【図１】本発明によるコネクタの位置決め保証装置を有
する電気コネクタの分解斜視図である。
する電気コネクタの分解斜視図である。
【図２】組み込み状態のコネクタの斜視図である。
【図３】コネクタの位置決め保証装置のロック部材の斜
視図である。
視図である。
【図４】ロック部材がコネクタを接合させる第一の位置
にある、図２の４−４線断面図である。
にある、図２の４−４線断面図である。
【図５】コネクタの離脱を防ぐために、ロック部材がロ
ックアームの変位を規制する第二の位置にある図４と同
様の図である。
ックアームの変位を規制する第二の位置にある図４と同
様の図である。
１０ 電気コネクタ １２，１４ ハウジング １６ 内側キャビィティ １８ ロック部材 ２０ 端子手段 ２８ 可撓性ロックアーム ３８ ラッチアーム ７２ 可撓性回路
Claims (18)
- 【請求項１】 相手方接続装置と接合可能な電気コネク
タのコネクタの位置決め保証装置であって、前記コネク
タは、相手方接続装置の適当な端子手段と相互接合可能
なハウジング取付型端子手段を有しており、内側キャビ
ィティを有しているハウジングと、相手方接続装置の適
当なロック手段とロック係合可能なハウジングの可撓性
ロックアームであって、コネクタが相手方接続装置と完
全に接合された場合のロック位置と、コネクタの相手方
接続装置との接合が不全の場合の、ロック位置より内側
に変位した非ロック位置間で、弾性的に変位可能である
前記ロックアームと、コネクタハウジングの内側キャビ
ィティ内に実質的に取り付けられ、ハウジングの外側に
露出される作動部分を有しているロック部材であって、
ロックアーム変位させてコネクタと相手方接続装置を接
合させる第一の位置と、コネクタが相手方接続装置が完
全に接合された場合の、ロックアームのロック位置から
の内側への変位を規制する第二の位置間で移動可能であ
る前記ロック部材で構成されており、コネクタの相手方
接続装置との接合が不全の場合の非ロック位置の前記ロ
ックアームは、第一の位置から第二の位置へロック部材
の移動を規制し、コネクタと相手方接続装置が完全に接
合されていないことを表示することを特徴とする相手方
接続装置と接合可能な電気コネクタのコネクタの位置決
め保証装置。 - 【請求項２】 ロック部材を第二の位置で保持するため
に、ロック部材とコネクタハウジングとの間に相補型の
相互係合可能な突起手段を有していることを特徴とする
請求項１に記載のコネクタの位置決め保証装置。 - 【請求項３】 第一および第二の位置間で摺動運動する
ために、ロック部材をハウジングに摺動可能に取り付け
る手段を有していることを特徴とする請求項１に記載の
コネクタの位置決め保証装置。 - 【請求項４】 コネクタハウジングの前記端子手段は、
ロック部材とハウジングの前記内側キャビィティの内側
壁との間にはさまれる可撓性回路を有していることを特
徴とする請求項１に記載のコネクタの位置決め保証装
置。 - 【請求項５】 コネクタと相手方接続装置との接合が不
全の場合の非ロック位置に、互いに対して弾性的に変位
可能である、一対の前記可撓性ロックアームを有してお
り、該アームがロック位置にある場合に、前記ロック部
材が対のロックアーム間の第二の位置に移動可能であ
り、アームの互いに対する変位を規制することを特徴と
する請求項１に記載のコネクタの位置決め保証装置。 - 【請求項６】 前記対のロックアームは、少なくとも一
部分において、相手方接続装置の適当なソケットに挿入
可能なコネクタのプラグ部を規定するために、コネクタ
ハウジングから突出する先端部を有していることを特徴
とする請求項５に記載のコネクタの位置決め保証装置。 - 【請求項７】 前記コネクタハウジングは、ハウジング
の第一および第二の部分間に前記内側キャビィティを規
定する、二分割構造を有していることを特徴とする請求
項１に記載のコネクタの位置決め保証装置。 - 【請求項８】 ハウジングの第一および第二部分を組み
込み状態で保持するために、ハウジングの前記第一およ
び第二の部分間に相補型相互係合ラッチ手段を有してい
ることを特徴とする請求項７に記載のコネクタの位置決
め保証装置。 - 【請求項９】 前記相補型相互係合ラッチ手段は、ラッ
チ位置で他側のハウジング部のラッチと係合可能な、一
側のハウジング部の少なくとも一つの可撓性ラッチアー
ムを有しており、前記ロック部材は、該ロック部材が第
二の位置にある場合に、ラッチアームのラッチ位置から
の変位を規制することを特徴とする請求項８に記載のコ
ネクタの位置決め保証装置。 - 【請求項１０】 離脱位置に互いに対して弾性的に変位
可能である一対の前記可撓性ラッチアームを有してお
り、前記ロック部材は、該ロック部材が第二の位置にあ
る場合に、ラッチアームの離脱位置への変位を規制する
ことを特徴とする請求項９に記載のコネクタの位置決め
保証装置。 - 【請求項１１】 相手方接続装置と接合可能な電気コネ
クタのコネクタの位置決め保証装置であって、前記コネ
クタは、内側キャビィティを有するハウジングと、相手
方接続装置の適当なソケットに挿入可能であり、ともに
ロック係合可能なコネクタのプラグ部を規定するため
に、ハウジングから突出するハウジングの一対の可撓性
ロックアームであって、コネクタが相手方接続装置と完
全に接合されるロック位置と、コネクタの相手方接続装
置との接合が不全の場合の、ロック位置より内側に互い
に対して変位した非ロック位置間で、弾性的に変位可能
である前記ロックアームと、コネクタハウジングの内側
キャビィティ内に実質的に取り付けられ、ハウジングの
外側に露出される作動部分を有しているロック部材であ
って、該作動部分から離れており、ロックアームを変位
させてコネクタと相手方接続装置を接合させる第一の位
置と、コネクタと相手方接続装置が完全に接合された場
合の、アームの内側への変位を規制する第二の位置間
で、移動可能である前記ロック部材で構成されており、
コネクタの相手方接続装置との接合が不全の場合の非ロ
ック位置の前記ロックアームは、第一の位置から第二の
位置へのロック部材の移動を規制し、コネクタと相手方
接続装置が完全に接合されていないことを表示すること
を特徴とする相手方接続装置と接合可能な電気コネクタ
のコネクタの位置決め保証装置。 - 【請求項１２】 ロック部材を第二の位置で保持するた
めに、ロック部材とコネクタハウジングとの間に相補型
の相互係合可能な突起手段を有していることを特徴とす
る請求項１１に記載のコネクタの位置決め保証装置。 - 【請求項１３】 第一および第二の位置間で摺動運動す
るために、ロック部材をハウジングに摺動可能に取り付
ける手段を有していることを特徴とする請求項１１に記
載のコネクタの位置決め保証装置。 - 【請求項１４】 コネクタハウジングの前記端子手段
は、ロック部材とハウジングの前記内側キャビィティの
内側壁との間にはさまれる可撓性回路を有していること
を特徴とする請求項１１に記載のコネクタの位置決め保
証装置。 - 【請求項１５】 前記コネクタハウジングは、ハウジン
グの第一および第二の部分間に前記内側キャビィティを
規制する二分割構造を有していることを特徴とする請求
項１１に記載のコネクタの位置決め保証装置。 - 【請求項１６】 ハウジングの第一および第二部分を組
み込み状態で保持するために、ハウジングの前記第一お
よび第二の部分間に相補型相互係合ラッチ手段を有して
いることを特徴とする請求項１５に記載のコネクタの位
置決め保証装置。 - 【請求項１７】 前記相補型相互係合ラッチ手段は、ラ
ッチ位置で他側のハウジング部のラッチと係合可能な、
一側のハウジング部の少なくとも一つの可撓性ラッチア
ームを有しており、前記ロック部材は、該ロック部材が
第二の位置にある場合に、ラッチアームのラッチ位置か
らの変位を規制することを特徴とする請求項１６に記載
のコネクタの位置決め保証装置。 - 【請求項１８】 離脱位置に互いに対して弾性的に変位
可能である一対の前記可撓性ラッチアームを有してお
り、前記ロック部材は、該ロック部材が第二の位置にあ
る場合に、ラッチアームの離脱位置への変位を規制する
ことを特徴とする請求項１７に記載のコネクタの位置決
め保証装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/407,304 | 1995-03-20 | ||
| US08/407,304 US5591041A (en) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | Electrical connector position assurance system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08273759A true JPH08273759A (ja) | 1996-10-18 |
| JP2860464B2 JP2860464B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=23611459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8085738A Expired - Fee Related JP2860464B2 (ja) | 1995-03-20 | 1996-03-14 | 電気コネクタの位置決め保証装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5591041A (ja) |
| EP (1) | EP0734101A3 (ja) |
| JP (1) | JP2860464B2 (ja) |
| KR (1) | KR100220353B1 (ja) |
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