JPH08270281A - 遠隔操作電気錠 - Google Patents

遠隔操作電気錠

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JPH08270281A
JPH08270281A JP7071815A JP7181595A JPH08270281A JP H08270281 A JPH08270281 A JP H08270281A JP 7071815 A JP7071815 A JP 7071815A JP 7181595 A JP7181595 A JP 7181595A JP H08270281 A JPH08270281 A JP H08270281A
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JP
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JP7071815A
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English (en)
Inventor
Shinya Kawaguchi
信也 川口
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は指紋照合をIDコードに組み合わせて
より高い安全性の得られる遠隔操作電気錠に関し、操作
者の適格性判断を複数手段の組み合わせで行い、且つ無
線信号の送受信による処理により、簡便な遠隔操作を行
うことのできる指紋照合式遠隔操作電気錠を提供するこ
とを目的とする。 【構成】電気錠51-2と、指紋認識部との無線信号送受信
機51-3と、被開閉体アドレスコードを格納する制御部と
を具備する複数の被開閉体51〜と、少なくとも指紋登
録/照合部61と、コード入力用装置62と、被開閉体
との無線信号送受信機64とを具備する単体の指紋認識
部60と、で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は指紋照合をIDコードに
組み合わせてより高い安全性の得られる遠隔操作電気錠
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子計算機室のように高度な安全性が要
求される場所への入室制限のため扉を解錠する手段とし
て、機械的鍵、IDコード、磁気カードなどが単独で使
用されている。図5は、上記の場合複数の扉に対する各
解錠手段の構成を示すブロック図である。図5におい
て、10は扉開閉制御部、11は解錠部を示し、その内
部にはカードリーダ・テンキーなどの信号発生部を具備
する。12は表示器、13は制御部を示す。20は制御
用ケーブル、31,32,〜3nは各扉に対する開閉
部、31-1は制御部、31-2は電気錠を示し、以下各開閉部
について同様に32-1,32-2,〜となる。40は電源線を示
す。扉電気錠31-2〜はその扉について解錠操作され、扉
が締められた後の施錠操作については、電気的処理によ
り自動的に実行される。
【0003】図5において、扉開閉制御部10により扉
電気錠31-2,32-2,〜3n-2の施錠・解錠の制御を行うた
め、IDコードとして操作者本人のコードが格納された
カードをカードリーダ部に投入する。予め制御部13に
格納された情報と比較して、操作者の適格性を判断す
る。操作者が適格者であるとき表示器12は例えば緑ラ
ンプを点灯し、次に操作すべき情報が入力可能であるこ
とを指示する。操作者は解錠すべき扉のアドレスを、テ
ンキーなどにより指定するから、解錠部11は制御部1
3に対しその旨の信号を送出する。制御部13は所定ア
ドレスの扉の制御部例えば31-1に対し制御用ケーブル2
0の1本を介して解錠作動信号を送出する。そのため扉
開閉部の電気錠例えば31-2は解錠の操作を行う。
【0004】他の扉に対して操作する場合は、前記アド
レスの指定を繰り返して操作する。以上の操作は、機械
的鍵を単独に用いた場合も同様である。鍵を解錠部11
に挿入したときにその解錠部11は「操作者は鍵の所持
者本人である」と推定し、処理に対して適格性があると
判断するから電気錠に対し解錠する操作のため信号送出
が続行される。又操作者の適格性をテンキーの単独操作
によるIDコードで判断する場合もある。その場合は正
確なIDコードを正当な早さで入力する必要がある。
【0005】最近、操作者の適格性を指紋により判断す
ることが行われるようになった。即ち、図5における解
錠部11に操作者の指紋登録・照合部を設け、予め登録
してあった指紋と一致する操作者のみが適格性を有する
と判断することである。指紋は万人不同で、且つ終生不
変という特徴を持っているため、その照合が正確に速く
出来ることは大変有効である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】通常は操作される扉が
複数並んでいるから、図5における扉開閉制御部10を
共通1組として、各扉に対し制御用ケーブル20を介し
て信号の送出を行っている。そのため操作者は一旦扉開
閉制御部10に対面し、操作者適格性の判断を受けてか
ら所定の扉に対する操作を行う必要がある。従って扉開
閉制御部10と各扉についてそれらを位置的に大きく離
すことは出来ず、見通しの出来る範囲内とすることが望
ましい。
【0007】次に適格性判断のため、操作者は鍵又は磁
気カードを携行する必要があって、それらは紛失・盗難
などによる事故発生の危険性がある。またIDコードを
使用することは、そのコードを忘れたり、他人が盗んで
コードを知ることが出来るから、IDコードを単独で使
用することは安全性が極めて低い。更に、扉開閉制御部
と各扉との間に制御用ケーブルを多数本配置することが
必要で、扉の開閉部には制御部と電気錠の動作用の電源
供給線を張り巡らす必要性がある。そのため引っ越し・
レイアウト変更などのときは、配線工事が相当量にな
る。
【0008】また、指紋照合システムについては、照合
装置を各扉対応に設置することが必要であり、また、指
紋照合装置が高価であるためシステムが大規模・高価に
なる欠点があった。本発明の目的は、前述の欠点を改善
し、操作者の適格性判断を指紋照合を含む複数手段の組
み合わせで行い、且つ無線信号の送受信による処理によ
り、簡便な遠隔操作を行うことのできる遠隔操作電気錠
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1記載の発
明の原理ブロック構成を示す図である。図1において5
1,52,〜5nは被開閉体、51-1は制御部、51-2は電
気錠、51-3は無線送受信機を示す。60は指紋認識部、
61は指紋登録/照合部、62はコード入力用装置、6
3は制御部、64は無線送受信機を示す。
【0010】請求項1記載の発明は、電気錠51-2と、指
紋認識部との無線送受信機51-3と、被開閉体アドレスコ
ードを格納する制御部51-1とを具備した複数の被開閉体
51,52,〜5nと、少なくとも指紋登録/照合部6
1と、コード入力用装置62と、被開閉体との無線送受
信機64とを具備する単体の指紋認識部60と、で構成
する。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において電気錠51-2・無線送受信機51-3・制御部51-1
に対する電源のオン操作用のスイッチを具備して構成す
る。請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載
の発明において、被開閉体には、被開閉体のコード入力
用装置を具備し、被開閉体の制御部には、指紋照合部か
ら到来した信号と上記コード入力用装置によって入力さ
れたコードとの照合手段を具備して構成する。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明における指紋認識部/被開閉体にはコード表示器を具
備して構成する。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明において、操作者はコード
入力用装置62に対面し、コード例えば操作者のIDコ
ードと、被開閉体51〜に対するアドレスとを入力す
る。制御部63が判断して入力コードによる操作者の適
格性が例えばランプなどにより正当であると表示された
とき、次に指紋による操作者適格性の判断を受ける。指
紋登録/照合部61により照合を受けて、適格性がある
ときはその旨の表示が照合部61に表示されて、制御部
63に通知される。
【0014】制御部63は、IDコードと指紋の両者に
よる操作者の適格性が正当であると判断したとき、前記
被開閉体のアドレスと、被開閉体に対する操作の制御信
号、例えば被開閉体の解錠の操作信号を、無線送受信機
64に入力する。無線送受信機64は被開閉体51〜の
方向へ無線信号を送出する。
【0015】該当被開閉体51〜はその信号を無線送受
信機51-3により受信し、制御部51-1においてアドレスコ
ードの照合を行う。制御部51-1には自己被開閉体のアド
レスを格納しているから、無線信号として到来した信号
に含まれているアドレスと、被開閉体のアドレスが一致
したとき電気錠51-2を操作して例えば解錠する。被開閉
体51〜・指紋認識部60の両者間に無線信号の送受信
が実行され、指紋認識部60は単一構成であって、被開
閉体51〜との間の制御線は存在しないから、照合シス
テムが簡略化される。
【0016】請求項2記載の発明において、被開閉体に
は電気錠・無線送受信機・制御部に対する電源のオン操
作用スイッチを具備しているから、操作者が操作すると
きのみ被開閉体の操作を行うことができるために、被開
閉体における電源の消費が少なくてすむ。請求項3記載
の発明において、被開閉体には更にコード入力手段を具
備している。指紋認識部から送信してきた信号について
その一部の信号と、被開閉体側のコード入力手段から入
力したIDコードなどのコードとを照合し、その結果が
正当である場合に限って、次の電気錠に対する操作を実
行できる。
【0017】請求項4記載の発明において、指紋認識部
/被開閉体にはコード表示器を具備しているから、操作
者の操作途中において操作ミスの起きることが少なくな
る。
【0018】
【実施例】図2は請求項1・請求項2記載発明の実施
例、特に被開閉体として扉を考え、その電気錠について
の制御装置を示す図である。図2において、51-1は扉動
作の制御部、51-2は電気錠、51-4は電池、51-5はスイッ
チを示す。電気錠51-2などに対し、電池51-4からの電力
はスイッチ51-5を介して供給される。
【0019】IDコードと、指紋の認識とを総合して、
図2には図示しない指紋認識部における判断により、操
作者の適格性が有効であるとき、指紋認識部からは扉を
解錠すべき旨の無線信号が扉のアドレスと共に発信され
る。操作者は、所定の扉の所へ行きスイッチ51-5をオン
操作する。そのため図示しない無線送受信機が動作状態
に入るので、その受信機を介して前記無線信号が制御部
51-1に印加される。なおこのスイッチ51-5は扉の各操作
部に対する動作用電源回路のオンスイッチであって、安
全性向上のためには目立たない箇所に設置することが望
ましい。
【0020】制御部51-1において当該扉に対するアドレ
スコードの一致か否かを含み前記無線信号の正当性をチ
ェックする。制御部51-1には予め当該扉のアドレスが格
納されているので、そのアドレスと無線信号に含まれる
アドレスとを比較する。その結果一致であれば制御部に
おいて電気錠51-2を解錠操作する信号を作成し、電気錠
を操作可能状態とする。そのため、操作者は扉を解放す
ることが出来る。又指紋認識部側に応答コマンドを返す
ように無線送信機を制御する。
【0021】このとき操作者が間違って指紋認識部にお
ける指定アドレス以外の扉について電源オンの操作をし
たときのように、制御部に対する操作が正当でないとき
は、扉は施錠のままになる。制御部51-1はスイッチ51-5
がオンされた時からの経過時間を計測していて、所定の
時間例えば30秒の後にスイッチ・オフとする信号を発
し、電源回路をオフとする。即ち、この場合のスイッチ
51-5をオフする操作はソフト的に処理される。
【0022】扉については、扉解錠処理のときに応答コ
マンドを返して後に、操作者により閉扉されることを待
つ。閉扉されたときは例えば扉に設けた接点の閉状態を
制御部51-1が検出して扉を施錠する。そしてスイッチ51
-5はその後にスイッチ・オフと動作する。もし、所定期
間以上連続しても扉が開状態となったままでいるとき、
制御部はそれを監視していて、一定時間例えば5秒間を
経過したときは、その制御部の処理により警報を発す
る。警報に気づいた人が閉扉するので、扉はその後に施
錠される。そして施錠状態に成ってから、更に前記のよ
うに所定時間経過して、スイッチ51-5が自動的にオフさ
れる。この実施例によると、内蔵電源は通常電池を使用
するが、電源回路オンは操作者が必要のとき手動操作を
して、次にソフト処理によりオフ操作されるので電池の
動作時間をより一層延長することが出来る。
【0023】なお、前記の扉側からの応答コマンドを使
用するときは、応答コマンドの一部に電池の電圧状態を
表示する信号を重畳して、指紋登録/表示部における動
作監視項目に加えることが出来る。その場合は指紋認識
部において、扉の解錠操作の可能・不可能を早急に判断
出来る。図3は請求項1・請求項3記載の発明の実施
例、特に被開閉体として扉を考えその制御装置を示す図
である。図3において、51-1は扉動作の制御部、51-2は
電気錠、51-3は無線送受信機、51-6は扉に設けたコード
入力用装置、51-7は照合装置で、制御部51-1の内部に設
けたものを示す。51-8はコード表示器を示す。
【0024】前記図2に示す実施例では、指紋照合部か
ら到来した無線信号についてアドレスを解読し、扉側制
御部51-1において内蔵していたアドレスとの一致を検出
し、制御部51-1から該当する電気錠51-2を操作する信号
を送出していた。しかしこの図3に示す実施例では、制
御部において内蔵記憶装置から読み出した該当扉のアド
レスについて、操作者が該当扉のコード入力用装置51-6
から入力したアドレスとを、照合装置51-7において一致
を検出し、更にアドレスに引き続き送られて来た他の信
号について照合を重ね、全部が一致した時に始めて、解
錠することの操作信号を電気錠51-2に送出している。
【0025】ここでいう他の信号とは、指紋認識部から
操作者が印加したものを利用することが適当である。即
ち、操作者は指紋認識部において、扉のアドレスに続け
て、任意の秘匿コードを入力する。そのコードが扉側に
送信されるので、扉側の制御部では、操作者が扉側のコ
ード入力用装置から新たに入力した前記秘匿コードと、
前記送信されて来たコードとの照合を照合装置51-7で行
うのである。
【0026】この場合、秘匿コードを知っている者のみ
が正当な操作者であると判断されるので、秘匿コードに
ついては解錠操作の都度変更するようにすれば、安全性
をより高めることができる。図2に示す実施例では、若
し、指紋認識部において操作者が適格性の判断を受け、
続いて扉開錠のコマンドを送出したことを、他人が察知
して急ぎ扉の前に行き、そのスイッチを順次にオンして
行けば、何れかの扉は解錠出来るから、目的の扉に対す
るアドレスを知らなくても不法に侵入することが出来
る。しかし、図3に示す実施例によれば、扉のアドレス
と秘匿コードとを入力して、両者が一致した扉について
のみ開錠されるから、安全性が最も向上出来る。なお、
入力したコードなどについて、コード表示器51-8を見な
がら操作すれば、誤りが少ない。
【0027】以上は、扉側のコード入力用装置から入力
するコードが扉のアドレスと、秘匿コードであることを
説明したが、入力するコードを操作者のIDコードとす
ることも出来る。操作者が指紋認識部において、操作者
IDコードを入力しているから、指紋認識部の無線送受
信機においてそのIDコードを含んだ信号を扉に対して
送信すれば、扉の制御部はそのIDコードを使って、入
力したコードとの照合が出来る。そのときは扉の制御部
にIDコードを格納することが不要となる。
【0028】若し、指紋認識部から操作者のIDコード
を送信しないときは、扉側の制御部に予定操作者のID
コードを登録しておいて、それを読み出したコードと、
送信されたコードとの照合を取る。一致したときに扉が
解錠出来る。図4は請求項1・請求項4記載の発明の実
施例、特に指紋照合部の構成について示す図である。図
4において、63は制御部、65はコード入力用装置の
例としてテンキー・カードリーダ、66はコード表示器
を示す。なお61は指紋登録/照合部、64は無線送受
信機を示す。
【0029】図4に示す指紋登録/照合部61につい
て、操作予定者は予め指紋の登録をしておく。そのと
き、指紋は万人不同であるから操作予定者全員が指紋を
登録しておき、解錠操作のときその登録指紋と照合する
と、通常は長時間を要するので、照合のため使用する登
録指紋について検索用番号を併用することは、照合時間
を短縮できて有効である。即ち、指紋登録時にその指紋
にID番号を付与して置く。照合のために指紋を採取す
るとき、テンキーなどを操作してID番号を入力する
と、そのID番号を知っている者の所定の指紋のみが読
み出されるから、指紋検索の時間が不要となり、照合が
速く終了する。
【0030】次に解錠の操作をするとき、テンキー・カ
ードリーダ65において磁気カードの判定、又はテンキ
ーによるIDコードの判定を受ける。実務上はIDコー
ドに続いて扉アドレスも入力する。IDコードの適格性
をクリアした後に、指紋登録/照合部61において指紋
の照合を受ける。両者共に操作適格者であると判定され
たとき、制御部63は扉解錠の制御信号を正常に送信し
ていることをコード表示器66にランプ表示する。その
ためその操作者は所定の扉についてのデータをコード表
示器66により確認する。投入データは制御部63を介
して無線送受信機64から一定時間発信される。その時
間は操作者が指紋認識部から離れて希望する扉に到達す
るまでの時間程度で良い。
【0031】なお、前記指紋登録の時に指紋だけを登録
して、照合時に指紋自体で照合することは、時間を要す
るが実施例の一つとなる。このコード表示器の動作は、
指紋認識部についてのことであるが、扉開閉部の側にコ
ード表示器を設けた場合も、投入データ確認に使用出来
ることは同様である。
【0032】また信号の送信媒体として電磁波・光・超
音波を使用することが出来る。パルス性電磁波を使用す
る場合、例えば5個のタイムスロットを使用するTDM
A−TDD形式電波(時分割信号)が好適である。その
とき相次ぐ5人が互いに他人に干渉することなく操作で
きるからである。勿論FDMA−FDD(周波数分割信
号)を利用することも出来る。
【0033】さらに前述の被開閉体の無線送受信機から
応答コマンドを返す場合について説明したが、この応答
コマンドを使用するときは、指紋登録/照合部の送受信
機において応答コマンドを受信したとき、該当スロット
を直ぐに他人に使用させて良いから、信号波について使
用効率を高めることが出来る。
【0034】
【発明の効果】このようにして請求項1記載の発明によ
れば、従来は単独で使用される鍵・磁気カードが本発明
では複合処理されるため、たとえ盗難・紛失のような事
故があっても、安全性が完全に失われることはない。ま
たIDコードも単独では使用出来ないから、番号の漏れ
による事故などが防止出来る。そして他人と一致するこ
とのない指紋をIDコードなどと組み合わせて照合を行
うから、従来と比べて安全性が格段に向上する。また指
紋登録/照合部と被開閉体との間は無線信号による制御
になったため、被開閉体の引っ越し・レイアウト変更な
どによる繁雑な配線工事の必要がなくなった。
【0035】請求項2記載の発明によれば、被開閉体内
に電源スイッチを設置したため、必要時のみ電源をオン
することが出来る。そのため内蔵電源として電池を使用
する構成であっても寿命を長く保つことが出来る。請求
項3記載の発明によれば、補開閉体においてもコードを
入力するから不適格な第三者による解錠操作を完全に防
止することが出来る。
【0036】請求項4記載の発明によれば、指紋認識部
における操作時にIDコードなどを投入する場合、数字
を表示させ且つ操作者適格性を表示するから、誤操作す
る危険性を予め防止出来る。また、被開閉体にコード表
示器を設けたときも同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の原理ブロック構成を示す
図である。
【図2】請求項1・請求項2記載発明の実施例、特に被
開閉体として扉の電気錠についての実施例を示す図であ
る。
【図3】請求項1・請求項3記載の発明の実施例、特に
被開閉体として扉を考えその制御装置を示す図である。
【図4】請求項1・請求項4記載の発明の実施例、特に
指紋照合部の構成について示す図である。
【図5】従来技術の複数扉に対する施錠・解錠手段の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
51,52,〜5n 被開閉体 51-1 制御部 51-2 電気錠 51-3 無線送受信機 60 指紋認識部 61 指紋登録/照合部 62 コード入力用装置 63 制御部 64 無線送受信機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気錠と、指紋認識部との無線送受信機
    と、少なくとも被開閉体アドレスコードを格納する制御
    部とを具備する複数の被開閉体と、 少なくとも指紋登録/照合部と、コード入力用装置と、
    被開閉体との無線信号送受信機とを具備する単体の指紋
    認識部と、で構成したことを特徴とする遠隔操作電気
    錠。
  2. 【請求項2】 前記被開閉体には、電気錠・無線送受信
    機・制御部に対する電源のオン操作用スイッチを具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の遠隔操作電気錠。
  3. 【請求項3】 前記被開閉体にはコード入力用装置を具
    備し、前記被開閉体の制御部には、前記指紋認識部から
    到来した信号と、上記コード入力用装置によって入力さ
    れたコードとの照合手段を具備することを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の遠隔操作電気錠。
  4. 【請求項4】 前記指紋認識部/被開閉体にはコード表
    示器を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3
    の何れか1項記載の遠隔操作電気錠。
JP7071815A 1995-03-29 1995-03-29 遠隔操作電気錠 Pending JPH08270281A (ja)

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