JPH08267232A - 搬入鋼板の自動溶断方法及び自動溶断装置 - Google Patents

搬入鋼板の自動溶断方法及び自動溶断装置

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JPH08267232A
JPH08267232A JP7074934A JP7493495A JPH08267232A JP H08267232 A JPH08267232 A JP H08267232A JP 7074934 A JP7074934 A JP 7074934A JP 7493495 A JP7493495 A JP 7493495A JP H08267232 A JPH08267232 A JP H08267232A
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JP
Japan
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cutting
fusing
surface plate
data
linear scanner
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JP7074934A
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English (en)
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Yasushi Araga
靖 荒賀
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Iwatani International Corp
Kohtaki Precision Machine Co Ltd
Original Assignee
Iwatani International Corp
Kohtaki Precision Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬入されてきた端材等の鋼材の切断定盤への
設置姿勢にかかわらず、最適の部材を切り出すことので
きる溶断方法及びそれに使用する溶断装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 切断定盤(1)の上方で線状スキャナー(8)を
一方向に移動させることにより切断定盤(1)に搬入され
てきた鋼材の形状及び切断定盤(1)上での載置位置や載
置姿勢を検出する。線状スキャナー(8)からの出力信号
を処理して表示装置(9)上に表示して認識するととも
に、予め記憶装置(11)に記憶されている切断部品の図形
を表示装置(9)に転回処理しながら表示して、検出形状
と部品形状とを重ね合わせてネスティングする。このネ
スティング時の転回情報を部品切断情報に付け加えて修
正切断情報を作成する。この修正切断情報に基づいて溶
断装置の走行制御装置(7)を作動させて、切断定盤(1)
上に搬入載置されている鋼材を溶断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動溶断装置におい
て、切断定盤状に搬入された鋼材の設置姿勢や形状を検
出し、所定の部材を切断する自動溶断方法及びその方法
に使用する自動溶断装置に関し、特に、端材といわれる
鋼材から小物部品を切り出す方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来から、鋼材の有効利用のために、小物
部品を切り出す際に廃棄鋼材(端材)を利用しているので
あるが、従来は必要な大きさの端材を作業者が目測によ
り選択して切断定盤上に搬入し、その搬入した端材上で
溶断トーチを切り出す形状に合わせて動かし、切り出す
形状が収まる姿勢に端材を移動させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、端材の形状
は種々様々で、一旦切断定盤上に端材を搬入したのち、
溶断トーチを移動させた際に切り出し物品が収まらない
と、改めて別の端材を選択搬入しなければならず、端材
から小物部品を切り出す作業は作業性が悪いという問題
があった。本発明はこのような点に着目してなされたも
ので、搬入されてきた端材等の鋼材の切断定盤への設置
姿勢にかかわらず、最適の部材を切り出すことのできる
溶断方法及びそれに使用する溶断装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明方法は、自動溶断装置の切断定盤に載置され
ている鋼材の上面に沿って線状スキャナーを一方向に移
動させ、線状スキャナーからの出力信号を画像処理演算
装置を介して表示装置に表示させるとともに、あらかじ
め記憶装置に記憶させた部品形状データを転回処理をさ
せながら表示装置に表示させて、鋼材形状と部品形状と
を重ね合わせて修正切断データを作成し、この修正切断
データを溶断装置の制御装置に転送して鋼材を切断する
ように構成したことを特徴としている。
【0005】また、本発明装置は、切断定盤の上方を一
方向に往復移動可能な状態で配置した線状スキャナー
と、線状スキャナーからの出力信号を入力して図形デー
タを作成する画像処理演算装置と、画像処理演算装置か
らの出力信号に基づき図形を表示する表示装置と、切断
する部品の形状データを記憶している記憶装置と、記憶
されている部品の形状データを線状スキャナーからの出
力信号に基づき作成した図形データに重ね合わせて合成
するに当たり部品形状データを転回処理する処理装置と
を有し、この転回処理した部品形状データを切断装置の
走行制御装置に入力して、溶断トーチの作動を制御する
ようにしたことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明では、切断定盤に搬入されてきた鋼材を
線状スキャナーの移動で走査し、その走査データを画像
処理演算装置に入力して図形画像データに変換し、この
図形画像データを表示装置に表示させるとともに、記憶
装置に予め記憶させた部品の形状データを表示装置に呼
び出して表示させることにより、搬入鋼材の読取形状に
部品形状を重ね合わせ、部品形状データを回転及び移動
させて表示装置の画面上でネスティングし、ネスティン
グ後のデータを溶断装置の制御装置に送り込んで、部品
を自動溶断することになる。
【0007】
【実施例】図面は本発明の実施例を示し、図1は本発明
装置の概略構造を示す図である。この自動溶断装置は、
切断定盤(1)を挟む状態で配置した左右一対の案内レー
ル(2)に台車(3)を往復移動可能に載置し、台車(3)の
移動方向と直交する状態で左右台車(3)にガータ部材
(4)を架着し、ガータ部材(4)に溶断トーチ支持部材
(5)を走行可能な状態で配置し、溶断トーチ支持部材
(5)に溶断トーチ(6)を昇降可能に支持し、台車
(3)と溶断トーチ支持部材(5)及び溶断トーチ(6)の
それぞれの移動を走行制御装置(7)で制御するように構
成した切断装置と、ガータ部材(4)に切断定盤(1)の全
幅をカバーする状態で配置した線状スキャナー(8)と、
線状スキャナー(8)からの走査データを表示装置(9)に
表示できる図形データに処理する画像処理演算装置(10)
と、切断部品のデータを予め記憶する記憶装置(11)と、
切断部品データを修正処理する処理装置(12)とからなる
走査機構とを具備している。
【0009】線状スキャナー(8)は複数のCCDカメラ
を一列に並べて切断装置のガータ部材(4)に配置するこ
とにより、ガータ部材(4)の移動により切断定盤(1)の
全長に亙って走査できるようにしてある。各CCDカメ
ラからの画像信号は画像処理演算装置(10)に入力されて
切断定盤(1)を1つの画面とした画像データに変換さ
れ、この画像データが表示装置(9)に送られる。
【0010】表示装置(9)では、線状スキャナー(8)で
検出した搬入鋼材の形状を表示するとともに、記憶装置
(11)に予め記憶されている図形データを呼び出して、搬
入鋼材の形状図形に重ね合わせて表示する。このとき、
切断定盤(1)に搬入されてきた鋼材が端材の場合には、
搬入鋼材の外形形状は種々様々の形状であることから、
載置されている鋼材をスキャナーで読み取った情報はそ
のままにし、鋼材図形に対して記憶図形(切断部品形状)
を回転・移動させて表示することにより、搬入鋼材対応
図形上でネスティングする。このようにすることによ
り、実形状に合わせて部品配置をすることができること
になる。そして、このネスティング時での記憶図形の変
位量をデータ修正処理装置(12)に入力して、データ修正
処理装置(12)で部品の切断データを修正し、その修正し
た切断データを切断装置の走行制御装置(7)に送り込ん
で、修正切断データに基づき搬入鋼材から部品を切り出
す。
【0011】なお、上記実施例における搬入鋼材として
は、端材と呼ばれる非定形鋼材を念頭に説明したが、定
尺物といわれる定形鋼材であっても、切断定盤(1)の基
準X−Y軸に一致させて搬入鋼材を載置させることは至
難の業であることから、切断部品の図形を表示装置上で
変位させ、この変位した位置を基準に切断データに修正
を加えることにより、正確に切り出すことができるとと
もに、ネスティング効率を高めることができる。
【0012】また、異形部品に開先加工を施す場合で
も、搬入されてきた鋼材の姿勢に所定図形を重ね合わせ
るように加工原図形を回転させて加工データに修正を加
え、この修正データに基づき加工することにより、正確
な位置に正確な開先加工を施すことができる。さらに、
切り出した鋼材を再走査し、原図形と重ね合わせること
により、切り出し部品の検査を行うこともできる。
【0013】上記実施例では、線状スキャナー(8)を溶
断装置のガータ部材(4)に配置した装置に付いて説明し
たが、図2に示すように、切断装置のガータ部材(4)と
は別に台車を配置し、この台車に線状スキャナー(8)を
配置して切断定盤(1)の上方でガータ部材(4)の移動方
向に移動可能に構成し、切断作業時には線状スキャナー
(8)が作動領域から退避するように構成するようにして
もよい。線状スキャナー(8)の支持機構を溶断装置とは
切り離して構成すると、線状スキャナー(8)が切断時の
ガスや熱の影響を受けにくくなり、検出精度を長期間に
わたって高く維持することができることになる。
【0014】なお、溶断装置としては、ガス溶断装置や
プラズマ溶断装置等のNC制御式の自動溶断装置を使用
することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、切断定盤の上方を一方向に移
動する線状スキャナーからの出力信号により、切断定盤
に搬入されてきた鋼材の形状及び切断定盤上での載置位
置や載置姿勢を検出し、それを表示装置上に表示して認
識するとともに、予め記憶されている切断部品の図形を
表示装置に転回処理しながら表示して、検出形状と部品
形状とを重ね合わせてネスティングし、このネスティン
グ時の転回情報を部品切断情報に付け加えて修正切断情
報を作成し、この修正切断情報に基づいて、搬入されて
きた鋼材を溶断するようにしていることから、端材のよ
うな異形鋼材からでもその鋼材の形状に応じた部品を正
確に切り出すことを簡単に行うことができる。
【0016】しかも、本発明では線状スキャナーを一方
向に移動させることで切断定盤上に搬入載置された鋼材
の形状及び載置位置や載置姿勢を把握することができる
から、短い走査時間で形状や姿勢あるいは位置を正確に
知ることができ、作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置を示す概略斜視図である。
【図2】本発明の別実施例を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1…切断定盤、3…台車、4…ガータ部材、5…溶断ト
ーチ支持部材、6…溶断トーチ、7…走行制御装置、8
…線状スキャナー、9…表示装置、10…画像処理演算装
置、11…記憶装置、12…処理装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動溶断装置の切断定盤(1)に載置され
    ている鋼材の上面に沿って線状スキャナー(8)を一方向
    に移動させ、線状スキャナー(8)からの出力信号を画像
    処理演算装置(10)を介して表示装置(9)に表示させると
    ともに、あらかじめ記憶装置(11)に記憶させた部品形状
    データを転回処理をさせながら表示装置(9)に表示させ
    て、鋼材形状と部品形状とを重ね合わせて修正切断デー
    タを作成し、この修正切断データを溶断装置の走行制御
    装置(7)に入力して鋼材を切断するように構成した搬入
    鋼板の自動溶断方法。
  2. 【請求項2】 切断定盤(1)と、この切断定盤(1)に沿
    って移動する台車(3)と、台車移動方向と直交する状態
    で台車(3)に配置したガータ部材(4)と、このガータ部
    材(4)に走行可能な状態で配置した溶断トーチ支持部材
    (5)と、この溶断トーチ支持部材(5)に昇降可能に支持
    させた溶断トーチ(6)と、台車(3)、溶断トーチ支持部
    材(5)、溶断トーチ(6)のそれぞれの移動を制御する走
    行制御装置(7)とを具備してなる自動溶断装置におい
    て、 切断定盤(1)の上方を一方向に往復移動可能な状態で配
    置した線状スキャナー(8)と、線状スキャナー(8)から
    の出力信号を入力して図形データを作成する画像処理演
    算装置(10)と、画像処理演算装置(10)からの出力信号に
    基づき図形を表示する表示装置(9)と、切断する部品の
    形状データを記憶している記憶装置(11)と、記憶されて
    いる部品の形状データを線状スキャナー(8)からの出力
    信号に基づき作成した図形データに重ね合わせて合成す
    るに当たり部品形状データを転回処理する処理装置(12)
    とを有し、この転回処理情報と切断データから作成した
    修正切断データを切断装置の走行制御装置(7)に入力し
    て、溶断トーチ(6)の作動を制御するようにしたことを
    特徴とする搬入鋼板の自動溶断装置。
  3. 【請求項3】 線状スキャナー(8)をガータ部材(4)に
    配置した請求項2に記載の搬入鋼板の自動溶断装置。
  4. 【請求項4】 線状スキャナー(8)を切断定盤(1)に沿
    って配置した案内レール(2)に載置した溶断トーチ支持
    台車(3)とは別の台車に配置した請求項2に記載の搬入
    鋼板の自動溶断装置。
JP7074934A 1995-03-31 1995-03-31 搬入鋼板の自動溶断方法及び自動溶断装置 Pending JPH08267232A (ja)

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Effective date: 20010403