JPH08268518A - 缶体の搬送装置、缶体の洗浄装置および缶内圧検査装置 - Google Patents

缶体の搬送装置、缶体の洗浄装置および缶内圧検査装置

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JPH08268518A
JPH08268518A JP7692595A JP7692595A JPH08268518A JP H08268518 A JPH08268518 A JP H08268518A JP 7692595 A JP7692595 A JP 7692595A JP 7692595 A JP7692595 A JP 7692595A JP H08268518 A JPH08268518 A JP H08268518A
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guide
pair
guide bars
height
cam member
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JP7692595A
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Hideo Ito
英雄 伊東
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 缶体の型替えに際して対向するガイドバーの
間隔を容易に変更できるとともに、微調整も容易な、缶
体の搬送装置を提供する。 【構成】 複数種の缶体35〜38のうち所望の缶体を
図中垂線方向に延びる直線状の複数本のガイドバー2
9,30,31,34により包囲支持し、複数のノズル
33より缶体に向けて洗浄液を噴射し、この噴射圧力に
より缶体を洗浄しつつ前記垂線方向に搬送する。可動側
の缶胴支持用ガイドバー31は可動ウオールガイド17
に固定され、搬送する缶体の缶胴径を変更するに際し
て、この可動ウオールガイド17を缶胴カム部材26に
より矢印X方向に移動させることにより、缶胴支持用ガ
イドバー31を移動させて、対向する缶胴支持用ガイド
バー31,34の間隔を調整する。一方、可動側の缶高
さ支持用ガイドバー30は、缶ハイトカム部材13によ
り駆動される固定ボトムガイド4に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば缶体の洗浄機に
用いられる、缶体の搬送機構に関し、特に、缶体を直送
するための、缶体の種類の変更(型替え)の容易な、缶
体の搬送装置および洗浄装置に関する。また、本発明
は、内容物を充填された缶を複数列に整列させて搬送さ
せる際に、各缶の内圧を検査するための缶内圧検査装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、いわゆる2ピース缶は、
アルミ合金製などの有底円筒状の缶体と、この缶体の開
口部を閉塞する缶蓋とから構成されている。そして、前
記缶体を製造する方法としては、素板にカッピングプレ
スを行ってカップを成形し、このカップにいわゆるDI
加工を施して缶体を得ている。
【0003】ところで、DI加工の終了した缶体は、加
工のための潤滑剤が表面に付着しており、このままでは
印刷等を行うことができない。このため、DI加工の終
了した缶体に対して洗浄液を吹き付けて潤滑剤を除去
し、その後に、この缶体に対してすすぎ液(工業用水
等)を浴びせて洗浄液を除去するという工程を行ってお
り、この洗浄・すすぎ工程終了後に缶体を乾燥させて印
刷工程等を行っている。
【0004】図9は従来の缶体の搬送機構を缶洗浄機に
適用した場合の斜視図である。缶洗浄機本体1a内に缶
2aを立てた状態で搬送するための一対の搬送ベルト3
a,3aを、缶2aを挟持できる間隔をおいて配置し、
これらの搬送ベルト3a,3aには互いに缶2aの径に
合わせて横方向に移動できる搬送ベルト移動機構4a,
4aが設けられている。この移動機構4aは、ねじ部材
5aとこのねじ部材5aを回動することによって横方向
に移動する移動杆6aより構成される。一対の搬送ベル
ト3a,3bの上部および下部には上部回転ブラシ7a
および下部回転ブラシ(不図示)がそれぞれ設けられて
いる。搬送ベルト3a,3aはそれぞれ図示しない駆動
機構により回転されるプーリー13a,14aに巻掛け
られている。
【0005】符号10a,11aは、缶2aの径に合わ
せて互いの距離が調整できガイロレール8a,9a等か
らなる缶誘導装置である。ガイドレール8a,9aの間
隔を変更するための機構は、搬送ベルト移動機構4a,
4aと同様に、ねじ部材や長孔により構成されている。
また、缶洗浄機本体1a内の適所に温水、水、洗浄液等
を缶2aの全表面にスプレーできるようにノズル12a
が配置されている。
【0006】上記構成の缶洗浄機においては、巻き締め
装置(不図示)によって巻き締された缶2aがベルトコ
ンベア等によって缶誘導装置10aに誘導されると、缶
2aは立った状態で搬送ベルト3a,3aによって缶洗
浄機本体1内を挟持されながら搬送され、ノズル12a
より缶2aの全表面にわたって温水、水等がスプレーさ
れ缶2aの洗浄が行われる。さらに、缶2aは、上部回
転ブラシ7aおよび前記下部回転ブラシによっても上下
部が強制的に洗浄され、次の乾燥工程に誘導する缶誘導
装置11aに洗浄された缶2aは連続して送られる。缶
2aの径が異なるものに替える場合には(型替え)、搬
送ベルト移動機構4aを移動させて異径の缶を挟持でき
る間隔に調整するとともに、ガイドレール8a,9aの
距離も調節する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の缶体の
搬送機構は、搬送ベルト移動機構やガイドレールの間隔
調整機構がねじ部材や長孔により構成された単純なもの
であるが、搬送する缶を径あるいは高さの異なるものに
変更する(型替えという)際に、ねじ部材を回動しなけ
ればならず、操作が面倒であるとともに、搬送ベルトあ
るいはガイドレールの間隔の微調整が困難であるという
問題点もある。また、内容物を充填された缶の内圧を効
率的に検査するには、缶の高さ種類に応じてセンサの位
置を変更しなければならず、このための構成の簡単でコ
ストの嵩まないセンサ移動機構が強く望まれていた。
【0008】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、缶体の型替えに際して対向
するガイドバーの間隔を容易に変更できるとともに、微
調整も容易な、缶体の搬送装置および洗浄装置を提供す
ることを目的としている。また、本発明は、缶を複数列
に搬送させつつ、その内圧を検出でき、かつ缶の高さ種
類にも対応できる、構成の簡単でコストの嵩まない、缶
内圧検査装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成
するための本発明は、缶体の径方向に対向する一対の缶
胴支持用ガイドバーおよび缶体の高さ方向に対向する一
対の缶高さ支持用ガイドバーにより缶体を包囲して、各
ガイドバーの延びる方向に前記缶体を搬送する、缶体の
搬送装置において、前記一対の缶胴支持用ガイドバーお
よび前記一対の缶高さ支持用ガイドバーのうち少なくと
も一方の一対のガイドバーの間隔を変更するための、前
記少なくとも一方の一対のガイドバーのうちの少なくと
も一方のガイドバーを対向方向に移動させるためのカム
部材を有する間隔調整機構を備えていることを特徴とす
るものである。
【0010】また、前記間隔調整機構は、前記少なくと
も一方のガイドバーを固定支持されかつ前記少なくとも
一方の一対のガイドバーの前記対向方向に移動自在に支
持されたバー支持体と、前記少なくとも一方の一対のガ
イドバーの延びる方向に移動自在に支持され、かつ前記
延びる方向に沿うように形成された複数の位置決め用溝
と該位置決め用溝の間に斜めに交差する移動ガイド用溝
とからなる階段状のカム溝を有するカム部材と、前記カ
ム部材を前記ガイドバーの延びる方向に駆動するための
駆動手段と、前記バー支持体を前記カム部材の前記カム
溝に係合するためのピン部材と、から構成されている。
さらに、各ガイドバーは傾斜して設けられており、缶体
を自重により搬送するものである。
【0011】そして、本発明の洗浄装置は、本発明の缶
体の直送ガイドと、缶体に洗浄液あるいはすすぎ液を噴
射して洗浄するためのノズルとを備え、該ノズルによる
噴射圧力により前記缶体を搬送することを特徴とするも
のである。
【0012】さらに、本発明の缶内圧検査装置は、内容
物を充填された缶を複数列に整列させて搬送させるため
の搬送部と、前記搬送部の上方に鉛直方向に移動自在に
設けられた、各缶の缶蓋に対向するような複数の距離セ
ンサを備えたセンサ支持体と、前記センサ支持体を缶の
高さ種類に応じて所定の位置に移動させて、前記センサ
と前記缶蓋との間隔を調節するためのカム部材を有する
間隔調整機構と、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0013】
【作用】上記のとおりに構成された請求項1に記載の発
明では、搬送する缶体の型替えの際に、例えば缶体の径
を変更する場合には、一対の缶胴支持用ガイドバーのう
ち少なくとも一方のガイドバーを、間隔調整機構のカム
部材を介して移動させ、一対の缶胴支持用ガイドバーの
間隔を缶体の径に対応させる。缶体の高さを変更する場
合には、上記と同様に、一対の缶高さ支持用ガイドバー
のうち少なくとも一方のガイドバーを、間隔調整機構の
カム部材を介して移動させ、一対の缶高さ支持用ガイド
バーの間隔を缶体の高さに対応させる。請求項2に記載
の発明では、カム部材のカム溝が、ガイドバーを位置決
め固定するために位置決め用溝とガイドバーを移動させ
るための移動ガイド用溝を有し、駆動手段によりカム部
材をガイドバーの延びる方向に移動させることにより、
カム部材のカム溝にピン部材を介して係合しかつ少なく
とも一方のガイドバーを固定支持されたバー支持体を、
ガイドバーの対向方向に移動させることができ、これに
より、一対のガイドバーの間隔を調整できる。すなわ
ち、ピン部材がカム溝の位置決め用溝に位置するときに
は、バー支持体ひいては少なくとも一方のガイドバーは
位置決め固定され、この状態から、カム部材を駆動させ
ると、ピン部材はカム溝の移動ガイド用溝を通って次の
位置決め用溝にスムースに入る。そして、位置決め用溝
の個数を、缶の種類(高さや缶胴径)に対応して設定す
ることにより、あらゆる種類の缶を搬送することができ
る。請求項3に記載の発明では、各ガイドバーを斜めに
配置して、缶体を自重によって搬送することができる。
請求項4に記載の発明では、缶体を洗浄するためのノズ
ルからの洗浄液あるいはすすぎ液を缶体に斜めに当て
て、洗浄液あるいはすすぎ液の噴射圧力を洗浄の他に缶
体の搬送の駆動源に兼用することができる。請求項5に
記載の発明では、搬送部によって缶が複数列になって搬
送される際に、各距離センサにより各距離センサと各缶
の缶蓋との距離がそれぞれ検出される。ここで、缶内圧
が規定値よりも大きい場合には、缶蓋が外方へ膨らん
で、距離センサによる検出値が予め設定した許容範囲よ
りも小さくなり、一方、缶内圧が規定値よりも小さい場
合には、缶蓋が凹んで、距離センサによる検出値が予め
設定した許容範囲よりも大きくなるので、結果的に、缶
内圧を効率よく検査できる。また、缶の高さ種類に応じ
て、カム部材を有する間隔調整手段により、距離センサ
の缶蓋に対する設定位置を容易に変更できる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の缶体の搬送装置の一実施例
を備えた缶洗浄装置の、缶体の搬送方向と平行な方向か
ら見た側面図で、図2は図1のA矢視図、図3は図2に
示した缶胴カム部材のカム溝の拡大図、図4は図1のB
矢視図である。
【0015】図1に示すように、本実施例の缶体の搬送
装置は、例えば缶体の洗浄装置に用いられるものであっ
て、この洗浄装置は、種類(缶胴径や高さの異なる)の
異なる缶体35,36,37,38のうち所望の缶体
を、図1中垂線方向(図2および図3における矢印Z方
向)に延びる直線状の複数本のガイドバー(ガイドレー
ルともいう)29,30,31,34により包囲支持
し、複数のノズル33より缶体35,36,37,38
に向けて洗浄液(不図示)を噴射し、この噴射圧力によ
り缶体35,36,37,38を洗浄しつつ前記垂線方
向に搬送するものである。そして、本実施例の缶体の搬
送装置は、搬送する缶体35,36,37,38の種類
(缶胴径や高さが異なる)を変更するに際して、対向す
るように配置された一対の缶胴支持用ガイドバー31,
34の間隔および缶高さ支持用ガイドバー29,30の
間隔を容易に調整できるものである。なお、符号36,
37および38はそれぞれ、本実施例において型替えに
より搬送可能な250ml缶、350ml缶および50
0ml缶を示し、符号35は250mlロング缶を示
し、その他にも190ml缶、750ml缶、1000
ml缶も搬送できる。
【0016】以下に、本実施例の缶体の搬送装置の詳細
構成および動作について順次説明する。図1に示すよう
に、洗浄装置本体1は缶35,36,36,37の搬送
方向(図2および図4中矢印Z方向)に長尺なボックス
状をなし、この洗浄機本体1内において、缶体35,3
6,36,37のうち所望の缶体が複数本のガイドバー
29,30,31,34に包囲されて搬送される。洗浄
装置本体1内には、長板状の取付ベース2が上下斜め方
向(矢印Y方向)に延びるように、缶35,36,3
6,37の搬送方向に間隔をおいてボルト等の手段によ
り複数固設されている。各取付ベース2上には断面L字
型の固定ボトムガイド3が固設され、この固定ボトムガ
イド3の一辺には2本の缶高さ支持用ガイドバー29が
固定され、他辺には1本の缶胴支持用ガイドバー34が
固定されている。
【0017】一方、符号4は後述する機構により矢印Y
方向に移動される可動ボトムガイドを示し、この可動ボ
トムガイド4には2本の缶高さ支持用ガイドバー30お
よび1本の缶胴支持用ガイドバー34が固定されてい
る。符号17は後述する機構により矢印X方向(矢印Y
方向と直交する方向に移動される)に移動される可動ウ
オールガイドを示し、この可動ウオールガイド17には
3本の缶胴支持用ガイドバー31が固定されている。上
記3本の可動側の缶胴支持用ガイドバー31と2本の固
定側の缶胴支持用ガイドバー34により、矢印X方向に
対向する一対の缶胴支持用ガイドバーが構成され、上記
2本の可動側の缶高さ支持用ガイドバー30と2本の固
定側の缶高さガイドバー29により、矢印Y方向に対向
する一対の缶高さ支持用ガイドバーが構成されている。
【0018】洗浄装置本体1の上部には、取付ベース2
と同様に間隔をおいて複数のトップブラケット16が固
定され、このトップブラケット16の両端部には、後述
する缶胴支持用ガイドバーの間隔調整機構および缶高さ
支持用ガイドバーの間隔調整機構がそれぞれ設けられて
いる。なお、以下に記述する間隔調整機構は、あくまで
も一例であって、種々の設計変更や変形が考えられる。
【0019】缶胴支持用ガイドバーの間隔調整機構につ
いては、前記トップブラケット16にアングルブラケッ
ト28がボルト等により固定され、トップブラケット1
6あるいはアングルブラケット28には、矢印X方向に
延びるレール18を有する固定案内部材32が固定され
ている。この固定案内部材32のレール18には、回転
自在な複数のローラー20を介してスライダー19が矢
印X方向に移動自在に支持されている。スライダー19
の下端面には前記可動ウオールガイド17がボルト等に
より固定されている。また、スライダー19にはスライ
ドシャフト23の一端(下端)が固定され、このスライ
ドシャフト23の他端(上端)には後述するスライドブ
ロック24が固定されている。可動ウオールガイド1
7、スライダー19およびスライドシャフト23等によ
りバー支持体が構成されている。
【0020】図1および図2に示すように、前記スライ
ドブロック24はピン部材39を一体的に備え、このピ
ン部材39は、後述する缶胴カム部材26のカム溝40
に係止されている。缶胴カム部材26はドライブバー2
7に沿って矢印Z方向に移動自在に支持されて、図示し
ない駆動手段により矢印Z方向に駆動および位置決めさ
れるように構成されている。この駆動手段としてはラッ
クやピニオンの組合せやステッピングモータ等を用いる
ことができる。缶胴カム部材26には階段状のカム溝4
0(図3に拡大図を示す)が形成されている。すなわ
ち、カム溝40は、矢印Z方向に延びる3つの位置決め
用溝41と、3本の可動側の缶胴支持用ガイドバー31
を移動させるための、前記位置決め用溝41の間に斜め
に交差するように形成された2つの移動ガイド用溝とか
ら構成されている。
【0021】図2および図3において、上方の位置決め
用溝41ほど缶胴径の大きい缶体を搬送するときに使用
される。前記駆動手段により缶胴カム部材26を矢印Z
方向に移動させるだけで、ピン部材39を矢印X方向に
段階的に移動させることができ、これにより、スライダ
ー19を矢印X方向にスライドさせて、3本の可動側の
缶胴支持用ガイドバーの31の位置ひいてはガイドバー
31とガイドバー34との間隔を調整できる。すなわ
ち、缶体の搬送時には、缶体の径に合わせて、ピン部材
39をカム溝40の所定の位置決め用溝41に位置させ
る。これにより、可動側の缶胴支持用ガイドバー31は
位置決め固定される。この状態から、型替えの際には、
缶胴カム部材26を駆動させると、ピン部材39はカム
溝40の移動ガイド用溝42を通って次の所定の位置決
め用溝41にスムースに入れる。位置決め用溝41の個
数は缶の径の種類数に対応して設定され、その個数によ
りあらゆる径の缶の対応できる。
【0022】缶高さ支持用ガイドバーの間隔調整機構に
ついては、図1および図4に示すように、前記トップブ
ラケット16にアングルブラケット14がボルト等によ
り固定され、アングルブラケット14には、スライドシ
ャフト6,7が、スライドブロック9,11を介して矢
印Y方向に移動自在に支持されている。スライドシャフ
ト6,7の下端には、前記可動ボトムガイド4を固定さ
れたボトムスライドプレート5が固定されている。ま
た、スライドシャフト6,7の上端には、スライドブロ
ック25が固定されている。可動ボトムガイド4、スラ
イダーブロック9およびスライドシャフト6等によりバ
ー支持体が構成されている。
【0023】前記スライドブロック25はピン部材12
を一体的に備え、このピン部材12は、後述する缶ハイ
トカム部材13のカム溝43に係止されている。缶ハイ
トカム部材13はドライブバー15に沿って矢印Z方向
に移動自在に支持されて、図示しない駆動手段により矢
印Z方向に駆動および位置決めされるように構成されて
いる。缶ハイトカム部材13には階段状のカム溝43が
形成されている。すなわち、カム溝43は、矢印Z方向
に延びる5つの位置決め用溝44と、可動側の2本の缶
高さ支持用ガイドバー30および1本の缶胴支持用ガイ
ドバー34を移動させるための、前記位置決め用溝44
の間に斜めに交差するように形成された移動ガイド用溝
45とから構成されている。
【0024】図4において、上方の位置決め用溝44ほ
ど高さの高い缶体を搬送するときに使用される。前記駆
動手段により缶ハイトカム部材13を矢印Z方向に移動
させるだけで、ピン部材12を矢印X方向に移動させる
ことができ、これにより、スライドシャフト6,7を矢
印Y方向にスライドさせ、2本の缶高さ支持用ガイドバ
ー30の位置すなわちガイドバー30とガイドバー29
との間隔を調整できる。すなわち、缶体の搬送時には、
缶体の高さに合わせて、ピン部材12をカム溝43の所
定の位置決め用溝44に位置させ、これにより、可動側
の2本の缶高さ支持用ガイドバー30は位置決め固定さ
れる。この状態から、型替えの際には、缶ハイトカム部
材13を駆動させて、ピン部材12をカム溝43の移動
ガイド用溝45を通って次の所定の位置決め用溝44に
スムースに入れる。位置決め用溝44の個数は缶の高さ
の種類数に対応して設定され、その個数によりあらゆる
高さの缶体に対応できる。
【0025】再び、図1に示すように、符号33は、缶
体35,36,36,37に洗浄液(不図示)を噴射す
るためのノズルを示し、各ノズル33より缶体35,3
6,36,37の外周面、内周面および下底に洗浄液を
噴射して洗浄できるとともに、洗浄液を缶体35,3
6,36,37に斜めに向けて噴射することにより、こ
の噴射圧力で缶体35,36,36,37を搬送でき
る。なお、缶体35,36,36,37はその開口が斜
め下を向いているため、その中に洗浄液が溜ることはな
い。また、洗浄液の噴射圧力による搬送の他に、各ガイ
ドバー29,30,31,34を傾斜させることによ
り、缶体35,36,36,37をその自重によっても
搬送することもできる。
【0026】次に、上述した缶洗浄装置の動作について
説明する。図1に示したように、缶の種類(径および高
さ)に合わせて、ガイドバーの延びる方向に間隔をおい
て配置された各可動ウオールガイド17および可動ボト
ムガイド4のそれぞれの位置を、缶胴カム部材26およ
び缶ハイトカム部材13の矢印Z方向のそれぞれの位置
を調整することにより設定する。図1の状態では、可動
ボトムガイド4は250mlロング缶35に対応する位
置にあり、可動ウオールガイド17は250ml缶3
6、350ml缶37および500ml缶38に対応す
る位置にあるが、このような状態に、可動ボトムガイド
4および可動ウオールガイド17が同時にあることは実
際にはない。
【0027】缶35,36,37,38のうち所望の缶
は複数本のガイドバー29,30,31,34により包
囲支持され、各ノズル33より洗浄液を噴出させること
により、缶を搬送する。
【0028】缶の型替えの際に、缶体の径が変更になる
場合には、図示しない前記駆動手段により缶胴カム部材
26の矢印Z方向の位置を調節し、その複数の位置決め
用溝41のうち所定の位置決め用溝にピン部材39を収
容させ、これにより、スライダー19をスライドさせ
て、各缶胴支持用ガイドバー31を矢印X方向(一対の
缶胴支持用ガイドバーの対向方向)に移動させて所定の
位置に位置決めさせる。これと同様に、缶体の高さが変
更になる場合には、図示しない前記駆動手段により缶ハ
イトカム部材13の矢印Z方向の位置を調節し、その複
数の位置決め用溝44のうち所定の位置決め用溝にピン
部材12を収容させ、これにより、可動ボトムガイド4
を矢印Y方向に移動して、2本の缶高さ支持用ガイドバ
ー30を矢印Y方向(一対の缶高さ支持用ガイドバーの
対向方向)に移動させて所定の位置に位置決めする。
【0029】このように、本実施例では、ガイドバーの
間隔を調整するのに、カム部材を移動させるだけでよ
く、従来のねじ部材や長孔を用いたものと比較して、間
隔調整が容易な上、カム溝の形状によって間隔の微調整
も極めて容易に行える。
【0030】また、あらゆる種類(缶胴径および高さ)
の缶体に対応して、カム部材を介してガイドバーをスム
ースに所定の位置に位置決め固定できる。
【0031】上記実施例においては、缶洗浄装置に本発
明を適用したものを示したが、これに限らず、缶製造工
程において缶を搬送するあらゆる場所に本発明を適用で
きる。また、缶胴支持用ガイドバーの間隔調整機構およ
び缶高さ支持用ガイドバーの間隔調整機構を両方備えた
直送ガイドを示したが、これに限らず、缶胴支持用ガイ
ドバーおよび缶高さ支持用ガイドバーの少なくとも一方
に間隔調整機構を設けてもよい。さらに、缶胴支持用ガ
イドバーの間隔調整機構および缶高さ支持用ガイドバー
の間隔調整機構について、一対のガイドバーのうち一方
のガイドバーを移動させることにより、一対のガイドバ
ーの間隔を調整するものを示したが、これに限らず、一
対のガイドバーの両方を移動させることにより、一対の
ガイドバーの間隔を調整してもよい。
【0032】図5は本発明の缶内圧検査装置の一実施例
の平面図、図6は図5のA矢視図、図7は図6のB矢視
図、図8は図5のC矢視図である。図5乃至図8に示す
ように、本実施例の缶内圧検査装置は、内容物を充填さ
れた正立した缶50を複数列(本実施例では6列)状態
で搬送させる際に(搬送方向は矢印U方向)、缶50の
列数だけ設けた距離センサ51により、各距離センサ5
1と各缶50の缶蓋50aとの距離を測定することによ
り、缶蓋50aの膨らみ具合を判定して、もって、缶5
0の内圧が規定値より大きいか否かを検査するものであ
る。
【0033】缶内圧検査装置の詳細構造については、前
記搬送方向(矢印U方向)に延在する両側の装置フレー
ム52a,52bには、ベース部材53a,53bがボ
ルト等によりそれぞれ固定されている。このベース部材
53a,53bは矢印U方向に沿ってそれぞれ複数設け
られているが、図面ではそれぞれ1つずつ図示されてい
る。このベース部材53a,53bの両端はそれぞれ連
結板57a,57bにより互いに連結され、また、前記
ベース部材53a,53bにはそれぞれ支持脚55a,
55bがボルト等により立設されている。符号56は、
前記搬送方向(矢印U方向)に延材するレール部材を示
し、本実施例では、このレール部材56は、6列に整列
した缶50を搬送するものなので、所定の間隔(缶50
の間隔P参照)をおいて6本設けられている。各缶50
は、それぞれレール部材56上に載って図示しない押し
搬送機構により矢印U方向に連続的に搬送される。な
お、符合50で示した缶の後続の缶は図示されていな
い。また、前記連結板57a,57bには缶50の缶胴
部を案内するための7つの案内板58がそれぞれ立設さ
れている。上記説明から明らかなように、各レール部材
56、押し搬送機構(不図示)および各案内板58等に
より搬送部が構成されている。
【0034】前記両支持脚55a,55bの上端には、
側方視略L字型のブラケット59の底部59bがボルト
等により固定されている。符号59aはブラケット59
の立設部を示し、この立設部59aには後述するダブル
ロッド式のシリンダ60がボルト等により固定されてい
る。このシリンダ60は、前記搬送方向(矢印U方向)
と垂直な矢印V方向と平行に配置され、それぞれのロッ
ド61a,61bは、矢印V方向にそれぞれ伸長および
縮短される。符号62a,62bで示すものは、各ロッ
ド61a,61bをそれぞれ駆動するための圧空の供給
口である。
【0035】前記シリンダ60の各ロッド61a,61
bには、平面視および側方視略L字型のピン支持部材6
3,64がボルト等によりそれぞれ固定されている。各
ピン支持部材63,64はそれぞれ駆動ピン75,75
を一体的に備えている。また、各ピン支持部材63,6
4は、その下端に案内部材63a,64aをそれぞれ一
体的に備えており、この案内部材63a,64aは、ブ
ラケット59の底部59bにそれぞれ固定されたレール
部材65,66により矢印V方向に案内される。これに
より、シリンダ60の各ロッド61a,61bを例えば
同期して駆動させることにより、各ピン支持部材63,
64は、それぞれレール部材65,66に案内されて矢
印V方向に移動される。
【0036】一方、前記ブラケット59の底部59aの
両側にはレール部材69,70がそれぞれボルト等によ
り立設され、このレール部材67,68には、後述する
複数のセンサ51を備えたセンサ支持板(センサ支持部
材)67が、案内部材71,72を介して上下方向(矢
印Wおよび反矢印W方向)に移動自在に支持されてい
る。そして、前記センサ支持板67の両端部には、カム
部材としての被駆動板68,69が一体的に設けられて
いる。これら被駆動板68,69は同一構造なので、1
つの被駆動板68を例に挙げてその構造を説明すると、
図8に示すように、被駆動板68は前記駆動ピンが係合
するような溝(カム溝)68aを備え、この溝68a
は、両端の位置決め溝部68b,68c間が斜めに傾斜
した移動ガイド溝部になったものである。これらの構成
により、ピン支持体63の上下方向の移動により、移動
ガイド溝部に係合する駆動ピン75に係合された被駆動
板68も上下方向に移動し、駆動ピン75が位置決め溝
68b,68cに位置するときは、センサ支持板67は
上下方向の所定の位置に固定される。
【0037】本実施例では、扱う缶50の種類は、高さ
の異なる350ml缶および500ml缶であるので、
それぞれの場合に対応して、距離センサ51の、缶50
の缶蓋50aに対する高さ位置は2種類必要である。そ
のために、溝68aは2つの位置決め溝部68b,68
cを有するのである。すなわち、350ml缶を扱うと
きには、駆動ピン75を上方の位置決め溝68bに位置
させ、各センサ51を下降位置に位置させる(図8の状
態)、一方、500ml缶を扱うときには、駆動ピン7
5を下方の位置決め溝68cに位置させ、各センサ51
を上昇位置に位置させる。勿論、扱う缶の高さ種類に応
じて、位置決め溝部を3つ以上設けることはいうまでも
ない。上記説明から明らかなように、駆動ピン75,7
5、被駆動板68,69、シリンダ60等により間隔調
整機構が構成されている。
【0038】前記センサ支持板67には、その長さ方向
に所定の間隔(前記P)をおいて、側方視略L字型の6
つのセンサ取り付けブラケット73が固定されている。
各センサ取り付けブラケット73には、近接式の距離セ
ンサ51をそれぞれ一体的に備えたセンサ本体51aが
それぞれ設けられている。各距離センサ51は、各距離
センサ51と矢印U方向へ搬送中の6列の缶50の缶蓋
50aとの距離Kをそれぞれ検出することにより、効率
的に缶内圧を検査できる(缶内圧が規定値よりも大きい
場合には、缶蓋50aが外方へ膨らんで、距離センサ5
1による検出値が予め設定した許容範囲よりも小さくな
り、一方、缶内圧が規定値よりも小さい場合には、缶蓋
50aが凹んで、距離センサ51による検出値が予め設
定した許容範囲よりも大きくなる)。しかも、缶50の
高さ種類に応じて、間隔調整手段により、缶蓋50aに
対する距離センサ51の設定位置を容易に変更できる。
【0039】各カム取り付けブラケット73には、搬送
される缶50の缶蓋50a両側から案内するための、一
対のガイド部材74,74がそれぞれ備えられている。
なお、図6中、符号54で示すものは安全カバーであ
る。
【0040】次に、上記のとおりに構成された缶内圧検
査装置の動作について説明する。先ず、内容物が充填さ
れた例えば350mlの缶50を搬送する際には、シリ
ンダ60の一方のロッド61aを引込めるとともに、他
方のロッド61bを伸長させることにより、各駆動ピン
75を被駆動板68,69の上方の位置決め溝部68b
にそれぞれ位置させ、各距離センサ50を備えたセンサ
支持板67を下降位置に位置させる。
【0041】前記搬送部の各レール部材56上で6列の
状態の缶50を、図示しない押し搬送機構によりそれぞ
れ矢印U方向に押して搬送する。ここで、各缶50がそ
れぞれに対応する距離センサ51の下方を通過する際
に、各距離センサ51により各距離センサ51により各
距離センサ51と缶50の缶蓋50aとの距離がそれぞ
れ検出され、検出値が予め設定した許容範囲よりも小さ
い場合には、缶50の内圧が高いことに起因する缶蓋5
0aの膨らみを判定してこの缶を不良品と見なす。一
方、缶内圧が規定値よりも小さい場合には、缶蓋50a
が凹んで、距離センサ51による検出値が予め設定した
許容範囲よりも大きくなる。缶50の搬送はその搬送方
向Uにおいて連続的に行われる。
【0042】缶の型替えの際、例えば500mlの缶5
0を搬送する際には、シリンダ60の一方のロッド61
aを伸長させるとともに、他方のロッド61bを引込ま
せることにより、各駆動ピン75を被駆動板68,69
の下方の位置決め溝部68cにそれぞれ位置させ、各距
離センサ51を備えたセンサ支持板67を上昇位置に位
置させればよい。このように、缶50の高さ種類に応じ
て、カム部材を有する間隔調整手段により、缶蓋50a
に対する距離センサ51の設定位置を容易に変更でき
る。すなわち、缶50の高さ種類に応じて距離センサ5
1の位置を調節し、内容物を充填された缶50の内圧を
効率的に検査できて、簡単でコストの嵩まない缶内圧検
査装置を提供できる。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりに構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。請
求項1に記載の発明は、缶体の型替えに際して、対向す
るガイドレールの間隔をカム部材により容易に変更でき
るとともに、微調整も容易な、缶体の搬送装置を提供す
ることができる。請求項2に記載の発明は、上記効果の
他、あらゆる種類(缶胴径および高さ)の缶体に対応し
て、カム部材を介してガイドバーをスムースに所定の位
置に位置決め固定できる。請求項3に記載の発明は、上
記効果の他、缶体を自重によって搬送でき、搬送に要す
る動力源が不要となる。請求項4に記載の発明は、上記
効果の他、洗浄液あるいはすすぎ液の噴射圧力を洗浄効
果の他に缶体の搬送の駆動源に兼用でき、洗浄装置の構
造が複雑化しないとともに、装置コストも嵩まない。請
求項5に記載の発明は、搬送部により缶が複数列になっ
て搬送される際に、各距離センサにより各距離センサと
各缶の缶蓋との距離が検出され、結果的に、缶内圧を効
率よく検査できる。しかも、缶の高さ種類に応じて、カ
ム部材を有する間隔調整手段により、缶蓋に対する距離
センサの設定位置を容易に変更できる。結果的に、缶の
高さ種類に応じて距離センサの位置を設定位置を調節し
て、内容物を充填された缶の内圧を効率的に検査でき
て、構成の簡単でコストの嵩まないセンサ移動機構を備
えた缶内圧検査装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の缶体の搬送装置の一実施例を備えた洗
浄装置の、缶体の搬送方向と平行な方向から見た側面図
である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図2に示した缶胴用カム部材のカム溝の拡大図
である。
【図4】図1のB矢視図である。
【図5】本発明の缶内圧検査装置の一実施例の平面図で
ある。
【図6】図5のA矢視図である。
【図7】図6のB矢視図である。
【図8】図5のC矢視図である。
【図9】従来の缶体の搬送機構を備えた洗浄機の平面図
である。
【符号の説明】
1 洗浄装置本体 2 取付ベース 3 固定ガイド 4 可動ボトムガイド 5 ボトムスライドペレート 6 スライドシャフト 7 スライドシャフト 8 ブラケットプレート 9 スライドブロック 11 スライドブロック 12 ピン部材 13 缶ハイトカム部材 14 アングルブラケット 15 ドライブバー 16 トップブラケット 17 可動ウオールガイド 18 レール 19 スライダー 20 ローラー 23 スライドシャフト 24 スライドブロック 25 スライドブロック 26 缶胴カム部材 27 ドライブバー 28 アングルブラケット 29 缶高さ支持用ガイドバー 30 缶高さ支持用ガイドバー 31 缶胴支持用ガイドバー 32 固定案内部材 33 ノズル 34 缶胴支持用ガイドバー 35 250ml缶 36 250mlロング缶 37 350ml缶 38 500ml缶 39 ピン部材 40 カム溝 41 位置決め固定用溝 42 移動ガイド用溝 43 カム溝 44 位置決め固定用溝 45 移動ガイド用溝 50 缶 50a 缶蓋 51 距離センサ 51a センサ本体 52a,52b 装置フレーム 53a,53b ベース部材 54 安全カバー 55a,55b 支持脚 56 レール部材 57a,57b 連結板 58 案内板 59 ブラケット 59a 立設部 59b 底部 60 シリンダ 61a,61b ロッド 62a,62b 供給口 63,64 ピン支持体 63a,64a 案内部材 65,66 レール部材 67 センサ支持板(センサ支持部材) 68,69 被駆動板 68a 溝 68b,68c 位置決め溝部 69,70 レール部材 71,72 案内部材 73 センサ取り付けブラケット 74 ガイド部材 75 駆動ピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶体の径方向に対向する一対の缶胴支持
    用ガイドバーおよび缶体の高さ方向に対向する一対の缶
    高さ支持用ガイドバーにより缶体を包囲して、各ガイド
    バーの延びる方向に前記缶体を搬送する、缶体の搬送装
    置において、 前記一対の缶胴支持用ガイドバーおよび前記一対の缶高
    さ支持用ガイドバーのうち少なくとも一方の一対のガイ
    ドバーの間隔を変更するための、前記少なくとも一方の
    一対のガイドバーのうちの少なくとも一方のガイドバー
    を対向方向に移動させるためのカム部材を有する間隔調
    整機構を備えていることを特徴とする、缶体の搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記間隔調整機構は、 前記少なくとも一方のガイドバーを固定支持されかつ前
    記少なくとも一方の一対のガイドバーの前記対向方向に
    移動自在に支持されたバー支持体と、 前記少なくとも一方の一対のガイドバーの延びる方向に
    移動自在に支持され、かつ前記延びる方向に沿うように
    形成された複数の位置決め用溝と該位置決め用溝の間に
    斜めに交差する移動ガイド用溝とからなる階段状のカム
    溝を有するカム部材と、 前記カム部材を前記ガイドバーの延びる方向に駆動する
    ための駆動手段と、 前記バー支持体を前記カム部材の前記カム溝に係合する
    ためのピン部材と、から構成されている請求項1に記載
    の缶体の搬送装置。
  3. 【請求項3】 各ガイドバーは傾斜して設けられてお
    り、缶体を自重により搬送するものである請求項1また
    は請求項2に記載の缶体の搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載の缶体の搬送装置と、缶体に洗浄液あるいはすすぎ
    液を噴射して洗浄するためのノズルとを備え、該ノズル
    による噴射圧力により前記缶体を搬送することを特徴と
    する、缶体の洗浄装置。
  5. 【請求項5】 内容物を充填された缶を複数列の状態で
    搬送させるための搬送部と、 前記搬送部の上方に鉛直方向に移動自在に設けられた、
    各缶の缶蓋に対向するような複数の距離センサを備えた
    センサ支持体と、 前記センサ支持体を缶の高さ種類に応じて所定の位置に
    移動させ、前記センサと前記缶蓋との間隔を調節するた
    めのカム部材を有する間隔調整機構と、を備えたことを
    特徴とする缶内圧検査装置。
JP7692595A 1995-03-31 1995-03-31 缶体の搬送装置、缶体の洗浄装置および缶内圧検査装置 Pending JPH08268518A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009006215A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd 缶体の洗浄装置
WO2012142848A1 (zh) * 2011-04-20 2012-10-26 天津绿博大环保设备科技研发有限公司 能够防止桶颤动的钢桶翻新处理装置
KR200464713Y1 (ko) * 2010-12-17 2013-01-15 (주)아모레퍼시픽 컨베이어 이송장치 사이의 물품 이송을 위한 보조 이송수단
GB2546421A (en) * 2017-01-13 2017-07-19 Greenbank Tech Ltd Can washer and method

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