JPH08268557A - ドラム形状の容器からの粉体コーティング材料取出し方法及び装置 - Google Patents

ドラム形状の容器からの粉体コーティング材料取出し方法及び装置

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JPH08268557A
JPH08268557A JP8050137A JP5013796A JPH08268557A JP H08268557 A JPH08268557 A JP H08268557A JP 8050137 A JP8050137 A JP 8050137A JP 5013796 A JP5013796 A JP 5013796A JP H08268557 A JPH08268557 A JP H08268557A
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JP
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drum
powder
shaped container
container
assembly
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JP8050137A
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Jeffrey R Shutic
アール. シュテイク ジェフリイ
Kevin Lenhart
レンハート ケヴィン
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Nordson Corp
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Nordson Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G65/00Loading or unloading
    • B65G65/23Devices for tilting and emptying of containers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 原ドラム形状運搬容器から粉体を取出す装
置、方法を提供する。 【解決手段】 原ドラム形状容器12をドラムアンロー
ダー上に鉛直方向に載置し、傾斜アンロード位置に支持
し、その中心軸廻りに回転する。カバーアッセンブリ8
0を原ドラム形状容器12の上端に取付け、その内側表
面にチャンネルを複数有し、中央開口周囲に配され、原
ドラム形状容器12と共に回転する。中央出口管にはベ
アリングアッセンブリを有し、その舌状部は、原ドラム
形状容器12が回転中、固定位置に支持され、チャンネ
ルからの粉体を受取る。ブリーダー管は、粉体を舌状部
からベアリングアッセンブリ取付のポンプの入口に移送
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム形状の運搬
用容器から粉体を取り出す、即ちアンロードする装置及
び方法に関する。詳述すると、本発明は、回転中のドラ
ム形状の運搬用容器から粉体コーティング材料を取り出
す装置及び方法に関する。
【従来の技術】
【0002】粉体コーティング材料を用いた静電仕上げ
塗装では、粉体は典型的にはホッパーからスプレガンに
送られる。例えば、粉体は、本発明の出願人であるノー
ドソン コーポレーション(Nordson Corp
oration)に譲渡された米国特許第4,505,
623号に開示されたように、運搬用ドラムから粉体ス
プレ・システムのホッパーに移送される。この米国特許
第4,505,623号は、本明細書に組み込まれるも
のであり、鉛直に対して45°の角度で支持された運搬
用ドラムから粉体を取り出す技術が図示されかつ記載さ
れている。この取り出された粉体はその後、供給ホッパ
ーに送られ、この供給ホッパーからスプレガンにポンプ
移送されて、基材に塗布される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、粉体をドラ
ムから取り出す際には、種々の困難がこれまで存在して
いた。例えば、粉体は運搬中にしばしば固まってしまう
ため、空気を混合して粉体を流動化し粉体放出しようと
しても空気混合ができないといった問題がある。この問
題は、アクリル系粉体や粒末度(粒度)分布がかなり小
さい粉体などを取扱う際の困難性と共に述べられる。こ
の後者の粉体は特に流動化が困難である。或る場合に
は、運搬用容器は粉体を緩めるために振動されるが、し
かしながら、粉体がドラムから引き出される時に、上述
の振動は、運搬用ドラムから粉体を吸引する吸引管の入
口開口の周囲の引出領域に粉体材料を堅いアーチ状に固
めてしまうことがある。このようになってしまった場合
には、作業者が手でそのアーチ状の粉体を取って吸引管
の方へ移すか又は、その吸引管を粉体の位置へ移動しな
ければならない。このように、たとえ振動装置が米国特
許第4,505,623号に示されたように自動移送装
置として考えられたとしても、容器から粉体のほぼすべ
てを確実に取り出す為には、どうしても作業者が必要に
なることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の目的
は、作業者の労力をできるだけ少なくしながら、原ドラ
ム形状の運搬用容器から粉体をすべて取り出す、即ちア
ンロードする装置及び方法を提供することである。
【0005】本発明の別の目的は、ドラム形状の運搬用
容器を回転しながら、その容器から粉体コーティング材
料を取り出す装置及び方法を提供することである。
【0006】本発明の更に別の目的は、複数のドラム形
状の運搬用容器をステーションに自動的に送出して、そ
のステーションにおいて、運搬用容器をアンロード位置
まで傾斜させて連続回転しながらそこから粉体を取り出
すシステムを提供することである。
【0007】本発明の一好適実施例によると、ドラム形
状の容器から粉体を取り出す装置は、静止の支持構造体
と、この静止の支持構造体に傾斜可能に取付けられたド
ラム傾斜構造体とを具備し、このドラム傾斜構造体はド
ラム形状容器を実質的に鉛直ロード(塔載)位置からア
ンロード(粉体取り出し)位置まで傾斜させ、この傾斜
によって、容器の上端部がその底端部よりも低くなる。
【0008】また、本発明によると、カバー・アッセン
ブリがドラム形状容器の上端部に取付けられ、このカバ
ー・アッセンブリにおいてドラムから粉体を搬出する。
円形カバーは中央開口と複数の細長のチャンネルとを有
する。これらの細長のチャンネルは、上記中央開口から
半径方向外方に延在し、ドラム形状容器がその軸を中心
にして回転する時に粉体を捕捉する。静止の舌形状部材
がベアリング・アッセンブリから上記中央開口を通って
ドラム形状容器内に延在し、この舌形状部材は、ドラム
形状容器の回転中にチャンネルによって捕捉された粉体
を収集する。更に、ブリーダー管がベアリング・アッセ
ンブリに取付けられ、このブリーダー管は舌形状部材の
上方に並置される。加圧された補給空気がブリーダー管
の入口開口に流入し、この補給空気は、出口管の方向に
舌状部材の所を通って、舌状部材上の粉体を吹き飛ばし
てベアリング・アッセンブリの入口開口内に送る。
【0009】本発明によると、移送ポンプが円形蓋の出
口開口に接続され、この移送ポンプは粉体を供給管に移
送し、この粉体は更に粉体ホッパー又は粉体スプレガン
に送られる。
【0010】更に本発明によると、ドラム形状容器から
粉体を取り出す方法は、以下のステップを具備する。最
初に、カバー・アッセンブリがドラム形状容器の第1端
部に取付けられるが、この時、カバー・アッセンブリの
チャンネルは容器の内部に位置する。次いで、ドラム形
状容器はアンロード装置に装着され、傾斜されたアンロ
ード位置に支持される。続いて、ドラム形状容器は回転
され、これによって、粉体が空気で運ばれる。容器内の
粉体はチャンネルによって捕捉され、静止の舌形状部材
上に堆積される。最後に、粉体は、ドラム形状容器の舌
形状部材から吸引力によってカバー・アッセンブリの出
口開口を通って運ばれ、その後に供給管を介して粉体ホ
ッパーに送られる。
【0011】本発明の別の実施例によると、ドラム形状
容器から粉体を取り出すシステムは、下降傾斜の送出ス
テーションを具備し、複数のドラム形状容器はこの下降
傾斜の送出ステーションから自由に転がって、下降傾斜
の保持ステーションに入る。その後に、ドラム形状容器
は一度に一つアンロード・ステーションに移送される。
ドラム容器はこのアンロード・ステーションにおいて回
転され、この回転中にカバー・アッセンブリから粉体が
引き出される。その後に、空のドラム形状容器はアンロ
ード・ステーションから、このアンロード・ステーショ
ンに直接隣接した排出ステーションに移送される。
【0012】本発明の現時点での好適実施例の構造や作
用や利点は、添付の図面を参照した以下の説明から更に
明らかになるであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】図1、図2、図3及び図4におい
て、本発明の好適実施例によるドラム・アンローダー装
置10が示され、このドラム・アンローダー装置10
は、原のドラム形状の運搬用コーティング粉体容器12
(想像線)をアンロードする、即ちそこから粉体を取り
出す。ドラム形状の容器12は、アンローダー10上に
最初図1に示したような鉛直位置に塔載される。運搬用
容器12は、種々の寸法のものを使用できるが典型的に
は55ガロンのドラム形状容器であり、典型的には約2
00ポンドの粉体コーティング材料を収容する。しかし
ながら、ドラム形状の容器12の特定の寸法は本発明の
一部を構成するものではなく、アンローダー10は広範
囲の直径及び長さを持つ容器に対応できるように、その
大きさを選定することができる。塔載後に、ドラムは原
カバーが取除かれて、代りにカバー・アッセンブリ80
が取付けられる。その後に、アンローダー10は図12
に示されたように、ドラム形状の容器12を傾け、それ
からドラム12をその鉛直軸11のまわりに回転しなが
ら、その間、粉体がポンプで送り出される。
【0014】ドラム・アンローダー・アッセンブリ10
は、2本の平行ベース支持体16a、16bと表面17
上に載置された横支持体15とを有する静止支持構造体
14と、夫々ベース板16a、16bに固着された2枚
の直立側壁18、20と、図2に示したように側板1
8、20の後端部に固着された後壁22とを具備する。
V字形状のドア24、26は、後に詳述するように、夫
々ベース支持体16a、16bの自由端部に旋回可能に
取付けられ、アンロード(粉体取出し)中は、操作者を
保護する為に移動構造部品上のドラム形状容器12を完
全に遮蔽するように閉止され、また、満載のドラム形状
容器を塔載する為又は空のドラム形状容器を取り出す為
に開放される。
【0015】ドラム傾斜フレーム28は、支持構造体1
4に旋回可能に取付けられ、塔載された運搬用容器12
をその軸11のまわりに傾斜させる。このドラム傾斜フ
レーム28は矩形のベース板30を具備し、このベース
板30には容器12の底端部が載置され、ベース板の三
側面の周囲に立設された直立周囲壁32を有する。容器
は、典型的には壁32の付いていない側面を通ってベー
ス板30上に塔載される。傾斜フレーム28が図1、図
3及び図4に示されたように、直立位置にある時には、
矩形ベース板30は横部材15に当接し、これによっ
て、ベース板30が前方に傾斜すること及びドラムが摺
動することを防止する。傾斜フレーム28は、図12に
示したようにアンロード位置に旋回されると、図示のよ
うに後壁22のような支持体に支持可能である。傾斜フ
レーム28は直立の支柱34、36を有し、これらの支
柱34、36は図2に示したようにベース板30の前方
端部の所で取付けられている。支持アーム38、40
は、支柱34、36に取付けられ、後方壁22の方へ延
在している。長手方向スロット37a、37bが夫々支
柱34、36に設けられ(図1参照)、これらのスロッ
ト37a、37bは互いに向き合っている。シャフト部
材41a、41bは一端部で夫々側壁20、18に回転
可能に取付けられ、他端部で夫々支持アーム38、40
に回転可能に取付けられている(図2参照)。こうし
て、シャフト部材41a、41bは、後に詳述するよう
に傾斜フレーム28を支持構造体14に旋回可能に取付
ける。
【0016】ドラム傾斜フレーム28は図11に示した
ように、ドラム・ローラー・アッセンブリ42を具備
し、このドラム・ローラー・アッセンブリ42は離間し
た駆動ホイール及びアイドル・ホイール用の支持板4
4、46を有する。これらの駆動ローラー及びアイドル
・ローラー用の支持板44、46は、その下端部で矩形
のベース板30に取付けられ、それらの上端部は、横梁
48によって互いに結合されている。ドラム・ローラー
・アッセンブリ42はアイドル・ローラー54a、54
b、54c、54d(54a〜54d)を具備し、これ
らのアイドル・ローラー54a〜54dは長シャフト5
6に互いに回転可能に取付けられている。このシャフト
56は、アイドル・ローラー54a〜54dが真円でな
いドラムに係合するように、ドラムの方にスプリング
(不図示)付勢することができる。シャフト56はシャ
フト支持体58、59の間に取付けられ、これらの支持
体58、59は支持板46の両端に取付けられている。
【0017】駆動ローラー支持板44は駆動ローラー6
0a、60b、60c、60d(60a〜60d)を具
備し、これらの駆動ローラー(60a〜60d)は駆動
シャフト部材62に固着され、この駆動シャフト部材6
2は回転ベアリング支持部材64、65に取付けられ、
これらの支持部材64、65は支持板44に取付けられ
ている。駆動ローラー60a〜60dとアイドル・ロー
ラー54a〜54dはゴム又はエラストマーから構成す
ることができる。また、図4に示したように、プーリー
66を回転する駆動装置65は駆動シャフト62に結合
され、この駆動シャフト62をベルト67によって回転
する。また、このベルト67はベルト駆動系68によっ
て駆動される。このベルト駆動系68は230ボルトの
3相モーターのような公知のモーター及び歯車減速機6
9から動力供給され、このモーターは約1馬力で、速度
が約10〜40回転/分(rpm)である。モータ及び
歯車減速機69はアイドル・ローラー支持板46に取付
けられている。
【0018】ドラム傾斜フレーム28はシャフト部材4
1a、41bによって旋回可能に取付けられ、これらの
シャフト部材41a、41bは一端部において夫々支持
アーム38、40に固着されている。シャフト部材41
bの自由端部はベアリング・アッセンブリ74内に取付
けられ、このベアリング・アッセンブリ74は側板18
に固着されている(図1参照)。シャフト部材41a
は、シャフト部材41bから直径方向反対方向に延在
し、公知のウォーム・ギヤの傾斜箱アッセンブリ76に
取付けられ、この傾斜箱アッセンブリ76は例えば6
0:1の減速ウォーム・ギヤを有する。傾斜箱アッセン
ブリ76は、クランク78の回転によって手動操作可能
であり(図11参照)、このクランク78はシャフト部
材41aを回転して、これによって、後に詳述するよう
にドラム傾斜フレーム28が図1乃至図4及び図11に
示した鉛直位置から図12に示したドラム・アンロード
位置まで回転される。
【0019】本発明の重要な態様は、図1及び図3に想
像線で示したドラム・ロード(塔載)位置と図12に想
像線で示したドラム・アンロード位置との間を移動する
ようにドラム傾斜フレーム28に取付けられたドラム・
アンローダー・カバー・アッセンブリ80に関する。ド
ラム・アンローダー・カバー・アッセンブリ80は、ド
ラム・ロード位置にあっては、取外可能な原蓋(不図
示)で閉止シールされたドラム容器12の上端部の上方
に離間している。この原蓋の取外し後に、カバー・アッ
センブリ80はドラム・アンロード位置内に降下して、
原蓋の代りとして、ドラム容器の上端部内に嵌合され
る。
【0020】図5及び図6に示したように、ドラム・ア
ンローダー・カバー・アッセンブリ80は円形の円錐形
状カバー82を具備し、このカバー82はカバー外周に
固着された弧状フランジ84を有し、このフランジ84
はカバー・アッセンブリ80を容器12の上端部周囲の
リング形状端に固定する。カバー82にはバキューム・
ブレーカー又は通気孔83が設けられ、これは貫通孔を
有する。中央開口88はカバー82の中央を貫通してい
る。図9に示したように、円筒状の出口管85は、カバ
ー82の上表面100に取付けられ、中央開口88の長
手方向軸89と同軸になるように外方に突出している。
【0021】ドラム・アンローダー・カバー・アッセン
ブリ80は複数のU字形状のチャンネル90a、90
b、90c、90d、90e、90f、90g、90h
(90a〜90h)を有し、これらのチャンネル90a
〜90hは、カバー82の底部内表面に取付けられ、中
央開口88から外周表面93まで半径方向外方に延在し
ている。図7に示したように、各チャンネル90a〜9
0hは実質的にU字形状の細長チャンネルであり、これ
は底部分94a、94b、94c、94d、94e、9
4f、94g及び94h(94a〜94h)と離間した
側部分(96cと98cのみ図示)とから構成される。
U字形状チャンネル90a〜90hは図11に示したよ
うにカバー82の底表面92に固着されている。各チャ
ンネル90a〜90hの外方端には閉止板100a、1
00b、100c、100d、100e、100f、1
00g及び100h(100a〜100h)が設けられ
ている。チャンネル90a〜90hは、カバー82が反
時計方向に回転した時に各チャンネルの開放側面が図1
3の6時の位置からスタートして上方に向き始めるよう
に、カバー82の底表面92に取付けられている。この
点については、後に更に詳述する。尚、チャンネルはU
字形状断面のものが開示されているが、本発明はV字形
状や半円形状のような他の断面形状のチャンネルに代え
ることもできる。また、図示のチャンネル90a〜90
hの数は8個であるが、本発明は必要に応じてチャンネ
ル数を増減することもできる。チャンネルは常に、互い
に等角度で配置されることが好ましく、これによって、
後述のようにカバー82によって中央開口88に供給さ
れる粉体の流れを一定にすることができる。
【0022】図9及び図10に示したように、ベアリン
グ・アッセンブリ104は出口管85に取付けられてい
る。このベアリング・アッセンブリ104は、管85に
対して押圧されるベアリング・ハブ106を有するベア
リング・ハウジング105と、ベアリング・ハブ106
とベアリング・ハウジング105との間のベアリング1
07とから構成される。このベアリング・ハウジング1
05は入口開口109と出口開口121とを有する。
【0023】図9に示したように、細長の舌形状部材1
10は、中央開口88を貫通し、一端部に半円形状のカ
ラー112を有する。このカラー112はベアリング・
ハウジング105に固着されている。舌状部材110の
部分114は、カバー82が中心線89のまわりを回転
した時に、チャンネル90a〜90hの下方に延在す
る。舌状部材110は、断面が図10に示したように、
弧状である。舌状部材110はベアリング・ハウジング
105に固着され、後に更に詳述するようにベアリング
・アッセンブリ104が回転阻止されているので、カバ
ー82と一緒に回転することはない。
【0024】固着ロッド116a、116b(図5参
照)は夫々内側端部117a、117bにおいてベアリ
ング・ハウジング105に固着され、半径方向であって
互いに反対方向に延在しており、その外方端部118
a、118bは夫々スロット37a、37b内に入り込
んでいる。
【0025】真空粉体ポンプ120のような粉体移送装
置は、ベアリング・アッセンブリ104の出口孔121
への挿入によって、カバー・アッセンブリ80に取付け
られる。真空ポンプ120は、公知の移送ポンプ又はオ
ハイオ州アムハーストのノードソン コーポレーション
が販売している「Transfer Pump Par
t Number281265」のような真空ポンプを
使用することができる。このポンプ120は圧縮空気ラ
イン(不図示)に接続され、粉体を移送ホース127に
送出する。この移送ホース127は粉体をふるいにかけ
る供給ホッパーに接続されている。粉体はその後に供給
ホッパーからスプレガンにポンプ移送される。必要に応
じてホース127はスプレガンに直接接続することもで
きる。
【0026】単一のポンプによって容器12から粉体を
取出すことができるが、粉体を同時に2以上の流量でも
って容器からポンプ移送することが望ましい場合があ
る。そのような場合には、本発明にあっては、カバー・
アッセンブリ80を複数の粉体ポンプに接続して、必要
に応じて各粉体ポンプの流量を異ならせることができ
る。例えば、図8に示したように、二股に分岐したポン
プ・コネクタ122はベアリング・アッセンブリ104
の出口開口121に挿入されるように構成された入口管
123と共に、構成することができる。この入口管12
3は二股の流通チャンネル124と126を有する。ポ
ンプ120a、120bは、ポンプ120と実質的に同
一構成とすることができ、チャンネル124、126の
出口開口に接続され、これによって、粉体を管127
a、127bを夫々介して供給ホッパーのような所望の
所へポンプ移送する。
【0027】本発明の別の重要な態様は、図9に示した
ように、ベアリング・アッセンブリ104に取付けられ
たブリーダー管130に関する。このブリーダー管13
0は、ベアリング・ハウジング105の壁の開口から突
出した入口端部分132と、チャンネル90a〜90h
の下方に配置された出口端部分134とを具備し、粉体
が一以上のポンプ120によって吸引流出された時に、
容器12内に補給空気を供給する。ブリーダー管130
は出口部分136を具備し、この出口部分136は舌状
部材110の上方に離間しかつ部分134に並ぶように
曲って反転している。出口開口138は、入口開口14
0を介して吸い込まれた空気流を、中央出口開口121
の近傍にかつ舌状部材110上に堆積した粉体に向け
て、その粉体を吹き飛ばして出口開口121を介してポ
ンプ120に送る。これと同時に、ポンプ120は吸引
によって粉体をポンプ入口に吸い込む。
【0028】次にこの動作を説明する。図11に想像線
で示されたドラム形状の運搬用容器12は、ドラム傾斜
フレーム28の矩形の低板30上に載置され、駆動ロー
ラー60a〜60bとアイドル・ローラー54a〜54
dとの間に収容される。その後に、容器12の原蓋が取
り外されるが、この間、ロッド116a、116bがス
ロット37a、37bに夫々挿入された状態でカバー・
アッセンブリ80は図1に示したように、引込み位置に
ある。次に、作業者がカバー・アッセンブリ80を降下
させて容器12の開放上端部に入れ、これによって、図
1に示したように、フランジ84が容器の上部に固着さ
れ、かつチャンネル90a〜90hが容器12の内部に
位置する。その次に、移送ポンプ120がカバー・アッ
センブリ80に取付けられ、続いて、作業者がクランク
78を回して、ドラム傾斜フレーム28をシャフト部材
41a、41bのまわりに回転し、図12及び図14に
示したように支持構造体14に対する所定位置にもたら
す。これによって軸11は水平方向に対して約5°〜1
5°、好ましくは約10°の角度「A」となる。尚、6
0:1の歯車箱76のクランク78を使ってドラム傾斜
機構を回転した時には、ドラム容器12を鉛直位置から
傾斜アンロード位置まで移動するのに、約16回転が必
要である。もちろん、この時、傾斜フレーム28は静止
の支持構造体14内で約100°回転される。ドラム1
2が所望の傾斜角度に達すると、モータ及び歯車減速機
69がベルト67を介して駆動シャフト62及び駆動ロ
ーラー60a〜60dを回転して、これによってドラム
12が軸11のまわりに、約12回転/分(rpm)の
ような所望の速度で回転される。
【0029】ドラム12の回転中、粉体はドラム内で空
気中を落下し蓄積し、粉体全体が空気同伴状態、即ち空
気によって粉体が運ばれる状態になる。この「流動化さ
れた」粉体はドラム内で水平又は平面状態を保つように
なる。
【0030】ロッド116a、116bは、その外方端
部118a、118bが支持構造体14の支柱34、3
6のスロット37a、37b内に係合しているので、回
転阻止されている。従って、ベアリング・アッセンブリ
104は、ドラム12の回転中、静止している。ベアリ
ング・アッセンブリ104は、軸11を中心としたドラ
ム12の回転中に粉体ポンプ120と舌状部110と管
130との運動を阻止すると共に、回転用ベアリングと
して働き、これによって発熱量を低減する。尚、この発
熱はそこを通る粉体のコーティング特性に悪影響を及ぼ
す。また、容器12が傾斜されその底端部が上端部より
も上方に位置する時には、ドラム内の粉体の重量はベア
リング・アッセンブリ104への負荷を増大するので、
効果的な回転ベアリングの設置が特に重要である。
【0031】粉体がドラム12に半分以上入っている限
り、粉体のレベルは中央開口88よりも高いので、粉体
は容易に粉体ポンプ120によってドラム12から吸い
出して空気ホース127を介して供給ホッパーに送るこ
とができる。粉体の移送速度はポンプの能力とブリーダ
ー管130を流れる空気の圧力及び量とによって決定さ
れる。運転のこの段階にあっては、ブリーダー管130
を流れる空気は舌状部材110上の粉体を移送ポンプ1
20の方へ連続的に押し出している。図13に示したよ
うに、カバー・アッセンブリ80の動作は、粉体レベル
が中央開口88よりも降下した後に、特に重要となる。
この場合、即ち粉体レベルが低くなった場合には、粉体
ポンプ120は、粉体を容器から吸い出す能力が低下し
始める。粉体レベルが中央開口88よりも更に低くなる
につれて、粉体を容器から取り出す能力は、益々低下し
てしまう。
【0032】本発明の独創的なカバー・アッセンブリ8
0は、上述の問題を解決する。カバー82が図13に示
したように反時計方向に回転すると、U字形状チャンネ
ル90a〜90hの開放側面は、コーティング粉体の中
を通って回転し(図13のチャンネル90d、90e、
90f参照)、このカバー82の回転続行中、粉体を汲
み上げる。各チャンネルがチャンネル90cの水平位置
とチャンネル90aの鉛直位置との間を移動する時に、
粉体はそのチャンネルを滑り落ちて舌状部材110上に
落下し、これによって、粉体ポンプ120の吸引とブリ
ーダー管130からの空気流とが協働して、粉体を舌状
部材110から出口開口121を介してホース127及
びその先の所望位置へ送る。尚、ブリーダー管130を
通る空気流は、加圧空気源、典型的には約5〜約15p
si(約0.35kg/cm2 〜約1.05kg/cm
2 )の圧力の加圧空気源から供給される。
【0033】ブリーダー管130はほとんどの条件下
で、集められた粉体を吹き飛ばして出口管85を介して
ポンプ120内に送ることができるが、場合によっては
移送ポンプ120の吸引力によって、過剰な空気流が舌
状部材110を流れて、ポンプへの粉体の吸引を妨げる
恐れがある。この問題を解決する為に、図15は空気補
充管200の第2の実施例を示す。この空気補充管20
0は、その下面に穿孔された複数個の円形開口又は半円
形スロットのような開口202の穿設を除き、管130
と実質的に同一であり、これらの開口202によって、
互いに離間した複数の加圧空気ジェットを集められた粉
体に向けて下方向に放出し、このジェット放出によっ
て、空気攪乱を引き起こし粉体を攪拌して、舌状部材1
10上への粉体の大堆積化を防止する。管130の場合
のように、加圧空気は開口204からも舌状部材110
上の粉体に向けて放出され、これによって、粉体は出口
開口121を介して粉体ポンプに送られる。
【0034】空気補助管の第3の実施例にあっては、図
16に示したように管210は管200に類似している
が、以下の点で異なっている。即ち絞られた吐出開口2
12は空気を出口管85から離れる方向に放出し、これ
によって、開口202と実質的に同一であるスロット開
口214からの空気のみが舌状部110上の粉体を攪拌
する。吐出開口212を介してドラム12内に流れる残
りの空気は、ドラムがアンロード状態で回転を続けてい
る時に粉体を流動化状態に維持する為の補給空気として
働く。
【0035】前述したようにドラム・アンローダー10
は一度に一つのドラム形状の運搬用容器を支持してそこ
から粉体を取出すものであったが、本発明は、複数のド
ラム形状の容器12を自動搬送して一度に一つの容器1
2をアンロード・ステーション252に送って、そのス
テーションでその容器から粉体を取出すシステム250
をも提供する。図17に示したように、ドラム・アンロ
ード・システム250は貯蔵テーブル253を具備し、
この貯蔵テーブル253上において、典型的には鉛直方
向直立状態に貯蔵されたドラム12は、傾斜されて水平
状態に寝かされる。貯蔵テーブル253は典型的には、
僅かに下方に傾斜した表面で構成され、これによって、
ドラムは送出ステーション254に向かって転がる。こ
の送出ステーション254は複数の互いに接近配置のロ
ーラー256を具備し、これらのローラー256はドラ
ムの移動路に垂直な方向に延在している。送出ステーシ
ョン254も僅かに下方に傾斜した面に位置しているの
で、各ドラムは送出ステーション254の長手方向下方
に自由に転がる。尚、このような送出ステーション25
4でのドラムの転がりは、下流側の隣のドラム容器が下
流方向に転がっている限り、必ず行われる。送出ステー
ション254は複数の接近配置されたローラー256か
ら構成されるように図示されているが、本発明は、作業
者がいなくてもドラム形状容器12が下流側に自由に転
がることができるものであれば、例えば滑らかな表面の
傾斜路のような任意の傾斜表面を使用することができ
る。
【0036】保持ステーション258は送出ステーショ
ン254の直ぐ下流側に位置しかつそれに隣接してい
る。この保持ステーション258はローラー257を具
備し、これらのローラー257によって、ドラム容器は
作業者がいなくても送出ステーション254から自由に
転がって保持ステーション258内に転入することがで
きる。入口ストップ・ピン260と出口ストップ・ピン
262は自動的に制御可能なもので、保持ステーション
258の入口側と出口側とに設けられている。この入口
ストップ・ピン260は通常、図示の上昇位置に存在
し、この上昇位置において、保持ステーション258内
の容器がその保持ステーション258を出てアンロード
・ステーション252内に転入する時に、その上流側の
容器が保持ステーション258に転入することを阻止す
る。出口ストップ・ピン262は、ドラム形状の容器が
アンロード・ステーション252に既に存在する時に、
保持ステーション258内のドラム形状の容器がアンロ
ード・ステーション252内に転入することを阻止す
る。
【0037】アンロード・ステーション252は、図1
8に概略的に示したように、傾斜テーブル266と駆動
アッセンブリ268と駆動ローラー・アッセンブリ26
9とを具備する。この駆動ローラー・アッセンブリ26
9は、軸282に取付けられた駆動ローラー280を有
する駆動ローラー部分270と、軸284(図17参
照)に取付けられたアイドル・ローラー272を有する
アイドル・ローラー部分272とを具備する。駆動ロー
ラー・アッセンブリ269は傾斜テーブル266の傾斜
可能板274に取付けられる。この傾斜可能板274は
傾斜テーブル266の静止板276に旋回支軸278に
おいて旋回可能に取付けられる。空気シリンダー281
のようなアクチュエータが板274を水平位置からアン
ロード位置まで移動し、このアンロード位置において、
ドラム12の軸11が水平に対して約10°の角度とな
る。駆動ローラー及びアイドル・ローラー部分270、
272は、前述した本発明の第1の実施例で示した駆動
及びアイドル・ホイールと同一の方法で、夫々車軸28
2及び284に取付けられた駆動ローラー280及びア
イドル・ローラー281を有する。駆動アッセンブリ2
68は、モータ及び歯車減速機を具備することができ、
本発明の第1の実施例のベルト駆動系68に関して前述
した方法と同様の方法により、駆動ベルト273及びプ
ーリー271を介して車軸282及びそれに取付けられ
た駆動ローラー280を回転する。
【0038】アンロード部分252の別の特長は保持ス
テーション258からドラム形状の容器を自動的に下ろ
す能力に関する。これを達成する為に、駆動及びアイド
ル・ローラー部分270、272の車軸282、284
が板274の方へ降下されて、保持ステーション258
のローラー257よりも低いロード(塔載)位置に達す
る。尚、このような傾斜可能板274の方へ車軸28
2、284の降下は、車軸282、284の各々の端を
支持する空気シリンダー286、288のような手段に
よって行うことができる。空気シリンダー286、28
8はロード位置に位置してローラー280、281がロ
ーラー257よりも低くなると、ストップ部材262が
降下位置に降下し、これによって、保持ステーション2
58のドラム形状容器は、ローラー部分270、272
の駆動及びアイドル・ローラー280、281上に簡単
かつ自由に転がり落ちる。尚、この転がり落ちた容器
は、ストップ部材265によってアンロード・ステーシ
ョン252から転がり移動することを阻止される。その
後に、ストップ部材262が上昇位置に上昇復帰した後
に、後に更に詳述するように駆動及びアイドル・ローラ
ー部分270、272が空気シリンダー286、288
によって図17に示したように回転位置まで上昇され
る。
【0039】システム250は排出ステーション298
を具備し、この排出ステーション298は複数のローラ
ー300を有し、これらのローラー300は、前述した
ような送出ステーション254のローラー256と同様
に僅かに下方に傾斜した角度で、互いに隣接配置されて
いる。
【0040】この作用を説明すると、ドラム形状の容器
は、直立の鉛直状態で貯蔵されている間に、原蓋が取り
外される。それから、ベアリング・アッセンブリ10
4′を具備するカバー・アッセンブリ80′が前述のよ
うに容器12の開放上端部に取付けられる。尚、本明細
書において、ダッシュの付された数字は、ダッシュの付
いていない数字が表す構造部材と実質的に同一の構造部
材を表している。次いで、アンロード用カバー80′が
取付けられた容器は、貯蔵テーブル253上に水平に寝
かされ、位置合わせされて自由に転がって送出ステーシ
ョン254に転入する。こうして転がったドラム容器1
2は、ストップ・ピン260又はドラム容器に当接する
と、停止する。送出ステーション254のドラム容器
は、保持ステーション258の方に僅かに下降傾斜状態
に取付けられたローラー256によって、支持されるの
で、自由に転がって、保持ステーション258の入口の
ストップ・ピン260又は他のドラム形状容器に係合す
る。アンロード・ステーション252が空である時に
は、出口ストップ・ピン262が降下しており、保持ス
テーション258内のドラム形状容器は自由に転がって
アンロード・ステーション252内に入る。アンロード
・ステーション252の出口側に設けられた自動制御可
能なストップ・ピン265は、ドラム形状容器がそのま
ま直接に排出ステーション298内に入ることを阻止す
る。保持ステーション258内のドラム形状容器が自由
に転がってアンロード・ステーション252に入ること
を保証する為に、駆動及びアイドル・ローラー部分27
0、272は、保持ステーション258のローラー25
7よりも降下される。
【0041】ドラム形状容器がアンロード・ステーショ
ン252に入った後に、ストップ・ピン262が上昇し
てこれによって、ステーション252内のドラム傾斜容
器がストップ・ピン262と265との間にしっかりと
配置される。その後に、ストップ・ピン260が降下さ
れて、ステーション254の次の隣接ドラム形状容器が
保持ステーション258内に自動的に転入する。その後
に、ストップ・ピン260が再び上昇する。
【0042】ドラム形状容器がアンロード・ステーショ
ン252に位置した後に、ポンプ120′(図18参
照)が作業者によってベアリング・アッセンブリ10
4′内に挿入される。このポンプ120′は、アンロー
ド・ステーション252に取付けられた任意の適当な固
定具(不図示)によって回転しないように固定すること
ができる。傾斜テーブル266は、保持ステーション2
58からの容器の受領前に、ローラー部分270、27
2をローラー256よりも僅かに低くさせているので、
ドラム形状容器は、ストップ・ピン262の降下後、簡
単かつ自由に駆動及びアイドル・ローラー280、28
1上に転入することができる。粉体満載のドラム容器が
駆動及びアイドル・ローラー280、281の両方の上
に正しく位置した後に、自動制御できるストップ・ピン
262は、上昇移動して、次の上流側ドラム形状容器が
アンロード・ステーション252に転入することを阻止
する。満載のドラム形状容器が傾斜テーブル266上の
所定位置に載置された状態で、駆動及びアイドル・ロー
ラー部分270、272が回転位置まで上昇移動し、テ
ーブル266の板274が旋回軸278のまわりを旋回
し、これによって、容器12の底端部が容器12の上端
部よりも僅かに高くなる。第1の実施例の場合のよう
に、容器12の長手方向軸11と車軸282、284の
中心軸とは、水平に対して約10°となる。容器12が
テーブル266上の所定位置に位置する状態で、駆動ア
ッセンブリ268が容器12の回転を開始して、粉体が
固まることを防止する。その後に空気がポンプ120′
に供給され、粉体をドラムからポンプ送出する。ドラム
が空になると、作業者はポンプをドラムから取り外し、
その空のドラムが排出ステーション298内に転入でき
るようになる。その後に、次の満載ドラムがアンロード
・ステーション252に転入され、上述のサイクルが繰
り返される。
【0043】以上の説明から明らかなように、本発明に
よる装置及び方法は、上述した目的や手段や利点を満足
しながら、粉体をドラム形状容器から取り出す。例え
ば、本発明は、ドラム形状の粉体容器を、アンロード中
に傾斜しかつ回転させるような最好適実施例に基づき説
明したが、複数の粉体容器が送出ステーションを転がっ
て保持ステーションに至り更にアンロード・ステーショ
ンに転入して、粉体の取出しが行われ、容器が空になっ
た後に排出ステーションに転入されるようなシステムの
提供も本発明の範囲内である。
【0044】本発明は一好適実施例及び種々の代替実施
例に基づき説明されたが、当業者には上述の説明から、
その他の代替例や変更例や変形例が多数存在することも
分かるであろう。従って、本発明はこのような代替例や
変更例や変形例を、添付の請求の範囲及び精神内のもの
として、包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のよるドラム・アンローダーを示した側
面図。
【図2】本発明のよるドラム・アンローダーを示した、
図1の線2−2に沿った一部断面の平面図。
【図3】図1に示したドラム・アンローダーの側面図。
【図4】傾斜ドラム・アッセンブリを示した、図1の線
4−4に沿った一部断面の側面図。
【図5】本発明のカバー・アッセンブリを示した側面
図。
【図6】図5の線6−6に沿ったカバー・アッセンブリ
を示した底面図。
【図7】カバー・アッセンブリの下面に取付けられたチ
ャンネルの断面を示した、図6の線6A−6Aに沿った
側面図。
【図8】2個の粉体ポンプをカバー・アッセンブリに取
付ける本発明の別の実施例を示した図。
【図9】図12のアンロード位置にあるユニットと、粉
体ポンプをカバー・アッセンブリに取付けるベアリング
・アッセンブリとを示した一部断面の詳細図。
【図10】カバー・アッセンブリの中央開口を貫通する
舌状アッセンブリと空気ブリーダー管との関係を示し
た、図9の線8A−8Aに沿った側面図。
【図11】カバー・アッセンブリを分解して示したドラ
ム・アンローダーの部分斜視図。
【図12】アンロード位置にあるドラム・アンローダー
を示した側面図。
【図13】図12のカバー・アッセンブリを示した線1
1−11に沿った図。
【図14】アンロード位置にあるカバー・アッセンブリ
を示した側面図。
【図15】舌状部材の上方に位置する空気補給管の第2
実施例を示した側面図。
【図16】舌状部材の上方に位置する空気補給管の第3
実施例を示した側面図。
【図17】複数のドラム用の自動送出システムを示した
概略図。
【図18】図17に示した自動送出システムのアンロー
ド部分に位置するドラム容器を示した概略図。
【符号の説明】
10 ドラム・アンローダー 12 ドラム形状の容器 14 静止支持構造体 28 ドラム傾斜フレーム 42 ドラム・ローラー・アッセンブリ 80 カバー・アッセンブリ 88 中央出口開口 90 チャンネル 110 舌状部材 120 ポンプ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム形状の容器から粉体を取出す装置
    であって、 上記ドラム形状の容器の上端部が上記ドラム形状の容器
    の底端部よりも低くなるアンロード位置に上記ドラム形
    状容器を支持するドラム・アンローダー・アッセンブリ
    と、 上記ドラム形状容器の上記上端部に取付けられるカバー
    ・アッセンブリと、 上記ドラム形状容器を回転させるドラム・ローラー・ア
    ッセンブリと、 上記カバー・アッセンブリに接続された粉体搬送装置
    と、 を具備することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 上記ドラム・アンローダー・アッセンブ
    リは、上記ドラム形状容器を実質的に鉛直のロード位置
    から上記アンロード位置へ移動させることを特徴とする
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記ドラム・アンローダー・アッセンブ
    リは、 静止の支持構造体と、 上記静止の支持構造体に移動可能に取付けられ、上記ド
    ラム形状容器を上記実質的に鉛直のロード位置から上記
    アンロード位置へ傾斜させるドラム傾斜フレームと、 を具備することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記カバー・アッセンブリは、貫通の中
    央開口と上記中央開口から半径方向外方に延在した複数
    の細長チャンネルとを有する円形のカバーであり、上記
    細長チャンネルの各々は、上記中央開口に隣接した第1
    の端部と、上記円形カバーの外周縁に隣接した第2の端
    部とを有し、上記チャンネルの上記第2の端部は端板に
    よって閉止され、上記チャンネルは上記カバーの底表面
    に取付けられて上記ドラム形状容器の回転時に上記粉体
    に係合することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記中央開口から配置され、上記カバー
    の上表面から外方へ突出する出口管と、 上記出口管に取付可能に固設され、上記粉体を放出する
    出口開口を有するベアリング・アッセンブリと、 を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 上記ベアリング・アッセンブリに取付け
    られ、上記出口管と上記中央開口とを貫通して上記ドラ
    ム形状容器内に延在し、上記カバーの内表面に取付けら
    れた複数のチャンネルからの上記粉体を収集する舌形状
    の部材を更に具備することを特徴とする請求項5に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 上記粉体搬送装置は上記ベアリング・ア
    ッセンブリに取付けられたポンプを具備し、上記ポンプ
    は上記ドラム形状容器から粉体を引き出すことを特徴と
    する請求項5に記載の装置。
  8. 【請求項8】上記容器の外側に位置する入口端部分と上
    記容器内に位置する出口端部分とを有し、空気流を上記
    容器内において上記中央出口開口の近傍に放出するブリ
    ーダー管を更に具備することを特徴とする請求項5に記
    載の装置。
  9. 【請求項9】 ドラム形状容器からの粉体取出し方法で
    あって、 中央出口開口と底表面に取付けられた複数のチャンネル
    とを有するカバー・アッセンブリを、上記チャンネルが
    上記ドラム形状容器内に位置するように、上記ドラム形
    状容器の上端部に取付けるステップと、 上記ドラム形状容器の上記上端部が上記ドラム形状容器
    の底端部よりも低くなるように、上記ドラム形状容器を
    アンロード位置に支持するステップと、 上記ドラム形状容器を回転して、上記チャンネルを上記
    容器内の上記粉体に係合させ、上記粉体を上記中央出口
    開口から引き出す為に静止の舌形状の部材に堆積させる
    ステップと、 粉体を上記ドラム形状容器内から上記カバー・アッセン
    ブリの上記中央出口開口を介して引き出すステップと、 を具備することを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 ドラム形状の容器から粉体を取り出す
    システムであって、 複数のドラム形状の容器を、一度に一つアンロード・ス
    テーションに自動的に移送する保持ステーションが設け
    られ、上記アンロード・ステーションの上記ドラム形状
    容器はその上端部に取付けられたカバー・アッセンブリ
    を有し、 上記アンロード・ステーションは傾斜テーブルを有し、
    上記傾斜テーブルは上記ドラム形状容器を傾斜するよう
    に支持して、上記ドラム形状容器の軸を水平に対して傾
    斜させ、 駆動ローラー・アッセンブリが上記アンロード・ステー
    ションに取付けられ、上記ドラム形状容器を上記アンロ
    ード・ステーションにおいて回転することを特徴とする
    システム。
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