JPH08268926A - 飽和または不飽和脂肪族炭化水素のアセチレン系炭化水素への熱転換方法 - Google Patents

飽和または不飽和脂肪族炭化水素のアセチレン系炭化水素への熱転換方法

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JPH08268926A
JPH08268926A JP6399496A JP6399496A JPH08268926A JP H08268926 A JPH08268926 A JP H08268926A JP 6399496 A JP6399496 A JP 6399496A JP 6399496 A JP6399496 A JP 6399496A JP H08268926 A JPH08268926 A JP H08268926A
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heating
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ブソン クリスチャン
Jacques Alagy
アラジ ジャック
Paul Broutin
ブルタン ポール
Francois Chevron
シュヴロン フランソワ
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 1分子当り少なくとも2個の炭素原子を
有する飽和または不飽和脂肪族炭化水素を熱分解して、
アセチレン系炭化水素を製造する。水蒸気の存在下、圧
力1〜15バール(0.1〜1.5MPa)、水/炭化
水素の重量比0.55〜20で操作を行なう。 【効果】 アセチレン系炭化水素の選択率の向上。アセ
チレン、メチルアセチレンの製造に適する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも2個の
炭素原子を有する飽和または不飽和脂肪族炭化水素のア
セチレン系炭化水素、例えばアセチレンおよびメチルア
セチレンへの熱転換方法に関する。
【0002】
【従来技術及び解決すべき課題】先行技術においては、
炭化カルシウムを用いる方法が、1940年までアセチ
レン製造の唯一の方法であった。次いで、メタンおよび
他の炭化水素を用いる熱分解方法が出現した。初期の方
法では電気アークを使用した。次いで、1950年代に
おいて、一部酸化による再生方法が開発された。
【0003】いくつかの方法の非常に完全な叙述が、Wo
lfgang Gerhartz 出版のUllmann'sEncyclopedia of Ind
ustrial Chemistry、A巻1、97頁に提供されてい
る。従って、例えば、次のように記載されている: ・炭化水素の一部燃焼によって熱が供給されるBASF法の
ような部分燃焼による方法。このような方法の不都合
は、大量のCO+H2 を形成することである。
【0004】・典型的な電気方法は、HULS法である。こ
れは、エネルギーを多く消費する方法である。さらに、
温度および平均滞留時間を具合よく調節できないことに
より、煤の大量形成を生じる。
【0005】・再生方法として、WULLF 法が挙げられ
る。熱は、高温の耐火性材料製接触物質によって供給さ
れる。該接触物質が熱を分解用炭化水素に伝える。該物
質の温度が非常に低い場合には、該物質は、仕込原料ま
たは他のすべての燃料の燃焼によって再加熱される。サ
イクル期間が1分であるので、これは実施困難な方法で
ある。
【0006】これらの方法から生じたガスは、非常に高
い温度(約1300℃)を有している。生成されたアセ
チレンの分解を避けるために、これらの方法では、分解
されたガスを急速に冷却するための直接冷却装置を用い
る。ガス流出物の熱が回収されないので、熱収率の大き
な損失が続いて起こる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、反応
器から生じたガスの熱を、間接熱交換によって回収する
ことが提案されており、このことによって、仕込原料を
予備加熱すること、あるいは高圧蒸気を生じることが可
能になる。この蒸気回収図式は、蒸気分解において用い
られる図式に類似している。熱交換器を用いることによ
り、圧力損失が生じ、従って、該圧力損失によって加圧
下で分解を行なうことが強いられる。特にアセチレンの
収率については、圧力は望ましくないことは周知であ
る。圧力がどのようなものであっても、希釈剤として水
を使用することによって並びに該圧力に応じて反応器の
入口における水/炭化水素比を調整することによって、
該収率が保持されうることが見出された。
【0008】いくつかのアセチレン系炭化水素は、本発
明による方法によって製造されうる。すなわち、アセチ
レン、メチルアセチレン等が挙げられる。
【0009】限定されない例として、使用可能な炭化水
素仕込原料は次の通りである: ・飽和脂肪族炭化水素、例えばエタン、アルカン混合物
(LPG)、ナフサ、常圧ガスオイルおよび570℃程
度の最終蒸留点を示す減圧ガスオイルのような石油留
分。
【0010】・不飽和炭化水素、例えばエチレン、プロ
ピレン、ブタジエン、エタン+エチレンのようなアルカ
ンとアルケンとの混合物、蒸気分解並びに接触分解のC
3 、C4 およびC5 留分。
【0011】工業面では、好ましい炭化水素は、蒸気分
解から生じるものであり、それらは、非常に種々ではあ
るが、一般には十分に少ない量でエチレンを含みうるエ
タンであり、次いで蒸気分解装置の流出物中に存在する
他の炭化水素と混合されたエチレンである。熱分解の仕
込原料として、エタンの蒸気分解に由来する流出物を、
前記流出物からの熱の回収前または回収後に使用するこ
とも可能である。
【0012】従って、本発明は、1分子当り少なくとも
2個の炭素原子を有する、少なくとも一つの飽和または
不飽和脂肪族炭化水素の熱分解による、少なくとも一つ
のアセチレン系炭化水素の製造方法に関し、水蒸気の存
在下、圧力1〜15バール(0.1〜1.5MPa)、
水/炭化水素の重量比0.55〜20で操作を行なうこ
とを特徴とする方法に関する。
【0013】本発明の好ましい実施態様においては、圧
力は約1〜約5バールである。
【0014】一般には、絶対圧力1〜5バール(0.1
〜0.5MPa)に対して、水/炭化水素の重量比は、
通常、約0.55〜20である。
【0015】該絶対圧力は、好ましくは1〜2バール
(0.1〜0.2MPa)であり、この場合、水/炭化
水素の重量比は、好ましくは約0.65〜10である。
【0016】該絶対圧力は、より詳しくは1〜1.5バ
ール(0.1〜0.15MPa)でよく、水/炭化水素
の重量比は、好ましくは約0.65〜4である。
【0017】該絶対圧力は、1.1〜3バール(0.1
1〜0.3MPa)でよく、この場合、水/炭化水素の
重量比は、約4〜10である。
【0018】該絶対圧力が1〜1.3バール(0.1〜
0.13MPa)である場合には、水/炭化水素の重量
比は、好ましくは約0.65〜2.5でなければならな
い。
【0019】該絶対圧力が1.3〜1.7バール(0.
13〜0.17MPa)である場合には、水/炭化水素
の重量比は、好ましくは約2.5〜6でなければならな
い。
【0020】好ましくは、反応帯域の出口における最終
温度は1100℃以上である。
【0021】より特別には、反応帯域の出口における最
終温度は1150℃以上である。
【0022】一般には、該温度は1200〜1300℃
程度である。
【0023】本発明による方法の実施については、従来
のあらゆる技術、例えば、実際の材料(Incoloy) よりも
高い温度に耐える金属性材料を用いる、厳しい蒸気分解
型である従来技術、(FCC型ではあるが、非常に高温
である)熱い固体との接触による、あるいは溶解塩との
接触による熱移送の技術等を用いてよい。
【0024】より特別には、限定されない例として、本
発明による方法は、好ましくは四角形状または長方形状
断面を有する、軸に沿った細長い形態の反応器(1) を備
える装置(図1〜6)内で実施され、該反応器は、第一
端部に、少なくとも一つの炭化水素を含むガス混合物の
供給手段(5) を備えており、かつ対向する端部に、生成
された流出物の排出手段(10)を備えており、かつこれら
二つの端部の間に、冷却流体の供給手段を備えており、
前記反応器は、第一部分(第一端部側)内に、導管(4)
で囲まれた複数の電気加熱手段(3) を備えており、前記
手段は、互いに実質的に平行であり、かつ実質的に平行
である層状に、反応器の軸に対して垂直に配置されて、
ガス混合物および/または流出物を流通させるための空
間または通路を、導管および/または該導管によって形
成される層の間に限定するようにし、前記加熱手段およ
び前記導管は、反応器の軸に対して実質的に垂直であ
る、独立した、連続する横断面による前記通路の加熱に
適用されており、さらに前記反応器は、前記加熱装置に
連結される、制御および加熱変調手段を備えており、か
つ第一部分に隣接する第二部分(8) (対向する端部側)
内に、前記冷却流体供給手段に連結する、流出物冷却手
段(9) を備えており、前記装置は、例えば水蒸気および
/または水素および/または窒素を含む、導管ガスまた
は気密性ガスと称するガスGの、導管(4) の内部への適
当な圧力での導入手段を備えており、前記導管は、前記
導管の内部から前記導管の外部に向けて、該ガスGの少
なくとも一部の拡散を少なくともいくつかの箇所におい
て可能にするのに十分な透過性を有しており、この場
合、該ガスGは、前記ガス混合物中で薄くなる。ほとん
どの場合、導管ガスとして窒素を使用するのが好まし
い。
【0025】本発明の方法は、一方向(軸方向)に沿っ
た細長い形態の反応帯域内において、通常実施され、該
反応帯域は、加熱帯域および前記加熱帯域に続く冷却帯
域を備えており、加熱帯域内で、少なくとも炭素原子2
個を有する少なくとも一つの炭化水素を含むガス混合物
を、反応帯域の方向(軸方向)に対して実質的に平行な
流れ方向に沿って流通させ、前記加熱帯域は、層状に配
置され、実質的に互いに平行である、横断面から見て三
角形、四角形または長方形状の集合を形成するように配
置された複数の電気加熱手段を備えており、前記加熱手
段は、互いに独立して、反応帯域の方向(軸方向)に対
して実質的に垂直である連続する横断面によって再編成
されており、かつ最終帯域の出口における温度がせいぜ
い約1300℃になるまで仕込原料を維持することを可
能にする少なくとも二つの加熱帯域を確定するように電
気エネルギーを供給されており、加熱帯域の流出物を冷
却し、次いで反応帯域の端部において生成された物質を
回収し、前記電気加熱手段は、導管によって、少なくと
も一つの炭化水素を含むガス混合物との直接接触から絶
縁されており、該導管内に、導管ガスまたは気密性ガス
と称するガスGを導入し、前記導管は適当な透過性を有
し、ガスは、前記導管の内部から前記導管の外部に向け
ての該ガスGの少なくとも一部の拡散が少なくともいく
つかの箇所において起こるような圧力で、前記導管の内
部に導かれ、この場合、該ガスGは前記ガス混合物中で
薄くなる。
【0026】特別な操作条件下で実施される上記技術
は、アセチレン系炭化水素の製造、特にアセチレンまた
はメチルアセチレンの製造に有効に適用される。
【0027】適当な圧力でのガスGの導入手段は、当業
者に周知の手段である。さらに該手段は、前記導管の内
部および外部に至る圧力の調整および制御手段を備えて
よい。
【0028】前記冷却手段は、加熱帯域を去る流出物を
直接接触または間接接触によって冷却するのに適用され
る手段である。
【0029】電熱線を取り巻く導管は、通常、胴着きし
ないように、重ね合わせるように配置されるか、あるい
は5点形に配置されてよく、かつ横断面から見て三角
形、四角形または長方形状の集合を形成するように配置
される。
【0030】加熱手段を備える層の全体数および層毎の
各導管内の加熱手段数は、本方法では決定的なものでは
ない。これらの数は、明らかに寸法、加熱手段、加熱手
段を取り巻く導管および存在する場合における、層を分
離する隔壁に依存している。加熱要素は、その寸法によ
ってと同じく加熱力によっても互いに同一であってよい
し、あるいは異なっていてよい。例として、加熱要素
は、導管の内部に1〜5本の電熱線、ほとんどの場合、
1〜3本の電熱線を有してよい。
【0031】加熱要素の数は、一定の反応容積に対して
使用しうる最大限の電力を決定し、かつ仕込原料の滞留
時間に影響を及ぼす。すなわち、この数は、これらのパ
ラメータを考慮して、許容され得る仕込原料の流量に応
じて選ばれる。
【0032】本発明の枠内においては、継目のない形態
で、あるいは、例えばはめ環(フランジ)によるよう
に、使用可能なあらゆる手段によって互いに組立てられ
る、同一形態のいくつかの要素を隣接して並置すること
によって、加熱帯域および急冷帯域を備える反応器全体
を製作してよい。
【0033】本発明の枠内において使用可能な電気加熱
手段は、好ましくは1500℃程度の温度まで使用でき
る加熱性電熱線である。
【0034】仕込原料のガス混合物および電熱線の間の
直接接触を避けるように電熱線を取り巻く導管は、好ま
しくは筒状形態である。耐火性材料製であるこれらの導
管は、通常、セラミック製か、あるいは焼結された金属
製である。ムライト(mullite) 、コージライト(cordier
ite)、窒化ケイ素、炭化ケイ素、シリカまたはアルミナ
のようなセラミックを使用してよい。炭化ケイ素は、良
好な熱伝導率を示すので、選択される材料としては好ま
しい。層が隔壁によって分離される場合には、該隔壁を
製作するのに選択される材料は、導管に対して使用され
る材料と同一であってよいが、該材料は、特に炉の製造
費用の問題に関して、しばしば異なるものである。
【0035】導管から加熱要素を区分する距離は、加熱
要素の断面によって決まる。加熱手段を一つに合わせる
円の最大直径がdである該加熱手段に関しては、通常、
約1.1×d〜約8×d、ほとんどの場合、約1.2×
d〜約4×dの直径Dを有する、通常、筒状または円筒
状の導管を用いる。
【0036】加熱要素は、仕込原料(プロセスガス)の
流れ方向に実質的に垂直である、好ましくは実質的に一
列に並んだ、平行する層状に配置されており、許容し得
る圧力損失の要請を考慮して、隣接する二つの導管を隔
てる距離が出来るだけ縮小されるようにする。隣接する
二つの層の導管の間の距離、あるいは層が隔壁によって
分離される場合には、一つの層の導管および最も近接す
る隔壁の間の距離は、通常、一定の層において連続する
二つの導管の間の距離と同一である。該距離は、通常、
導管の間、あるいは導管と最も近接する隔壁との間に形
成されており、かつ炭化水素を含むガス混合物が流通す
る通路が、約1〜約100mm、ほとんどの場合、約5
〜約40mmの寸法を有するものである。
【0037】本発明の実施態様によれば、自由空間ある
いはプロセスガスの流通用である、先に定義された通路
は、通常セラミック製の、好ましくは熱の伝導体である
装填物によって少なくとも一部が占有されている。従っ
て、一定の反応器の型に関しては、ガス混合物の流れを
均一にしながら、また一掃された熱をより良好に分配し
ながら、該反応器内の仕込原料の滞留時間を減少しう
る。該装填物は、種々の形態を有してよく、かつ例え
ば、環(リング)形態(ラッシヒリング(Raschingring)
、レシングリング(Lessing ring)またはポールリング
(Pall ring) )、鞍(Berl 鞍) 形態、磁石(barreaux)形
態、閉鎖状円筒管形態を示してよい。
【0038】本発明は、単に例証的ではあるが何ら限定
されないものとして提供される、いくつかの実施態様の
添付図面による後述の記載によってより良く理解され
る。図面において、類似装置は、同一の参照数字および
参照文字によって示される。・図1、2、3および6
は、導管の軸に対する垂直面に沿う、反応器の縦断面を
表す。図2の場合には、該反応器は装填物を含む。図3
および6の場合には、該反応器は、電気加熱手段を含む
導管の一つまたは複数の層を分離する隔壁を備える。
【0039】・図4および5は、導管の軸に沿う、反応
器の縦断面を表す。
【0040】・図7は、図4および5の図面と同一の図
面における、加熱帯域の製作の細部を例証する。
【0041】図1において、実施態様に従って、細長い
形態を有しかつ長方形状断面を有する垂直型反応器(1)
を表した。該反応器は、入口用オリフィス(5) から該反
応器に反応性ガス混合物を供給しうる分配器(2) を備え
る。該反応性ガス混合物は、水蒸気および少なくとも一
つの炭化水素の混合物を含んでおり、図面上には表され
ていない従来の予備加熱帯域において、好ましくは対流
によって予備加熱されていた。該反応器は、複数の電気
加熱手段(3) を備えており、該電気加熱手段は、平行で
ある層状に配置される導管(4) によって取り巻かれてお
り、かつ製作図(図面の平面図)において、四角形状に
配置される集合を形成する。これらの層は、仕込原料の
流れ方向に沿って定義される反応器の軸に対して実質的
に垂直である横方向の加熱区域を限定する。
【0042】これらの加熱区域は、一対の電極によって
独立して電気エネルギーを供給される(図4および5に
おける(6a)および(6b))。熱電対付高温測定ゾンデ(図
5における(7) )は、仕込原料が導管(4) の間を流通す
る空間内に入れられる。該熱電対付高温測定ゾンデによ
って、図面には表されていない、制御器および変調器を
備える従来装置による、各加熱区域の温度を自動的に調
整することが可能になる。
【0043】仕込原料は、温度約500〜800℃で予
備加熱された後に反応器内に導入される。反応器の内部
の温度曲線は、いくつかの加熱区域で供給される電力の
変調によって調整される。
【0044】反応器の加熱帯域の出口において、反応流
出物は、冷却帯域(8) 内で冷却されている。該流出物
は、急冷用注入器(9) を介して導入される急冷剤、例え
ば水、炭化水素または炭化水素混合物と接触される。該
注入器は、反応器(1) の周辺に配置されており、かつ表
示されない、外部にある急冷用流体(冷却用流体)の源
に連結されている。急冷剤として、好ましくは、アセチ
レン系炭化水素に転換することが望まれる炭化水素仕込
原料を用いる。特にエタンの蒸気分解の場合において
は、エタンか、あるいは仕込原料として蒸気分解用装置
に入れるナフサを用いてもよい。ガス流出物全体は、約
500℃の温度で冷却されて、かつ反応帯域(1) の端部
にある出口用オリフィス(10)から回収される。
【0045】例証されない別の実施態様によれば、流出
物は、帯域(8) 内に配置された気密性導管を横切って流
通しながら冷却されてよく、該導管を経て急冷剤が流れ
ており、該導管は、外部にある、急冷剤の源に連結され
ている。
【0046】図2において図式化された実施態様によれ
ば、反応器は、図1において図式化された反応器と同一
であり、かつ仕込原料が流通する空間内において、有利
にはセラミック製物質である装填物(20)を有しており、
該装填物は、加熱帯域の端部にあるグリル(格子)(21)
によって保持される。導管(4) は、平行である層状に配
置されており、かつ製作図(図面の平面図)において、
三角形状に配置される(5点形の配置である)集合を形
成する。
【0047】図3において、実施態様に従って、細長い
形態を有し、かつ長方形状断面を有する水平型反応器
(1) を表した。該反応器は、実質的に水平であること、
平行である層状に配置されており、かつ製作図(図面の
平面図)において、四角形状に配置される集合を形成す
ること、およびこれらの層は、有利にはセラミック製物
質である隔壁(22)によって互いに分離されていることに
おいてのみ、図1において表される反応器と異なる。こ
れらの隔壁は、一つの形態を有しており、該形態は、渦
巻を発生させるのに適用され、かつ各導管(4) の領域に
小孔を有している。
【0048】図6において図式化される実施態様は、加
熱要素のいくつかの層が二つの隔壁(22)の間に位置して
いることにおいてのみ、図3において図式化される実施
態様と異なる。
【0049】図4は、水平型反応器について、図1と関
連して記載された要素と同一の要素を表す。さらに、例
えば窒素含有ガスGを導入するオリフィス(12)と、該ガ
スGの流れの調整を可能にする弁(24)を具備したオリフ
ィス(13)とを備える保護用仕切箱(11)を表した。該仕切
箱(11)は、反応器(1) の金属製支柱に固定されており、
かつ電気エネルギーの供給が行なわれる電熱線の端部以
外の電熱線と、該電熱線を含む導管との全体を囲む。例
えばピン状の電熱線(3) は、例えばセラミックファイバ
ー製の座金(18)によって導管(4) 内に位置しており、該
導管は、該電熱線と該導管との間の空間内に、ガスG、
例えば窒素を浸透させうる通路(23)を有する。
【0050】図5は、図1と関連して記載された要素と
同一の要素を表す。さらに、オリフィス(12)および(13)
を具備する保護用仕切箱(11)を表した。該オリフィスに
よって、例えば窒素を含むガスGの仕切箱内での流通が
可能になり、該ガスGは、電熱線の確かな位置付けを行
なう座金(18)のオリフィス(23)から該電熱線の空間内に
浸透する。オリフィス(13)は、例えば窒素を含むガスG
の流れのより簡単な調整を可能にする弁(24)を具備す
る。該仕切箱(11)は、反応器の金属製支柱に固定されて
おり、かつ電気エネルギーの供給が行なわれる電熱線の
端部以外の電熱線と、該電熱線を含む導管との全体を囲
む。ガスGの流通は、反応器の中心部において、プロセ
スガスの圧力と比較すれば僅の超過圧力で行なわれ、従
って、完全に調整された大気と、プロセス空間に向けて
の該ガスGの良好な拡散とを確実なものにする。
【0051】電熱線空間およびプロセス空間の間の絶対
圧力の差、すなわち超過圧力は、好ましくは、電熱線空
間内での圧力が、プロセス空間内の圧力よりも少なくと
も0.1%、ほとんどの場合、少なくとも1%高いもの
である。非常に大きな超過圧力を有する必要はなく、ほ
とんどの場合、電熱線空間内での圧力は、プロセス空間
内の圧力の二倍以下に留まる。
【0052】図7は、本発明による加熱帯域の実施態様
の細部を表す。電気加熱手段として、円筒状形態の電熱
線を用いる。該電熱線は、各端部において、冷却帯域
と、例えば、全体の長さの約68%を呈示する加熱帯域
である主要帯域の一部とを有する。 金属性支柱(15)を
用いて、絶縁性耐火性コンクリート(14)で構成される隔
壁を備える、長方形状断面を有する反応器を製作する。
横方向の対向する二つの隔壁に円形状孔をあけて、該孔
に、電熱線(3) の直径の2倍の直径を有する、例えばセ
ラミック製の導管(4) を差し込む。導管(4) は、金属製
支柱の領域にある溝内で、耐火性物質製編組被覆(17)、
例えばセラミック製編組被覆に作用するパッキン箱(16)
システムによって位置づけられる。導管(4) 内の電熱線
(3) の位置付けは、ガスGの通過を可能にするオリフィ
ス(23)を有する、例えばセラミックファイバー製である
座金(18)を用いて行なわれ、該ガスは、例えば窒素を含
んでおり、導管(12)により仕切箱(11)に導入されて電熱
線の空間(24)に導入される。
【0053】電熱線(3) の加熱帯域は、該帯域が、絶縁
コンクリートの隔壁を横切る通路用孔内には浸透しない
ように位置付けられる。本発明の枠内においては、パッ
キン箱は位置付け用手段の役割を果さないし、かつ反応
器の内部および外部の間における可能な限りの完全な気
密性の確保を主要目的にはしていないので、パッキン箱
の領域における編組被覆(17)の使用は必須ではない。さ
らに、このパッキン箱は、有利には、導管位置付け用の
より簡単な手段、例えば耐火性材料製一重座金に代えて
もよい。
【0054】従って、例えばセラミック物質製である隔
壁内に、連続する水平状列によって縁をつけられた加熱
性電熱線のいくつかの数を使用する。これらの列は、好
ましくは直線状であり、炉の横方向の隔壁において、該
列は四角形状または長方形状に配置される集合を形成す
る。電熱線の端部および/またはそれらの電気供給手段
(6) のみがはみ出している仕切箱(11)は、例えば窒素を
含むガスG流に端から端まで走破される。
【0055】
【実施例】KANTHAL 社製Crusilite 型の炭化ケイ素製電
気電熱線によって構成される加熱手段を有する、間接急
冷用水平型反応器を使用した。これらの電熱線を、電熱
線を一つに合わせた円の中心部に対して同心状に配置し
た、焼結炭化ケイ素製導管で取り巻いた。
【0056】これらの導管の数は16であり、該導管を
仕込原料の流通方向に対して直角な列状に(垂直に)配
置した。各電熱線の長さは、100mmであり、その直
径は10mmであった。セラミック製導管は、長さ11
0mm、外部直径50mmおよび内部直径42mmを有
した。二つの隣接する導管、または導管と反応器の耐火
性コンクリート製隔壁とを別け隔てる距離は5mmであ
った。
【0057】反応器に沿うガスの温度を、仕込原料が流
通する空間内に配置した熱電対を介して熱によって調整
した。
【0058】750℃で予備加熱した仕込原料を、反応
器の出口において実質的に線状に1200℃まで加熱し
た。滞留時間は、400ミリ秒程度であった。
【0059】ガス流出物を、第一段階では間接熱交換に
よって500℃に急速に冷却し、次いで他の温度交換器
によって、該ガス流出物の温度を室温に低下させること
が可能になった。
【0060】[実施例1]仕込原料として、試験によっ
て異なる水蒸気/仕込原料重量比で、水で希釈されたエ
チレン1.5重量%を含むエタンを使用した。
【0061】試験1および2は、比較試験であった。試
験3および4は、本発明による試験であった。
【0062】
【表1】
【0063】試験1および2と、試験3および4とを比
較すれば、水/炭化水素重量比0.5を用いることによ
って、アセチレンの低い選択率が生じることが注目され
た。該選択率は、圧力が高くなるだけに、ますます低く
なった。これに反して、試験3および4に関しては、選
択率は上昇した。該選択率は、圧力差にもかかわらず、
水/炭化水素比がこれらの圧力に応じて調整されていた
ので、保持された。
【0064】[実施例2]仕込原料として、異なる窒素
/仕込原料の変化する重量比で水で希釈された、沸点範
囲38〜185℃を有する、密度d20/4=0.715の
ナフサを使用した。該混合物を600℃で予備加熱を
し、前述の反応器内で実質的に線状に1200℃まで加
熱した。反応器内のガス混合物の絶対圧力を実質的に一
定である0.140MPaに維持した。試験番号5は、
アセチレンの選択率に関する、水/炭化水素比および圧
力の影響を証明することを目的とする比較試験であっ
た。試験番号6を、本発明の条件下で実施した。
【0065】
【表2】
【0066】絶対圧力1.4バールに対しては、0.5
の代わりに2.67の水/炭化水素重量比を用いて、選
択率が12.1ポイント向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で用いる反応器の一例の縦断面図であ
る。
【図2】 本発明で用いる反応器の一例の縦断面図であ
る。
【図3】 本発明で用いる反応器の一例の縦断面図であ
る。
【図4】 本発明で用いる反応器の一例の縦断面図であ
る。
【図5】 本発明で用いる反応器の一例の縦断面図であ
る。
【図6】 本発明で用いる反応器の一例の縦断面図であ
る。
【図7】 加熱帯域の詳細を示す縦断面図である。
【符号の説明】
(1) …反応器 (2) …分配器 (3) …加熱手段 (4) …導管 (5) …ガス混合物の供給手段 (8) …冷却帯域 (9) …冷却手段 (10)…生成物の排出手段
フロントページの続き (72)発明者 ジャック アラジ フランス国 シャルボニエール シュマン ベカンスターンネ 24 (72)発明者 ポール ブルタン フランス国 シャポノ リュ デ ブヴル ーユ 6 (72)発明者 フランソワ シュヴロン フランス国 リヨン リュ デュ フーヤ 6−2

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1分子当り少なくとも2個の炭素原子を
    有する、少なくとも一つの飽和または不飽和脂肪族炭化
    水素の熱分解による、少なくとも一つのアセチレン系炭
    化水素の製造方法において、水蒸気の存在下、圧力1〜
    15バール(0.1〜1.5MPa)、水/炭化水素の
    重量比0.55〜20で操作を行なうことを特徴とする
    方法。
  2. 【請求項2】 前記圧力は1〜2バール(0.1〜0.
    2MPa)であり、前記比は0.65〜10である、請
    求項1による方法。
  3. 【請求項3】 前記圧力は1〜1.5バール(0.1〜
    0.15MPa)であり、前記比は0.65〜4であ
    る、請求項1による方法。
  4. 【請求項4】 前記圧力は1.1〜3バール(0.11
    〜0.3MPa)であり、前記比は4〜10である、請
    求項1による方法。
  5. 【請求項5】 前記圧力は1〜1.3バール(0.1〜
    0.13MPa)であり、前記比は0.65〜2.5で
    ある、請求項1による方法。
  6. 【請求項6】 前記圧力は1.3〜1.7バール(0.
    13〜0.6MPa)であり、前記比は2.5〜6であ
    る、請求項1による方法。
  7. 【請求項7】 反応帯域の出口における最終温度は11
    00℃以上である、請求項1〜6のいずれか1項による
    方法。
  8. 【請求項8】 反応帯域の出口における最終温度は11
    50℃以上である、請求項1〜6のいずれか1項による
    方法。
  9. 【請求項9】 アセチレンの製造に適用される、請求項
    1〜8のいずれか1項による方法。
  10. 【請求項10】 メチルアセチレンの製造に適用され
    る、請求項1〜8のいずれか1項による方法。
  11. 【請求項11】 加熱帯域と前記加熱帯域に続く冷却帯
    域とを備える、一方向(軸方向)に沿った細長い形態の
    少なくとも一つの反応帯域において実施される方法であ
    り、加熱帯域内で、少なくとも炭素原子2個を有する少
    なくとも一つの炭化水素を含むガス混合物を、反応帯域
    の方向(軸方向)に対して実質的に平行な流れ方向に沿
    って流通させ、前記加熱帯域は、層状に配置され、実質
    的に互いに平行である、横断面から見て三角形、四角形
    または長方形状の集合を形成するように配置された複数
    の電気加熱手段を有し、前記加熱手段は、互いに独立し
    て、反応帯域の方向(軸方向)に対して実質的に垂直で
    ある連続する横断面によって再編成されており、かつ最
    終帯域の出口における温度がせいぜい約1300℃にな
    るまで仕込原料を維持することを可能にする少なくとも
    二つの加熱帯域を確定するように電気エネルギーを供給
    されており、加熱帯域の流出物を冷却し、次いで反応帯
    域の端部において生成された物質を回収し、前記電気加
    熱手段は、導管によって、少なくとも一つの炭化水素を
    含むガス混合物との直接接触から絶縁されており、該導
    管内に、導管ガスまたは気密性ガスと称するガスGを導
    入し、前記導管は適当な透過性を有し、ガスは、前記導
    管の内部から前記導管の外部に向けての該ガスGの少な
    くとも一部の拡散が少なくともいくつかの箇所において
    起こるような圧力で、前記導管の内部に導かれ、この場
    合、該ガスGは前記ガス混合物中で薄くなることを特徴
    とする、請求項1〜10のいずれか1項による方法。
JP6399496A 1995-03-23 1996-03-21 飽和または不飽和脂肪族炭化水素のアセチレン系炭化水素への熱転換方法 Pending JPH08268926A (ja)

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